JPH11101007A - 建 物 - Google Patents

建 物

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JPH11101007A
JPH11101007A JP19186398A JP19186398A JPH11101007A JP H11101007 A JPH11101007 A JP H11101007A JP 19186398 A JP19186398 A JP 19186398A JP 19186398 A JP19186398 A JP 19186398A JP H11101007 A JPH11101007 A JP H11101007A
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JP
Japan
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building
wall portion
window
protruding
floor
Prior art date
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Pending
Application number
JP19186398A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatoshi Shindo
正寿 進藤
Haruyuki Yagi
晴之 八木
Tsutomu Ogawa
孜 小川
Shigeo Maeda
茂生 前田
Mahomi Tanaka
まほみ 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui House Ltd filed Critical Sekisui House Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】機能的で意匠性の向上を図ることができる建物
を提供する。 【解決手段】建物1の二階1bにおいて、側壁面11の
一部が突設されて、建物1の水平方向に沿った突設壁部
12が形成され、この突設壁部12に、複数の窓2が設
けられたもの。また、建物1の一階1aと二階1bとの
間で、側壁面11の一部が突設されて、建物1の垂直方
向に沿った突設壁部12が形成され、この突設壁部12
に、複数の窓2が設けられたもの。さらに、窓2が、突
設正面壁部12aおよび突設側壁部のうち、少なくとも
何れか一方に設けられてなるもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅建物に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、建物の外壁面は、凹凸無く面一
に仕上げられているのが常である。
【0003】そこで、従来より、この建物の外壁面に、
この外壁面より外方向に突出する出窓を設け、外壁面の
意匠性の向上を図ることが行われていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の出
窓の場合、外壁面全体のうち、単に窓の部分が部分的に
突出するだけなので、建物の北側立面や、軒面などは、
出窓を設けたとしても、単調で表情が乏しくなり易い。
【0005】また、出窓の場合、通常の窓と異なった専
用の出窓を施工するため、コスト高になってしまう。
【0006】さらに、出窓の場合、室内空間的には、単
に窓の部分が部分的に外方向に突出した状態となるだけ
で、室内空間を広く感じる程のものにはならない。
【0007】さらに、建物の外壁面には、大きさの異な
る複数の窓が設けられ、まとまりのない外壁面となって
しまう場合があるが、このような場合に窓を出窓にして
しまうと、大きさの異なる窓が強調されて、さらにまと
まり感が無くなってしまうといった不都合を生じること
となる。
【0008】本発明は、係る実情に鑑みてなされたもの
であって、機能的で意匠性の向上を図ることができる建
物を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の建物は、建物の同階層において、側壁面の一
部が突設されて、建物の水平方向に沿った突設壁部が形
成され、この突設壁部に、複数の窓が設けられたもので
ある。
【0010】また、上記課題を解決するための本発明の
建物は、建物の異階層間で、側壁面の一部が突設され
て、建物の垂直方向に沿った突設壁部が形成され、この
突設壁部に、複数の窓が設けられたものである。
【0011】さらに、上記課題を解決するための本発明
の建物は、窓が、突設正面壁部および突設側壁部のう
ち、少なくとも何れか一方に設けられたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0013】図1は建物1の要部の外観を示し、図2は
同建物1の要部断面を示している。すなわち、この建物
1は、側壁面11の突設壁部12に窓2が設けられたも
のである。
【0014】建物1は、集成材からなる軸組31の外側
に構造用合板32を貼り付けた面構造の躯体3によって
構成されている。
【0015】側壁面11は、躯体3の外側に外壁材(図
示省略)を設け、内側に内壁材33を設けて構成されて
いる。この側壁面11は、建物1の基礎13部分から屋
根14の下部分に到る一階1aおよび二階1bの一部
が、垂直方向に突設されて突設壁部12が形成されいて
る。
【0016】この突設壁部12は、突設正面壁部12a
と突設側壁部12bとからなり、側壁面11と同様に現
場施工される。また、突設壁部12の突設厚み、すなわ
ち突設側壁部12bの幅としては、特に限定されるもの
では無いが、この幅が大きい場合には、図2(a)に示
すように、基礎13の部分を突設させ、突設壁部12を
基礎13で支持するようにしておかなければならない。
また、この幅が小さい場合には、基礎13の突設部分を
省略して一階1aおよび二階1bの突設壁部12だけを
突設させても良い。また、突設正面壁部12aの幅とし
ては、この突設正面壁部12aに設ける窓2に合わせて
決定する。例えば、図1に示すように、一階1aおよび
二階1bに同じ幅の窓2が上下して設けられている場合
には、これらの窓2が納まるような幅で突設正面壁部1
2aを形成する。
【0017】窓2は、突設壁部12が側壁面11と同様
に構成されているため、この側壁面11に施工されるの
と同様の各種の窓2を使用することができる。ただし、
突設壁部12は、突設正面壁部12aと突設側壁部12
bとによって構成されているため、この突設壁部12に
設けられる窓2としては、図3に示すように、突設正面
壁部12aだけに設けるようになされた片開き窓2aや
両開き窓2bであっても良いし(図3(a)(b)参
照)、突設側壁部12bだけに設けるようになされた片
開き窓2aであっても良いし(図3(c)参照)、突設
正面壁部12aと突設側壁部12bとの双方にまたがる
ようになされた固定窓2cと片開き窓2aとの複合サッ
シ2d、あるいは固定窓2cと両開き窓2bとの複合サ
ッシ2eであっても良いし(図3(d)(e)参照)、
突設正面壁部12aとその両側の突設側壁部12bとを
含めた突設壁部12全体に設けられるようになされた固
定窓2cと両開き窓2bとの複合サッシ2fであっても
良い(図3(f)参照)。
【0018】このように窓2を設けた突設壁部12は、
側壁面11を突設させて形成している訳だから、図2
(a)に示すように、一階1aおよび二階1bともに、
床面15から天井面16にわたる室内空間全体が外方向
に突出することとなる。したがって、図4(a)に示す
ように、突設壁部12の室内側は、床面15から上方全
体が外方向に突出するように構成して室内空間を増すよ
うにしても良いし、図4(b)に示すように、窓2の内
側にカウンター4を設け、床面15からカウンター4の
部分を塞いで、通常の出窓風に仕上げても良い。
【0019】また、突設壁部12によって、建物1の垂
直ラインが強調され、かつ、この突設壁部12内に二つ
の窓2がまとめられることとなるので、建物1全体が引
き締まって高級感のある外観となる。
【0020】なお、本実施の形態では、一階1aおよび
二階1bの窓2は、同じ幅の腰高窓となされているが、
特にこの突設壁部12に納められる窓2の種類や組合せ
としては限定されるものではなく、図5に示すように、
一階1aに設けられた二つの片開き窓2aと二階1bに
設けられた一つの両開き窓2bとを突設壁部12に納め
るようにしたものであっても良いし(図5(a)参
照)、一階1aに設けられた掃出窓2gと二階1bに設
けられた両開き窓2bとを突設壁部12に納めるように
したものであっても良い(図5(b)参照)。
【0021】また、本実施の形態では、建物1の側壁面
11の垂直方向に沿って突設壁部12を形成している
が、図6に示すように、建物1の二階1bの水平方向に
沿って突設壁部12を形成しても良い。この場合、突設
壁部12に納める窓2としても、片開き窓2aや両開き
窓2bなど、通常の側壁面11に施工される窓2であれ
ば、種類や組合せを限定されるものではない。
【0022】さらに、突設壁部12を設ける位置として
は、建物1の側壁面11であれば、特に限定されるもの
ではなく、外観上重要なファサード面に形成して印象を
与えたり、単調になりがちな北側立面に形成して単調さ
を解消したり、貧素になりがちな桁面に形成して邸宅感
を増したりといった具合に目的に応じて形成することが
できる。また、図5および図6に示すように、突設壁部
12の垂直ラインおよび水平ラインに沿って外壁化粧材
5を設けて、これら垂直ラインおよび水平ラインを強調
しても良い。
【0023】さらに、本実施の形態では、建物1は、建
物1の屋根14の下に納まるよう突設壁部12が突設さ
れているが、図7に示すように、屋根14の下に納めず
に、突設壁部12の上端部に別途小屋根17を設けて仕
上げたものであっても良い。
【0024】さらに、本実施の形態では、面構造の躯体
3について述べているが、軸組構造の躯体であっても良
い。
【0025】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によると、建
物の外壁面を水平方向または垂直方向に突設させ、この
突設壁部に複数の窓を設けているので、この突設壁部に
よって大きさの異なる複数の窓を取りまとめ、建物の水
平ラインまたは垂直ラインを強調し、建物全体を引き締
めて高級感のある外観とすることができる。
【0026】また、外壁面を突設させた突設壁部に窓を
設けているので、通常の窓を使用して出窓風の仕上がり
にすることができる。
【0027】さらに、外壁面を突設させた突設壁部に窓
を設けているので、室内空間的には、通常の出窓と同様
に窓の部分だけが外方向に突出した状態となるように内
装を仕上げることもできるし、壁全体が突出するように
内装を仕上げることもできる。
【0028】さらに、窓を、突設正面壁部および突設側
壁部のうち、少なくとも何れか一方に設けることで、外
部からの視線や建物内部の採光を考慮した建物とするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る建物の外観の要部を示す部分正面
図である。
【図2】(a)および(b)は、図1におけるI-I線お
よびII-II 線断面図である。
【図3】(a)ないし(f)は、突設壁部に窓を設けた
状態を示す断面図である。
【図4】(a)および(b)は、突設壁部の室内の仕上
がり状態の実施の形態を示す部分斜視図である。
【図5】(a)および(b)は、突設壁部に設けられる
窓の配置状態の他の実施の形態を示す建物の部分正面図
である。
【図6】(a)および(b)は、突設壁部の他の実施の
形態を示す建物の部分正面図である。
【図7】本発明に係る建物の他の実施の形態を示す正面
図である。
【符号の説明】
1 建物 1a 一階 1b 二階 11 側壁面 12 突設壁部 12a 突設正面壁部 12b 突設側壁部 2 窓 2a 片開き窓 2b 両開き窓 2c 固定窓 2d 複合サッシ(窓) 2e 複合サッシ(窓) 2f 複合サッシ(窓) 2g 掃出窓
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 前田 茂生 大阪府大阪市北区大淀中一丁目1番88号 積水ハウス株式会社内 (72)発明者 田中 まほみ 大阪府大阪市北区大淀中一丁目1番88号 積水ハウス株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物の同階層において、側壁面の一部が
    突設されて、建物の水平方向に沿った突設壁部が形成さ
    れ、この突設壁部に、複数の窓が設けられたことを特徴
    とする建物。
  2. 【請求項2】 建物の異階層間で、側壁面の一部が突設
    されて、建物の垂直方向に沿った突設壁部が形成され、
    この突設壁部に、複数の窓が設けられたことを特徴とす
    る建物。
  3. 【請求項3】 窓が、突設正面壁部および突設側壁部の
    うち、少なくとも何れか一方に設けられてなる請求項1
    または2記載の建物。
JP19186398A 1997-07-31 1998-07-07 建 物 Pending JPH11101007A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19186398A JPH11101007A (ja) 1997-07-31 1998-07-07 建 物

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20575397 1997-07-31
JP9-205753 1997-07-31
JP19186398A JPH11101007A (ja) 1997-07-31 1998-07-07 建 物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11101007A true JPH11101007A (ja) 1999-04-13

Family

ID=26506949

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19186398A Pending JPH11101007A (ja) 1997-07-31 1998-07-07 建 物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11101007A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013127181A (ja) * 2011-12-19 2013-06-27 Sekisui House Ltd 住宅

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013127181A (ja) * 2011-12-19 2013-06-27 Sekisui House Ltd 住宅

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