JPH07107686A - シリースモータ - Google Patents
シリースモータInfo
- Publication number
- JPH07107686A JPH07107686A JP24778593A JP24778593A JPH07107686A JP H07107686 A JPH07107686 A JP H07107686A JP 24778593 A JP24778593 A JP 24778593A JP 24778593 A JP24778593 A JP 24778593A JP H07107686 A JPH07107686 A JP H07107686A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stator
- winding
- stator core
- series motor
- divided
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 シリースモータの固定子鉄心に、容易に巻線
をすることができるシリースモータを提供する。 【構成】 シリースモータの固定子鉄心12を軸対照に
2分割した状態で形成し、この2分割した各固定子鉄心
14にコイル20をそれぞれ巻き付け、このコイル20
を巻き付けた2つの固定子鉄心14,14を一体にして
固定子10を形成する。
をすることができるシリースモータを提供する。 【構成】 シリースモータの固定子鉄心12を軸対照に
2分割した状態で形成し、この2分割した各固定子鉄心
14にコイル20をそれぞれ巻き付け、このコイル20
を巻き付けた2つの固定子鉄心14,14を一体にして
固定子10を形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブラシを有するシリー
スモータに関するものである。
スモータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図10に示すように、シリースモータの
固定子鉄心100は、リング状のステータコア102
と、このステータコア102の内周部より相対向するよ
うに一対突出したT状のティース104,104よりな
る。そして、ステータコア102に巻線106を巻く場
合は、インナー直巻または巻収めなどの方法で行なわれ
ている。
固定子鉄心100は、リング状のステータコア102
と、このステータコア102の内周部より相対向するよ
うに一対突出したT状のティース104,104よりな
る。そして、ステータコア102に巻線106を巻く場
合は、インナー直巻または巻収めなどの方法で行なわれ
ている。
【0003】たとえば、ステータコア102の内周部に
巻線機のノズルを配し、このノズルより巻線を送り出し
て、ノズルを回転させることにより巻線を行なってい
る。
巻線機のノズルを配し、このノズルより巻線を送り出し
て、ノズルを回転させることにより巻線を行なってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような巻線の方法であると、巻線の効率が悪い他、固定
子の組立ての自動化を行なうことは困難であった。
ような巻線の方法であると、巻線の効率が悪い他、固定
子の組立ての自動化を行なうことは困難であった。
【0005】そこで、本発明はシリースモータの固定子
鉄心に、容易に巻線をすることができるシリースモータ
を提供するものである。
鉄心に、容易に巻線をすることができるシリースモータ
を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のシリースモータ
は、シリースモータの固定子鉄心を軸対称に二分割した
状態で形成し、前記二分割した各固定子鉄心に巻線をそ
れぞれ巻回し、前記巻線をそれぞれ巻回した2つの固定
子鉄心を一体にして固定子を形成したものである。
は、シリースモータの固定子鉄心を軸対称に二分割した
状態で形成し、前記二分割した各固定子鉄心に巻線をそ
れぞれ巻回し、前記巻線をそれぞれ巻回した2つの固定
子鉄心を一体にして固定子を形成したものである。
【0007】
【作 用】上記構成のシリースモータにおいて、固定子
を形成する場合について説明する。
を形成する場合について説明する。
【0008】まず、固定子鉄心を軸対照に2分割した状
態で形成する。この2分割した各固定子鉄心に巻線をそ
れぞれ巻き付ける。この場合に、固定子鉄心は2つに分
割されているため、高速で2つ同時に巻線を行なえ、ま
た、巻線の端末処理も容易にできる。
態で形成する。この2分割した各固定子鉄心に巻線をそ
れぞれ巻き付ける。この場合に、固定子鉄心は2つに分
割されているため、高速で2つ同時に巻線を行なえ、ま
た、巻線の端末処理も容易にできる。
【0009】巻線を終えた2つの固定子鉄心を一体にし
て固定子を形成する。
て固定子を形成する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例のシリースモー
タの固定子10について図1〜図3に基づいて説明す
る。
タの固定子10について図1〜図3に基づいて説明す
る。
【0011】本実施例の固定子鉄心12は、ティースの
中心から90°ずれた位置で2分割され、2つの分割鉄
心14,14とよりなる(図1、図2参照)。すなわ
ち、分割鉄心14は、半円弧状のステータコア部材16
と、このステータコア部材16の内周部中央部より突出
したティース18よりなる。なお、分割鉄心14は、同
じ形状の鉄板を積層したものである。
中心から90°ずれた位置で2分割され、2つの分割鉄
心14,14とよりなる(図1、図2参照)。すなわ
ち、分割鉄心14は、半円弧状のステータコア部材16
と、このステータコア部材16の内周部中央部より突出
したティース18よりなる。なお、分割鉄心14は、同
じ形状の鉄板を積層したものである。
【0012】上記2つの分割鉄心14,14を使用し
て、固定子10を組立てる場合について説明する。
て、固定子10を組立てる場合について説明する。
【0013】半円筒状の分割鉄心14にコイル20を巻
き付ける。コイル20を巻き付ける場合には、図3に示
すように、ティース18の基部の両側にコイル20が巻
線装置22によって巻き付けられる。この巻線装置22
は、導線のボビン26からコイル20である導線を引出
して、回転するフライヤー24の先端からティース18
の基部にコイル20を巻き付ける。そして、コイル20
が、ティース18の一つの箇所に集中して巻付けられな
いようにするために、フォーマ28によって、コイル2
0の位置をずらしている。
き付ける。コイル20を巻き付ける場合には、図3に示
すように、ティース18の基部の両側にコイル20が巻
線装置22によって巻き付けられる。この巻線装置22
は、導線のボビン26からコイル20である導線を引出
して、回転するフライヤー24の先端からティース18
の基部にコイル20を巻き付ける。そして、コイル20
が、ティース18の一つの箇所に集中して巻付けられな
いようにするために、フォーマ28によって、コイル2
0の位置をずらしている。
【0014】この巻線装置22でコイル20を巻き付け
る場合に、固定子鉄心12が2つの分割鉄心14,14
によって分割されているため、フライヤー24で直巻で
き、高速で同時に巻線ができる。また、コイル20の端
末処理も容易にでき巻線作業の効率が向上する。
る場合に、固定子鉄心12が2つの分割鉄心14,14
によって分割されているため、フライヤー24で直巻で
き、高速で同時に巻線ができる。また、コイル20の端
末処理も容易にでき巻線作業の効率が向上する。
【0015】上記のようにして、コイル20を巻き付け
た分割鉄心14を、グラインダ30に取付けて使用する
場合について図7から図9に基づいて説明する。グライ
ンダ30の本体は、左右に分割される一対のフレーム3
2,34から構成されており、その内部にシリースモー
タが内蔵される。
た分割鉄心14を、グラインダ30に取付けて使用する
場合について図7から図9に基づいて説明する。グライ
ンダ30の本体は、左右に分割される一対のフレーム3
2,34から構成されており、その内部にシリースモー
タが内蔵される。
【0016】フレーム32,34のそれぞれに分割鉄
心14,14を取付ける。
心14,14を取付ける。
【0017】分割鉄心14,14の近傍にブラシ36
を取付ける。
を取付ける。
【0018】電源コード39と接続ボックス38と刃
40を回転させるギア42とを取付ける。
40を回転させるギア42とを取付ける。
【0019】分割鉄心14が取付けられたフレーム3
4に回転子であるアマチュアを取付ける。
4に回転子であるアマチュアを取付ける。
【0020】 一対のフレーム32,34を一体にす
る。
る。
【0021】上記構成のグラインダ30であると、固定
子10が2つに分割されているため、組立ての自動化が
容易である。
子10が2つに分割されているため、組立ての自動化が
容易である。
【0022】第2の実施例の固定子10について図4か
ら図6に基づいて説明する。
ら図6に基づいて説明する。
【0023】第2の実施例の固定子鉄心12は、ティー
ス18の中心で2つに分割して、分割鉄心14,14を
形成したものである(図4、図5参照)。すなわち、1
つの分割鉄心14は、半円弧状のステータコア部材16
と、そのステータコア部材6の両端部より突出した分割
されたティース部材19よりなる。
ス18の中心で2つに分割して、分割鉄心14,14を
形成したものである(図4、図5参照)。すなわち、1
つの分割鉄心14は、半円弧状のステータコア部材16
と、そのステータコア部材6の両端部より突出した分割
されたティース部材19よりなる。
【0024】上記構成の固定子10を組立てる場合につ
いて説明する。
いて説明する。
【0025】半円筒状の分割鉄心14の中央部よりコイ
ル20を巻線装置22によって巻き付ける(図6参
照)。この場合に、コイル20が一カ所に集中しないよ
うにするために、分割鉄心14を、図6の矢印で示すよ
うに揺動させておく。
ル20を巻線装置22によって巻き付ける(図6参
照)。この場合に、コイル20が一カ所に集中しないよ
うにするために、分割鉄心14を、図6の矢印で示すよ
うに揺動させておく。
【0026】この固定子10であっても、フライヤー2
4でコイル20を直巻できるため、巻線作業の効率が向
上する。
4でコイル20を直巻できるため、巻線作業の効率が向
上する。
【0027】
【発明の効果】以上により、本発明のシリースモータで
あると、固定子鉄心を軸対照に2分割した状態で形成し
て、巻線を行なうため容易に巻線作業ができ、作業効率
が向上する。
あると、固定子鉄心を軸対照に2分割した状態で形成し
て、巻線を行なうため容易に巻線作業ができ、作業効率
が向上する。
【図1】本発明の第1の実施例の固定子鉄心の分割した
状態の平面図である。
状態の平面図である。
【図2】同じく斜視図である。
【図3】固定子鉄心にコイルを巻き付けている状態の説
明図である。
明図である。
【図4】第2の実施例の固定子鉄心を分割した状態の平
面図である。
面図である。
【図5】同じく斜視図である。
【図6】固定子鉄心にコイルを巻き付けてるい状態の説
明図である。
明図である。
【図7】グラインダの分解底面図である。
【図8】グラインダの縦断面図である。
【図9】グランダの横断面図である。
【図10】従来のシリースモータの固定子の平面図であ
る。
る。
10 固定子 12 固定子鉄心 14 分割鉄心 16 ステータコア部材 18 ティース 20 コイル
Claims (1)
- 【請求項1】シリースモータの固定子鉄心を軸対称に二
分割した状態で形成し、 前記二分割した各固定子鉄心に巻線をそれぞれ巻回し、 前記巻線をそれぞれ巻回した2つの固定子鉄心を一体に
して固定子を形成したことを特徴とするシリースモー
タ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05247785A JP3113933B2 (ja) | 1993-10-04 | 1993-10-04 | シリースモータを内蔵した電動工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05247785A JP3113933B2 (ja) | 1993-10-04 | 1993-10-04 | シリースモータを内蔵した電動工具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07107686A true JPH07107686A (ja) | 1995-04-21 |
JP3113933B2 JP3113933B2 (ja) | 2000-12-04 |
Family
ID=17168621
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05247785A Expired - Fee Related JP3113933B2 (ja) | 1993-10-04 | 1993-10-04 | シリースモータを内蔵した電動工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3113933B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1225679A1 (de) * | 2001-01-19 | 2002-07-24 | ATS Wickel- und Montagetechnik AG | Verfahren und Vorrichtung zum Wicklen der Feldspulen eines zweipoligen Stators |
EP1251628A2 (en) * | 2001-04-19 | 2002-10-23 | AXIS SpA | Stator pole winding method and apparatus |
JP2007014120A (ja) * | 2005-06-30 | 2007-01-18 | Nishishiba Electric Co Ltd | 軸駆動発電機 |
WO2015001670A1 (ja) * | 2013-07-05 | 2015-01-08 | 三菱電機株式会社 | 電動送風機および電気掃除機 |
CN111049337A (zh) * | 2018-10-15 | 2020-04-21 | 郑晓俊 | 一种电机定子绕线工艺 |
-
1993
- 1993-10-04 JP JP05247785A patent/JP3113933B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1225679A1 (de) * | 2001-01-19 | 2002-07-24 | ATS Wickel- und Montagetechnik AG | Verfahren und Vorrichtung zum Wicklen der Feldspulen eines zweipoligen Stators |
US6702222B2 (en) | 2001-01-19 | 2004-03-09 | Ats Wickel-Und Montagetechnik Ag | Process and device for winding the field coils of a double-pole stator |
EP1251628A2 (en) * | 2001-04-19 | 2002-10-23 | AXIS SpA | Stator pole winding method and apparatus |
EP1251628A3 (en) * | 2001-04-19 | 2004-07-14 | AXIS SpA | Stator pole winding method and apparatus |
JP2007014120A (ja) * | 2005-06-30 | 2007-01-18 | Nishishiba Electric Co Ltd | 軸駆動発電機 |
WO2015001670A1 (ja) * | 2013-07-05 | 2015-01-08 | 三菱電機株式会社 | 電動送風機および電気掃除機 |
WO2015001945A1 (ja) * | 2013-07-05 | 2015-01-08 | 三菱電機株式会社 | 電動送風機および電気掃除機 |
TWI506923B (zh) * | 2013-07-05 | 2015-11-01 | Mitsubishi Electric Corp | Electric blowers and electric vacuum cleaners |
CN111049337A (zh) * | 2018-10-15 | 2020-04-21 | 郑晓俊 | 一种电机定子绕线工艺 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3113933B2 (ja) | 2000-12-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |