JPH0741289Y2 - 作業車輌の作業部旋回装置 - Google Patents

作業車輌の作業部旋回装置

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JPH0741289Y2
JPH0741289Y2 JP11310689U JP11310689U JPH0741289Y2 JP H0741289 Y2 JPH0741289 Y2 JP H0741289Y2 JP 11310689 U JP11310689 U JP 11310689U JP 11310689 U JP11310689 U JP 11310689U JP H0741289 Y2 JPH0741289 Y2 JP H0741289Y2
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JP
Japan
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working
support shaft
swivel
unit
fixed
Prior art date
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JP11310689U
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JPH0350803U (ja
Inventor
建治 伊藤
正躬 松岡
馨 佐野
弘章 山崎
久男 野上
正博 桑垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
Original Assignee
MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は、作業車輌に係り、詳しくは作業部が旋回する
構造を有する作業車輌の作業部旋回装置に関する。
(ロ)従来の技術 従来、作業部が旋回する構造を有する作業車輌の旋回部
分における配管等はブロック状になっているので、これ
ら摺動部分のシールは油漏れ等を防ぐため充分になされ
ており、また作業部の電気装置に配線する場合に旋回部
分にはスリップリング等が使用されている。また、この
ような作業部が旋回する構造を有する作業車輌では、作
業部の重量は、通常、誤作業部を旋回させる旋回支軸と
その軸受とによって担持されている。
(ハ)考案が解決しようとする課題 そのため、配管の摺動部分の重量がかなりのものとな
り、旋回部分の回動トルクも大きくとる必要があり、ま
た電気配線においても回路数が多いとスリップリングが
多重構造となり寸法的に大きなものとなってしまう。ま
た、作業部の重量を旋回支軸と軸受とによって担持させ
ることによって耐久性に問題が生じる場合もある。
(ニ)課題を解決するための手段 本考案は、上述課題を解決するためになされたものであ
って、例えば第1図又は第2図(a),(b)を参照し
て示すと、作業部(7),(11),(16)が旋回する構
造の作業車輌(1)において、該作業部(7),(1
1),(16)を旋回させ、中に配管、電線等を通し得る
円筒形状の旋回支軸(47)と、該旋回支軸(47)のラジ
アル方向の移動を規制する軸受(55)と、該旋回支軸
(47)を回動する駆動部(70)と、該旋回支軸(47)の
外方に同軸上に配置されて、かつ車輌本体(1)に固定
されて水平に位置する円盤(53)と、前記作業部
(7),(11),(16)に固着され、該円盤(53)の上
面に当接・摺動し、該作業部の重量を担持する摺動部材
(45)と、を備えたことを特徴としている。
(ホ)作用 上述構成に基づき、作業車輌の作業部を旋回させるため
に駆動部(70)を作動させると、駆動部の動きに連動す
る旋回支軸(47)が回動して、これに伴い作業部が旋回
する。そして、該作業部の重量は、該作業部に固着され
た摺動部材(45)が車輌本体(1)に固着されて水平に
位置する円盤(53)上に当接・摺動することによって担
持される。このため、作業部の重量は旋回支軸(47)を
通して軸受55に加わらず、軸受(55)は旋回支軸(47)
のラジアル方向の移動のみを規制している。
なお、カッコ内の符号は、図面を参照するためのもので
あって、何等構成を限定するものではない。
(ヘ)実施例 以下、図面に沿って、本考案による実施例について説明
する。
施肥、防除、除草等の中間管理を行う管理機1は第2図
に示すように、車輪2a,2b及び車輪3a,3bにて支持されて
いる略々矩形状の機体フレーム5を有しており、該機体
フレーム5の中央上部に設置した旋回支軸47には水平方
向回動自在に旋回部7が設けられている。また、該旋回
部7にはリンク9,10が上下方向回動可能に軸支されてお
り、該リンク9,10の先端にはスティック11が取付けられ
ている。該スティック11はリンク9,10の回動に伴い上下
方向自在に位置し得るように構成されている。そして、
リンク9の回動基部近傍には旋回部7に設置された油圧
シリンダ13の一端が連結されている。
一方、リンク9,10が取付けられている場所と反対側の旋
回部7には平行リンク15が取付けられており、該平行リ
ンク15の先端には施肥作業機16が取付けられている。そ
して、該平行リンク15の他端には油圧シリンダ(図示せ
ず)が取付けられており、該油圧シリンダの作動により
施肥作業機16が昇降自在となるように構成されている。
更に、旋回部7の中央部には旋回部7を挟むように施肥
タンクが設置されており、ホースを介して施肥作業機16
に肥料を送っている。
また一方、機体フレーム5の下方におけるプレート21に
はエンジン23、トランスミッション25、ソレノイドバル
ブ、油圧ポンプ、バッテリ及び制御部29等が配置されて
おり、また前記旋回部7には作業機等に用いるソレノイ
ドバルブ26等が配置されて、前記スティック11、作業機
16等を制御している。
そして、前記旋回部7は、第1図(a)又は(b)に示
すように、管理機1の走行フレーム60に固定部分が設け
られており、該固定部分に旋回部7が回動自在に係合し
ている。即ち、走行フレーム60の上部に外観が輪の形状
を有する円盤53が固定されている。該円盤53は高さが等
しく半径の異なる大小の円筒53a,53bからなり、これら
を同軸上に配置して上下面に蓋53c,53dを固着した形状
であって、これに支持部材54を固着して走行フレーム60
にネジ51でもって固定されている。また、該円盤53には
ネジ52によって軸受55が固定されており、該軸受55は左
右対称形をしている二個の部品から成り立っている。該
軸受55を対称に配置すると、中央は中空となって、その
中央の端が立上がり直径は後述する旋回支軸47と同径と
なっている。
一方、旋回部7としては中空の断面四角形の旋回フレー
ム40が二本平行に配置されており、該フレーム40と直交
する形で同形状の旋回フレーム41が二本略々梯状に固着
されている。更に、これらの旋回フレーム41の内側にも
該旋回フレーム41と直交する形で旋回支軸支持部材44が
固着されている。該旋回支軸支持部材44の中央部には、
ネジ42をもって中空円筒状の旋回支軸47が固定されてお
り、該旋回支軸47の端部にはスプロケット43が固着され
ている。そして、該スプロケット43の輪の部分に前記軸
受55が回動自在に嵌合している。
また、二本の旋回フレーム41にはその下面にそれぞれ二
箇所の摺動部材45が固着されており、これらが旋回支軸
47の回動によって旋回しても、摺動部材45は常に前記円
盤53の上に当接・摺動するように配置されている。ま
た、前記二本の旋回フレーム40にはそれぞれ二箇所に旋
回アーム46が固定されており、前記円盤53の下面に若干
の隙間をもって摺動自在に構成されている。
そして、作業機16及びスティック11等の重量は旋回フレ
ーム40,41によって担持されており、これら作業機16、
旋回フレーム40,41、前記ソレノイドバルブ26、油圧シ
リンダ13等を総称して作業部と呼んでいる。
また一方、旋回部7を回動駆動する駆動部としての油圧
アクチュエータ70は、管理機1の走行フレーム60に固定
されており、スプロケット71及びチェーンを介して旋回
支軸47に固着されたスプロケット43を回動し、これに伴
い旋回部7が旋回する。
また、該旋回部7に設けられているソレノイドバルブ26
及び電装部品等に接続される配管57、配線59等は、まず
管理機1のトランスミッション25にその一部をネジ61で
もって固定され、中空状の軸受55及び旋回支軸47を挿通
した状態で立設されている。そして、該配管57の上部の
首部材58は360度回動可能に構成されており、また配線5
9も組配線とされ360度回動可能であり、その端部はコネ
クタによって結合されるように構成されている。
本実施例は以上のような構成よりなるので、施肥作業機
16及びスティック11等の作業部を旋回させるには、アク
チュエータ70を作動させる。すると、スプロケット71が
回動し、チェーンを介して旋回支軸47に固着されたスプ
ロケット43が回動する。これに伴い、旋回支軸47が回動
して、旋回フレーム40も旋回する。この場合に、作業部
の重量は旋回フレーム40,41を介して、旋回フレーム41
の下面に固着された摺動部材45によって円盤53上にかか
り、旋回支軸47と軸受55とのスラスト方向には若干の隙
間ができ、旋回支軸47と軸受55とにはかからず、該軸受
55は旋回支軸47のラジアル方向の移動を規制しているの
みである。
また、施肥作業機16を昇降させ、或はスティック11を圃
場に突いて管理機1の方向転換を行うときに旋回フレー
ム40の一方に上向きの力が加わる場合がある。この場合
には、旋回フレーム40に固着された旋回アーム46が円盤
53の下面に当接してその力を受けることになり、軸受55
に直接力が加わることがない。
また、旋回支軸47が中空の円筒形であるので、その中を
配管、配線等を挿通することができ、旋回部の構造を小
型軽量にすることができる。
(ト)考案の効果 以上説明したように、本考案によれば、作業部の重量を
摺動部材(45)によって、車輌本体(1)に固定した円
盤(53)上に受けるようにしたので、旋回支軸(47)及
び軸受(55)には重量がかからず、軸受(55)等の耐久
性を向上することができる。また、旋回支軸(47)及び
軸受(55)共に中空にしたので、中に配管、電線等を通
すことができ、配管等のシール部分が簡単になり、旋回
部分の回動トルクの減少を図ることができ、更に電気配
線のスリップリングが不要のため全体とし軽量小型化を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る作業車輌の側面概略図、第2図
(a)は旋回部の平面図、第2図(b)は側面図であ
る。 1……作業車輌(管理機)、7……作業部(旋回部)、
11……作業部(スティック)、16……作業部(施肥作業
機)、45……摺動部材、47……旋回支軸、53……円盤、
55……軸受、70……駆動部(油圧アクチュエータ)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 山崎 弘章 島根県八束郡東出雲町大字揖屋町667番地 1 三菱農機株式会社内 (72)考案者 野上 久男 島根県八束郡東出雲町大字揖屋町667番地 1 三菱農機株式会社内 (72)考案者 桑垣 正博 島根県八束郡東出雲町大字揖屋町667番地 1 三菱農機株式会社内 (56)参考文献 実公 昭60−13288(JP,Y2)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】作業部が旋回する構造の作業車輌におい
    て、 該作業部を旋回させ、中に配管、電線等を通し得る円筒
    形状の旋回支軸と、 該旋回支軸のラジアル方向の移動を規制する軸受と、 該旋回支軸を回動する駆動部と、 該旋回支軸の外方に同軸上に配置されて、かつ車輌本体
    に固定されて水平に位置する円盤と、 前記作業部に固着され、該円盤の上面に当接・摺動し、
    該作業部の重量を担持する摺動部材と、 を備えてなる作業車輌の作業部旋回装置。
JP11310689U 1989-09-26 1989-09-26 作業車輌の作業部旋回装置 Expired - Lifetime JPH0741289Y2 (ja)

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JPH0350803U JPH0350803U (ja) 1991-05-17
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