JPH08101280A - 赤外線検出装置 - Google Patents

赤外線検出装置

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JPH08101280A
JPH08101280A JP23706394A JP23706394A JPH08101280A JP H08101280 A JPH08101280 A JP H08101280A JP 23706394 A JP23706394 A JP 23706394A JP 23706394 A JP23706394 A JP 23706394A JP H08101280 A JPH08101280 A JP H08101280A
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sensor
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Takumi Matsuda
匠 松田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 揺動角度を自由に設定でき、しかも揺動の中
心位置が変化せず、常に正しい揺動角度が保たれ、簡単
な構造としてコストの低減を達成する。 【構成】 回転板9は正逆転モータAによりり伝達輪列
Bを介して往復揺動駆動される。回転板9上に赤外線セ
ンサ11を設け、赤外線センサが揺動中心L−Lに位置す
ることをフォトセンサ12により検出する。正逆転モータ
Aの制御手段は、予め設定されている振れ角に対応する
数の正駆動パルスを供給し、この正駆動パルスによる正
方向の回転が終了したときに逆駆動パルスを供給し、こ
の逆駆動パルスによる逆方向の回転により再びフォトセ
ンサ12に出力を生じたときに同数の逆駆動パルスを供給
し、この逆駆動パルスによる逆方向の回転が終了したと
きに正駆動パルスを供給し、この正駆動パルスによる正
方向の回転により再び元位置に戻るように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人体から放射される赤
外線を検出する赤外線検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の赤外線検出装置は、
例えば冷暖房器具などの電気機器を作動させる際に、人
のいる方向に向かって冷気或いは暖気を吹き出すため
に、人のいる方向を検出するのに用いられている。この
赤外線検出装置では通常焦電型赤外線センサが用いられ
ている。焦電型赤外線センサは入射赤外線量の変化に対
してのみ応答するため、対象物体が静止してしまうと入
射赤外線量が変化しなくなり、センサで感知できなくな
ってしまう。このため焦電型赤外線センサを揺動させて
静止体でも感知できるようにしている。
【0003】この揺動駆動する手段として、例えば、特
開昭57−25092号公報には、モータによりカム板
を回転駆動し、このカム板の回転により、赤外線センサ
及び凹面ミラーを支持している受台を垂直支軸を中心に
往復揺動させ、変化する入射赤外線を凹面ミラーを介し
て集光し、赤外線センサで検出するようにしている。ま
た、他の揺動駆動する手段としては、揺動の始点と終点
位置にセンサを設けておき、このセンサにより検出され
たときに揺動方向を反転させるようにしたものがある。
更にまた、正逆転モータを使用し、モータの駆動パルス
の数で揺動角度を制御するものもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術におい
て、カムを用いるものでは、角速度が安定しないし、揺
動角度を変更することができず、広い範囲を検知したい
場合にそれができないという問題がある。また、始点と
終点にセンサを配置したものも同様に揺動角度の変更が
できず、かつセンサ回路が2系統となり処理も複雑でコ
ストアップにつながるという問題がある。また、正逆転
モータを使用するものでは、モータの送り誤差の結果が
積算されて、揺動角度の中心位置のずれを生じ、所望の
範囲の検知ができないという問題がある。そこで本発明
の目的は、揺動角度を自由に設定でき、しかも揺動の中
心位置が変化すること無く常に正しい揺動角度が保た
れ、かつ簡単な構造としてコストの低減を達成すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の赤外線検出装置は、正逆転モータによって
往復揺動するように駆動される回転板が設けてあり、こ
の回転板には、赤外線センサが設けてあり、この赤外線
センサが揺動中心に位置することを検出するセンサが配
設してあり、正逆転モータを制御する制御手段が備わっ
ている。この制御手段は、予め設定されている振れ角に
対応する数の正駆動パルスを供給し、この正駆動パルス
による正方向の回転が終了したときに逆駆動パルスを供
給し、この逆駆動パルスによる逆方向の回転により再び
センサに出力を生じたときに同数の逆駆動パルスを供給
し、この逆駆動パルスによる逆方向の回転が終了したと
きに正駆動パルスを供給し、この正駆動パルスによる正
方向の回転により再び元位置に戻るように制御するもの
である。
【0006】
【実施例】本発明の一実施例を図面を参照して説明す
る。図1及び図2に示すように、上ケース1と下ケース
2によりケースを構成し、ケースの内部に駆動モータA
とその伝達輪列Bが収納してある。駆動モータAは正逆
転モータであり、下ケース2に固定されたU字状のステ
ータ3と、ステータの一方の脚片にコイルボビン4を介
して巻回されたコイル5と、上ケース1と下ケース2と
に回転自在に軸受されたロータ6とからなる。ロータ6
はロータ軸6aにロータ磁石6bを嵌合固着してあり、
このロータ磁石6bをステータ3の磁極部に対向させて
いる。ロータ軸6aにロータピニオン6cが形成してあ
る。伝達輪列Bを構成する2番車7と駆動車8は、上ケ
ース1と下ケース2とに回転自在に軸受けされており、
ロータピニオン6cに2番車7が噛合し、2番車ピニオ
ン7aに駆動車8が噛合し、駆動車8の中心軸8aは上
ケース1から突出している。
【0007】中心軸8aに回転板9の一端部がねじ10
により結合してある。回転板9の上面であって中心軸8
aに対向する位置に、赤外線センサ11が固着してあ
る。したがって、回転板9は中心軸8aを揺動中心とし
て往復揺動するものであり、この揺動中心に赤外線セン
サ11が位置している。回転板9の他端部は上ケース1
に向かって屈成されて遮蔽部9aが形成してある。上ケ
ース1に赤外線センサ11が揺動中心に位置することを
検出するセンサ12が固定してある。センサ12として
は、この実施例では、フォトインタラプタ型のセンサが
用いられ、その発光素子及び受光素子は、遮蔽部9aを
挾んで対向的に設けられている。センサ12は赤外線セ
ンサ11の揺動中心L−L上に位置させてあり、赤外線
センサはこの揺動中心L−Lを中心とする両側(図1上
下方向)に振れ角が設定されている。
【0008】図3はこの装置の制御ブロック図であり、
中央制御手段(CPU)13に対して、赤外線センサ1
1の揺動中心L−Lからの振れ角を、振れ角設定手段1
4によって適宜に設定可能である。ROM15には駆動
モータAを駆動する制御プログラムが格納してある。赤
外線センサ11により検出されている赤外線の検出信号
はCPU13に供給され、センサ12の検出信号もCP
U13に供給される。CPU13は設定された振れ角に
対応する駆動パルスをROM15から読み出して駆動モ
ータAを駆動する。
【0009】動作について説明すると、振れ角設定手段
14により例えば振れ角を100度として設定された場
合には、設定された振れ角100度の1/2に対応する
数の正駆動パルスがROM15から読み出され、この正
駆動パルスにより駆動モータAを駆動する。即ち、駆動
コイル5に回転板9を図1の反時計方向に振れ角の1/
2に相当する位置まで回転させる正駆動パルスが供給さ
れて、回転板9が回転板9´の位置まで回転すると、こ
こで逆駆動パルスが供給され、回転板9' は今度は時計
方向に回転して元の揺動中心L−Lの位置に戻る。そこ
でセンサ12に検出信号を生じると、CPU13から同
数の逆駆動パルスが供給され、回転板9は時計方向の回
転を継続して図1の揺動中心L−Lから振れ角の1/2
に相当する回転板9''の位置まで回転する。ここで正駆
動パルスが供給され、回転板9''は今度は反時計方向に
回転して元の揺動中心L−Lの位置に戻り、これがフォ
トセンサ12により検出される。この動作が繰り返され
て、回転板9は設定された振れ角100度で揺動中心の
位置が変わることなく往復揺動する。
【0010】回転板9のこの往復揺動と共に赤外線セン
サ11も同じ振れ角で往復揺動するので、この間に刻々
と検出した赤外線センサ11の検出信号に基づきCPU
13は、例えば図示しない冷暖房器具等の電気機器の制
御手段16に供給する。これにより冷暖房器具は、検出
信号が検出された角度位置つまり人体の位置する場所に
向けて冷気或いは暖気を吹き出す、などの動作を行うよ
うに制御手段16により制御される。赤外線センサによ
り更に広い範囲での赤外線の検出を行わせたい場合に
は、振れ角設定手段14により更に広い振れ角を設定す
れば良い。赤外線センサの位置検出手段として本実施例
では、フォトセンサを用いたが、フォトセンサに限る必
要はなく、電磁誘導式、磁気式、接点式等の各種センサ
を用いることができる。
【0011】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明の赤外線
検出装置は、赤外線センサの揺動角度を予め設定してお
くことにより、設定された揺動角度で揺動させることが
でき、またこの揺動角度を適宜に変更することが可能で
ある。しかも揺動中心の位置を検出して駆動パルスを供
給するので、もしモータの送り誤差を生じても、揺動中
心位置毎に正確な駆動パルスが供給されることによって
誤差が積算されることがなく、従って赤外線センサは、
常に正確な揺動運動を行うことになり、必要とする正し
い赤外線のデータを検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すもので、上ケースを外
した状態の平面図である。
【図2】図1の展開断面図である。
【図3】本装置の駆動手段を示すブロック図である。
【符号の説明】
A 正逆転モータ L−L 赤外線センサの揺動中心 9 回転板 11 赤外線センサ 12 センサ(フォトセンサ) 13 制御手段(CPU)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正逆転モータによって往復揺動するよう
    に駆動される回転板が設けてあり、 上記回転板には、赤外線センサが設けてあり、 上記赤外線センサが揺動中心に位置することを検出する
    センサが配設してあり、 上記正逆転モータを制御する制御手段が備わっており、 上記制御手段は、予め設定されている振れ角に対応する
    数の正駆動パルスを供給し、上記正駆動パルスによる正
    方向の回転が終了したときに逆駆動パルスを供給し、上
    記逆駆動パルスによる逆方向の回転により再び上記セン
    サに出力を生じたときに上記と同数の逆駆動パルスを供
    給し、上記逆駆動パルスによる逆方向の回転が終了した
    ときに正駆動パルスを供給し、上記正駆動パルスによる
    正方向の回転により再び元位置に戻るように制御するも
    のであることを特徴とする赤外線検出装置。
JP23706394A 1994-09-30 1994-09-30 赤外線検出装置 Expired - Fee Related JP2920154B2 (ja)

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JPH08101280A true JPH08101280A (ja) 1996-04-16
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113009936A (zh) * 2019-12-20 2021-06-22 杭州乐秀电子科技有限公司 一种暖风机的定位系统及定位控制方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113009936A (zh) * 2019-12-20 2021-06-22 杭州乐秀电子科技有限公司 一种暖风机的定位系统及定位控制方法

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JP2920154B2 (ja) 1999-07-19

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