JPS5916337Y2 - 跳上揚送装置における風分離部構造 - Google Patents

跳上揚送装置における風分離部構造

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JPS5916337Y2
JPS5916337Y2 JP6234178U JP6234178U JPS5916337Y2 JP S5916337 Y2 JPS5916337 Y2 JP S5916337Y2 JP 6234178 U JP6234178 U JP 6234178U JP 6234178 U JP6234178 U JP 6234178U JP S5916337 Y2 JPS5916337 Y2 JP S5916337Y2
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JP
Japan
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air
lifting
straw
outlet
wind
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JP6234178U
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JPS54165985U (ja
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謙太郎 大西
剛 上森
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はコンバインより排出される排藁を生薬サイレー
ジとすべく排藁さい断機によりさい断せしめ、該さい新
薬を袋詰めする際の跳上揚送装置の風分離部構造に関す
るものである。
近年水田収穫作業の機械化によってコンバインが急速に
使用されるようになり、その大部分のコンバインが排藁
を切断して水田に散布放置するようになった。
従って乾燥長藁が不足して高値となり畜産農家や藁加工
業者間に競合が生まれている。
このようなことからコンバイン排出生薬を能率よく採集
する方法を検討することが急務とされており、その一端
として結束装置による排藁結束放置があり、又粗飼料と
しての生薬サイレージにすることが考えられる。
しかし、コンバインの収穫作業によって圃場に結束状態
或いは長藁のままで放置された排藁は、これを集取しな
ければならず、とは言うものの圃場はほとんどが水田で
足場も悪く効率的な搬出ができない。
一般にサイレージの良好な発酵には、水溶性糖分の含有
量が問題となり、普通生薬には9〜10%含まれている
ものであるが、脱穀終了後圃場放置の時間が永くなると
糖分含有量は呼吸作用や降雨等によってお以下に減少し
、又、土砂の混入も増加するものである。
その上、粗飼料としての生薬サイレージにするには密閉
性の収納袋に、小さくさい断された切藁をブロワ−等で
供給しなければならず、この際に発生する大量の塵埃を
含んだ風が袋詰めする作業者周辺に噴出することが、該
切藁収納作業を難事としていたのである。
出願人は切藁と塵埃を含んだ揚風を分離するためにサイ
クロンを用いていたが、該装置では大型化することが避
けられずコンバイン等に搭載するには機械の重量バラン
スの関係からも問題が残されていた。
而して本考案にあっては係る問題に鑑み、揚送装置にお
いて切藁と風の分離をせんとしたものであり、上端曲折
部を彎曲形成してその前方に垂直の抵抗壁を設け、該抵
抗壁後方上部には揚風出口を開口して揚送筒上端に揚風
分離室を形成すると共に、前記揚風出口には該出口の風
量を加減すべく下端部を枢着し後斜上方に向けて振動自
在とした複数の制御板を配設せしめ、且つ前記揚風出口
に一端を連通せしめた吸気筒の他端を跳上体を内蔵した
揚送筒下方の箱体−側に開口した吸気口に連通せしめて
なる跳上揚送装置における風分離部構造を呈せんとする
ものである。
以下本考案に係る一実施例の態様を図面に基づいて詳述
すれば、1はコンバイン本体。
2は脱穀処理後の排藁を移送する伝送体で挾扼桿3を併
設しコンバイン本体1の後方上部に配設する。
4は排出される排藁の長さ方向に、多数の刃盤5,5・
・・・・・を配列した回転刃体6,6を並架せしめたお
1藁さい断機。
7は排藁さい断機4の下に位置せしめ、且つ排藁さい断
機4内に軸架する回転刃体6゜6の作用幅に沿わせて配
置し、切藁を適宜の方向へ搬送せしめるべく形成した横
搬送体8に連設装備した跳上揚送装置で、該横搬送体8
の軸端近傍に跳上体9を楔着せしめると共に、吸気口1
0を一側方に開口した箱体11内に位置せしめ、該箱体
11より上方へ延設する揚送筒12内を跳上体9の起風
により揚風と共に切藁を揚送せしめるべく構成する。
揚送筒12は上方曲折部を弧状に彎曲形成せしめ該彎曲
部末端には下方に向けて放出口13を開口すると共に、
該放出口13の上方には垂直の抵抗壁14を設は且つ揚
送筒12より広くなった揚風分離室15を形成し、跳上
げられた切藁を伴う揚風が揚風分離室15に至って膨張
し風速を弱めながら抵抗壁14に衝突せしめるべく構成
する。
16は前記抵抗壁14の後方上部、即ち抵抗壁14と揚
送筒12間に形成した揚風分離室15の上部に、下端部
を枢着し後斜上方に向けて振動自在とした複数の制御板
17を配設した揚風出口で、前記制御板17は該揚風出
口16を通過する風量を加減すべく構成している。
前記揚風出口16には揚風筒12と並設した吸気筒18
の一端を連通ずると共に、吸気筒18の他端は前記吸気
口10に連通し、前述の如く切藁を伴う揚風が抵抗壁1
4に衝突した際に、塵埃を含んだ揚風は跳上体9の別作
用による吸引作用により揚風出口16より制御板17に
加減されながら吸気筒18を経て吸気口10に至り、切
藁は自重で放出口13より落下すべく構成する。
尚、19は切藁収納袋で、20は該切藁収納袋19の吊
下体である。
次にその作用を説明すれば、圃場を移動しなから刈取脱
穀を行っているコンバイン1より脱穀作用が終って移送
体2と挾扼桿3により挾持移送された排藁は、移送終端
部において解放され、下方に位置した排藁さい断機4の
回転刃体6,6上に落下すると同時に排藁全長を適寸に
さい断され、該回転刃体6,6の下方に配設した横搬送
体8にて適位置へ搬送される。
次いで搬送終端部に連設装備した跳上揚送装置7の跳上
体9の起風により該切藁を伴った揚風は揚送筒12内を
上昇して、該揚送筒12の上方で弧状に彎曲形成された
部分より揚風分離室15に至り、急速に膨張して風速を
弱めながら前方の抵抗壁14に衝突し、更に風速を弱め
るのと同時に塵埃を伴った揚風は跳上体9の回転吸引作
用により揚風出口16より吸気筒18を経て吸引口10
に至り、揚風より解放された切藁は自重により落下し放
出口13より下方の切藁収納袋19内へ供給される。
この際揚風出口16より吸引される風量は制御板17に
より制御し、放出口13より塵埃を伴った風が噴出する
ことのなきように、また逆に切藁が揚風出ロ16側へ吸
引されることのないように調節する。
以上のように本考案は、上端曲折部を彎曲形成してその
前方に垂直の抵抗壁14を設け、該抵抗壁14後方上部
には揚風出口16を開口して揚風筒12上端に揚風分離
室15を形成すると共に、前記揚風出口16には該出口
16の風量を加減すべく下端部を枢着し後斜上方に向け
て振動自在とした複数の制御板17を配設せしぬ、且つ
前記揚風出口16に一端を連通せしめた吸気筒18の他
端を跳上体9を内蔵した揚送筒12下方の箱体11一側
に開口した吸気口10に連通せしめてなる跳上揚送装置
における風分離部構造であるから、前述の如く、跳上体
9の起風により揚送筒12内を上昇して揚風分離室15
に至った切藁を伴う揚風は、前記揚送筒12より広くな
った揚風分離室15内において急速に膨張し、風速を弱
めて前方の抵抗壁14に衝突するが、この際跳上体9の
別作用である吸引作用により吸気筒17を介して揚風分
離室15の風は揚風出口16より制御板17により放出
口13より風が噴出しない状態に、また逆に揚風出ロ1
6側へ切藁が吸引されることのない状態に調節されて吸
引されているので、放出口13より切藁と共に風が噴出
する憂いはなく切藁のみが自重により放出口13より切
藁収納袋19内へ落下するので袋詰め作業者近辺に塵埃
を伴った風が噴出することはなく、特に放出口13より
風が出ないので密閉性のサイレージ用収納袋へ切藁を供
給する際にも袋の中より逆に風が吹き上るという憂いも
ないので、作業者は塵埃に悩まされることなく衛生的に
且つ快適な作業を遂行し得るものである。
しかも従来はサイクロン等を用いていたが故に装置が大
型となり、従ってコンバインの重量バランス等が問題と
なっていたが、本考案装置は小型化した上に充分の効果
を発揮するのでコンバインへ装着してもバランス等の問
題が生じることもない等誠に顕著なる効果を有するもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を具備した装置の一部断面した側面図。 第2図は作用を説明するための一部断面した要部の拡大
側面図である。 9・・・・・・跳上体、10・・・・・・吸気口、11
・・・・・・跳上揚送装置箱体、12・・・・・・揚送
筒、14・・・・・・抵抗壁、15・・・・・・揚風分
離室、16・・・・・・揚風出口、17・・・・・・制
御板、18・・・・・・吸気筒。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上端曲折部を彎曲形成してその前方に垂直の抵抗壁を設
    け、該抵抗壁後方上部には揚風出口を開口して揚送筒上
    端に揚風分離室を形成すると共に、前記揚風出口は該出
    口の風量を加減すべく下端部を枢着し後斜上方に向けて
    摺動自在とした複数の制御板を配設せしめ、且つ前記揚
    風出口に一端を連通せしめた吸気筒の他端を跳上体を内
    蔵した揚送筒下方の箱体−側に開口した吸気口に連通せ
    しめてなる跳上揚送装置における風分離部構造。
JP6234178U 1978-05-09 1978-05-09 跳上揚送装置における風分離部構造 Expired JPS5916337Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6234178U JPS5916337Y2 (ja) 1978-05-09 1978-05-09 跳上揚送装置における風分離部構造

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JP6234178U JPS5916337Y2 (ja) 1978-05-09 1978-05-09 跳上揚送装置における風分離部構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54165985U JPS54165985U (ja) 1979-11-21
JPS5916337Y2 true JPS5916337Y2 (ja) 1984-05-14

Family

ID=28964501

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JP6234178U Expired JPS5916337Y2 (ja) 1978-05-09 1978-05-09 跳上揚送装置における風分離部構造

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JPS54165985U (ja) 1979-11-21

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