JPH05222494A - 磁束密度の大きなトランス鉄心用非晶質合金薄帯 - Google Patents

磁束密度の大きなトランス鉄心用非晶質合金薄帯

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JPH05222494A
JPH05222494A JP4026568A JP2656892A JPH05222494A JP H05222494 A JPH05222494 A JP H05222494A JP 4026568 A JP4026568 A JP 4026568A JP 2656892 A JP2656892 A JP 2656892A JP H05222494 A JPH05222494 A JP H05222494A
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amorphous alloy
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駿 佐藤
Toshio Yamada
利男 山田
Masahiro Fujikura
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 飽和磁束密度が高く非晶質形成能の高いトラ
ンス用非晶質合金の提供。 【構成】 組成がFea Sib c x で、片面冷却法
で作製される非晶質合金。ここでMはCu,Sの少なく
とも1種、81<a≦86、1≦b≦12、6≦c≦1
6でCuのとき0.1≦x≦2、Sのとき、0.01≦
x≦0.07、a+b+c+x=100である。 【効果】 Cu,あるいはSの添加により、熱的に不安
定であった高Fe含有Fe−Si−Bが安定化され、同
時に優れた軟磁気特性が達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電力トランスの鉄心を
主たる用途とし、可飽和リアクトル、高周波トランス、
平滑チョークなどの鉄心や磁気センサなど高飽和磁束密
度でかつ低損失特性を要求される用途に適した非晶質磁
性合金に関するものである。
【0002】
【従来の技術】液体急冷法で製造されるFe基非晶質合
金は、鉄損がきわめて小さいという特徴により、電力ト
ランスや高周波トランスの鉄心材料として有望視されて
きた。しかし、本格的な実用化にはまだ至っていない。
その要因として、飽和磁束密度がけい素鋼板に比べてか
なり低いこと、合金元素として高価なB(ボロン)を必
須とすることがあげられる。
【0003】今日、電力トランス用として開発され、実
用化されている非晶質合金は、Feを約78原子%、B
を10原子%以上含有するFe−Si−B合金である。
この合金は、飽和磁束密度よりも非晶質形成能、熱的安
定性を重視しているため飽和磁束密度がやや低い(室温
のBs<1.6T)という欠点がある。
【0004】飽和磁束密度が低いと、動作最大磁束密度
を低く設計しなければならないため、鉄心の体積あるい
は重量が大きくなるからである。Fe−Si−B非晶質
合金において室温の飽和磁束密度は、Fe82〜83原
子%のとき最大となり、その値は約1.68Tであるこ
とが知られている。したがって、飽和磁束密度を高める
ためには合金のFe含有量を高める方策が考えられる。
【0005】しかしFeが81原子%を超えると非晶質
形成能が急激に低下するため、冷却速度のおそい幅広材
料や厚肉材料の場合、結晶相を含まない非晶質単相の薄
帯を安定に形成することが困難になる。このため鋳造条
件のわずかな変動によって結晶相が形成しやすくなり、
結果として鉄損や透磁率などの軟磁気特性の劣化および
バラツキが大きくなった。すなわち、Fe−Si−B合
金においては、軟磁気特性を劣化させずに飽和磁束密度
を大幅に向上させることができなかった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、薄帯形成時
に冷却速度がおそい幅広材料および厚肉材料において、
鉄損および励磁特性の劣化がない高飽和磁束密度を有す
るFe基非晶質磁性合金を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段・作用】本発明の要旨とす
るところは下記のとおりである。 (1)組成がFea Sib c x (M=Cu,S)で
あり、片面冷却法で作製された磁束密度の大きなトラン
ス鉄心用非晶質磁性合金薄帯。ただし、a,b,c,x
は原子%でそれぞれ、81<a≦0.86、1≦b≦1
2、6≦c≦16で、xは、Cuに対して0.1≦x≦
2、Sに対して0.01≦x≦0.07である。またa
+b+c+x=100である。
【0008】(2)室温の飽和磁束密度が1.63T以
上、アニール後において、1Oeにおける磁束密度が1.
4T以上、かつ50Hz、1.5Tにおける鉄損が0.2
5W/kg以下である上記組成の磁束密度の大きなトラン
ス鉄心用非晶質合金薄帯。
【0009】すなわち本発明は、高いFe含有量のFe
−Si−B合金に、微量のCu,Sの少なくとも1種を
含有させることにより、非晶質形成能および鉄損特性、
励磁特性を優れた値に安定性に保持したまま高い飽和磁
束密度を実現した非晶質合金薄帯であり、さらにこの薄
帯を用いてつくられる軟磁気特性の優れた鉄心に関する
ものである。
【0010】図1は、単ロール急冷法で作製された幅2
5mm、板厚30μmのFe−Si−B非晶質合金薄帯に
おいて、アニール後の磁気特性に対するCu添加の効果
を示している。図から明らかなように、Cuを添加した
ものは同一アニール温度において磁気特性が優れている
だけではなく、よい磁気特性を示すアニール温度の範囲
が広い。Sの効果も同様で、Sを添加すると、図1のよ
うに広いアニール温度に対して鉄損が改善される。
【0011】次に本発明において合金組成の範囲を限定
する理由を述べる。本発明の特徴である添加元素Cu,
Sはそれぞれ、0.1≦Cu≦2(原子%)、0.01
≦S≦0.07(原子%)とする。Cu,Sとも下限値
未満では磁気特性を改善する効果が発現しないからであ
る。また、Cuが2原子%を超えると非晶質単相の形成
が困難になるとともに熱的安定性が悪くなり磁気特性が
劣化する。このため、上限を2原子%とした。Sは添加
量を増していくと薄帯の形成性が悪くなり、薄帯が脆く
なる傾向がある。そこで、薄帯の製造性と機械的性質を
勘案して上限を0.07原子%に規定した。Sは0.0
7原子%以下であれば、通常の鉄心加工プロセスにおい
て問題は生じない。
【0012】次に、Fe,Si,Bの含有量a,b,c
を限定する理由を述べる。aは、1.63T以上の高い
飽和磁束密度が室温で得られることを条件に、81超〜
86(原子%、以下同じ)、好ましくは82〜85とし
た。aが前記の範囲の下限をはずれるとき、1.63T
以上の飽和磁束密度を達成することが困難になり、一
方、上限を超えると非晶質の形成が困難になり磁気特性
のバラツキが大きくなるからである。
【0013】SiとBは非晶質形成能および熱的安定性
を向上させるため加える。本発明においては、bは1〜
12、好ましくは1〜9、cは6〜16、好ましくは7
〜15未満である。aが1未満、あるいはbが6未満で
は、非晶質相が安定に形成されず、一方、bが12、c
が16を超えても原料コストが高くなるだけで非晶質形
成能、熱的安定性の向上が認められない。よってbは1
〜12、cは6〜16の範囲に限定した。
【0014】Fe−Si−B合金においてCuおよびS
が高Fe含有Fe−Si−B非晶質合金の磁気特性を改
善する理由は現時点では明らかでない。本発明者らのグ
ロー放電発光分光法(GDS)による表面分析結果によ
ると、Cu,あるいはSを含む合金薄帯の表面は、自由
面にCuあるいはSの著しい濃度偏析がみられ、それと
ともにFe,Si,Bなどの主成分も分布状態を変えて
いる様子が認められる。このことからCuやSが不安定
な薄帯の表面層を保護して結晶化から守り、安定化して
いるものと考えられる。
【0015】さらにCuの場合はバルク(薄帯内部)の
結晶化温度を下げる作用をする。表面と内部の結晶化の
開始に時間差がなくなると、結晶化は一様に進み歪みの
発生を低減し、結果として磁気特性の劣化を抑えるもの
と考えられる。本発明は、上記の自らによるCu,Sの
表面偏析現象の発見をもとに、これを高Fe非晶質合金
の安定化に応用し、発明を完成するに至ったものであ
る。
【0016】次に本発明の実施態様について述べる。ま
ず、Fe,Si,B,CuあるいはSが上述した所定の
組成範囲となるように配合した原料あるいは母合金を溶
解する。ただし、上記の元素以外に次の元素が、本発明
の目的とする高飽和磁束密度、低損失性を損なわない範
囲、具体的には2原子%以下の少量であれば含まれても
よい。そのような元素として、V,Mn,Mo,Nb,
Ta,W,Cr,Hfがある。
【0017】これらの元素は、透磁率、耐食性、熱的安
定性の改善に有効であることが知られている。また、合
金全体に占める比率がCoは20原子%以下、Niは1
0原子%以下の範囲でFeを置換することができる。こ
の範囲であれば、Coは飽和磁束密度を向上させ、ま
た、Niは飽和磁束密度を保持しながら鉄損および透磁
率の改善に効果を示す。
【0018】溶解された合金の溶湯は、通常の単ロール
急冷法など片面冷却法を用いて非晶質の急冷薄帯とす
る。このとき使用するノズルは単一のスリットノズル、
あるいは多重スリットノズルを用いることができる。こ
こで単一ノズルは、基板の移動方向に測った幅が0.2
〜1.0mmの細長いスリット状開口部を1つもつノズル
で、薄帯の板厚が主に40μm以下のとき用いる。
【0019】また、多重スリットノズルは複数のスリッ
ト状開口部を基板の移動方向に所定の間隔(通常1mm〜
4mm)に配列したノズルで、45μm以上の厚肉材料の
製造に用いられる。なお、鋳造する雰囲気は大気中、不
活性ガス中、真空中のいずれでもよい。
【0020】以上のように作製された非晶質合金薄帯
は、飽和磁束密度が高く(少なくとも、室温で1.63
T以上)、50Hz、1.5Tにおける鉄損W15/50
0.25W/kg以下と小さく、また板厚40μm以上の
厚肉材料においても結晶相の生成が認められず、その結
果、鉄損値およびそのバラツキがともに小さいことが特
徴である。もちろん、板厚40μm以下の通常板厚にお
いても、鉄損のバラツキは大幅に減少している。これに
対してCu,Sを添加しないFeが81原子%超のFe
−Si−B合金では、薄帯表面が結晶化し、磁気特性を
劣化させる。
【0021】本発明の非晶質合金薄帯は、鉄心に成形さ
れる。成形された鉄心は歪みを除去するために熱処理を
行う。本発明において熱処理は、最高温度が260℃〜
350℃の範囲となるように設定し、この温度に1分以
上30分未満の時間保持する。この熱処理条件は、温度
が260℃未満あるいは保定時間が1分未満のとき歪み
の解放が不十分であり、また350℃以上で30分ある
いは350℃で30分間以上保持すると結晶化が開始す
るためである。ただし、熱処理条件は非晶質薄帯の製造
条件、コアの構造、および加工条件にも依存するので、
これらの条件を考慮して設定することが望ましい。
【0022】
【実施例】
実施例1 表1に示した各組成を有する母合金を作製した後、この
母合金を高周波溶解した。溶解した母合金はスリット状
の開口部をもつノズルを通して、周速毎秒24mで回転
するCu製ロールの外周面で急冷され薄帯に形成され
た。
【0023】ここで、用いたノズルは単一スリット(幅
0.6mm、長さ25mm)である。得られた薄帯の板厚、
X線回折法で調べた非晶質性は表1の通りであった。
【0024】この非晶質薄帯の異なる3か所から採取し
た試料を単板試験器で鉄損、透磁率を測定した。試料の
寸法は長さ120mm、幅25mmである。試料は磁気測定
の前に10Oeの磁界中で最高温度が260〜360℃の
範囲の温度で10〜60分、窒素雰囲気中でアニールし
た。なお、飽和磁束密度はVSM(振動型磁力計)で測
定した。諸特性の測定結果を比較例とともに表1にまと
めて示した。なお、表1において鉄損以外は3試料の平
均値を示す。
【0025】
【表1】
【0026】
【表2】
【0027】
【表3】
【0028】表1から明らかなように、CuあるいはS
を含まない従来の高Fe(Fe>81原子%)は連続薄
帯を形成することができないか、あるいは薄帯となって
も部分的に結晶化して磁気特性(鉄損、透磁率)が劣化
する。これに対して、本発明の合金は、Fe>81原子
%を含む高Fe組成のFe−Si−B非晶質合金におい
ても、X線で結晶相の存在は検出されず(○印)、磁気
特性も優れている。たとえば、飽和磁束密度は1.63
Tを超える程度に高く、透磁率が1.4T以上である。
50Hzの鉄損も、1.5Tの高い磁束密度において0.
25W/kg以下であり、従来の低Fe(<80原子%)
合金のそれを凌いでいることを表1は示している。
【0029】実施例2 表2に示した各組成の合金1kgを非晶質合金薄帯に形成
した。製造は、40μm以上の厚肉薄帯を作製するため
に、多重スリット法(スリット長さ25mm、幅0.4m
m、スリット間隔1mmのダブルスリットノズルあるいは
トリプルスリットノズルを用いた)を採用した以外は実
施例1と同様の条件である。この非晶質薄帯を実施例1
と同様にアニールしたのち、単板試験器で鉄損、透磁率
を測定した。測定結果を表2に示した。
【0030】
【表4】
【0031】表2から、本発明のCuあるいはSを含有
するFe−Si−B非晶質合金は、これらを添加しない
従来の高Fe非晶質合金に比べて、優れた特徴をもつこ
とが分かる。まず、Cu,S無添加あるいはこれらが本
発明の下限値以下のとき、Fe≧83原子%では多重ス
リット法で板厚40μm以上の厚肉薄帯を形成すること
ができず、83>Fe>81原子%のとき板厚40μm
以上の厚肉薄帯を形成することができても結晶化するこ
とがあり、軟磁気特性もよくなかった。また、本発明の
範囲をはずれる低Fe組成(Fe≦81原子%)のと
き、飽和磁束密度が1.63Tよりも低く本発明の目的
を達成できなかった。
【0032】また、本発明の合金は、高い磁束密度にお
ける鉄損が優れていることが表よりわかる。これは、C
uおよびSの効果がFeの含有量が増すほど、あるいは
板厚が厚くなるほど顕著になる。本発明の非晶質合金
は、飽和磁束密度が高く、かつ高い磁束密度において従
来の合金と同等かそれ以上の優れた軟磁気特性を有する
ものであり、しかも厚肉薄帯とすることが可能であるか
ら占積率を高めることができ、鉄心の小型化に大きな効
果を発揮する。
【0033】すなわち、本発明の非晶質合金は、従来の
Fe−Si−B非晶質合金に比べて、飽和磁束密度が高
く、高磁束密度における鉄損も低いため、電力トラン
ス、チョークコアなど高飽和磁束密度、低損失性を要求
される鉄心材料に適している。
【0034】
【発明の効果】本発明のCuあるいはSを含有するFe
−Si−B非晶質合金薄帯は、高い飽和磁束密度を有す
るとともに幅広材料、厚肉材料においても低鉄損、高透
磁率の優れた軟磁気特性を保持する。さらに、これら軟
磁気特性のロット間、ロット内のバラツキが小さい。ま
たアニール条件の自由度が広い。したがって本発明の非
晶質合金は、電力トランス、チョークコア、高周波トラ
ンスなど高飽和磁束密度が求められる鉄心材料として用
いるとき、鉄心の小型化と特性の安定を同時に達成でき
る。また、磁気シールド材、磁気センサにおいても従来
材料にくらべて有利に使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】高Fe含有Fe−Si−B非晶質合金における
Cu、およびS添加の効果を示す図表である。
【図2】(a)〜(c)は、グロー放電発光分光法(G
DS)により観測した薄帯自由面の深さ方向に対する主
要元素のプロファイルである。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 組成がFea Sib c x であり、片
    面冷却法で作製された、磁束密度の大きなトランス鉄心
    用非晶質磁性合金薄帯。ただし、MはCu,Sの少なく
    とも1種である。a,b,c,xは原子%で、81<a
    ≦86、1≦b≦12、6≦c≦16であり、xは、C
    uに対して0.1≦x≦2、Sに対して0.01≦x≦
    0.07である。また、a+b+c+x=100であ
    る。
  2. 【請求項2】 室温の飽和磁束密度が1.63T以上、
    1Oeの磁界を印加したときの磁束密度が1.4T以上、
    かつ50Hz、1.5Tにおける鉄損が0.25W/kg以
    下であることを特徴とする請求項1記載の磁束密度の大
    きなトランス鉄心用非晶質磁性合金薄帯。
JP4026568A 1992-02-13 1992-02-13 磁束密度の大きなトランス鉄心用非晶質合金薄帯 Pending JPH05222494A (ja)

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