JP2924990B2 - 物品搬送設備 - Google Patents
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/60—Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
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- Platform Screen Doors And Railroad Systems (AREA)
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、物品を載置する載置部
を備えた複数のステーションと、それらのステーション
にて物品を移載するための物品移載装置を備えた搬送車
とが設けられ、前記ステーションに、前記載置部におけ
る物品の存否情報を検出する検出手段と、この検出手段
の検出結果を前記搬送車に備えさせた搬送車側通信装置
との間で通信するためのステーション側通信装置とが設
けられた物品搬送設備に関する。
を備えた複数のステーションと、それらのステーション
にて物品を移載するための物品移載装置を備えた搬送車
とが設けられ、前記ステーションに、前記載置部におけ
る物品の存否情報を検出する検出手段と、この検出手段
の検出結果を前記搬送車に備えさせた搬送車側通信装置
との間で通信するためのステーション側通信装置とが設
けられた物品搬送設備に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の物品搬送設備では、図６に示すよ
うに、物品Ｅを載置する載置部１１を備えた複数のステ
ーションＳと、それらのステーションＳにて物品Ｅを移
載するための物品移載装置２１を備えた搬送車Ａとが設
けられており、これらのステーションＳには、載置部１
１における物品Ｅの存否情報を検出する検出手段として
の発光素子と受光素子からなる光センサ１７と、搬送車
側通信装置２２との間で通信するための送信及び受信用
のステーション側通信装置１８と、これら光センサ１７
とステーション側通信装置１８とを制御するステーショ
ン側制御装置１９とが設けられている。例えば、ステー
ションＳの物品Ｅを搬送車Ａへと移載する場合、搬送車
側通信装置２２より移載方向（ステーションＳの物品の
回収）を指示する信号を送信すると、これをステーショ
ン側通信装置１８より受信したステーション側制御装置
１９は、上記光センサ１７の検出情報に基づいて載置部
１１における物品の存否情報を判別し、この判別結果に
基づいて載置部１１上に物品Ｅが無ければ、移載作業開
始の信号を搬送車側通信装置２２へと送信するように構
成されている。更に、ステーションＳの各装置（光セン
サ１７，ステーション側通信装置１８，ステーション側
制御装置１９）を駆動する電力は、外部電源２０より供
給するように構成されている。このため、従来では、こ
の電力を供給するための配線又は配管を、各ステーショ
ン毎に行っていた。
うに、物品Ｅを載置する載置部１１を備えた複数のステ
ーションＳと、それらのステーションＳにて物品Ｅを移
載するための物品移載装置２１を備えた搬送車Ａとが設
けられており、これらのステーションＳには、載置部１
１における物品Ｅの存否情報を検出する検出手段として
の発光素子と受光素子からなる光センサ１７と、搬送車
側通信装置２２との間で通信するための送信及び受信用
のステーション側通信装置１８と、これら光センサ１７
とステーション側通信装置１８とを制御するステーショ
ン側制御装置１９とが設けられている。例えば、ステー
ションＳの物品Ｅを搬送車Ａへと移載する場合、搬送車
側通信装置２２より移載方向（ステーションＳの物品の
回収）を指示する信号を送信すると、これをステーショ
ン側通信装置１８より受信したステーション側制御装置
１９は、上記光センサ１７の検出情報に基づいて載置部
１１における物品の存否情報を判別し、この判別結果に
基づいて載置部１１上に物品Ｅが無ければ、移載作業開
始の信号を搬送車側通信装置２２へと送信するように構
成されている。更に、ステーションＳの各装置（光セン
サ１７，ステーション側通信装置１８，ステーション側
制御装置１９）を駆動する電力は、外部電源２０より供
給するように構成されている。このため、従来では、こ
の電力を供給するための配線又は配管を、各ステーショ
ン毎に行っていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ステー
ションを、例えば、組み立てラインに対する各種物品の
供給用のステーションや搬出用のステーションとして用
いる場合等においては、組み立てラインのライン構成の
変更に伴って、ステーションを増設したり、既設のステ
ーションを移動させたりする必要が生じることがある。
ところが、従来のように、ステーションに備えた各装置
を駆動するための電力を供給する配線又は配管を、各ス
テーション毎に行わなければならないため、ステーショ
ンの増設や移動が簡単には行えない不利があり、改善の
余地があった。本発明は、上記実情に鑑みて為されたも
のであって、その目的は、物品を載置する載置部を備え
たステーションの増設や移動を簡単に行えるようにする
ことにある。
ションを、例えば、組み立てラインに対する各種物品の
供給用のステーションや搬出用のステーションとして用
いる場合等においては、組み立てラインのライン構成の
変更に伴って、ステーションを増設したり、既設のステ
ーションを移動させたりする必要が生じることがある。
ところが、従来のように、ステーションに備えた各装置
を駆動するための電力を供給する配線又は配管を、各ス
テーション毎に行わなければならないため、ステーショ
ンの増設や移動が簡単には行えない不利があり、改善の
余地があった。本発明は、上記実情に鑑みて為されたも
のであって、その目的は、物品を載置する載置部を備え
たステーションの増設や移動を簡単に行えるようにする
ことにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の物品搬送設備
は、物品を載置する載置部を備えた複数のステーション
と、それらのステーションにて物品を移載するための物
品移載装置を備えた搬送車とが設けられ、前記ステーシ
ョンに、前記載置部における物品の存否情報を検出する
検出手段と、この検出手段の検出結果を前記搬送車に備
えさせた搬送車側通信装置との間で通信するためのステ
ーション側通信装置とが設けられたものであって、その
第１特徴構成は、前記ステーションに、ステーション用
蓄電部が設けられ、前記検出手段が、物品にて押し操作
されて開閉するスイッチにて構成され、前記ステーショ
ン側通信装置は、前記スイッチの開閉にて、前記ステー
ション用蓄電部からの電力が供給される電力供給状態
と、供給されない非供給状態とに切り換えられるように
構成され、且つ、前記電力供給状態において前記物品存
在情報を送信し、前記非供給状態においては前記物品存
在情報を送信しないことにより、物品の存否情報を通信
するように構成されている点にある。第２特徴構成は、
前記ステーションに、電力を受け取る受電部が設けら
れ、前記搬送車に、この搬送車に設けられた搬送車用蓄
電部の電力を前記受電部に供給する電力供給手段が設け
られ、前記ステーション用蓄電部は、前記受電部に供給
された前記搬送車用蓄電部の電力にて充電されるように
構成されている点にある。
は、物品を載置する載置部を備えた複数のステーション
と、それらのステーションにて物品を移載するための物
品移載装置を備えた搬送車とが設けられ、前記ステーシ
ョンに、前記載置部における物品の存否情報を検出する
検出手段と、この検出手段の検出結果を前記搬送車に備
えさせた搬送車側通信装置との間で通信するためのステ
ーション側通信装置とが設けられたものであって、その
第１特徴構成は、前記ステーションに、ステーション用
蓄電部が設けられ、前記検出手段が、物品にて押し操作
されて開閉するスイッチにて構成され、前記ステーショ
ン側通信装置は、前記スイッチの開閉にて、前記ステー
ション用蓄電部からの電力が供給される電力供給状態
と、供給されない非供給状態とに切り換えられるように
構成され、且つ、前記電力供給状態において前記物品存
在情報を送信し、前記非供給状態においては前記物品存
在情報を送信しないことにより、物品の存否情報を通信
するように構成されている点にある。第２特徴構成は、
前記ステーションに、電力を受け取る受電部が設けら
れ、前記搬送車に、この搬送車に設けられた搬送車用蓄
電部の電力を前記受電部に供給する電力供給手段が設け
られ、前記ステーション用蓄電部は、前記受電部に供給
された前記搬送車用蓄電部の電力にて充電されるように
構成されている点にある。
【０００５】
【作用】第１特徴構成によれば、例えばステーション側
通信装置を発光素子（送信用）のみで構成すれば、この
ステーション側通信装置（送信用発光素子）の駆動を、
物品にて押し操作されて開閉するスイッチにて制御する
ことができる。つまり、このように構成した場合には、
ステーション側通信装置（送信用発光素子）は、スイッ
チの開閉にてステーション用蓄電部からの電力が供給さ
れて発光して物品存在情報を送信する状態と、前記電力
の供給が停止されて発光せずに物品存在情報を送信しな
い状態とに切り換わることにより、駆動が制御されるこ
とになる。このため、物品の存否を検出する検出手段と
して機能するこのスイッチを駆動する電力が必要なく、
更に、このスイッチの駆動及びステーション側通信装置
（送信用発光素子）の駆動を制御するための制御装置を
別途設ける必要がなく、しかも、ステーション側通信装
置に受信用の通信装置を設ける必要がないので、構成が
簡単で、且つ、ステーションにおける消費電力を非常に
少なくすることができる。従って、このステーションに
設けたステーション用蓄電部でステーションの各装置を
駆動しても、消費電力が非常に少ないので、ステーショ
ン用蓄電部の充電又は交換を長期間行う必要がない。そ
して、搬送車側においては、上記送信用発光素子より発
する光を搬送車側通信装置にて受信するように構成し、
搬送車側の制御装置は、搬送車側通信装置が光を受信す
ればステーションの載置部に物品が載置されていると判
断し、受信しなければステーションの載置部に物品が載
置されていないと判断して、移載作業を行うことにな
る。第２特徴構成によれば、ステーションに停止した搬
送車の搬送車側蓄電部の電力が、搬送車の電力供給手段
によってステーションの受電部に供給され、この受電部
に供給された電力によってステーション用蓄電部が充電
される。
通信装置を発光素子（送信用）のみで構成すれば、この
ステーション側通信装置（送信用発光素子）の駆動を、
物品にて押し操作されて開閉するスイッチにて制御する
ことができる。つまり、このように構成した場合には、
ステーション側通信装置（送信用発光素子）は、スイッ
チの開閉にてステーション用蓄電部からの電力が供給さ
れて発光して物品存在情報を送信する状態と、前記電力
の供給が停止されて発光せずに物品存在情報を送信しな
い状態とに切り換わることにより、駆動が制御されるこ
とになる。このため、物品の存否を検出する検出手段と
して機能するこのスイッチを駆動する電力が必要なく、
更に、このスイッチの駆動及びステーション側通信装置
（送信用発光素子）の駆動を制御するための制御装置を
別途設ける必要がなく、しかも、ステーション側通信装
置に受信用の通信装置を設ける必要がないので、構成が
簡単で、且つ、ステーションにおける消費電力を非常に
少なくすることができる。従って、このステーションに
設けたステーション用蓄電部でステーションの各装置を
駆動しても、消費電力が非常に少ないので、ステーショ
ン用蓄電部の充電又は交換を長期間行う必要がない。そ
して、搬送車側においては、上記送信用発光素子より発
する光を搬送車側通信装置にて受信するように構成し、
搬送車側の制御装置は、搬送車側通信装置が光を受信す
ればステーションの載置部に物品が載置されていると判
断し、受信しなければステーションの載置部に物品が載
置されていないと判断して、移載作業を行うことにな
る。第２特徴構成によれば、ステーションに停止した搬
送車の搬送車側蓄電部の電力が、搬送車の電力供給手段
によってステーションの受電部に供給され、この受電部
に供給された電力によってステーション用蓄電部が充電
される。
【０００６】
【発明の効果】第１特徴構成によれば、ステーションに
備えた各装置をステーションに搭載したステーション用
蓄電部の電力によって長期間駆動することができるの
で、ステーションに電力を供給するための配線又は配管
を、各ステーション毎に行う必要がなく、従って、物品
を載置する載置部を備えたステーションを簡単に増設又
は移動でき、しかも、ステーション用蓄電部の充電又は
交換を長期間行う必要のない物品搬送設備を提供するに
至った。第２特徴構成によれば、ステーション用蓄電部
の充電又は交換を別途行う必要がないので、一層便利な
物品搬送設備を提供するに至った。
備えた各装置をステーションに搭載したステーション用
蓄電部の電力によって長期間駆動することができるの
で、ステーションに電力を供給するための配線又は配管
を、各ステーション毎に行う必要がなく、従って、物品
を載置する載置部を備えたステーションを簡単に増設又
は移動でき、しかも、ステーション用蓄電部の充電又は
交換を長期間行う必要のない物品搬送設備を提供するに
至った。第２特徴構成によれば、ステーション用蓄電部
の充電又は交換を別途行う必要がないので、一層便利な
物品搬送設備を提供するに至った。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。本発明の物品搬送設備は、図３に示すように、走
行面に設けられた走行ラインＧに沿って走行する搬送車
Ａと、複数のステーションＳとより構成されており、こ
れら複数のステーションＳを夫々区別するために符号Ｓ
に１〜５が添えてある。この物品搬送設備は、物品受取
側のステーションＳ３〜Ｓ５において夫々のステーショ
ンにおいて物品が無くなった場合、作業者が操作卓３０
を操作して物品要求の指示（要求ステーションの識別情
報も指示）を出すと、その指示が中央制御装置４０に伝
達され、中央制御装置４０は、この物品要求の指示に基
づいて搬送車Ａの移載作業指示をホームステーションＨ
Ｐへと送信する。この移載作業指示をホームステーショ
ンＨＰより受け取った搬送車Ａは、この移載作業指示に
基づいて、指定された物品を物品供給側のステーション
Ｓ１又はＳ２にて回収し、指定されたステーション（Ｓ
３〜Ｓ５のいずれかのステーション）へ物品を供給する
ように構成されている。尚、図示しないが、ホームステ
ーションＨＰには、搬送車側通信装置２２と通信を行う
ためのホームステーション側通信装置が設けられてい
る。
する。本発明の物品搬送設備は、図３に示すように、走
行面に設けられた走行ラインＧに沿って走行する搬送車
Ａと、複数のステーションＳとより構成されており、こ
れら複数のステーションＳを夫々区別するために符号Ｓ
に１〜５が添えてある。この物品搬送設備は、物品受取
側のステーションＳ３〜Ｓ５において夫々のステーショ
ンにおいて物品が無くなった場合、作業者が操作卓３０
を操作して物品要求の指示（要求ステーションの識別情
報も指示）を出すと、その指示が中央制御装置４０に伝
達され、中央制御装置４０は、この物品要求の指示に基
づいて搬送車Ａの移載作業指示をホームステーションＨ
Ｐへと送信する。この移載作業指示をホームステーショ
ンＨＰより受け取った搬送車Ａは、この移載作業指示に
基づいて、指定された物品を物品供給側のステーション
Ｓ１又はＳ２にて回収し、指定されたステーション（Ｓ
３〜Ｓ５のいずれかのステーション）へ物品を供給する
ように構成されている。尚、図示しないが、ホームステ
ーションＨＰには、搬送車側通信装置２２と通信を行う
ためのホームステーション側通信装置が設けられてい
る。
【０００８】図１、図２に示すように、搬送車Ａには、
物品Ｅを移載するための搬送車側移載装置２１と、搬送
車側通信装置２２と、発光素子と受光素子からなる停止
位置確認用の光センサ２３と、搬送車側移載装置２１、
搬送車側通信装置２２、及び、光センサ２３を制御する
搬送車側制御装置２４と、搬送車用蓄電部２５が設けら
れている。そして、この搬送車用蓄電部２５の電力によ
って、上記搬送車側移載装置２１、搬送車側通信装置２
２、光センサ２３、搬送車側制御装置２４の駆動、及び
搬送車Ａの走行を実施するように構成されている。ステ
ーションＳには、物品Ｅを載置する載置部１１と、この
載置部１１における物品存否情報を検出する検出手段１
２と、この検出手段１２の検出結果を前記搬送車側通信
装置２２との間で通信するためのステーション側通信装
置１３と、ステーション用の蓄電部１４と、反射板１５
とが設けられている。前記検出手段１２は物品にて押し
操作されて開閉するスイッチ１２ａにて構成され、ステ
ーション側通信装置１３は、スイッチ１２ａの開閉に
て、ステーション用蓄電部１４からの電力が供給される
電力供給状態と、供給されない非供給状態とに切り換え
られるように構成され、且つ、前記電力供給状態におい
て前記物品存在情報を送信し、前記非供給状態において
は前記物品存在情報を送信しないことにより、物品の存
否情報を通信するように構成されている。 具体的には、
ステーション側通信装置１３は、送信用の発光素子１３
ａのみにて構成され、この発光素子１３ａが、ステーシ
ョン用蓄電部１４の電力にて駆動され、且つ、前記スイ
ッチ１２ａの開閉にて駆動が断続されるように構成され
ている。つまり、ステーションＳの載置部１１に物品Ｅ
が存在すると、スイッチ１２ａが閉状態となり、ステー
ション用蓄電部１４の電力が発光素子１３ａに供給され
て発光し、搬送車側通信装置２２が受光することによ
り、物品存在情報を送信されることになる。又、ステー
ションＳの載置部１１に物品が存在しなければ、スイッ
チ１３ａが開状態となり、発光素子１３ａに電力が供給
されず、物品存在情報を送信しないことになる。発光素
子１３ａは、載置部１１に物品Ｅが存在するときは、搬
送車の有無に関係なく常に発光するように構成されてい
る。尚、搬送車Ａの物品移載装置２１は、積載台である
先端フォーク２１ａと中間フォーク２１ｂと基台２１ｃ
と昇降駆動装置２１ｄとよりなり、先端フォーク２１ａ
が中間フォーク２１ｂに対し横方向に摺動駆動され、中
間フォーク２１ｂが基台２１ｃに対し横方向に摺動駆動
され、基台２１ｃは昇降駆動装置２１ｄによって昇降駆
動されるように構成されている。そして、ステーション
Ｓの載置部１１上の物品Ｅを回収する場合は、先端フォ
ーク２１ａ、中間フォーク２１ｂを物品の下方へ突出さ
せ、その後昇降駆動装置２１ｄにて基台２１ｃを上昇さ
せて、物品Ｅの回収を行い、物品Ｅを供給する場合に
は、この逆の操作を行うように構成されている。
物品Ｅを移載するための搬送車側移載装置２１と、搬送
車側通信装置２２と、発光素子と受光素子からなる停止
位置確認用の光センサ２３と、搬送車側移載装置２１、
搬送車側通信装置２２、及び、光センサ２３を制御する
搬送車側制御装置２４と、搬送車用蓄電部２５が設けら
れている。そして、この搬送車用蓄電部２５の電力によ
って、上記搬送車側移載装置２１、搬送車側通信装置２
２、光センサ２３、搬送車側制御装置２４の駆動、及び
搬送車Ａの走行を実施するように構成されている。ステ
ーションＳには、物品Ｅを載置する載置部１１と、この
載置部１１における物品存否情報を検出する検出手段１
２と、この検出手段１２の検出結果を前記搬送車側通信
装置２２との間で通信するためのステーション側通信装
置１３と、ステーション用の蓄電部１４と、反射板１５
とが設けられている。前記検出手段１２は物品にて押し
操作されて開閉するスイッチ１２ａにて構成され、ステ
ーション側通信装置１３は、スイッチ１２ａの開閉に
て、ステーション用蓄電部１４からの電力が供給される
電力供給状態と、供給されない非供給状態とに切り換え
られるように構成され、且つ、前記電力供給状態におい
て前記物品存在情報を送信し、前記非供給状態において
は前記物品存在情報を送信しないことにより、物品の存
否情報を通信するように構成されている。 具体的には、
ステーション側通信装置１３は、送信用の発光素子１３
ａのみにて構成され、この発光素子１３ａが、ステーシ
ョン用蓄電部１４の電力にて駆動され、且つ、前記スイ
ッチ１２ａの開閉にて駆動が断続されるように構成され
ている。つまり、ステーションＳの載置部１１に物品Ｅ
が存在すると、スイッチ１２ａが閉状態となり、ステー
ション用蓄電部１４の電力が発光素子１３ａに供給され
て発光し、搬送車側通信装置２２が受光することによ
り、物品存在情報を送信されることになる。又、ステー
ションＳの載置部１１に物品が存在しなければ、スイッ
チ１３ａが開状態となり、発光素子１３ａに電力が供給
されず、物品存在情報を送信しないことになる。発光素
子１３ａは、載置部１１に物品Ｅが存在するときは、搬
送車の有無に関係なく常に発光するように構成されてい
る。尚、搬送車Ａの物品移載装置２１は、積載台である
先端フォーク２１ａと中間フォーク２１ｂと基台２１ｃ
と昇降駆動装置２１ｄとよりなり、先端フォーク２１ａ
が中間フォーク２１ｂに対し横方向に摺動駆動され、中
間フォーク２１ｂが基台２１ｃに対し横方向に摺動駆動
され、基台２１ｃは昇降駆動装置２１ｄによって昇降駆
動されるように構成されている。そして、ステーション
Ｓの載置部１１上の物品Ｅを回収する場合は、先端フォ
ーク２１ａ、中間フォーク２１ｂを物品の下方へ突出さ
せ、その後昇降駆動装置２１ｄにて基台２１ｃを上昇さ
せて、物品Ｅの回収を行い、物品Ｅを供給する場合に
は、この逆の操作を行うように構成されている。
【０００９】次に、搬送車ＡがステーションＳに停止し
て、ステーションＳ上の物品Ｅを回収する過程、あるい
はステーションＳ上に物品Ｅを供給する過程を、図４の
フローチャートを参照しながら説明する。先ず、搬送車
Ａは、ステーションＳ前方の所定の位置に停止する。そ
して停止位置確認用の光センサ２３と、ステーションＳ
に備えられた反射板１５とによって所定の位置に停止し
たことが確認された後、移載作業指令に対応した移載作
業を行う。尚、搬送車Ａが所定の位置に停止していない
と判断されれば、搬送車Ａを前後に移動させて停止位置
の修正を行うように構成されている。
て、ステーションＳ上の物品Ｅを回収する過程、あるい
はステーションＳ上に物品Ｅを供給する過程を、図４の
フローチャートを参照しながら説明する。先ず、搬送車
Ａは、ステーションＳ前方の所定の位置に停止する。そ
して停止位置確認用の光センサ２３と、ステーションＳ
に備えられた反射板１５とによって所定の位置に停止し
たことが確認された後、移載作業指令に対応した移載作
業を行う。尚、搬送車Ａが所定の位置に停止していない
と判断されれば、搬送車Ａを前後に移動させて停止位置
の修正を行うように構成されている。
【００１０】移載作業指令内容がステーションＳ上の物
品Ｅの回収であれば、搬送車側制御装置２４は、搬送車
側通信装置２２にて発光素子１３ａの光を受信すると、
ステーションＳの載置部１１上に物品Ｅが有ると判断
し、物品移載装置２１を駆動させてステーションＳ上の
物品Ｅの回収を行う。もし、発光素子１３ａの光を受信
しなければ、ステーションＳの載置部１１上に物品Ｅが
無いと判断し、物品Ｅの回収作業を中止する。移載作業
指令内容がステーションＳへの物品Ｅの供給であれば、
搬送車側制御装置２４は、搬送車側通信装置２２にて発
光素子１３ａの光を受信しないと、ステーションＳの載
置部１１上に物品Ｅが無いと判断し、物品移載装置２１
を駆動させて搬送車Ａ上の物品ＥをステーションＳの載
置部１１上に物品Ｅの供給を行う。もし、発光素子１３
ａの光を受信すると、ステーションＳの載置部１１上に
物品Ｅが有ると判断し、物品Ｅの供給作業を中止する。
品Ｅの回収であれば、搬送車側制御装置２４は、搬送車
側通信装置２２にて発光素子１３ａの光を受信すると、
ステーションＳの載置部１１上に物品Ｅが有ると判断
し、物品移載装置２１を駆動させてステーションＳ上の
物品Ｅの回収を行う。もし、発光素子１３ａの光を受信
しなければ、ステーションＳの載置部１１上に物品Ｅが
無いと判断し、物品Ｅの回収作業を中止する。移載作業
指令内容がステーションＳへの物品Ｅの供給であれば、
搬送車側制御装置２４は、搬送車側通信装置２２にて発
光素子１３ａの光を受信しないと、ステーションＳの載
置部１１上に物品Ｅが無いと判断し、物品移載装置２１
を駆動させて搬送車Ａ上の物品ＥをステーションＳの載
置部１１上に物品Ｅの供給を行う。もし、発光素子１３
ａの光を受信すると、ステーションＳの載置部１１上に
物品Ｅが有ると判断し、物品Ｅの供給作業を中止する。
【００１１】〔別実施例〕 上記実施例のステーションＳに設けられたステーシ
ョン用蓄電部１４を、次のようにして、搬送車用蓄電部
２５の電力にて充電するようにしても良い。この充電方
法を、図５にて説明する。搬送車Ａに設けられた給電用
コネクタ２６は、搬送車用蓄電部２５の電力を、ステー
ションＳの受電部１６に供給し、この受電部１６に供給
された電力にてステーション用蓄電部１４を充電するよ
うに構成されている。この給電用コネクタ２６は、アー
ム２７の先端に取り付けられており、アーム２７はラッ
クピニオン２８を介して、モータ２９によって出退駆動
される。つまり、給電用コネクタ２６は、モータ２９を
正転させてステーションＳの受電部１６に接続されるべ
く近づいたり、モータ２９を逆転させて離間したりす
る。従って、上記給電用コネクタ２６，アーム２７，ラ
ックピニオン２８，及びモータ２９は、電力供給手段と
して機能する。 上記実施例の搬送車Ａは、走行面に設けられた走行
ラインＧに沿って走行するように構成されているが、搬
送車Ａにジャイロ等の移動方向検出装置と移動車の移動
距離を検出する移動距離検出装置とを設け、これら検出
装置の検出情報より移動車の現在位置を求めると共に、
予め設定されたコースに従って移動車を走行させるよう
にしても良い。 上記実施例では詳述していないが、走行路面上に光
反射テープや磁気テープ等を利用した停止位置情報のマ
ークを設け、このマークの情報によって、搬送車Ａを所
定の位置に停止させるようにしても良い。
ョン用蓄電部１４を、次のようにして、搬送車用蓄電部
２５の電力にて充電するようにしても良い。この充電方
法を、図５にて説明する。搬送車Ａに設けられた給電用
コネクタ２６は、搬送車用蓄電部２５の電力を、ステー
ションＳの受電部１６に供給し、この受電部１６に供給
された電力にてステーション用蓄電部１４を充電するよ
うに構成されている。この給電用コネクタ２６は、アー
ム２７の先端に取り付けられており、アーム２７はラッ
クピニオン２８を介して、モータ２９によって出退駆動
される。つまり、給電用コネクタ２６は、モータ２９を
正転させてステーションＳの受電部１６に接続されるべ
く近づいたり、モータ２９を逆転させて離間したりす
る。従って、上記給電用コネクタ２６，アーム２７，ラ
ックピニオン２８，及びモータ２９は、電力供給手段と
して機能する。 上記実施例の搬送車Ａは、走行面に設けられた走行
ラインＧに沿って走行するように構成されているが、搬
送車Ａにジャイロ等の移動方向検出装置と移動車の移動
距離を検出する移動距離検出装置とを設け、これら検出
装置の検出情報より移動車の現在位置を求めると共に、
予め設定されたコースに従って移動車を走行させるよう
にしても良い。 上記実施例では詳述していないが、走行路面上に光
反射テープや磁気テープ等を利用した停止位置情報のマ
ークを設け、このマークの情報によって、搬送車Ａを所
定の位置に停止させるようにしても良い。
【００１２】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図１】物品搬送設備の構造説明図
【図２】物品搬送設備の構造説明平面図
【図３】物品搬送設備の配置図
【図４】フローチャート
【図５】別実施例にかかる物品搬送設備の構造説明図
【図６】従来の物品搬送設備の構造説明図
１１ 載置部 １２ 検出手段 １２ａ スイッチ １３ ステーション側通信装置 １４ ステーション用蓄電部 １６ 受電部 ２２ 搬送車側通信装置 ２５ 搬送車用蓄電部 ２６，２７，２８，２９ 電力供給手段 Ａ 搬送車 Ｓ ステーション
Claims (2)
- 【請求項１】 物品を載置する載置部（１１）を備えた
複数のステーション（Ｓ）と、それらのステーション
（Ｓ）にて物品を移載するための物品移載装置（２１）
を備えた搬送車（Ａ）とが設けられ、 前記ステーション（Ｓ）に、前記載置部（１１）におけ
る物品の存否情報を検出する検出手段（１２）と、この
検出手段（１２）の検出結果を前記搬送車（Ａ）に備え
させた搬送車側通信装置（２２）との間で通信するため
のステーション側通信装置（１３）とが設けられた物品
搬送設備であって、 前記ステーション（Ｓ）に、ステーション用蓄電部（１
４）が設けられ、 前記検出手段（１２）が、物品にて押し操作されて開閉
するスイッチ（１２ａ）にて構成され、 前記ステーション側通信装置（１３）は、 前記スイッチ（１２ａ）の開閉にて、前記ステーション
用蓄電部（１４）からの電力が供給される電力供給状態
と、供給されない非供給状態とに切り換えられるように
構成され、且つ、前記電力供給状態において前記物品存
在情報を送信し、前記非供給状態においては前記物品存
在情報を送信しないことにより、物品の存否情報を通信
するように構成されている 物品搬送設備。 - 【請求項２】 前記ステーション（Ｓ）に、電力を受け
取る受電部（１６）が設けられ、 前記搬送車（Ａ）に、この搬送車（Ａ）に設けられた搬
送車用蓄電部（２５）の電力を前記受電部（１６）に供
給する電力供給手段（２６，２７，２８，２９）が設け
られ、 前記ステーション用蓄電部（１４）は、前記受電部（１
６）に供給された前記搬送車用蓄電部（２５）の電力に
て充電されるように構成されている請求項１記載の物品
搬送設備。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4234361A JP2924990B2 (ja) | 1992-09-02 | 1992-09-02 | 物品搬送設備 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4234361A JP2924990B2 (ja) | 1992-09-02 | 1992-09-02 | 物品搬送設備 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0680232A JPH0680232A (ja) | 1994-03-22 |
| JP2924990B2 true JP2924990B2 (ja) | 1999-07-26 |
Family
ID=16969804
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4234361A Expired - Fee Related JP2924990B2 (ja) | 1992-09-02 | 1992-09-02 | 物品搬送設備 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2924990B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0379592A4 (en) * | 1988-06-29 | 1991-06-19 | Matsushita Electric Industrial Co. Ltd. | Ic memory card |
| JP4862359B2 (ja) * | 2005-11-04 | 2012-01-25 | 株式会社豊田自動織機 | 走行体の走行制御システム及び走行体の走行制御方法 |
| KR101639678B1 (ko) * | 2011-09-06 | 2016-07-14 | 무라다기카이가부시끼가이샤 | 반송차 시스템 및 반송차의 충전 방법 |
-
1992
- 1992-09-02 JP JP4234361A patent/JP2924990B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0680232A (ja) | 1994-03-22 |
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Legal Events
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