JPH04103288U - 扇風機 - Google Patents

扇風機

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JPH04103288U
JPH04103288U JP165291U JP165291U JPH04103288U JP H04103288 U JPH04103288 U JP H04103288U JP 165291 U JP165291 U JP 165291U JP 165291 U JP165291 U JP 165291U JP H04103288 U JPH04103288 U JP H04103288U
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JP
Japan
Prior art keywords
blower
motor
swing
fan
switch
Prior art date
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Pending
Application number
JP165291U
Other languages
English (en)
Inventor
初男 矢島
Original Assignee
東芝機器株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 東芝機器株式会社 filed Critical 東芝機器株式会社
Priority to JP165291U priority Critical patent/JPH04103288U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 左右に首振りする送風体を、希望の方向に回
動させる。 【構成】 送風体を首振りさせる首振りモータ15に、正
逆転制御可能とするコンデンサモータを用いる。送風体
の首振り方向を指示手段32,33で指示し、この指示に対
応した方向に送風体が首振りするように、制御手段11で
首振りモータ15を制御する。 【効果】 送風体を希望の方向に回転させることで、送
風体を希望の方向に短時間で向けられる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】 〔考案の目的〕
【0002】
【産業上の利用分野】
本考案は、扇風機に関し、特に、ファンおよびこのファンを駆動するファンモ ータを有する送風体の首振りに関する。
【0003】
【従来の技術】
従来の扇風機においては、扇風機本体に対して、ファンおよびこのファンを駆 動するファンモータを有する送風体を左右方向に首振り可能に設け、この送風体 を首振り用の同期モータにより左右方向に首振りできるようになっている。
【0004】 そして、扇風機本体または扇風機の遠隔操作を行うことができるリモコンに設 けた首振り切換スイッチを操作することにより、送風体が左右に首振りしながら 広範囲に送風する状態と、首振りを停止して一定方向に集中的に送風する状態と を指定することができる。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、例えば、送風体の首振りが停止された状態にあって、その送風体の 向きに対して使用者が異なる方向に位置するような場合には、首振り切換スイッ チを操作して送風体を首振り状態にし、送風体が使用者の方向に向いた時点で、 首振り切換スイッチを再度操作して送風体の首振りを停止させるようにする。
【0006】 しかし、従来の扇風機では、首振り用に同期モータを使用しているため、送風 体が左右のどちらの方向に首振り開始するのかわからず、使用者の方向とは反対 の方向から首振りし、送風体が反転して戻ってくるまで待たなければならなかっ た。
【0007】 本考案は、このような点に鑑みてなされたもので、送風体を希望する方向に首 振りさせることができる扇風機を提供することを目的とするものである。
【0008】 〔考案の構成〕
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案は、扇風機本体と、ファンおよびこのファンを駆動するファンモータを 有し前記扇風機本体に対して首振り可能に設けた送風体と、この送風体を首振り させる正逆転制御可能とする首振りモータと、前記送風体の首振り方向を指示す る指示手段と、この指示手段による指示に対応した方向に前記送風体が首振りす るように前記首振りモータを制御する制御手段とを備えたものである。
【0010】
【作用】
本考案では、制御手段により、首振りモータを正逆転させ、送風体の首振り方 向を制御する。したがって、希望する方向に送風体が向くように指示手段で指示 することにより、送風体を希望の方向に向かって回転させ、送風体を希望の方向 に短時間で向けることができる。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の一実施例の構成を図面を参照して説明する。
【0012】 図2は扇風機の構造を示し、1は扇風機本体で、この扇風機本体1は、床面に 配置される台座にスタンドを立設し、このスタンドの上端にネックピース2を設 けている。
【0013】 また、11は送風体で、この送風体11は、ファン12とこのファン12を回転させる ファンモータ13とを備え、ファンモータ13に設けたスタッド14をネックピース2 に回動可能に取付け、このスタッド14を中心として首振り可能としている。また 、コンデンサモータからなる正逆転可能とする首振りモータ15を備え、この首振 りモータ15は、ブラケット16にてファンモータ13に固定し、首振り機構17を介し て送風体11全体を左右方向に首振り駆動する。首振り機構17は、首振りモータ15 の駆動軸15a にクランク18を固着し、このクランク18の先端にリンク19の一端を 回転自在に連結するとともにリンク19の他端をネックピース2の首振り用支点2a に回転自在に連結している。なお、20はファンモータ13、首振りモータ15および 首振り機構17などを覆うケースであり、21はファン12を覆うガードである。
【0014】 また、首振り機構17には、送風体11の左右の首振り限度位置を検知する検知手 段22を設けている。この検知手段22は、クランク19の先端上面に磁石23を埋め込 み、送風体11が左右の首振り限度位置に移動したときの磁石23の各位置に対応し て右側リードスイッチ24と左側リードスイッチ25とをブラケット16の下面にそれ ぞれ設けている。そして、各リードスイッチ24,25は、磁石23が近接対向したと きに接点がオフからオンに切換わるようになっている。
【0015】 図1は扇風機を制御する制御ブロック図を示し、31は制御手段で、送風体11の 首振り方向を指定する指定手段としての右首振りスイッチ32および左首振りスイ ッチ33、前記リードスイッチ24,25、送風体11の首振りと停止を切換える首振り 切換スイッチ34などのスイッチングに対応した信号を入力回路35を介して入力す るとともに、リモコン36から送信された指令に対応した信号を受信回路37を介し て入力する。なお、スイッチ32,33,34などは、風強さ切換えスイッチなどとと もに扇風機本体1の台座の操作部に設けられている。また、リモコン36にも操作 部と同様のスイッチが設けられている。
【0016】 そして、制御手段31は、駆動回路38を通じてファンモータ13を制御するととも に、駆動回路39を介して首振りモータ15を制御する。
【0017】 また、コンデンサモータからなる首振りモータ15は、回転子40に対して2つの モータコイル41,42を備え、駆動回路39のコモン端子に各モータコイル41,42の 一端をそれぞれ接続し、両モータコイル41,42の他端間にコンデンサ43を接続し 、このコンデンサ43とモータコイル41との間に駆動回路39の正転端子を接続する とともに、コンデンサ43とモータコイル42との間に駆動回路39の逆転端子を接続 している。
【0018】 そして、制御手段31は、右首振りスイッチ32の操作時に、駆動回路39の正転端 子から通電して首振りモータ15を正転(図面実線矢印)させ、また、左首振りス イッチ33の操作時に、駆動回路39の逆転端子から通電して首振りモータ15を逆転 (図面破線矢印)させる。
【0019】 次に、本実施例の作用を説明する。
【0020】 扇風機本体1の操作部またはリモコン36の送風スイッチを操作すれば、ファン モータ13が駆動されてファン12が回転され、送風が行われる。
【0021】 また、首振り切換スイッチ34を操作すれば、首振りモータ15が駆動され、首振 り機構17を介して送風体11の首振りが行われる。
【0022】 そして、送風体11の首振り動作を図3を参照して説明する。首振りモータ15の 正転または逆転により、駆動軸15a を中心としてクランク18が正転または逆転し (図にクランク18の先端の回転軌跡aを示す)、この回転力がリンク19に伝達さ れる。このとき、リンク19は支点2aを中心として回動可能とし、駆動軸15a はス タッド14を中心として回動移動可能としているため(図に駆動軸15a の回動軌跡 bを示す)、駆動軸15a に対して右回転または左回転移動力が作用することにな り、送風体11がスタッド14を中心として右回転または左回転する。
【0023】 また、このように右回転または左回転する送風体11が首振り限度位置に達し、 クランク19の磁石23が右側リードスイッチ24または左側リードスイッチ25に近接 対向し、右側リードスイッチ24または左側リードスイッチ25の接点がオフからオ ンに切換わると、制御手段31の制御によって首振りモータ15の回転が逆転され、 送風体11が逆方向に反転回動される。
【0024】 したがって、送風体11は、送風体11の中心線cが首振り角度θの範囲内で往復 移動することになる。
【0025】 また、首振り切換スイッチ34を再度操作すれば、首振りモータ15が停止され、 送風体11の首振りが停止される。
【0026】 また、送風体11の首振りが停止された状態で、その送風体11の向きを変えたい 場合には、希望の方向に対応した右首振りスイッチ32または左首振りスイッチ33 を操作する。すなわち、送風体11を右側に向けたい場合には、右首振りスイッチ 32を押し続けることにより、首振りモータ15が正転して送風体11が右回転し、そ して、送風体11が希望の向きまで右回転したら、右首振りスイッチ32を押すのを 解除することにより、首振りモータ15が停止され、送風体11の右回転が停止され る。なお、送風体11が首振り限度位置まで達して右側リードスイッチ24がオンす れば、首振りモータ15が停止され、それ以上の右回転が規制される。また、左首 振りスイッチ33の操作時についても同様である。
【0027】 このように、送風体11を向けたい方向に対応したスイッチ32,33を操作するこ とにより、送風体11は希望の方向に向かって回動開始するため、送風体11を希望 の方向に短時間で向けることができる。
【0028】 また、首振りモータ15として構造が簡単で制御の容易なコンデンサモータを用 いるため、扇風機が高価になるのを抑えることができる。
【0029】 なお、前記実施例では、首振りモータ15としてコンデンサモータを使用したが 、パルスモータなどの正逆転制御可能とするモータを使用することができる。
【0030】 また、前記実施例では、送風体11の左右首振り用に正逆転制御可能とするモー タを適用したが、上下首振りおよび俯仰角の調整を行うモータにも適用してそれ らの調整を行なうようにしてもよい。
【0031】 また、検知手段22としては、ホトインタラプタなどの光センサを用いてもよい 。
【0032】 また、首振りモータ15は扇風機本体1のネックピース2に設けてもよい。
【0033】
【考案の効果】
本考案によれば、送風体を首振りさせる首振りモータに正逆回転制御可能とす るモータを用いるため、制御手段により首振りモータを正逆転させて送風体の首 振り方向を制御することができ、したがって、希望する方向に送風体が向くよう に指示することにより、送風体を希望の方向に向かって回転させることができ、 送風体を希望の方向に短時間で向けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の扇風機の一実施例を示すブロック図で
ある。
【図2】扇風機の断面図である。
【図3】首振りの説明図である。
【符号の説明】
1 扇風機本体 11 送風体 12 ファン 13 ファンモータ 15 首振りモータ 31 制御手段 32,33 指定手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扇風機本体と、ファンおよびこのファン
    を駆動するファンモータを有し、前記扇風機本体に対し
    て首振り可能に設けた送風体と、この送風体を首振りさ
    せる正逆転制御可能とする首振りモータと、前記送風体
    の首振り方向を指示する指示手段と、この指示手段によ
    る指示に対応した方向に前記送風体が首振りするように
    前記首振りモータを制御する制御手段とを備えたことを
    特徴とする扇風機。
JP165291U 1991-01-23 1991-01-23 扇風機 Pending JPH04103288U (ja)

Priority Applications (1)

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JP165291U JPH04103288U (ja) 1991-01-23 1991-01-23 扇風機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP165291U JPH04103288U (ja) 1991-01-23 1991-01-23 扇風機

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Publication Number Publication Date
JPH04103288U true JPH04103288U (ja) 1992-09-07

Family

ID=31729148

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JP165291U Pending JPH04103288U (ja) 1991-01-23 1991-01-23 扇風機

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