JPH0243958A - 籾殻搬送機 - Google Patents

籾殻搬送機

Info

Publication number
JPH0243958A
JPH0243958A JP19363188A JP19363188A JPH0243958A JP H0243958 A JPH0243958 A JP H0243958A JP 19363188 A JP19363188 A JP 19363188A JP 19363188 A JP19363188 A JP 19363188A JP H0243958 A JPH0243958 A JP H0243958A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chaff
rice husk
rice
separating cylinder
side wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP19363188A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0777626B2 (ja
Inventor
Toru Igarashi
徹 五十嵐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP63193631A priority Critical patent/JPH0777626B2/ja
Publication of JPH0243958A publication Critical patent/JPH0243958A/ja
Publication of JPH0777626B2 publication Critical patent/JPH0777626B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Adjustment And Processing Of Grains (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の目的) この発明は、籾摺機から排出される籾殻を、籾摺機の青
味によって作り出される排風だけでは到底届かないかな
りの遠方まで籾殻を搬送するため、籾摺機の籾殻放出口
に接続して使用するようにした籾殻搬送機に関するもの
であり、籾摺機の選別能力に影響させることなくかなり
遠方まで搬送することを可能にする新規な構造からなる
籾殻搬送機を提供しようとするものである。
(従来技術) 稲作農家において、米の収穫時期になると決まって問題
となるのが籾殻処理の問題であったが、近時、資源の有
効活用という観点から、それまで厄介者でしかなかった
籾殻も、暗渠の充填材、箱詰め用の#Ii!I充填材、
人工燃料、断熱建材、研磨材、油吸着材等々多方面に亘
って再利用されるようになっている。
その籾殻は、各農家の籾摺機の設置しである作業場の中
において発生するものであり、それを回収して何等かの
用に供しようとする場合、適当な大きさに形成された専
用の回収袋に回収するのがこれまでの通例であったが、
専用の回収袋は、その中で排風と籾殻とが選別できるよ
う特殊な網を使用して、特別な構造の袋に形成されたも
のであったから、当然単価も高くて経済的な負担が掛か
る外、回収作業時には周辺に埃を撒き散らして非衛生的
であり、更には、網目から細かい籾殻屑がこぼれて・肌
に刺さる等して持ち運びに不便を来すといつ具合に様マ
な欠点を有していた。
そこで、本願出願人は、筒体内に緩傾斜に網場体を設置
し、その網状体で排風と籾殻とを分離する特別な籾殻回
収装置の開発、実用化に成功し、専用の網状回収袋を使
用しなくても籾殻が回収できるようにした。しかし、そ
れにしても回収された籾殻は、所定の大きさの回収袋に
回収し、その回収袋毎に移動しなければならないことに
変わりはなく、大量に籾殻が発生する大農家では、やは
りその取扱いに不便を来す点で大差のないものとなって
いた。
このように、籾殻を大量に発生させる大農家では、−4
袋詰めにして籾殻を回収する方法は、回収作業が繁雑に
なるという問題だけではなく、保管場所の問題、更には
それを搬送する際の取扱い上の問題等が絡んでくるため
、籾摺り作業中に同時に、できれば籾摺機の設置しであ
る作業場の外の所望する場所、例えばトラックコンテナ
内とか保管倉庫等に直接搬送できるようにするのが望ま
しく、農家によっては、籾摺機の籾殻IJF出口に長い
ビニールホースを接続し、籾摺機の選別能力に多少の無
理があっても構わず遠方の所呈する場所まで直接飛ばし
てしまうようにしているところがある程である。
しかし、籾摺機の選別能力に無理が掛かるということは
 収穫した籾の中に屑やごみ、枝等が混入してしまうこ
とを助長するものであって、米の等級に直接係わってく
るため、多くの農家では大抵自粛するようにしていると
共に、籾摺機メーカーでもそのような負担の掛かる1吏
用の仕方をしないよう指導に努めているのか実情である
この発明は、そのような状況に鑑み、籾摺機の選別能力
に支障を来すことなく、かなりの遠方所望する場所まで
直接籾殻を搬送できる新規な装置の開発に取組み、以下
において詳述するとおりの構造からなる籾殻搬送機の実
現化に成功したものである。
(発明の構成) この発明の籾殻搬送機は、基本的に、籾殻分離筒体1、
籾殻搬送ブロワ2、それに両者を接続、連通状とする籾
殻誘導筺体3とからなり、次のような新規な構造から構
成されるものである。
即ち、先端が籾摺機Mの籾殻放出口M1に接続するため
の接続口11に形成され、内部に籾殻分離網12が緩傾
斜に設置されると共に、該籾殻分離網12の1ζ方に相
当する箇所が削り抜き部13に形成されてなる籾殻分離
筒体1と、該籾殻分離筒体1の軸線に略直交する軸線配
置となる円形ハウジング21の、同軸線部分を回転軸2
7とする如くして回転羽根22が配設され、同周壁23
の接線方向には、上方に立上がった後、略水平方向に延
びる如くした送り出し管24が形成され、且つ円形ハウ
ジング21の一方の側壁25には籾殻導入口26が形成
されて成る籾殻搬送ブロワ2とからなり、該籾殻分離p
i体1の刺り抜き部13と籾殻搬送ブロワ2の籾殻導入
[126との間に籾殻誘導筺体3を介在、接続すること
により、籾殻分層筒体1の内部空間と籾殻搬送ブロワ2
の内部空間とを連通状と成す一方、該籾殻誘導筺体3の
側壁31に空気導入部32を形成して成るものである。
籾殻分離筒体1は、第1図の使用状態を示す斜視図から
も理解されるように、先端が籾摺機Mの籾殻排出口M1
に直接かあるいはビニールホース等のように接続パイプ
Pを介在して間棲的に接続するための接続口11に形成
される一方、内部に斜設される網状体12は、緩傾斜、
理想的には10〜15前後の傾斜角度を実現するもので
、籾殻を通過させない網目のもので形成される。
網状体12の斜設角度を緩傾斜に設置することは、先ず
、長時間の使用に際しても常に籾殻が転がるように接し
させ、網目に刺さり込みかけた籾殻も後からくる籾殻に
よって抜は出されてしまう、所謂自浄作用を発揮して何
時までも目詰まりのない状態での使用を可能となし、し
たがって、目詰まりによる筒体内部圧力の不安定化を抑
制し、籾摺fiMの選別能力に支障を来すことのない構
成を実現するためで、この発明の重要な構成の一つとな
っている。
その結果、籾摺tl1Mの籾殻排出口M1から送り込ま
れてきた籾殻を含む排風が、この網状体12で確実に分
離され、排風だけは網状体12を通過して直進(籾殻誘
導筺体3方向に極力入り込まないように)させ、そのま
ま外部に放出されてしまうようにする。一方、籾殻だけ
が網状体12の面に沿って転がりながら失速、落下して
籾殻誘導筺体3内を通じて籾殻搬送ブロワ2ノ\と誘導
されることとなる。
この網状体12としては、第2図の軸線を通る縦断面図
に示されているように、その長平方向の略中央両側に切
り目を入れ、同切り目より上側ではその両側を下に曲げ
、切り目より下の部分では反対に両側を上に曲げるよう
にして筒体1内に設置するようにしたり、第5図の縦断
面図に示されている例のもののように、両側全体を共に
下側に曲げてしまうようなものとすることも勿論可能で
あり、何れにしても斜設する網状体12は緩傾斜構造を
実現するように設置されなければならない。
籾k〉搬送ブロワ2は、第3図に示されている軸線に直
交する縦断面図に示されているように、その円形ハウジ
ング21を先の籾殻分離筒体1の軸線に略直交する軸線
配置となるようにして並設されるもので、その軸線部に
回転軸27を有する回転羽根22が内装され、モーター
4とベルト伝導その池によって連動される。なお、プー
リー28と41との組合わせ比は、モーター4の回転数
と籾殻搬送距離、それに籾殻分離筒体1内への吸引影響
(即ち、籾殻誘導筺体3の側壁31に設ける外気導入部
32の能力如何)等を考慮した上、適宜比率に決定され
るものである。
なお、送り出し管24は、図示した実施例のように、水
平部分が自在に水平面内回動ができるよう、嵌合構造等
によって組み合わされたものとするのが望ましい。
籾殻誘導筺体3は、籾殻分、Iif筒体1の刳り抜き部
13と籾殻搬送ブロワ2の籾殻導入口26との間に介在
され、網状体12で分離されて落下してくる籾殻を円形
ハウジング21内に誘導するものであり、その側壁31
には外気導入部32が形成されたものとして形成される
この外気導入部32は、籾殻搬送ブロワ2の回転羽根2
2が回転することによって発生する負圧現象を籾殻分離
筒体1内まで影響させないようにするために必須の構成
であり、設定する回転羽根22の回転数、円形ハウジン
グの容積等との兼ね合いで外気導入面積を決定するよう
にする。場合によっては、その機能を確実なものとする
ため、円形ハウジング21の側壁部適所にも適宜外気導
入部(図示せず)を並設するようにしてもよいが、これ
はあくまで補助的手段であり、籾殻分離筒体1内部への
影響(負圧による吸引現象)を解消するためには、この
籾殻誘導筺体側壁31への外気導入部32の形成が最ら
重要である。
図中、5は、スタンドであり、適宜組立て、解体自在に
組み合わされる構造のものとして形成されるのがt!!
ましい。
(作用効果) 以上のような構成から成るこの発明の籾殻搬送機は、先
ず籾殻分離筒体1の接続口11を直接かあるいは図示し
た実施例のようにとニールポースPを介在させて接続す
る一方、籾殻搬送ブロワ2の送り出し管24の先端に、
搬送すべき場所まで達する搬送ホースHを接続するか、
あるいは特に搬送ホースHを接続させないで送り出し管
24の水平部分の方向を搬送すべき方向に向け、モータ
ー4を駆動させて籾殻搬送ブロワ2内の回転羽根22を
回転作動させる。
そして、籾摺tl1Mを動かして籾摺り作業を開始する
と、籾摺RMの籾殻排出口M1から勢いよく籾殻が放出
されて籾殻分離筒体1内へ送り込まれていく。
籾殻分離筒体1内に入った籾殻は、その内部にM傾斜に
設置されている網状体12の下面に沿って転がりながら
失速して排風から分離され、籾殻誘導筺体3内に落下す
ると今度は負圧吸引効果によって円形ハウジング21内
に強制的に誘導され、その′&ま高速回転する回転羽根
22によって送り出し管24方向に跳ね飛ばされて勢い
よく所定方向に搬送されるものである。
この過程で、籾殻は、籾殻分離筒体1の緩傾斜に設置さ
れた網状体12に目詰り現象を起こすことなく排風から
分離されるため、同網状体12を障壁としたような状態
で排風自体まで籾殻誘導筺体3方向へ吸引されてしまう
ことは一切なく、したがって、排風が同方向に回る結果
、籾摺fiMで発生する規定の排風速度以上の速度を生
じさせてしまう(規定の排風速度以上の速度が籾摺fi
M内で生じてしまうと、籾と籾殻との運別機能に支障を
来ず)虞が確実に回避される。更に、この現象の発生は
、網状体12の直ぐ下に相当する籾殻誘導筺体3の側壁
31に所定の外気導入部32が形成されていて、負圧現
象によって発生する吸引効果が籾殻分離筒体1■に達し
ないように計画され、更に籾摺機M側への影響を少なく
するよう配慮したものとしている。
斜上の如く、この発明の籾殻搬送機は、籾殻搬送ブロワ
の直前に緩傾斜構造の網状体を設置した籾殻分な筒体と
、側壁に外気導入部を形成した籾殻誘導筺体とを配置し
た構造を採用することにより、籾摺機側への影響なしに
強力に所望する方向へ籾殻を搬送できるようにしている
ものであり、その作業効率の点でこれまでにない効果を
上げることが保証されると共に、構造が簡潔であるため
、製造容易で安価に提供でき、操作性でも有利なものと
なっている。
【図面の簡単な説明】
図面は、この発明を代表する実艙例に基づくものであり
、第1図は、その使用状態を示すものの斜視図、第2図
は、籾殻分離筒体の軸線を通る縦断面図、第3図は、籾
殻搬送ブロワの軸線に直交する縦断面図、第4図は、籾
殻搬送ブロワの軸線を通る縦断面図、第5図は、他の実
施例によるものの前記第2図に相当する縦断面図である
。 1・・・籾殻分離筒体、11・・・同接続部、12・・
・同網状体、13・・・同側り抜き部、2・・・籾殻搬
送プロワ、21・・・同円形ハウジング、22・・・同
回転羽根、23・・・同周壁、24・・・同送り出し管
、25・・・同側壁、26・・・同籾殻導入口、3・・
・籾殻誘導筺体、31・・・同側壁、32・・・同外気
導入部、4・・・モーター 5・・・スタンド。 ・4 L4

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 先端が籾摺機の籾殻放出口に接続する接続口に形成
    され、内部に籾殻分離網が緩傾斜に設置されると共に、
    該籾殻分離網の下方に相当する箇所が刳り抜き部に形成
    されて成る籾殻分離筒体と、該籾殻分離筒体の軸線に略
    直交する軸線配置となる円形ハウジングの、同軸線部分
    を回転軸とする如くして回転羽根が配設され、同周壁接
    線方向には、上方に立上がった後、略水平方向に延びる
    如くした送り出し管が形成され、且つ円形ハウジングの
    一方の側壁には籾殻導入口が形成されて成る籾殻搬送ブ
    ロワとからなり、該籾殻分離筒体の刳り抜き部と籾殻搬
    送ブロワの籾殻導入口との間に籾殻誘導筺体を介在、接
    続することにより、籾殻分離筒体内部空間と籾殻搬送ブ
    ロワ内部空間とを連通状と成す一方、該籾殻誘導筺体の
    側壁に空気導入部を形成して成る籾殻搬送機。
JP63193631A 1988-08-02 1988-08-02 籾殻搬送機 Expired - Lifetime JPH0777626B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63193631A JPH0777626B2 (ja) 1988-08-02 1988-08-02 籾殻搬送機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63193631A JPH0777626B2 (ja) 1988-08-02 1988-08-02 籾殻搬送機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0243958A true JPH0243958A (ja) 1990-02-14
JPH0777626B2 JPH0777626B2 (ja) 1995-08-23

Family

ID=16311156

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63193631A Expired - Lifetime JPH0777626B2 (ja) 1988-08-02 1988-08-02 籾殻搬送機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0777626B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05229680A (ja) * 1992-02-14 1993-09-07 Canon Inc 印刷方法及びその装置
JPH05273822A (ja) * 1992-03-26 1993-10-22 Toshiba Corp 画像形成装置
JPH08118612A (ja) * 1994-10-21 1996-05-14 Canon Inc インクジェット記録装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05229680A (ja) * 1992-02-14 1993-09-07 Canon Inc 印刷方法及びその装置
JPH05273822A (ja) * 1992-03-26 1993-10-22 Toshiba Corp 画像形成装置
JPH08118612A (ja) * 1994-10-21 1996-05-14 Canon Inc インクジェット記録装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0777626B2 (ja) 1995-08-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1040045A (en) Rethresher
CN1367644A (zh) 收获作物的方法和设备
EP0657587B1 (en) Improvements in and relating to collection devices
US4930968A (en) Method and apparatus for emptying packages, especially bags
CN110116092A (zh) 一种封闭式s形粮食输送除尘装置
CN206136675U (zh) 一种荞麦收割捆包一体机
JPH0243958A (ja) 籾殻搬送機
JP3957218B2 (ja) コンバイン
US4280900A (en) Rotary seed cleaner
US5830062A (en) Agricultural combine
JPH0613671Y2 (ja) 脱穀機
CN216362657U (zh) 一种打谷机
JP3315740B2 (ja) 脱穀機の送塵物処理装置
JP3787603B2 (ja) コンバインの脱穀装置
JPH0425942Y2 (ja)
JPH0410741Y2 (ja)
JP3394668B2 (ja) 脱穀装置の2番還元装置における縦送りスクリュウコンベア
JP3748711B2 (ja) コンバインの選別用ファン
WO2005020665A1 (ja) コンバイン
JP3712509B2 (ja) コンバインの脱穀装置
JPS6119636Y2 (ja)
JP2528292B2 (ja) コンバイン
JPS5916337Y2 (ja) 跳上揚送装置における風分離部構造
JPS5818666Y2 (ja) コ−ン型脱穀選別装置
JPH0120833Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080823

Year of fee payment: 13

EXPY Cancellation because of completion of term