JPH05229680A - 印刷方法及びその装置 - Google Patents
印刷方法及びその装置Info
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- JPH05229680A JPH05229680A JP4028482A JP2848292A JPH05229680A JP H05229680 A JPH05229680 A JP H05229680A JP 4028482 A JP4028482 A JP 4028482A JP 2848292 A JP2848292 A JP 2848292A JP H05229680 A JPH05229680 A JP H05229680A
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- Japan
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- paper
- recording medium
- ohp film
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- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 粘着性の高い記録媒体のくっつきを防止して
連続的な印刷出力を可能とする。 【構成】 モードスイッチ6に設定された印刷モードに
従い、OHPフィルムに印刷するモードであるならば、
給紙カセット9にセットされたOHPフィルムを取り込
んで画像を印刷してトレー30に排出する。その後、給
紙カセット10にセットされた普通紙を取り込んで、白
紙のままトレー30に排出するか、或は、OHPフィル
ムに印刷した画像と同一の画像を印刷してトレー30に
排出する。
連続的な印刷出力を可能とする。 【構成】 モードスイッチ6に設定された印刷モードに
従い、OHPフィルムに印刷するモードであるならば、
給紙カセット9にセットされたOHPフィルムを取り込
んで画像を印刷してトレー30に排出する。その後、給
紙カセット10にセットされた普通紙を取り込んで、白
紙のままトレー30に排出するか、或は、OHPフィル
ムに印刷した画像と同一の画像を印刷してトレー30に
排出する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は印刷方法及びその装置に
関し、特に、粘着性の高い記録媒体に印刷を行う印刷方
法及びその装置に関するものである。
関し、特に、粘着性の高い記録媒体に印刷を行う印刷方
法及びその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のプリンタや複写機等の印刷装置に
は複数の給紙カセットから所望の記録紙がセットされて
いる1つの給紙カセットを選択したり、或は、OHPフ
ィルム等の記録紙以外の媒体をフィードして出力可能な
ものがあった。
は複数の給紙カセットから所望の記録紙がセットされて
いる1つの給紙カセットを選択したり、或は、OHPフ
ィルム等の記録紙以外の媒体をフィードして出力可能な
ものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
例では、長時間連続して印刷出力を行った後にOHPフ
ィルムに記録処理を行う場合、装填されているOHPフ
ィルム自体が暖かくなってしまい出力に際して、OHP
フィルムが互いにくっついてしまい、既に排出されてい
るOHPフィルムに次のOHPフィルムが引っかかり排
出処理が正常に機能しないという問題点があった。
例では、長時間連続して印刷出力を行った後にOHPフ
ィルムに記録処理を行う場合、装填されているOHPフ
ィルム自体が暖かくなってしまい出力に際して、OHP
フィルムが互いにくっついてしまい、既に排出されてい
るOHPフィルムに次のOHPフィルムが引っかかり排
出処理が正常に機能しないという問題点があった。
【0004】また、排出処理が正常に機能しないため、
OHPフィルムを連結して何枚も出力する際、排出され
ているOHPフィルムが直前に排出されたOHPフィル
ムにひっかかりしわを作ってしまうため、実際にこのO
HPフィルムを用いてプレゼンテーションなどを行う場
合、OHPフィルムの画像を投影しても非常に見にくい
ものとなり、OHPの効果が半減してしまうという欠点
があった。
OHPフィルムを連結して何枚も出力する際、排出され
ているOHPフィルムが直前に排出されたOHPフィル
ムにひっかかりしわを作ってしまうため、実際にこのO
HPフィルムを用いてプレゼンテーションなどを行う場
合、OHPフィルムの画像を投影しても非常に見にくい
ものとなり、OHPの効果が半減してしまうという欠点
があった。
【0005】このような問題点を避けるために、さらに
は、OHPフィルム同士が密着し転写してしまうのを防
止するために、装置使用者がOHPフィルムを使用した
印刷処理の直前に装置にOHPフィルムをセットすると
か、連続したOHPフィルム出力を行わずに、1枚のO
HPフィルム出力の度ごとに普通紙を1枚挿入するなど
の対策がとられてきた。しかしながら、このような作業
は煩わしく、かつ、時間を消費するものなので、より効
率的な連続的OHPフィルム出力が望まれていた。
は、OHPフィルム同士が密着し転写してしまうのを防
止するために、装置使用者がOHPフィルムを使用した
印刷処理の直前に装置にOHPフィルムをセットすると
か、連続したOHPフィルム出力を行わずに、1枚のO
HPフィルム出力の度ごとに普通紙を1枚挿入するなど
の対策がとられてきた。しかしながら、このような作業
は煩わしく、かつ、時間を消費するものなので、より効
率的な連続的OHPフィルム出力が望まれていた。
【0006】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、粘着性の高い記録媒体どうしのくっつきを防止する
とともに連続した粘着性の高い記録媒体の印刷出力が可
能な印刷方法及びその装置を提供することを目的として
いる。
で、粘着性の高い記録媒体どうしのくっつきを防止する
とともに連続した粘着性の高い記録媒体の印刷出力が可
能な印刷方法及びその装置を提供することを目的として
いる。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の印刷方法は、以下のような工程からなる。即
ち、粘着性の高い記録媒体と粘着性の低い記録媒体とを
交互に供給する供給工程と、少なくとも前記粘着性の高
い記録媒体に対して画像の印刷を行う印刷工程と、前記
粘着性の高い記録媒体と前記粘着性の低い記録媒体とを
交互に排出する排出工程とを有することを特徴とする印
刷方法を備える。
に本発明の印刷方法は、以下のような工程からなる。即
ち、粘着性の高い記録媒体と粘着性の低い記録媒体とを
交互に供給する供給工程と、少なくとも前記粘着性の高
い記録媒体に対して画像の印刷を行う印刷工程と、前記
粘着性の高い記録媒体と前記粘着性の低い記録媒体とを
交互に排出する排出工程とを有することを特徴とする印
刷方法を備える。
【0008】また他の発明によれば、粘着性の高い記録
媒体と粘着性の低い記録媒体とを交互に供給する供給手
段と、少なくとも前記粘着性の高い記録媒体に対して画
像の印刷を行う印刷手段と、前記粘着性の高い記録媒体
と前記粘着性の低い記録媒体とを交互に排出する排出手
段とを有することを特徴とする印刷装置を備える。
媒体と粘着性の低い記録媒体とを交互に供給する供給手
段と、少なくとも前記粘着性の高い記録媒体に対して画
像の印刷を行う印刷手段と、前記粘着性の高い記録媒体
と前記粘着性の低い記録媒体とを交互に排出する排出手
段とを有することを特徴とする印刷装置を備える。
【0009】
【作用】以上の構成により本発明は、粘着性の高い記録
媒体と粘着性の低い記録媒体の供給が交互に、また、前
記粘着性の高い記録媒体と前記粘着性の低い記録媒体の
排出が交互に行われるよう動作する。
媒体と粘着性の低い記録媒体の供給が交互に、また、前
記粘着性の高い記録媒体と前記粘着性の低い記録媒体の
排出が交互に行われるよう動作する。
【0010】
【実施例】以下添付図面を参照して本発明の好適な実施
例を詳細に説明する。
例を詳細に説明する。
【0011】図1は本発明の代表的な実施例である2つ
の給紙カセットを備えるレーザビームプリンタの構成を
示すブロック図である。図1において、破線で示された
レーザビームプリンタ1(以下、LBPという)には、
外部のホストコンピュータ2(以下、ホストという)が
コネクタ(不図示)を介して接続されており、ホスト2
からのコマンドおよびデータを受け取って印刷出力され
るように構成されている。また、2つの給紙カセットの
内、一方には普通の記録紙(以下、これを普通紙とい
う)が、もう一方にはOHPフィルムがセットされるも
のとする。
の給紙カセットを備えるレーザビームプリンタの構成を
示すブロック図である。図1において、破線で示された
レーザビームプリンタ1(以下、LBPという)には、
外部のホストコンピュータ2(以下、ホストという)が
コネクタ(不図示)を介して接続されており、ホスト2
からのコマンドおよびデータを受け取って印刷出力され
るように構成されている。また、2つの給紙カセットの
内、一方には普通の記録紙(以下、これを普通紙とい
う)が、もう一方にはOHPフィルムがセットされるも
のとする。
【0012】LBP1の全制御を行う演算・制御用のC
PU3には、ホスト2よりのコマンドおよびデータ等の
受信データを一時的に蓄える受信バッファ4と、後述す
る一連の制御のためのプログラムなどが格納されている
PROM5と、印刷モードが設定される本体パネル部の
モードスイッチ6と、CPU3がプログラムを実行する
際にワークエリアとして用いられるRAM7、画像デー
タを印刷する出力部8、及び、電源部(不図示)とが接
続されている。
PU3には、ホスト2よりのコマンドおよびデータ等の
受信データを一時的に蓄える受信バッファ4と、後述す
る一連の制御のためのプログラムなどが格納されている
PROM5と、印刷モードが設定される本体パネル部の
モードスイッチ6と、CPU3がプログラムを実行する
際にワークエリアとして用いられるRAM7、画像デー
タを印刷する出力部8、及び、電源部(不図示)とが接
続されている。
【0013】モードスイッチ6では、普通紙への印刷処
理(以下、これを“MODE0”という)、OHPフィ
ルム1枚印刷する毎に普通紙の白紙を排紙する印刷処理
(以下、これを“MODE1”という)、及び、OHP
フィルム1枚印刷する毎に同一の画像を印刷した普通紙
を排紙する印刷処理(以下、これを“MODE2”とい
う)のいづれかの印刷モードが設定される。また、RA
M7にはパネル部のモードスイッチ6によって設定され
た印刷モードを記憶するモードフラグ領域7aおよび印
刷する普通紙或はOHPフィルム1枚分の画像データを
格納するフレームバッファ領域7bが確保されている。
理(以下、これを“MODE0”という)、OHPフィ
ルム1枚印刷する毎に普通紙の白紙を排紙する印刷処理
(以下、これを“MODE1”という)、及び、OHP
フィルム1枚印刷する毎に同一の画像を印刷した普通紙
を排紙する印刷処理(以下、これを“MODE2”とい
う)のいづれかの印刷モードが設定される。また、RA
M7にはパネル部のモードスイッチ6によって設定され
た印刷モードを記憶するモードフラグ領域7aおよび印
刷する普通紙或はOHPフィルム1枚分の画像データを
格納するフレームバッファ領域7bが確保されている。
【0014】次に出力部8について、図2に示す印刷装
置の出力部の概略図を用いてさらに詳細に説明する。図
2において、19は操作パネルであり、図1に示したモ
ードスイッチ6などが配置されている。また、26はコ
ントローラボードであり、図1に示したCPU3、受信
バッファ4、PROM5、RAM7などが実装されてい
る。20は二次帯電器、22は一次帯電器、23は前除
電ランプ、24は前除電器である。
置の出力部の概略図を用いてさらに詳細に説明する。図
2において、19は操作パネルであり、図1に示したモ
ードスイッチ6などが配置されている。また、26はコ
ントローラボードであり、図1に示したCPU3、受信
バッファ4、PROM5、RAM7などが実装されてい
る。20は二次帯電器、22は一次帯電器、23は前除
電ランプ、24は前除電器である。
【0015】出力部8には、CPU3から給紙先を指定
した給紙命令、および画像データであるビデオ信号が転
送される。ビデオ信号の直前にはスタートマークが付加
されており、ビデオ信号の直後にはエンドマークが付加
されている。このエンドマークを出力部8が受け取ると
1ページ分のデータの終了とみなし、排紙処理を行うし
くみになっている。
した給紙命令、および画像データであるビデオ信号が転
送される。ビデオ信号の直前にはスタートマークが付加
されており、ビデオ信号の直後にはエンドマークが付加
されている。このエンドマークを出力部8が受け取ると
1ページ分のデータの終了とみなし、排紙処理を行うし
くみになっている。
【0016】給紙カセット9には多数のOHPフィルム
が積載されており、また、給紙カセット9に臨んで給紙
ローラ11が配置されている。CPU3から出力部8に
給紙先を給紙カセット9とする給紙命令が転送される
と、給紙ローラ11によって給紙カセット9に積載され
たOHPフィルムが1枚取り出され、給紙ガイド13に
沿って送られる。
が積載されており、また、給紙カセット9に臨んで給紙
ローラ11が配置されている。CPU3から出力部8に
給紙先を給紙カセット9とする給紙命令が転送される
と、給紙ローラ11によって給紙カセット9に積載され
たOHPフィルムが1枚取り出され、給紙ガイド13に
沿って送られる。
【0017】この給紙命令に続いてCPU3から出力部
8に画像データがビデオ信号として転送され、レーザ走
査光学系ユニット25にビデオ信号が入力される。レー
ザ走査光学系ユニット25に入力されたビデオ信号は、
半導体レーザに印加されて光電変換され、高速回転する
多面体ミラー21に照射され、レーザ光は感光体27に
走査される。これによって、感光体27には潜像が形成
される。
8に画像データがビデオ信号として転送され、レーザ走
査光学系ユニット25にビデオ信号が入力される。レー
ザ走査光学系ユニット25に入力されたビデオ信号は、
半導体レーザに印加されて光電変換され、高速回転する
多面体ミラー21に照射され、レーザ光は感光体27に
走査される。これによって、感光体27には潜像が形成
される。
【0018】送られたOHPフィルムはレジストローラ
14によって感光体27と転写帯電器15との間を通っ
て送られる。その際、OHPフィルムに像が転写され
る。そしてOHPフィルムは分離ローラ16によって感
光帯15から分離され、搬送ガイド28に沿って送ら
れ、定着器29によって定着されて、さらに送られてト
レー30に排出される。
14によって感光体27と転写帯電器15との間を通っ
て送られる。その際、OHPフィルムに像が転写され
る。そしてOHPフィルムは分離ローラ16によって感
光帯15から分離され、搬送ガイド28に沿って送ら
れ、定着器29によって定着されて、さらに送られてト
レー30に排出される。
【0019】一方、給紙カセット10には、多数の普通
紙が積載されており、また、給紙カセット10に臨んで
給紙ローラ12が配置されている。CPU3から出力部
8に給紙先を給紙カセット10とする給紙命令が転送さ
れると、給紙ローラ12によって給紙カセット10に積
載された普通紙が1枚取り出され送られる。
紙が積載されており、また、給紙カセット10に臨んで
給紙ローラ12が配置されている。CPU3から出力部
8に給紙先を給紙カセット10とする給紙命令が転送さ
れると、給紙ローラ12によって給紙カセット10に積
載された普通紙が1枚取り出され送られる。
【0020】この給紙命令に続いて、CPU3から出力
部8に空のビデオ信号(即ち、ビデオ信号の前後に付加
されるスタートマークとエンドマークのみ)が送られる
と、感光体27には潜像は形成されない。送られた普通
紙はレジストローラ14によって感光体27と転写帯電
器15との間を通り、分離ローラ17によって感光帯1
5から分離され、搬送ガイド28に沿って送られて何も
印刷されずにトレー30に排紙される。
部8に空のビデオ信号(即ち、ビデオ信号の前後に付加
されるスタートマークとエンドマークのみ)が送られる
と、感光体27には潜像は形成されない。送られた普通
紙はレジストローラ14によって感光体27と転写帯電
器15との間を通り、分離ローラ17によって感光帯1
5から分離され、搬送ガイド28に沿って送られて何も
印刷されずにトレー30に排紙される。
【0021】他方、CPU3から出力部8に給紙先を給
紙カセット10とする給紙命令が転送され、給紙ローラ
12によって給紙カセット10に積載された普通紙が1
枚取り出され送られた直後に、CPU3から出力部8に
画像データがビデオ信号として転送されると、レーザ走
査光学系ユニット25にビデオ信号が入力される。レー
ザ走査光学系ユニット25に入力されたビデオ信号は、
半導体レーザに印加されて光電変換され、高速回転する
多面体ミラー21に照射され、レーザ光は感光体27に
走査される。これによって、感光体27には潜像が形成
される。
紙カセット10とする給紙命令が転送され、給紙ローラ
12によって給紙カセット10に積載された普通紙が1
枚取り出され送られた直後に、CPU3から出力部8に
画像データがビデオ信号として転送されると、レーザ走
査光学系ユニット25にビデオ信号が入力される。レー
ザ走査光学系ユニット25に入力されたビデオ信号は、
半導体レーザに印加されて光電変換され、高速回転する
多面体ミラー21に照射され、レーザ光は感光体27に
走査される。これによって、感光体27には潜像が形成
される。
【0022】送られた普通紙はレジストローラ14によ
って感光体27と転写帯電器15との間を通って送られ
る。その際、普通紙に像が転写される。そして、普通紙
は分離ローラ16によって感光帯15から分離され、搬
送ガイド28に沿って搬送され、定着器29によって定
着されて、さらに送られてトレー30に排出される。以
上を1サイクルとして、これを1サイクル以上繰り返す
ことにより、OHPフィルムと普通紙の白紙とを、或
は、OHPフィルムとそのOHPフィルムに印刷された
画像と同一の画像が印刷された紙とを、交互に排紙する
ことができる。次に上記構成のレーザビームプリンタ
(LBP)1が実行する印刷処理について、図3に示す
フローチャートを参照して説明する。ここでは、LBP
1に対して電源が投入され、動作可能な状態となってい
ることを前提とする。
って感光体27と転写帯電器15との間を通って送られ
る。その際、普通紙に像が転写される。そして、普通紙
は分離ローラ16によって感光帯15から分離され、搬
送ガイド28に沿って搬送され、定着器29によって定
着されて、さらに送られてトレー30に排出される。以
上を1サイクルとして、これを1サイクル以上繰り返す
ことにより、OHPフィルムと普通紙の白紙とを、或
は、OHPフィルムとそのOHPフィルムに印刷された
画像と同一の画像が印刷された紙とを、交互に排紙する
ことができる。次に上記構成のレーザビームプリンタ
(LBP)1が実行する印刷処理について、図3に示す
フローチャートを参照して説明する。ここでは、LBP
1に対して電源が投入され、動作可能な状態となってい
ることを前提とする。
【0023】まずステップS1で、モードスイッチ6か
ら印刷モード(“MODE0”、或は、“MODE
1”、或は、“MODE2”)を取得すると、ステップ
S2でその印刷モードをモードフラグ領域7aに設定す
る。ここでは、印刷モードが“MODE0”であるなら
フラグの値には“0”が、印刷モードが“MODE1”
であるならフラグの値には“1”が、印刷モードが“M
ODE2”であるならフラグの値には“2”が、セット
される。次にステップS3でフレームバッファ7bの画
像データをクリアする。さらにステップS4では、ホス
ト2よりデータを受信して受信バッファ4に格納し、受
信バッファ4から1単位コード分のデータを読み取る。
ら印刷モード(“MODE0”、或は、“MODE
1”、或は、“MODE2”)を取得すると、ステップ
S2でその印刷モードをモードフラグ領域7aに設定す
る。ここでは、印刷モードが“MODE0”であるなら
フラグの値には“0”が、印刷モードが“MODE1”
であるならフラグの値には“1”が、印刷モードが“M
ODE2”であるならフラグの値には“2”が、セット
される。次にステップS3でフレームバッファ7bの画
像データをクリアする。さらにステップS4では、ホス
ト2よりデータを受信して受信バッファ4に格納し、受
信バッファ4から1単位コード分のデータを読み取る。
【0024】ステップS5では読み取ったデータが印字
命令であるか、或は、排紙命令かを調べる。ここで、そ
のデータが印字命令と判断された場合、処理はステップ
S6に進み、フレームバッファ7bへの画像データの蓄
積を行う。そして、処理はステップS4に戻り、データ
受信を続行する。これに対して、ステップS5で読み取
ったデータが排紙命令と判断された場合、処理はステッ
プS7に進む。
命令であるか、或は、排紙命令かを調べる。ここで、そ
のデータが印字命令と判断された場合、処理はステップ
S6に進み、フレームバッファ7bへの画像データの蓄
積を行う。そして、処理はステップS4に戻り、データ
受信を続行する。これに対して、ステップS5で読み取
ったデータが排紙命令と判断された場合、処理はステッ
プS7に進む。
【0025】ステップS7では、モードフラグ領域7a
に設定されたフラグの値を調べる。ここで、そのフラグ
の値が“0”であるなら、処理はステップS71に進
み、CPU3は給紙先を給紙カセット10とする給紙命
令を出力部8に転送し、給紙カセット10から普通紙が
1枚取り出される。これに対して、そのフラグの値が
“1”或は“2”であるなら、処理はステップS72に
進み、CPU3は給紙先を給紙カセット9とする給紙命
令を出力部8に転送し、給紙カセット9からOHPフィ
ルムが1枚取り出される。続いてステップS8でフレー
ムバッファ7bの画像データがビデオ信号として出力部
8に転送され、取り出された普通紙或はOHPフィルム
には画像が印刷されて排出される。
に設定されたフラグの値を調べる。ここで、そのフラグ
の値が“0”であるなら、処理はステップS71に進
み、CPU3は給紙先を給紙カセット10とする給紙命
令を出力部8に転送し、給紙カセット10から普通紙が
1枚取り出される。これに対して、そのフラグの値が
“1”或は“2”であるなら、処理はステップS72に
進み、CPU3は給紙先を給紙カセット9とする給紙命
令を出力部8に転送し、給紙カセット9からOHPフィ
ルムが1枚取り出される。続いてステップS8でフレー
ムバッファ7bの画像データがビデオ信号として出力部
8に転送され、取り出された普通紙或はOHPフィルム
には画像が印刷されて排出される。
【0026】次にステップS9でモードフラグ7aを再
び参照して印刷モードを判断する。ここで、印刷モード
が“MODE0”と判断されれば、1サイクル終了とな
り、ステップS1に戻って次のサイクルが始まる。
び参照して印刷モードを判断する。ここで、印刷モード
が“MODE0”と判断されれば、1サイクル終了とな
り、ステップS1に戻って次のサイクルが始まる。
【0027】また、印刷モードが“MODE1”と判断
されれば、処理はステップS10に進み、CPU3は給
紙先を給紙カセット10とする給紙命令を出力部8に転
送して、給紙カセット10から普通紙を1枚取り出す。
続いてステップS11でビデオ信号に付加しているスタ
ートマークとエンドマークのみが出力部8に転送され、
普通紙には何も印刷されずに排出されて1サイクル終了
となり、処理はステップS1に戻って次のサイクルが始
まる。
されれば、処理はステップS10に進み、CPU3は給
紙先を給紙カセット10とする給紙命令を出力部8に転
送して、給紙カセット10から普通紙を1枚取り出す。
続いてステップS11でビデオ信号に付加しているスタ
ートマークとエンドマークのみが出力部8に転送され、
普通紙には何も印刷されずに排出されて1サイクル終了
となり、処理はステップS1に戻って次のサイクルが始
まる。
【0028】また、印刷モードが“MODE2”と判断
されれば、処理はステップS12に進み、CPU3は給
紙先を給紙カセット10とする給紙命令を出力部8に転
送して、給紙カセット10から普通紙を1枚取り出す。
続いてステップS13でフレームバッファ7bの画像デ
ータがビデオ信号として出力部8に転送され、普通紙に
はOHPフィルムに印刷された画像と同一の画像が印刷
されて排出される。このようにして1サイクル終了とな
り、処理はステップS1に戻って次のサイクルが始ま
る。
されれば、処理はステップS12に進み、CPU3は給
紙先を給紙カセット10とする給紙命令を出力部8に転
送して、給紙カセット10から普通紙を1枚取り出す。
続いてステップS13でフレームバッファ7bの画像デ
ータがビデオ信号として出力部8に転送され、普通紙に
はOHPフィルムに印刷された画像と同一の画像が印刷
されて排出される。このようにして1サイクル終了とな
り、処理はステップS1に戻って次のサイクルが始ま
る。
【0029】従って本実施例に従うなら、最初にセット
された印刷モードに従って、“MODE0”の印刷モー
ドなら普通紙による通常の印刷処理が、“MODE1”
の印刷モードならOHPフィルム1枚印刷する毎に普通
紙の白紙を排紙する印刷処理が、“MODE2”の印刷
モードならOHPフィルム1枚印刷する毎に同一の画像
を印刷した普通紙を排紙する印刷処理が実行できる。
された印刷モードに従って、“MODE0”の印刷モー
ドなら普通紙による通常の印刷処理が、“MODE1”
の印刷モードならOHPフィルム1枚印刷する毎に普通
紙の白紙を排紙する印刷処理が、“MODE2”の印刷
モードならOHPフィルム1枚印刷する毎に同一の画像
を印刷した普通紙を排紙する印刷処理が実行できる。
【0030】これによって、OHPフィルムの排紙時に
は普通紙が自動的にはさまれることになり、排紙時のO
HPフィルムどうしのくっつきが防止され、さらには、
くっつきによってOHPフィルムにしわが作られたり、
別のOHPフィルムへの画像の転写が発生することを防
止できる。また、OHPフィルムへの印刷後に、OHP
フィルムに対応する用紙を、それぞれ対応するOHPフ
ィルムの前(あるいは後ろ)に差し込むという人的作業
を省くことが出来る。
は普通紙が自動的にはさまれることになり、排紙時のO
HPフィルムどうしのくっつきが防止され、さらには、
くっつきによってOHPフィルムにしわが作られたり、
別のOHPフィルムへの画像の転写が発生することを防
止できる。また、OHPフィルムへの印刷後に、OHP
フィルムに対応する用紙を、それぞれ対応するOHPフ
ィルムの前(あるいは後ろ)に差し込むという人的作業
を省くことが出来る。
【0031】尚、本実施例では印刷装置としてレーザビ
ームプリンタを用いたが、本発明はこれに限定されるも
のではない。例えば、ドットインパクトプリンタ等他の
プリンタや、複写機等の他の印刷装置を用いることもで
きる。
ームプリンタを用いたが、本発明はこれに限定されるも
のではない。例えば、ドットインパクトプリンタ等他の
プリンタや、複写機等の他の印刷装置を用いることもで
きる。
【0032】さらに本実施例では、2つの給紙カセット
を用い、1つのカセットにOHPフィルムをもう1つの
カセットに普通紙をセットし、OHPフィルム1枚出力
ごとに普通紙を出力する場合について説明したが、本発
明はこれに限定されるものではない。例えば、3つ以上
の給紙カセットを用いることや、OHPフィルムや普通
紙以外の記録媒体を用いること、手差し等による記録媒
体のフィードを行うことも可能である。
を用い、1つのカセットにOHPフィルムをもう1つの
カセットに普通紙をセットし、OHPフィルム1枚出力
ごとに普通紙を出力する場合について説明したが、本発
明はこれに限定されるものではない。例えば、3つ以上
の給紙カセットを用いることや、OHPフィルムや普通
紙以外の記録媒体を用いること、手差し等による記録媒
体のフィードを行うことも可能である。
【0033】さらにまた本実施例では、OHPフィルム
1枚ごとに出力される紙として白紙或はOHPフィルム
と同一の画像が印刷されている紙を用いたが、本発明は
これに限定されるものではなく、どんな画像が印刷され
ていても良い。
1枚ごとに出力される紙として白紙或はOHPフィルム
と同一の画像が印刷されている紙を用いたが、本発明は
これに限定されるものではなく、どんな画像が印刷され
ていても良い。
【0034】さらにまた本実施例では、給紙−排紙の順
番をOHPフィルム−普通紙の順として出力したが、普
通紙−OHPフィルムの順でもかまわないし、1組ごと
にOHPフィルムと紙との順序が入れ替わっても良い。
さらにまた本実施例のレーザビームプリンタの機構上、
印刷面が上向き(フェースアップ)となっているが、印
刷面が下向き(フェースダウン)でも良いことは言うま
でもない。
番をOHPフィルム−普通紙の順として出力したが、普
通紙−OHPフィルムの順でもかまわないし、1組ごと
にOHPフィルムと紙との順序が入れ替わっても良い。
さらにまた本実施例のレーザビームプリンタの機構上、
印刷面が上向き(フェースアップ)となっているが、印
刷面が下向き(フェースダウン)でも良いことは言うま
でもない。
【0035】さらにまた本実施例では印刷モード選択の
指示がレーザビームプリンタの操作パネルからなされる
場合について説明したが、本発明はこれに限定されるも
のではない。例えば、その指示がホストから出されても
かまわないし、その他のいかなる方法でもかまわない。
指示がレーザビームプリンタの操作パネルからなされる
場合について説明したが、本発明はこれに限定されるも
のではない。例えば、その指示がホストから出されても
かまわないし、その他のいかなる方法でもかまわない。
【0036】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても良いし、1つの機器から成る装置
に適用しても良い。また、本発明は、システム或は装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適用できることはいうまでもない。
システムに適用しても良いし、1つの機器から成る装置
に適用しても良い。また、本発明は、システム或は装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適用できることはいうまでもない。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、粘
着性の高い記録媒体と粘着性の低い記録媒体とが交互に
排出されるので、粘着性の高い記録媒体同志がくっつい
たり、その記録媒体にしわが作られたりすることなく連
続的に印刷出力することができるという効果がある。ま
た、粘着性の低い記録媒体がはさまされているために、
粘着性の高い記録媒体同志の転写が防止されると同時
に、転写やくっつき防止のために出力後に紙などをはさ
むという人的作業を省くことができる利点もある。
着性の高い記録媒体と粘着性の低い記録媒体とが交互に
排出されるので、粘着性の高い記録媒体同志がくっつい
たり、その記録媒体にしわが作られたりすることなく連
続的に印刷出力することができるという効果がある。ま
た、粘着性の低い記録媒体がはさまされているために、
粘着性の高い記録媒体同志の転写が防止されると同時
に、転写やくっつき防止のために出力後に紙などをはさ
むという人的作業を省くことができる利点もある。
【図1】本発明の代表的な実施例であるレーザビームプ
リンタの構成を示すブロック図である。
リンタの構成を示すブロック図である。
【図2】出力部8の概略的な内部構造を示す図である。
【図3】印刷モードに従う印刷処理手順を示したフロー
チャートである。
チャートである。
1 レーザビームプリンタ(LBP) 2 ホストコンピュータ 3 CPU 4 受信バッファ 5 PROM 6 モードスイッチ 7 RAM 7a モードフラグ 7b フレームバッファ 8 出力部 9〜10 給紙カセット 11〜12 給紙ローラ 13 給紙ガイド 14 レジストローラ 15 転写帯電器 16 分離ローラ 17 現像器 18 全面露光ランプ 19 操作パネル 20 二次帯電器 21 多面体ミラー 22 一次帯電器 23 前除電ランプ 24 前除電器 25 レーザ走査光学系ユニット 26 コントローラボード 27 感光体 28 搬送ガイド 29 定着器 30 トレー
Claims (2)
- 【請求項1】 粘着性の高い記録媒体と粘着性の低い記
録媒体とを交互に供給する供給工程と、 少なくとも前記粘着性の高い記録媒体に対して画像の印
刷を行う印刷工程と、 前記粘着性の高い記録媒体と前記粘着性の低い記録媒体
とを交互に排出する排出工程とを有することを特徴とす
る印刷方法。 - 【請求項2】 粘着性の高い記録媒体と粘着性の低い記
録媒体とを交互に供給する供給手段と、 少なくとも前記粘着性の高い記録媒体に対して画像の印
刷を行う印刷手段と、 前記粘着性の高い記録媒体と前記粘着性の低い記録媒体
とを交互に排出する排出手段とを有することを特徴とす
る印刷装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4028482A JPH05229680A (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | 印刷方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4028482A JPH05229680A (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | 印刷方法及びその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05229680A true JPH05229680A (ja) | 1993-09-07 |
Family
ID=12249880
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4028482A Pending JPH05229680A (ja) | 1992-02-14 | 1992-02-14 | 印刷方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05229680A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0243958A (ja) * | 1988-08-02 | 1990-02-14 | Toru Igarashi | 籾殻搬送機 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0222677A (ja) * | 1988-07-08 | 1990-01-25 | Mita Ind Co Ltd | Ohpシート複写装置 |
-
1992
- 1992-02-14 JP JP4028482A patent/JPH05229680A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0222677A (ja) * | 1988-07-08 | 1990-01-25 | Mita Ind Co Ltd | Ohpシート複写装置 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0243958A (ja) * | 1988-08-02 | 1990-02-14 | Toru Igarashi | 籾殻搬送機 |
JPH0777626B2 (ja) * | 1988-08-02 | 1995-08-23 | 徹 五十嵐 | 籾殻搬送機 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19980414 |