JPH0393451A - 小型モータ - Google Patents
小型モータInfo
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- JPH0393451A JPH0393451A JP23108889A JP23108889A JPH0393451A JP H0393451 A JPH0393451 A JP H0393451A JP 23108889 A JP23108889 A JP 23108889A JP 23108889 A JP23108889 A JP 23108889A JP H0393451 A JPH0393451 A JP H0393451A
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- 230000005284 excitation Effects 0.000 claims description 7
- 230000003068 static effect Effects 0.000 abstract description 4
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 abstract 2
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 abstract 1
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- 230000004907 flux Effects 0.000 description 2
- 206010011224 Cough Diseases 0.000 description 1
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- 230000005405 multipole Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はステッピングモータなどの小型モータの構造に
関し、特に、円筒状の永久磁石のロータと該ロータの周
囲に対向配置された2組のステータとを備えた小型モー
タの磁極構造に関する.〔従来の技術〕 ステッピングモー夕等の小型モータとして、円筒状の永
久磁石から威るロータと、該ロータの周面に対向配置さ
れる2組のステータとを備えた構造のものがある. 前記ロータの中心にはシャフト(出力軸)が固定されて
いる. 前記2組のステータのそれぞれには前記ロー夕の周面と
対向する複数のくし歯状の極歯が形成されており、また
、各ステータの環状中空部には励磁コイルが装着されて
いる. 前記ロータの円筒表面には円周方向所定ピッチで複数の
磁極(N極、S極)が形威され、前記各ステータの極歯
は咳ロータの磁極とは異なる間隔で形威されている. また、前記2組のステータは、それらの位相が互いに磁
極ピッチ(極歯のピッチ)の4分の1だけ異なるように
、配置されている. ところで、従来の小型モータの前記ロータにあっては、
第7図に示すように、その円筒表面に形威される複数の
磁極(N極、S極)は、軸方向に平行に着磁されていた
. 〔発明が解決しようとする技術的課題〕しかし、従来の
上記構成の小型モータにあっては、第7図からも判るよ
うに、一定の回転角ごとにN極とS極が完全に切り換わ
るので、永久磁石のロータと各ステータの磁極との間に
作用する磁気吸引力によるコギングトルクが発生し、静
止位置精度が低下したり、振動や騒音の原因になるとい
うことがあった. 本発明はこのような技術的課題に鑑みてなされたもので
あり、製造コストを上げることなく、ロータと各ステー
タの磁極間に作用する磁気吸引力によるコギングトルク
を効果的に減少させることができ、静止位置の精度向上
および振動や騒音の低減を図ることが可能な小型モータ
を提供することを目的とする. 〔課題解決のための手段〕 本発明は、永久磁石のロー夕と、励磁コイルが装着され
かつくし歯状の極歯を有する2組のステータとを備えた
小型モータにおいて、ロー夕の磁極が、1&[1のステ
ータとの対向面の幅における一方の磁極端と他方の磁極
端との間で、円周方向に磁極周期の4分の1だけズレて
いる構成により、製造コストを上げずにコギングトルク
を減少させることができ、振動や騒音を低減させ得る小
型モータを提供するものである。
関し、特に、円筒状の永久磁石のロータと該ロータの周
囲に対向配置された2組のステータとを備えた小型モー
タの磁極構造に関する.〔従来の技術〕 ステッピングモー夕等の小型モータとして、円筒状の永
久磁石から威るロータと、該ロータの周面に対向配置さ
れる2組のステータとを備えた構造のものがある. 前記ロータの中心にはシャフト(出力軸)が固定されて
いる. 前記2組のステータのそれぞれには前記ロー夕の周面と
対向する複数のくし歯状の極歯が形成されており、また
、各ステータの環状中空部には励磁コイルが装着されて
いる. 前記ロータの円筒表面には円周方向所定ピッチで複数の
磁極(N極、S極)が形威され、前記各ステータの極歯
は咳ロータの磁極とは異なる間隔で形威されている. また、前記2組のステータは、それらの位相が互いに磁
極ピッチ(極歯のピッチ)の4分の1だけ異なるように
、配置されている. ところで、従来の小型モータの前記ロータにあっては、
第7図に示すように、その円筒表面に形威される複数の
磁極(N極、S極)は、軸方向に平行に着磁されていた
. 〔発明が解決しようとする技術的課題〕しかし、従来の
上記構成の小型モータにあっては、第7図からも判るよ
うに、一定の回転角ごとにN極とS極が完全に切り換わ
るので、永久磁石のロータと各ステータの磁極との間に
作用する磁気吸引力によるコギングトルクが発生し、静
止位置精度が低下したり、振動や騒音の原因になるとい
うことがあった. 本発明はこのような技術的課題に鑑みてなされたもので
あり、製造コストを上げることなく、ロータと各ステー
タの磁極間に作用する磁気吸引力によるコギングトルク
を効果的に減少させることができ、静止位置の精度向上
および振動や騒音の低減を図ることが可能な小型モータ
を提供することを目的とする. 〔課題解決のための手段〕 本発明は、永久磁石のロー夕と、励磁コイルが装着され
かつくし歯状の極歯を有する2組のステータとを備えた
小型モータにおいて、ロー夕の磁極が、1&[1のステ
ータとの対向面の幅における一方の磁極端と他方の磁極
端との間で、円周方向に磁極周期の4分の1だけズレて
いる構成により、製造コストを上げずにコギングトルク
を減少させることができ、振動や騒音を低減させ得る小
型モータを提供するものである。
以下第L図〜第6図を参照して本発明を具体的に説明す
る. 第6図は本発明を適用するのに好適な小型モークの概略
構造を示す一部破断斜視図であり、同図において、ケー
ス!の中心部には出力軸(モータシャフト)2を有する
永久磁石のロータ3が回転自在に軸支され、また、ケー
ス1の周囲の内径部には、前記ロータ3の周面と所定隙
間をもって対向する複数の極歯が形成された2mのステ
ータ4、4が取付けられている. 前記ロータ3の周面には多極の着磁がなされている. 前記各ステータ4、4の内径面にくし歯状に形威された
前記極歯は、前記ロータ3の着磁と異なる間隔(円周ピ
ッチ)で配列されている。
る. 第6図は本発明を適用するのに好適な小型モークの概略
構造を示す一部破断斜視図であり、同図において、ケー
ス!の中心部には出力軸(モータシャフト)2を有する
永久磁石のロータ3が回転自在に軸支され、また、ケー
ス1の周囲の内径部には、前記ロータ3の周面と所定隙
間をもって対向する複数の極歯が形成された2mのステ
ータ4、4が取付けられている. 前記ロータ3の周面には多極の着磁がなされている. 前記各ステータ4、4の内径面にくし歯状に形威された
前記極歯は、前記ロータ3の着磁と異なる間隔(円周ピ
ッチ)で配列されている。
また、各ステータ4、4の環状中空部には複数(例えば
、4相)の励磁相を形威するコイル5、5が収納されて
いる. 第1図は本発明の一実施例による小型モータのロータ3
およびステータ4、4の磁極配列を示す展開図である. 第l図において、ロータ3の円筒表面は軸方向(y方向
)に等しい幅の2 tff域3−a、3−bに分けられ
、各領域3−a、3−bの磁極は、互いに同位相ではあ
るが、一方の磁極端と他方の磁極端がX方向(円周方向
)に磁極周期(磁極ピノチP)の4分の1だけズレるよ
うに、斜め方向に着磁されている. 前記ロータ3の一方の領域3−aに対向する1組のステ
ータ4は、一対のくし歯状のステータ部分4−a、4−
bで構威され、他方の領域3−bに対向する1組のステ
ータ4は、一対のくし歯状のステータ部分4−c,4−
dで構成されている.この場合、y方向(軸方向)にお
ける磁石(ロータ)3の長さ(全幅)Hlと2&[lの
ステータ4、4の全幅H!は実質上一致する寸法になっ
ている.また、前記ロータ3の軸方向分割領域3−a、
3−bは、一体構造または接合構造のいずれで形成して
もよい. また、ロータ(磁石)3の幅方向の中心Hl/2の位置
と2組のステータ4、4の幅方向の中心H2/2の位置
(接合位置)も一致している.こうして、本発明による
小型モータ、すなわち、永久磁石のロータ3と、励磁コ
イル5が装着されかつくし歯状の極歯を有する2組のス
テータ4、4とを備えた小型モータにおいて、ロータ3
の磁極が、l&flのステータ4との対向面の幅におけ
る一方の磁極端と他方の磁極端との間で、円周方向に磁
極周期pの4分の1だけズレていることを特徴とする小
型モータが構戒されている.以上説明した実施例によれ
ば、ロータ3の磁極パターンを、対向する2&llのス
テータ4、4の1姐分の対向面の幅H8/2の範囲で、
一方の磁極端を他方の磁極端に対し、磁極周期の4分の
1だけズラす構造にしたので、回転時の磁束変化が滑ら
かになり、製造コストを上げることなく、ロータ3と各
ステータ4、4の磁極間に作用する磁気吸引力によるコ
ギングトルクを効果的に減少させることができ、静止位
置の梢度向上および振動や騒音の低減を図ることが可能
になった。
、4相)の励磁相を形威するコイル5、5が収納されて
いる. 第1図は本発明の一実施例による小型モータのロータ3
およびステータ4、4の磁極配列を示す展開図である. 第l図において、ロータ3の円筒表面は軸方向(y方向
)に等しい幅の2 tff域3−a、3−bに分けられ
、各領域3−a、3−bの磁極は、互いに同位相ではあ
るが、一方の磁極端と他方の磁極端がX方向(円周方向
)に磁極周期(磁極ピノチP)の4分の1だけズレるよ
うに、斜め方向に着磁されている. 前記ロータ3の一方の領域3−aに対向する1組のステ
ータ4は、一対のくし歯状のステータ部分4−a、4−
bで構威され、他方の領域3−bに対向する1組のステ
ータ4は、一対のくし歯状のステータ部分4−c,4−
dで構成されている.この場合、y方向(軸方向)にお
ける磁石(ロータ)3の長さ(全幅)Hlと2&[lの
ステータ4、4の全幅H!は実質上一致する寸法になっ
ている.また、前記ロータ3の軸方向分割領域3−a、
3−bは、一体構造または接合構造のいずれで形成して
もよい. また、ロータ(磁石)3の幅方向の中心Hl/2の位置
と2組のステータ4、4の幅方向の中心H2/2の位置
(接合位置)も一致している.こうして、本発明による
小型モータ、すなわち、永久磁石のロータ3と、励磁コ
イル5が装着されかつくし歯状の極歯を有する2組のス
テータ4、4とを備えた小型モータにおいて、ロータ3
の磁極が、l&flのステータ4との対向面の幅におけ
る一方の磁極端と他方の磁極端との間で、円周方向に磁
極周期pの4分の1だけズレていることを特徴とする小
型モータが構戒されている.以上説明した実施例によれ
ば、ロータ3の磁極パターンを、対向する2&llのス
テータ4、4の1姐分の対向面の幅H8/2の範囲で、
一方の磁極端を他方の磁極端に対し、磁極周期の4分の
1だけズラす構造にしたので、回転時の磁束変化が滑ら
かになり、製造コストを上げることなく、ロータ3と各
ステータ4、4の磁極間に作用する磁気吸引力によるコ
ギングトルクを効果的に減少させることができ、静止位
置の梢度向上および振動や騒音の低減を図ることが可能
になった。
上記実施例において、ロータ3を移動子に、ステータ4
、4を固定子に、それぞれ置き換えた構造の小型モータ
に対しても、本発明は同様に適用でき、同様の効果を奏
することができる.第2図は本発明の第2実施例による
小型モータのロータ3および2組のステータ4、4の磁
極配列を示す展開図である。
、4を固定子に、それぞれ置き換えた構造の小型モータ
に対しても、本発明は同様に適用でき、同様の効果を奏
することができる.第2図は本発明の第2実施例による
小型モータのロータ3および2組のステータ4、4の磁
極配列を示す展開図である。
本実施例におけるロータ3の磁極パターンは、第1図の
ロータ3において、領域3−aに対し、領域3−bをロ
ータ磁極周期pの4分の1だけ円周(X)の正方向へ平
行移動させて得られるパターンである. また、本実施例におけるステータ4、4の磁極パターン
は、第1図のステータ4、4において、一方の一対のく
し歯状のステータ部分4−a、4−bに対し、他方の一
対のくし歯状のステータ部分4−c、4−dをステータ
磁極周M(極歯の周期)の4分の1だけ円周(x)の正
方向へ平行移動させて得られるパターンである. 本実施例においては、永久磁石のロータ3の各磁極は全
幅にわたって連続的に形成され、それらの上端と下端は
磁極周期pの2分の1だけ円周(X)方向にズレている
が、半分の幅であるl&[Iのステータ4の領域では、
磁極周期pの4分の1だけズレている. 第2図の実施例は、以上の点で第1図の構造と相違して
いるが、その他の部分は実賞上同じ構造を有している. 第2図の実施例によれば、前述の第1図の場合と同じ効
果が得られる他、ロータ3の磁極パターンを幅方向に一
様にしたので、一体型のロータに適用するのに好適であ
り、着磁装置の製造が容易になるという効果が得られた
. 第3図は本発明の第3実施例による小型モータのロータ
3および2&lのステータ4、4の磁極配列を示す展開
図である. 本実施例におけるロータ3の磁極パターンは、第1図の
ロータ3において、領域3−aに対し、領域3−bをロ
ータ磁極周期pの4分の3だけ円周(x)の負方向へ平
行移動させて得られるパターンである. また、本実施例におけるステータ4、4の磁極パターン
は、第1図のステータ4、4において、一方の一対のく
し歯状のステータ部分4−a、4一bに対し、他方の一
対のくし歯状のステータ部分4−c、4−dをステータ
磁極周期(極歯の周期)の4分の3だけ円周(x)の負
方向へ平行移動させて得られるパターンである. 本実施例においても、永久磁石のロータ3の各磁極は全
幅にわたって連続的に形成され、それらの上端と下端は
M1極周期Pの2分の1だけ円周(X)方向にズレてい
るが、半分の幅である1&tlのステータ4の領域では
、磁極周朋Pの4分の1だけズレており、したがって、
ロータ3の長さ(幅)、ステータ4、4の幅、両者の位
置関係等は第2図の実施例の場合と同しである.したが
って、第2図の実施例によっても、前述の第1図の場合
と同じ効果が得られる他、ロータ3の磁極パターンを幅
方向に一様にしたので、体型のロータに適用するのに好
適であり、着磁装置の製造が容易になるという効果が得
られた.第4図は本発明の第4実施例による小型モータ
の2&IIのステータ4、4の磁極構成を示す展開図で
ある. 本実施例は、第3図の第3実施例における中間のくし歯
状のステータ部分4−a、4−cを、両側(両端)にく
し歯状極歯が形成された1枚の磁性体で構成されたステ
ータ部分4−acで置き換えたものである. 本実施例は、以上の点で第3図の実施例と相違するが、
その他の部分では第3図の場合と実質上同じ構或を有し
ている, したがって、第4図の実施例によれば、第3図の場合と
同じ効果が得られる他、2つのステータ部分4−aおよ
び4−cを1枚の磁性体4−acで構成したので、部品
点数の削減により、コスト節減を図り得るとともにモー
タの薄型化を達成できるという効果が得られた. 第5図は本発明の第5実施例による小型モータのロータ
3の磁極構造を示す展開図である.本実施例は、第l図
の第l実施例におけるロータ3の磁極パリーンを、該ロ
ータ3の長さ方向(y方向)の中間点で折り曲げ、該中
間点を通る円周線に関して上下対称なパターンにしたも
のである。
ロータ3において、領域3−aに対し、領域3−bをロ
ータ磁極周期pの4分の1だけ円周(X)の正方向へ平
行移動させて得られるパターンである. また、本実施例におけるステータ4、4の磁極パターン
は、第1図のステータ4、4において、一方の一対のく
し歯状のステータ部分4−a、4−bに対し、他方の一
対のくし歯状のステータ部分4−c、4−dをステータ
磁極周M(極歯の周期)の4分の1だけ円周(x)の正
方向へ平行移動させて得られるパターンである. 本実施例においては、永久磁石のロータ3の各磁極は全
幅にわたって連続的に形成され、それらの上端と下端は
磁極周期pの2分の1だけ円周(X)方向にズレている
が、半分の幅であるl&[Iのステータ4の領域では、
磁極周期pの4分の1だけズレている. 第2図の実施例は、以上の点で第1図の構造と相違して
いるが、その他の部分は実賞上同じ構造を有している. 第2図の実施例によれば、前述の第1図の場合と同じ効
果が得られる他、ロータ3の磁極パターンを幅方向に一
様にしたので、一体型のロータに適用するのに好適であ
り、着磁装置の製造が容易になるという効果が得られた
. 第3図は本発明の第3実施例による小型モータのロータ
3および2&lのステータ4、4の磁極配列を示す展開
図である. 本実施例におけるロータ3の磁極パターンは、第1図の
ロータ3において、領域3−aに対し、領域3−bをロ
ータ磁極周期pの4分の3だけ円周(x)の負方向へ平
行移動させて得られるパターンである. また、本実施例におけるステータ4、4の磁極パターン
は、第1図のステータ4、4において、一方の一対のく
し歯状のステータ部分4−a、4一bに対し、他方の一
対のくし歯状のステータ部分4−c、4−dをステータ
磁極周期(極歯の周期)の4分の3だけ円周(x)の負
方向へ平行移動させて得られるパターンである. 本実施例においても、永久磁石のロータ3の各磁極は全
幅にわたって連続的に形成され、それらの上端と下端は
M1極周期Pの2分の1だけ円周(X)方向にズレてい
るが、半分の幅である1&tlのステータ4の領域では
、磁極周朋Pの4分の1だけズレており、したがって、
ロータ3の長さ(幅)、ステータ4、4の幅、両者の位
置関係等は第2図の実施例の場合と同しである.したが
って、第2図の実施例によっても、前述の第1図の場合
と同じ効果が得られる他、ロータ3の磁極パターンを幅
方向に一様にしたので、体型のロータに適用するのに好
適であり、着磁装置の製造が容易になるという効果が得
られた.第4図は本発明の第4実施例による小型モータ
の2&IIのステータ4、4の磁極構成を示す展開図で
ある. 本実施例は、第3図の第3実施例における中間のくし歯
状のステータ部分4−a、4−cを、両側(両端)にく
し歯状極歯が形成された1枚の磁性体で構成されたステ
ータ部分4−acで置き換えたものである. 本実施例は、以上の点で第3図の実施例と相違するが、
その他の部分では第3図の場合と実質上同じ構或を有し
ている, したがって、第4図の実施例によれば、第3図の場合と
同じ効果が得られる他、2つのステータ部分4−aおよ
び4−cを1枚の磁性体4−acで構成したので、部品
点数の削減により、コスト節減を図り得るとともにモー
タの薄型化を達成できるという効果が得られた. 第5図は本発明の第5実施例による小型モータのロータ
3の磁極構造を示す展開図である.本実施例は、第l図
の第l実施例におけるロータ3の磁極パリーンを、該ロ
ータ3の長さ方向(y方向)の中間点で折り曲げ、該中
間点を通る円周線に関して上下対称なパターンにしたも
のである。
上下の各ロータ磁極のズレは、前述の各実施例と同様、
l!Hのステータ4と対向する面の範囲で、円周方向(
X方向)にロータ磁極周Mpの4分の1周期に設定され
ている. 本実施例は以上の点で第1図の実施例と相違しているが
、その他の部分では第1図の場合と実質上同じ構威を有
している. このような第5図の実施例によっても、ロータ3の磁極
パターンは、対向する2組のステータ4、4のliI分
の対向面の幅Hz/2の範囲で、一方の磁桟端を他方の
磁極端に対し、磁極周期の4分の1だけズレた構造にな
るので、第l図の実施例の場合と同様、回転時の磁束変
化が滑らかになり、製造コストを上げることなく、ロー
タ3と各ステータ4、4の磁極間に作用する磁気吸引力
によるコギングトルクを効果的に減少させることができ
、静止位置の精度向上および振動や騒音の低減を図るこ
とができるという効果が得られた.なお、本発明は、以
上説明した各実施例におけるロータ3を移動子に、ステ
ータ4、4を固定子に、それぞれ置き換えた構造の小型
モータに対しても、同様に適用できるものであり、同様
の効果を奏し得るものである. 〔発明の効果〕 以上の説明から明らかなごとく、本発明によれば、永久
磁石のロータと、励磁コイルが装着されかつくし歯状の
極歯を有する2組のステータとを備えた小型モータにお
いて、ロータの磁極が、1組のステータとの対向面の幅
における一方の磁極端と他方の磁極端との間で、円周方
向に磁極周期の4分の1だけズレている構成にしたので
、回転時の磁束変化が滑らかになり、製造コストを上げ
ることなく、ロー夕と各ステータの磁極間に作用する磁
気吸引力によるコギングトルクを効果的に減少させるこ
とができ、静止位置の精度向上および振動や騒音の低減
を図ることが可能になった.
l!Hのステータ4と対向する面の範囲で、円周方向(
X方向)にロータ磁極周Mpの4分の1周期に設定され
ている. 本実施例は以上の点で第1図の実施例と相違しているが
、その他の部分では第1図の場合と実質上同じ構威を有
している. このような第5図の実施例によっても、ロータ3の磁極
パターンは、対向する2組のステータ4、4のliI分
の対向面の幅Hz/2の範囲で、一方の磁桟端を他方の
磁極端に対し、磁極周期の4分の1だけズレた構造にな
るので、第l図の実施例の場合と同様、回転時の磁束変
化が滑らかになり、製造コストを上げることなく、ロー
タ3と各ステータ4、4の磁極間に作用する磁気吸引力
によるコギングトルクを効果的に減少させることができ
、静止位置の精度向上および振動や騒音の低減を図るこ
とができるという効果が得られた.なお、本発明は、以
上説明した各実施例におけるロータ3を移動子に、ステ
ータ4、4を固定子に、それぞれ置き換えた構造の小型
モータに対しても、同様に適用できるものであり、同様
の効果を奏し得るものである. 〔発明の効果〕 以上の説明から明らかなごとく、本発明によれば、永久
磁石のロータと、励磁コイルが装着されかつくし歯状の
極歯を有する2組のステータとを備えた小型モータにお
いて、ロータの磁極が、1組のステータとの対向面の幅
における一方の磁極端と他方の磁極端との間で、円周方
向に磁極周期の4分の1だけズレている構成にしたので
、回転時の磁束変化が滑らかになり、製造コストを上げ
ることなく、ロー夕と各ステータの磁極間に作用する磁
気吸引力によるコギングトルクを効果的に減少させるこ
とができ、静止位置の精度向上および振動や騒音の低減
を図ることが可能になった.
第1図は本発明による小型モータの第l実施例のロータ
とステータの磁極配列を示す展開図、第2図および第3
図はそれぞれ本発明による小型モータの第2実施例およ
び第3実施例のロータとステータの磁極配列を示す展開
図、第4図は本発明による小型モータの第4実施例のス
テータの磁極配列を示す展開図、第5図は本発明による
小型モータの第5実施例のロータの磁極配列を示す展開
図、第6図は本発明を実施するのに好適な小型モータの
一部破断斜視図、第7図は従来の小型モータのロータの
磁極パターンを示す展開図である.3・・−・・一ロー
タ、4−・−・−ステータ、5・・−・−・励磁コイル
、p・−・−・ロータ磁極周期.
とステータの磁極配列を示す展開図、第2図および第3
図はそれぞれ本発明による小型モータの第2実施例およ
び第3実施例のロータとステータの磁極配列を示す展開
図、第4図は本発明による小型モータの第4実施例のス
テータの磁極配列を示す展開図、第5図は本発明による
小型モータの第5実施例のロータの磁極配列を示す展開
図、第6図は本発明を実施するのに好適な小型モータの
一部破断斜視図、第7図は従来の小型モータのロータの
磁極パターンを示す展開図である.3・・−・・一ロー
タ、4−・−・−ステータ、5・・−・−・励磁コイル
、p・−・−・ロータ磁極周期.
Claims (1)
- (1)永久磁石のロータと、励磁コイルが装着されかつ
くし歯状の極歯を有する2組のステータとを備えた小型
モータにおいて、ロータの磁極が、1組のステータとの
対向面の幅における一方の磁極端と他方の磁極端との間
で、円周方向に磁極周期の4分の1だけズレていること
を特徴とする小型モータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23108889A JPH0393451A (ja) | 1989-09-06 | 1989-09-06 | 小型モータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23108889A JPH0393451A (ja) | 1989-09-06 | 1989-09-06 | 小型モータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0393451A true JPH0393451A (ja) | 1991-04-18 |
Family
ID=16918101
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23108889A Pending JPH0393451A (ja) | 1989-09-06 | 1989-09-06 | 小型モータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0393451A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001082455A1 (fr) * | 2000-04-20 | 2001-11-01 | Yoshikazu Ogawa | Moteur sans balai multipolaire |
US7898123B2 (en) | 2005-12-22 | 2011-03-01 | Shinano Kenshi Kabushiki Kaisha | Permanent magnet type rotary machine |
JP2016119837A (ja) * | 2014-12-18 | 2016-06-30 | エムビーディーエー フランス | 少なくとも1つの一次磁気回路及び少なくとも2つの二次磁気回路を有する他励電気機械 |
US10826339B2 (en) | 2015-08-21 | 2020-11-03 | Denso Corporation | Motor, motor control method and motor control device |
-
1989
- 1989-09-06 JP JP23108889A patent/JPH0393451A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001082455A1 (fr) * | 2000-04-20 | 2001-11-01 | Yoshikazu Ogawa | Moteur sans balai multipolaire |
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JP2016119837A (ja) * | 2014-12-18 | 2016-06-30 | エムビーディーエー フランス | 少なくとも1つの一次磁気回路及び少なくとも2つの二次磁気回路を有する他励電気機械 |
US10164509B2 (en) | 2014-12-18 | 2018-12-25 | Airbus Helicopters | Separately excited electric machine with at least one primary magnetic circuit and at least two secondary magnetic circuits |
US10826339B2 (en) | 2015-08-21 | 2020-11-03 | Denso Corporation | Motor, motor control method and motor control device |
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