JPH02162928A - 無線式リモートコントロール装置用受信アンテナの切換方法 - Google Patents

無線式リモートコントロール装置用受信アンテナの切換方法

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JPH02162928A
JPH02162928A JP63316463A JP31646388A JPH02162928A JP H02162928 A JPH02162928 A JP H02162928A JP 63316463 A JP63316463 A JP 63316463A JP 31646388 A JP31646388 A JP 31646388A JP H02162928 A JPH02162928 A JP H02162928A
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receiving
reception
receiving antenna
antenna
remote control
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Yuzo Koyanagi
小柳 祐三
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明に係る無線式リモートコントロール装置用受信
アンテナの切換方法は、クレーン等を遠隔操縦する為の
無線式リモートコントロール装置の作動が常に良好に行
なわれる様に、2個の受信アンテナの内から受信状態の
良いアンテナを選択して、常に良好な状態でクレーン等
の遠隔操縦を行なえる様にするのに利用する。
(従来の技術) トラックの荷台への重量物の積み卸し等の荷役作業を行
なう為、第5図に示す様に、トラック1の荷台にクレー
ン2を設ける事が広く行なわれている。そして、このク
レーン2による荷役作業を小人数で(場合によっては1
人で)効率良く行なえる様にする為、クレーンを無線式
リモートコントロールにより遠隔操作する事も行なわれ
ている。
この様に、無線式リモートコントロールによりクレーン
2を遠隔操作する場合、作業員3が手に持った操作ボッ
クス4からトラック1に設けた受信アンテナ5に向けて
、クレーン2の動作を指示する指令信号を載せた電波を
送る。
第6図は、上記操作ボックス4により入力した動作指令
を、この操作ボックス4に付属の送信アンテナ6から発
信する迄の回路を表わすブロック線図である。
操作ボックス4に設けた操作レバー等により指示された
、クレーン2のブームの伸縮、起伏、旋回、ローブの送
り出し或は巻き取りを表わす指令値、更には油圧ポンプ
駆動の為のエンジンのアクセル開度を指示する為の指令
値は、A/Dコンバータ7によりデジタル値に変換して
から演算処理回路(CPU)8に送り、特定のフォーマ
ットを有するデジタル信号とされる。
そしてこのデジタル信号は、デジタル変調器9を介して
FM変調器10に送り込まれ、このFM変調器10で発
信器12から送り込まれる周波数により定まるFM波に
変換され、更に増幅器11で増幅された後、送信アンテ
ナ6から発信される。
一方、この様なFM波により送られて来る指令信号を受
は取った、第7図に示す様な受信回路に組み込まれた受
信アンテナ5は、このFM波を、FM受信器13を介し
てデジタル復調器14に送る。そしてこのデジタル復調
器14が、FM波をデジタル信号に戻した後、受信側の
演算処理回路15に送り込む。
更に、この演算処理回路15が、送り込まれた信号の種
類等を判定して、クレーンに特定の動作をさせる為の信
号を取り出し、この信号をD/Aコンバータ16を介し
て、クレーン2に設けた所定の制御部に送り出す。そし
てこの制御部は、上記信号を受けた事による変位量等を
選択信号として演算処理回路15に送り、フィードバッ
ク制御を行なう。
(発明が解決しようとする課題) ところが、上述の様にしてトラック1等に設けたクレー
ン2を、無線によりリモートコントロール操作する場合
、次に述べる様な問題を生じる。
即ち、操作ボックス4に設けた送信アンテナ6からトラ
ック1に設けた受信アンテナ5に送られる電波の強さは
、クレーン2のブームの位置等、周囲の状況に応じて変
化する事が避けられず、条件によっては必ずしも良好な
電波を受信側アンテナ5に送り込めない。
特に、最近クレーン等のリモートコントロール装置に使
用が認められる電波の強さが弱くなり(現在、到達距離
が30m程度の強さの電波しか認められていない。)、
この様な不具合が顕著になっている。
例えば、本発明者の行なった実験によると、クレーン2
のブームを固定した状態のまま、作業員3がクレーン2
の回転軸を中心として22.5度乃至は45度ずつ移動
しながら、トラック1に固定した受信アンテナ5に指令
電波を送った場合、受信アンテナ5に達する電波の強さ
が、第8図に示す様に変化した。
この実験を行なう場合、クレーン2のブームは、第5図
に示す様に、トラック1の進行方向右側に、45度の仰
角で固定したままとし、作業員3は、クレーン2の回転
軸を中心とする半径10mの円弧上を移動した。
尚、電波の強さが20 dB (μV/m)の場合、放
送用等、通常存在する迷走電波との区別が困難で、クレ
ーン2の制御が全く行なえない状態となり、クレーン2
の遠隔操作を確実に行なえる様にする為には、受信アン
テナ5に達する指令電波の強さが30 dB (μV/
m)以上ある事が必要である。
この実験から明らかな通り、クレーン2に対する作業員
3の位置によっては、受信アンテナ5に達する指令電波
の強さが不足し、このクレーン2を遠隔操作する場合に
支障を来す。
受信アンテナ5を高い位置に設ければ、成る程度受信状
況の改善を図る事は出来るが、受信アンテナ5は、クレ
ーン2の旋回の妨げとならない様にする為にも、あまり
高くする事が出来ず、上記不具合の解決手段とはならな
い。
又、受信アンテナ5をクレーン2の左右2個所に設ける
事も考えられるが、単に受信アンテナ5を2個設けただ
けでは、2個の受信アンテナ5が、あたかも1個の受信
アンテナの如く機能し、受信障害が発生する作業員3と
受信アンテナ5との位置関係が変化するだけで、受信障
害自体は依然として発生する。
本発明の無線式リモートコントロール装置用受信アンテ
ナの切換方法は、受信状況に応じて適切な受信アンテナ
を選択使用出来る様にする事で、上述の様な不都合を解
消するものである。
(課題を解決する為の手段) 本発明の無線式リモートコントロール装置用受信アンテ
ナの切換方法は、操作ボックスにより人力される指令信
号を送る1個の送信アンテナと、この送信アンテナから
送られて来る電波を受けて制御器に送る少なくとも2個
の受信アンテナとを有する無線式リモートコントロール
装置に於いて、受信状態の良い受信アンテナを選択しく
両方のアンテナの受信状態が良好である場合、必ずしも
より良い方が選択されるとは限らない。)、この受信ア
ンテナのみを受信状態とするものである。
そして、この様な受信アンテナの切り換えを行なえる様
にする為、本発明の無線式リモートコントロール装置用
受信アンテナの切換方法に於いては、送信アンテナから
発信する電波を、特定のフォーマットを有するデジタル
信号とし、一方の受信アンテナによる受信中に、上記制
御器に送り込まれる信号のフォーマットが上記特定のフ
ォーマットからずれた場合と、制御器に送り込まれる信
号のフォーマットが上記特定のフォーマットと一致はす
るが、このフォーマット中に含まれるサムデータ中に不
一致が生じた場合とに、上記一方の受信アンテナによる
受信を停止し、他方の受信アンテナによる受信を開始す
る様にしている。
(作   用) 上述の様に構成される本発明の無線式リモートコントロ
ール装置用受信アンテナの切換方法の場合、一方の受信
アンテナにより受信中の電波に障害が発生した場合に、
直ちに他方の受信アンテナに切り換えられる為、受信障
害に伴なって、無線による機械、装置の遠隔制御が行な
えなくなる事はない。
即ち、2個の受信アンテナを適当な位置に配置すれば、
何れの受信アンテナの受信状態も不良となる事はなくな
る為、上記m械、装置の無線による遠隔制御を、連続し
て確実に行なえる様になる。
(実施例) 次に、図面を参照しつつ、本発明を更に詳しく説明する
第1〜4図は本発明の実施の1例を示しており、第1図
は本発明の切換方法を示すフローチャート、第2図は受
信回路の機器構成を示すブロック図、第3図は受信回路
の機能を示すブロック図、第4図はデジタル化して送る
指令信号のフォーマットの1例を示す図である。
本発明の無線式リモートコントロール装置用受信アンテ
ナの切換方法に於いては、)桑作ボックス4(第5図参
照)に付属の送信アンテナ6から発信する電波を、第4
図に示す様に、特定のフォーマットを有するデジタル信
号としている。
このデジタル信号は、成る一つの指令(クレーンの旋回
、起伏等)を表わす指令信号を40ビツト(bit)で
構成している。この様な40ビツトから成るフォーマッ
トを表わす第4図に於いて、rstart」は、一つの
指令信号の開始を表わす部分で、最初の2ビツトが使用
される。
次のraddress4は、複数の機械、装置を近くで
同時に使用する場合に混信を防ぐ為、各機械固有の符号
を表わすもので、12ビツトが消費される。従って、こ
のraddress4により、4096種の判別が可能
となる。
次のrdataJは、実際にクレーンを操作する指令信
号を表わす部分で、16ビツトが消費され、操作する部
位(起伏、旋回等の種類)、操作の方向(起伏方向、旋
回方向等)、操作速度(起伏速度、旋回速度等)の種類
が、この16ビツトにより表わされる。
次のrsum  data、3は、送信側から送り出し
た指令信号と、受信側で受は取った指令信号との時に、
送信不良等に起因する不一致が存在するか否かを検査す
る為の部分で、上記rstartJraddress1
rdata1の合計30ビツトに、適当な2ビツト(例
えば00)を加えた、合計32ビツトを8ビツト毎に分
割し、更に足し算する事で得られた数の、下8ビツト分
が送られる。そしてこのrsum  data4を受は
取った受信側の演算処理回路15は、予め送信側で足さ
れてから送られて来るrsumdatalと、受信側が
受は取ったrstartlraddresslrdat
alの信号に基づいて得られる上記下8ビツト分の信号
とを比較して、両信号に差がない場合に、上記30ビツ
ト分に関して、正しい信号を受は取った蓋然性が高いと
判断し、両信号に差があった場合には、正しい信号を受
は取っていないと判断する。
更に、次のrstop」は、一つの指令信号の終了を表
わす部分で、最後の2ビツトが使用される。
上述の様な40ビツトから成る指令信号は、前述した従
来からの無線式リモートコントロール装置の場合と同様
、第6図に示した様な構成を有する送信回路によって処
理され、送信アンテナ6より受信アンテナ5a、5bに
向けて送られる。
本発明の方法を実施するリモートコントロール装置の受
信部には、第2図に示す様に、2個の受信アンテナ5a
、5bの何れか一方のみを増幅、FM復調器17、デジ
タル復調器9を介して演算処理回路15に送る為の切換
回路18が設けられており、何れか一方の受信アンテナ
5a、5bのみが受信状態とされる。
例えば一方の受信アンテナ5aが受信可能状態とされて
いる場合に、前記40ビツトから成る特定のフォーマッ
トを有する指令信号が送られて来た場合、上記演算処理
回路15は、特定の処理部分(Rフラグ)がセットされ
ているか否かを第一判定Aにより判定し、セットされて
いない場合には、送られて来た40ビツトから成る指令
信号が、特定のフォーマットにより構成されているか否
かに就いての第二判定Bを行なう。
この第二判定Bにより、送られて来た指令信号のフォー
マットが不正とされた場合、再び次の1ビツト分だけシ
フトさせた後の40ビツト分で、同様の判定(第一判定
A、及び第二判定B)を行なうが、第三判定Cにより見
張られる一定時間(実際の場合には極く短時間)の間に
、正しいフォーマットを有する指令信号が送られて来な
い場合には、現在の受信アンテナ5aによっては正確な
指令信号を受は取る事が出来ないとして、受信アンテナ
の切り換えを行なう(それ迄休止していた受信アンテナ
5bによる受信を開始する。)。
又、第二判定Bにより、送られて来る指令信号のフォー
マットが正しいとされた場合には、前記Rフラグをセッ
トし、このRフラグに関するビットカウンタを0に設定
する。
Rフラグのセットと、このRフラグに関するビットカウ
ンタのO設定とを行なった後、このビットカウンタのカ
ウント数が40に達する迄(成る指令信号を総て受は入
れる迄)の間、先に述べた第一判定Aと、次に述べる第
四判定りとを繰り返し行なう。
先ず、Rフラグをセットし、このRフラグに関するビッ
トカウンタを0に設定した後に第一判定Aに戻ったなら
ば、既にRフラグがセットされている為、ビットカウン
タのカウント数を1だけ増やして、次の第四判定りに進
む。
この第四判定りでは、ビ・ットカウンタのカウント数が
40に達したか否か、即ち、成る指令信号が総て受は入
れられたか否かを判定し、総て受は入れられている場合
を除き、再び前記第一判定Aに戻る。
この様な第一判定Aと第四判定りとを、ビットカウンタ
のカウント数が40に達する迄繰り返し行ない、上記カ
ウント数が40に達した場合に初めて、次の第五判定E
に進む。
そして、この第五判定Eでは、受は取った40ビツトか
ら成る指令信号のフォーマットが正しいか否かを判定す
る。そして、このフォーマットが正しくない場合には、
受信アンテナの切り換えを行なうと共に、新たな(切り
換えに伴なって演算処理回路15に接続された)受信ア
ンテナによる受信状況を再び最初から判定すべく、Rフ
ラグをリセットする。
又、上記第五判定已により、受は取った40ビツトから
成る指令信号のフォーマットが正しいと判定された場合
には、次の第六判定Fにより、rsum  datal
の比較を行ない、送信側で求めてから送り込んだデータ
と受信側で独自に求めたデータとが一致した場合に、こ
の40ビツトから成る指令データを演算処理回路15中
の記憶部分に記憶処理する。この様に記憶処理された指
令信号は、次に正しい指令信号が送られて来る迄の間(
実際の場合には極く短時間)記憶され、クレーン2の制
御に使用される。又、この様に正しい指令信号を記憶し
た事に伴ない、次の新たな指令43号を受は入れる為に
、ビットカウンタのセット値を0にして、次の判定に備
える。
又、上記第六判定Fにより、rsum  data」に
不一致があると判定された場合には、第五判定Eでフォ
ーマットが不正であるとされた場合と同様に、受信アン
テナの切り換えを行なうと共に、新たな受信アンテナに
よる受信状況を再び最初から判定すべく、Rフラグをリ
セットする。
以下、上述の動作を繰り返し行ないつつ、常に正しい指
令信号を受は入れられる受信アンテナ5a(又はsb)
を受信側の演算処理回路15に接続する様にするが、2
個の受信アンテナ5a、5bを適当な位置に配置すれば
、何れの受信アンテナ5a、5bの受信状態も不良とな
る(何れの受信アンテナ5a、5bにも正しい指令信号
が達しなくなる)事はなくなる為、クレーン2の無線に
よる遠隔制御を、連続して確実に行なえる様になる。
(発明の効果) 本発明の無線式リモートコントロール装置用受信アンテ
ナの切換方法は、以上に述べた通り構成され作用する為
、クレーンのブームの位置等、周囲の状況に関係なく、
常に受信アンテナに十分な強さの指令電波を送る事が可
能となり、クレーン等、各種機械装置の無線による遠隔
制御を確実に行なう事が出来る。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図は本発明の実施の1例を示しており、第1図
は本発明の切換方法を示すフローチャート、第2図は受
信回路の機器構成を示すブロック図、第3図は受信回路
の機能を示すブロック図、第4図はデジタル化して送る
指令信号のフォーマットの1例を示す図、第5図は無線
式リモートコントロール装置により制御されるクレーン
を設けたトラックを前方から見た図、第6図は無線式リ
モートコントロール装置の送信側の構成を示すブロック
図、第7図は従来からの受信回路の構成を示すブロック
図、第8図は送信位置が受信アンテナに達する電波の強
さに与える影響を示す線図である。 1ニドラツク、2:クレーン、3:作業員、4:操作ボ
ックス、5.5a、5b:受信アンテナ、6:送信アン
テナ、7 : A/Dコンバータ、8;演算処理回路、
9:デジタル変調器、10:FM変調器、11:増幅器
、12:発振器、13:FM受信器、14:デジタル復
調器、15:演算処理回路、16 : D/Aコンバー
タ、17:増幅、FM復調器、18:切換回路、A:第
一判定、B:第二判定、C:第三判定、D:第四判定、
E:第五判定、F:第六判定。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)操作ボックスにより入力される指令信号を送る1
    個の送信アンテナと、この送信アンテナから送られて来
    る電波を受けて制御器に送る少なくとも2個の受信アン
    テナとを有する無線式リモートコントロール装置に於い
    て、受信状態の良い受信アンテナを選択し、この受信ア
    ンテナのみを受信状態とする、無線式リモートコントロ
    ール装置用受信アンテナの切換方法であって、送信アン
    テナから発信する電波を、特定のフォーマットを有する
    デジタル信号とし、一方の受信アンテナによる受信中に
    、上記制御器に送り込まれる信号のフォーマットが上記
    特定のフォーマットからずれた場合と、制御器に送り込
    まれる信号のフォーマットが上記特定のフォーマットと
    一致はするが、このフォーマット中に含まれるサムデー
    タ中に不一致が生じた場合とに、上記一方の受信アンテ
    ナによる受信を停止し、他方の受信アンテナによる受信
    を開始する、無線式リモートコントロール装置用受信ア
    ンテナの切換方法。
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