JPH08149783A - 環状コイル式3相永久磁石型ステッピングモータ - Google Patents

環状コイル式3相永久磁石型ステッピングモータ

Info

Publication number
JPH08149783A
JPH08149783A JP30838994A JP30838994A JPH08149783A JP H08149783 A JPH08149783 A JP H08149783A JP 30838994 A JP30838994 A JP 30838994A JP 30838994 A JP30838994 A JP 30838994A JP H08149783 A JPH08149783 A JP H08149783A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phase
stator
permanent magnet
stepping motor
rotor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30838994A
Other languages
English (en)
Inventor
Masabumi Sakamoto
正文 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nidec Advanced Motor Corp
Original Assignee
Nidec Servo Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nidec Servo Corp filed Critical Nidec Servo Corp
Priority to JP30838994A priority Critical patent/JPH08149783A/ja
Publication of JPH08149783A publication Critical patent/JPH08149783A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 クローポールの数を減らして、低価格で効率
の良い環状コイル式3相永久磁石型ステッピングモータ
を提供すること。 【構成】 ケーシングの所定箇所に設けた軸受3a、3
bによって回転自在に軸支した回転軸4の外周部に回転
方向にN、S極の永久磁石6を交互に各n個結合して円
筒状に形成した回転子7と、回転子7表面に対向して、
所定寸法のエアギャップGを設けてn個の磁極を環状に
形成してコイル10a〜10cを巻き回した各相分固定
子I、II、IIIの3組を相互に各磁極を120/n度ずら
して形成した固定子8とを備えて構成した。この場合、
永久磁石6をバックヨーク5を介して回転軸4に固定す
るのが望ましい。また、3組のコイル10a〜10cの
所定端子側を相互に接続し、コイル10a〜10cの相
互に接続した反対側端子に駆動電源を接続するように形
成するか、3組のコイル10a〜10cを同一巻線方向
に直列環状に接続し、上記接続により形成される3個の
接続点を駆動電源に接続するように形成するのが望まし
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回転電機の構造に係り、
特に、複写機のスキャナーモータやレーザービームプリ
ンターのドラム駆動モータ等に最適な回転電機である環
状コイル式3相永久磁石型ステッピングモータに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来複写機のスキャナーの駆動モータや
レーザービームプリンターのドラム駆動には、ステッピ
ングモータが使用されている。なお、このような用途で
は、回転ムラを小さくするために3相方式とされ、ま
た、安価な構造であるクローポール式で円筒状永久磁石
式の3相式ステッピングモータが用いられ、3個の各相
分固定子を軸方向に配置するカスケード型の構成で高ト
ルクが得られるようにしている。図6は上述した従来の
ステッピングングモータの略半部を縦断して示す正面
図、図7はそのモータの部品構成を示す分解斜視図であ
る。図6、図7において、21は磁性体によって成型し
たヨークで、22はヨーク21に結合したモータ取付板
である。ヨーク21と取付板22によってモータのケー
シングを構成している。ヨーク21とモータ取付板22
の中央部にはそれぞれに軸受23a、23bが設けら
れ、これらの軸受23a、23bによって回転軸24を
回転自在に軸支している。回転軸24には、2n個の永
久磁石26がN極とS極が交互に配列されるように円筒
状に構成して回転子27の外周に固着され永久磁石型回
転子27Kを構成している。また、Ip、IIp、IIIpは
それぞれ各相分固定子で、これらが固定子28を構成し
ている。1相分固定子Ip、2相分固定子IIp、3相分
固定子IIIpより成る固定子28は、回転子27Kとエ
アギャップGを隔てて対向配置され、等間隔にn個の磁
極29aを形成したクローポール29と、各相分コイル
30a〜30cを備えている。上述した固定子28の各
部品は当板31によってヨーク21に固定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来の構
成ものでは、次のような問題点があった。 環状コイル式3相永久磁石型ステッピングモータであ
るが、図7に示すようにクローポールが6個必要であっ
て、材料費、加工費が高価になるため安価なアクチュエ
ータとすることができない。 また、従来は1対のクローポールに形成した磁極を相
互に山部と谷部が入り込んで組み合わせ構成させている
ため磁極の幅がτ/4ないしτ/5となり、1磁極当た
りの磁束量が小さくなる。なお、上述したτは次の
(1)式によって示される寸法である。 τ=360/n・・・・・・・・・(1)(但し、nは
2以上の整数である) 本発明は従来のものの上記課題(問題点)を解決し、ク
ローポールの数を減らして、低価格で効率の良い環状コ
イル式3相永久磁石型ステッピングモータを提供するこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の環状コイル式3
相永久磁石型ステッピングモータは、上記課題を解決す
るために、ケーシングの所定箇所に設けた軸受によって
回転自在に軸支した回転軸の外周部に回転方向にN、S
極の永久磁石を交互に各n個結合して円筒状に形成した
回転子と、回転子表面に対向して所定寸法のエアギャッ
プを設け、n個の磁極を環状に形成してコイルを巻き回
した各相分固定子を3組相互に各磁極を120/n度ず
らして形成した固定子とを備えて構成した。この場合、
上記永久磁石はバックヨークを介して回転軸に固定する
のが望ましい。また、3組のコイルの所定端子側を相互
に接続し、コイルの相互に接続した反対側端子に駆動電
源を接続するごとく形成するか、3組のコイルを同一巻
線方向に直列環状に接続し、上記接続により形成される
3個の接続点を駆動電源に接続するように形成するのが
望ましい。
【0005】
【作用】上述のような構成においては、例えば、回転子
のN極を出て1相分固定子の磁極に入った磁束は、2相
分固定子の磁極、3相分固定子の磁極は各々120/n
度ずれているので、2相分固定子の磁極、3相分固定子
の磁極を通って、回転子のS極へ戻る磁路を形成する。
また、回転子の永久磁石の内部にバックヨークを設ける
ようにすれば、S極に戻った磁束はさらにバックヨーク
を通って1相固定子磁極と対向しているN極に戻る。こ
の構成で、I、II、IIIの各相分固定子に巻き回した環
状コイルに供給する電圧を順次切り換えることにより、
回転子は60/n度のステップ角度で歩進回転をする。
また、3組のコイルの所定端子側を相互に接続して反対
側端子に駆動電源を接続するか、3組のコイルを同一巻
線方向に直列環状に接続して3個の接続点を駆動電源に
接続すると、3回路電源による駆動が行える。
【0006】
【実施例】本発明の一実施例を図1〜図5を用いて詳細
に説明する。図1は本発明に基づき形成したステッピン
グモータの縦断正面図、図2はそのステッピングモータ
(以下モータと略称する)の部品構成の分解斜視図、図
3は固定子と回転子の寸法関係を示す要部展開図であ
る。図1、図2において、1は磁性体によって成型した
ヨークであって、2はヨーク1に結合したモータ取付板
である。ヨーク1と取付板2によってモータのケーシン
グを構成している。ヨーク1とモータ取付板2の中央部
にはそれぞれに軸受3a、3bが設けられ、これらの軸
受3a、3bによって回転軸4を回転自在に軸支してい
る。回転軸4にはバックヨーク5を介して表面をN極に
した永久磁石6aと表面をS極にした永久磁石6bを各
n個交互に配列して円筒状に構成した永久磁石6を装着
して永久磁石型回転子7を形成している。また、I、I
I、IIIは各相の固定子で、それぞれが同一構造に形成さ
れて固定子8を構成している。回転子7と固定子8とは
所定寸法のエアギャップGを介して対向配置されてい
る。
【0007】1相分固定子、2相分固定子及び3相分固
定子は、それぞれ回転子7に面する側にn個の等間隔の
磁極を形成したクローポール(以下ポールと称す)9
と、環状の各相分コイル10a〜10cを備えている。
1相分固定子の磁極と2相分固定子の磁極は相互に12
0/n度ずらして構成されている。同様に、2相分固定
子の磁極と3相分固定子の磁極、3相分固定子と1相分
固定子の磁極との間も120/n度ずらして構成されて
いる。1相分固定子、2相分固定子及び3相分固定子は
それぞれのポール9に巻き回し、または、所定のコイル
を巻いたボビンを嵌合して環状に形成した各相分コイル
10a,10b及び10cは、それぞれの巻始め又は巻
終わりを図3に示すように相互に接続し、各コイル10
a〜10cの上述した反対側である巻終わりまたは巻始
めを示す引出し線(端子)部、、に駆動電源を接
続するように電源入力部を構成している。即ち、例え
ば、3個のコイルをそれぞれ巻始め側を同一方向にして
ポールに巻き回して巻終わり側を相互に接続し、巻始め
側に引出し線を接続して電源入力端子とすれば良い。従
って、図3に示した接続では1相分固定子、2相分固定
子及び3相分固定子それぞれに設けた各コイル10a、
10b及び10cはそれぞれスター接続とされて各端子
、、に駆動電源からの電力を供給する。図2に示
す11は上述した固定子8の各部品を固定する当板であ
る。
【0008】図3は本発明に基づく環状コイル式3相永
久磁石型ステッピングモータの各相分固定子の磁極配置
と回転子の永久磁石の磁極ピッチの相関位置を説明する
ために示した要部展開図であって、Iは1相分固定子、I
Iは2相分固定子、IIIは3相分固定子をそれぞれ示し各
P部はそれぞれの各相分固定子のポール9A〜9Cが相
互にヨーク(図1、図2に示す1)によって磁気的に結
合されている状況を示している。また、図3において、
10a、10b及び10cはそれぞれ1相分固定子、2
相分固定子及び3相分固定子それぞれに設けたコイルで
あって、1相分固定子、2相分固定子及び3相分固定子
それぞれに設けたポール9A,9B及び9Cにはn個の
磁極9a1、9a2及び9a3がそれぞれ等しい間隙G1
2及びG3を隔てて形成されている。前述したようにτ
は次の式(1)によって示される寸法である。 τ=360/n・・・・・・・・・(1)(但し、nは
2以上の整数である) 従って、各磁極9a1、9a2及び9a3と間隙G1,G2
及びG3のそれぞれの寸法は図3に示すようにτ/2と
なるように設定されていて、1相分固定子の磁極9a1
と2相分固定子の磁極9a2、2相分固定子の磁極9a2
と3相分固定子の磁極9a3とはそれぞれτ/3の位相
差で構成されている。従って、3相分固定子の磁極9a
3と1相分固定子の磁極9a1ともτ/3の位相差で構成
されている。また、図3において、7は永久磁石型回転
子であって、2n個の永久磁石6a,6bがN極とS極
を交互に固定子8に向けて配列されている。従って、各
永久磁石6aと6bの幅はそれぞれτ/2に形成されて
おり、同一極の永久磁石の構成ピッチはτである。I、I
I、IIIの各相分固定子それぞれのポール9は、図2に示
すように環状に形成されているが、図3においては説明
の便宜上ヨーク部とともに変形して図示している。ま
た、各相分固定子に形成した各磁極のピッチ寸法τ/2
は次の式(2)のように変換される。 τ/2=360/n/2=180/n・・・・・・(2)
【0009】上述の説明では3個のコイルをスター接続
にして使用する例について説明したが、このモータの使
用条件に対応させて、各3個のコイルの巻き始めと巻き
終わりを順次接続して環状とし、その接続点を駆動電源
供給用端子として形成するようにしても良い。即ち、デ
ルタ接続して使用するようにしても、また、各コイルそ
れぞれの巻始め側と巻終わり側の両方に駆動電源を接続
するように6端子方式に形成しても良いことは勿論であ
る。
【0010】上記のように形成したモータにおいて、例
えば、図3に示すように永久磁石のN極6aが1相分固
定子の磁極9a1に対向していて貫通した磁束は、2相
分固定子と3相分固定子の各磁極9a2、9a3が1相分
固定子の磁極9a1に対してそれぞれ(120/n)度
ずれいているので、2相分固定子と3相分固定子の各磁
極9a2、9a3を通って永久磁石のS極6bに至り、さ
らに、バックヨーク5を経由して永久磁石のN極6aに
戻って還流する。
【0011】次に、上述のように形成したモータの使用
方法例を図4、図5によって説明する。図4には上述し
た構造のモータの1相分固定子〜3相分固定子の各コイ
ル10a〜10cそれぞれをスター接続し、各相分固定
子のコイル10a〜10cを順次2相励磁する場合の印
加電圧のシーケンスを示している。即ち、横軸に記す1
相分固定子のコイル10a、2相分固定子のコイル10
b、3相分固定子のコイル10cに対して印加する電圧
の切り換え状況を縦方向に示す時間推移(タイミング)
に対応させて記している。この場合、図4に示す+符号
はその欄に示す各相分固定子のコイルに対して、設定し
た所定方向に電圧を印加することを示し、−符号はその
欄に示す各相分固定子のコイルに上述とは逆方向に電圧
を印加することを示している。例えば、タイミング1
(図4の左側に1で記す横方向の欄)においては、1相
分固定子のコイル10aには設定方向(以下正方向と記
す)に電圧を印加して電流を流し(以下励磁すると記
す)、2相分固定子のコイル10bには逆方向に励磁す
る。次のタイミング2(図4の左側に2で記す横方向の
欄)においては、2相分固定子のコイル10bにはタイ
ミング1に継続して逆方向に励磁し、3相分固定子のコ
イル10cには正方向に励磁するように切り換える。
【0012】上述のように各相分固定子それぞれのコイ
ル10a〜10cに印加する電圧を切り換えた結果、回
転子の永久磁石が前述したように駆動されて歩進する状
況を図5によって説明する。図5において、I、R1、I
Iの段は、図4に示したタイミング1の状況を示してい
る。即ち、1相分固定子のコイル10aには正方向に励
磁するので段Iに示すように各磁極にはN極が発生し、
2相分固定子のコイル10bには逆方向に励磁するので
段IIに示すように各磁極にはS極が発生する。従って、
回転子7の各永久磁石はその発生磁極との相互間に発生
する力によって回転してR1欄に示す位置になる。同様
に、図4に示すタイミング2においてはII、R2、III
の各段に示す相互関係、タイミング3においてはIII、
R3、−Iの各段に示す相互関係、タイミング4におい
ては−I、R4、−IIの各段に示す相互関係、タイミン
グ5においては−II、R5、−IIIの各段に示す相互関
係、タイミング6においては−III、R6、Iの各段に示
す相互関係、タイミング7においてはタイミング1に戻
っているので、I、R1、IIの各段に示す相互関係にな
る。従って、回転子の永久磁石は、図に示すようにタイ
ミングの進展によってN極又はS極の極ピッチの1/6
で歩進する。即ち、1相分固定子のコイル10a、2相
分固定子のコイル10b及び3相分固定子のコイル10
cに対する供給電圧を順次切り換えると、電圧を切り換
えるごとに回転子7は60/n度のステップ角度で歩進
し回転する。
【0013】上記のものは本発明の技術思想を実現する
一実施例を示したものであって、そのモータの用途と用
途に対応した回転速度や所望されるトルクにより、例え
ばアウターロータ化させたり、状況に適した電源条件等
に対応して適切に応用改変しても良いことは当然であ
る。
【0014】
【発明の効果】本発明の環状コイル式3相永久磁石型ス
テッピングモータは、上記のように構成し作動されるの
で、次のような優れた効果を有する。 従来のものでは6個必要であった固定子のクローポー
ルが3個で済む。このように、クローポール数が従来品
の1/2で済むので、低コスト化が図れる。 2相永久磁石型ステッピングモータは固定子のクロー
ポール数が4個で済むが、3相永久磁石型ステッピング
モータは2相永久磁石型ステッピングモータよりもステ
ップ角が2/3になって回転ムラを小さくできる。クロ
ーポールの数を3個に減らして3相永久磁石型ステッピ
ングモータが構成できたので、低コスト化を図りながら
も3相永久磁石型ステッピングモータとしての回転ムラ
特性が改善される。 上述した磁極の数nを2以上にすることによって回転
子に働くラジアル力が打ち消し合い、nが1の場合のよ
うに軸と軸受とのクリアランスによる振動によって生じ
るような異音が発生しないので低騒音のモータが得られ
る。 クローポールの各磁極の幅を同一ステップ角でもクロ
ーポール数が6個の従来品の約2倍にできるのでクロー
ポールの機械的強度が増加し、固定子と回転子との間の
エアギャップの変動が減少し常に同一ギャップ寸法が確
保できる。 同一ステップ角において、クローポールの各磁極の幅
を同一ステップ角でも、従来品の約2倍にできるのでク
ローポールの数が1/2になっても従来品と同等のトル
クが得られる。 従来の磁気回路が各相とも相互に組み合って対向した
自相のクローポールの磁極を経由して磁路を形成するの
に対して、本発明においては永久磁石の背面にバックヨ
ークを設けることによって各相分固定子を経由し還流す
る磁路が形成されるので、従来の半分のクローポールで
低い磁気抵抗の磁路が形成でき、従来と同等の出力特性
が得られる。 3個のコイルの同一巻側を接続したスター接続、また
は3個のコイルを環状に接続したデルタ接続にすること
によって3端子給電ができるので、ドライブ回路のトラ
ンジスター等電力素子が6個で済み低コスト化が図れ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく環状コイル式3相永久磁石型ス
テッピングモータの縦断正面図である。
【図2】図1に示す環状コイル式3相永久磁石型ステッ
ピングモータの部品構成を示す分解斜視図である。
【図3】図1に示す環状コイル式3相永久磁石型ステッ
ピングモータ例の固定子と回転子の相関位置を示す要部
展開図である。
【図4】図1に示す環状コイル式3相永久磁石型ステッ
ピングモータ例を2相励磁するための電圧印加シーケン
ス図である。
【図5】図4に対応させた本発明品の動作原理を説明す
る展開図である。
【図6】従来の3相永久磁石型ステッピングモータの略
半部を縦断して示した正面図である。
【図7】図6に示す従来の3相永久磁石型ステッピング
モータの部品構成を示す分解斜視図である。
【符号の説明】 1:ヨーク 2:モータ取付板 3a、3b:軸受 4:回転軸 5:バックヨーク 6:永久磁石 6a:永久磁石のN極 6b:永久磁石のS極 7:回転子 8:固定子 9:クローポール 9a1〜9a3:各相分固定子のクローポールに形成した
磁極 G1〜G3:各相分固定子のクローポールに形成した磁極
の間隙 10a〜10c:コイル I:1相分固定子 II:2相分固定子 III:3相分固定子 G:エアギャップ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシングの所定箇所に設けた軸受によ
    って回転自在に軸支した回転軸の外周部に回転方向に
    N、S極の永久磁石を交互に各n個配列して円筒状に形
    成した回転子と、この回転子表面に対向し、所定寸法の
    エアギャップを設けてn個の固定子磁極を環状に形成し
    コイルを巻き回した各相分固定子を3組相互に前記磁極
    を120/n度ずらして形成した固定子とを備えたこと
    を特徴とする環状コイル式3相永久磁石型ステッピング
    モータ。(但し、nは2以上の整数とする)
  2. 【請求項2】 前記永久磁石をバックヨークを介して回
    転軸に固定して回転子を形成した請求項1記載の環状コ
    イル式3相永久磁石型ステッピングモータ。
  3. 【請求項3】 前記3組の各相分固定子それぞれに巻き
    回したコイルの所定端子側を相互に接続し、上記コイル
    の相互に接続した反対側端子に駆動電源を接続するよう
    に形成した請求項1または2記載の環状コイル式3相永
    久磁石型ステッピングモータ。
  4. 【請求項4】 前記3組の各相分固定子それぞれに巻き
    回したコイルを同一巻線方向に直列環状に接続し、上記
    接続により形成される3個の接続点を駆動電源に接続す
    るように形成した請求項1または2記載の環状コイル式
    3相永久磁石型ステッピングモータ。
JP30838994A 1994-11-18 1994-11-18 環状コイル式3相永久磁石型ステッピングモータ Pending JPH08149783A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30838994A JPH08149783A (ja) 1994-11-18 1994-11-18 環状コイル式3相永久磁石型ステッピングモータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30838994A JPH08149783A (ja) 1994-11-18 1994-11-18 環状コイル式3相永久磁石型ステッピングモータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08149783A true JPH08149783A (ja) 1996-06-07

Family

ID=17980479

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30838994A Pending JPH08149783A (ja) 1994-11-18 1994-11-18 環状コイル式3相永久磁石型ステッピングモータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08149783A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005532775A (ja) * 2002-07-10 2005-10-27 ケベック メタル パウダーズ リミテッド 電気機械用の多相爪型極構造
JP2005312179A (ja) * 2004-04-21 2005-11-04 Honda Motor Co Ltd クローポール型モータの固定子およびクローポール型モータの固定子の製造方法
JP2006149053A (ja) * 2004-11-18 2006-06-08 Okuma Corp 同期電動機
JP2013226026A (ja) * 2012-03-22 2013-10-31 Asmo Co Ltd モータ

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005532775A (ja) * 2002-07-10 2005-10-27 ケベック メタル パウダーズ リミテッド 電気機械用の多相爪型極構造
JP4865223B2 (ja) * 2002-07-10 2012-02-01 ケベック メタル パウダーズ リミテッド 電気機械用の多相爪型極構造
JP2005312179A (ja) * 2004-04-21 2005-11-04 Honda Motor Co Ltd クローポール型モータの固定子およびクローポール型モータの固定子の製造方法
JP2006149053A (ja) * 2004-11-18 2006-06-08 Okuma Corp 同期電動機
JP4499536B2 (ja) * 2004-11-18 2010-07-07 オークマ株式会社 同期電動機
JP2013226026A (ja) * 2012-03-22 2013-10-31 Asmo Co Ltd モータ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6329729B1 (en) Hybrid stepping motor
US6172438B1 (en) Two-phase permanent-magnet electric rotating machine
JPH08242572A (ja) 3相永久磁石式回転電機
JPH0469042A (ja) ハイブリッド形ステッピングモータ
JPH11225466A (ja) 多相アウター型pmステッピングモータ
JPH11150931A (ja) 3相ステッピングモータとその駆動方法
JP2003134788A (ja) 永久磁石式回転電機
JP3294051B2 (ja) 多軸電動機
JPH07227075A (ja) 環状コイル式3相クロ−ポ−ル式永久磁石ステッピングモ−タ
JPH08149783A (ja) 環状コイル式3相永久磁石型ステッピングモータ
JP3410520B2 (ja) 環状コイル方式の3相クロ−ポ−ル式永久磁石型回転電機
JP3591660B2 (ja) 3相クローポール式永久磁石型回転電機
JP3905872B2 (ja) 永久磁石形ステッピングモータ
JP3679294B2 (ja) 環状コイル式回転電機
JP3178616B2 (ja) アウターロータ型ステッピングモータ
JPH07222419A (ja) 回転電機
JP4396960B2 (ja) 永久磁石式外転型回転電機
JPH0393451A (ja) 小型モータ
JP3138628B2 (ja) ハイブリッド型ステップモータの駆動方法
JP3138627B2 (ja) ハイブリッド型ステップモータの駆動方法
JP3529838B2 (ja) 永久磁石式回転電機
JP3933488B2 (ja) 2軸同期電動機
JP2865301B2 (ja) 隈取モータ
JPH1080126A (ja) 環状コイル式永久磁石型回転電機
JPH09294352A (ja) 振動型扁平コアレスモータ

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040212

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040309

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040506

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050405