JP2808062B2 - 揚重機の誘導支援機構 - Google Patents

揚重機の誘導支援機構

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建設工事等での揚重機
による荷揚げあるいは荷下ろしにおいて、ブーム先端及
びそこから下垂されたフックを、目標位置へ正確に誘導
するための誘導支援機構に関する。
【0002】
【従来の技術】建設工事での揚重機による建材等の荷揚
げあるいは荷下ろしは、従来、図5に示すような方法で
行われている。
【0003】参照符号10は、車両11上に、水平旋
回、伸縮及び俯仰動作可能なブーム12及びその先端1
2aから下垂されたフック13と、これを操作するため
の操作室14を備えた揚重機、Bは前記フック13に玉
掛けされた吊り荷であり、前記ブーム12の先端12a
あるいフック13には図示しないTVカメラが取り付け
られている。すなわち、例えば吊り荷Bを建て屋1上の
所定の位置に荷揚げする場合や、あるいは建て屋A上の
所定の位置で数名の作業者(鳶工)1,2によって玉掛
けして荷下ろしする場合は、オペレータ3が、前記TV
カメラから送信された画像を操作室14に設けた受像装
置でモニタすると共に、建て屋A上の目標位置近くにい
る通信担当者4から無線通信機15を介して誘導のため
の音声による相互連絡を行いながら、ブーム12の旋回
やフック13の上下移動を操作している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術によると、図示の例のように、建て屋A上の鳶工
1,2が、オペレータ3の視界から見えない位置にいる
場合、作業者1,2の行動の認識をオペレータ3の聴覚
(通信担当者4からの音声連絡)のみに依存しなければ
ならず、建て屋A上での吊り荷Bのセッティングは、作
業者1,2の勘や、前記TVカメラから送信された画像
を介してのオペレータ3の視覚に依存していることか
ら、何度も試行錯誤を繰り返しながら行われることが多
く、作業性が低いのに加え、安全確保にも苦慮してい
た。
【0005】また、ブーム12の先端12aあるいはフ
ック13に取り付けられたTVカメラでは、吊り荷Bの
大きさや形状によっては、吊り荷Bの下の状況を捉える
ことができず、しかもブーム12及びフック13の揺れ
によって、操作室14でモニタされる画像全体が不安定
に揺れる問題がある。このため、TVカメラによるモニ
タ画像は、ブーム12の旋回及びフック13の上下移動
を大まかに誘導する場合には有効であるが、細かいセッ
ティングには、無線連絡による作業者1,2の作業を細
かく指示することが欠かせないものであり、その無線連
絡による指示が非常に煩雑であった。
【0006】本発明は、上記のような事情のもとになさ
れたもので、その技術的課題とするところは、建設工事
での揚重機による建材等の荷揚げあるいは荷下ろしの誘
導を、円滑に、かつ安全に行うことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した技術的課題は、
本発明によって有効に解決することができる。すなわ
ち、本発明に係る揚重機の誘導支援機構は、揚重機によ
る荷揚げもしくは荷下ろし位置に移動される台車上に、
ジャイロ形の垂直姿勢保持手段を介して取り付けられた
照準付きTVカメラ及び距離センサと、このTVカメラ
からの画像情報及び距離センサからの距離検出情報の送
信手段とを設け、前記揚重機の操作室に、前記画像情報
及び距離検出情報を受信して出力するモニタ装置を設け
たものである。この場合、好ましい実施例としては、前
記TVカメラの光学系の視野を、広角領域、ノーマル領
域及びズーム領域に切り換え可能とすることや、垂直姿
勢保持手段の姿勢を任意の俯仰角度及び水平角度で固定
する固定手段を備えることができ、また、前記台車及び
揚重機の操作室のそれぞれに、音声の送受信手段を一体
に設けても良い。
【0008】
【作用】上記構成によると、まず荷揚げもしくは荷下ろ
し位置に定置した台車上のTVカメラを、ジャイロ形の
垂直姿勢保持手段によって、光軸が上方へ垂直に向くよ
うに姿勢を保持しておく。そして、揚重機のブームを操
作することによって、フックあるいはこれに玉掛けされ
た吊り荷が、前記TVカメラによる視野に入ると、この
フックあるいは吊り荷の下面の画像情報が送信手段によ
って送信され、揚重機の操作室におけるモニタ装置で受
信されてモニタ画面として出力される。ここで、フック
の位置を監視する場合は、モニタ画面における照準位置
とフックの座標が一致するように揚重機の操作を行えば
良く、また、吊り荷の位置を監視する場合は、予め吊り
荷の下面にその重心位置を示すマークを付しておくこと
によって、前記モニタ画面における照準位置と前記マー
クの画像の座標が一致するように揚重機の操作を行えば
良い。この操作によって、TVカメラ(荷揚げもしくは
荷下ろし位置)の真上に前記フックあるいは吊り荷があ
る程度近付いた時点で、その高さを距離センサが検出
し、その距離検出情報を前記操作室におけるモニタ装置
に送信されるので、この情報に基づいて、前記フックあ
るいは吊り荷を所望の高さに上げ下ろしすることができ
る。
【0009】また、前記TVカメラの光学系の視野は、
広角領域、ノーマル領域及びズーム領域に切り換え可能
とすれば、まず前記視野を広角領域に設定しておき、そ
の領域内にフックあるいは吊り荷が入ったら、次に手動
又は遠隔操作によって前記視野をノーマル領域に切り換
え、このノーマル領域内に前記フックあるいは吊り荷が
入ったら、さらに前記視野をズーム領域に切り換え、最
終的にモニタ画面における照準位置と前記フックあるい
は吊り荷下面のマークの画像を一致させるように揚重機
の操作を行う。
【0010】荷揚げもしくは荷下ろしの合間の時間は、
前記TVカメラを固定手段で任意の俯仰角度及び水平角
度で固定しておくことによって、建築現場周囲の環境等
を監視することができる。また、前記台車及び操作室の
それぞれに、音声の送受信手段を一体に設けておけば、
無線通信手段を別途に携帯する必要がない。
【0011】
【実施例】以下、図1ないし図4を参照しながら、本発
明の一実施例を説明すると、まず図1において、参照符
号100は台車、120はこの台車100に取り付けら
れたジャイロ形の垂直姿勢保持装置、130はこの垂直
姿勢保持装置120に取り付けられたTVカメラ、14
0は同じく前記垂直姿勢保持装置120に取り付けられ
た距離センサとしての超音波センサである。
【0012】台車100は、ストッパ付きの自在キャス
タ102によって移動する本体101と、この本体10
1の後部に設けられた手押しハンドル103と、本体1
01の下面縁部にあって前後方向に並んだ一対(図では
一個のみ示す)の指示針104及び左右方向に並んだ一
対(図では一個のみ示す)の指示針105と、TVカメ
ラ130や超音波センサ140の操作用の操作盤106
とを備えており、前記本体101には、送受信装置10
7と、無線通信機108と、図示しない電源が内蔵され
ている。参照符号109は前記送受信装置107及び無
線通信機108共用のアンテナ、110は無線通信機1
08のスピーカ、111は同じくマイクロフォン、11
2は電源スイッチである。
【0013】垂直姿勢保持装置120は、台車100の
本体101上面に垂直に立てられた一対の支柱121,
121と、その対向面に互いに同軸的かつ水平な軸線の
周りに回転自在に設けられた第一の支軸122,122
と、直径上でこの第一の支軸122,122に固定され
た環状のフレーム123と、このフレーム123の内側
に前記第一の支軸122,122と直交する直径上で軸
線の周りに回転自在に架設された第二の支軸124と、
この第二の支軸124の長手方向中央に固定されたケー
シング125と、このケーシング125の下端に取り付
けられた平衡用錘体126とを有する。
【0014】121aは、支柱121にねじ込まれた先
端が第一の支軸122に圧接することによってこの第一
の支軸122の水平な軸線を中心とするフレーム123
及びケーシング125の回転(揺動)を規制する第一の
調整螺子、123aは、フレーム123にねじ込まれた
先端が第二の支軸124に圧接することによってこの第
二の支軸124の軸線を中心とするケーシング125の
回転(揺動)を規制する第二の調整螺子、126a,1
26bは、ケーシング125に対する平衡用錘体126
の取り付け位置を微調整するための第三の調整螺子であ
る。また、フレーム123あるいはケーシング125に
は、図示しない水準気泡管が取り付けられている。
【0015】TVカメラ130及び超音波センサ140
は、前記ケーシング125の上端部に取り付けられてお
り、このケーシング125の平衡用錘体126によっ
て、通常はTVカメラ130の光学系131の光軸O及
び超音波センサ140の送受波方向が、フレーム123
の円周を通る平面と垂直な方向を向くようにその姿勢が
保持されており、この状態において、前記光軸Oは、台
車本体101下面の前後一対の指示針104を結ぶ線
と、左右一対の指示針105を結ぶ線との交点上に位置
している。また、このTVカメラ130及び超音波セン
サ140は、前記垂直姿勢保持装置120の第一の支軸
122の軸線を中心とするフレーム123の回転及び第
二の支軸124の軸線を中心とするケーシング125の
回転によって、2自由度で任意の姿勢に変えることがで
きる。
【0016】TVカメラ130には、その光学系131
による視界を、図3に示す広角領域W、ノーマル領域N
及びズーム領域Zに切り換える駆動装置が内蔵されてい
る。また、送受信装置117は、TVカメラ130から
の画像情報及び超音波センサ140からの距離検出信号
を処理して後述する揚重機200の送受信装置に送信す
ると共に、この揚重機200側の送受信装置から送信さ
れた信号を受信して図示しない制御装置へ出力するもの
で、前記光学系131の駆動装置は、この制御装置又は
操作盤106からの入力によって制御される。
【0017】図2において、参照符号200は車両20
1上に、水平旋回、伸縮及び俯仰動作可能なブーム20
2及びその先端202aからワイヤ203を介して下垂
されたフック204と、これを操作するための操作室2
05を備えた揚重機である。この操作室205には、送
受信装置及び無線通信機を含むモニタ装置206が設け
られている。
【0018】また、台車100には、三脚等で垂直な姿
勢に定置可能な小型TVカメラ及び超音波センサ等の距
離検出手段を接続できるようにしても良い。これは、吊
り荷Bのセッティング位置が、台車100を定置するこ
とが困難な場所にあるような場合に特に有用である。
【0019】次に、上述の実施例によって、建材等の吊
り荷Bを建築中の建て屋A上に荷揚げしてその所定位置
にセッティングする場合を説明すると、まず建て屋A上
の作業者1,2は、吊り荷Bのセッティング目標位置
に、台車100を定置する。この場合、前記目標位置で
直角に交差する墨打線L1,L2を打っておけば、この
墨打線L1,L2に台車100の前後左右の指示針10
4,105を合わせることによって、TVカメラ130
の光軸Oが前記目標位置上となるように、容易にかつ正
確に台車100を位置決めすることができる。一方、玉
掛けされる吊り荷Bの下面には、その重心位置、言い換
えればフック204からの垂直線と交差する位置に、図
3に示すようなポイントマークPを付しておく。
【0020】台車100上のTVカメラ130の光軸及
び超音波センサ140は、垂直姿勢保持装置120の平
衡作用によって、床面や台車100の傾斜等に拘らず常
に上方へ垂直に向いている。また、この姿勢は、第一及
び第二の調整螺子121a,123aの締め付けによっ
て固定することができる。
【0021】ここで、台車100の電源スイッチ112
をONにすると、TVカメラ130の光学系131によ
る視界は、広角領域Wに初期設定される。一方、地上に
おいてフック204に玉掛けした吊り荷Bを、揚重機2
00のブーム202の仰動によって吊り上げ、建て屋A
におけるセッティング目標位置の上空へ向けて水平旋回
させる。やがて前記吊り荷Bが広角領域Wに設定された
TVカメラ130の視界に入ると、図4(イ)に示すよ
うに、操作室205におけるモニタ装置206のモニタ
画面Dに、吊り荷Bの画像が映し出されるので、操作室
205内のオペレータ3は、この画像を基にしてブーム
202の旋回操作を行うことができる。この場合、ブー
ム202の先端やフック204にTVカメラを取り付け
た従来技術と異なり、ブーム202の旋回動作やフック
204の揺れによってモニタ画面D全体が不安定に揺れ
ることがなく、また、吊り荷Bの大きさ等によってセッ
ティング目標位置が死角となってしまうこともない。
【0022】前記モニタ画面Dには、所要の文字データ
と、座標軸x,y及びその原点O’を中心とする複数の
同心円cからなる照準線が表示されている。なお、原点
O’は光軸Oと一致し、すなわちセッティング目標位置
を示すものである。吊り荷Bの画像が同心円cで表され
る所定の座標内に入ったら、オペレータ3は、送受信装
置による遠隔操作によって、又は操作室205側の無線
通信機から台車100の無線通信機108を介して、建
て屋A上の作業者1あるいは2に操作盤106の操作を
スピーカ110からの音声で指示することによって、T
Vカメラ130の光学系131の視野を広角領域Wから
ノーマル領域Nに切り換える。
【0023】これによって、操作室205におけるモニ
タ装置206のモニタ画面Dには、ノーマル領域Nに設
定された図4(ロ)に示すような画像が表示され、すな
わち吊り荷Bの画像は広角領域Wでの画像よりも拡大さ
れるため、オペレータ3は、吊り荷Bのポイントマーク
Pの画像を照準線の原点O’に近付けるべくブーム20
2の旋回操作を緻密に行うことができる。前記吊り荷B
が前記原点O’の近傍の所定の座標内に入ると、その時
点で超音波センサ140が、超音波を送波すると共に吊
り荷Bの下面の一部で反射されたその反射波を受波する
ことによって、吊り荷Bの高さが検出され、その検出値
がモニタ画面Dに表示されるので、オペレータ3は、こ
の検出値を参照しながら、ブーム202の仰角を固定し
たままワイヤ203を繰り出すといった操作で、吊り荷
Bを安全高さまで降下させることができる。また、前記
吊り荷Bの画像が照準線の同心円c1 で表される所定の
座標内に入ったら、上記と同様にしてTVカメラ130
の光学系131の視野を、ノーマル領域Nからズーム領
域Zへ切り換える。
【0024】モニタ画面Dには、ズーム領域Nに設定さ
れた図4(ハ)に示すような画像が表示され、すなわ
ち、モニタ画面Dにおける吊り荷Bの画像はノーマル領
域Nでの画像よりも更に拡大されるため、オペレータ3
は、この画像を監視しながら、吊り荷Bのポイントマー
クPの画像を照準線の原点O’に近付けるべくブーム2
02の旋回操作をより一層緻密に行うことができる。そ
して図4(ニ)に示すように、前記ポイントマークPの
画像が照準線の原点O’と一致したら、オペレータ3は
無線通信によって、建て屋A上の作業者1あるいは2に
その旨を速やかに連絡する。
【0025】オペレータ3からの指示によって、前記作
業者1,2は、吊り荷Bのセッティング目標位置から台
車100を建て屋A上の適当な場所へ移動すると共に、
垂直姿勢保持装置120のフレーム123及びケーシン
グ125を回動操作することによって、TVカメラ13
0の姿勢をその光学系131の光軸Oが略水平になるよ
うに第一及び第二の調整螺子121a,123aで固定
する。これによって、操作室205のモニタ画面Dに
は、図4(ホ)に示すような作業風景の画像を水平方向
から映し出すことができるので、オペレータ3は、この
モニタ画面Dを監視し、かつ無線通信による作業者1,
2の誘導を行いながら、セッティング位置への吊り荷B
の荷下ろしを完了する。
【0026】なお、上記一連の動作は、吊り荷Bを揚重
機で目標位置に搬送してセッティングする場合について
説明したものであるが、揚重機のフックを吊り荷Bへ正
確に誘導して玉掛けを行う場合についても、同様の操作
で行うことができる。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る揚重機の誘導支援機構によると、まず荷揚げもし
くは荷下ろし位置に定置した台車上のTVカメラで、揚
重機のフックあるいはこれに吊り上げられた吊り荷を下
側から監視するようにしたので、モニタ画面が揺れた
り、吊り荷の大きさや形状によって監視不可能になると
いった問題がなく、揚重機の操作室におけるモニタ画面
に表示された照準位置に、前記フック位置の画像の座標
が一致するようにブームの操作を行えば良く、フックあ
るいは吊り荷の高さが検出されることによって、その上
げ下しを安全に行うことができる。また、前記TVカメ
ラの光学系の視野は、広角領域、ノーマル領域及びズー
ム領域に切り換え可能であるため、モニタ画面における
フックあるいは吊り荷の座標が原点に近付くのに応じ
て、前記視野を広角領域からノーマル領域、さらにズー
ム領域に順次切り換えることによって、ブームの誘導を
きわめて正確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の揚重機の誘導支援機構の一実施例にお
けるTVカメラ及び超音波センサを搭載した台車を示す
斜視図である。
【図2】上記実施例に係る揚重機の誘導支援機構による
吊り荷Bのセッティング作業を示す説明図である。
【図3】上記実施例におけるTVカメラの視界を説明す
るための概念図である。
【図4】上記セッティング作業におけるモニタ画面の変
遷を示す説明図である。
【図5】従来技術による吊り荷Bのセッティング作業を
示す説明図である。
【符号の説明】
100 台車 102 自在キャスタ 105 指示針 107 送受信装置 108 無線通信機 120 垂直姿勢保持装置 121 支柱 122 第一の支軸 123 フレーム 124 第二の支軸 125 ケーシング 126 平衡用錘体 130 TVカメラ 131 光学系 140 超音波センサ(距離センサ) 200 揚重機 202 ブーム 204 フック 205 操作室 206 モニタ装置 B 吊り荷 D モニタ画面 N ノーマル領域 O 光軸 W 広角領域 Z ズーム領域 x,y 座標軸(照準線) c,c1 同心円(照準線)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B66C 13/00 - 15/06

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 揚重機による荷揚げもしくは荷下ろし位
    置に移動される台車上に、ジャイロ形の垂直姿勢保持装
    置を介して取り付けられた照準付きTVカメラ及び距離
    センサと、このTVカメラからの画像情報及び距離セン
    サからの距離検出情報の送信手段とを設け、 前記揚重機の操作室に、前記画像情報及び距離検出情報
    を受信して出力するモニタ装置を設けたことを特徴とす
    る揚重機の誘導支援機構。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、前記TVカメ
    ラの光学系による視野が、広角領域、ノーマル領域及び
    ズーム領域に切り換え可能であることを特徴とする揚重
    機の誘導支援機構。
  3. 【請求項3】 請求項1の記載において、前記垂直姿勢
    保持手段の姿勢を任意の俯仰角度及び水平角度で固定す
    る固定手段を備えたことを特徴とする揚重機の誘導支援
    機構。
  4. 【請求項4】 請求項1の記載において、前記台車及び
    揚重機の操作室のそれぞれに、音声の送受信手段を一体
    に設けたことを特徴とする揚重機の誘導支援機構。
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