JPH05230518A - 溶融金属の真空脱ガス装置 - Google Patents
溶融金属の真空脱ガス装置Info
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- JPH05230518A JPH05230518A JP3518692A JP3518692A JPH05230518A JP H05230518 A JPH05230518 A JP H05230518A JP 3518692 A JP3518692 A JP 3518692A JP 3518692 A JP3518692 A JP 3518692A JP H05230518 A JPH05230518 A JP H05230518A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 真空脱ガス装置の立ち上げ運転後に真空脱ガ
ス処理運転に入る時の移行時間を短縮して真空脱ガス処
理の生産性を高位に安定せしめると共に、ダンパーＳＶ
０開閉用油圧シリンダー機構ＳＬの小型化をも可能にす
る装置を提供する。 【構成】 溶融金属の真空脱ガス槽と真空排気装置間の
排気ダクトに、ダストセパレーターを介設し、このダス
トセパレーター内にダストセパレーターの排気口を開閉
するダンパーを有する溶融金属の真空脱ガス装置におい
て、前記ダストセパレーターと真空排気装置間の排気ダ
クトに一端を連通接続し他端をダストセパレーターに連
通接続すると共に均圧弁を介設したバイパス管を設けた
溶融金属の真空脱ガス装置。
ス処理運転に入る時の移行時間を短縮して真空脱ガス処
理の生産性を高位に安定せしめると共に、ダンパーＳＶ
０開閉用油圧シリンダー機構ＳＬの小型化をも可能にす
る装置を提供する。 【構成】 溶融金属の真空脱ガス槽と真空排気装置間の
排気ダクトに、ダストセパレーターを介設し、このダス
トセパレーター内にダストセパレーターの排気口を開閉
するダンパーを有する溶融金属の真空脱ガス装置におい
て、前記ダストセパレーターと真空排気装置間の排気ダ
クトに一端を連通接続し他端をダストセパレーターに連
通接続すると共に均圧弁を介設したバイパス管を設けた
溶融金属の真空脱ガス装置。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、溶融金属の真空脱ガス
装置に関するものである。
装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】溶融金属の清浄化や成分調整等に真空脱
ガス装置が用いられる。例えば溶鋼の真空脱ガス装置に
はＲＨ式真空脱ガス装置やＤＨ式真空脱ガス装置が一般
的に使用されている。これらの装置は、図２に示す如く
溶鋼収容容器ＬＤ内の溶鋼ＳＭに、溶鋼吸上・排出用の
浸漬管ＩＰを下部に有する真空脱ガス槽Ｖと、真空脱ガ
ス槽Ｖに合金供給管Ｐ１，Ｐ１を介して連通接続した合
金槽Ｇ１，Ｇ１と、真空脱ガス槽Ｖにダストセパレータ
ＤＳ介設の排気ダクトＸＤを介して連通接続した真空排
気装置ＳＨとを主構成とする。そしてダストセパレータ
ＤＳ内にダストセパレータの排気口ＨＫを油圧シリンダ
ー機構ＳＬで開閉するダンパーＳＶ０を有し、前記合金
供給管Ｐ１，Ｐ１、ダストセパレータＤＳ、排気ダクト
ＸＤの各々に復圧用の遮断弁ＳＶ４，ＳＶ３，ＳＶ７，
ＳＶ５付きガス供給管１ａ，１ｂ，１ｃを接続すると共
に、合金供給管Ｐ１，Ｐ１にも遮断弁ＳＶ２，ＳＶ２を
介設してある。又真空排気装置は、排気ダクトＸＤに例
えばブースター１Ｂ，２Ｂ，３Ｂ、コンデンサー１Ｃ、
エジェクター４Ｅ、コンデンサー２Ｃ、エジェクター５
Ｅ、コンデンサー３Ｃ、エジェクター６Ｅ、アフターコ
ンデンサーＡＣ、ミストセパレーターＭＳを順次連設
し、コンデンサー２ＣとアフターコンデンサーＡＣ間に
は別ルートでエジェクターＳＥを設けてある。
ガス装置が用いられる。例えば溶鋼の真空脱ガス装置に
はＲＨ式真空脱ガス装置やＤＨ式真空脱ガス装置が一般
的に使用されている。これらの装置は、図２に示す如く
溶鋼収容容器ＬＤ内の溶鋼ＳＭに、溶鋼吸上・排出用の
浸漬管ＩＰを下部に有する真空脱ガス槽Ｖと、真空脱ガ
ス槽Ｖに合金供給管Ｐ１，Ｐ１を介して連通接続した合
金槽Ｇ１，Ｇ１と、真空脱ガス槽Ｖにダストセパレータ
ＤＳ介設の排気ダクトＸＤを介して連通接続した真空排
気装置ＳＨとを主構成とする。そしてダストセパレータ
ＤＳ内にダストセパレータの排気口ＨＫを油圧シリンダ
ー機構ＳＬで開閉するダンパーＳＶ０を有し、前記合金
供給管Ｐ１，Ｐ１、ダストセパレータＤＳ、排気ダクト
ＸＤの各々に復圧用の遮断弁ＳＶ４，ＳＶ３，ＳＶ７，
ＳＶ５付きガス供給管１ａ，１ｂ，１ｃを接続すると共
に、合金供給管Ｐ１，Ｐ１にも遮断弁ＳＶ２，ＳＶ２を
介設してある。又真空排気装置は、排気ダクトＸＤに例
えばブースター１Ｂ，２Ｂ，３Ｂ、コンデンサー１Ｃ、
エジェクター４Ｅ、コンデンサー２Ｃ、エジェクター５
Ｅ、コンデンサー３Ｃ、エジェクター６Ｅ、アフターコ
ンデンサーＡＣ、ミストセパレーターＭＳを順次連設
し、コンデンサー２ＣとアフターコンデンサーＡＣ間に
は別ルートでエジェクターＳＥを設けてある。
【０００３】この真空脱ガス装置は、通常次の手順で運
転操作される。
転操作される。
【０００４】 真空排気装置ＳＨの事前立ち上げ運
転：溶鋼収容容器ＬＤ到着予定時から所定時間前に、ダ
ンパーＳＶ０、遮断弁ＳＶ２，ＳＶ３，ＳＶ４，ＳＶ
５，ＳＶ７を閉止状態にして真空排気装置ＳＨのエジェ
クターＳＥと６Ｅを作動させ次にエジェクター５Ｅと６
Ｅの作動に切替え、更にエジェクター５Ｅと６Ｅと４Ｅ
の作動に切替えて所定の高真空度に到達させこれの保持
制御をする。
転：溶鋼収容容器ＬＤ到着予定時から所定時間前に、ダ
ンパーＳＶ０、遮断弁ＳＶ２，ＳＶ３，ＳＶ４，ＳＶ
５，ＳＶ７を閉止状態にして真空排気装置ＳＨのエジェ
クターＳＥと６Ｅを作動させ次にエジェクター５Ｅと６
Ｅの作動に切替え、更にエジェクター５Ｅと６Ｅと４Ｅ
の作動に切替えて所定の高真空度に到達させこれの保持
制御をする。
【０００５】 溶鋼収容容器ＬＤ到着し真空脱ガス槽
Ｖの浸漬管ＩＰを溶鋼に浸漬しその一方から循環用のガ
スを吹き込む。
Ｖの浸漬管ＩＰを溶鋼に浸漬しその一方から循環用のガ
スを吹き込む。
【０００６】 真空脱ガス処理運転：油圧シリンダー
機構ＳＬを駆動してダンパーＳＶ０を開動作せしめダス
トセパレータＤＳの排出口ＨＫを開放し、遮断弁ＳＶ
２，ＳＶ２を開状態にして合金投入を可能とする。その
後ブースター、エジェクター１Ｂ，２Ｂ，３Ｂ，４Ｅ，
５Ｅ，６Ｅを作動し溶鋼を真空脱ガス処理するに必要な
真空度に到達させる。これで溶鋼収容容器ＬＤ内の溶鋼
は真空脱ガス槽Ｖ内の所定レベルに達し溶鋼収容容器Ｌ
Ｄ間を還流する。
機構ＳＬを駆動してダンパーＳＶ０を開動作せしめダス
トセパレータＤＳの排出口ＨＫを開放し、遮断弁ＳＶ
２，ＳＶ２を開状態にして合金投入を可能とする。その
後ブースター、エジェクター１Ｂ，２Ｂ，３Ｂ，４Ｅ，
５Ｅ，６Ｅを作動し溶鋼を真空脱ガス処理するに必要な
真空度に到達させる。これで溶鋼収容容器ＬＤ内の溶鋼
は真空脱ガス槽Ｖ内の所定レベルに達し溶鋼収容容器Ｌ
Ｄ間を還流する。
【０００７】 真空脱ガス処理が完了後：次の処理ま
での待時間が前記事前立ち上げ運転時間以内の時、ダン
パーＳＶ０、遮断弁ＳＶ２，ＳＶ２を閉じ、次いで遮断
弁ＳＶ３を開けて真空脱ガス槽Ｖとダストセパレーター
ＤＳ内のみ窒素ガスで大気復圧する。
での待時間が前記事前立ち上げ運転時間以内の時、ダン
パーＳＶ０、遮断弁ＳＶ２，ＳＶ２を閉じ、次いで遮断
弁ＳＶ３を開けて真空脱ガス槽Ｖとダストセパレーター
ＤＳ内のみ窒素ガスで大気復圧する。
【０００８】次の処理までの待時間が前記事前立ち上げ
運転時間を越える時、全てのエジェクターの作動を停止
し、ダンパーＳＶ０、遮断弁ＳＶ２，ＳＶ２を閉じ、遮
断弁ＳＶ３，ＳＶ４，ＳＶ５を開けて全系統を窒素ガス
で大気復圧する。
運転時間を越える時、全てのエジェクターの作動を停止
し、ダンパーＳＶ０、遮断弁ＳＶ２，ＳＶ２を閉じ、遮
断弁ＳＶ３，ＳＶ４，ＳＶ５を開けて全系統を窒素ガス
で大気復圧する。
【０００９】図中、ＰＴ１，ＰＴ２，ＰＴ３の各々は、
圧力計であり前記各運転の制御に測定値が用いられる。
圧力計であり前記各運転の制御に測定値が用いられる。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】ここで問題なのは、真
空排気装置ＳＨの事前立ち上げ運転が完了し真空脱ガス
処理運転に入る時の移行時間が長く掛かる事である。こ
れは、ダンパーＳＶ０は稼働エジェクター側に吸引され
て閉じているため油圧シリンダー機構ＳＬを駆動しての
開動作に時間が掛かるからである。そして該油圧シリン
ダー機構ＳＬも取付け制約が厳しい箇所に強大な大型な
ものを設置しなければならない。
空排気装置ＳＨの事前立ち上げ運転が完了し真空脱ガス
処理運転に入る時の移行時間が長く掛かる事である。こ
れは、ダンパーＳＶ０は稼働エジェクター側に吸引され
て閉じているため油圧シリンダー機構ＳＬを駆動しての
開動作に時間が掛かるからである。そして該油圧シリン
ダー機構ＳＬも取付け制約が厳しい箇所に強大な大型な
ものを設置しなければならない。
【００１１】本発明は、立ち上げ運転後に真空脱ガス処
理運転に入る時の移行時間を短縮して真空脱ガス処理の
生産性を高位に安定せしめると共に、ダンパーＳＶ０開
閉用油圧シリンダー機構ＳＬの小型化をも可能にする装
置を提供するものである。
理運転に入る時の移行時間を短縮して真空脱ガス処理の
生産性を高位に安定せしめると共に、ダンパーＳＶ０開
閉用油圧シリンダー機構ＳＬの小型化をも可能にする装
置を提供するものである。
【００１２】
【課題を解決するための手段及び実施例】前記課題を解
決するための本発明の特徴とする手段は、図１に示す実
施例の如く、 溶融金属の真空脱ガス槽Ｖと真空排気装置ＳＨ間の
排気ダクトに、ダストセパレーターＤＳを介設し、この
ダストセパレーターＤＳ内にダストセパレーターの排気
口ＨＫを開閉するダンパーＳＶ０を有する溶融金属の真
空脱ガス装置において、前記ダストセパレーターＤＳと
真空排気装置ＳＨ間の排気ダクトＸＤに一端を連通接続
し他端をダストセパレーターＤＳに連通接続すると共に
均圧弁ＳＶ１を介設したバイパス管ＢＰを設けたことを
特徴とする溶融金属の真空脱ガス装置。
決するための本発明の特徴とする手段は、図１に示す実
施例の如く、 溶融金属の真空脱ガス槽Ｖと真空排気装置ＳＨ間の
排気ダクトに、ダストセパレーターＤＳを介設し、この
ダストセパレーターＤＳ内にダストセパレーターの排気
口ＨＫを開閉するダンパーＳＶ０を有する溶融金属の真
空脱ガス装置において、前記ダストセパレーターＤＳと
真空排気装置ＳＨ間の排気ダクトＸＤに一端を連通接続
し他端をダストセパレーターＤＳに連通接続すると共に
均圧弁ＳＶ１を介設したバイパス管ＢＰを設けたことを
特徴とする溶融金属の真空脱ガス装置。
【００１３】 溶融金属の真空脱ガス槽Ｖと真空排気
装置ＳＨ間の排気ダクトＸＤに、ダストセパレーターＤ
Ｓを介設し、このダストセパレーターＤＳ内にダストセ
パレーターＤＳの排気口ＨＫを開閉するダンパーＳＶ０
を有すると共に、前記真空脱ガス槽Ｖに合金供給管Ｐ
１，Ｐ１を介して合金槽Ｇ１，Ｇ１を連通接続した溶融
金属の真空脱ガス装置において、前記ダストセパレータ
ーＤＳと真空排気装置ＳＨ間の排気ダクトＸＤに一端を
連通接続し他端をダストセパレーターＤＳに連通接続す
ると共に均圧弁ＳＶ１を介設したバイパス管ＢＰを設
け、更に前記ダストセパレーターＤＳと真空排気装置Ｓ
Ｈ間の排気ダクトＸＤに前記合金供給管Ｐ１，Ｐ１から
分岐した連通管１ａを接続しこの連通管１ａに遮断弁Ｓ
Ｖ６を介設したことを特徴とする溶融金属真空脱ガス装
置である。
装置ＳＨ間の排気ダクトＸＤに、ダストセパレーターＤ
Ｓを介設し、このダストセパレーターＤＳ内にダストセ
パレーターＤＳの排気口ＨＫを開閉するダンパーＳＶ０
を有すると共に、前記真空脱ガス槽Ｖに合金供給管Ｐ
１，Ｐ１を介して合金槽Ｇ１，Ｇ１を連通接続した溶融
金属の真空脱ガス装置において、前記ダストセパレータ
ーＤＳと真空排気装置ＳＨ間の排気ダクトＸＤに一端を
連通接続し他端をダストセパレーターＤＳに連通接続す
ると共に均圧弁ＳＶ１を介設したバイパス管ＢＰを設
け、更に前記ダストセパレーターＤＳと真空排気装置Ｓ
Ｈ間の排気ダクトＸＤに前記合金供給管Ｐ１，Ｐ１から
分岐した連通管１ａを接続しこの連通管１ａに遮断弁Ｓ
Ｖ６を介設したことを特徴とする溶融金属真空脱ガス装
置である。
【００１４】
【作用】本発明は、真空排気装置ＳＨの事前立ち上げ運
転が完了した後、真空脱ガス処理運転への移行を、前記
均圧弁ＳＶ１を開にして、真空排気装置ＳＨ側の排気ダ
クトＸＤ内圧力とダストセパレーターＤＳ内圧力を急峻
に均等真空度にし、この直後のダストセパレーターＤＳ
のダンパーＳＶ０の瞬時開放を可能にしたものである。
これでダストセパレーターＤＳの排気口ＨＫから真空排
気装置ＳＨ側排気ダクトＸＤへの大量吸引排気を瞬時に
可能にして溶鋼の真空脱ガス処理を行わしめるものであ
る。
転が完了した後、真空脱ガス処理運転への移行を、前記
均圧弁ＳＶ１を開にして、真空排気装置ＳＨ側の排気ダ
クトＸＤ内圧力とダストセパレーターＤＳ内圧力を急峻
に均等真空度にし、この直後のダストセパレーターＤＳ
のダンパーＳＶ０の瞬時開放を可能にしたものである。
これでダストセパレーターＤＳの排気口ＨＫから真空排
気装置ＳＨ側排気ダクトＸＤへの大量吸引排気を瞬時に
可能にして溶鋼の真空脱ガス処理を行わしめるものであ
る。
【００１５】又、本発明は、前記ダストセパレーターＤ
Ｓと真空排気装置ＳＨ間の排気ダクトＸＤに前記合金供
給管Ｐ１，Ｐ１から分岐した連通管１ａを接続しこの連
通管１ａに遮断弁ＳＶ６介設して、この遮断弁ＳＶ６
を、真空排気装置ＳＨの事前立ち上げ運転時に、開放し
ておくことにより合金供給管Ｐ１，Ｐ１内を事前に所定
の真空度にして合金切り出し時の事前真空排気処理を不
要にし、又遮断弁ＳＶ０，ＳＶ１開放後の真空排気系Ｓ
Ｈの平衡圧力を低減せしめ、処理真空度への到達時間を
短縮せしめる作用をする。
Ｓと真空排気装置ＳＨ間の排気ダクトＸＤに前記合金供
給管Ｐ１，Ｐ１から分岐した連通管１ａを接続しこの連
通管１ａに遮断弁ＳＶ６介設して、この遮断弁ＳＶ６
を、真空排気装置ＳＨの事前立ち上げ運転時に、開放し
ておくことにより合金供給管Ｐ１，Ｐ１内を事前に所定
の真空度にして合金切り出し時の事前真空排気処理を不
要にし、又遮断弁ＳＶ０，ＳＶ１開放後の真空排気系Ｓ
Ｈの平衡圧力を低減せしめ、処理真空度への到達時間を
短縮せしめる作用をする。
【００１６】以下に図１に示す実施例の真空脱ガス処理
操業の設備動作を順を追って説明する。
操業の設備動作を順を追って説明する。
【００１７】 各操業断面での設備動作例 ［１］溶鋼鍋到着 溶鋼鍋ＬＤの真空脱ガス装置への
到着。
到着。
【００１８】 ［２］浸漬管浸漬 溶鋼鍋ＬＤ内へ浸漬管ＩＰを浸漬
させる。
させる。
【００１９】 ［３］処理開始 遮断弁ＳＶ１ 開の後 ＰＴ２≒
ＰＴ３でダンパーＳＶ０開この時溶鋼飛沫飛散防止のた
め、遮断弁ＳＶ１の動作速度は可変式とする。
ＰＴ３でダンパーＳＶ０開この時溶鋼飛沫飛散防止のた
め、遮断弁ＳＶ１の動作速度は可変式とする。
【００２０】 ［４］処理中 真空排気系ＳＨ事前立ち上げ時保
持圧力５０ｔｏｒｒ遮断弁ＳＶ０，ＳＶ１開時平衡圧力
２００〜３００ｔｏｒｒのため前記遮断弁開放後は、当
該平衡圧力（ＰＴ２，ＰＴ３）に対応したエジェクター
パターンに切り換える。（例 エジェクター５Ｅ，６Ｅ
作動）遮断弁状況 ＳＶ１，ＳＶ３〜７閉 ＳＶ０，Ｓ
Ｖ２開。
持圧力５０ｔｏｒｒ遮断弁ＳＶ０，ＳＶ１開時平衡圧力
２００〜３００ｔｏｒｒのため前記遮断弁開放後は、当
該平衡圧力（ＰＴ２，ＰＴ３）に対応したエジェクター
パターンに切り換える。（例 エジェクター５Ｅ，６Ｅ
作動）遮断弁状況 ＳＶ１，ＳＶ３〜７閉 ＳＶ０，Ｓ
Ｖ２開。
【００２１】 ［５］処理完了 処理間隔の長短、合金補充有無により３ケースの使い分け ［６］復圧動作 を行う。 （１）次溶鋼鍋ＬＤ連続処理（処理間隔時間短い場合） ｉ真空槽Ｖのみ復圧のための縁切り 遮断弁ＳＶ１，ＳＶ６開ＳＶ２→ＳＶ０閉 →ＳＶ１閉 ｉｉ真空槽Ｖ復圧 ＳＶ３開→ＰＴ２＝７２０torr→ＳＶ３閉→ＳＶ７開 （２）次鍋連続処理（合金補充有り） ｉ真空槽Ｖ合金槽ＧＩ復圧のための縁切り 遮断弁ＳＶ１開→ＳＶ０閉→ＳＶ１閉 真空槽切離し 遮断弁ＳＶ６閉 合金槽切離し ｉｉ真空槽Ｖ，合金槽ＧＩ復圧 遮断弁ＳＶ３開→PT2=720torr→ＳＶ３閉→遮断弁 ＳＶ７開 遮断弁ＳＶ４開→PT2=720torr→ＳＶ４閉 （３）間欠処理（処理間隔時間長い場合） ｉ全て復圧（真空槽Ｖ，合金槽ＧＩ，真空装置ＳＨ） 真空槽Ｖ復圧 遮断弁ＳＶ３開→PT2=７２０torr→ＳＶ３閉→ＳＶ７ 開 合金槽ＧＩ復圧 遮断弁ＳＶ４開→PT1=720torr→ＳＶ４閉 真空装置ＳＨ復圧 遮断弁ＳＶ５開→PT3=720torr→ＳＶ５閉。
【００２２】 ［７］鍋下降 溶鋼鍋ＬＤを下降させ、浸漬管Ｉ
Ｐを抜く。
Ｐを抜く。
【００２３】 ［８］待機 前溶鋼鍋処理完了から次鍋間の非
処理期間。
処理期間。
【００２４】 ［９］真空排気装置ＳＨ事前立ち上げ 処理間隔時間が長い場合は、次鍋処理開始予定時間から
一定時間前に真空排気装置ＳＨをたちあげる。一定時間
とは、真空排気装置ＳＨ立ち上げに必要な時間を言う。 遮断弁動作 遮断弁 ＳＶ０〜５、７閉 ＳＶ６開 作動エジェクターＳＥ＋６Ｅ→５Ｅ＋６Ｅ→４Ｅ＋５Ｅ
＋６Ｅ 760〜300torr 300〜200torr 200〜50torr。
一定時間前に真空排気装置ＳＨをたちあげる。一定時間
とは、真空排気装置ＳＨ立ち上げに必要な時間を言う。 遮断弁動作 遮断弁 ＳＶ０〜５、７閉 ＳＶ６開 作動エジェクターＳＥ＋６Ｅ→５Ｅ＋６Ｅ→４Ｅ＋５Ｅ
＋６Ｅ 760〜300torr 300〜200torr 200〜50torr。
【００２５】 ［１０］真空圧力保持 保持圧力の決定に際しては、極力高真空が望ましいが、
現実的には真空排気装置各部の大気洩れ量を考慮し、決
定する。（真空排気装置総洩れ量に対応する抽気能力を
有する真空度とする。） 均圧弁開閉アクチュエーター ＯＮ／ＯＦＦ制御 油、空圧シリンダー 電動モーター 開速度制御 インバーターモーター （スプラッシュ飛散防止） 流量調整弁付 油、空圧シリンダー。
現実的には真空排気装置各部の大気洩れ量を考慮し、決
定する。（真空排気装置総洩れ量に対応する抽気能力を
有する真空度とする。） 均圧弁開閉アクチュエーター ＯＮ／ＯＦＦ制御 油、空圧シリンダー 電動モーター 開速度制御 インバーターモーター （スプラッシュ飛散防止） 流量調整弁付 油、空圧シリンダー。
【００２６】
【発明の効果】このように本発明は、真空排気装置の立
ち上げ運転後に真空脱ガス処理運転に入る時の移行時間
を短縮して真空脱ガス処理の生産性を高位に安定せしめ
ると共に、ダンパーＳＶ０開閉用油圧シリンダー機構Ｓ
Ｌの小型化を有利に可能にしたものである。
ち上げ運転後に真空脱ガス処理運転に入る時の移行時間
を短縮して真空脱ガス処理の生産性を高位に安定せしめ
ると共に、ダンパーＳＶ０開閉用油圧シリンダー機構Ｓ
Ｌの小型化を有利に可能にしたものである。
【図１】本発明の実施例の全体を示す説明図。
【図２】従来例の全体を示す説明図。
ＬＤ…溶鋼収容容器 ＳＭ…溶鋼 ＩＰ…溶鋼吸上・排出用浸漬管 Ｖ…真空脱ガス槽 ＰＩ…合金供給管 ＧＩ…合金槽 ＤＳ…ダストセパレーター ＸＤ…排気ダクト ＳＨ…真空排気装置 ＨＫ…セパレータ
の排気口 ＳＬ…油圧シリンダー機構 ＳＶ０…ダンパー ＳＶ１…遮断弁 ＳＶ２…遮断弁 ＳＶ３…遮断弁 ＳＶ４…遮断弁 ＳＶ５…遮断弁 ＳＶ６…遮断弁 ＳＶ７…遮断弁 １ａ…ガス供給管 １ｂ…ガス供給管 １ｃ…ガス供給管 １Ｂ…ブースター ２Ｂ…ブースター ３Ｂ…ブースター １Ｃ…コンデンサ
ー ２Ｃ…コンデンサー ３Ｃ…コンデンサ
ー ４Ｅ…エジェクター ５Ｅ…エジェクタ
ー ６Ｅ…エジェクター ＡＣ…アフターコ
ンデンサー ＭＳ…ミストセパレーター ＳＥ…エヂェクタ
ー ＰＴ１…圧力計 ＰＴ２…圧力計 ＰＴ３…圧力計 ＨＷ…ホットウェ
ル
の排気口 ＳＬ…油圧シリンダー機構 ＳＶ０…ダンパー ＳＶ１…遮断弁 ＳＶ２…遮断弁 ＳＶ３…遮断弁 ＳＶ４…遮断弁 ＳＶ５…遮断弁 ＳＶ６…遮断弁 ＳＶ７…遮断弁 １ａ…ガス供給管 １ｂ…ガス供給管 １ｃ…ガス供給管 １Ｂ…ブースター ２Ｂ…ブースター ３Ｂ…ブースター １Ｃ…コンデンサ
ー ２Ｃ…コンデンサー ３Ｃ…コンデンサ
ー ４Ｅ…エジェクター ５Ｅ…エジェクタ
ー ６Ｅ…エジェクター ＡＣ…アフターコ
ンデンサー ＭＳ…ミストセパレーター ＳＥ…エヂェクタ
ー ＰＴ１…圧力計 ＰＴ２…圧力計 ＰＴ３…圧力計 ＨＷ…ホットウェ
ル
フロントページの続き (72)発明者 伊藤清春 北九州市戸畑区大字中原46−59 新日本製 鐵株式会社機械・プラント事業部内
Claims (2)
- 【請求項１】 溶融金属の真空脱ガス槽と真空排気装置
間の排気ダクトに、ダストセパレーターを介設し、この
ダストセパレーター内にダストセパレーターの排気口を
開閉するダンパーを有する溶融金属の真空脱ガス装置に
おいて、前記ダストセパレーターと真空排気装置間の排
気ダクトに一端を連通接続し他端をダストセパレーター
に連通接続すると共に均圧弁を介設したバイパス管を設
けたことを特徴とする溶融金属の真空脱ガス装置。 - 【請求項２】 溶融金属の真空脱ガス槽と真空排気装置
間の排気ダクトに、ダストセパレーターを介設し、この
ダストセパレーター内にダストセパレーターの排気口を
開閉するダンパーを有すると共に、前記真空脱ガス槽に
合金供給管を介して合金槽を連通接続した溶融金属の真
空脱ガス装置において、前記ダストセパレーターと真空
排気装置間の排気ダクトに一端を連通接続し他端をダス
トセパレータに連通接続すると共に均圧弁を介設したバ
イパス管を設け、更に前記ダストセパレーターと真空排
気装置間の排気ダクトに前記合金供給管から分岐した連
通管を接続しこの連通管に遮断弁を介設したことを特徴
とする溶融金属の真空脱ガス装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3518692A JPH05230518A (ja) | 1992-02-21 | 1992-02-21 | 溶融金属の真空脱ガス装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3518692A JPH05230518A (ja) | 1992-02-21 | 1992-02-21 | 溶融金属の真空脱ガス装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05230518A true JPH05230518A (ja) | 1993-09-07 |
Family
ID=12434820
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3518692A Pending JPH05230518A (ja) | 1992-02-21 | 1992-02-21 | 溶融金属の真空脱ガス装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05230518A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009221509A (ja) * | 2008-03-14 | 2009-10-01 | Nippon Steel Corp | 真空脱ガス処理装置における排気開始方法 |
| KR101634735B1 (ko) | 2015-07-29 | 2016-06-29 | 주식회사 포스코 | 진공 탈가스 설비 및 이를 이용한 용강 정련 방법 |
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1992
- 1992-02-21 JP JP3518692A patent/JPH05230518A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009221509A (ja) * | 2008-03-14 | 2009-10-01 | Nippon Steel Corp | 真空脱ガス処理装置における排気開始方法 |
| KR101634735B1 (ko) | 2015-07-29 | 2016-06-29 | 주식회사 포스코 | 진공 탈가스 설비 및 이를 이용한 용강 정련 방법 |
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