JPH0523036Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0523036Y2
JPH0523036Y2 JP1988026631U JP2663188U JPH0523036Y2 JP H0523036 Y2 JPH0523036 Y2 JP H0523036Y2 JP 1988026631 U JP1988026631 U JP 1988026631U JP 2663188 U JP2663188 U JP 2663188U JP H0523036 Y2 JPH0523036 Y2 JP H0523036Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control device
control
vehicle
side control
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1988026631U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01132189U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1988026631U priority Critical patent/JPH0523036Y2/ja
Publication of JPH01132189U publication Critical patent/JPH01132189U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0523036Y2 publication Critical patent/JPH0523036Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Selective Calling Equipment (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は工事用作業車輌に使用する遠隔操縦装
置に係り、特に、手元側制御装置に於いて車両側
制御装置に於ける被制御状態を確認すると共に、
前記車両側制御装置から発信される所定の信号を
受信することによつて手元側制御装置のある特定
の制御状態を規制する様にした双方向制御ラジオ
コントロール装置に関するものである。
〔従来の技術〕
遠隔操作部分に操作の状態を単に表示したり、
遠隔操作された車両側に於いて車両の規制条件に
基づき制御を行う方法は、例えば特公昭54−
13653号公報〔可動架空プラツトホーム用無線制
御装置〕等に於いて公知である。
〔考案が解決しようとする課題〕
然し、上記特公昭54−13653公報〔可動架空プ
ラツトホーム用無線制御装置〕等に開示されてい
る、所謂作業車等の遠隔制御装置は、例えば手元
側制御装置を操作することによつて車両側の制御
装置に所定の制御信号を発信して目的とする遠隔
操縦等を行うことを主目的としたものである。従
つて、例えば車両側制御装置に於いて後続の制御
指令が作業上危険である場合にもそうした状況を
手元側制御装置で的確に把握することが出来なか
つたため後続の一定の制御信号を車両側制御装置
に発信し、思わぬ危険な状態に陥るとか、手元側
制御装置の指令に基づかない不可解な動作状態に
入ったり、車両側制御装置が突然作動を停止する
等の事態に直面、特に複数の制御信号が働いた場
合、オペレータは現在どの操作をどの方向に制御
乃至解除操作をすれば良いのか、的確な判断を出
すことが出来ず苦しむ場合が多い等の問題があつ
た。
〔考案の目的と課題を解決するための手段〕
本考案は、上記の事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは遠隔操縦装置に係
り、特に、手元側制御装置に於いて車両側制御装
置に於ける被制御状態を確認すると共に、前記車
両側制御装置から発信される所定の信号を受信す
ることによつて手元側制御装置のある特定の制御
状態を規制する双方向制御ラジオコントロール装
置を提供することにあり、そのために無線による
遠隔制御装置を具備した工事用作業車に於ける双
方向制御ラジオコントロール装置であつて、操作
者の操作により制御信号を発信する手元側制御装
置と、該手元側制御装置より発信される制御信号
を受信して作業車の作動を制御すると共に、作業
車の制御状態を示す信号及び作業車が危険な状態
になつたことを示す特定の信号を発信する車両側
制御装置と、該車両側制御装置より発信される制
御状態を示す信号を前記手元側制御装置を介して
受信して作業車の制御状態を表示する表示装置
と、前記車両側制御装置より発信される特定の信
号により前記手元側制御装置からの制御信号の発
信を規制する規制手段とを装備する。
〔作用〕
即ち、上記の如くの構成を採用することによ
り、手元側制御装置に於いて車両側制御装置の現
在の制御状況を的確に把握して後続の指令が安全
かつ確実に行える様にすると共に、車両側制御装
置が危険な制御状況下に置かれた場合、それを迅
速に把握して当該危険を可及的速やかに解消し、
常に安全な遠隔制御が出来るようにする。
〔実施例〕
以下、添付図面に基づいて本考案に係る双方向
制御ラジオコントロール装置の一実施例を詳細に
説明する。
同図中、1は本考案に係る双方向制御ラジオコ
ントロール装置2を装備した仮支持工法車であ
る。3はターンテーブル、4は前記ターンテーブ
ル3に基端を枢支したブームであつて、該ブーム
4は前記ターンテーブル3で旋回すると共に、ブ
ーム4に沿つて配置した起伏シリンダー5で所定
角度起伏作動し、かつブーム4に内蔵した伸縮シ
リンダー(図示せず)によつて所定長伸縮するよ
うに成つている。6は前記ブーム4の先端部に装
備した作業機(本実施例では、例えば電線或いは
腕木等を仮支持するための仮支持用センターポー
ルを装備したものとして説明する)である。7は
前記ブーム4を安定に支持するための支持ポー
ル、7aは前記支持ポール7の張り出し用のシリ
ンダーである。
ところで、前記ターンテーブル3、ブーム4及
び作業機6の各部姿勢制御は前述した双方向制御
ラジオコントロール装置2で行われる。該双方向
制御ラジオコントロール装置2は同図に示した如
く、操作者が所持する手元側制御装置Aと前記仮
支持工法車1に装備する(本実施例では前記ター
ンテーブル3の側部に取り付けている)車両側制
御装置Bで構成され、仮支持工法車1から所定の
距離離れた場所に位置する前記手元側制御装置A
を操作することにより前記車両側制御装置Bに所
定の制御指令を与えて前記ターンテーブル3の旋
回制御、ブーム4の起伏角度、伸長及び作業機6
の旋回、揺動等の各部のコントロールを行うもの
である。
前記双方向制御ラジオコントロール装置2を構
成する手元側制御装置Aは前記ターンテーブル3
の旋回制御、ブーム4の起伏角度、伸長及び作業
機6の旋回、揺動等の各部のコントロールを行う
ための操作部(ジヨイステイツク、トグルスイツ
チ、プツシユボタンスイツチ等で構成する)10
と該操作部10で指令する所定のデータを演算処
理、変調して発信する発信部11と前記車両側制
御装置Bから発信された所定の制御信号、即ち車
両側制御状況を当該操作者に確認させるためのデ
ーターを表示する表示装置(受信部を兼ねてい
る)12と同車両側制御装置Bから発信された特
定の制御信号(この制御信号は全制御指令を停止
させる規制信号である)を受信した場合手元側制
御装置Aの全てのコントロールを中止させるため
の規制手段13を中心として構成されており、又
前記車両側制御装置Bは前記手元側制御装置Aか
ら発信されて来た所定の指令データーを演算処
理、復調する受信部14と該受信信号に基づいて
前記ターンテーブル3の旋回制御、ブーム4の起
伏角度、伸長及び作業機6の旋回、揺動等の各部
に所定の制御信号を指令する指令部15と該指令
部15の指令に基づいて制御される前記ターンテ
ーブル3の旋回制御、ブーム4の起伏角度、伸長
及び作業機6の旋回、揺動等の各部の状況を前記
手元側制御装置Aに発信する発信部16とで構成
されている。同図中17は前記手元側制御装置A
のチヤジヤーである。
以下、上記の実施例に基づいて本考案に係る双
方向制御ラジオコントロール装置の作用を説明す
る。
先ず、前記双方向制御ラジオコントロール装置
2を装備した仮支持工法車1を仮支持作業を実施
する現場に設置する。しかる後、前記双方向制御
ラジオコントロール装置2、即ち、手元側制御装
置Aと車両側制御装置B双方の電源をON状態に
セツトして操作者は手元側制御装置Aを携帯して
前記仮支持工法車1から離れ、前記仮支持工法車
1に搭載した前記ターンテーブル3の旋回制御、
ブーム4の起伏角度、伸長及び作業機6の旋回、
揺動等の各部のコントロールに入る。前記手元側
制御装置Aの操作部10を操作して指令する所定
の制御信号は前記車両側制御装置Bの受信部14
で受信され、該受信信号に基づいて前記ターンテ
ーブル3の旋回制御、ブーム4の起伏角度、伸長
及び作業機6の旋回、揺動等の各部に所定の制御
信号を出す指令部15が作動して、前記ターンテ
ーブル3の旋回制御、ブーム4の起伏角度、伸長
及び作業機6の旋回、揺動等の各部の姿勢制御が
成される。そして本考案に於いては前記指令部1
5の指令に基づいて制御される前記ターンテーブ
ル3の旋回制御、ブーム4の起伏角度、伸長及び
作業機6の旋回、揺動等の各部の制御状況は所定
のデーター処理後、再度発信部16にフイードバ
ツクされ演算処理、変調された後、前記手元側制
御装置Aへ発信される。こうして前記手元側制御
装置Aに発信された前記車両側制御装置Bからの
諸データーは手元側制御装置Aを構成する表示装
置12に入力せしめられ、前記指令に基づいて制
御される車両側の前記ターンテーブル3の旋回制
御、ブーム4の起伏角度、伸長及び作業機6の旋
回、揺動等の各部の制御状況を当該操作者に確認
させる。この確認により操作者は車両側に於ける
前記ターンテーブル3の旋回制御、ブーム4の起
伏角度、伸長及び作業機6の旋回、揺動等の各部
の状況を的確に把握することが出来るから、後続
の制御を迅速、確実に実行することが可能とな
る。又、前記車両側制御装置Bから発信される特
定の制御信号(この制御信号は全制御指令を停止
させる規制信号である)を受信した場合は手元側
制御装置Aに於ける全てのコントロールを中止さ
せるための規制手段13が作動状態に入り、前記
車両側制御装置Bに所定の規制信号、即ち、前記
ターンテーブル3の旋回制御、ブーム4の起伏角
度、伸長及び作業機6の旋回、揺動等の各部の作
動を停止せしめる規制信号が発信されるから、前
記車両側制御装置Bに基づく全ての制御は直ちに
停止され危険な制御状況下から解除される。
〔考案の効果〕
本考案は、以上詳細に説明した如く、無線によ
る遠隔制御装置を具備した工事用作業車に於ける
双方向制御ラジオコントロール装置であつて、操
作者の操作により制御信号を発信する手元側制御
装置と、該手元側制御装置より発信される制御信
号を受信して作業車の作動を制御すると共に、作
業車の制御状態を示す信号及び作業車が危険な状
態になつたことを示す特定の信号を発信する車両
側制御装置と、該車両側制御装置より発信される
制御状態を示す信号を前記手元側制御装置を介し
て受信して作業車の制御状態を表示する表示装置
と、前記車両側制御装置より発信される特定の信
号により前記手元側制御装置からの制御信号の発
信を規制する規制手段とを装備したので、手元側
制御装置に於いて車両側制御装置の現在の制御状
況を的確に把握して後続の指令が安全かつ確実に
行え、しかも車両側制御装置が危険な制御状況下
に置かれた場合、その状況をオペレータの居る手
元側制御装置に発信して所定の表示装置にて表示
してオペレータに確認させ、かつ同時に当該信号
にて手元側制御装置による後続の指令信号の発信
を規制するから当該危険を可及的速やかに解消す
ることが出来る等種々の優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る双方向制御ラジオコント
ロール装置を装備した作業車の一例を示す側面
図、第2図は同上双方向制御ラジオコントロール
装置の概略説明図である。 1……仮支持工法車、2……双方向制御ラジオ
コントロール装置、3……ターンテーブル、4…
…ブーム、5……起伏シリンダー、6……作業
機、7……支持ポール、7a……シリンダー、1
0……操作部、11……発信部、12……表示装
置、13……規制手段、14……受信部、15…
…指令部、16……発信部、17……チヤジヤ
ー、A……手元側制御装置、B……車両側制御装
置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 無線による遠隔制御装置を具備した工事用作業
    車に於ける双方向制御ラジオコントロール装置で
    あつて、操作者の操作により制御信号を発信する
    手元側制御装置と、該手元側制御装置より発信さ
    れる制御信号を受信して作業車の作動を制御する
    と共に、作業車の制御状態を示す信号及び作業車
    が危険な状態になつたことを示す特定の信号を発
    信する車両側制御装置と、該車両側制御装置より
    発信される制御状態を示す信号を前記手元側制御
    装置を介して受信して作業車の制御状態を表示す
    る表示装置と、前記車両側制御装置より発信され
    る特定の信号により前記手元側制御装置からの制
    御信号の発信を規制する規制手段とを備えてなる
    ことを特徴とする双方向制御ラジオコントロール
    装置。
JP1988026631U 1988-02-29 1988-02-29 Expired - Lifetime JPH0523036Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988026631U JPH0523036Y2 (ja) 1988-02-29 1988-02-29

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988026631U JPH0523036Y2 (ja) 1988-02-29 1988-02-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01132189U JPH01132189U (ja) 1989-09-07
JPH0523036Y2 true JPH0523036Y2 (ja) 1993-06-14

Family

ID=31248434

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1988026631U Expired - Lifetime JPH0523036Y2 (ja) 1988-02-29 1988-02-29

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0523036Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4611481B2 (ja) * 1999-02-12 2011-01-12 株式会社前田製作所 クレーンの遠隔操作用送信機
EP3668812A1 (en) * 2017-08-15 2020-06-24 PaR Systems, LLC Sway mitigation for material handling

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5413653A (en) * 1977-07-04 1979-02-01 Teijin Ltd Air dehumidifying method
JPS5755245A (en) * 1980-09-17 1982-04-02 Shin Meiwa Ind Co Ltd Safety device for vehicle with folding boom
JPS6214883B2 (ja) * 1982-11-02 1987-04-04 Yutaka Tanahashi

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH051191Y2 (ja) * 1985-07-11 1993-01-13

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5413653A (en) * 1977-07-04 1979-02-01 Teijin Ltd Air dehumidifying method
JPS5755245A (en) * 1980-09-17 1982-04-02 Shin Meiwa Ind Co Ltd Safety device for vehicle with folding boom
JPS6214883B2 (ja) * 1982-11-02 1987-04-04 Yutaka Tanahashi

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01132189U (ja) 1989-09-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4898847B2 (ja) 移動操作装置及び三次元移動装置
JP4815627B2 (ja) 三次元移動装置
EP3546417A1 (en) Remote controlled telehandler
US9567193B2 (en) Method for controlling a load-moving device and controller of a load-moving device
CN111712458B (zh) 具有防撞装置的起重机及用于运行多个起重机的方法
JPH0721510Y2 (ja) 作業車の操作装置
JPH0523036Y2 (ja)
EP3369688B1 (en) Load handling crane
JP2808062B2 (ja) 揚重機の誘導支援機構
KR970003509B1 (ko) 후크회전조정이 가능한 크레인용 후크블록
JPH1192098A (ja) 高所作業車兼用クレーン車
JPH0547198Y2 (ja)
JP2000053397A (ja) 高所作業車
JPH0344997B2 (ja)
JP3055401U (ja) ウインチの制御スイッチ装置切替機
JPH0625518Y2 (ja) 電気工事用のニバケット式高所作業車のアーム旋回信号伝達装置
JPH08319082A (ja) クレーンの走行台車における走行部方向変換装置
JPS61267688A (ja) 走行式会話型クレ−ン
JPH09315782A (ja) インバータホイスト
JPH02162928A (ja) 無線式リモートコントロール装置用受信アンテナの切換方法
JPH0547197Y2 (ja)
JP2001240396A (ja) 作業車間の安全システム
JPH0738318Y2 (ja) 2バケット式高所作業車の操作装置
JPH01285593A (ja) クレーン等における安全度表示手段付操作装置
JPH01285588A (ja) クレーン等の可搬式操作盤における安全装置