JPH0639868Y2 - クランプ装置 - Google Patents

クランプ装置

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JPH0639868Y2
JPH0639868Y2 JP1988160075U JP16007588U JPH0639868Y2 JP H0639868 Y2 JPH0639868 Y2 JP H0639868Y2 JP 1988160075 U JP1988160075 U JP 1988160075U JP 16007588 U JP16007588 U JP 16007588U JP H0639868 Y2 JPH0639868 Y2 JP H0639868Y2
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JP
Japan
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clamp
work
claw
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clamp device
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邦義 増田
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Toyota Motor Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はワークの加工、組立を行なう装置などに使用さ
れ、ワークを保持するクランプ装置の改良に関する。
〔従来の技術〕
ワークの加工、組立てを行なう装置などに使用され、ワ
ークを保持するクランプ装置は、従来は第8図に示すよ
うに構成されていた。
すなわちワーク1を載置する支持台2には固定支点ピン
3を介して一対のクランプアーム4が回動可能に支持さ
れており、これらのクランプアーム4の下端はそれぞれ
リンク5を介してクランプシリンダ6のロッド7の先端
に連結されている。そしてロッド7が矢印F方向に前進
することによりクランプアーム4が矢印G方向に回動
し、クランプアーム4の先端がワーク1を支持台2上に
押し付けることによりワーク1のクランプを行なう。
なお、この種のクランプ装置としては、実開昭63-10393
3号公報に記載されたように、一対のピストンのうち一
方のストロークを一定としてチャックの片側のツメの基
準位置を一定とした提案が公知である。
〔考案が解決しようとする課題〕 しかしながら、第8図に示すようにクランプ装置による
と、第9図乃至第11図に示すようなワーク1の中央の膨
らみ部を内側からクランプするとき、Z方向の位置決め
を支持台2によって行なわれ、ワーク1の長手方向であ
るX方向の位置決めは支持台2に簡単な基準面を設ける
ことにより容易に行なわれるが、Y方向の位置決めは行
なわれていない。このためワーク1に小物部品1aなどを
組付け溶接するときに、ワーク1がY方向において変位
していると、小物部品1aなどの組付精度が低下するとい
う問題があった。
なお、前記公報に記載された提案はワークの外形の一方
の側の基準位置を設定するものであり、ワークの変形に
対応する位置決めについては配慮されていなかった。
本考案は上記事情に鑑みてなされたものであり、クラン
プ部分に寸法差があっても精度よく位置決めを行なって
クランプすることのできる簡単な構造のクランプ装置を
提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は上記目的を達成するために、支持台上に載置さ
れたワークをリンクを介してシリンダによって駆動され
る一対のクランプアームによりクランプするクランプ装
置において、互いに外方に移動して内側からクランプす
るクランプアームのそれぞれ先端部に前記ワークの上面
に当接する面と該ワークの側面に当接する面とを形成し
たクランプ爪を支点ピンにより回動自在に設けたもので
ある。
〔作用〕
上記の構成によると、シリンダの駆動により左右一対の
クランプアームは対称的に回動し、ワークの内側の側面
にクランプ爪の一面が当接する。このときクランプ爪は
クランプアームに回動自在に取り付けられているので、
このクランプ爪の一面はワークの側面に平行な状態で当
接し、ワークは支持台に対して平行な方向に調心して位
置決めされる。またクランプ爪に他の一面を形成するこ
とにより、同時にクランプ爪のこの一面によりワークを
支持台上に押し付けてクランプすることができる。すな
わち、ワークの対向する内側の側面間に多少の位置ずれ
や寸法差があっても、調心して正確に位置決めし、支持
台上にクランプすることができる。
〔実施例〕
以下、本考案に係るクランプ装置の一実施例を図面を参
照して説明する。
第1図乃至第5図に本考案の一実施例を示す。図におい
て、第8図に示す従来例と同一または同等部分には同一
符号を付して示す。
治具定盤8上にはイケール9が立設されており、このイ
ケール9の上端にはサブ定盤10が固定されている。この
サブ定盤10の下面にはイケール11が下方に向って取り付
けられており、このイケール11の下端にはブラケット12
を介してクランプシリンダ6は固定されている。
また、前記サブ定盤10上にはワーク支持台2が設けられ
ており、このワーク支持台2の前記クランプシリンダ6
の軸心線上には固定支持ピン3が取り付けられている。
そしてこの固定支点ピン3には左右一対のクランプアー
ム4が対称的に回動自在に装着されており、これらのク
ランプアーム4の下端はそれぞれリンク5を介してクラ
ンプシリンダ6のロッド7の先端に固定されたナックル
13に回動自在に連結されている。
また、クランプアーム4の上端は固定支点ピン3に対し
て下端と反対側になっており、これらの上端にはそれぞ
れ支点ピン14を介してクランプ爪15が回動自在に設けら
れている。
これらのクランプ爪15は第4図及び第5図に示すように
クランプアーム4の上端に形成された切欠部4a内に支点
ピン14を中心として回動自在に装着されており、切欠部
4aの底部と、クランプ爪15の下面との間には間隙dが形
成されている。またクランプ爪15の外側の側面にはワー
ク1の内側の側面に当接する平面部15aと、ワーク1の
上面に当接する円弧状に形成された曲面部15bとが形成
されている。さらに支点ピン14はクランプアーム4の側
面に固定されたプレート16によって抜け防止がなされて
いる。
次に、上記のように構成された本実施例の動作を第6図
及び第7図を参照して説明する。なお、説明を簡単にす
るために片側のクランプアーム4について説明する。
第6図(a)はアンクランプの状態を示す。このときク
ランプ爪15は自重により下端エッジ15cが切欠部4aの底
面に接触している。この状態で第1図に示すクランプシ
リンダ6のロッド7の矢印Fの方向に移動すると、クラ
ンプアーム4は矢印G方向に回動し、(b)に示すよう
にクランプ爪15の曲面部15bがワーク1の上面に接触す
る。さらにロッド7が矢印Fの方向に移動すると、
(c)に示すように曲面部15bがワーク1の上面を滑
り、同時に支点ピン14を中心として揺動しながら移動
し、クランプ爪15の平面部15aとがそれぞれワーク1の
上面及び側面に接触したときにクランプ動作が完了す
る。また、(d)に示すようにワーク1に側面の寸法差
lがあるものがあってもクランプ爪15は追従して移動す
るので、これも調心されてクランプされる。
次に、第7図を参照してクランプ爪15に発生する力の関
係を説明する。
クランプシリンダ6の推力はロッド7、ナックル13、リ
ンク5及びクランプアーム4を介してクランプ爪15に伝
達され、力Fが発生する。この力Fはクランプ爪15の平
面部15aに作用する分力f2と曲面部15bに作用する分力f1
とからなり、分力f1は第11図に示すZ方向の位置決めを
行ないワーク1をワーク支持台2に押し付ける。また分
力f2は第10図に示すY方向の位置決めを行ない、ワーク
1の調心をする。
このことから分力f1,f2が発生する範囲であれば、第6
図(d)に示すようにワーク1に対し寸法誤差lがあっ
ても位置決めの調心を行なうことができる。本実施例に
よれば、クランプ爪15の平面部15a及び曲面部15bにより
それぞれワーク1の側面及び上面を押圧し位置決めする
ので、精度よく幅方向の調心をしてクランプすることが
できる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案に係るクランプ装置によれば
互いに外方に移動して内側からクランプするクランプア
ームのそれぞれの先端部に前記ワークの上面に当接する
面と該ワークの側面に当接する面とを形成したクランプ
爪を支点ピンにより回動自在に設けたので、支持台上に
載置されたワークを内側からクランプする際に、クラン
プ爪の一面によってワークを上から押しつけながら上記
他の面でワーク内側面のいずれか一方を押して移動させ
るから、ワークの対向する内側面間に多少の位置ずれや
寸法差があっても自動的に調心ができ、位置決め精度を
向上してクランプすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るクランプ装置の一実施例を示す側
面図(第3図のE矢視図)、第2図は第1図のABCD線矢
視図、第3図は第1図の平面図、第4図は第1図のクラ
ンプ爪近傍を示す拡大側面図、第5図は第4図の平面
図、第6図は本実施例の動作を示す要部側面図、第7図
はクランプ爪の力の分布を示す側面図、第8図は従来の
クランプ装置を示す側面図、第9図はワークの一例を示
す平面図、第10図及び第11図はそれぞれ第9図の正面図
及び側面図である。 1……ワーク、2……支持台、 4……クランプアーム、 5……リンク、 6……クランプシリンダ、 15……クランプ爪、 15a……クランプ爪の平面部、 15b……クランプ爪の曲面部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】支持台上に載置されたワークをリンクを介
    してシリンダによって駆動される一対のクランプアーム
    によりクランプするクランプ装置において、互いに外方
    に移動して内側からクランプするクランプアームのそれ
    ぞれの先端部に前記ワークの上面に当接する面と該ワー
    クの側面に当接する面とを形成したクランプ爪を支点ピ
    ンにより回動自在に設けたことを特徴とするクランプ装
    置。
JP1988160075U 1988-12-09 1988-12-09 クランプ装置 Expired - Fee Related JPH0639868Y2 (ja)

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