JPH05224958A - プロセス間通信システム - Google Patents

プロセス間通信システム

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Publication number
JPH05224958A
JPH05224958A JP5900692A JP5900692A JPH05224958A JP H05224958 A JPH05224958 A JP H05224958A JP 5900692 A JP5900692 A JP 5900692A JP 5900692 A JP5900692 A JP 5900692A JP H05224958 A JPH05224958 A JP H05224958A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
message
task
completion response
tasks
message transmission
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5900692A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuka Tanaka
夕佳 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP5900692A priority Critical patent/JPH05224958A/ja
Publication of JPH05224958A publication Critical patent/JPH05224958A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 タスクの流用性を向上させる。 【構成】 コンピュータ1上で動作するタスク2−1〜
2−nが他のタスクにメッセージを送信する場合、タス
ク2−1〜2−nは他のタスクとのコネクション設定時
にメモリプール3から取得したメッセージ送信情報テー
ブル4−1〜4−mにメッセージ送信完了応答方法を格
納する。タスク2−1〜2−nはメモリプール3から取
得したメッセージ5−1〜5−pに格納したメッセージ
のメッセージヘッダにメッセージ送信情報テーブル4−
1〜4−mからのメッセージ送信完了応答方法を付加し
て他のタスクに送信する。他のタスクはタスク2−1〜
2−nからのメッセージに対するデータ処理を行った後
に、該メッセージのメッセージヘッダに示されているメ
ッセージ送信完了応答方法にしたがってタスク2−1〜
2−nに対してメッセージ送信完了応答を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明はプロセス間通信システムに関し、
特に通信回線を介さずに同一システム上で行うプロセス
間通信方式に関する。
【0002】
【従来技術】従来、プロセス間通信方式においては、メ
ッセージ送信元タスクからメッセージ送信先タスクに対
してメッセージが送信されると、受信したメッセージの
内容がメッセージ送信先タスクで参照されてメッセージ
送信元タスクが識別される。メッセージ送信先タスクで
は識別したメッセージ送信元タスクに応じたメッセージ
送信完了応答方法を選択し、選択した方法によってメッ
セージ送信完了応答を行っている。
【0003】このような従来のプロセス間通信方式で
は、メッセージ送信先タスクが受信したメッセージの内
容を参照してメッセージ送信元タスクを識別し、その識
別したメッセージ送信元タスクに応じたメッセージ送信
完了応答方法を選択しているため、メッセージ送信元タ
スクがメッセージ送信完了応答方法を変更すると、該メ
ッセージ送信元タスクからのメッセージを受信する全て
のタスクにおいて該メッセージ送信元タスクに応じたメ
ッセージ送信完了応答方法を変更しなくてはならないと
いう問題がある。
【0004】
【発明の目的】本発明は上記のような従来のものの問題
点を除去すべくなされたもので、タスクの流用性を向上
させることができるプロセス間通信システムの提供を目
的とする。
【0005】
【発明の構成】本発明によるプロセス間通信システム
は、複数のタスク間でコネクションを設定してメッセー
ジの授受を行うプロセス間通信システムであって、送信
元タスクと送信先タスクとの間で前記コネクションを設
定するときに前記送信先タスクにおける前記送信元タス
クからのメッセージの受信終了を通知する方法を示すメ
ッセージ送信完了応答方法を前記コネクション毎に格納
する格納手段と、前記送信元タスクからの前記メッセー
ジの送信時に該メッセージのヘッダ部に前記格納手段に
格納された該メッセージのコネクションに対応する前記
メッセージ送信完了応答方法を付加する手段とを設けた
ことを特徴とする。
【0006】
【実施例】次に、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
【0007】図1は本発明の一実施例を示す構成図であ
る。図において、コンピュータ1上では複数のタスク2
−1〜2−nが動作している。各タスク2−1〜2−n
は互いにメッセージの送受信によって同期をとりながら
各々の処理を行っている。
【0008】タスク2−1〜2−nが他のタスクにメッ
セージを送信する場合、タスク2−1〜2−nは他のタ
スクとのコネクション設定時にメモリプール3から取得
したメッセージ送信情報テーブル4−1〜4−mの領域
にメッセージ送信完了応答方法を格納する。また、タス
ク2−1〜2−nはメモリプール3から取得したメッセ
ージ5−1〜5−pの領域に生成したメッセージを格納
する。
【0009】メッセージ5−1〜5−pの領域に格納し
たメッセージの送信時に、タスク2−1〜2−nは該メ
ッセージに付加したメッセージヘッダにメッセージ送信
情報テーブル4−1〜4−mからのメッセージ送信完了
応答方法をコピーして他のタスクに送信する。
【0010】該メッセージを受信した他のタスクではタ
スク2−1〜2−nからのメッセージに対するデータ処
理を行った後に該メッセージのメッセージヘッダを参照
し、メッセージヘッダに示されているメッセージ送信完
了応答方法にしたがってタスク2−1〜2−nに対して
メッセージ送信完了応答を行う。他のタスクからのメッ
セージ送信完了応答を受取ると、タスク2−1〜2−n
はメッセージの終了処理を行う。
【0011】図2は本発明の一実施例によるメッセージ
送信処理を示すフローチャートであり、図3は本発明の
一実施例によるメッセージ受信処理を示すフローチャー
トである。これら図1〜図3を用いて本発明の一実施例
の動作について説明する。ここでは、タスク2−iから
タスク2−kにメッセージを送信するものとし、送信し
たメッセージをそのまま返送する方法をタスク2−iの
メッセージ送信完了応答方法とする。
【0012】タスク2−iは起動されると、まずタスク
2−kに通信を行うためのコネクションを設定する。こ
のとき、タスク2−iはメッセージ送信情報テーブル4
−jの領域をメモリプール3から取得し、この領域に上
記のメッセージ送信完了応答方法をセットする(図2ス
テップ11)。同時に、タスク2−iはメモリプール3
から取得したメッセージ送信情報テーブル4−jの領域
に上記のメッセージ送信完了応答を行うのに必要な情
報、例えばイベントフラグを使用する場合にはイベント
フラグ番号などをセットする。
【0013】次に、タスク2−iはタスク2−kへのメ
ッセージを生成し、該メッセージをメモリプール3から
取得したメッセージ5−hの領域に格納する。このと
き、タスク2−iはメッセージ送信情報テーブル4−j
に格納したメッセージ送信完了応答方法を該メッセージ
に付加するメッセージヘッダにコピーするとともに(図
2ステップ12)、送信元タスクがタスク2−iである
ことを示す情報をセットする。
【0014】タスク2−iは上記処理が終了すると、メ
ッセージ5−hの内容をタスク2−kに送信する(図2
ステップ13)。この後に、タスク2−iはタスク2−
kからのメッセージ送信完了応答待ちの状態となり(図
2ステップ14)、タスク2−kからメッセージ送信完
了応答を受取るとメッセージの終了処理を行う(図2ス
テップ15)。
【0015】一方、タスク2−kは起動されると、メッ
セージ受信待ちの状態となる(図3ステップ21)。タ
スク2−kはタスク2−iからのメッセージを受信する
と、該メッセージに対するデータ処理を行う(図3ステ
ップ22)。
【0016】このデータ処理が終了すると、タスク2−
kは該メッセージのメッセージヘッダを参照し、メッセ
ージヘッダに示されているメッセージ送信完了応答方法
にしたがってタスク2−iに対してメッセージ送信完了
応答を行う(図3ステップ23)。すなわち、タスク2
−kはタスク2−iからのメッセージをそのままタスク
2−iに送出することによってメッセージ送信完了応答
を行う。
【0017】タスク2−kは該メッセージが最終電文で
なければ(図3ステップ24)、次のメッセージに対す
る受信待ちの状態となる(図3ステップ21)。また、
タスク2−kは該メッセージが最終電文であれば(図3
ステップ24)、処理を終了する。
【0018】このように、メッセージを送信するタスク
2−iによるコネクション設定時に該タスク2−iのメ
ッセージ送信完了応答方法をメモリプール3から取得し
たメッセージ送信情報テーブル4−jに格納しておき、
タスク2−iから送信するメッセージのメッセージヘッ
ダにメッセージ送信情報テーブル4−jに格納されたメ
ッセージ送信完了応答方法を付加して送信することによ
って、該メッセージを受信するタスク2−kでタスク2
−iに応じたメッセージ送信完了応答方法を選択する必
要がなくなるので、夫々のタスク2−1〜2−nを独立
に設計することが可能となる。よって、タスク2−1〜
2−nの流用性を向上させることができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、送
信元タスクと送信先タスクとの間でコネクションを設定
するときに送信先タスクにおけるメッセージ送信完了応
答方法をコネクション毎に格納しておき、送信元タスク
からのメッセージの送信時に該メッセージのヘッダ部
に、該メッセージのコネクションに対応するメッセージ
送信完了応答方法を付加することによって、タスクの流
用性を向上させることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】本発明の一実施例によるメッセージ送信処理を
示すフローチャートである。
【図3】本発明の一実施例によるメッセージ受信処理を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
2−1〜2−n タスク 3 メモリプール 4−1〜4−m メッセージ送信情報テーブル 5−1〜5−p メッセージ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のタスク間でコネクションを設定し
    てメッセージの授受を行うプロセス間通信システムであ
    って、送信元タスクと送信先タスクとの間で前記コネク
    ションを設定するときに前記送信先タスクにおける前記
    送信元タスクからのメッセージの受信終了を通知する方
    法を示すメッセージ送信完了応答方法を前記コネクショ
    ン毎に格納する格納手段と、前記送信元タスクからの前
    記メッセージの送信時に該メッセージのヘッダ部に前記
    格納手段に格納された該メッセージのコネクションに対
    応する前記メッセージ送信完了応答方法を付加する手段
    とを設けたことを特徴とするプロセス間通信システム。
JP5900692A 1992-02-12 1992-02-12 プロセス間通信システム Pending JPH05224958A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5900692A JPH05224958A (ja) 1992-02-12 1992-02-12 プロセス間通信システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5900692A JPH05224958A (ja) 1992-02-12 1992-02-12 プロセス間通信システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05224958A true JPH05224958A (ja) 1993-09-03

Family

ID=13100772

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5900692A Pending JPH05224958A (ja) 1992-02-12 1992-02-12 プロセス間通信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05224958A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7086056B2 (en) 2001-03-19 2006-08-01 Denso Corporation Processor unit for executing event processes in real time without causing process interference

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7086056B2 (en) 2001-03-19 2006-08-01 Denso Corporation Processor unit for executing event processes in real time without causing process interference

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