JP3137197B2 - マルチプロセッサシステム - Google Patents

マルチプロセッサシステム

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JP3137197B2 JP02282635A JP28263590A JP3137197B2 JP 3137197 B2 JP3137197 B2 JP 3137197B2 JP 02282635 A JP02282635 A JP 02282635A JP 28263590 A JP28263590 A JP 28263590A JP 3137197 B2 JP3137197 B2 JP 3137197B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 プロセッサAとプロセッサBが通信バス上で直接通信
できない時に、プロセッサAおよびプロセッサBと通信
バス上で直接通信できる他のプロセッサCを介してプロ
セッサAとプロセッサB間の通信を中継するプロセッサ
間通信方式に関にし、 第14図のような場合にもリングバス#0と#1との両
方にアクセス可能な第3のプロセッサCを選択し、プロ
セッサC経由でプロセッサAとB間の通信を行うことに
より、プロセッサ間通信装置の障害によってプロセッサ
間の通信が途絶する危険性を極力低くすることを目的と
目的とし、 複数のプロセッサと、該複数のプロセッサをそれぞれ
相互に接続する複数の通信バスを有するマルチプロセッ
サシステムにおいて、該マルチプロセッサシステムを構
成する各プロセッサが、通信相手となり得る1つ以上の
通信相手先プロセッサ毎に、該通信相手先プロセッサに
該複数の各通信バスを介して通信可能か否かを記憶する
プロセッサ間通信状態記憶手段と、実際の通信データの
宛先プロセッサに該複数の通信バスのいずれかを介して
直接通信が不可能の時に、自プロセッサと宛先プロセッ
サとを除くプロセッサのうちで宛先プロセッサへの通信
を中継するすることが可能な1つ以上の中継プロセッサ
のいずれかを選択するために、該中継の優先度を記憶す
る中継プロセッサ優先度記憶手段とを備えるように構成
する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は複数のプロセッサとこれらのプロセッサを複
数のバス型、あるいはリング型の通信バスで接続するマ
ルチプロセッサシステムに係り、さらに詳しくはプロセ
ッサAとプロセッサBが通信バス上で直接通信できない
時に、プロセッサAおよびプロセッサBと通信バス上で
直接通信できる他のプロセッサCを介してプロセッサA
とプロセッサB間の通信を中継するプロセッサ間通信方
式に関する。
〔従来の技術と発明が解決しようとする課題〕 複数のプロセッサがリング型、またはバス型の通信バ
スで接続されたマルチプロセッサシステムにおいて、2
つのプロセッサ間の通信は複数の通信バスのうちいずれ
かの通信バスを使用して行われる。今1つの通信バスへ
のアクセスが不可能となる障害が発生した場合には、使
用可能な他の通信バスを利用して通信が行われることに
なる。
第14図は従来技術の問題点を説明するためのマルチプ
ロセッサシステムの構成図である。同図において3つの
プロセッサA,BおよびCが,通信バスとしてのリングバ
ス#0にそれぞれリングバスアダプタ1,2および3を介
して、またリングバス#1にそれぞれリングバスアダプ
タ4,5および6を介して接続されている。同図におい
て、プロセッサAからリングバス#0へのアクセス、お
よびプロセッサBからリングバス#1へのアクセスが不
可能となった時には、プロセッサAとBの間の通信は不
可能となる。
このようにして通信バスが二重化されていても、第14
図のような場合にはプロセッサAとBの間の通信は不可
能となり、通信バス上に、例えば数10以上の多くのプロ
セッサが接続されるマルチプロセッサシステムの場合に
は、通信信頼度が低下するという問題点があった。
本発明は、第14図のような場合にもリングバス#0と
#1との両方にアクセス可能な第3のプロセッサCを選
択し、プロセッサC経由でプロセッサAとB間の通信を
行うことにより、プロセッサ間通信装置の障害によって
プロセッサ間の通信が途絶する危険性を極力低くするこ
とを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
第1図は本発明の原理ブロック図である。同図は複数
のプロセッサ10a,10b,・・・と、それら複数のプロセッ
サをそれぞれ相互に接続する複数の通信バス11a,11b,を
有するマルチプロセッサシステムにおけるプロセッサ間
通信方式の原理ブロック図である。なお第1図において
通信バスは11a,11b,の2つのみを示してあるが、3つ以
上の通信バスを有することも当然可能である。
第1図においてプロセッサ間通信状態記憶手段12a,12
b,・・・は、例えばプロセッサ間通信状態管理テーブル
であり、マルチプロセッサシステムを構成する各プロセ
ッサ10a,10b,・・・の内部にそれぞれ設けられ、通信相
手先となり得る1つ以上の通信相手先プロセッサ毎にそ
の通信相手先プロセッサに複数の各通信バス11a,11b,・
・・を介して直接通信可能か否かを記憶する。
中継プロセッサ優先度記憶手段13a,13b,・・・は、プ
ロセッサ間通信状態記憶手段12a,12b,・・・と同様に、
例えば各プロセッサ10a,10b,・・・の内部に設けられる
中継プロセッサ優先度テーブルであり、実際の通信デー
タの宛先プロセッサに複数の通信バスのいずれかを介し
ても直接の通信が不可能の時に、自プロセッサと宛先プ
ロセッサを除くプロセッサのうちで通信を中継すること
が可能な1つ以上の中継プロセッサのいずれかを選択す
るために、中継プロセッサの中継優先度を記憶する。
〔作用〕
本発明においては、複数の通信バスのいずれかを介し
て直接の通信が可能な時にはプロセッサ間の通信はその
通信バスを介して行われ、いずれの通信バスを介しても
直接の通信が不可能の時には最も中継優先度の高い中継
プロセッサが選択され、その中継プロセッサを介してプ
ロセッサ間通信が行われる。
すなわち、例えば第14図において各プロセッサA,Bお
よびCの内部のプロセッサ間通信状態記憶手段には、そ
れぞれの通信相手先プロセッサ毎に、リングバス#0お
よびリングバス#1をそれぞれ介して直接の通信が可能
か否かが記憶されている。従ってデータを送信しようと
するプロセッサは、プロセッサ間通信状態記憶手段12a,
12b,・・・の内容を参照することにより通信可能な通信
バスを介して通信を行う。
いずれの通信バスを介しても宛先プロセッサに対する
直接の通信が不可能の時には、中継プロセッサ優先度記
憶手段13a,13b,・・・の内容が参照され、自プロセッサ
と宛先プロセッサとを除くプロセッサのうちで通信を中
継することが可能であり、かつ中継優先度が最も高い中
継プロセッサが選択され、その中継プロセッサを介する
ことによりプロセッサ間通信が行われる。
以上のように、本発明によればマルチプロセッサシス
テムにおいて通信バスを介しての直接のプロセッサ間通
信が不可能となった場合にも中継プロセッサを介しての
通信が可能となる。
〔実施例〕
第2図は本発明のプロセッサ間通信方式を用いるマル
チプロセッサシステムの全体構成ブロック図である。同
図において、複数のプロセッサ(CC)20は、それぞれチ
ャネルコントローラ(CHC)21、および第14図のリング
バスアダプタに相当するノードステーション22を介して
リングバス0系23とリングバス1系24とに接続されてい
る。またノードステーション22は0系と1系とに対応す
るリングバスアダプタに相当する部分に分割され、分割
された各部はコモンバス(C−Bus)25、コモンバスイ
ンタフェースユニット(CBIU)26、およびリングバスイ
ンタフェースユニット(RBIU)27から構成され、0系と
1系とが切り替え可能なように接続されている。
第3図は5つのプロセッサから構成されるマルチプロ
セッサシステムの実施例である。同図において5つのプ
ロセッサA,B,C,DおよびEは、リングバス#0とそれぞ
れリングバスアダプタ30a〜30eを介して、またリングバ
ス#1とリングバスアダプタ31a〜31eを介して接続され
ている。
第4図は第1図のプロセッサ間通信状態記憶手段に相
当し、プロセッサ間通信路の状態を示すプロセッサ間通
信状態管理テーブルの実施例である。同図においてマル
チプロセッサシステムを構成する各プロセッサは、他の
プロセッサと複数のリングバスを通してそれぞれ通信で
きるか否かを、各リングバスへのアクセスルートの状
態、リングバスの状態、およびプロセッサ自体の状態を
示す情報によって、同図(a)に示すように通信相手プ
ロセッサ毎にリングバス#0を通しての通信可/不可表
示、およびリングバス#1を通しての通信可/不可表示
として管理する。
第4図(b)はプロセッサA内のプロセッサ間通信状
態管理テーブルの例であり、プロセッサB,C,DおよびE
に対するプロセッサ間通信状態、すなわち各リングバス
を通しての通信可/不可表示が格納されている。
第5図は第1図の中継プロセッサ優先度記憶手段に相
当する中継プロセッサ優先度テーブルの実施例である。
同図において、中継プロセッサ優先度テーブルは1つの
中継プロセッサ指示テーブルと、通信相手先プロセッサ
毎に設けられる中継プロセッサ選択テーブルとから成っ
ている。例えば第3図において、プロセッサAの内部に
設けられる中継プロセッサ優先度テーブルは宛先プロセ
ッサとなり得るプロセッサB,C,DおよびEのそれぞれに
対して設けられる中継プロセッサ選択テーブルと、4つ
の中継プロセッサ選択テーブルへのポインタを格納して
いる中継プロセッサ指示テーブルとから成っている。
第5図において、中継プロセッサ指示テーブルの内容
は中継プロセッサ選択不可表示、中継プロセッサ選択済
み表示、および中継プロセッサ番号から成る1ワード
と、中継プロセッサ選択テーブルへのポインタを示す1
ワードとの合計2ワードが1組となっており、宛先プロ
セッサ番号に応じてその内容が参照される。第3図にお
いて、例えばプロセッサAからBに通信を行う場合に
は、宛先プロセッサはBであり、その番号によって中継
プロセッサ指示テーブルの内容が参照される。1ワード
目の中継プロセッサ選択不可表示、中継プロセッサ選択
済み表示、および中継プロセッサ番号の初期値は一般に
空となっており、まず2ワード目のポインタによりプロ
セッサBに対する中継プロセッサ選択テーブルが参照さ
れる。
中継プロセッサ選択テーブルには、中継プロセッサと
なり得るプロセッサ、第3図ではC,DおよびEのそれぞ
れに対する中継可/不可表示、および中継プロセッサ番
号が中継優先度の順位に応じて格納されている。中継が
可であり、中継優先度が最も高い中継プロセッサとして
例えばプロセッサDが選択されると、中継プロセッサ指
示テーブル内の中継プロセッサ選択済み表示が選択済み
となり、プロセッサDの番号が中継プロセッサ番号とし
て格納される。
第6図は中継プロセッサ選択処理の実施例フローチャ
ートである。同図において、通信データを送出するプロ
セッサはステップ(S)40において通信データの宛先プ
ロセッサを判定し、S41でプロセッサ間通信状態管理テ
ーブルを参照してリングバスを通して宛先プロセッサと
直接に通信できるか否かを判定し、通信できる場合に
は、S42で使用可能なリングバスに通信データを送出す
ると共に、第5図の中継プロセッサ指示テーブル内の中
継プロセッサ選択済み表示と選択不可表示をリセットす
る。
S41でリングバスを通しての宛先プロセッサとの通信
ができない場合には、S43で中継プロセッサ指示テーブ
ル内の中継プロセッサ選択済み表示を参照し、中継プロ
セッサが選択済みか否かを判定し、選択済みの場合には
S44でその中継プロセッサに通信データを送出する。
S43で中継プロセッサが未選択の場合には、S45で宛先
プロセッサに対応する中継プロセッサ選択テーブルを参
照し、中継が可能であり最も優先度が高い中継プロセッ
サを選択し、S46でその中継プロセッサに通信データを
送出する。これに対してS45で全ての中継プロセッサが
中継不可の場合には、S47で宛先プロセッサとの通信を
停止する。
第7図は通信データのフォーマットの実施例である。
同図はトークンリング上での信号フォーマットを示し、
データ全長は例えば4キロバイトである。このフォーマ
ットには、先頭から同期を取るためのプリアンプル(P
A)8バイト以上、信号の開始位置を示す開始デェリミ
タ(SD)1バイト、フレームの種類や動作内容を示すフ
レーム制御(FC)1バイト、宛先リングバスアダプタ番
号(DA)6バイト、送信元リングバスアダプタ番号(S
A)6バイト、宛先プロセッサ番号(DPA)2バイト、送
信元プロセッサ番号(SPA)2バイトが格納され、さら
にデータ部の後に障害チェックのためのフレームチェッ
クシーケンス(FCS)4バイト、信号の終了位置を示す
終了デェリミタ(ED)1バイト、およびトークンリング
特有のフレーム状態、例えばリングを1周する間にいず
れのリングバスアダプタがデータを受け取ったか否かを
表示するデータ(FS)2バイトが格納されている。
第3図においてプロセッサAからBにリングバス#0
によってデータを送信する場合には、第7図のDAはリン
グバスアダプタは30b,SAは30aのアドレスであり、DPAは
プロセッサB,SPAはプロセッサAのアドレスとなる。
プロセッサAからプロセッサCを中継してプロセッサ
Bにデータを送る場合には、プロセッサAからCへのリ
ングバス#1上でのデータとCからBへのリングバス#
0上でのデータの内容は一部異なってくる。すなわち、
プロセッサAからCへのリングバス#1上でのデータ内
のDAはリングバスアダプタ31c,SAは31aのアドレス、DPA
はプロセッサB、SPAはプロセッサAのアドレスとな
る。
一方、プロセッサCからBへのリングバス#0上のデ
ータのDAはリングバスアダプタ30b,SAは30cのアドレ
ス、DPAはプロセッサB,SPAはプロセッサAのアドレスと
なる。
第8図はデータ受信プロセッサにおける中継処理の実
施例フローチャートである。まずS50でデータ受信プロ
セッサは通信データの宛先プロセッサが自プロセッサか
否かを通信データ中の宛先プロセッサ番号SPAから判定
し、自プロセッサの時にはS51で受信データの処理を行
う。
S50で宛先プロセッサが自プロセッサでない時には、
宛先プロセッサへリングバスを通して通信できるか否か
をS52で判定し、通信できる場合にはS53で宛先プロセッ
サへ通信データを中継する。これに対して通信できない
場合には、S54で中継不可信号を通信データ送信元プロ
セッサに送出して処理を終了する。
第9図は第8図のS54でデータ送信元プロセッサに送
られる中継不可信号のフォーマット実施例である。同図
において、中継不可信号の内容は中継不可信号であるこ
とを示す識別表示と、ハードウェアの障害や通信規制等
の中継不可原因を示すコードと、中継不可となった通信
データの宛先プロセッサ番号DPA、送信元プロセッサ番
号SPA、データ部の一部から成っており、これらの内容
が第7図の信号フォーマットのデータ部に挿入されて中
継不可信号として送られる。
第10図は中継不可信号受信時の通信データ送信元プロ
セッサにおける中継プロセッサ再選択処理の実施例フロ
ーチャートである。同図において、S60で中継不可信号
を受信すると、S61で第5図の宛先プロセッサに対応す
る中継プロセッサ選択テーブル上で中継不可となったプ
ロセッサに対して中継不可表示を立て、S62で中継プロ
セッサ選択テーブルから次の中継優先度を持つ中継可能
なプロセッサを探し、S63で中継プロセッサが見つかっ
たか否かを判定する。中継プロセッサが見つかった場合
にはS64でその中継プロセッサに通信データを送出し、
見つからない場合にはS65で第5図の中継プロセッサ指
示テーブル内に中継プロセッサ選択不可表示を設定し、
宛先プロセッサとの通信を停止する。
第11図は障害が復旧し、中継不可状態となっていたプ
ロセッサから中継可となったことを示すために送られる
中継許可信号のフォーマット実施例である。同図におい
て、中継可となったプロセッサから送られる中継許可信
号は中継許可信号であることを示す識別表示と、中継許
可となった宛先プロセッサ番号とをその内容として含ん
でいる。
第12図は中継許可信号受信時の通信データ送信元プロ
セッサにおける処理実施例のフローチャートである。S7
0で中継許可信号を受信すると、通信データ送信元プロ
セッサはS71で第5図の宛先プロセッサに対応する中継
プロセッサ選択テーブル上で中継許可となったプロセッ
サに対して中継許可表示を立て、S72で中継プロセッサ
指示テーブル内の中継プロセッサ選択不可表示が選択不
可となっているか否かを判定し、不可となっている時に
は中継プロセッサ選択テーブル上で中継可能であり、最
も中継優先度が高いプロセッサを選択し、S74でその中
継プロセッサに通信データを送出する。S72で中継プロ
セッサ選択不可表示が選択不可となっていない時には、
S75でそれ以上の処理を行うことなく処理を終了する。
第13図はバス型通信バスで接続されたマルチプロセッ
サシステムの実施例の構成ブロック図でおる。同図にお
いてプロセッサA,BおよびCは、バスアービター81と82
の間のバス#0にそれぞれバスアダプタ83,84および85
を介して接続され、またバスアービター86と87の間のバ
ス#1にそれぞれバスアダプタ88,89および90を介して
接続されている。このようなバス型通信バスで接続され
たマルチプロセッサシステムにおいても、本発明のプロ
セッサ間通信方式を適用することは当然可能である。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように、本発明によればマルチプ
ロセッサシステムにおいてプロセッサ間通信装置の障害
によってプロセッサ間の通信が途絶する危険性を極力低
くすることが可能になり、マルチプロセッサシステムに
おける通信信頼性の向上に寄与するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理ブロック図、 第2図は本発明のプロセッサ間通信方式を用いるマルチ
プロセッサシステムの実施例の全体構成ブロック図、 第3図は5つのプロセッサから構成されるマルチプロセ
ッサシステムの実施例を示す図、 第4図はプロセッサ間通信状態管理テーブルの実施例を
示す図、 第5図は中継プロセッサ優先度テーブルの実施例を示す
図、 第6図は中継プロセッサ選択処理の実施例のフローチャ
ート、 第7図は通信データフォーマットの実施例を示す図、 第8図は中継処理の実施例のフローチャート、 第9図は中継不可信号のフォーマット実施例を示す図、 第10図は中継不可信号受信時の中継プロセッサ再選択処
理の実施例フローチャート、 第11図は中継許可信号のフォーマット実施例を示す図、 第12図は中継許可信号受信時の処理実施例のフローチャ
ート、 第13図はバス型通信バスで接続されたマルチプロセッサ
システムの実施例の構成ブロック図、 第14図は従来技術の問題点を説明する図である。 1〜6……リングバスアダプタ、 10a,10b,20……プロセッサ、 11a,11b,……通信バス、 12a,12b,……プロセッサ間通信状態記憶手段、 13a,13b,……中継プロセッサ優先度記憶手段、 21……チャネルコントローラ、 22……ノードステーション、 23,24……リングバス.
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−133860(JP,A) 特開 昭64−29039(JP,A) 特開 昭63−276659(JP,A) 特開 昭57−729(JP,A)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のプロセッサと、該複数のプロセッサ
    各々に対応するバスアダプタを介して該複数のプロセッ
    サをそれぞれ相互に接続する通信バスを複数有するマル
    チプロセッサシステムにおいて、 プロセッサ間の通信データの宛先情報に、宛先となるプ
    ロセッサを識別する情報と共にバスアダプタを識別する
    情報を設け、各バスアダプタが、前記通信バス上の通信
    データのバスアダプタを識別する情報が自バスアダプタ
    を示していれば当該通信データを当該バスアダプタに対
    応するプロセッサに中継する手段を備え、 該マルチプロセッサシステムを構成する各プロセッサ
    が、通信相手となり得る1つ以上の通信相手先プロセッ
    サ毎に、該通信相手先プロセッサに該複数の各通信バス
    を介して通信可能か否かを記憶するプロセッサ間通信状
    態記憶手段と、 実際の通信データの宛先プロセッサに該複数の通信バス
    のいずれかを介して直接通信が不可能の時に、自プロセ
    ッサと宛先プロセッサとを除くプロセッサのうちで宛先
    プロセッサへの通信を中継することが可能な1つ以上の
    中継プロセッサのいずれかを選択するために、該中継の
    優先度を記憶する中継プロセッサ優先度記憶手段と、 受信データ中の宛先となるプロセッサを識別する情報を
    含む宛先情報より、該受信データが自己宛かどうかを判
    断し、自己宛てであれば該受信データを受信処理し、自
    己宛て以外であれば、該宛先情報中のバスアダプタを識
    別する情報を、前記受信データを受信した通信バスとは
    異なる他の通信バス上のバスアダプタに対応する値に変
    更し、前記受信データを該他の通信バスにより該宛先プ
    ロセッサに中継する中継手段と、 を備えたことを特徴とするプロセッサ間通信方式。
  2. 【請求項2】前記中継プロセッサ優先度記憶手段が、前
    記1つ以上の通信相手先プロセッサ毎に前記中継プロセ
    ッサの中継優先度を記憶する中継プロセッサ選択テーブ
    ルと、 該通信相手先プロセッサ毎に設けられる中継プロセッサ
    選択テーブルへの各ポインタを記憶する中継プロセッサ
    指示テーブルとを備えたことを特徴とする請求項1記載
    のプロセッサ間通信方式。
  3. 【請求項3】複数のプロセッサと、該複数のプロセッサ
    各々に対応するバスアダプタを介して該複数のプロセッ
    サをそれぞれ相互に接続する通信バスを複数有するマル
    チプロセッサシステムにおいて、 通信データを送信するプロセッサが、通信データの宛先
    プロセッサに複数の通信バスのいずれかを介して直接通
    信可能か否かを判定し、通信可能の時には、通信データ
    の送信先となるバスアダプタを識別する宛先情報を含む
    通信データを該使用可能な通信バスに送出し、 直接通信不可能の時には中継プロセッサが選択済か否か
    を判定し、選択済みの時には該中継プロセッサとの通信
    に使用可能な通信バス上の当該中継プロセッサ対応のバ
    スアダプタを識別する宛先情報を含む通信データを送出
    し、 中継プロセッサ未選択の時には、中継可能で最も中継優
    先度の高い中継プロセッサを選択して、該中継プロセッ
    サとの通信に使用可能な通信バス上の当該中継プロセッ
    サ対応のバスアダプタを識別する宛先情報を含む通信デ
    ータを送出し、中継可能なプロセッサがない時には宛先
    プロセッサへの通信を停止することを特徴とするプロセ
    ッサ間通信方法。
  4. 【請求項4】複数のプロセッサと、該複数のプロセッサ
    各々に対応するバスアダプタを介して該複数のプロセッ
    サをそれぞれ相互に接続する通信バスを複数有するマル
    チプロセッサシステムにおいて、 各バスアダプタが、前記通信バス上の通信データの宛先
    情報に設けられたバスアダプタを識別する情報が自バス
    アダプタを示していれば当該通信データを当該バスアダ
    プタに対応するプロセッサに中継し、 該マルチプロセッサシステム内の他のプロセッサから通
    信データを受信したプロセッサが、受信データ中の該受
    信データの宛先となるプロセッサを識別する情報を含む
    宛先情報より、該受信データが自プロセッサ宛てか否か
    を判定し、自プロセッサ宛てである時には該受信データ
    を処理し、 自プロセッサ宛てでない時には宛先プロセッサに通信バ
    スを介して直接通信可能か否かを判定し、通信可能の時
    には前記宛先情報内に該受信データの送信先となる前記
    バスアダプタを識別する情報を含めて該受信データを該
    宛先プロセッサに中継し、 直接通信不可能の時には中継不可信号を通信データ送信
    元プロセッサに送出することを特徴とするプロセッサ通
    信方法。
  5. 【請求項5】前記中継不可信号を受信した通信データ送
    信元プロセッサが、該中継不可信号を送出したプロセッ
    サの次に中継優先度が高く、かつ中継可能なプロセッサ
    を探し、 該中継可能な中継プロセッサが発見された時、該中継プ
    ロセッサに通信データの送信先となる当該中継プロセッ
    サ対応のバスアダプタを識別する情報を含んだ通信デー
    タを送出し、 該中継可能な中継プロセッサが発見されない時、宛先プ
    ロセッサとの通信を停止することを特徴とする請求項4
    記載のプロセッサ間通信方法。
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