JP3052540B2 - ブラシレスモータ - Google Patents
ブラシレスモータInfo
- Publication number
- JP3052540B2 JP3052540B2 JP4446392A JP4446392A JP3052540B2 JP 3052540 B2 JP3052540 B2 JP 3052540B2 JP 4446392 A JP4446392 A JP 4446392A JP 4446392 A JP4446392 A JP 4446392A JP 3052540 B2 JP3052540 B2 JP 3052540B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stator core
- brushless motor
- rotor magnet
- increased
- winding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Brushless Motors (AREA)
- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はブラシレスモータのステ
ータコアの形状に関する。
ータコアの形状に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ブラシレスモータはセットの軽量
化・薄型化・小型化に伴い、より小型化薄型化され、さ
らに高特性、高効率の要求が出てきている。
化・薄型化・小型化に伴い、より小型化薄型化され、さ
らに高特性、高効率の要求が出てきている。
【0003】以下に従来のブラシレスモータについて説
明する。図3は従来のブラシレスモータの構成を示すも
のである。図3において、シャフト1に固定されたロー
タヨーク2に、ロータマグネット3が固定されている。
ロータマグネット3に対向する位置に設けられたステー
タコア8に巻線9が巻装されている。ハウジング4には
ステータコア8、プリント基板5、上側ベアリング6、
下側ベアリング7が取り付けられている。
明する。図3は従来のブラシレスモータの構成を示すも
のである。図3において、シャフト1に固定されたロー
タヨーク2に、ロータマグネット3が固定されている。
ロータマグネット3に対向する位置に設けられたステー
タコア8に巻線9が巻装されている。ハウジング4には
ステータコア8、プリント基板5、上側ベアリング6、
下側ベアリング7が取り付けられている。
【0004】以上のように構成されたブラシレスモータ
について、以下その動作を説明する。巻線4に通電され
ステータコアにより生じた磁界にロータマグネット3が
励磁され、ロータヨーク2に回転トルクが発生する。
について、以下その動作を説明する。巻線4に通電され
ステータコアにより生じた磁界にロータマグネット3が
励磁され、ロータヨーク2に回転トルクが発生する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、回転トルクを発生させる構成部分が有効
に活用されていなかった。回転トルクを最大限に発生さ
せるためにはロータマグネット3のエネルギー積を上げ
るか、ステータコア8の外径を大きくするか、あるいは
ステータコア8の積み厚を増すか、あるいは巻線9の巻
線量を増加するなどの対策をするが、従来の構成のブラ
シレスモータではロータマグネット3のエネルギー積を
上げるしか手段がなかった。しかしロータマグネット3
のエネルギー積を上げすぎるとステータコア8が磁気飽
和してしまい磁気ロスが発生しやすくなり、小型で薄型
の高特性、高効率のブラシレスモータができないという
問題点を有していた。
来の構成では、回転トルクを発生させる構成部分が有効
に活用されていなかった。回転トルクを最大限に発生さ
せるためにはロータマグネット3のエネルギー積を上げ
るか、ステータコア8の外径を大きくするか、あるいは
ステータコア8の積み厚を増すか、あるいは巻線9の巻
線量を増加するなどの対策をするが、従来の構成のブラ
シレスモータではロータマグネット3のエネルギー積を
上げるしか手段がなかった。しかしロータマグネット3
のエネルギー積を上げすぎるとステータコア8が磁気飽
和してしまい磁気ロスが発生しやすくなり、小型で薄型
の高特性、高効率のブラシレスモータができないという
問題点を有していた。
【0006】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、小型で薄型の高特性、高効率のブラシレスモータを
提供することを目的とする。
で、小型で薄型の高特性、高効率のブラシレスモータを
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明のブラシレスモータは、ステータコアと、前記
ステータコアに対し周方向に対向するロータマグネット
とを有し、前記ステータコアの突状歯部をステータコア
中心線上を頂点とする円錐形状に塑性加工した構成を有
している。
に本発明のブラシレスモータは、ステータコアと、前記
ステータコアに対し周方向に対向するロータマグネット
とを有し、前記ステータコアの突状歯部をステータコア
中心線上を頂点とする円錐形状に塑性加工した構成を有
している。
【0008】
【作用】この構成によって、ステータコアの積み厚を増
し外径を大きくすることができ巻線スペースも有効に利
用でき、さらに、突状歯部を円錐形にすることにより高
エネルギー積のロータマグネットを使用する際に前記突
状歯部の磁気飽和に対しても有利な構成とすることがで
きる。
し外径を大きくすることができ巻線スペースも有効に利
用でき、さらに、突状歯部を円錐形にすることにより高
エネルギー積のロータマグネットを使用する際に前記突
状歯部の磁気飽和に対しても有利な構成とすることがで
きる。
【0009】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。なお、従来例と同一構成部品には同
じ符号を付し説明を省略する。
しながら説明する。なお、従来例と同一構成部品には同
じ符号を付し説明を省略する。
【0010】図1、図2において、ステータコア8aは
中心線上を頂点とする円錐形状の突状歯部10を有する
構造となっており、ロータヨーク2に取り付けられたロ
ータマグネット3に周方向に対向する位置に、突状歯部
10が位置され、さらにステータコア8aに巻回される
巻線9が有効に巻回できる位置になるようにハウジング
4に取り付けられる構成になっている。
中心線上を頂点とする円錐形状の突状歯部10を有する
構造となっており、ロータヨーク2に取り付けられたロ
ータマグネット3に周方向に対向する位置に、突状歯部
10が位置され、さらにステータコア8aに巻回される
巻線9が有効に巻回できる位置になるようにハウジング
4に取り付けられる構成になっている。
【0011】なお、突状歯部10はステータコア8a中
心線上にある一定の角度をもって曲げ加工した円錐形状
としてもよい。
心線上にある一定の角度をもって曲げ加工した円錐形状
としてもよい。
【0012】以上のように構成されたブラシレスモータ
について、その動作を説明する。円錐形状の突状歯部1
0を有するステータコア8aを用いることにより、ステ
ータコア8aの積み厚を増し外径を大きくすることがで
き、また巻線スペースも増すことができ、さらに、高エ
ネルギー積のロータマグネット3を使用した際突状歯部
10の長さを長くできるので、磁気飽和しにくく磁気損
失を抑えることができる。
について、その動作を説明する。円錐形状の突状歯部1
0を有するステータコア8aを用いることにより、ステ
ータコア8aの積み厚を増し外径を大きくすることがで
き、また巻線スペースも増すことができ、さらに、高エ
ネルギー積のロータマグネット3を使用した際突状歯部
10の長さを長くできるので、磁気飽和しにくく磁気損
失を抑えることができる。
【0013】以上のように本実施例によれば、ステータ
コア8aに突状歯部10を設けることにより、ステータ
コア8aの積み厚を増し外径を大きくするとともに、巻
線スペースを増すことができるので、高特性、高効率の
ブラシレスモータとすることができる。
コア8aに突状歯部10を設けることにより、ステータ
コア8aの積み厚を増し外径を大きくするとともに、巻
線スペースを増すことができるので、高特性、高効率の
ブラシレスモータとすることができる。
【0014】
【発明の効果】以上の実施例の説明より明らかなように
本発明は、ステータコアの突状歯部をステータコア中心
線上を頂点とする円錐形状にすることにより、小型で薄
型の高特性、高効率のブラシレスモータを実現できるも
のである。
本発明は、ステータコアの突状歯部をステータコア中心
線上を頂点とする円錐形状にすることにより、小型で薄
型の高特性、高効率のブラシレスモータを実現できるも
のである。
【図1】本発明の第1の実施例におけるブラシレスモー
タの断面図
タの断面図
【図2】(a)同ステータコアの断面図 (b)同ステータコアの平面図
【図3】従来のブラシレスモータの断面図
8a ステータコア 10 突状歯部
Claims (1)
- 【請求項1】 ステータコアと、前記ステータコアに対
し周方向に対向するロータマグネットとを有し、前記ス
テータコアの突状歯部全体あるいは一部をステータコア
中心線上を頂点とする円錐形状に塑性加工してなるブラ
シレスモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4446392A JP3052540B2 (ja) | 1992-03-02 | 1992-03-02 | ブラシレスモータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4446392A JP3052540B2 (ja) | 1992-03-02 | 1992-03-02 | ブラシレスモータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05252714A JPH05252714A (ja) | 1993-09-28 |
JP3052540B2 true JP3052540B2 (ja) | 2000-06-12 |
Family
ID=12692192
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4446392A Expired - Lifetime JP3052540B2 (ja) | 1992-03-02 | 1992-03-02 | ブラシレスモータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3052540B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7284908B2 (en) | 2004-09-10 | 2007-10-23 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Hydrodynamic bearing device and motor |
US7321178B2 (en) | 2004-12-08 | 2008-01-22 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Spindle motor |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4569839B2 (ja) * | 2007-05-25 | 2010-10-27 | 株式会社デンソー | 交流モータ |
-
1992
- 1992-03-02 JP JP4446392A patent/JP3052540B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7284908B2 (en) | 2004-09-10 | 2007-10-23 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Hydrodynamic bearing device and motor |
US7321178B2 (en) | 2004-12-08 | 2008-01-22 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Spindle motor |
US7420309B2 (en) | 2004-12-08 | 2008-09-02 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Spindle motor |
CN1797909B (zh) * | 2004-12-08 | 2010-06-30 | 松下电器产业株式会社 | 主轴电机 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05252714A (ja) | 1993-09-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 8 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080407 |
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Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090407 Year of fee payment: 9 |
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