JPH0522451B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0522451B2 JPH0522451B2 JP59072379A JP7237984A JPH0522451B2 JP H0522451 B2 JPH0522451 B2 JP H0522451B2 JP 59072379 A JP59072379 A JP 59072379A JP 7237984 A JP7237984 A JP 7237984A JP H0522451 B2 JPH0522451 B2 JP H0522451B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output
- current
- transistor
- collector
- circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000003503 early effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000004886 process control Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
- Emergency Alarm Devices (AREA)
- Bipolar Transistors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
《発明の利用分野》
本発明は、電流出力回路の出力電流が流れる出
力ループの断線を検出して警報出力を発生する電
流出力ループ電線警報回路に関するものである。
力ループの断線を検出して警報出力を発生する電
流出力ループ電線警報回路に関するものである。
《従来技術》
従来プロセス制御の分野などでは各種の現場変
換器として電流出力型のものが多く用いられてお
り、その長所の一つとして出力ループ(電流出力
回路の負荷回路)の断線検出の容易さがあげられ
ている。
換器として電流出力型のものが多く用いられてお
り、その長所の一つとして出力ループ(電流出力
回路の負荷回路)の断線検出の容易さがあげられ
ている。
電流出力型変換器に用いられている従来の断線
警報回路は、出力ループ内に挿入した抵抗によつ
て生じる電圧降下をコンパレータなどを用いて比
較電圧と比較し、断線によつて出力ループが開路
状態となると電圧降下が無くなるのでこれを検出
して警報出力を発生するものである。しかしこの
方式の断線警報回路には、前記挿入抵抗などによ
る電圧降下の影響で、正常動作時における負荷抵
抗の大きさが制限されるという問題点がある。
警報回路は、出力ループ内に挿入した抵抗によつ
て生じる電圧降下をコンパレータなどを用いて比
較電圧と比較し、断線によつて出力ループが開路
状態となると電圧降下が無くなるのでこれを検出
して警報出力を発生するものである。しかしこの
方式の断線警報回路には、前記挿入抵抗などによ
る電圧降下の影響で、正常動作時における負荷抵
抗の大きさが制限されるという問題点がある。
《発明の目的》
本発明は上記の問題点を解決するためになされ
たもので、正常動作時、電流出力ループに大きな
値の負荷抵抗を接続できる電流出力ループ断線警
報回路を実現することを目的としている。
たもので、正常動作時、電流出力ループに大きな
値の負荷抵抗を接続できる電流出力ループ断線警
報回路を実現することを目的としている。
《発明の概要》
本発明の電流出力ループ断線警報回路は、電流
出力回路により出力電流が流れる出力ループの断
線を検出して警報出力を発生する電流出力ループ
断線警報回路において、電流出力回路の出力電流
によりそのコレクタ電流が駆動される第1のトラ
ンジスタと2重構造のコレクタを備え前記第1の
トランジスタとそのベース端子同士が接続する第
2のトランジスタとを有するカレントミラー回
路、前記第2のトランジスタの第1のコレクタか
らの出力が加わる電流出力端子、前記第2のトラ
ンジスタの第2のコレクタからの出力電流により
駆動される警報出力回路を具備し、前記第2のト
ランジスタにおいて前記第2のコレクタ領域はエ
ミツタ領域と対向する前記第1のコレクタ領域の
外側に設けられることを特徴とする。
出力回路により出力電流が流れる出力ループの断
線を検出して警報出力を発生する電流出力ループ
断線警報回路において、電流出力回路の出力電流
によりそのコレクタ電流が駆動される第1のトラ
ンジスタと2重構造のコレクタを備え前記第1の
トランジスタとそのベース端子同士が接続する第
2のトランジスタとを有するカレントミラー回
路、前記第2のトランジスタの第1のコレクタか
らの出力が加わる電流出力端子、前記第2のトラ
ンジスタの第2のコレクタからの出力電流により
駆動される警報出力回路を具備し、前記第2のト
ランジスタにおいて前記第2のコレクタ領域はエ
ミツタ領域と対向する前記第1のコレクタ領域の
外側に設けられることを特徴とする。
《実施例》
以下本発明を図面を用いて詳しく説明する。
第1図は本発明に係わる電流出力ループ断線警
報回路の一実施例を示す回路構成図である。1は
正電源が接続する正電源端子、2は負電源が接続
する負電源端子、3は電圧入力信号Viが前記端
子2との間に加わる入力端子、4はこの入力端子
3にその非反転入力端子が接続する演算増幅器、
Q1はこの演算増幅器4の出力により駆動される
増幅用のNPNトランジスタ、R3はその一端が
このトランジスタQ1のエミツタ端子および前記
演算増幅器4の反転入力端子に接続しその他端が
前記負電源端子2に接続する抵抗、Q2は前記ト
ランジスタQ1のコレクタ端子にそのコレクタ端
子およびベース端子が接続するラテラルNPN型
の第1のトランジスタ、R1はこのトランジスタ
Q2のエミツタ端子にその一端が接続しその他端
が前記正電源端子1に接続する抵抗、Q3は2重
構造のコレクタを有し前記トランジスタQ2のベ
ース端子にそのベース端子が接続するラテラル
PNP型の第2のトランジスタ、R2はこのトラ
ンジスタQ3のエミツタ端子にその一端が接続し
その他端が前記正電源端子1に接続する抵抗、6
は前記トランジスタQ3の第1のコレクタ端子が
接続する出力端子、R4はその一端が前記トラン
ジスタQ3の第2のコレクタ端子に接続しその他
端が前記負電源端子2に接続する抵抗、Q4はそ
のベース端子が前記抵抗R4の一端に接続しその
エミツタ端子が前記負電源端子2に接続する警報
出力用のNPNトランジスタ、7はこのトランジ
スタQ4のコレクタ端子が接続する警報出力端子
である。マツチングのとれたトランジスタQ2,
Q3および抵抗R1,R2はカレントミラー回路
5を構成し、抵抗R4およびトランジスタQ4は
警報出力回路11を構成している。
報回路の一実施例を示す回路構成図である。1は
正電源が接続する正電源端子、2は負電源が接続
する負電源端子、3は電圧入力信号Viが前記端
子2との間に加わる入力端子、4はこの入力端子
3にその非反転入力端子が接続する演算増幅器、
Q1はこの演算増幅器4の出力により駆動される
増幅用のNPNトランジスタ、R3はその一端が
このトランジスタQ1のエミツタ端子および前記
演算増幅器4の反転入力端子に接続しその他端が
前記負電源端子2に接続する抵抗、Q2は前記ト
ランジスタQ1のコレクタ端子にそのコレクタ端
子およびベース端子が接続するラテラルNPN型
の第1のトランジスタ、R1はこのトランジスタ
Q2のエミツタ端子にその一端が接続しその他端
が前記正電源端子1に接続する抵抗、Q3は2重
構造のコレクタを有し前記トランジスタQ2のベ
ース端子にそのベース端子が接続するラテラル
PNP型の第2のトランジスタ、R2はこのトラ
ンジスタQ3のエミツタ端子にその一端が接続し
その他端が前記正電源端子1に接続する抵抗、6
は前記トランジスタQ3の第1のコレクタ端子が
接続する出力端子、R4はその一端が前記トラン
ジスタQ3の第2のコレクタ端子に接続しその他
端が前記負電源端子2に接続する抵抗、Q4はそ
のベース端子が前記抵抗R4の一端に接続しその
エミツタ端子が前記負電源端子2に接続する警報
出力用のNPNトランジスタ、7はこのトランジ
スタQ4のコレクタ端子が接続する警報出力端子
である。マツチングのとれたトランジスタQ2,
Q3および抵抗R1,R2はカレントミラー回路
5を構成し、抵抗R4およびトランジスタQ4は
警報出力回路11を構成している。
第2図はラテラルPNPトランジスタQ3の構
成を示す構成説明図である。8はエミツタ領域、
9はこのエミツタ領域8と対向する第1のコレク
タ領域、10はこの第1のコレクタ領域9の外側
に設けられた第2のコレクタ領域で前記エミツタ
領域8との間に前記第1のコレクタ領域9を挟む
ように構成されている。
成を示す構成説明図である。8はエミツタ領域、
9はこのエミツタ領域8と対向する第1のコレク
タ領域、10はこの第1のコレクタ領域9の外側
に設けられた第2のコレクタ領域で前記エミツタ
領域8との間に前記第1のコレクタ領域9を挟む
ように構成されている。
このような構成の電流出力ループ断線警報回路
の動作について以下説明する。端子3,2間に出
力電圧信号Viが加わると、演算増幅器4の出力
がトランジスタQ1を駆動し、正電源端子1から
抵抗R1、トランジスタQ2を介して電流I1が
流れ、抵抗R3において電圧降下Vd=R3I1
を生ずる。平衡状態においてはVi=Vd=R3I
1でとなる。
の動作について以下説明する。端子3,2間に出
力電圧信号Viが加わると、演算増幅器4の出力
がトランジスタQ1を駆動し、正電源端子1から
抵抗R1、トランジスタQ2を介して電流I1が
流れ、抵抗R3において電圧降下Vd=R3I1
を生ずる。平衡状態においてはVi=Vd=R3I
1でとなる。
出力ループに断線がなく端子6,2間が閉回路
となつていると、カレントミラー回路5によりI
1と等しい電流I0がトランジスタQ3の第1の
コレクタ端子から出力電流端子6を介して出力ル
ープに流れる。これは第2図に示すようなダブル
コレクタ構成のラテラルPNPトランジスタは第
1のコレクタ9が動作しているときには第2のコ
レクタ10には電流が流れないからである。した
がつてこの状態では出力電流I0は入力電圧Vi
に比例する。
となつていると、カレントミラー回路5によりI
1と等しい電流I0がトランジスタQ3の第1の
コレクタ端子から出力電流端子6を介して出力ル
ープに流れる。これは第2図に示すようなダブル
コレクタ構成のラテラルPNPトランジスタは第
1のコレクタ9が動作しているときには第2のコ
レクタ10には電流が流れないからである。した
がつてこの状態では出力電流I0は入力電圧Vi
に比例する。
出力ループに断線が生ずるとトランジスタQ3
の第1のコレクタは開放状態となるので、電流は
第2のコレクタ(第2図の10)を流れ、抵抗R
4に電圧降下を生じてトランジスタQ4をオンと
し断線警報(トランジスタスイツチ)出力を発生
させる。
の第1のコレクタは開放状態となるので、電流は
第2のコレクタ(第2図の10)を流れ、抵抗R
4に電圧降下を生じてトランジスタQ4をオンと
し断線警報(トランジスタスイツチ)出力を発生
させる。
上記のような構成の電流出力ループ断線警報回
路によれば、断線検出のために出力ルーパ内にお
いて電圧降下を発生させる必要がないため、端子
6,2間に接続する負荷抵抗を大きくすることが
できる。
路によれば、断線検出のために出力ルーパ内にお
いて電圧降下を発生させる必要がないため、端子
6,2間に接続する負荷抵抗を大きくすることが
できる。
またカレントミラー回路とダブルコレクタ構成
のトランジスタを使用することにより、非常に簡
単な回路構成で断線検出ができる。
のトランジスタを使用することにより、非常に簡
単な回路構成で断線検出ができる。
なお上記の実施例ではWIDLER型のカレント
ミラー回路を使用したが、これに限らず
WILSON型のカレントミラー回路やEARLY効
果(トランジスタのベース−コレクタ電圧の依存
性)を除去した構成のカレントミラー回路、トラ
ンジスタQ2,Q3の電流比が異なるカレントミ
ラー回路などを用いることもできる。
ミラー回路を使用したが、これに限らず
WILSON型のカレントミラー回路やEARLY効
果(トランジスタのベース−コレクタ電圧の依存
性)を除去した構成のカレントミラー回路、トラ
ンジスタQ2,Q3の電流比が異なるカレントミ
ラー回路などを用いることもできる。
また上記のような構成の電流出力ループ断線警
報回路は集積回路化が容易である。
報回路は集積回路化が容易である。
《発明の効果》
以上述べたように本発明によれば、正常動作
時、電流出力ループに大きな値の負荷抵抗を接続
できる電流出力ループ断線警報回路を簡単な構成
で実現することができる。
時、電流出力ループに大きな値の負荷抵抗を接続
できる電流出力ループ断線警報回路を簡単な構成
で実現することができる。
第1図は本発明に係わる電流出力ループ断線警
報回路の一実施例を示す回路構成図、第2図は第
1図におけるラテラルPNPトランジスタQ3の
構成を示す構成説明図である。 5……カレントミラー回路、6……電流出力端
子、8……エミツタ領域、9……第1のコレクタ
領域、10……第2のコレクタ領域、11……警
報出力回路、Q2……第1のトランジスタ、Q3
……第2のトランジスタ。
報回路の一実施例を示す回路構成図、第2図は第
1図におけるラテラルPNPトランジスタQ3の
構成を示す構成説明図である。 5……カレントミラー回路、6……電流出力端
子、8……エミツタ領域、9……第1のコレクタ
領域、10……第2のコレクタ領域、11……警
報出力回路、Q2……第1のトランジスタ、Q3
……第2のトランジスタ。
Claims (1)
- 1 電流出力回路により出力電流が流れる出力ル
ープの断線を検出して警報出力を発生する電流出
力ループ断線警報回路において、電流出力回路の
出力電流によりそのコレクタ電流が駆動される第
1のトランジスタと2重構造のコレクタを備え前
記第1のトランジスタとそのベース端子同士が接
続する第2のトランジスタとを有するカレントミ
ラー回路、前記第2のトランジスタの第1のコレ
クタからの出力が加わる電流出力端子、前記第2
のトランジスタの第2のコレクタからの出力電流
により駆動される警報出力回路を具備し、前記第
2のトランジスタにおいて前記第2のコレクタ領
域はエミツタ領域と対向する前記第1のコレクタ
領域の外側に設けられることを特徴とする電流出
力ループ断線警報回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59072379A JPS60216714A (ja) | 1984-04-11 | 1984-04-11 | 電流出力ル−プ断線警報回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59072379A JPS60216714A (ja) | 1984-04-11 | 1984-04-11 | 電流出力ル−プ断線警報回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60216714A JPS60216714A (ja) | 1985-10-30 |
JPH0522451B2 true JPH0522451B2 (ja) | 1993-03-29 |
Family
ID=13487602
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59072379A Granted JPS60216714A (ja) | 1984-04-11 | 1984-04-11 | 電流出力ル−プ断線警報回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60216714A (ja) |
-
1984
- 1984-04-11 JP JP59072379A patent/JPS60216714A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60216714A (ja) | 1985-10-30 |
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