JPH11129580A - 印刷装置 - Google Patents

印刷装置

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JPH11129580A
JPH11129580A JP9297501A JP29750197A JPH11129580A JP H11129580 A JPH11129580 A JP H11129580A JP 9297501 A JP9297501 A JP 9297501A JP 29750197 A JP29750197 A JP 29750197A JP H11129580 A JPH11129580 A JP H11129580A
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JP9297501A
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English (en)
Inventor
Yasushi Oguri
泰 小栗
Kenji Kobayashi
賢次 小林
Masaki Kobayashi
正樹 小林
Hiroshi Saito
浩 斉藤
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Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は印刷装置に係り、特に複写機能にお
いて2枚目以降を両面印刷でき、またフォーム画像を使
用し他の画像に合成して印刷を行う場合においても、画
像データを1回だけメモリに展開すればよい印刷装置を
提供するものである。 【解決手段】 OHP用の記録紙pを収納する給紙カセ
ット3と、普通紙p’を収納する給紙カセット4を有
し、同じ画像データをOHP用の記録紙pと普通紙p’
に印刷する際、先ず給紙カセット3からOHP用の記録
紙pを搬出し、印刷処理を行い、例えば原稿とし、次に
給紙カセット4から普通紙p’を搬出し、印刷処理を行
い、頒布用の印刷物とする。また、給紙カセット4から
搬出する普通紙p’については、両面印刷ユニット5を
使用し、両面印刷を行うこともできる構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種記録紙に印刷
を行う印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】印刷装置においては、同じ画像データを
複数枚印刷する複写機能がある。この場合、1枚目の印
刷と2枚目以降の印刷を異なる記録紙に行うこともあ
る。例えば、1枚目を原稿としてOHP用の記録紙に印
刷し、2枚目以降を普通紙に印刷する場合などである。
【0003】また、印刷装置においては、フォーム画像
を使用し他の画像に合成して印刷を行う場合もある。例
えば、ヘッダー・フッター等のフォームデータを登録す
ると共に、何もないフォームを登録しておき、1枚目の
印刷において画像データと登録しておいた上記フォーム
データを合成して出力し、2枚目以降の印刷において画
像データと上記何もないフォームとを合成して出力する
印刷装置である。
【0004】さらに、印刷装置においては、一の画像を
分割して印刷する装置もある。この場合、印刷後の分割
画像に位置合わせ用のマークも印刷しておき、このマー
クに合わせて分割画像を張り合わせて合成する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の印刷装置で
は、以下の問題がある。 (イ)先ず、同じ画像データを複数枚印刷する複写機能
においては、1枚目を片面印刷で行い、2枚目以降を両
面印刷で行うことができない。
【0006】(ロ)また、フォーム画像を使用し他の画
像に合成して印刷を行う印刷装置では、1枚目の印刷の
時と2枚目以降の印刷の時の2回、画像データをメモリ
に展開する必要がある。
【0007】(ハ)さらに、一の画像を分割する印刷装
置では、前述のマークを印刷する必要があり、従来この
マークを画像印刷面に印刷していた為、本来の画像を印
刷する領域が狭くなってしまっていた。また、マーク自
体は画像と関係ない為、印刷画像にとって邪魔なもので
あった。
【0008】本発明は、複写機能において2枚目以降を
両面印刷でき、またフォーム画像を使用し他の画像に合
成して印刷を行う場合においても、画像データを1回だ
けメモリに展開すればよい印刷装置を提供するものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明によ
れば、1ページの原稿データに対する複写印刷処理の枚
数を計数する計数手段と、該計数手段がn枚計数する
間、第1の記録紙に対して第1の印刷処理を行う第1の
印刷処理手段と、前記計数手段がn+1枚以降の計数を
行う間、第2の記録紙に対して第2の印刷処理を行う第
2の印刷処理手段と、前記計数手段がn+1枚目を計数
する時、前記第1の印刷処理から前記第2の印刷処理に
切り換える切り換え制御手段とを有する印刷装置を提供
することによって達成できる。
【0010】ここで、計数手段としては、例えば記録紙
の排出枚数を計数してもよく、他の方法で複写枚数を計
数してもよい。また、第1の印刷処理手段は第1の記録
紙、例えばOHP用の記録紙や厚紙等の特殊紙に画像デ
ータを印刷する。また、第2の印刷処理手段は第2の記
録紙、例えば普通紙に同じ画像データを印刷する。
【0011】このように構成することにより、メモリへ
の1回の画像データの書き込みによって2種類の記録紙
への印刷が可能となる。請求項2の記載は、前記請求項
1記載の発明において、前記第1の印刷処理手段は、第
1の給紙部に収納された記録紙を給紙し、前記第2の印
刷処理手段は、第2の給紙部に収納された記録紙を給紙
する構成である。
【0012】例えば、第1の給紙部にOHP用の記録紙
が収納され、第2の給紙部に普通紙が収納されていると
すれば、第1の印刷処理手段によってOHP用の記録紙
に対する印刷処理が行われ、第2の印刷処理手段によっ
て普通紙に対する印刷処理が行われ、同じ画像データを
2種類の記録紙に印刷することができる。
【0013】請求項3の記載は、前記請求項1記載の発
明において、前記第1の印刷処理手段は例えば片面印刷
処理であり、前記第2の印刷処理手段は例えば両面印刷
処理である。
【0014】このように構成することにより、n+1枚
目以降の印刷を両面印刷にすることができ、記録紙の節
約を行うことができる。請求項4の記載は、前記請求項
1記載の発明において、前記第1の印刷処理手段は例え
ば第1の排紙部に記録紙を排紙し、前記第2の印刷処理
手段は例えば第2の排紙部に記録紙を排紙する構成であ
る。
【0015】このように構成することにより、同じ画像
が形成された記録紙を、記録紙の種類毎に分けて排紙す
ることができ、効率よく整理された排紙を行うことがで
きる。
【0016】請求項5の記載は、前記請求項1記載の発
明において、前記第1の印刷処理手段は、例えば被フォ
ームデータのみを印刷出力し、前記第2の印刷処理手段
は、例えば前記被フォームデータにフォームデータを合
成して印刷出力する構成である。
【0017】また、請求項6の記載は、前記請求項1記
載の発明において、前記第1の印刷処理手段は、例えば
被フォームデータにフォームデータを合成して印刷出力
し、前記第2の印刷処理手段は、例えば前記被フォーム
データのみを出力する構成である。請求項7記載の発明
によれば、原稿データのページ数を計数する計数手段
と、mページまでの前記原稿データに対して第1の印刷
処理を行う第1の印刷処理手段と、m+1ページ以降の
原稿データに対して第2の印刷処理を行う第2の印刷処
理手段と、前記計数手段がm+1ページを計数する時、
前記第1の印刷処理に処理から前記第2の印刷処理に切
り換える切り換え制御手段とを有する印刷装置を提供す
ることによって達成できる。
【0018】前述の発明が複写画像に対する処理を行っ
ていたのに対し、本例は複数ページの画像データに対す
る処理であり、計数手段としては、例えば上記と同様、
記録紙の排出枚数を計数してもよく、他の方法で排出枚
数を計数してもよい。
【0019】このように構成することによって、フォー
ムデータを使用する印刷処理を効率よく行うことができ
る。請求項8の記載は、前記請求項7記載の発明におい
て、前記第1の印刷処理手段は、第1の給紙部に収納さ
れた記録紙を給紙し、前記第2の印刷処理手段は、第2
の給紙部に収納された記録紙を給紙する構成である。
【0020】また、請求項9の記載は、前記請求項7記
載の発明において、前記第1の印刷処理手段は例えば片
面印刷処理であり、前記第2の印刷処理手段は例えば両
面印刷処理である。
【0021】また、請求項10の記載は、前記請求項7
記載の発明において、前記第1の印刷処理手段は例えば
第1の排紙部に記録紙を排紙し、前記第2の印刷処理手
段は例えば第2の排紙部に記録紙を排紙する構成であ
る。
【0022】以上の請求項8〜10の記載は、前記請求
項2〜4の記載と同様であり、例えばフォームデータに
対して合成印刷する画像データが複数枚存在するとき、
前記と同様の結果が得られる。請求項11の記載は、前
記請求項7記載の発明において、前記第1の印刷処理手
段は、例えば被フォームデータのみを印刷出力し、前記
第2の印刷処理手段は、例えば前記被フォームデータに
フォームデータを合成して印刷出力する構成である。
【0023】ここで、被フォームデータとしては、複数
枚の異なる画像データであり、この被フォームデータに
は、例えば当該画像データを特定するためのヘッダやフ
ッタが含まれている。また、フォームデータには、例え
ば上記画像データに含まれるヘッダやフッタを除去する
ためのデータが含まれている。したがって、例えば第1
の印刷処理手段による1枚目の印刷処理の際、ヘッダや
フッタを含む被フォームデータを第1の記録紙に印刷
し、第2の印刷処理手段による2枚目以降の印刷処理の
際フォームデータと被フォームデータとを合成し、被フ
ォームデータからヘッダやフッタを削除した画像を印刷
する。
【0024】このように構成することにより、ヘッダや
フッタが印刷された原稿に対し、例えば配布用の記録紙
を効率よく印刷することができる。請求項12の記載
は、前記請求項7記載の発明において、前記第1の印刷
処理手段は、例えば被フォームデータにフォームデータ
を合成して印刷出力し、前記第2の印刷処理手段は、例
えば前記被フォームデータのみを出力する構成である。
【0025】本例は、上記請求項11の記載に対して構
成が反対の例であり、上記請求項11と同様の効果を得
ることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて詳細に説明する。 <第1実施形態例>図1は、第1実施形態例を説明する
印刷装置の内部構成図である。
【0027】同図において、印刷装置1は両面印刷装置
であり、インターフェースコントロール部(以下、I/
Fコントロール部という)2、2段の給紙カセット3、
4、両面給紙ユニット5、排紙ロール対6、排紙口7、
及び排紙スタック部8a、8b等を有している。給紙カ
セット3及び4には、それぞれ異なる記録紙Pが積載さ
れている。記録紙Pは給紙コロ11a又は11bによっ
て給紙カセット3又は4から1枚ごとに搬出され、搬送
ロール対12によって搬送路下流(同図の上方向)に向
けて搬送される。その後、記録紙Pはその先端を待機ロ
ール対13に当接させて一旦停止し、印字タイミングに
合わせて待機ロール対13の回転を開始し、記録紙Pを
画像形成部14に搬送する。
【0028】画像形成部14によって画像が形成された
記録紙Pは、定着ロール対15からなる定着部で画像が
熱定着され、例えば用紙ガイドレバー16を実線で示す
位置に設定することにより、記録紙Pを排紙ロール対6
へ案内される。そして、当該排紙ロール対6によって先
端を扶持され、排紙スタック部8a、又は8bに排出さ
れる。尚、同図に示す矢印A1、A2、A3、A4及び
A5は、上記用紙Pの上記搬送経路を示している。
【0029】一方、上述の画像形成部14は、トナー・
ドラムセット20、プリンタヘッド23、及び転写器2
5により形成されている。トナー・ドラムセット20
は、感光体ドラム21を中心にして、初期化帯電ローラ
22及び現像器24が組み付けられて構成されている。
現像器24は匡体内部にトナーを収容し、その匡体側部
開口に現像ローラ24−1を備えている。上述の初期化
帯電ローラ22は、感光体ドラム21の周面を一様な電
荷に帯電させる。プリンタヘッド23は、前述のI/F
コントロール部2から送られる画像データ(印字デー
タ)に応じたレーザー光23−1を発光器と回転鏡から
なる発光部23−2から照射し、反射鏡23−3、23
−4で光路を中央部に反転させ、出射鏡23−5により
感光体ドラム21の周面に選択的に放射する。このレー
ザー光による照射が行われた感光体ドラム21の周面上
の領域は露光低電位部を形成し、初期化帯電電位と露光
低電位部からなる静電潜像を感光体ドラム21の周面に
形成する。
【0030】現像器24は、現像ローラ24−1を介し
て内部のトナーを感光体ドラム21の低電位部に転移さ
せ、静電潜像を顕像化(現像)する。転写器25は、画
像形成部14に搬送されてくる用紙Pの紙面に感光体ド
ラム21上のトナー像を逆極性の電界によって転写す
る。定着部の定着ローラ対15は加熱ローラと圧接ロー
ラからなり、顕像化されたトナー像を熱定着し、記録紙
Pを下流に搬送する。その後、記録紙Pは排紙方向切り
換え板17によって排紙スタッカ部8a、又は8bが選
択され、何れかの排紙スタッカ部8a又は8bに排出さ
れる。
【0031】以上が、片面印刷の構成であり、次に両面
印刷の構成について説明する。両面印刷においても上述
と同様に記録紙Pの一面にデータを印刷する。しかし、
両面印刷の場合、記録紙Pは画像を下向きにして排紙口
7から外に途中まで排出されるが、その後、記録紙Pの
後端が用紙ガイドレバー16から外れたところで排紙ロ
ール対6は記録紙Pの挟持を維持したまま一旦停止す
る。そして、用紙ガイドレバー16が同図の波線16’
で示す下方の位置へ回勤し、用紙Pの再搬入路を両面給
紙ュニット5方向へ設定する。これら各部の駆動はメイ
ンモータ26の回転によって行われる。
【0032】上記のように用紙ガイドレバー16が同図
の波線16’で示す下方の位置へ回動して用紙Pの再搬
入路が両面給紙ユニット5方向に設定されると、排紙ロ
ール対6は、メインモータ26との係合を解除され、両
面給紙ユニット5のスイッチバックモータ5−1に係合
し、それまでとは逆方向に回転する。この排紙ロール対
6の逆方向回転により、用紙Pは装置内部に後端部を先
にして再搬入される。すなわち、記録紙Pは同図の波線
16’で示す下方位置へ回勤している用紙ガイドレバー
16により両面給紙ユニット5方向へ案内され、これも
スイッチバックモータ5−1に駆動される逆送ロール対
5−2により更に搬入される。その後、両面給紙ユニッ
ト5の搬送モータ5−3により上記逆送ロール対5−2
と同一方向に回転駆動される2組みの搬送ロール対5−
4、5−5により上述の再搬送を引き継がれ、前述の待
機ロール対13へ記録紙Pの先端が到達する。
【0033】その後、記録紙Pは先端を待機ロール対1
3に当接させて一旦停止し、印字タイミングに合わせて
待機ロール対13により、画像形成部14へ再搬送され
る。そして、画像形成部14によって他の面に画像が形
成された記録紙Pは、熱定着ローラ対15で画像を熱定
着され、再び用紙ガイドレバー16が実線位置に回勤し
ていることにより排紙ロール対6へ案内され、新たな画
像形成面を下にして、排紙ロール対6によって排紙スタ
ック部8a、又は8bに排出される。以上が両面印刷機
構である。
【0034】尚、同図に示す矢印Bl、B2、B3、B
4、B5及びB6は、上述の記録紙Pの片面(つまり最
初の片面の反対側の面)の印刷搬送経路を示している。
また、上述の待機ロール対13から画像形成部14まで
矢印B4で示す経路は、最初の片面印字の矢印A3で示
す経路と同じであり、また、画像形成部14から定着ロ
ール対15までの経路B5は、最初の片面印字の矢印A
4で示す経路と同じである。但し、印字方向が最初の片
面とは逆方向に印字が行われる。
【0035】図2は、上記構成の印刷装置1のシステム
ブロック図である。同図に示すように、印刷装置1は、
I/Fコントロール部2、及びプリントエンジン部30
から成る。I/Fコントロール部2は、装置全体のシス
テムを制御するMPU2−0を備え、MPU2−0には
制御プログラムが格納されているシステムROM(SY
SROM)2−1が接続されている。また、MPU2−
0には、制御処理、演算処理の結果作成されるデータを
一時的に格納するシステムRAM(SYSRAM)2−
2、印刷出力する文字の形状データを格納するフォント
ROM2−3、外部の例えばパーソナルコンピュータ等
のホスト機器39と接続するための外部I/F制御部2
−5、メモリその他の入出力装置へのデータや信号の入
出力を制御するメモリ・I/0(入出力)制御部2−6
がそれぞれ接続されている。また、システムRAM2−
2内は、ホスト機器39から外部I/F制御部2−5を
介してMPU2−0に入力された印刷記録すべきデータ
を一時的に格納する受信バッファ2−2−1、実際に印
字すべきドットパターンをビットイメージで用紙1頁分
以上展開するページメモリ2−2−2、分割して印字す
る画像のサイズを記憶する分割サイズメモリ2−2−
3、分割した画像の上下左右のどの位置に別の分割画像
があるかを示す分割データフラグ2−2−4より成る。
【0036】また、上述の外部I/F制御部2−5とメ
モリ・I/0制御部2−6は、相互に接続されており、
メモリ・I/0制御部2−6には、更に印刷データや制
御信号をプリントエンジン部30と送受信するビデオI
/0制御部2−7が接続され、更にブザー2−9の放音
・停止の駆動制御を行うブザー制御部2−8、及び操作
・表示部8の制御を行う操作・表示制御部2−10も接
続されている。
【0037】次に、プリントエンジン部30は、CPU
からなり印刷動作系を制御するエンジン制御部32を備
え、このエンジン制御部32には、印刷データや制御信
号をI/Fコントロール部2と送受信するビデオI/F
制御部33、前述の図1に示したトナー・ドラムセット
20、定着ローラ対15、転写部(転写器)25、両面
給紙ユニット5、及び給紙カセット3、4と給紙コロ1
1a、11b等からなるカセット給紙部34が接続され
ている。更に、同じく図1に示したスイッチバックモー
タ5−1、搬送モータ5−3、用紙ガイドレバー16、
排紙方向切り換え板17を回転駆動する不図示のソレノ
イド、メインモータ26、初期化帯電ローラ22や転写
器25、定着ローラ対15の等で形成される駆動負荷3
5が接続されている。
【0038】以上の構成の印刷装置1において、その処
理動作を説明する。図3の(a),(b),(c)は、
上記の構成において、本例装置内に用紙を1枚毎に搬入
して両面印字を行う「1枚内蔵両面印刷」の場合の処理
の順序を示す説明図である。同図(a)は印刷の処理
(プロセス)の順序を示し、同図(b)は印刷順序を示
し、そして同図(c)は印刷済みの記録紙Pの排出状態
を示している。
【0039】先ず、印刷処理(プロセス)の順序は、同
図(a)に示すように、給紙(順序41)、帯電/現象
/転写(順序42)、定着(順序43)、及び途中排紙
(順序44)である。これは図1の矢印Al,A2,A
3,A4及びA5の経路で示した片面印字の用紙搬送経
路を通じて実行される。この時、最初の片面に印字され
る画像データは、図3(b)に示すように、1枚目の用
紙の2頁目の画像データである。
【0040】次に、反対側の面に印刷を行う。この処理
の順序は、更に同図(a)に示すように、再給紙(順序
45)、帯電/現象/転写(順序46)、定着(順序4
7)、及び完全排紙(順序48)である。これは前述の
図1の矢印B1,B2,83,B4、B5及びB6の経
路で示した用紙搬送経路を通じて実行される。この反対
側の面に印刷される画像データは、図3(b)に示すよ
うに1枚目の用紙の1頁目の画像データである。
【0041】すなわち、両面印刷を行う場合、最初の片
面に2頁目の画像が印刷され、後に1頁目が反対面に印
刷される。この処理により、図3(c)に示すように、
例えばフェイスダウン(FD)用の排紙スタック部8a
に完全排出される記録紙Pは1頁目を下向きにして排出
される。
【0042】一方、本例の印刷装置1は、連続して2枚
の記録紙Pの印刷処理が可能なように構成されている。
すなわち、2枚目(3頁、4頁)の記録紙も印刷する場
合、記録紙Pを2枚連続して搬送しながら印刷できる。
【0043】図4(a),(b),(c)はこの場合の
例を説明する図であり、本例の装置内に記録紙Pを連続
して搬入しながら両面印刷を行う「2枚内蔵両面印刷」
の場合の処理順序を示す。同図(a)は1枚目の記録紙
P1を印刷する処理(プロセス)順序と印刷順序を示
し、同図(b)は2枚目の記録紙P2を印刷するプロセ
ス順序と印刷順序を示している。また、同図(c)は印
刷済みの2枚の記録紙P1及びP2の排出状態を示して
いる。
【0044】上述の図4(a)に示す1枚目の記録紙P
1を印刷するプロセス順序と印刷順序は、前述の図3の
(a),(b)に示した印刷プロセス順序と印刷順序と
同じである。但し、この「2枚内蔵両面印刷」の場合、
図4(a)に示す1枚目の記録紙P1の最初の片面(1
枚目の頁2)の印刷プロセス順序が帯電/現像/転写
(順序42)の終わり近くまで進行したとき、給紙カセ
ット3又は4から2枚目の記録紙P2の給送が開始され
る。
【0045】この2枚目の記録紙P2の印刷プロセス順
序と印刷順序も、1枚目の記録紙P1の印刷プロセス順
序と印刷順序と同じであり、同図(b)に示すように、
片面の給紙(順序41)、帯電/現像/転写(順序4
2)、定着(順序43)、及び途中排紙(順序44)、
並びに反対側の面の再給紙(順序45)、帯電/現像/
転写(順序46)、定着(順序47)、及び完全廃止
(順序48)と進行する。この湯合も、最初の片面には
2枚目の記録紙P2の偶数番目の頁である4頁目の画像
データが形成され、次の反対面には、2枚目の用紙の奇
数番目の頁である3頁目の画像データが形成される。こ
れにより、同図(c)に示すように、フェイスダウン排
紙部(排紙スタック部8a)には1頁目を下向きにし
て、つまり2頁目を上にして載置された用紙P1の上
に、3頁目を下向きにした用紙P2が排出される。
【0046】さらに、頁数が連続している場合は、3枚
目の記録紙P3以降の記録紙についても図4(a)の処
理が3枚目の記録紙P3の処理、図4(b)の処理が4
枚目の記録紙P4の処理に適用され、両面印刷が連続し
て行われる。そして、奇数番目の頁を下向きにし、偶数
番目の頁を上向きにして記録紙Pは順次排出されてい
く。この処理により、所定の部数の印刷が完了した時、
部数ごとにそのまま綴じ込むことができ、1頁、2頁、
3頁、・・・と頁が順序よく揃った状態で印刷済み用紙
が、例えば排紙スタック部8a上に積載される。
【0047】説明の便宜上、上述の2枚(4頁)の場合
を取り上げて更に上述した印刷処理の流れを説明する。
本例では、2枚(4頁)の場合、1枚目の第1面が印刷
された後、次に1枚目の第2面を印刷するのではなく、
連続給紙した2枚目の第1面を印刷する。その間、1枚
目の記録紙P1は前述の両面給紙ユニット5内に待機す
る。その後、2枚目の記録紙P2の第1面の印刷処理が
終わると、待機していた1枚目の記録紙P1が画像形成
部14に送られ、1枚目の記録紙P1の第2面に対する
印刷処理が行われる。
【0048】その後、同様な経過を経て、待機している
2枚目の用紙P2の第2面の印刷が行われる。すなわ
ち、印刷処理される画像データは、2頁→4頁→1頁→
3頁→・・・の順番で処理される。図4(a),(b)
に示す説明図はこのことを表している。したがって、2
枚の記録紙P1、P2を印刷する場合、1回目(最初)
に例えば排紙スタック部8a方向に出力された記録紙
は、1枚目のPlであり、この記録紙P1は再給紙(再
搬入)され、機内に引き込まれる。次に、2回目に例え
ば排紙スタック部8a方向に出力された記録紙は2枚目
のP2であり、これも再給紙される。そして、3回目に
排紙スタック部8に出力される記録紙は1枚目のPlで
あり、そのまま排紙スタック部8aに排出される。さら
に、4回目に排紙スタック部8aに出てきた記録紙は2
枚目のP2であり、これも排紙スタック部8a上に排出
される。
【0049】図5は、前述のシステムRAM2−2内に
設けられた分割データフラグ2−2−4に格納される各
分割画像がもつフラグを説明する図である。このフラグ
はそれぞれ4ビットで構成され、画像が印刷される面、
すなわち表面から見てどの位置に対応するかを表す。ま
た、各分割画像の隣り合ったどの位置に他の分割画像が
存在するかを表し、左右上下に他の分割画像が存在すれ
ば「1」、しなければ「0」で(左右上下)のフラグを
示している。例えば、フラグが(0101)(図5の
A)は、左方に分割画像がなく、右方に分割画像あり、
上方に分割画像なく、下方に分割画像あることを示して
いる。また、例えばフラグが(1101)(図5のB)
は、左方に分割画像があり、右方にも分割画像あり、上
方に分割画像なく、下方に分割画像あることを示してい
る。以下、同図に示す通りであり、同図には5ブロック
構成でフラグを説明するが、各ブロック内の分割画像の
位置とフラグの関係も同図に示す通りである。次に、本
例の処理動作を以下に説明する。
【0050】図6は、上述のホスト機器39に組み込ま
れている不図示のプリンタドライバで行う処理を示すフ
ローチャートである。以下に説明する。先ず、印刷用紙
サイズを設定する(ステップ(以下Sで示す)1)。例
えば、A4サイズ、B5サイズ、等の使用する記録紙P
のサイズを設定する。次に、画像印刷サイズの設定を行
い(S2)、処理(S1)で設定した印刷用紙サイズと
この画像印刷サイズを比較する(S3)。すなわち、上
述の印刷用紙サイズと画像印刷サイズとを比較し、画像
データを印刷する際、分割処理を行う必要があるか判断
する。ここで、印刷用紙サイズが画像印刷サイズより大
きい時には分割処理の必要がないため(S3がN(ノ
ー))、通常の印刷処理を行う(S4)。
【0051】一方、印刷用紙サイズが画像印刷サイズと
同じか、若しくは小さいならば画像分割処理を行う(S
3がY(イエス)、S5)。この分割処理は、先ず、画
像印刷サイズの中心位置を算出し、次に印刷用紙サイズ
での印刷可能範囲のサイズの中心が前述の画像印刷サイ
ズの中心と重なるように印刷可能範囲の最大サイズで画
像領域を分割する。また、残る画像領域があれば印刷可
能範囲内のサイズで、隣合って分割する画像の縦、横の
サイズが同サイズになる様、順次分割していく。
【0052】また、上述の分割の際、前述の分割データ
フラグ及び分割画像サイズを算出し、画像データととも
にホスト機器39のメモリに格納する(S5)。次に、
分割画像データと当該画像サイズ及び分割データフラグ
をメモリから順次読み出し、分割画像処理コマンドと共
に印刷装置1に出力する(S6)。図7は、ホスト機器
39から分割画像処理コマンドを受け取った時の分割画
像印刷処理を示すフローチャートである。
【0053】先ず、印刷装置1では上述の画像データを
受信すると(ステップ(以下STで示す)1)、受信バ
ッファ2−2−1へ格納する(ST2)。そして、受信
バッファ2−2−1に格納された画像データは、MPU
2−0に順次読み出され、順次解析され、分割画像サイ
ズデータは分割画像サイズメモリ2−2−3に記憶され
る(ST3)。また、分割データフラグは分割データフ
ラグ2−2−4に記憶される(ST4)。
【0054】次に、ページメモリ2−2−2へ印刷され
るべきドットパターンとして1頁単位で展開されるが、
前述の両面印刷プロセスに従って裏面から展開されてい
く。すなわち、当該画像データにあたる分割データフラ
グより裏面に印刷される切断線となる箇所へ直線ライン
が印刷されるようにドットパターンを展開し、またフォ
ントROM2−3から読み出した文字パターンやマーク
を定置合わせ用のマークとして、画像データの縦サイ
ズ、あるいは横サイズのセンター位置にあたる箇所に、
切断線となるラインでマークが上下左右で半分に切断さ
れるようドットパターン展開する(ST5)。
【0055】次に、裏面1頁分のドットパターン展開が
終了したら、裏面の印刷処理を開始する(ST6)。前
述の両面印刷プロセスは、図4に示した通りであり、前
述のプロセスに従うが、説明上1枚内蔵両面印刷に従
う。
【0056】次に、表面のページメモリへのドットパタ
ーン展開を行う(S7)。当該画像にあたる分割データ
フラグより、印字開始位置を判断して画像データをペー
ジメモリ2−2−2に分割画像データを展開し、先ほど
の裏面印刷した用紙の表面への印刷を開始する(ST
8)。
【0057】図8は、表面の印字開始位置と分割データ
フラグの関係、及び、裏面の切断線となる直線ライン位
置と分割データフラグの関係と位置合わせマーク位置
を、表裏ともに印刷する面から見たもので、用紙送り方
向の先端を上端とした図を示している。例えば、分割デ
ータフラグが(0101)(図8のA)ときは、裏面の
切断線は印刷可能範囲の上端及び右端に位置し(図8の
A’)、位置合わせマークは裏面の上端及び右端に印刷
され、表面に印刷される画像エリアの画像データサイズ
の縦及び横サイズのセンター位置にマークの中心が重な
るように位置する。また、表面に印刷する画像は、右端
及び下端が画像の端部になるように、画像データサイズ
と印刷可能範囲のサイズより算出して、印字開始位置を
決定する(図8のA)。
【0058】また、例えば分割データフラグが(011
0)(図8のB)のときは、裏面の切断線は印刷可能範
囲の下端及び右端に位置し(図8のB’)、位置合わせ
マークは裏面の下端及び右端から、画像データサイズの
縦及び横サイズのセンター位置にマークの中心が重なる
ように位置する。また、表面に印刷する画像は、右端及
び上端が画像の端部になるように、画像データサイズと
印刷可能範囲のサイズより算出して、印字開始位置を決
定する(図8のB)。
【0059】このようにして、表裏のページメモリへの
ドットパターン展開を行う。以上処理は、受信バッファ
2−2−1にデータがなくなるまで続け、受信バッファ
2−2−1にデータが無くなくと(ST9がY(イエ
ス))、全分割画像の印刷処理を終了する(ST9がY
ES)。
【0060】上述のように処理することにより、記録紙
Pの表面に印刷された分割画像の位置と裏面のマーク位
置が対応し、分割画像を張り合わせ元の画像を作成する
際、裏面のマークのみによって分割画像を張り合わせる
ことができ、簡単に元の画像を作成することができる。
また、張り合わせ用のマークが記録紙Pの裏面に印刷さ
れることから、記録紙Pの表面の領域を充分利用するこ
とができる。 <第2実施形態例>次に、本発明の第2実施形態例につ
いて説明する。本例は2種類の記録紙に同じ画像データ
を複写する際の処理を説明するものである。
【0061】本例においても、両面印刷装置の内部構成
は図9(前述の図1とほぼ同じ)の構成であり、印刷装
置1’はI/Fコントロール部2、給紙カセット3、
4、両面給紙ユニット5、排紙ロール対6、排紙口7、
及び排紙スタック部8a、8b等で構成されている。給
紙カセット3及び4には、それぞれ異なる記録紙Pが積
載されている。
【0062】ここで、例えば給紙カセット3にはOHP
用の記録紙pが収納され、給紙カセット4には普通紙
p’が収納されている。OHP用の記録紙pは給紙コロ
11aによって給紙カセット3から1枚ごと取り出さ
れ、搬送ロール対12まで搬送される。また、普通紙
p’も給紙コロ11bによって給紙カセット4から1枚
ごと取り出され、搬送ロール対12まで搬送される。そ
の後、OHP用の記録紙p、又は普通紙p’はその先端
を待機ロール対13に当接させて一旦停止し、前述の実
施形態例と同様、印字タイミングに合わせて待機ロール
対13を回転し、画像形成部14に搬送する。
【0063】画像形成部14によって画像が形成された
OHP用の記録紙p、又は普通紙p’は、前述の定着ロ
ール対で熱定着され、用紙ガイドレバー16を実線で示
す位置に設定することにより、排紙ロール対6を介して
排紙スタック部8a、又は8bに排出する。尚、同図に
示す矢印A1、A2、A3、A4及びA5は、上記OH
P用の記録紙p又は普通紙p’の片面の印字搬送経路を
示し、両面給紙ユニット5の構成は両面印刷の際の記録
紙p、p’の搬送経路を示し、矢印B1、B2、B3、
B4、B5及びB6で経路を示している。ここで、排紙
スタック部8aはOHP用の記録紙pを収納するスタッ
カであり、排紙スタック部8bは普通紙p’を収納する
スタッカであるとする。
【0064】また、本例においても前述の図2に示すシ
ステムブロック図を使用し、ホスト機器39から出力さ
れる印刷データを印刷装置1’に出力し、印刷データを
受信バッファ2−2−1に格納する。また、受信バッフ
ァ2−2−1に所定量の印刷データが格納されると、M
PU2−0の制御によって印刷データの解析処理が行わ
れ、印刷データに含まれるコマンドの解析が行われる。
【0065】このコマンド解析処理において、2枚以上
の複写枚数を指定する文書印刷である場合、複写枚数制
御コマンドの解析処理が行われる。すなわち、図10に
おいて、「複写枚数制御コマンド」は、複写枚数指定部
51、1枚目給紙口指定部52、1枚目の印刷モード指
定部53、2枚目以降の給紙口指定部54、2枚目以降
の印刷モード指定部55で構成されている。ここで、複
写枚数指定部51は、複写枚数を指定するエリアであ
り、1枚目の給紙口指定部52には、例えばOHP用の
記録紙がセットされた給紙カセット3を指定するコード
が記述されている。また、1枚目の印刷モード指定部5
3には、上述のOHP用の記録紙pに画像を印刷するた
めの情報が記述されている。
【0066】また、2枚目以降の給紙口指定部54に
は、例えば普通紙p’を収納した給紙カセット4の給紙
口が指定されている。さらに、2枚目以降の印刷モード
指定部55には片面/両面印刷、排紙口の指定等のコマ
ンドが記述されている。図11は本例の処理動作を説明
するフローチャートである。前述と同様、先ずホスト機
器39から出力される印刷データを受信バッファ2−2
−1に格納し、MPU2−0の制御によって印刷データ
の解析処理を行う。
【0067】先ず、MPU2−0は前述の複写枚数制御
コマンドが含まれているか判断する(ステップ(以下S
TPで示す)1)。ここで、複写枚数制御コマンドが含
まれていなければ(STP1がN(ノー))、通常の印
刷処理を行う。
【0068】一方、複写枚数制御コマンドが含まれてい
れば(STP1がY(イエス))、現在の印刷ページの
ワークエリアに初期値をセットする(STP2)。最初
の処理では現在の印字頁(n)を「1」にセットする。
【0069】次に、2枚目以降の印刷モードが片面か両
面かを判断する(STP3)。ここで、片面印刷であれ
ば(STP3が片面)、n頁目(1頁目)の印刷データ
をページメモリ2−2−2に記憶する(STP4)。
【0070】次に、1枚目の給紙口の設定を行う(ST
P5)。この1枚目の給紙口の設定は、上述の複写枚数
制御コマンドに含まれる1枚目の給紙口指定部52に記
述されたコードに従って行う。本例においては、1枚目
の給紙口は給紙カセット3の給紙口の指定であり、給紙
コロ11aの駆動が指定される。
【0071】次に、印刷モードの設定を行う(STP
6)。この1枚目の印刷モードの設定は、上述の複写枚
数制御コマンドに含まれる1枚目の印刷モード指定部5
3に記述されたコードによって指定され、本例において
はOHP用の記録紙pの印刷処理に適した印刷モードが
設定される。
【0072】次に、上述の設定に従ってページメモリ2
−2−2に展開された画像データを印刷処理する(ST
P7)。次に、2枚目以降の記録紙の給紙口と印刷モー
ドを設定する(STP8、9)。ここで、2枚目以降の
記録紙の給紙口は、2枚目以降の給紙口指定部54の記
述から給紙カセット4の給紙口であることが分かり、給
紙コロ11bを駆動して給紙カセット4から普通紙p’
を搬出する。また、印刷モードは2枚目以降印刷モード
指定部55の記述から対応する印刷モードに設定する。
【0073】次に、上述の設定に従って給紙カセット4
から普通紙p’を読み出し、ページメモリ2−2−2に
記憶する画像データを普通紙p’に印刷する(STP1
0)。この印刷処理は、指定した複写枚数分行われる。
【0074】その後、現在の印刷ページを更新し(n+
1)(STP11)、印刷すべきページが終了するまで
上述の処理を繰り返す(STP12がN(ノー)、ST
P3〜12)。以上の処理により、指定された複写枚数
の普通紙p’に印刷処理が繰り返される。尚、1枚目の
OHP用の記録紙pは排紙スタック部8aに排出され、
2枚目以降の普通紙p’は排紙スタック部8bに排出さ
れる。
【0075】したがって、同じ画像を印字したOHP用
の記録紙pは上部の排紙スタック部8aに排出され、普
通紙p’は下部の排紙スタック部8bに排出され、原稿
としての機能を有するOHP用の記録紙pと、配布用と
しての機能を有する普通紙p’を異なる排紙スタック部
8a、8bに積載することができ、効率よい排紙を行う
ことができる。
【0076】一方、前述の判断(STP3)において、
2枚目以降が両面印刷であると判断する時、以降の処理
はSTP13に移行する。この場合にも、前述と同様n
ページ目(本例では1ページ目)の印刷データをページ
メモリ2−2−2に展開し、更にn+1ページ目(本例
では2ページ目)の印刷データもページメモリ2−2−
2に展開する(STP13、14)。
【0077】次に、前述と同様、複写枚数制御コマンド
に含まれる1枚目の給紙口指定部52に記述されたコー
ドに従って1枚目の給紙口を設定する(STP15)。
例えば、この時給紙カセット3の給紙口の指定であれ
ば、給紙コロ11aの駆動によりOHP用の記録紙pが
搬出される。また、印刷モードの設定を行い(STP1
6)、その後、n頁目(1頁目)の画像データの印刷処
理を行うと共に、n+1頁目(2頁目)の印刷処理を行
う(STP17、18)。
【0078】次に、2枚目以降の印刷処理を行うため、
給紙口を設定処理(STP19)、及び印刷モードの設
定処理を行う(STP20)。その後、n+1ページ目
以降の画像データの印刷処理を行う(STP21)。
尚、この印刷処理は前述の例と同じであり、例えば給紙
コロ11bを回動して普通紙p’を搬出し、画像形成部
20によって印刷を行うと共に、両面給紙ユニット5に
普通紙p’を待避させ、次の普通紙p’に印刷を行い、
順次この処理を繰り返すものである(STP22、ST
P12がNO、STP3、STP13〜STP22)。
【0079】以上のように処理することにより、n+1
頁以降の画像データが両面印刷処理であっても、対応す
ることができる。また、OHP用の記録紙pは上部の排
紙スタック部8aに排出され、普通紙p’は下部の排紙
スタック部8bに排出され、原稿としての機能を有する
OHP用の記録紙pと、配布用としての機能を有する普
通紙p’を異なる排紙スタック部8a、8bに積載する
ことができ、効率よい排紙を行うことができる。
【0080】尚、図12は上述の処理の結果を示す図で
ある。すなわち、印刷画像の1ページ目〜4ページ目の
それぞれに対し、最初の1枚目がOHP用の記録紙に画
像が印刷され、2枚目以降の普通紙p’に同じ画像が複
写枚数分印刷されている。
【0081】また、上述の実施形態例においては、1枚
目にOHP用の記録紙pを使用し、2枚目以降を普通紙
p’を使用する構成としたが、1枚目/2枚目の識別で
はなく、片面印刷が指定されたページデータに対して
は、例えば上段カセットに収納された片面印刷専用の記
録紙を選択し、両面印刷が指定されたページデータに対
しては、例えば下段カセットに収納された両面印刷専用
の記録紙を選択し、この選択を自動的に行う構成として
もよい。ここで、片面印刷専用の記録紙としては、例え
ば一面が既に印刷されている記録紙が対応し、両面印刷
専用の記録紙としては、未だ両面に印刷処理が施されて
いない記録紙が対応する。 <第3実施形態例>次に、本発明の第3実施形態例につ
いて説明する。本例も印刷装置1’を使用するものであ
が、被フォーム画像にフォームデータを重ね書きするも
のである。
【0082】本例においても、両面印刷装置の内部構成
は図9を使用するものであり、両面印刷装置1’はI/
Fコントロール部2、給紙カセット3、4、両面給紙ユ
ニット5、排紙ロール対6、排紙口7、及び排紙スタッ
ク部8a、8b等で構成されている。給紙カセット3及
び4には、それぞれ異なる記録紙が積載されている。
【0083】ここで、図13は本例で使用される「制御
コマンド」の構成を説明する図である。この「制御コマ
ンド」は複写枚数指定部61、1枚目給紙口指定部6
2、1枚目の印刷モード指定部63、2枚目以降の給紙
口指定部64、2枚目以降の印刷モード指定部65で構
成されている。但し、本例では上述の複写枚数指定部6
1には複写枚数1枚が設定されている。次に、本例の処
理動作を説明する。
【0084】図14は本例の処理動作を説明するフロー
チャートである。前述と同様、先ずホスト機器39から
出力される印刷データを受信バッファ2−2−1に格納
し、MPU2−0の制御によって印刷データの解析処理
を行う。
【0085】先ず、MPU2−0は、現在の印刷ページ
のワークエリアに初期値をセットする(ステップ(以下
Wで示す)1)。次に、頁目(1頁目)の印刷データを
ページメモリ2−2−2に記憶する(W2)。
【0086】次に、前述と同様にして1枚目の給紙口の
設定し(W3)、更に1枚目の印刷モードの設定を行う
(W4)。次に、上述の設定に従ってページメモリ2−
2−2に画像データを描画し、1枚目の記録紙pを給紙
カセット3から供給し、画像形成部で画像データを描画
する(W5)。
【0087】図15はこの時の印刷イメージを示す図で
ある。同図において、「ソフト設計書」、「第1版」、
「1999.01.10」、「○○株式会社」、「−1
−」の被フォームデータに加えて、同図の右上の「見出
し」、左下の「File××」、右下の「1999.01.01」印刷
も行われる。
【0088】次に、2枚目以降の記録紙に印刷するフォ
ームデータをページメモリ2−2−2に展開する(W
6)。そして、2枚目以降の給紙口と印刷モードを設定
し(W7、W8)、2枚目以降の普通紙p’に対する印
刷処理を実行する(W9)。ここで、上述のフォームデ
ータのデータイメージは図16に示すものであり、同図
に示す網掛け部分を白く(ブランクに)塗りつぶすデー
タである。このため、ページメモリ頁2−2−2に展開
される上記フォームデータによって、被フォームデータ
の一部は白印字となる。すなわち、フォームデータの網
掛け部分に対応する被フォームデータの部分は白く塗り
つぶされる。
【0089】したがって、上述の処理によって作成され
る普通紙p’上の画像は、図17の印刷画像となる。す
なわち、前述の図14に示す被フォームデータの中で
「見出し」、「File××」、「1999.01.01」の文字、記
号、数値が白く塗りつぶされた印刷となる。
【0090】その後、現在の印刷ページを更新し(n+
1)(W10)、印刷すべきページが終了するまで上述
の処理を繰り返す(W11がN(ノー)、W2〜W1
1)。以上の処理により、管理用の文字、記号、数値等
が白く塗りつぶされ、被フォームデータのみを印刷した
普通紙p’を必要な枚数印刷することができる。
【0091】図18はこのことを説明する図である。す
なわち、印刷画像の1ページ目はヘッダやフッタが印刷
された原稿としての機能を有する印刷であり、2ページ
以降はページが更新する画像データの印刷となる。 <第4実施形態例>次に、本発明の第4実施形態例につ
いて説明する。
【0092】図19は、本例を説明するシステム構成図
であり、特にホスト機器39の構成を説明するものであ
る。ホスト機器39はアプリケーションプログラムに従
って印刷データを作成する。この印刷データはプリンタ
ドライバ73に出力され、印刷装置1による印刷処理に
対応する印刷データに変換された後、印刷装置1に出力
される。上述のプリンタドライバ73は印刷物ページ数
認識部73a、フェイスアップ/フェイスダウンコマン
ド出力部73bで構成されている。尚、印刷装置1は前
述の実施形態例で使用した装置で構成されている。
【0093】このような構成において、図20は本例の
処理を説明するフローチャートである。先ず、ホスト機
器39はアプリケーションプログラムに従って印刷デー
タを作成する(ステップ(以下Vで示す)1)。
【0094】次に、上述のアプリケーションプログラム
によって作成された印刷データは、プリンタドライバ7
3に供給され、プリンタドライバ73による処理が行わ
れる。この時、プリンタドライバ73内の印刷物ページ
数認識部73aは印刷データが1ページの印刷物か、又
は複数ページの印刷物か判断する(V2)。
【0095】ここで、印刷データが1ページの印刷物で
ある場合(V3がYES)、フェイスアップ/フェイス
ダウンコマンド出力部73bは印刷装置1に対してフェ
イスアップコマンドを出力する(V4)。すなわち、こ
の場合にはフェイスアップコマンドを印刷装置1に出力
することにより、図1に示す排紙方向切り換え板17を
実線位置に移動し、記録紙Pを排紙スタック部8bに出
力する。但し、この場合前述の実施形態例で説明したよ
うに、両面給紙ユニット5を介して、前述のB1〜B6
の搬送路を通り排紙スタック部8bに出力される。
【0096】一方、前述の判断(V3)において、アプ
リケーションプログラム72によって作成された印刷デ
ータが複数ページの印刷物である場合(V3がNO)、
フェイスアップ/フェイスダウンコマンド出力部73b
は印刷装置1に対してフェイスダウンコマンドを出力す
る(V6)。したがって、この場合には図1に示す排紙
方向切り換え板17を点線位置に移動し、記録紙PをF
Dスタック部8aに出力する。
【0097】以上のように処理することによって、印刷
データが1ページの印刷物である場合フェイスアップ排
紙し、その内容の認識を容易とする。一方、印刷データ
が複数ページの印刷物である場合フェイスダウン排紙を
行い、複数ページの印刷物をページ順に積載するもので
ある。
【0098】したがって、本例によれば記録紙Pの排紙
状態をフェイスアップ、又はフェイスダウン状態に自動
的に切り替え、印刷枚数に合わせて両方式の利点を生か
した印刷出力を行うことができる。
【0099】尚、上述の実施形態例の説明では、フェイ
スアップ/フェイスダウンの切り替えを自動的に行うも
のとしたが、この自動切り替えと、フェイスアップ固
定、フェイスダウン固定の各方式を変更可能に構成する
こともできる。
【0100】また、本例の方式によれば、フェイスダウ
ン排紙は前述の搬送経路A1→A2→A3→A4→A5
を使用して行われるが、フェイスアップ排紙では上述の
A1〜A5の経路を使用した後、完全排紙せず、前述の
両面印刷処理と同じように、再度記録紙PをB1→B2
→B3→B4→B5→B6の経路を介して搬送し、FD
スタック部8aに排紙するものである。
【0101】尚、上述の実施形態例の説明では同一画像
を1枚印刷する場合と複数枚印刷する場合で排紙スタッ
ク部の選択を行ったが、本発明はこの例に限るものでは
ない。例えば、1枚印刷の場合試し印刷と判断し、トナ
ーセーブモードで印刷処理を行い、2枚以上の印刷の場
合試し印刷ではなく、実印刷であると判断し、非トナー
セーブモードで印刷処理を行う構成の印刷装置も含まれ
る。
【0102】また、1枚印刷の場合定着装置に記録紙P
が進入するインターバルが長いので、通常の定着温度で
定着処理を行い、2枚以上の印刷の場合記録紙Pが進入
するインターバルが短いので、温度低下が見込まれるま
で高温の定着温度で定着処理を行う構成としてもよい。
【0103】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば同じ画像データを複写する際、メモリへの1回の画
像データの展開処理によって、OHP用の記録紙や厚紙
等に原稿としての機能を有する印刷を行い、普通紙に配
布用の印刷を行うことができる。
【0104】また、普通紙への印刷処理は、両面印刷を
行うこともできる。また、被フォームデータにフォーム
データを合成することによって、ヘッダやフッタを最初
の原稿としての記録紙のみに印刷を行い、以後の普通紙
等の記録紙には上記印刷を行わない処理も実現できる。
【0105】また、分割印刷画像を合成するマークを記
録紙の裏面に印刷することによって、表面の印刷領域を
拡大することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態例を説明する印刷装置の内部構成
図である。
【図2】印刷装置のシステムブロック図である。
【図3】本例装置内に用紙を1枚毎に搬入して両面印字
を行う「1枚内蔵両面印刷」の場合の処理の順序を示す
説明図であり、(a)は印刷の処理(プロセス)の順序
を示し、(b)は印刷順序を示し、(c)は印刷済みの
記録紙の排出状態を示す。
【図4】「2枚内蔵両面印刷」の場合の処理の順序を示
し、(a)は1枚目の記録紙を印刷する処理(プロセ
ス)順序と印刷順序を示し、(b)は2枚目の記録紙を
印刷するプロセス順序と印刷順序を示し、(c)は印刷
済みの2枚の記録紙の排出状態を示している。
【図5】システムRAM内に設けられた分割データフラ
グに格納される各分割画像がもつフラグを示した図であ
るファイルデータの構成を説明する図である。
【図6】ホスト機器に組み込まれている不図示のプリン
タドライバで行う処理を示すフローチャートである。
【図7】ホスト機器から分割画像処理コマンドを受け取
った時の分割画像印刷処理を示すフローチャートであ
る。
【図8】表面の印字開始位置と分割データフラグの関
係、及び、裏面の切断線となる直線ライン位置と分割デ
ータフラグの関係と位置合わせマーク位置を、表裏とも
に印刷する面から見たもので用紙送り方向の先端を上端
とした図を示す図である。
【図9】第2実施形態例を説明する印刷装置内部の構成
図である。
【図10】第2実施形態例の「複写枚数制御コマンド」
のデータ構成を説明する図である。
【図11】第2実施形態例の処理動作を説明するフロー
チャートである。
【図12】第2実施形態例の印刷結果を説明する図であ
る。
【図13】第3実施形態例の「複写枚数制御コマンド」
のデータ構成を説明する図である。
【図14】第3実施形態例の処理動作を説明するフロー
チャートである。
【図15】被フォームデータの印刷状態を説明する図で
ある。
【図16】フォームデータの構成を説明する図である。
【図17】合成データの構成を説明する図である。
【図18】第3実施形態例の印刷結果を説明する図であ
る。
【図19】第4実施形態例のシステム構成を説明する図
である。
【図20】第4実施形態例の処理動作を説明するフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 印刷装置 2 I/Fコントロール部 2−0 MPU 2−1 システムROM 2−2 システムRAM 2−3 フォントROM 2−5 外部I/F制御部 2−6 メモリ・I/0(入出力)制御部 2−7 ビデオI/0制御部 2−8 ブザー制御部 2−9 ブザー 2−10 操作・表示制御部 2−2−1 受信バッファ 2−2−2 ページメモリ 2−2−3 分割サイズメモリ 2−2−4 分割データフラグ 3、4 給紙カセット 5 両面給紙ユニット 5−1 スイッチバックモータ 5−2 逆送ロール対 5−3 搬送モータ 5−4、5−5 搬送ロール対 6 排紙ロール対 7 排紙口 8 操作・表示部 8a、8b 排紙スタック部 11a、11b 給紙コロ 12 搬送ロール対 13 待機ロール対 14 画像形成部 15 定着ロール対 16 用紙ガイドレバー 17 排紙方向切り換え板 20 トナー・ドラムセット 21 感光体ドラム 22 初期化帯電ローラ 23 プリンタヘッド 23−1 レーザー光 23−2 発光部 23−3、23−4 反射鏡 23−5 出射鏡 24 現像器 24−1 現像ローラ 25 転写器 26 メインモータ 30 プリントエンジン部 31 ホスト機器 32 エンジン制御部 34 カセット給紙部 39 ホスト機器 41〜48 順序 51、61 複写枚数指定部 52、62 1枚目給紙口指定部 53、63 1枚目の印刷モード指定部 54、64 2枚目以降の給紙口指定部 55、65 2枚目以降の印刷モード指定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 正樹 東京都東大和市桜が丘2丁目229 番地 カシオ電子工業株式会社内 (72)発明者 斉藤 浩 東京都東大和市桜が丘2丁目229 番地 カシオ電子工業株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1ページの原稿データに対する複写印刷
    処理の枚数を計数する計数手段と、 該計数手段がn枚計数する間、第1の記録紙に対して第
    1の印刷処理を行う第1の印刷処理手段と、 前記計数手段がn+1枚以降の計数を行う間、第2の記
    録紙に対して第2の印刷処理を行う第2の印刷処理手段
    と、 前記計数手段がn+1枚目を計数する時、前記第1の印
    刷処理から前記第2の印刷処理に切り換える切り換え制
    御手段と、 を有することを特徴とする印刷装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の印刷処理手段は、第1の給紙
    部に収納された記録紙を給紙し、前記第2の印刷処理手
    段は、第2の給紙部に収納された記録紙を給紙すること
    を特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の印刷処理手段は片面印刷処理
    であり、前記第2の印刷処理手段は両面印刷処理である
    ことを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の印刷処理手段は第1の排紙部
    に記録紙を排紙し、前記第2の印刷処理手段は第2の排
    紙部に記録紙を排紙することを特徴とする請求項1記載
    の印刷装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の印刷処理手段は、被フォーム
    データのみを印刷出力し、前記第2の印刷処理手段は、
    前記被フォームデータにフォームデータを合成して印刷
    出力することを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の印刷処理手段は、被フォーム
    データにフォームデータを合成して印刷出力し、前記第
    2の印刷処理手段は、前記被フォームデータのみを出力
    することを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  7. 【請求項7】 原稿データのページ数を計数する計数手
    段と、 mページまでの前記原稿データに対して第1の印刷処理
    を行う第1の印刷処理手段と、 m+1ページ以降の原稿データに対して第2の印刷処理
    を行う第2の印刷処理手段と、 前記計数手段がm+1ページを計数する時、前記第1の
    印刷処理に処理から前記第2の印刷処理に切り換える切
    り換え制御手段と、 を有することを特徴とする印刷装置。
  8. 【請求項8】 前記第1の印刷処理手段は、第1の給紙
    部に収納された記録紙を給紙し、前記第2の印刷処理手
    段は、第2の給紙部に収納された記録紙を給紙すること
    を特徴とする請求項7記載の印刷装置。
  9. 【請求項9】 前記第1の印刷処理手段は片面印刷処理
    であり、前記第2の印刷処理手段は両面印刷処理である
    ことを特徴とする請求項7記載の印刷装置。
  10. 【請求項10】 前記第1の印刷処理手段は第1の排紙
    部に記録紙を排紙し、前記第2の印刷処理手段は第2の
    排紙部に記録紙を排紙することを特徴とする請求項7記
    載の印刷装置。
  11. 【請求項11】 前記第1の印刷処理手段は、被フォー
    ムデータのみを印刷出力し、前記第2の印刷処理手段
    は、前記被フォームデータにフォームデータを合成して
    印刷出力することを特徴とする請求項7記載の印刷装
    置。
  12. 【請求項12】 前記第1の印刷処理手段は、被フォー
    ムデータにフォームデータを合成して印刷出力し、前記
    第2の印刷処理手段は、前記被フォームデータのみを出
    力することを特徴とする請求項7記載の印刷装置。
JP9297501A 1997-10-29 1997-10-29 印刷装置 Abandoned JPH11129580A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007241662A (ja) * 2006-03-08 2007-09-20 King Jim Co Ltd 小印刷物作成装置、小印刷物作成方法及び小印刷物作成プログラム
CN104275947A (zh) * 2013-07-04 2015-01-14 精工爱普生株式会社 打印机及其控制方法

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