JPH04355642A - 偏平振動モータ - Google Patents

偏平振動モータ

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JPH04355642A
JPH04355642A JP15522191A JP15522191A JPH04355642A JP H04355642 A JPH04355642 A JP H04355642A JP 15522191 A JP15522191 A JP 15522191A JP 15522191 A JP15522191 A JP 15522191A JP H04355642 A JPH04355642 A JP H04355642A
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JP
Japan
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poles
coils
force
rotor
winding
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JP15522191A
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Teruaki Kitamori
北森 輝明
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Namiki Precision Jewel Co Ltd
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Namiki Precision Jewel Co Ltd
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  • Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は振動形ポケットベルまた
は移動電話機の呼出用(以下ペイジャーという)に使用
する振動モータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ペイジャーはその外形寸法において小形
,薄形化が望まれ、振動力が大きく、騒音が出ず安価で
あることが必要である。このような市場の要望を満たす
振動モータとして、界磁に肉薄の希土類永久磁石で構成
される円板状コアレスロータよりなる偏平振動モータが
ある。図3(a)は偏平型コアレスの振動モータを示し
たもので、円板状のコアレスロータ1、それに対向する
板状の希土類永久磁石界磁2、シャフト3、シャフトと
ロータとが一体に連結された整流子4、整流子片に電機
子電流を供給するための刷子5、ヨーク兼ケース6で構
成される。
【0003】円板状のコアレスロータ1はカウンタウェ
イトのかわりにシャフト3に対し偏重心にしている。こ
の偏重心の作用に関しては図3(b)において振動モー
ドを示している。振動モータは図3(b−2)に示すよ
うにペイジャーケース7に収納されている。振動モード
図3(b−1)のようにモータ軸上の振動で、この発生
要因は円板状ロータ1の対称な順方向トルク分布方向の
変動分による軸方向の分力成分である。対称な順方向ト
ルク分布とは軸周辺に対称に分布している巻線コイルに
よる偶力のトルク分布の結果発生する軸スラスト方向の
分力が、偶トルクの変動分により生ずる軸スラスト方向
の変動分である。
【0004】図3(b−2)によるペイジャーケース7
のT方向における振動成分は、例えばロータ巻線を軸3
周辺に非対称に配し、その結果軸周辺に非対称な偶トル
クを発生させるとロータ1は軸に対し倒れ回りが発生す
る。 図(b−3)はロータ1のコイルを非対称に配置する(
b−2)と同一状態により生ずる円板ロータ1の偏重心
や、意図的に偏重心用重錘作用を付加した場合に発生す
る軸の一面上の振れ回りである。
【0005】ペイジャーの場合図(b−2),(b−3
)に示す振動モードが有効であり図(b−2)はケース
7のT面の倒れ,図(b−3)は同A面の振れ成分とな
る。ことに図(b−2)の振動モードは振動中心Pに対
し振動モーメントは偏トルクの軸方向成分の動作中心ま
での距離Lに関係し、有効な振動力を取出すにはこのモ
ーメント力が大きいことが望ましい。図(b−1)の振
動モードはモータケースの剛体で押さえられていて振動
出力を取出すには役立たない。偏平モータにおいては非
対称トルク分布が振動力に対し大きな働きをなすが、そ
の振動周期は回転数による周波数として取出したいため
、円板の幾何角360゜の一部分を欠損させて回転中心
からのトルク発生をなくしてしまっている。すなわち円
板状ロータの一部欠損は単に偏重心を得るためのもので
はない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ペイジャー用偏平振動
モータは図3(b−2)及び(b−3)に示すような倒
れモーメント力と偏重心による振れ回り力を大きくする
ことが大切である。従来は偏平板状ロータ上に組み立て
られる重なり合わない電機子巻線を回動軸の360゜空
間面に対し部分的扇面状に配して弧状リニヤモータのフ
ォーサのように形成したり、電気的に対称配置にある重
なり合わない電機子コイルの一部分を欠相させることに
より、前記360゜空間面の一部分を除いて偏重心と倒
れ力を発生させ所定の目的を達していた。
【0007】しかし必要な回転トルクを得るためには、
電機子コイルの巻線ピッチを多極化により小さくするこ
とにも限度があり、一方2個以上の重なり合わないコイ
ルを回動面周上に配置する場合、回動軸の180゜以内
の空間面に部分的に配置することが困難であった。した
がって偏重心力と倒れ力を大きくすることが困難であっ
た。なお重なり合わない電機子コイルとは多相コイルの
一部分が互いに重なりあって回動軸の空間面に配置する
ことを避けることにより組立ての容易さと板状ロータの
軸方向厚みを薄くすることを目的としたもので通常実施
されている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような従来
の欠点を解決することを目的したものであり、電機子コ
イルの相数を単相で、同心状に巻回方向を互いに逆に巻
回し、電機子コイルに対向する界磁極を基本極数とその
偶数倍極数との複合した構成からなり、電機子コイルの
巻線ピッチ開角は界磁の基本極数のフルピッチ以下、そ
の偶数倍極数のフルピッチ以上の幾何空間ピッチ角をも
って形成し、コイル巻き端をそれぞれ2セグメントの整
流子で連結し、それぞれの整流子上を摺動して外部より
電流を電機子巻線に供給する刷子で構成することにより
、板状ロータの回動軸回りの扇面角を180゜以内に納
め、簡単な構成で大きい倒れ力と振れ回り力を発生させ
るものである。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例である。図1におい
て板状のコアレスロータ1を構成するコイル1−1,1
−2はそれぞれは互いに巻回方向が逆であり、同心に重
なっている。コイル1−1,1−2の扇面開角である巻
線ピッチ角は2極の電気角によるフルピッチ角180゜
elに対してショートピッチ、4極の電気角によるフル
ピッチ180゜elに対しオーバーピッチ、すなわち空
間角で180゜以下90゜以上の中間の扇面開角で巻回
されている。
【0010】4−1,4−2はそれぞれ巻線1−1,1
−2の巻き始めと巻き終わりに連結されている2セグメ
ントの整流子で板状のコアレスロータの担体に貼り合わ
されている。 さらに電機子コイル4−1,4−2の回動中心にあるシ
ャフト3、整流子4−1,4−2上をそれぞれ摺動して
外部より電流を電機子巻線に供給する刷子5−1,5−
2、電機子コイル1−1,1−2に対向し、かつコイル
の回動軌道に沿って図1のヨーク兼ケース6上に配置さ
れた板状の永久磁石2−1,2−2で構成され、2−1
は2極に2−2は4極に着磁されている。
【0011】図2は図1における偏平形コアレスモータ
の回転時間に対する発生回転トルクの分布を示したもの
である。図においてAは電機子コイル1−1,1−2の
アンペアターン分布中に含まれる2極成分と界磁永久磁
石2−1との間に発生するトルク分布で、D部のトルク
不発生部は刷子5−1,5−2が整流子4−1,4−2
の片間にまたがる区間におけるコイル1−1とコイル1
−2によりそれぞれ発生するトルクの相殺帯を示す。
【0012】Bは電機子コイル1−1,1−2のアンペ
アターン分布中に含まれる4極成分と界磁永久磁石2−
2との間に発生するトルク分布を示したもので、電機子
コイル1−1,1−2の巻回数が同一であれば界磁永久
磁石(同材質)2−1,2−2の面積を加減することに
より、その発生トルクの大きさを加減することができる
。図の場合、2極成分と4極成分を2対1にした例であ
る。Cは合成トルクの分布である。すなわちモータとし
てはトルクのデットポイントを生ずることなく回転を持
続させることができる。コイル1−1,1−2はそれぞ
れロータ1回転に対し半波通電になる。
【0013】図4は図1における界磁永久磁石2−1,
2−2の2極,4極を複合したもので、かりに2極構成
の永久磁石2−1のラジアル幅と4極構成の永久磁石2
−2のラジアル幅の割合が2対1とし、電機子コイル1
−1,1−2との鎖交有効面積がそれぞれ2対1である
とすれば2極、4極の電機子コイルとの対向面に対し同
極部は同一極性で界極構成部は相殺されて残余の極性が
あることと同等である。すなわち永久磁石界磁2−3と
2−4のラジアル方向幅は3対1で、それぞれN,S極
にペアーで着磁したものを電機子コイルに対向させるこ
とと同等である。なお本発明を界磁の2極,4極構成で
説明したが、2極,4極構成の整数倍構成であってもそ
れに対応して整流子セグメント数を対応させれば同様の
作用を得ることができる。
【0014】
【発明の効果】本発明により、単相の電機子コイルによ
って構成される扇面開角が180゜以下の板状偏平ロー
タを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による偏平形板状ロータの構成と界磁永
久磁石との関係配置図を示す。
【図2】図1における偏平振動モータの回転トルク分布
を示す。
【図3】従来の偏平形振動モータの概略図を示す。
【図4】図1における界磁永久磁石の複合化関係配置図
を示す。
【符号の説明】
1  ロータコイル 2  界磁永久磁石 3  シャフト 4  整流子 5  刷子 6  ケース 7  ペイジャーケース

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  板状ロータを構成する電機子コイルを
    単相で、同心状に巻回方向を互いに逆に巻回し、前記電
    機子コイルに対向する界磁極を基本極数とその偶数倍極
    数との複合した構成からなり、電機子コイルの巻線ピッ
    チ開角は前記基本極数のフルピッチ以下、その偶数倍極
    数のフルピッチ以上の幾何空間ピッチ角をもって形成し
    、コイル巻き端をそれぞれ2セグメントの整流子で連結
    し、それぞれの整流子上を摺動して外部より電流を電機
    子巻線に供給する刷子で構成したことを特徴とする偏平
    振動モータ。
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