JPH052270Y2 - - Google Patents

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JPH052270Y2
JPH052270Y2 JP4600588U JP4600588U JPH052270Y2 JP H052270 Y2 JPH052270 Y2 JP H052270Y2 JP 4600588 U JP4600588 U JP 4600588U JP 4600588 U JP4600588 U JP 4600588U JP H052270 Y2 JPH052270 Y2 JP H052270Y2
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JP
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workpiece
posture
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converting
pressing
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JP4600588U
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  • Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は例えばコネクテイングロツド(以下、
コンロツドと呼ぶ)等のワークを水平姿勢から垂
直姿勢に変換するワーク姿勢変換装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、例えばコンロツド等のワークを姿勢変換
する装置として、チヤツク爪を拡開してコンロツ
ドの大端部及び小端部の加工孔を把持したり、バ
ネ等のスプリング力によりクランプ爪を押圧して
コンロツドの加工孔部をクランプして、駆動源を
作動させ回動軸を回動させて水平の姿勢から90度
回動させて垂直姿勢に変換するマニプレータ装置
等が知られている。
〔考案が解決しようとする課題〕 しかしながら、このような姿勢変換装置は、既
に加工された精度を要するクランクピン係合孔や
ピストンピンが圧入される孔を把むため、加工面
に打痕や傷をつける惧れがあり問題となるもので
あつた。
また、単にコンロツド等のワークの姿勢を変換
するだけのためにマニプレータ装置等を使用する
ことはコスト的にも高くつくという問題もあつ
た。
本考案は上記の点に鑑み創案されたもので、既
に加工された精度を要する加工孔に打痕や傷をつ
ける惧れがなく、簡単構造で安価なワーク姿勢変
換装置を提供するにある。
〔課題を解決するための手段及びその作用〕
上記の課題を解決するため、本考案において
は、ワークを水平姿勢から垂直姿勢に変換するワ
ーク姿勢変換装置において、前記ワークの基端部
端面を押圧する進退自在な押圧部材と、該押圧部
材を通路に沿つて移動させる駆動源と、前記ワー
クの先端部の一部を載置し次第に上方へ傾斜する
傾斜支持部材と、該傾斜支持部材と対向する位置
に設けられ次第に前記傾斜支持部材に向つて通路
を挟幅に形成するガイド部材とを具備することを
特徴とする。
上記構成を採用したことにより、ワークは押圧
部材に当接されて通路に沿つて移動することによ
り、傾斜支持部材とガイド部材にならわされて水
平姿勢から垂直姿勢に姿勢を変換する。
〔実施例〕
以下本考案の一実施例を図面に基づき詳細に説
明する。
第1図は本考案の一実施例の正面図、第2図は
同じく平面図、第3図は同じく右側面図である。
本考案の実施例は、ワークをエンジン等に使用
されるコンロツドにした場合である。第1図乃至
第3図に示す如く、本ワーク姿勢変換装置Aは二
つの基台1,2上に設けられ、第1図中右側に設
けられたプツシヤー(図示せず)を含む前工程の
搬送装置(図示せず)及びスライドシユート3を
含むベースBと、第1図中左側に設けられた後工
程の搬送装置Dとに挟まれて配置されている。前
記手前側の基台1上には枠体4上に駆動源である
シリンダ5が水平方向に取着され、そのピストン
ロツド6がスライダー7に取着されている。該ス
ライダー7は前記枠体4の上下に設けられた一対
の案内棒8,9にガイドされて水平方向に摺動可
能になつている。前記スライダー7の右下方には
ブラケツト10を介してピン体11に枢支された
押圧爪12が設けられ、該押圧爪12の基部の突
出部12aと前記ブラケツト10の突出部10a
の間にスプリング13が張架されている。前記手
前側の基台1の右側(即ち前工程のベースB側)
には、前記押圧爪12が初期位置(二点鎖線で示
した位置)にある時、スライドシユート3を開放
するために押圧爪12を回動状態にする支持部材
14が設けられている。
一方、後側の基台2上にはコンロツドCの搬送
通路となる底板15が設けられ、第2図中手前側
にはコンロツドCの先端部の一部を載置し次第に
上方に傾斜する傾斜支持部材16が、第2図中後
側の該傾斜支持部材16と対向する位置には次第
に前記傾斜支持部材16に向つて通路を挟幅に形
成するガイド部材17が設けられている。なお、
18,19は押圧爪12が初期位置と最終位置に
あることを検知するリミツトスイツチである。
次に本ワーク姿勢変換装置の動作について説明
する。コンロツドCがスライドシユート3上を図
示しないプツシヤーで押圧搬送され、定位置にて
停止すると、シリンダ5が作動してスライダー7
を第1図の右方から左方に移動させる。スライダ
ー7が移動すると、該スライダー7に一体的に取
着されている押圧爪12が、支持部材5との面着
状態から開放され、スプリング13によつてピン
体11を支点として床面に対して直交状態とな
る。押圧爪12がスプリングによつて緊張され、
シリンダ5の作動で第1図左方に移動すると、押
圧爪12は進行方向に在るコンロツドCの基端部
がある小端部端面に当接しながら、コンロツドC
の先端部である大端部の一面を次第に傾斜する傾
斜支持部材16に載置させながら、且つ大端部の
他端を底板15に支持されながら進行し、更に底
板15に支持されている肩部が次第に通路を挟く
しているガイド部材17に当接しながら進行し、
押圧爪12の最終位置でスライドシユート3に搬
入された姿勢より90度回動した状態となる。
なお、実施例ではワークをコンロツドとした場
合を説明したが、ワークをコンロツドに限定する
ものではないことは勿論である。
〔考案の効果〕
以上説明した如く、本考案によれば、ワークの
加工孔に何ら干渉することがないので、加工後の
ワークの精度に何ら問題を残すことがないと共
に、ワークを単に押圧させるだけで水平姿勢から
垂直姿勢に変換することができるので構造が簡単
な安価な装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
実施例の第1図は本考案の一実施例の正面図、
第2図は同じく平面図、第3図は同じく右側面
図、第4図は第2図の−線断面図である。 A……ワーク姿勢変換装置、C……コンロツ
ド、1,2……基台、3……スライドシユート、
5……シリンダ、6……ピストンロツド、7……
スライダー、11……ピン体、12……押圧爪、
13……スプリング、14……支持部材、15…
…底板、16……傾斜支持部材、17……ガイド
部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ワークを水平姿勢から垂直姿勢に変換するワー
    ク姿勢変換装置において、前記ワークの基端部端
    面を押圧する進退自在な押圧部材と、該押圧部材
    を通路に沿つて移動させる駆動源と、前記ワーク
    の先端部の一部を載置し次第に上方へ傾斜する傾
    斜支持部材と、該傾斜支持部材と対向する位置に
    設けられ次第に前記傾斜支持部材に向つて通路を
    挟幅に形成するガイド部材とを具備することを特
    徴とするワーク姿勢変換装置。
JP4600588U 1988-04-05 1988-04-05 Expired - Lifetime JPH052270Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4600588U JPH052270Y2 (ja) 1988-04-05 1988-04-05

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JP4600588U JPH052270Y2 (ja) 1988-04-05 1988-04-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01149241U JPH01149241U (ja) 1989-10-16
JPH052270Y2 true JPH052270Y2 (ja) 1993-01-20

Family

ID=31272292

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JP4600588U Expired - Lifetime JPH052270Y2 (ja) 1988-04-05 1988-04-05

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JPH01149241U (ja) 1989-10-16

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