JPH07332286A - 扇風機 - Google Patents

扇風機

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Publication number
JPH07332286A
JPH07332286A JP11983694A JP11983694A JPH07332286A JP H07332286 A JPH07332286 A JP H07332286A JP 11983694 A JP11983694 A JP 11983694A JP 11983694 A JP11983694 A JP 11983694A JP H07332286 A JPH07332286 A JP H07332286A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
swinging
swing
angle
neck
oscillating
Prior art date
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Pending
Application number
JP11983694A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Ochi
博 越智
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Hitachi Ltd
Hitachi Appliances Techno Service Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Taga Technology Ltd
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Publication date
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Publication of JPH07332286A publication Critical patent/JPH07332286A/ja
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】連続首振り運転において首振り角度を拡大し、
より広範囲への送風を実現するとともに、首振り角度の
調節を行えるようにし、使い勝手を向上させた扇風機の
提供。 【構成】扇風機頭部4を左右に首振りさせる2つの首振
り機構(A)25,(B)26を備え、2個の首振りモ
ータ(A)10,(B)11を使用し、2つの首振り機
構(A)25,(B)26を組合せて各々の首振り機構
(A)25,(B)26による首振り角度の合計角度の
広角度首振り運転を可能とする。また、2つの首振り機
構(A)25,(B)26をそれぞれ任意のタイミング
で駆動することにより、ほぼ0度となる狭角から2つの
首振り機構(A)25,(B)26を組み合わせた広角
度までの範囲で首振り角度の調節を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は扇風機、さらに詳細に
は、扇風機の首振り機構に関する。
【0002】
【従来の技術】扇風機の水平方向の首振りに関して2個
のモータを用いているものとして、特開平4−2462
90号公報、特開平4−246291号公報等に記載さ
れているものが知られている。
【0003】その構成は、2個のモータがそれぞれ首振
り中心移動用、左右首振り用の専用となっており、首振
り中心移動用モータで設定した位置を中心として左右首
振り用モータにより従来公知の左右の首振りを行うもの
であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】水平方向の首振りに関
して2個のモータを用いている従来技術では、1個のモ
ータは首振り中心移動用であるため、首振り運転による
送風範囲を拡大するものではなかった。
【0005】本発明は扇風機の首振り機構に関し、2つ
の首振り機構を組合せて首振り運転による送風範囲を拡
大することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、羽根、ガード、モータ等より構成される
頭部と、該頭部を枢軸(A)にて回転自在に支持する補助
ネックと、該補助ネックを枢軸(B)にて回転自在に支持
するネックと、該ネックを俯仰自在にスライドパイプに
支持し、該スライドパイプを摺動自在に支持する支柱を
有する基台部とを備える扇風機において、上記頭部を左
右に首振りさせる首振り機構(A)と、上記補助ネックを
左右に首振りさせる首振り機構(B)とを備え、各々の首
振り機構を首振りモータによって駆動する。
【0007】
【作用】首振り機構(B)は扇風機本体の正面を中心とし
て補助ネックが左右に首振りし、首振り機構(A)は補助
ネックの正面を中心として扇風機頭部が左右に首振りす
る。
【0008】扇風機頭部と補助ネックが扇風機本体の左
右どちらか一方へ首を振った場合、その方向への最大首
振り角度に同時に到達するよう設定すると、反対側の最
大首振り角度にも同時に到達し、首振り機構(A)、首振
り機構(B)の首振り角度の合計角度の広角度首振り運転
を行う。
【0009】また、扇風機頭部と補助ネックが互いに反
対方向の最大首振り角度に同時に到達するよう設定する
と、ほぼ0°に相当する首振り角度の首振り運転を行う
ため、各々の首振り機構のタイミングをずらすことによ
り、首振り機構(A)、首振り機構(B)の合計首振り角度
の広角度から、ほぼ0°に相当する挟角度までの間の任
意の首振り角度を設定することができる。
【0010】
【実施例】本発明の一実施例を図面を用いて説明する。
【0011】羽根1、ガード2、モータ3等より構成さ
れる頭部4と、頭部4を枢軸(A)13にて回転自在に支
持する補助ネック5と、補助ネック5を枢軸(B)14に
て回転自在に支持するネック6と、ネック6を俯仰自在
にスライドパイプ7に支持し、スライドパイプ7を摺動
自在に挿入した支柱8を有する基台部9とを備える扇風
機には、頭部4を左右に首振りさせる首振り機構(A)2
5と、補助ネック5を左右に首振りさせる首振り機構
(B)26とを備えている。
【0012】首振り機構(A)25は、モータ3の後方に
設置された首振りモータ(A)10と、ロッド(A)20
と、クランクディスク(A)18とで構成され、ロッド
(A)20は、補助ネック5の支持部(A)5aと、首振り
モータ(A)10の駆動軸(A)10aに挿入支持されたク
ランクディスク(A)18の支持部18aとを連結してい
る。
【0013】首振り機構(B)26は、ネック6内に配設
された首振りモータ(B)11と、ロッド(B)21と、ク
ランクディスク(B)19とで構成され、ロッド(B)21
は、補助ネック5の支持部(B)5bと、首振りモータ1
1の駆動軸(B)11aに挿入支持されたクランクディス
ク(B)19の支持部19aとを連結している。
【0014】首振りモータ(A)10、首振りモータ(B)
11は、基台部9内に設けられた制御部12により制御
される。
【0015】制御部12は、リモコン(図示せず)の受信
装置(図示せず)を備えており、リモコン(図示せず)によ
る制御も可能である。
【0016】首振り機構(A)25の枢軸(A)13は、首
振り機構(B)26の枢軸(B)14に対して前方へ移動し
ており、軸心の異なる2つの枢軸を有している。
【0017】このため、ガード2とネック6、スライド
パイプ7との距離を遠ざけることができ、広角度に首を
振った際にもガード2とネック6、スライドパイプ7と
の接触を防ぐことができる。
【0018】本実施例では首振り機構(A)25、首振り
機構(B)26の首振り角度を約90度に設定している。
【0019】首振り機構(B)26は、基台部9の正面を
中心として左右に約45度ずつ首振りを行い、首振り機
構(A)25は、補助ネック5の正面を中心として左右に
約45度ずつ首振りを行う。
【0020】首振り機構(A)25、首振り機構(B)26
の組合せによる広角度の首振りを行うには、扇風機頭部
4と補助ネック5とがいずれも基台部9の正面を向いた
状態から、同時に同一方向(例えば左側)に首振りを開始
させる。
【0021】首振り機構(A)25、首振り機構(B)26
の首振りモータ10,11は同じ回転数であり、同時に
左側の最大首振り角度に達する。
【0022】この時の扇風機頭部4の角度は、補助ネッ
ク5が基台部9の正面から左側へ約45度、扇風機頭部
4が補助ネック5の正面から左側へ約45度首を振って
いるため、基台部9の正面から左側へ約90度となる。
【0023】右側の最大首振り角度も同じく約90度と
なり、基台部9の正面を中心として約180度の連続首
振り運転を行うことができる。
【0024】また、首振り角度はロッド20,21、ク
ランクディスク18,19等の位置関係によりさらに大
きな角度とすることも可能である。
【0025】上記の広角度首振り運転を行うには、首振
り機構(A)25、首振り機構(B)26の中心を、まず基
台部9の正面に合わせる必要がある。
【0026】このため、首振り機構(A)25、首振り機
構(B)26には位置を検出するための位置検出センサ1
6を設けている。
【0027】位置検出センサ16は、発光体16aと受
光体16bとから構成されており、クランクディスク1
8,19の円盤状部分18b,19bで発光体16aと
受光体16bとの間を遮るように配設している。
【0028】クランクディスク18,19の円盤状部分
18b,19bの一部には、スリット状の切欠き18
c,19cを設けてあり、位置検出センサ16の発光体
16aの光がスリット状の切欠き部18c,19cを通
過し、受光体16bに届くことによって位置検出を行
う。
【0029】首振り機構(A)25は補助ネックの正面
で、首振り機構(B)26は基台部9の正面で検出される
よう、位置検出センサ16、クランクディスク18,1
9のスリット状の切欠き部18c,19cが配設されて
いる。
【0030】基台部9に設けられた広角度首振りスイッ
チ22の操作により、広角度首振りの信号が入力される
と、首振り機構(A)25、首振り機構(B)26が停止し
ていれば駆動を開始し、駆動していればそのままの状態
で、首振り機構(A)25、首振り機構(B)26のうち最
初に位置検出センサ16によって検出された方が検出位
置で待機し、もう一方が位置検出センサ16によって検
出されると同時に待機していた方が駆動を開始する。
【0031】首振りモータ10,11は回転方向を規制
しているため、反対方向に回転することはない。
【0032】つまり、扇風機頭部4、補助ネック5がど
の方向を向いていても、広角度首振りスイッチ22の操
作により容易に広角度首振り運転を行うことができる。
【0033】また、首振り機構(A)25、首振り機構
(B)26が左右いずれかの最大首振り角度に達した位置
を位置検出センサ16によって検出するよう設定する
と、首振りモータ10,11の回転方向を規制せずとも
同一方向への同時駆動開始は可能である。
【0034】次に首振り角度の調節方法について説明す
る。
【0035】基台部9に設けられた首振りスイッチ15
を1回操作するごとに、首振り機構(A)25の駆動開始
⇒首振り機構(A)25停止と同時に首振り機構(B)26
駆動開始⇒首振り機構(B)26駆動のまま首振り機構
(A)25駆動開始⇒首振り機構(A)25、首振り機構
(B)26とも停止となるよう設定する。
【0036】首振りスイッチ15を1回操作し、首振り
機構(A)25を駆動させ、頭部4の首振りを行う。
【0037】頭部4が左右どちらか一方(例えば左側)
の最大首振り角度に達した時点で首振りスイッチ15を
再度操作する。
【0038】頭部4は首振り機構(A)25の左の最大角
度の位置で停止したまま首振り機構(B)が駆動し、補助
ネック5が首振りを開始する。
【0039】ここで頭部4が停止した方向(左側)に補
助ネック5が最大に首を振った時点で更に首振りスイッ
チ15を操作すると、頭部4と補助ネック5は同時に右
方向へ首振りを開始する。
【0040】つまり、前述と同様に約180度の連続首
振り運転を行う。
【0041】3度目の首振りスイッチ15の操作を、頭
部4が停止した方向の反対方向(本実施例では右側)に
補助ネック5が最大に首を振った時点とすると、頭部4
と補助ネック5とは互いに反対方向に首振りを開始する
ため、ほぼ0度に相当する首振り運転を行う。
【0042】したがって、3度目の首振りスイッチ15
の操作時に補助ネック5の首振り角度が上記の中間であ
れば、約0度から180度の間の首振り角度を設定する
ことができる。
【0043】本実施例では角度設定の基準を左側として
いるが、右側に基準を設定しても同様である。
【0044】この角度設定を容易なものとするため、補
助ネック5とネック6に設定角度の目安となる表示17
を施している。
【0045】
【発明の効果】本発明により、従来よりも広角度の首振
り運転を実現することができ、より広範囲への送風を可
能とした。
【0046】また、首振り角度も広い範囲で調節できる
ため、部屋の広さ、人数、風量等様々な条件を考慮し、
自分好みの首振り角度を設定できる等、より使い勝手を
向上させた扇風機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る扇風機の一実施例を示す要部の縦
断面図である。
【図2】扇風機本体の外観図である。
【図3】図1に符号25,26で示す首振り機構と関連
部分の横断面図である。
【図4】同じく図1に符号10,11で示す首振りモー
タと関連部分の外観図である。
【図5】図1、図2に符号6で示すネック図と関連部分
の外観図である。
【符号の説明】
1…羽根、2…ガード、3…モータ、4…頭部、5…補
助ネック、5a…補助ネック支持部(A)、5b…補助ネ
ック支持部(B)、6…ネック、7…スライドパイプ、8
…支柱、9…基台部、10…首振りモータ(A)、10a
…首振りモータ(A)駆動軸、11…首振りモータ(B)、
11a…首振りモータ(B)駆動軸、12…制御部、13
…枢軸(A)、14…枢軸(B)、15…首振り調節スイッ
チ、16…位置検出センサ、16a…発光体、16b…
受光体、17…設定角度表示、18…クランクディスク
(A)、18a…クランクディスク(A)支持部、18b…
クランクディスク(A)円盤状部、18c…クランクディ
スク(A)切欠き部、19…クランクディスク(B)、19
a…クランクディスク(B)支持部、19b…クランクデ
ィスク(B)円盤状部、19c…クランクディスク(B)切
欠き部、20…ロッド(A)、21…ロッド(B)、22…
広角度首振りスイッチ、25…首振り機構(A)、26…
首振り機構(B)。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 羽根、ガード、モータ等より構成される
    頭部と、該頭部を枢軸(A)にて回転自在に支持する補助
    ネックと、該補助ネックを枢軸(B)にて回転自在に支持
    するネックと、該ネックを俯仰自在にスライドパイプに
    支持し、該スライドパイプを摺動自在に挿入した支柱を
    有する基台部とを備え、かつ上記頭部を首振りモータに
    よって左右に首振りさせる首振り機構(A)と、上記補助
    ネックを首振りモータによって左右に首振りさせる首振
    り機構(B)とを備え、上記首振り機構(A)と首振り機構
    (B)の首振りモータを同時に駆動させて、その首振り機
    構(A)と首振り機構(B)の首振り角度の合計角度となる
    首振りを行う構成を特徴とする扇風機。
  2. 【請求項2】 請求項1の扇風機において、首振り機構
    (A)と首振り機構(B)の角度を検出する位置検出手段を
    設け、該位置検出手段からの出力信号を元に上記首振り
    機構(A)と首振り機構(B)の首振りモータの駆動タイミ
    ングを合わせ、広角度首振りを行うことを特徴とする扇
    風機の首振り制御方法。
  3. 【請求項3】 請求項1の扇風機において、首振り機構
    (A)と首振り機構(B)の首振りモータをそれぞれ任意の
    タイミングで駆動させることにより、ほぼ0°となる狭
    角から、上記首振り機構(A)と首振り機構(B)の首振り
    角度の合計角度となる広角までの間で、任意の首振り角
    度を設定することを特徴とする扇風機の首振り制御方
    法。
JP11983694A 1994-06-01 1994-06-01 扇風機 Pending JPH07332286A (ja)

Priority Applications (1)

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JP11983694A JPH07332286A (ja) 1994-06-01 1994-06-01 扇風機

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JP11983694A JPH07332286A (ja) 1994-06-01 1994-06-01 扇風機

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JPH07332286A true JPH07332286A (ja) 1995-12-22

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ID=14771465

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JP11983694A Pending JPH07332286A (ja) 1994-06-01 1994-06-01 扇風機

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JP (1) JPH07332286A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006274840A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Mitsubishi Electric Corp 貫流送風機
JP2014163351A (ja) * 2013-02-27 2014-09-08 U-Tec Corp 扇風機

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JP2006274840A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Mitsubishi Electric Corp 貫流送風機
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