JPH05222761A - バルコニー - Google Patents

バルコニー

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JPH05222761A
JPH05222761A JP6141792A JP6141792A JPH05222761A JP H05222761 A JPH05222761 A JP H05222761A JP 6141792 A JP6141792 A JP 6141792A JP 6141792 A JP6141792 A JP 6141792A JP H05222761 A JPH05222761 A JP H05222761A
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JP
Japan
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balcony
wall
opening
side wall
shutter
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JP6141792A
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JP2571888B2 (ja
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Akio Yamamoto
明雄 山本
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Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 階下側の開口部にシャッタを配置してもバル
コニーの床下面側付近の外観を損じることがなく、又、
必要な場合には階下側の開口部等への日照、降雨の遮蔽
作用を補足する処理が外観を損なわず簡単にできるバル
コニーを得る。 【構成】 このバルコニーは、外壁3から突出した上方
階のバルコニー1の外壁3に接する側辺を除く手前側と
左右の側壁11の下端部に対して、側壁11と外周側の
横方向寸法をほぼ等しくした継ぎ足し側壁21を備え、
かつ、その下部相互間に軒裏天井板22を配置した継ぎ
足し部材2を連結してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は建築物の二階以上の階の
外壁から突出して設けるバルコニーに関する。
【0002】
【従来の技術】建築物の二階以上の階の外壁から外方に
バルコニーを突出して設けることはよく行われる。そし
てこのバルコニーを設けた箇所の階下側の部屋の開口部
に対しては、防犯、遮音、遮光等の目的で雨戸を配置す
ることが多いが、雨戸に比較して操作性が格段に良い巻
き上げ格納型の金属製シャッタを配置する場合も増えて
いる。この時はシャッタボックスを上方のバルコニーの
床下面側の高さにして壁面に取り付ける。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記従来
のバルコニーでは、階下側の部屋の開口部にシャッタを
配置した場合に、上方階のバルコニーの床下面側にかな
り大型のシャッタボックスが露出してしまい、この付近
の外観を非常に損じる難点がある。又、上方階のバルコ
ニーの配置高さ、奥行きによっては、階下側の部屋の開
口部やバルコニーに対して日照、降雨の遮蔽作用が不足
することもあるが、従来のバルコニーではバルコニー全
体の変更を行わねば対処できず、諦めてしまうことが多
かった。本発明は階下側の部屋の開口部にシャッタを配
置してもバルコニーの床下面側付近の外観を損じること
がなく、又、必要な場合には階下側の開口部、バルコニ
ー、ベランダ等への日照、降雨の遮蔽作用を補足する処
理が外観を損なわず簡単にできるバルコニーを提供する
ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係るバルコニー
は、外壁から突出した上方階のバルコニーの前記外壁に
接する側辺を除く手前側と左右の側壁の下端部に対し
て、前記側壁と外周側の横方向寸法をほぼ等しくした継
ぎ足し側壁を備え、かつ、前記継ぎ足し側壁の下部相互
間に軒裏天井板を配置した継ぎ足し部材を連結してな
る。
【0005】
【作用】上方階のバルコニーの手前側と左右の側壁の下
端部に、前記側壁と外周側の横方向寸法がほぼ等しい継
ぎ足し側壁を連結した形態であるため、継ぎ足し部材は
上方のバルコニー部分と寸法が揃って継ぎ足され、外周
側表面に出入りがなく連結箇所が目立たない。そして継
ぎ足し部材の前記継ぎ足し側壁の下部相互間は軒裏天井
板が配置されていることで、この部分を下方から見上げ
た時に継ぎ足し部分の内側凹所を見せない。
【0006】
【実施例】図1は本発明のバルコニーの一実施例を示す
分解斜視図、図2は図1のX−X線矢印方向より見た縦
断面図である。図中、1はバルコニー、11は側壁、2
は継ぎ足し部材、21は継ぎ足し側壁、22は軒裏天井
板、3は外壁である。図1に示すように、本実施例のバ
ルコニーはバルコニー1の下方に特定構造の継ぎ足し部
材2を連結したものである。すなわち、外壁3から突出
した形態としたこの場合の上方階である二階のバルコニ
ー1において、外壁3に接する側辺以外の部分の手前側
と左右の三方の側壁11の下端部に継ぎ足し部材2を連
結する。
【0007】継ぎ足し部材2はこの場合、前記バルコニ
ー1の三方の側壁11に外周側の横方向寸法がほぼ等し
い平面略コ状の三方の継ぎ足し側壁21と軒裏天井板2
2とからなる。継ぎ足し側壁21は側壁11への連結を
確実化するため、内周側の横方向寸法も側壁11に等し
くした。すなわち、両者は同一厚さで突合せ連結とした
が、材質と構造によっては外周側の横方向寸法のみを一
致させてもよい。更に三方の継ぎ足し側壁21の下部相
互間、すなわち、継ぎ足し側壁21の下端部内周に接す
る四辺形の範囲に軒裏天井板22を配置する。このよう
に構成した継ぎ足し部材2をバルコニー1の側壁11の
下端部に連結するが、詳細には図2に示すように、側壁
11の下端に配置した貫通穴付の横部材23aと、継ぎ
足し側壁21の上端に配置した貫通穴付の横部材23b
とをボルト24で結ぶ。又、軒裏天井板22の配置は、
従来の軒における軒裏天井板の装着と同様に、野縁、回
し縁等を適宜用いて行う。
【0008】一階側の開口部4にシャッタ5を設置する
とした場合、そのシャッタボックス51を開口部4上辺
側の外壁3に取り付けることになる。この時は前記バル
コニー1の継ぎ足し部材2を、その継ぎ足し側壁21の
高さが予めシャッタボックス51の高さに等しくなるよ
うに、製作する。そしてシャッタボックス51の下面側
に継ぎ足し部材2の軒裏天井板22を配置し、シャッタ
5の通過範囲に対するスリット状の開口部25を軒裏天
井板22の該当箇所に設ける。これでシャッタ5の昇降
操作は支障なく行え、又、シャッタボックス51の開放
点検が必要な場合は該当範囲の軒裏天井板22を着脱し
て実施する。以上のようにバルコニー1の下方にシャッ
タ5を設置して、大型のシャッタボックス51が取り付
けられても、本実施例の継ぎ足し部材2を設けること
で、シャッタボックス51は隠され、バルコニー1の下
方の外観を損なわない。なお、側壁11と継ぎ足し側壁
21との連結箇所に出入りがなく、目立つことはない
が、更に両者の材質、色調等を同一にして殆ど一体化し
て見せることも容易である。
【0009】一階側の開口部4にシャッタ5を設置しな
い場合でも、この開口部4又はその前のベランダ等に対
して上方のバルコニー1の幅が狭いか、あるいは配置高
さがやや高いと、日照時間が多すぎるか、雨がかかり過
ぎることがある。このような場合にも本実施例のバルコ
ニーを適用し、継ぎ足し部材2の継ぎ足し側壁21の高
さを予め適正な値に設定して取り付けると、簡単に前記
日照、降雨の遮蔽作用を補足することができる。しかも
継ぎ足し部材2を下方から見上げても、軒裏天井板22
が配置してあるため、継ぎ足し側壁21の内周の凹所が
見えず、又、側壁11と継ぎ足し側壁21との連結箇所
の外観も良い。
【0010】本発明のバルコニーは前記実施例以外にも
種々の応用が可能である。例えば、中高層住宅の各階の
バルコニーにも同様に適用でき、又、バルコニーの床が
台形、半楕円形等であってもよく、階下側の開口部に防
犯、防災目的の金属製シャッタの配置が外観を損なわず
に行え、又、日照、降雨の遮蔽作用の補足も同様に外観
を損なうことなく実施でき、好都合である。更に後付け
装着も簡単に実施可能で、一層適用範囲を増す。
【0011】
【発明の効果】本発明に係るバルコニーによれば、階下
側の部屋の開口部にシャッタを配置しても、バルコニー
の床下面側付近の外観を損じることがなく、又、必要な
場合は階下側の開口部、バルコニー、ベランダ等への日
照、降雨の遮蔽作用を補足する処理が外観を損なわずに
非常に簡単に実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のバルコニーの一実施例を示す分解斜視
図である。
【図2】図1のX−X線矢印方向より見た縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 バルコニー 2 継ぎ足し部材
3 外壁 5 シャッタ 11 側壁
21 継ぎ足し側壁 22 軒裏天井板 51 シャッタボックス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外壁から突出した上方階のバルコニーの
    前記外壁に接する側辺を除く手前側と左右の側壁の下端
    部に対して、前記側壁と外周側の横方向寸法をほぼ等し
    くした継ぎ足し側壁を備え、かつ、前記継ぎ足し側壁の
    下部相互間に軒裏天井板を配置した継ぎ足し部材を連結
    してなるバルコニー。
JP4061417A 1992-02-14 1992-02-14 バルコニー装置 Expired - Lifetime JP2571888B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP4061417A JP2571888B2 (ja) 1992-02-14 1992-02-14 バルコニー装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP4061417A JP2571888B2 (ja) 1992-02-14 1992-02-14 バルコニー装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05222761A true JPH05222761A (ja) 1993-08-31
JP2571888B2 JP2571888B2 (ja) 1997-01-16

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ID=13170510

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Cited By (2)

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JP2004162274A (ja) * 2002-11-11 2004-06-10 East Japan Railway Co ベランダ騒音低減構造
WO2020087150A1 (en) * 2018-10-30 2020-05-07 Westbank Projects Corp. Apartment balcony

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JPS6087948U (ja) * 1983-11-25 1985-06-17 ナショナル住宅産業株式会社 片持床の構造

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US11319702B2 (en) 2018-10-30 2022-05-03 Westbank Projects Corp. Apartment balcony

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