JPS6213645Y2 - - Google Patents

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JPS6213645Y2
JPS6213645Y2 JP7611382U JP7611382U JPS6213645Y2 JP S6213645 Y2 JPS6213645 Y2 JP S6213645Y2 JP 7611382 U JP7611382 U JP 7611382U JP 7611382 U JP7611382 U JP 7611382U JP S6213645 Y2 JPS6213645 Y2 JP S6213645Y2
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JP
Japan
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ball
motor
speed motor
constant speed
main body
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JP7611382U
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JPS58179168U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はテニス用投球装置、特に、ボール射出
機構及びそれにボールを1個ずつ供給するボール
供給機構を本体に内蔵するとともに、上記ボール
供給機構を、発射時間間隔調整手段で設定した時
間間隔で繰り返し動作させることができる球出制
御回路を備えたテニス用投球装置に関する。
従来のこの種の投球装置において、ボールの左
右の射出角度を任意に変えるには、上記本体を可
変速モータを用いて左右に水平旋回するようにし
ている。
しかし、これによると、可速度モータ自体高価
なものであるに加えそれを調整するための手段を
必要とすることから、価格が高くなるとともに、
ボールの発射時間間隔の調整のほかに可変速モー
タの調整も行わなければならない。
本考案は、可変速モータに比べて価格が格段に
安い通常の定速モータによつて本体を所定の角度
で左右に水平往復旋回させ、あとの発射時間間隔
調整手段でボールの発射時間間隔を調整するだけ
で、ボールの左右の射出角度を任意に変えること
ができ、またボールを左右それぞれ一定の射出角
度で左右交互に射出できるとともに、その一定射
出角度による発射時間間隔を、上記発射時間間隔
調整手段によつて調整することができるようにし
たものである。
すなわち、本考案は、水平旋回用定速モータ
と、この定速モータの駆動により本体を所定の角
度範囲内で左右に水平往復旋回させるクランク機
構と、本体を左右それぞれ定角度位置において停
止させるべく上記クランク機構によつて操作され
るモータ停止用スイツチと、断続旋回モードと連
続旋回モードの切替えを行うための旋回モード切
替用スイツチと、この旋回モード切替用スイツチ
を断続旋回モード側にした場合には、上記モータ
停止用スイツチがクランク機構によつて操作され
たとき上記定速モータを停止させるとともに、上
記球出制御回路の制御によつて、上記ボール供給
機構によるボール供給後に定速モータを再び駆動
させ、他方連続旋回モード側にした場合には、モ
ータ停止用スイツチの操作に拘らず定速モータを
連続駆動させるモータ制御回路とを備えてなるこ
とを特徴とするものである。
従つて、本考案によれば、従来に比べて格段に
低廉に提供できるとともに、調整操作も簡単であ
る。
以下には本考案を図示の実施例について詳細に
説明する。
本投球装置は、その本体1を、車輪2,2を有
する走行台3上に搭載していて、走行させること
ができるようになつている。
車輪2,2は、走行台3に枢着したハンドル4
を回動操作することにより走行台3に対して上下
動できるようになつており、走行台3を定置する
には、ハンドル4を起立させて車輪2,2を浮上
させるものである。
本体1は、そのハウジング5上にホツパー6を
固着しているとともに、該ハウジング5内に、ボ
ール供給機構及びボール射出機構を装備してい
て、ホツパー6内のボールを、ボール供給機構に
よつて1個ずつボール射出機構に自動的に送り込
むことができるとともに、その送り込まれたボー
ルを、ボール射出機構によつてハウジング5の前
面の射出口5′(第1図)より自動的に射出でき
るようになつている。
すなわち、ボール供給機構及びボール射出機構
はいずれも公知のもので、その概要を第6図に示
すように、ボール供給機構は、電磁石7を付勢す
るとゲート8が開くと同時にシヤツタ9が閉じる
ことにより、ボール10を1個だけ落下させるよ
うになつている。また、ボール射出機構は、ガイ
ド11に沿つて落下してきたボール10を上下1
対のローラ12,12で挾圧して圧潰し、その回
転力で射出するもので、両ローラ12,12は、
図示しない1対の射出用モータによつて別々に回
転せられるようになつている。
本体1は、走行台3上に軸支した水平旋回台1
3に前後傾動可能に架設され、水平旋回台13が
左右に水平旋回するのにともないそれと一体に左
右に水平旋回するようになつているとともに、仰
角度を調整できるようになつている。
すなわち、水平旋回台13は、水平な台板14
上に垂直なフレーム15を立設したもので、該水
平旋回台13は、その台板14が軸16によつて
走行台13に軸支してあることにより左右に水平
旋回できるようになつている。そして、本体1の
ハウジング5は、軸17によりフレーム15に前
後傾動可能(垂直回動可能)に枢着されていると
ともに、その傾動を止めねじ18により規制でき
るようになつている。
水平旋回台13は、走行台3に搭載したクラン
ク機構19を介して同じく走行台3に搭載した水
平旋回用定速モータ20に連係され、この定速モ
ータ20の駆動により左右に水平往復旋回せられ
る。
すなわち、定速モータ20の出力軸に直結した
デイスククランク21と水平旋回台13の台板1
4とをリンク22によつて連結してあり、定速モ
ータ20の一定方向の一定速度の回転にともない
水平旋回台13が、所定の角度範囲内で左右に往
復旋回するようになつている。
しかして、本体1は、定速モータ20の駆動に
よつて所定の角度範囲内で左右に水平往復旋回せ
られるもので、本例においてはこの往復旋回角度
を約18度に設定してある。
このように本体1は、約18度の角度範囲内で左
右に自動的に往復旋回することができるものであ
るが、それはまた左右それぞれ一定の角度位置で
停止させることもできるようになつている。
すなわち、走行台3上に、モータ停止用スイツ
チとして1個のリミツトスイツチ23を設置して
あるとともに、デイスククランク21の外周面に
は、第7図に詳しく示すようにリミツトスイツチ
23のスイツチ作動子24に衝突したときそのス
イツチをオンする2つの突起25,25を突設し
てある。これら両突起25,25は互いに180度
の位相差になつており、一方の突起25がスイツ
チ作動子24に衝突してリミツトスイツチ23が
オンになり定速モータ20が後述するように停止
すると、本体1が、上記所定角度(約18度)範囲
内の左側の旋回限界角度位置で停止し、また他方
の突起25がスイツチ作動子24に衝突して上記
と同様に定速モータ20が停止すると、本体1が
右側の旋回限界角度位置で停止する関係になつて
いる。
本体1のケーシンジ5の外面上側に、第5図に
示すように操作盤26を設置してある。この操作
盤26には、ボールの発射時間間隔を調整するた
めの発射時間間隔調整ダイヤル27、手動発射、
自動発射、発射停止切替用スイツチ28、手動発
射用押ボタンスイツチ29、前記上下のローラ1
2,12を回転させる上下の射出用モータの速度
をそれぞれ調整するための上下のローラ回転速度
調整ダイヤル30,30、本体1を断続的に水平
旋回させるか連続旋回させるかの旋回モードの切
替えを行うための旋回モード切替用スイツチ31
及び投球装置を外部信号によつて自動制御するか
しないかを切替えるためのスイツチ32が備えら
れている。
本投球装置の動作は、かかるダイヤル及びスイ
ツチの操作にもとづいて第8図に示す電気回路に
より制御されるもので、次にはこれについて説明
する。
上記発射時間間隔調整ダイヤル27を調整する
と球出制御回路33内のタイマが調整され、その
設定した時間おきに球出制御回路33よりブザー
作動信号及び球出信号(パルス)が出力され、そ
れにてブザー34が作動せられるとともに球出用
リレー35が付勢せられる。
リレー35が付勢してその接点35が閉じる
と、上記電磁石7が励磁されて上記のようにボー
ル10が1個だけ供給され、また同時にこのリレ
ー35の接点35が閉じることにより、タイマ
作動用リレー36が付勢してその接点36が閉
じ、該リレー36が自己保持する。これにより第
1のタイマ37が作動し、設定時間後にその限時
接点37,37を開く。限時接点37が開
くとリレー36は消勢する。従つて、リレー36
は、タイマ37の設定時間中だけ付勢することに
なる。
このような一連の動作は、球出制御回路33か
ら球出信号が出力されるごとに行われる。
しかして、上記旋回モード切替用スイツチ31
を断続モード側(第8図において上側)に設定し
た場合には、本体1の水平旋回とボール10の射
出動作とは次のような関係になる。
すなわち、球出制御回路33より球出信号が未
だ出力されなくて第1のタイマ37が作動してい
ないとき、上記リミツトスイツチ23が前述のよ
うにオンすると(瞬間的にオンする)、モータ停
止用リレー38が付勢してその接点38が閉
じ、該リレー38が自己保持する。これにより、
そのリレー38の接点38が開いて上記定速モ
ータ20が継続して停止し、それによつてまた上
述のように本体1が左側あるいは右側の旋回限界
角度位置で停止する。
また、リミツトスイツチ23がオンになると、
第2のタイマ39が動作して短かい一定時間後に
その限時接点39を開き、リミツトスイツチ2
3とリレー38との接続関係を遮断する。
このようにして定速モータ20が停止している
状態において、球出制御回路より球出信号が出力
されて上述のような一連の動作が行われ、第1の
タイマ37の限時接点37が関くと、リレー3
8が消勢してその接点38が再び閉じるもの
で、これにより定速モータ20が再び回転して本
体1が水平旋回し、リミツトスイツチ23がオン
になると再び上記と同様に定速モータ20が停止
する。
なお、リミツトスイツチ24が、デイスククラ
ンク21の一方の突起25によつてオンせられて
から他方の突起25によりオンせられるまでの時
間、従つて本体1が左右いずれか一方の旋回限界
位置から他方の旋回限界位置まで旋回するに要す
る時間t1は、発射時間間隔調整ダイヤル27の最
低設定時間間隔t2よりも短かくしてある。因み
に、t1が1.8秒、t2が2.0秒にしてある。
従つて、旋回モード切替用スイツチ31を断続
モードに設定した場合には、本体1が左側及び右
側の旋回限界角度位置で停止するつど、その停止
時点よりある時間後に、すなわちダイヤル27を
例えば3秒に設定した場合には3−1.8=1.2秒後
にボール10が射出される。
これを第9図に示すように実際のテニスコート
40上についてみれば、ボール10を、約18度の
角度でテニスコート40の左右に振り分けるよう
に左右交互に本体1より射出(左右それぞれ中心
線より約9度の定射出角度を射出)でき、約18度
の射出角度で左右交互にいわゆるフオアーバツク
の打ち返しを行うことができるとともに、その発
射時間間隔をダイヤル27によつて任意に調整す
ることができるものである。
他方、旋回モード切替用スイツチ31を連続旋
回モード側(第8図において下側)に設定した場
合には、リミツトスイツチ23がオンになつても
モータ停止用リレー38は付勢されないので、定
速モータ20は連続して回転し、本体1が連続し
て水平往復旋回を繰り返すもので、ボール10
は、約18度の射出角度範囲内において、ダイヤル
27で設定した発射時間間隔でランダムに射出さ
れる。
なお、ボール10の射出垂直角度を調整するに
は、本体1を軸17を中心に傾動させればよい。
以上詳述したように、本考案によれば、可変速
モータに比べて価格が格段に安い通常の変速モー
タによつて本体を所定の角度で左右に水平往復旋
回させ、あとは発射時間間隔調整手段(実施例に
おけるダイヤル27)でボールの発射時間間隔を
調整するだけで、ボールの左右の射出角度を任意
に変えることができ、またボールを左右それぞれ
一定の射出角度で左右交互に射出できるととも
に、その一定射出角度による発射時間間隔を、上
記発射時間間隔調整手段によつて調整することが
できるもので、可変速モータを用いた従来のもの
に比べて格段に安価に提供できるとともに、調整
操作も簡単である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は正面図、第2図は背面図、第3図は平面図、第
4図は右側面図、第5図は左側面図、第6図はボ
ール供給機構及びボール射出機構の概要説明図、
第7図はクランク機構の拡大平面図、第8図は電
気回路図、第9図はテニスコート上におけるボー
ルの射出状態を説明する説明図である。 12,12……ボール射出機構のローラ、7…
…ボール供給機構の電磁石、1……本体、27…
…発射時間間隔調整ダイヤル、33……球出制御
回路、20……水平旋回用定速モータ、19……
クランク機構、24……モータ停止用リミツトス
イツチ、31……旋回モード切替用スイツチ、3
8……モータ停止用リレー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ボール射出機構及びそれにボールを1個ずつ供
    給するボール供給機構を本体に内蔵するととも
    に、上記ボール供給機構を、発射時間間隔調整手
    段で設定した時間間隔で繰り返し動作させること
    ができる球出制御回路を備えたテニス用投球装置
    において、水平旋回用定速モータと、この定速モ
    ータの駆動により上記本体を所定の角度範囲内で
    左右に水平往復旋回させるクランク機構と、上記
    本体を左右それぞれ定角度位置において停止させ
    るべく上記クランク機構によつて操作されるモー
    タ停止用スイツチと、断続旋回モードと連続旋回
    モードの切替えを行うための旋回モード切替用ス
    イツチと、この旋回モード切替用スイツチを断続
    旋回モード側にした場合には、上記モータ停止用
    スイツチがクランク機構によつて操作されたとき
    上記定速モータを停止させるとともに、上記球出
    制御回路の制御によつて、上記ボール供給機構に
    よるボール供給後に定速モータを再び駆動させ、
    他方連続旋回モード側にした場合には、モータ停
    止用スイツチの操作に拘らず定速モータを連続駆
    動させるモータ制御回路とを備えてなることを特
    徴とするテニス用投球装置。
JP7611382U 1982-05-24 1982-05-24 テニス用投球装置 Granted JPS58179168U (ja)

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JP7611382U JPS58179168U (ja) 1982-05-24 1982-05-24 テニス用投球装置

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JP7611382U JPS58179168U (ja) 1982-05-24 1982-05-24 テニス用投球装置

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JPS58179168U JPS58179168U (ja) 1983-11-30
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JP7611382U Granted JPS58179168U (ja) 1982-05-24 1982-05-24 テニス用投球装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0428613Y2 (ja) * 1986-04-08 1992-07-10
JP6448240B2 (ja) * 2014-07-16 2019-01-09 共和技研株式会社 空気圧を用いるボール発射装置

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JPS58179168U (ja) 1983-11-30

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