JPH0522840Y2 - - Google Patents

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JPH0522840Y2
JPH0522840Y2 JP1986151368U JP15136886U JPH0522840Y2 JP H0522840 Y2 JPH0522840 Y2 JP H0522840Y2 JP 1986151368 U JP1986151368 U JP 1986151368U JP 15136886 U JP15136886 U JP 15136886U JP H0522840 Y2 JPH0522840 Y2 JP H0522840Y2
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JP
Japan
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centering
annular body
tire
roller
arm
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JP1986151368U
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JPS6357541U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 A 産業上の利用分野 本考案は、タイヤ等の環状体のセンタリング装
置に関するものである。
B 従来の技術 例えば、全自動タイヤ動釣合試験装置において
は、バランサーの前段にタイヤホイールのボルト
穴検出部を設け、ここでタイヤホイールを回転さ
せてボルト穴を所定の回転角度位置に位置合わせ
し、この状態のタイヤを次段のバランサーへ搬送
してバランサーのチヤツクに取付ける。
このようなボルト穴検出部においては、搬送路
上を搬入されるタイヤの先端を光電管で検出し、
第3図に示すようにタイヤの中心Xがボルト穴検
出部の中心Oを行き過ぎた位置となるようにタイ
ヤを停止させ(第3図に二点鎖線で示す)、この
状態のタイヤTをセンタリング装置10でセンタ
リングする。
このセンタリング装置10は、搬送方向Lの一
方の側に設けられ、軸芯Y1を中心に矢印方向に
揺動するアーム1a,1bと、他方の側に設けら
れ、中心Y2を中心に矢印方向に揺動するアーム
2a,2bとを有し、各アーム先端にローラ3
a,3b,4a,4bが固設されている。図示し
ない駆動機構により4本のセンタリングアーム1
a,1b,2a,2bを連動して揺動することに
よりタイヤTのセンタリングを行なう。
C 考案が解決しようとする問題点 しかしながら、従来のセンタリング装置におい
て、全てのローラが固定されているため、行き過
ぎたタイヤTを固定ローラ3a,4aでセンタリ
ングする際、タイヤTとローラ3a,4aとの間
の摩擦力によりアームに不所望の反力が発生しタ
イヤTをセンタリングすべき移動できないことが
あつた。
本考案は、このような問題点を解消するセンタ
リング装置を提供することを目的としている。
D 問題点を解決するための手段 環状体の外周面と離接するよう揺動する一対の
センタリングアームを少なくとも2対備え、前記
一対のセンタリングアームのうち環状体に先に当
接するよう運動するセンタリングアームに回転可
能に取付けられるローラと、前記一対のセンタリ
ングアームのうち環状体に後に当接するよう運動
するセンタリングアームに固定して取付けられる
ローラと、環状品を基準中心に向けて押圧移動す
るよう前記センタリングアームを揺動させる駆動
機構とを設ける。
E 作用 環状体をセンタリングする際に各センタリング
アームの回転可能なローラが先に環状体と当接
し、ローラが回転しつつ環状体がセンタリング方
向に移動される。したがつて、ローラと環状体と
の間の摩擦力が低減されセンタリングアームに不
所望の反力が作用せず、環状体は確実にセンタリ
ングされる。
F 実施例 以下、本考案を図示する一実施例に基づいて説
明する。
平面図である第1図およびその−面図であ
る第2図に示すように、ボルト穴検出部近傍の基
台11には軸12,13が軸支され、その先端に
センタリングアーム14a,14bが固着されて
いる。センタリングアーム14aに立設された軸
14cにローラ14dが回転可能に装着され、セ
ンタリングアーム14bに立設された軸14eに
ローラ14fが固着されている。軸12,13に
は互いに噛合するギヤ15,16が一体に回転す
るように取付けられ、一方の軸12は作動レバー
17を介して流体圧シリンダ18により回転され
る。流体圧シリンダ18により作動レバー17を
揺動させて、一方のセンタリングアーム14aを
揺動させると駆動ギヤ15,16により他方のセ
ンタリングアーム14bが同期して揺動する。こ
れらの各要素は、搬送路の両側にそれぞれ設けら
れる。
なお、流体圧シリンダ18を片側に1台設置
し、両側のセンタリングアームをリンク機構によ
り連結し、機械的に連動させてもよい。
この構成において、タイヤTを行き過ぎた位置
に停止させ、流体圧シリンダ18によりセンタリ
ングアーム14a,14bをボルト穴検出部の中
心O方向に揺動させると、まず回転ローラ14d
がタイヤTの外周面に当接して第1図の矢印方向
に回転しつつタイヤTを中心Oに押圧移動してセ
ンタリングする。
センタリング完了後、センタリングアーム14
a,14bを逆転させてローラ14dを退避さ
せ、その後、タイヤホイールのボルト穴検出、位
置決めを行なう。次いで、再びセンタリングアー
ム14a,14bをタイヤ側に揺動してローラ1
4d,14fによりタイヤTを挟持して次工程の
バランサーへ搬送する。この際、ローラ14fが
回転しないから位置ぎめされたタイヤが回転せず
位置ぎめされたまま搬送される。
なお、A側のローラ14dを固定、B側のロー
ラ14fを回転可能とし、タイヤの停止位置をB
側にずらしてもよい。
さらに、タイヤのバランサに限らず、その他の
環状体のセンタリングにも本考案を適用できる。
G 考案の効果 本考案は、以上のような構成であるから、比較
的簡単な構成により環状体のセンタリングを容易
かつ確実に行なうことができる。また、一対のセ
ンタリングアームのうち環状体に後に当接する側
にローラを固定して取付けたため、このローラは
回転することがなく、したがつて、センタリング
された環状体の搬送をこれらのセンタリングアー
ムを用いて行う場合に環状体を回転させることな
く確実に固定し、センタリングされた位置決め状
態での搬送を行うことを可能とする。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本考案の一実施例を示
し、第1図は平面図、第2図はその−面図、
第3図は従来のセンタリング装置を示す。 14a,14b……センタリングアーム、14
d,14f……ローラ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 環状体の外周面と離接するよう揺動する一対の
    センタリングアームを少なくとも2対備え、前記
    一対のセンタリングアームのうち環状体に先に当
    接するよう運動するセンタリングアームに回転可
    能に取付けられるローラと、前記一対のセンタリ
    ングアームのうち環状体に後に当接するよう運動
    するセンタリングアームに固定して取付けられる
    ローラと、環状体を基準中心に向けて押圧移動す
    るよう前記センタリングアームを揺動させる駆動
    機構とからなることを特徴とする環状体のセンタ
    リング装置。
JP1986151368U 1986-09-30 1986-09-30 Expired - Lifetime JPH0522840Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1986151368U JPH0522840Y2 (ja) 1986-09-30 1986-09-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986151368U JPH0522840Y2 (ja) 1986-09-30 1986-09-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6357541U JPS6357541U (ja) 1988-04-16
JPH0522840Y2 true JPH0522840Y2 (ja) 1993-06-11

Family

ID=31068379

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JP1986151368U Expired - Lifetime JPH0522840Y2 (ja) 1986-09-30 1986-09-30

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JP (1) JPH0522840Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60144228U (ja) * 1984-03-02 1985-09-25 日立エーアイシー株式会社 プラスチツクフイルムコンデンサ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6357541U (ja) 1988-04-16

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