JPS5913356Y2 - サイクルフアン - Google Patents
サイクルフアンInfo
- Publication number
- JPS5913356Y2 JPS5913356Y2 JP1196279U JP1196279U JPS5913356Y2 JP S5913356 Y2 JPS5913356 Y2 JP S5913356Y2 JP 1196279 U JP1196279 U JP 1196279U JP 1196279 U JP1196279 U JP 1196279U JP S5913356 Y2 JPS5913356 Y2 JP S5913356Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electric motor
- rotating shaft
- air blowing
- mounting bracket
- driving
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は送風用と捲回駆動用のそれぞれ別個の電動機
を有するサイクルファンに係り、特に送風用電動機の重
心をその懸垂旋回軸の軸線上に位置させるようにしたも
のである。
を有するサイクルファンに係り、特に送風用電動機の重
心をその懸垂旋回軸の軸線上に位置させるようにしたも
のである。
第1図は従来のサイクルファンを示すもので、これは前
・後ガード1,2により覆われた送風羽根3を回転させ
るその駆動用電動機4、この電動機4を揺動可能に取付
けたアーム5、およびこのアームを回動可能に支承する
ため天井面6に固着したベース7より下方へ延長されガ
2本の支承腕8を有し、かつクランク装置9を介して上
記電動機4の回転によりその全体を周知のように旋回運
動させるようになっている。
・後ガード1,2により覆われた送風羽根3を回転させ
るその駆動用電動機4、この電動機4を揺動可能に取付
けたアーム5、およびこのアームを回動可能に支承する
ため天井面6に固着したベース7より下方へ延長されガ
2本の支承腕8を有し、かつクランク装置9を介して上
記電動機4の回転によりその全体を周知のように旋回運
動させるようになっている。
そしてまた第2図は第1図中A部の拡大断面図で、図示
のように上記電動機4はフレーム10に圧入されたステ
ータ11、両端をフレーム10のブラケット12に支承
された回転子13、この回転子の回転軸14の後端部に
形成されたウオームネジ部15にかみ合いブラケット1
2の後部に一体成形されたギアボックス16内に位置さ
せた第2軸17、この第2軸とかみ合う第3軸18、さ
らにこの第3軸にかみ合う第4軸19により上記回転子
13の回転速度を減速して上記クランク装置9を駆動す
る減速歯車20等を内蔵している。
のように上記電動機4はフレーム10に圧入されたステ
ータ11、両端をフレーム10のブラケット12に支承
された回転子13、この回転子の回転軸14の後端部に
形成されたウオームネジ部15にかみ合いブラケット1
2の後部に一体成形されたギアボックス16内に位置さ
せた第2軸17、この第2軸とかみ合う第3軸18、さ
らにこの第3軸にかみ合う第4軸19により上記回転子
13の回転速度を減速して上記クランク装置9を駆動す
る減速歯車20等を内蔵している。
さらに第3図は第1図中のB部の拡大断面図で上記支承
腕8とアーム5とは当該結合部を回動可能にするためナ
ツト21で上記支承腕8に貫挿固定した球ボルト22の
先端球部に衝合するブツシュ23が上記アーム5の先端
に圧入されている。
腕8とアーム5とは当該結合部を回動可能にするためナ
ツト21で上記支承腕8に貫挿固定した球ボルト22の
先端球部に衝合するブツシュ23が上記アーム5の先端
に圧入されている。
従来のサイクルファンにおける捲回装置は以上のように
構成されているのでその使用部品点数が多く、また減速
伝達機構も3段階となるため当該各部品ごとの機械加工
も高度の精密仕上げが要求され、それだけコスト高にな
るばかりでなく、上記減速部における伝達作用の不具合
あるいは焼付き事故等の発生も多かった。
構成されているのでその使用部品点数が多く、また減速
伝達機構も3段階となるため当該各部品ごとの機械加工
も高度の精密仕上げが要求され、それだけコスト高にな
るばかりでなく、上記減速部における伝達作用の不具合
あるいは焼付き事故等の発生も多かった。
また上記第3図からもわかるように送風羽根3が最大旋
回角度になつ・た場合にも上記ナツト21と送風羽根3
の上縁との間隙1を所定寸法に設定する必要があるため
、送風用電動機4全体の重心であるG点を第1図のよう
にその旋回中心点0点に可及的に近づけることができず
、この0点に対するG点のずれが運転時の振動・騒音の
原因にもなる等の不都合を生じさせていた。
回角度になつ・た場合にも上記ナツト21と送風羽根3
の上縁との間隙1を所定寸法に設定する必要があるため
、送風用電動機4全体の重心であるG点を第1図のよう
にその旋回中心点0点に可及的に近づけることができず
、この0点に対するG点のずれが運転時の振動・騒音の
原因にもなる等の不都合を生じさせていた。
この考案は上記のような従来のものの欠点を除去するた
めになされたもので、以下第4〜第6図で示すこの考案
の一実施例について説明する。
めになされたもので、以下第4〜第6図で示すこの考案
の一実施例について説明する。
すなわちこの考案の場合は送風用と旋回駆動用電動機と
がそれぞれ別個に有し、その間に減速用ギアボックスを
必要としないので送風羽根3の駆動用電動機24をコス
ト面で有利な簡単な板金フレーム25と板金ブラケット
26により構成でき、がっこの電動機24による送風角
度αの設定はその取付金具27の自由端を天井面6に固
定された他方の旋回駆動用電動機28から延長吊下され
た回転軸29の下部に所望の選択角度にセットした状態
下での止めピン30とナツト31による当該取付金具の
固着により行われるようになっている。
がそれぞれ別個に有し、その間に減速用ギアボックスを
必要としないので送風羽根3の駆動用電動機24をコス
ト面で有利な簡単な板金フレーム25と板金ブラケット
26により構成でき、がっこの電動機24による送風角
度αの設定はその取付金具27の自由端を天井面6に固
定された他方の旋回駆動用電動機28から延長吊下され
た回転軸29の下部に所望の選択角度にセットした状態
下での止めピン30とナツト31による当該取付金具の
固着により行われるようになっている。
なお止めピン30による取付金具27の固着に際しては
特に送風羽根3等を含めたその駆動用電動機24の重心
点Gが上記旋回駆動用電動機28から延長されたその吊
下用回転軸29の軸線の延長線に対して上記所定の送風
角度αを維持させた状態で当該線上に位置させるよう配
慮することが必要である。
特に送風羽根3等を含めたその駆動用電動機24の重心
点Gが上記旋回駆動用電動機28から延長されたその吊
下用回転軸29の軸線の延長線に対して上記所定の送風
角度αを維持させた状態で当該線上に位置させるよう配
慮することが必要である。
その他第4図中の32はボルト33で天井面6に固着さ
れた上記電動機28の支承ベース、34はこのペースの
下面に一体に突設された筒状体、35はこの筒状体内に
設けた上記回転軸29の支承用ボールベアリング、36
は上記電動機24のカバー、また第5図の37は上記電
動機28の駆動軸端に設けた連結片、38はこの連結片
との嵌合溝で上記回転軸29の頂部に穿設されている。
れた上記電動機28の支承ベース、34はこのペースの
下面に一体に突設された筒状体、35はこの筒状体内に
設けた上記回転軸29の支承用ボールベアリング、36
は上記電動機24のカバー、また第5図の37は上記電
動機28の駆動軸端に設けた連結片、38はこの連結片
との嵌合溝で上記回転軸29の頂部に穿設されている。
上記構成においてサイクルファンとしての動作は両室動
機24.28間には従来のように減速用ギアボックスが
ないが所定減速による旋回連動が行われること従来のも
のと同様である。
機24.28間には従来のように減速用ギアボックスが
ないが所定減速による旋回連動が行われること従来のも
のと同様である。
また上記したように送風用と旋回駆動用電動機はそれぞ
れ別個に設けているので、旋回駆動用電動機28を所望
により停止した場合はその状態で送風用電動機24によ
り特定方向へのみ送風することができると共に、さらに
旋回運転に際しては送風機全体の重心点Gを上記旋回駆
動用電動機28の回転軸29を通るその鉛直旋回軸線上
に位置させているので、その重心点Gの偏心モーメント
による振動・騒音の生成もきわめて小さい。
れ別個に設けているので、旋回駆動用電動機28を所望
により停止した場合はその状態で送風用電動機24によ
り特定方向へのみ送風することができると共に、さらに
旋回運転に際しては送風機全体の重心点Gを上記旋回駆
動用電動機28の回転軸29を通るその鉛直旋回軸線上
に位置させているので、その重心点Gの偏心モーメント
による振動・騒音の生成もきわめて小さい。
この考案のサイクルファンは以上のように先ず第1に送
風羽根の駆動用電動機と旋回駆動用電動機をそれぞれ別
個に備えているので、従来のものにおけるような減速歯
車の高精度仕上げやギアボックスの一体戒形に手間を要
することなく、それだけ原価低減と全体の組立の簡略化
ができ、第2には送風羽根の駆動用電動機の重心を旋回
駆動用電動機の回転軸の軸線の延長線上に位置させてい
るので旋回運転時におけるその偏心モーメントに起因す
る振動・騒音も少く、また簡単なスイッチによる遠隙操
作により、所望の位置での旋回停止あるいは開始が可能
になり所望方向に選択的に送風することができる等の利
点もある。
風羽根の駆動用電動機と旋回駆動用電動機をそれぞれ別
個に備えているので、従来のものにおけるような減速歯
車の高精度仕上げやギアボックスの一体戒形に手間を要
することなく、それだけ原価低減と全体の組立の簡略化
ができ、第2には送風羽根の駆動用電動機の重心を旋回
駆動用電動機の回転軸の軸線の延長線上に位置させてい
るので旋回運転時におけるその偏心モーメントに起因す
る振動・騒音も少く、また簡単なスイッチによる遠隙操
作により、所望の位置での旋回停止あるいは開始が可能
になり所望方向に選択的に送風することができる等の利
点もある。
第1図は従来のサイクルファンを示す斜視図、第2図は
第1図中A部の拡大断面図、第3図は同じくB部の拡大
断面図、第4図はこの考案のサイクルファンを示す使用
状態図、第5図はその部分拡大図でイは旋回駆動用電動
機とその回転軸との結合構造を示す図、口は旋回用回転
軸の正面図およびその上端面図、第6図は旋回用回転軸
と送風電動機の取付金具との結合構造を示す分解拡大図
である。 なお図中3は送風羽根、6は天井面、24は送風用電動
機、27はその取付金具、28は旋回駆動用電動機、2
9はその回転軸、30は止めピン、31はナツト、αは
送風角度、Gは送風羽根等を含めたその駆動用電動機の
重心点を示す。 その他図中同−符号は同一部分を示すものとする。
第1図中A部の拡大断面図、第3図は同じくB部の拡大
断面図、第4図はこの考案のサイクルファンを示す使用
状態図、第5図はその部分拡大図でイは旋回駆動用電動
機とその回転軸との結合構造を示す図、口は旋回用回転
軸の正面図およびその上端面図、第6図は旋回用回転軸
と送風電動機の取付金具との結合構造を示す分解拡大図
である。 なお図中3は送風羽根、6は天井面、24は送風用電動
機、27はその取付金具、28は旋回駆動用電動機、2
9はその回転軸、30は止めピン、31はナツト、αは
送風角度、Gは送風羽根等を含めたその駆動用電動機の
重心点を示す。 その他図中同−符号は同一部分を示すものとする。
Claims (2)
- (1)天井面6に固定され回転軸29を鉛直方向に突出
させた捲回駆動用電動機28と、この電動機の突出軸端
に取付金具27を介して垂下され鉛直方向に対して所定
の送風角度αをもたせた送風羽根3の駆動用電動機24
とをそれぞれ別個に備え、かつ上記送風羽根3を含めた
その駆動用電動機24の上記垂下状態での重心点Gを、
上記捲回駆動用電動機28の回転軸29の軸線の延長線
上に位置させたことを特徴とするサイクルファン。 - (2)送風羽根3の駆動用電動機24の送風角度αの設
定およびその捲回駆動用電動機28の回転軸29を通る
その旋回軸線上への上記送風用電動機24の垂下状態で
の重心合わせを、捲回駆動用電動機28の回転軸29へ
の上記送風用電動機24の垂下用取付金具27とその選
択設定位置への当該取付金具の固定用止めピン30とナ
ツト31による締付けで行うようにした実用新案登録請
求の範囲第1項記載のサイクルファン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1196279U JPS5913356Y2 (ja) | 1979-02-01 | 1979-02-01 | サイクルフアン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1196279U JPS5913356Y2 (ja) | 1979-02-01 | 1979-02-01 | サイクルフアン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55112091U JPS55112091U (ja) | 1980-08-06 |
JPS5913356Y2 true JPS5913356Y2 (ja) | 1984-04-20 |
Family
ID=28827353
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1196279U Expired JPS5913356Y2 (ja) | 1979-02-01 | 1979-02-01 | サイクルフアン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5913356Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-02-01 JP JP1196279U patent/JPS5913356Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55112091U (ja) | 1980-08-06 |
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