JPH0522326U - 包装用フイルム収納ケース - Google Patents

包装用フイルム収納ケース

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Publication number
JPH0522326U
JPH0522326U JP7878291U JP7878291U JPH0522326U JP H0522326 U JPH0522326 U JP H0522326U JP 7878291 U JP7878291 U JP 7878291U JP 7878291 U JP7878291 U JP 7878291U JP H0522326 U JPH0522326 U JP H0522326U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
packaging film
plate
storage case
upper edge
film storage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7878291U
Other languages
English (en)
Inventor
勲 草野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Plastics Inc
Original Assignee
Mitsubishi Plastics Inc
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Plastics Inc filed Critical Mitsubishi Plastics Inc
Priority to JP7878291U priority Critical patent/JPH0522326U/ja
Publication of JPH0522326U publication Critical patent/JPH0522326U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】包装用フィルムの両側部に縦皺が発生すること
を極力防止し、包装用フィルムの引き出しを円滑とし、
切断も容易とし、又、包装用フィルムの所要部所以外で
の切断を防止する。 【構成】前面板4、背面板5、側面板6,7、底面板8
よりなる本体2に、上面板12、懸垂板13よりなる蓋
体3を接合した包装用フィルム収納ケ−ス1を設ける。
前面板4の上端縁10をその中央部10aが高く、両側
端部10bにいくにしたがって漸次高さが低となる弧状
を呈するよう形成する。引き出し時、包装用フィルムb
が前面板4の上端縁10に当接して上端縁10が前方へ
湾曲しても、包装用フィルムbの両側部に発生する縦皺
は極めて少ない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、食品の包装等に使用する包装用フィルムを収納する包装用フィルム 収納ケ−スに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の包装用フィルム収納ケ−スとしては、図5に外観斜視図で示す ように、厚紙製で、前面板41、背面板42、側面板43,44、底面板45よ りなる本体46に上面板47、懸垂板48よりなる蓋体49を接合し、本体46 上方を開口部50とし、底面板45に切断部材51を固着したものがよく知られ ている。
【0003】 この包装用フィルム収納ケ−ス52では、本体46内に包装用フィルム巻体a を収納し、図6に平面図で示すように、本体46上方の開口部50より包装用フ ィルムbを前方に引き出し、図7に外観斜視図で示すように、包装用フィルム収 納ケ−ス52を90°回転し、包装用フィルムbを下方に引張って切断部材51 により所要長さに切断する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来の包装用フィルム収納ケ−ス52では、開口部50より包装用フィルムb を前方に引き出す際、図6に示すように、包装用フィルムbが前面板41の上端 縁53に当接するから、上端縁53が前方に湾曲し、包装用フィルムbの包装用 フィルム巻体aからの剥離部の位置も軸方向に弧状を呈するようになる。 このため、包装用フィルムbに付与される張力は幅方向に不均一となり、包装 用フィルムbの両側部に縦皺が多数発生し、包装用フィルムbが円滑に引き出せ ず、包装用フィルムbの切断もやり難かった。 又、この縦皺により包装用フィルムbの両側部が絡み、包装用フィルムbが所 要の切断部所以外で切断する恐れもあった。
【0005】 本考案は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、包装用フィルムの両側 部に縦皺が発生することを極力防止し、包装用フィルムの引き出しを円滑とし、 切断も容易とし、又、包装用フィルムの所要部所以外での切断を防止することを 目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、包装用フィルム収納ケ−スの前面板の 上端縁を中央部から両側端部にいくにしたがって漸次低となる弧状としたもので ある。
【0007】
【作用】
包装用フィルム巻体より包装用フィルムの一端部を指で掴み、本体上方の開口 部より包装用フィルムを前方に引き出す。
【0008】 この際包装用フィルムは前面板の上端縁に当接するが、上端縁を中央部から両 側端部にいくにしたがって漸次低としたから、上端縁が前方へ湾曲しても、包装 用フィルムbに付与される張力は幅方向に均一となり、包装用フィルムの両側部 に発生する縦皺は極めて少なくなる。
【0009】
【実施例】
本考案の実施例について図面を参照して説明する。
【0010】 図1は本考案の一実施例の包装用フィルム収納ケ−スの外観斜視図、図2は同 ・包装用フィルム引き出し時の状態を示す平面図、図3は本考案の他実施例の包 装用フィルム収納ケ−スの外観斜視図、図4は同・包装用フィルム切断時の状態 を示す外観斜視図である。
【0011】 本考案の包装用フィルム収納ケ−ス1は厚紙製であり、図1に示すように、本 体2とこれに接合する蓋体3とよりなる。
【0012】 本体2は、前面板4、背面板5、側面板6,7、底面板8よりなり、上方を開 口部9とした直方体状のものである。
【0013】 ここで、前面板4の上端縁10は中央部10aが最も高く、両側端部10bに いくにしたがって漸次高さが低となる弧状を呈するよう形成してある。
【0014】 又、底面板8の前端部にはステンレス等製の鋸刃状の切断部材11を固着して ある。
【0015】 蓋体3は、上面板12の前端に略直角に懸垂板13の上端を接合したものであ り、上面板12の後端は前記背面板5の上端に接合してある。
【0016】 使用時には、この包装用フィルム収納ケ−ス1の本体2内に包装用フィルム巻 体aを挿入しておく。
【0017】 本考案の包装用フィルム収納ケ−ス1も、従来のものと同様、包装用フィルム 巻体aより包装用フィルムbの一端部を指で掴み、本体2上方の開口部9より包 装用フィルムbを前方に引き出して使用するものであり、この際、包装用フィル ムbはやはり前面板4の上端縁10に当接する。
【0018】 しかし、本考案の包装用フィルム収納ケ−ス1では、上端縁10の中央部10 aを最も高く、両側端部10bにいくにしたがって漸次高さを低とする弧状に形 成したから、図2に示すように、上端縁10が前方へ湾曲しても、包装用フィル ム巻体aからの包装用フィルムbの剥離位置がほぼ軸方向に直線状となる。
【0019】 従って、包装用フィルムbの幅方向に張力が略均一となり、引き出した包装用 フィルムbの両側部に発生する縦皺は極めて小なくなる。
【0020】 他実施例の包装用フィルム収納ケ−ス21を図3に示す。
【0021】 この包装用フィルム収納ケ−ス21も、上記実施例のものと同様、本体22と これに接合する蓋体23とよりなり、前面板24の上端縁25も中央部25aが 最も高く、両側端部25bにいくにしたがって漸次高さが低となる弧状を呈する よう形成してある。
【0022】 ただし、この包装用フィルム収納ケ−ス21では、底面板の前端部に切断部材 を固着するのではなく、蓋体23の懸垂板26の下端部にL字形をした鋸刃状の 切断部材27を固着してある。
【0023】 又、前面板24には一方の側面板28から他方の側面板29に渡って切断部材 挿入溝30を形成してある。
【0024】 そして、上面板31により本体22上方の開口部32を閉鎖した時、図4に示 すように、切断部材27が切断部材挿入溝30内に挿入されるようになっている 。
【0025】 この包装用フィルム収納ケ−ス21においても、前記実施例と同様に、上端縁 25が前方へ湾曲しても、包装用フィルムbの両側部に発生する縦皺は少なくな る。
【0026】 さらに、この包装用フィルム収納ケ−ス21においては、包装用フィルム収納 ケ−ス21を90°回転し、懸垂板26を左手の親指で押さえて切断部材27を 切断部材挿入溝30内に挿入し、右手で包装用フィルムbを上方に引張って切断 するから、包装用フィルムbに幅方向に均一な引張力を付与し易く、包装用フィ ルムbを極めて円滑に切断でき、又、切断時に発生する縦皺をも極力少なくする ことができる。
【0027】
【考案の効果】
本考案の包装用フィルム収納ケ−スは、前面板の上端縁を中央部から両側端部 にいくにしたがって漸次低となるようにしたから、上端縁が前方へ湾曲しても包 装用フィルムに付与される張力は幅方向に均一化されるから、包装用フィルムの 両側部に発生する縦皺を極めて少なくすることができる。
【0028】 これにより、包装用フィルムの引き出しを円滑とし、切断も容易とし、又、所 要部所以外での切断を極力防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の包装用フィルム収納ケ−ス
の外観斜視図である。
【図2】同・包装用フィルム引き出し時の状態を示す平
面図である。
【図3】本考案の他実施例の包装用フィルム収納ケ−ス
の外観斜視図である。
【図4】同・包装用フィルム切断時の状態を示す外観斜
視図である。
【図5】従来の包装用フィルム収納ケ−スの外観斜視図
である。
【図6】同・包装用フィルム引き出し時の状態を示す平
面図である。
【図7】同・包装用フィルム切断時の状態を示す外観斜
視図である。
【符号の説明】
1 包装用フィルム収納ケ−ス 2 本体 3 蓋体 4 前面板 5 背面板 6 側面板 7 側面板 8 底面板 10 上端縁 10a中央部 10b側端部 12 上面板 13 懸垂板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面板、背面板、側面板、底面板よりな
    る本体に、上面板、懸垂板よりなる蓋体を接合してなる
    包装用フィルム収納ケ−スにおいて、前記前面板の上端
    縁を中央部から両側端部にいくにしたがって漸次低とな
    る弧状としたことを特徴とする包装用フィルム収納ケ−
    ス。
JP7878291U 1991-09-03 1991-09-03 包装用フイルム収納ケース Pending JPH0522326U (ja)

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JP7878291U JPH0522326U (ja) 1991-09-03 1991-09-03 包装用フイルム収納ケース

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Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0522326U true JPH0522326U (ja) 1993-03-23

Family

ID=13671462

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JP7878291U Pending JPH0522326U (ja) 1991-09-03 1991-09-03 包装用フイルム収納ケース

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JP (1) JPH0522326U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021091464A (ja) * 2019-12-12 2021-06-17 信越ポリマー株式会社 巻回体用化粧箱

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