JP2564954B2 - 移動体通信装置 - Google Patents

移動体通信装置

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JP2564954B2
JP2564954B2 JP2037082A JP3708290A JP2564954B2 JP 2564954 B2 JP2564954 B2 JP 2564954B2 JP 2037082 A JP2037082 A JP 2037082A JP 3708290 A JP3708290 A JP 3708290A JP 2564954 B2 JP2564954 B2 JP 2564954B2
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T90/00Enabling technologies or technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02T90/10Technologies relating to charging of electric vehicles
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は工場や倉庫等の構内で作業を行うフォークリ
フト等の移動体に搭載される移動体通信装置に係り、詳
しくは、構内に設けられた固定局との間で作業指示等の
各種データを電波を介して交信するための通信装置に関
するものである。
[従来の技術] 従来、この種の移動体通信装置としては有人式フォー
クリフト用のものがある。この通信装置は構内で荷役作
業を行う各フォークリフトにそれぞれ備えられており、
固定局との間で各種データを含む電波の送受信を行う無
線機と、データ入力用のキーボードやデータ表示用のデ
ィスプレイを備えた端末機とから構成されている。又、
この端末機は無線機を制御する機能も備えている。
そして、複数のフォークリフトの運転中において特定
のフォークリフトに新たな荷役作業を行わせる場合に
は、そのフォークリフトについて予め登録されたIDナン
バーを固定局が指定し、そのフォークリフト受信可能か
否かを尋ねる。指定されたフォークリフトの通信装置が
応答した場合、固定局は荷役作業等の指示データをその
通信装置に対して送信する。その結果、指示データが端
末機のディスプレイに表示され、その表示に従って作業
者が所定の荷役作業を行う。
前記通信装置の電源はフォークリフトのキースイッチ
と連動しており、フォークリフトが運転されていないと
きは通信装置の電源は投入されていない。従って、運転
されていないフォークリフトに対して固定局が受信可能
か否かを尋ねても、その通信装置は応答しない。この場
合、固定局は再び受信可能か否かを尋ね、送信を所定回
繰り返しても通信装置から応答がないときには、通信装
置に電源が投入されていないと判定するようになってい
る。このとき固定局は他のフォークリフトに同じ指示デ
ータを送信して所定の荷役作業を行わせたり、或いは全
く別の処理を行ったりする。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記したフォークリフト用通信装置に
おいては、通信装置の電源が投入されていないフォーク
リフトに対して固定局が送信を行った場合、送信を所定
回試みないとそのフォークリフトが受信不能であること
が判明しない。従って、送信を繰り返す間、固定局はそ
の後の処理を行うことができず、固定局と各フォークリ
フトとの間の交信効率が悪いという問題がある。
本発明の目的は、固定局と移動体との間の無用な交信
を省略して交信効率を向上させることができる移動体通
信装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は、移動体に設けられ、電源からの電力供給に
より固定局との間で交信が可能な無線装置と、前記電源
と無線装置間に設けられた手動スイッチと、前記手動ス
イッチの操作状態を検出する操作状態検出手段と、前記
手動スイッチに対して並列接続された自己保持用スイッ
チと、前記無線装置が交信中であるか否かを判断する判
断手段と、前記操作状態検出手段により手動スイッチの
閉路操作が検出されたときに、前記固定局に対する閉路
信号を前記無線装置に送信させ、操作状態検出手段によ
り手動スイッチの開路操作が検出されたときには、固定
局に対する開路信号を無線装置に送信させるとともに、
その開路信号の送信が完了するまで前記自己保持用スイ
ッチ閉路状態に保つ信号出力制御手段と、前記信号出力
制御手段により固定局に対する開路信号を無線装置に送
信させるに際し、前記判断手段による判断結果に基づい
て無線装置が交信中である場合にはその交信が終了する
まで前記開路信号の送信を保留させる保留制御手段とを
備えた移動体通信装置をその要旨とするものである。
[作用] 手動スイッチの閉路操作が操作状態検出手段にて検出
されたとき、無線装置は信号出力制御手段により固定局
に対して閉路信号を送信する。又、手動スイッチの開路
操作が操作状態検出手段にて検出されたとき、無線装置
は信号出力制御手段により固定局に対して開路信号を送
信する。この開路信号の送信時、自己保持用スイッチが
閉路状態に保たれることで送信のために必要な電力が無
線装置に供給される。
その結果、移動体に搭載された無線装置の作動状況が
固定局において把握可能となる。従って、例えば、無線
装置が作動中の移動体のみに対して固定局がデータを送
信することが可能となり、無線装置が作動していない移
動体、即ち、受信不能な移動体に対して固定局がデータ
を送信することが回避される。
又、信号出力制御手段により固定局に対する開路信号
を無線装置に送信させるに際し、判断手段による判断結
果に基づいて無線装置が交信中である場合には、保留制
御手段はその交信が終了するまで開路信号の送信を保留
させる。このように開路信号の送信が保留されること
で、交信中のデータが不用意に遮断される不都合が防止
される。
[実施例] 以下、本発明を有人式フォークリフト用の通信装置に
具体化した一実施例を図面に従って説明する。
第2図に示すように、工場、倉庫等の構内1には複数
台の移動体としての有人式フォークリフト2A,2B,2Cが運
行されている。各フォークリフト2A〜2Cには、第3図に
示すような無線装置を構成する無線機3及び端末機4が
搭載されている。前記無線機3は各種データを含む電波
の送受信を行い、その送受信のために信号の変調及び復
調を行う。無線機3は信号線6を介して端末機4に接続
され、両者間でデータのやりとりが行われる。又、前記
端末機4は、オペレータによるデータ入力を行うための
キーボード7やデータ表示のためのディスプレイ8を備
え、さらには前記無線機3の作動を制御するための制御
機能も備えている。
一方、第2図に示すように構内1の天井近くの適宜な
位置には、固定局を構成する複数台の無線モデム9が離
間配置されている。これらの無線モデム9は、各種デー
タを含む電波の送受信を行うとともに、その送受信のた
めに信号の変調及び復調を行う。又、これらの無線モデ
ム9は信号線10を介し、事務所内に配置された固定局を
構成するホストコンピュータ11に接続されている。この
ホストコンピュータ11内の中央処理装置11a(以下、CPU
という)は、各フォークリフト2A〜2Cの端末機4へ送る
べき各種データを管理するとともに、そのデータを電波
を介して発信させるために、前記無線モデム9の作動を
制御するようになっている。
次に、前記フォークリフトに搭載された無線装置の電
気的構成を第4図に基づいて説明する。
端末機4は判断手段、信号出力制御手段及び保留制御
手段としてのCPU12を備えており、このCPU12にはインタ
ーフェース13を介して無線機3が接続されている。電源
としてのバッテリ16の+端子17には、フォークリフト2A
〜2Cの運転を開始・停止するために回動操作される手動
スイッチとしてのキースイッチ19、及びダイオード20を
介し前記端末機4が接続されている。同バッテリ16の−
端子18には端末機4が直接接続されている。又、前記ダ
イオード20及び端末機4間の接続点aには無線機3が接
続されるとともに、前記バッテリ16の−端子18に同無線
機3が直接接続されている。そして、このバッテリ16か
ら端末機4及び無線機3へ電力供給が行われる。
前記キースイッチ19及びダイオード20からなる直列回
路には、自己保持用スイッチとしての常開のリレーコン
タクト21が並列に接続されている。一方、前記接続点a
及び端末機4間の接続点bとバッテリ16の−端子18との
間には、コンタクト22及びリレーコイルCRが直列に接続
されている。コンタクト22はインタフェース14を介して
前記CPU12に接続されており、このCPU12から出力される
制御信号によりコンタクト22が閉路されると、リレーコ
イルCRが励磁され、その結果、前記リレーコンタクト21
が閉路される。又、同制御信号によりコンタクト22が開
路されるとリレーコイルCRが消磁され、その結果、リレ
ーコンタクト21が開路されるようになっている。
前記キースイッチ19及びダイオード20間の接続点cと
バッテリ16の−端子18との間には抵抗rが接続されてお
り、これらの抵抗r及びダイオード20により、前記キー
スイッチ19の操作状態を検出する操作状態検出手段が構
成されている。なお、前記接続点c及び抵抗r間の接続
点dは、端末機4のインターフェース14を介してCPU12
に接続されており、この接続点dの電位、すなわち、キ
ースイッチ19がオン操作(閉路操作)されたときには高
電位が、キースイッチ19がオフ操作(開路操作)された
ときには低電位がそれぞれCPU12に入力されるようにな
っている。
次に、前記のように構成された本実施例の作用を第1,
5,6図のフローチャートに従って説明する。第5図は課
フォークリフト2A〜2C始動時に行われるCPU12の処理動
作を説明するフローチャートである。
第4図はフォークリフト2A〜2Cの運転開始前の状態を
示しており、この状態ではキースイッチ19がオフされコ
ンタクト22が開路されている。そのためリレーコイルCR
が励磁されず、この非励磁状態に基づきリレーコンタク
ト21は開路されている。
前記状態からキースイッチ19がオン操作されると、無
線機3及び端末機4へ電力が供給されるので、これらの
無線機3及び端末機4は交信を含む通常の処理動作が可
能となる。前記のように、キースイッチ19がオン操作さ
れると接続点dの電位が高くなるので、CPU12はステッ
プ(図においてSで示す)101においてキースイッチ19
がオン操作されたと判断し、ステップ102においてイン
ターフェース14を介してコンタクト22を閉時させる。こ
のコンタクト22の閉路によりリレーコイルCRが励磁さ
れ、その結果、リレーコンタクト21が閉路される。従っ
て、リレーコンタクト21は自己保持されることになる。
次いで、CPU12はステップ103でホストコンピュータ11
側のCPU11aに対して無線機3を介して閉路信号を送信
し、無線機3及び端末機4に電力が供給されて処理動作
が可能となったことを伝える。さらに、CPU12はステッ
プ104で通常の荷役作業の指示データをホストコンピュ
ータ11側のCPU11aとの間で交信するための処理を行う。
又、第6図は各フォークリフト2A〜2C停止時に行われ
るCPU12の処理動作を説明するフローチャートである。
まず、CPU12はステップ201において、運転中のフォー
クリフト2A〜2Cの運転を停止するためにキースイッチ19
がオフ操作され、接続点dの電位が低くなったことを検
出するとステップ202へ移行し、ホストコンピュータ11
側の無線モデム9と端末機4側の無線機3との間で無線
による交信が行われているか否かを判断する。CPU12は
キースイッチ19がオフ操作されたにもかかわらず交信が
行われていると判断すると、ステップ203へ移行してコ
ンタクト22を閉状態に維持する。その結果、リレーコン
タクト21が自己保持され続けることになり、無線機3及
び端末機4への電力供給が引き続き行われ、交信の続行
が可能となる。そして、CPU12はこの無線モデム9及び
無線機3間での交信が終了するのを待つ。
前記ステップ202において交信が終了していると判断
すると、CPU12は次にステップ204へ移行し、無線機3及
び端末機4間で交信が行われているか否かを判断する。
交信が行われていると判断すると、CPU12はステップ205
へ移行してコンタクト22を閉状態に維持する。その結
果、リレーコンタクト21が自己保持し続けることにな
り、無線機3及び端末機4への電力供給が引き続き行わ
れ、交信の続行が可能となる。そして、CPU12は再びス
テップ202以降の処理を行う。
CPU12は前記ステップ204で交信が全て終了していると
判断するとステップ206へ移行する。CPU12はステップ20
6でホストコンピュータ11側のCPU11aに対して無線機3
を介して開路信号を送信し、無線機3及び端末機4に電
力が供給されなくなって処理動作が不能となることを伝
える。その後、CPU12はステップ207でインターフェース
14を介してコンタクト22を開路させる。その結果、リレ
ーコイルCRが非励磁状態となり、リレーコンタクト21が
開路される。従って、バッテリ16から無線機3及び端末
機4への電力供給が停止されて処理動作不能となる。
一方、第1図はホストコンピュータ11側のCPU11aの処
理動作を説明するフローチャートである。
まず、荷役作業を開始するために全てのフォークリフ
ト2A〜2Cのキースイッチ19がオン操作された場合を説明
する。CPU11aはステップ301で開路信号を受信したか否
かを判定する。この場合、キースイッチ19がオン操作さ
れているので開路信号は受信されず、CPU11aはステップ
302に移行する。次いで、CPU11aはステップ302で閉路信
号を受信したか否かを判定する。キースイッチ19のオン
操作に伴って端末機4側のCPU12は第5図のステップ103
で開路信号を送信し、CPU11aはこの開路信号を受信する
ためステップ303に移行する。
次いで、CPU11aはステップ303で予め設定されていた
送信動作中止モードを解除し、ステップ304で通常通り
各フォークリフト2A〜2Cに対して必要に応じて荷役作業
の指示データを送信する。その後、CPU11aは再びステッ
プ301に戻り、開路信号を受信しないことからステップ3
02に移行し、このステップ302で閉路信号を受信しない
ことからステップ304に移行する。従って、その後のCPU
11aはステップ301,302,304の処理を繰り返し、通常通り
の指示データの送信が行われ続ける。
又、荷役作業が終了して特定のフォークリフト、例え
ば、2Aの番号を付したフォークリフトのキースイッチ19
がオフ操作された場合を説明する。CPU11aはステップ30
1で開路信号を受信したか否かを判定する。キースイッ
チ19がオフ操作されるのに伴い端末機4側のCPU12は第
6図のステップ206で開路信号を送信し、CPU11aはこの
開路信号を受信するためステップ305に移行する。CPU11
aはこのステップ305で送信動作中止モードを設定する。
さらに、CPUはステップ302に移行して上記したキース
イッチ19がオフ操作されたフォークリフト2Aから閉路信
号を受信したか否かを判定し、この閉路信号を受信しな
いのでステップ304に移行する。従って、送信動作中止
モードは設定されたままであり、この送信動作中止モー
ドの設定中においてCPU11aは上記したフォークリフト2A
に対して指示データを送信しない。又、CPU11aはそれ以
外の各フォークリフト2B,2Cに対しては通常通り指示デ
ータを送信する。
一方、上記したフォークリフト2Aのキースイッチ19が
再びオン操作された場合を説明すると、CPU11aはステッ
プ302で閉路信号を受信することからステップ303に移行
して送信動作中止モードを解除する。次いで、CPU11aは
ステップ304でフォークリフト2Aを含む各フォークリフ
ト2A〜2Cに対して通常通り荷役作業の指示データを送信
する。
このように本実施例の有人式フォークリフトの通信装
置においては、端末機4側から送信される閉路信号と開
路信号に基づいて、ホストコンピュータ11側が各フォー
クリフト2A〜2Cの運転状態を判定できるようにし、キー
スイッチ19がオン操作されて受信可能な端末機4に対し
てのみ荷役作業の指示データを送信し、キースイッチ19
がオフ操作されたままで受信不能な端末機4に対しては
オン操作されるまで指示データの送信を禁止するように
した。
従って、受信不能な端末機4に対してホストコンピュ
ータ11が指示データを送信してしまう等の無駄な交信が
回避される。その結果、ホストコンピュータ11と各端末
機4との間の交信効率を向上させて、フォークリフト2A
〜2Cによる荷役作業の進行を円滑化することができる。
又、キースイッチ19がオフ操作されても、無線機3が
交信中である場合にはその交信が終了するまで開路信号
の送信を行わないので、交信中のデータが不用意に遮断
される不都合を防止できる。
又、いずれのフォークリフト2A〜2Cが運転中であるか
をホストコンピュータ11が把握できるため、その運転状
態をホストコンピュータ11のディスプレイに表示させる
等の各種管理サービスも行うこともできる。
なお、本発明は前記実施例の構成に限定されるもので
はなく、例えば以下のように発明の趣旨から逸脱しない
範囲で任意に変更してもよい。
(1)前記実施例では無線機3及び端末機4を別体とし
たが、これらを一体化してもよい。
(2)手動スイッチとしてはフォークリフト2A〜2Cの運
転を開始・停止するためのキースイッチ19以外にも、端
末機4等に設けられた専用のスイッチであってもよい。
(3)前記実施例ではキースイッチ19の操作状態を検出
する操作状態検出手段として、ダイオード20及び抵抗r
を用いたが、キースイッチ19の回動位置を検出するセン
サ等を用いてもよい。
(4)リレーコイルCRにかえて半導体スイッチ等の無接
点スイッチを用いてもよい。
(5)本発明は有人式のフォークリフト以外にも、自動
的に操縦される無人フォークリフトや無人搬送車に搭載
される通信装置に具体化することもできる。
[発明の効果] 以上詳述したように、本発明の移動体通信装置によれ
ば、固定局と移動体との間の無用な交信を省略して交信
効率の向上を図りつつ交信中のデータが不用意に遮断さ
れる不都合を防止することができるという優れた効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の通信装置においてホストコンピュータ
の処理動作を説明するフローチャート、第2図は固定局
とフォークリフトとの関係を示す概略構成図、第3図は
フォークリフトに搭載される無線機及び端末機を示す
図、第4図は端末機側の電気的構成を示す図、第5図は
キースイッチがオン操作されたときの端末機の処理動作
を説明するフローチャート、第6図はキースイッチがオ
フ操作されたときの端末機の処理動作を説明するフロー
チャートである。 2A〜2Cは移動体としてのフォークリフト、3は無線装置
を構成する無線機、4は無線装置を構成する端末機、9
は固定局を構成する無線モデム、11は固定局を構成する
ホストコンピュータ、12は判断手段、信号出力制御手段
及び保留制御手段としてのCPU、16は電源としてのバッ
テリ、19は手動スイッチとしてのキースイッチ、20は操
作状態検出手段を構成するダイオード、21は自己保持用
スイッチとしてのリレーコンタクト、rは操作状態検出
手段を構成する抵抗。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移動体に設けられ、電源からの電力供給に
    より固定局との間で交信が可能な無線装置と、 前記電源と無線装置間に設けられた手動スイッチと、 前記手動スイッチの操作状態を検出する操作状態検出手
    段と、 前記手動スイッチに対して並列接続された自己保持用ス
    イッチと、 前記無線装置が交信中であるか否かを判断する判断手段
    と、 前記操作状態検出手段により手動スイッチの閉路操作が
    検出されたときに、前記固定局に対する開路信号を前記
    無線装置に送信させ、操作状態検出手段により手動スイ
    ッチの開路操作が検出されたときには、固定局に対する
    開路信号を無線装置に送信させるとともに、その開路信
    号の送信が完了するまで前記自己保持用スイッチを閉路
    状態に保つ信号出力制御手段と、 前記信号出力制御手段により固定局に対する開路信号を
    無線装置に送信させるに際し、前記判断手段による判断
    結果に基づいて無線装置が交信中である場合にはその交
    信が終了するまで前記開路信号の送信を保留させる保留
    制御手段と を備えた移動体通信装置。
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