JPH05221653A - 耐熱性黒色顔料、その製造法及びその利用 - Google Patents

耐熱性黒色顔料、その製造法及びその利用

Info

Publication number
JPH05221653A
JPH05221653A JP4190193A JP19019392A JPH05221653A JP H05221653 A JPH05221653 A JP H05221653A JP 4190193 A JP4190193 A JP 4190193A JP 19019392 A JP19019392 A JP 19019392A JP H05221653 A JPH05221653 A JP H05221653A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pigment
black pigment
manganese
raw material
black
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4190193A
Other languages
English (en)
Inventor
Peter Kuske
ペーター・クスケ
Gunter Buxbaum
グンター・ブクスバウム
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bayer AG
Original Assignee
Bayer AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Bayer AG filed Critical Bayer AG
Publication of JPH05221653A publication Critical patent/JPH05221653A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09CTREATMENT OF INORGANIC MATERIALS, OTHER THAN FIBROUS FILLERS, TO ENHANCE THEIR PIGMENTING OR FILLING PROPERTIES ; PREPARATION OF CARBON BLACK  ; PREPARATION OF INORGANIC MATERIALS WHICH ARE NO SINGLE CHEMICAL COMPOUNDS AND WHICH ARE MAINLY USED AS PIGMENTS OR FILLERS
    • C09C1/00Treatment of specific inorganic materials other than fibrous fillers; Preparation of carbon black
    • C09C1/0081Composite particulate pigments or fillers, i.e. containing at least two solid phases, except those consisting of coated particles of one compound
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01GCOMPOUNDS CONTAINING METALS NOT COVERED BY SUBCLASSES C01D OR C01F
    • C01G49/00Compounds of iron
    • C01G49/0018Mixed oxides or hydroxides
    • C01G49/0072Mixed oxides or hydroxides containing manganese
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09CTREATMENT OF INORGANIC MATERIALS, OTHER THAN FIBROUS FILLERS, TO ENHANCE THEIR PIGMENTING OR FILLING PROPERTIES ; PREPARATION OF CARBON BLACK  ; PREPARATION OF INORGANIC MATERIALS WHICH ARE NO SINGLE CHEMICAL COMPOUNDS AND WHICH ARE MAINLY USED AS PIGMENTS OR FILLERS
    • C09C1/00Treatment of specific inorganic materials other than fibrous fillers; Preparation of carbon black
    • C09C1/22Compounds of iron
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01PINDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
    • C01P2002/00Crystal-structural characteristics
    • C01P2002/30Three-dimensional structures
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01PINDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
    • C01P2006/00Physical properties of inorganic compounds
    • C01P2006/60Optical properties, e.g. expressed in CIELAB-values
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01PINDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
    • C01P2006/00Physical properties of inorganic compounds
    • C01P2006/60Optical properties, e.g. expressed in CIELAB-values
    • C01P2006/62L* (lightness axis)
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01PINDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
    • C01P2006/00Physical properties of inorganic compounds
    • C01P2006/60Optical properties, e.g. expressed in CIELAB-values
    • C01P2006/63Optical properties, e.g. expressed in CIELAB-values a* (red-green axis)
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01PINDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
    • C01P2006/00Physical properties of inorganic compounds
    • C01P2006/60Optical properties, e.g. expressed in CIELAB-values
    • C01P2006/64Optical properties, e.g. expressed in CIELAB-values b* (yellow-blue axis)
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01PINDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
    • C01P2006/00Physical properties of inorganic compounds
    • C01P2006/60Optical properties, e.g. expressed in CIELAB-values
    • C01P2006/65Chroma (C*)

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Composite Materials (AREA)
  • Pigments, Carbon Blacks, Or Wood Stains (AREA)
  • Compounds Of Iron (AREA)
  • Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 ヘマタイト構造のマンガン及び鉄の混合酸化
物であり、マンガン含有率が3−35重量%であり、淡
色化状態(10部の二酸化チタン及び1部の黒色顔料の
配合物)において塗料システムの測色法試験による絶対
明度が、CIELAB単位でL*が60から70、a*
が−0.5から1.9、b*が−4から−6.5であ
り、オートクレーブ−硬化建築材料の着色及び耐熱性塗
料システムの顔料着色に有用な耐熱性黒色顔料を、スピ
ネル構造の相を含むマンガン及び鉄酸化物あるいは水酸
化物の原料を調製し、その原料を酸化雰囲気下で500
−1,000℃にて焼成することにより得る。 【効果】 着色強度が高い耐熱性黒色顔料を得ることが
できた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、ヘマタイトの結晶構造を持つマ
ンガン及び鉄の混合酸化物を含む耐熱性黒色顔料、顔料
の製造法ならびにその利用に関する。
【0002】
【発明の背景】Fe34に基づく黒色顔料は、多くの用
途で利用され、成功してきた。しかしその耐熱性の悪さ
を考えると、オートクレーブ−硬化建築材料又は耐熱塗
料としての用途には、それらが茶色又は赤色のFe23
に酸化されるため、不適当である。
【0003】DE−B 17 67 868に記載のF
23−Mn23の市販の黒色顔料は耐熱性が高く、上
記の用途に非常に適している。しかしこれらの顔料は、
Fe34に基づく市販の顔料と比較して着色強度が40
−70%であり、その結果深い黒色の効果を得るために
は例えば建築材料に上記の材料を比較的多量に加えなけ
ればならない。
【0004】DE−B 17 67 868は、ヘマタ
イトの構造を持つ相及び主成分としてビクスバイトを含
むFe23−Mn23系の耐熱性黒色顔料の製造法を記
載している。この方法の場合、鉄及びマンガンの酸化物
又は酸化物形成出発材料を混合し、得られた混合物に塩
化ナトリウムなどの鉱化剤を加え、全体を800−90
0℃の温度で焼成する。この方法により、顔料Bayf
erroxR303Tより着色強度の高い顔料を得るこ
とはできない。顔料BayferroxR303Tは、
商業的に入手できるBayer AG製造のFe23
Mn23系の耐熱性黒色顔料である。
【0005】DE−A 2 159 364は、ヘマタ
イトの構造を持つ耐熱性黒色顔料の製造法を記載してい
る。この方法では、β−FeOOHをマンガン−含有化
合物と共に焼成する。構造的にβ−FeOOH中に存在
するクロリドのために、焼成の時にかなりの量の塩素ガ
スが二酸化マンガンと共に放出され、方法を工業的規模
で運転するのに不利である。この方法で得られる顔料は
非常に高い着色強度を持つが、黄−赤の底色を帯びて望
ましくない。従ってこれらの顔料は、例えばねずみ色建
築材料の製造又は深黒コイル被覆組成物用の深い黒色効
果を得るのに不適である。
【0006】DE−A 26 20 953に従い、硫
酸鉄及びマンガン−含有化合物を含む混合物の焼成によ
り熱安定性黒色顔料が製造される。方法の間に形成され
るSO2を見ると、廃ガスは高価な脱硫を行わなければ
ならない。マンガン含有率が11.5−46%の場合に
黒色顔料が得られ、これは鉄−対−マンガンの比率が5
−0.5:1に対応し、14−23%が好ましい。従っ
てこの方法は、ビクスバイトの相が顔料の性質を担って
いるとするDE−B 17 67 868の記載に従っ
ている。鉄−対−マンガンの比率が>5:1に対応する
11.5%以下のマンガン含有率の場合、茶色の顔料が
得られる。
【0007】US−A 3,655,418では、鉄及
びマンガンの水酸化物を凝集剤の存在下で溶液から沈澱
させ、焼成する。その特性を考えると、沈澱は濾過及び
洗浄が難しい。得られたフィルターケーク中の塩含有物
は焼成過程で広範囲の焼結を起こし、粉砕するのが困難
な炉のクリンカーを形成する。顔料は着色強度が不足し
ており、明らかに茶色がかっている。さらに焼成過程に
おける塩の分解は、炉の廃ガスを広範囲で精製しなけれ
ばならないことを意味する。
【0008】DE−C 191 063に従い、アニリ
ン法で製造した原料の焼成によりヘマタイト構造の茶色
又は黒色酸化物が得られる。この周知の方法で得られる
黒色顔料は、はっきりした赤味及び低い着色強度が顕著
である。BayferroxR303Tと比較したこの
着色強度は、わずか40−50%である。
【0009】従って本発明が提出する課題は、上記の欠
点を持たず、着色強度の高い熱安定性黒色顔料の提供で
ある。
【0010】
【発明の簡単な説明】本発明は、ヘマタイト構造のマン
ガン及び鉄の混合酸化物であり、マンガン含有率が3−
35重量%であり、淡色化状態(10部の二酸化チタン
及び1部の黒色顔料の配合物)において塗料システムの
測色法試験による絶対明度が、CIELAB単位でL*
が60から70、a*が−0.5から1.9、b*が−
4から−6.5である耐熱性黒色顔料に関する。本発明
は又、スピネルの構造を持つ相を含むMn及びFe酸化
物又は水酸化物の原料を調製し、その後原料を500−
1,000℃の範囲の温度の酸化雰囲気中で焼成するこ
とを含む、黒色顔料の製造法に関する。
【0011】
【詳細な説明】ここで驚くべきことに、Fe34/Mn
34混合結晶系の、スピネルの構造の相を含む沈澱生成
物の焼成により、Fe23/Mn23系の深黒色顔料が
得られることを見いだした。本発明の方法を用いて、マ
ンガン含有率がわずか3重量%の黒色顔料が得られ、マ
ンガン含有率が約5−10重量%の場合は深黒色顔料が
得られる。
【0012】本発明の方法により製造するFe23/M
23混合結晶系の顔料は、基本的にヘマタイト構造の
相を含み、3−35%のマンガンを含む。ヘマタイト相
は顔料の少なくとも60重量%、好ましくは80重量%
以上を成す。
【0013】従って本発明は、ヘマタイト構造のマンガ
ン及び鉄の混合酸化物を含み、マンガン含有率が3−3
5重量%であり、淡色化状態(10部の二酸化チタンB
ayertitanR−KB−2及び1部の黒色顔料の
配合物)において絶対明度が、CIELAB単位でL*
が60から70、a*が−0.5から1.9、好ましく
は0−1.2、b*が−4から−6.5、好ましくは−
5.0から−6.0である耐熱性黒色顔料に関する。
【0014】本発明は、Fe23/Mn23系の顔料で
はビクスバイトの構造の相が黒色顔料の性質を担ってお
り、ヘマタイト相が望ましくない赤味がかった底色及び
比較的低い着色強度を示すという、DR−B 17 6
7 868から発した偏見を克服する。
【0015】本発明の黒色顔料は、<1重量%、特に<
0.3重量%のSiO2含有物を含むのが好ましい。従
ってこの点で、本発明の黒色顔料は無機二酸化マンガン
を用いた焼成により得た顔料と異なる。
【0016】本発明の黒色顔料の着色強度は、特にその
マンガン含有率により決まる。
【0017】鉄−対−マンガンの比率が10:1から
4:1の場合に特に着色強度の高い顔料が得られ、これ
はマンガン含有率14重量%に相当する。この範囲でマ
ンガン含有率の増加と共に顔料は着色強度が高くなり、
赤味及び黄味をほとんど示さない。鉄−対−マンガンの
比率が4:1以下の場合、焼成原料中にビクスバイト構
造の相がさらに観察される。従って鉄−対−マンガンの
比率が4:1以下の顔料はマンガン含有率の増加と共に
着色強度の向上を示さない。
【0018】黒色顔料の明度は、添加元素の含有率の影
響も受ける。1種類かそれ以上のアルミニウム、クロ
ム、チタン、マグネシウム、カルシウム及び亜鉛などの
元素を酸化物の形態で最高5重量%の合計量で含む本発
明の顔料は、特に優れた明度を示す。
【0019】本発明は又、本発明の黒色顔料の製造法に
おいて、最初にスピネルの構造の相を含むMn及びFe
酸化物又は水酸化物から成る原料を調製し、その後50
0−1,000℃、好ましくは600−800℃の範囲
の温度の酸化雰囲気中で焼成することを特徴とする方法
に関する。
【0020】基本的に原料は、大体の組成がFe3-X
x4であるスピネルの構造の相を含み、0<X<3が
特に適している。
【0021】原料は、鉄及びマンガンの塩をアルカリの
存在下で酸化する沈澱法により調製するのが好ましい。
【0022】その製造法は、例えばUS 3,822,
210により周知である。
【0023】窒素吸着法(DIN 66 131)によ
り決定した比表面積が2−20m2/g、好ましくは4
−10m2/gの原料が、本発明の顔料の製造に特に適
している。それより微粒子の原料を焼成すると、望まし
くない赤味又は黄味がかった底色を示す顔料を与え、非
常に粗い粒子の原料を焼成すると、着色強度の低い顔料
を与える。従って比表面積が4−10m2/gの原料が
着色強度が高く、望ましくない底色を持たない顔料を与
えるので特に適している。
【0024】沈澱原料を500−1,000℃、好まし
くは600−800℃の温度で、典型的には15−18
0分(滞留時間)かけて焼成する。ヘマタイト構造の相
への反応を完結するのに800℃にて約5分の滞留時間
が十分である。焼成は、650−750℃の温度で1−
180分及び30−120分の滞留時間をかけて行うの
が好ましい。なぜならこのような条件下では明瞭な焼結
が起こらず、苦心して粉砕する必要がないからである。
焼成には湿潤フィルターケーク又は乾燥原料を使用する
ことができる。原料の塩含有率は1%以下、好ましくは
0.5%以下である。塩含有率の増加と共に焼成の間に
明瞭な焼結が観察される。その場合、苦心して粉砕を行
わないと着色強度の高い顔料を得ることができない。
【0025】焼成は、典型的酸素含有率が10−20体
積%の酸素含有雰囲気下における直接又は間接燃焼によ
り行う。
【0026】方法の一般的具体化の場合、アルカリ沈澱
剤を用いて二価の鉄及びマンガンの塩を20:1から
2:1のモル比で沈澱させ、使用する沈澱剤の量は使用
する金属塩のモル量の少なくとも2倍である。アルカリ
沈澱の後に、60℃から沸点の温度の撹拌槽中で3−8
時間エアレーションを行う。得られた懸濁液を吸引漏斗
上で濾過し、塩含有率が1重量%以下になるまで洗浄す
る。洗浄したフィルターケークを湿潤状態で、又は乾燥
後に焼成する。
【0027】焼成は、酸化雰囲気のマッフル炉又は回転
キルン中、500−900℃の温度で行う。滞留時間は
数分から数時間までの範囲であることができる。
【0028】通常の顔料製造で使用されるミル、例えば
ディスクミル、振動ボールミル又はジェットミル中で粉
砕した後、DIN 6174/ISO 7724,1−
3ドラフトに従い、結合剤F48又はL64中で着色強
度及び色合いの決定のための試験を行い、CIELAB
(c/2度)値を実施例に示す。参照試料として黒色顔
料BayferroxR303T(Bayer AGの
製品)を使用する。
【0029】本発明は、建築材料の着色及び耐熱性塗料
系における本発明の黒色顔料の利用にも関する。
【0030】以下の実施例は、本発明の説明を目的とし
ており、いかようにも本発明を制限するものではない。
【0031】
【実施例】
比較実施例1 DE−A 02 159 364の実施例4にならっ
た。回折分析により、洗浄し乾燥した原料は基本的にβ
−FeOOHを含む。焼成顔料は、ヘマタイト相に加え
て他の相を含む。顔料はDismembratorR
で粉砕した(3分、スチールボール)。顔料の着色強度
はda*=0.9及びdb*4.7にて350%であ
る。顔料は明瞭な茶の底色を示し、深い黒色の着色に不
適当である。 比較実施例2 DE−A 02 159 364の実施例3にならっ
た。基本的に顔料はヘマタイトの構造の相を含み、茶−
黒色である。着色強度はda*=4.9及びdb*=1
2にて355%である。
【0032】比較実施例3 DE−A 26 20 963の実施例1にならった。
顔料は850℃にて3時間焼成し、Dismembra
torR中で粉砕した(3分、スチールボール)。Ba
yferroxR303Tと比較して、顔料の着色強度
はds*=0.1及びdb*=−0.1にて105%で
ある。
【0033】回折分析により、顔料はビクスバイト及び
ヘマタイトの構造の相を含む。
【0034】比較実施例4 DE−A 1 191 063の実施例4にならった。
600−800℃の温度で焼成することにより茶−黒色
の顔料を得た。この顔料は、深い黒着色に不適当であ
る。回折分析により、顔料はビクスバイト及びヘマタイ
トの構造の相を含む。
【0035】実施例1 通気撹拌機を備えた30lの撹拌槽で、200g/lの
FeSO4を含む10.1lのFeSO4溶液及び600
g/lのMnSO4・H2Oを含む0.9lのMnSO4
溶液を合わせ、窒素でパージした。その後NaOH濃度
が656g/lの水酸化ナトリウム2.3リットルを1
5分かけて加え、撹拌しながら85℃に加熱した。その
後85℃にて300l/時間の空気を5.5時間通し
た。吸引漏斗上で黒色の懸濁液を約20lの水を用いて
洗浄し、空気循環乾燥室で80℃にて乾燥した。分析に
よると乾燥原料は、0.2%の可溶性塩を含む。原料の
比表面積は、5.3m2/gと測定される。回折分析に
よると、原料はスピネルの構造の相を含む。
【0036】300gの原料を回転キルン中で700℃
にて4時間焼成し、その間500l/時間の空気を通し
た。分析によると顔料は12.5%のMnを含む。顔料
のX−線回折図は、ヘマタイトの回折線のみを示す。D
ismembratorR型の振動ボールミル中で種々
の方法で顔料を粉砕した。
【0037】a)1分、めのうボール b)3分、スチールボール c)スチームジェット粉砕。
【0038】L64、F48及びスパー中における測色
法試験により、着色強度が200−260%であること
が明らかになった。顔料は深い黒色であり、望ましくな
い色味は示さない。
【0039】
【表1】 粉砕 試験媒体 着色強度 da* db* ───────────────────────────────── 1分、めのう L64 201 −0.2 −0.3 3分、スチール L64 260 0 0.1 スチームジェット L64 260 0.2 0.1 スチームジェット F48 252 0.4 0 スチームジェット スパー 214 0.2 −0.9 実施例2 原料の調製に11.85lのFeSO4(200g/
l)、0.28lのMnSO4溶液(600g/lMn
SO4・H2O)及び2.32lの水酸化ナトリウム(6
56g/l)を用いる他は実施例1と同様の方法を用い
た。原料の比表面積は3.8m2/gと測定された。塩
含有率は0.3重量%である。分析によると原料はスピ
ネルの構造の相を含む。原料を乾燥し、500l/時間
の空気を通じた回転キルン中で700℃にて4時間焼成
した。DismembratorR(1分、めのうボー
ル)中で粉砕した後、顔料の着色強度は、da*=1.
4及びdb*=0.4にて164%である。
【0040】分析によると、顔料は3.9重量%のMn
を含み、ヘマタイトの構造の相のみを含む。
【0041】実施例3 原料の製造に11.39lのFeSO4(200g/
l)、0.47lのMnSO4溶液(600g/lMn
SO4・H2O)及び2.32lの水酸化ナトリウム(6
56g/l)を用いる他は実施例1と同様の方法を用い
た。分析によると原料はスピネルの構造の相を含む。比
表面積は、3.6m2/gと測定される。
【0042】原料を700℃にて4時間焼成し、蒸気−
対−生成物の比率が3:1にてスチームジェットミル中
で粉砕した。L64中における測色法評価により、30
3Tと比較した顔料の着色強度は、da*=0.6及び
db*=0.6にて208%である。分析によると、顔
料は6.4%のMnを含み、ヘマタイトの構造の相を含
む。
【0043】実施例4 10.1lのFeSO4(200g/l)、0.94l
のMnSO4溶液(600g/lMnSO4)及び2.3
2lの水酸化ナトリウム(656g/l)を用いる他は
実施例1と同様の方法を用いて原料を製造した。
【0044】原料の比表面積は、5.2m2/gと測定
される。分析によると原料はスピネルの構造の相を含
む。
【0045】原料を550℃にて4時間焼成し、Dis
membratorR中でめのうボールを用いて1分間
粉砕した。L64中の顔料の着色強度は、da*=−
0.1及びdb*=0にて222%である。マンガン含
有率は13.8%である。分析によると顔料は、ヘマタ
イト構造の相を含む。
【0046】実施例5 実施例4に記載の原料を予備加熱した磁製皿に入れ、マ
ッフル炉中、700℃にて種々の時間で焼成し、その後
DismembratorR(1分、めのうボール)中
で粉砕した。
【0047】
【表2】 焼成時間 着色強度 da* db* ──────────────────────────── 10分 197 −0.5 0.4 30分 192 −0.6 0.5 60分 188 −0.7 0.6 2分 225 0.9 1.3 4分 225 0 0.1 実施例6 反応の間、pH値が10.5の一定に保たれるように水
酸化ナトリウムの添加を制御する以外、方法は実施例1
と同様である。原料の比表面積は、10m2/gであ
る。原料を700℃で2時間焼成し、Dismembr
atorR中でスチールボールを用いて3分間粉砕し
た。顔料のL64中における着色強度は、da*=1.
3及びdb*=1.7にて330%である。
【0048】
【表3】 表1 実施例1−6及び比較実施例1−3の絶対明度 L64中で淡色化:10部の二酸化チタンBayert
inR−KB−2及び1部の黒色顔料の配合物。
【0049】 実施例 L* a* b* C* ──────────────────────────────── 1a 64.6 0.7 −6.1 6.1 1b 64.3 0.8 −5.8 5.9 1c 64.4 0.8 −5.9 5.9 2 69.5 1.9 −5.1 5.4 3 66.7 1.2 −5.2 5.3 4 66.6 0.5 −6.0 6.0 5a 64.6 0.7 −5.7 5.7 b 65.1 0.5 −5.8 5.8 c 64.7 0.5 −6.0 6.0 d 66.1 1.5 −4.5 4.7 e 66.1 0.6 −5.7 5.7 6 61.3 2.0 −4.1 4.6 7 67.1 −0.2 −5.9 5.9 比較実施例 1 61.5 1.6 −1.6 2.3 2 61.4 5.6 −5.8 8.1 3 73.3 0.5 −5.0 5.0 303T 73.9 0.4 −5.0 5.0 実施例7 10.84lのFeSO4(200g/l)、1.99
lのMnSO4(600g/lMnSO4・H2O)及び
5.25lのNaOH(350g/l)を使用する以
外、方法は実施例1と同様であった。
【0050】分析によると原料はスピネル構造の相を含
む。比表面積は、6.4m2/gと測定された。原料を
750℃で4時間焼成し、DismembratorR
(1分、めのうボール)中で粉砕した。顔料の着色強度
は、da*=−0.6、db*=0.1及びdc*=−
0.1にて208%である。顔料は23%のMnを含
む。
【0051】相分析によると顔料は、ヘマタイト及びビ
クスバイトの構造の相を含む。ヘマタイト相が約85%
を成す。
【0052】本発明の主たる特徴及び態様は以下の通り
である。
【0053】1.耐熱性黒色顔料において、ヘマタイト
構造のマンガン及び鉄の混合酸化物であり、マンガン含
有率が3−35重量%であり、淡色化状態(10部の二
酸化チタン及び1部の黒色顔料の配合物)において塗料
システムの測色法試験による絶対明度が、CIELAB
単位でL*が60から70、a*が−0.5から1.
9、b*が−4から−6.5であることを特徴とする顔
料。
【0054】2.第1項に記載の耐熱性黒色顔料におい
て、マンガン含有率が6−18重量%であることを特徴
とする顔料。
【0055】3.第1項に記載の耐熱性黒色顔料におい
て、明度がa*に関して0−1.2であることを特徴と
する顔料。
【0056】4.第1項に記載の耐熱性黒色顔料におい
て、明度がb*に関して−5.0から−6.0であるこ
とを特徴とする顔料。
【0057】5.第1項に記載の耐熱性黒色顔料におい
て、SiO2を1重量%以下の量で含むことを特徴とす
る顔料。
【0058】6.第1項に記載の耐熱性黒色顔料におい
て、さらに1種類かそれ以上のアルミニウム、クロム、
チタン、マグネシウム、カルシウム及び亜鉛から成る群
より選んだ元素の酸化物を最高5重量%の合計量で含む
ことを特徴とする顔料。
【0059】7.第6項に記載の耐熱性黒色顔料におい
て、SiO2を0.3重量%以下の量で含むことを特徴
とする顔料。
【0060】8.第1項に記載の黒色顔料の製造法にお
いて、最初にスピネルの構造の相を含むMn及びFe酸
化物又は水酸化物の原料を調製し、その後500−1,
000℃の範囲の温度の酸化雰囲気中で焼成することを
特徴とする方法。
【0061】9.第8項に記載の方法において、焼成温
度が600−800℃であることを特徴とする方法。
【0062】10.第8項に記載の方法において、原料
を鉄及びマンガンの塩をアルカリの存在下で酸化する沈
澱法により製造することを特徴とする方法。
【0063】11.第8項に記載の方法において、窒素
吸着法により決定する原料の比表面積が2−20m2
gであることを特徴とする方法。
【0064】12.第11項に記載の方法において、原
料の比表面積が4−10m2/gであることを特徴とす
る方法。
【0065】13.第8項に記載の方法において、焼成
の前に原料を塩含有率が1重量%以下になるまで洗浄
し、湿潤フィルターケークの形態で又は乾燥状態で原料
を焼成炉に導入することを特徴とする方法。
【0066】14.第13項に記載の方法において、原
料を塩含有率が0.5重量%以下になるまで洗浄するこ
とを特徴とする方法。
【0067】15.第8項に記載の方法において、焼成
段階の滞留時間が1−180分であることを特徴とする
方法。
【0068】16.第15項に記載の方法において、焼
成段階の滞留時間が30−120分であることを特徴と
する方法。
【0069】17.着色剤を含むオートクレーブ−硬化
改良建築材料において、改良点として第1項に記載の黒
色顔料である着色剤を含むことを特徴とする材料。
【0070】18.着色剤を含む改良耐熱性塗料システ
ムにおいて、改良点として第1項に記載の黒色顔料であ
る着色剤を含むことを特徴とするシステム。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 耐熱性黒色顔料において、ヘマタイト構
    造のマンガン及び鉄の混合酸化物であり、マンガン含有
    率が3−35重量%であり、淡色化状態(10部の二酸
    化チタン及び1部の黒色顔料の配合物)において塗料シ
    ステムの測色法試験による絶対明度が、CIELAB単
    位でL*が60から70、a*が−0.5から1.9、
    b*が−4から−6.5であることを特徴とする顔料。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の黒色顔料の製造法にお
    いて、最初にスピネル構造の相を含むMn及びFe酸化
    物又は水酸化物の原料を調製し、その後500−1,0
    00℃の範囲の温度の酸化雰囲気中で焼成することを特
    徴とする方法。
  3. 【請求項3】 着色剤を含むオートクレーブ−硬化改良
    建築材料において、改良点として請求項1に記載の黒色
    顔料である着色剤を含むことを特徴とする材料。
  4. 【請求項4】 着色剤を含む改良耐熱性塗料システムに
    おいて、改良点として請求項1に記載の黒色顔料である
    着色剤を含むことを特徴とするシステム。
JP4190193A 1991-07-02 1992-06-25 耐熱性黒色顔料、その製造法及びその利用 Pending JPH05221653A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4121789A DE4121789A1 (de) 1991-07-02 1991-07-02 Temperaturstabiles schwarzpigment, verfahren zu seiner herstellung sowie dessen verwendung
DE4121789.6 1991-07-02

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05221653A true JPH05221653A (ja) 1993-08-31

Family

ID=6435198

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4190193A Pending JPH05221653A (ja) 1991-07-02 1992-06-25 耐熱性黒色顔料、その製造法及びその利用

Country Status (9)

Country Link
US (1) US5269841A (ja)
EP (1) EP0523399B1 (ja)
JP (1) JPH05221653A (ja)
AT (1) ATE133923T1 (ja)
AU (1) AU645695B2 (ja)
CA (1) CA2072667A1 (ja)
DE (2) DE4121789A1 (ja)
ES (1) ES2084876T3 (ja)
ZA (1) ZA924879B (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0825235A3 (en) * 1996-08-19 1999-10-27 Toda Kogyo Corporation Non-magnetic black particles and their use as pigments or fillers
JP2011073919A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Taiyo Holdings Co Ltd ペースト組成物及び焼成物パターン
WO2011058966A1 (ja) 2009-11-11 2011-05-19 戸田工業株式会社 赤外線反射性黒色顔料、該赤外線反射性黒色顔料を用いた塗料及び樹脂組成物
WO2012133646A1 (ja) * 2011-03-31 2012-10-04 戸田工業株式会社 耐熱性黒色粉体及びその製造方法、該耐熱性黒色粉体を用いた塗料及び樹脂組成物
JP2013209264A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Toda Kogyo Corp 耐熱性黒色粉体及びその製造方法、該耐熱性黒色粉体を用いた塗料及び樹脂組成物
JP2014181345A (ja) * 2013-03-17 2014-09-29 Japan Heat Radiation Co Ltd 熱放射材

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB9413602D0 (en) * 1994-07-06 1994-08-24 Johnson Matthey Plc Pigmentary material
US5562765A (en) * 1994-10-21 1996-10-08 E. I. Du Pont De Nemours And Company Iron-manganese colorant
US6416868B1 (en) 1999-11-23 2002-07-09 Dmc2 Degussa Metals Catalysts Cerdec Ag Alkaline earth-manganese oxide pigments
US6503316B1 (en) 2000-09-22 2003-01-07 Dmc2 Degussa Metals Catalysts Cerdec Ag Bismuth-containing laser markable compositions and methods of making and using same
US6235106B1 (en) 2000-09-28 2001-05-22 Engelhard Corporation Blue shade Fe-Cr black
US6579356B2 (en) 2001-07-17 2003-06-17 Engelhard Corporation High strength Fe-Cr brown with excellent weathering
US6758894B1 (en) * 2003-04-17 2004-07-06 The Shepherd Color Company Strontium iron manganese black pigment
JP2021091107A (ja) * 2019-12-06 2021-06-17 キヤノン株式会社 膜を有する物品、塗料、および物品の製造方法
CN113880554B (zh) * 2021-10-19 2022-07-22 北京科技大学 一种制备黑色陶瓷材料的方法
CN117264440B (zh) * 2023-11-14 2024-01-30 山东陶正新材料科技有限公司 一种耐高温氧化铝、氧化锆陶瓷用黑色颜料的制作工艺

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE1191063B (de) * 1963-09-27 1965-04-15 Bayer Ag Verfahren zur Herstellung von manganhaltigen Eisenoxidpigmenten
GB1142215A (en) * 1966-02-21 1969-02-05 Nippon Electric Co Improvements in or relating to ferrite particles and process for manufacturing same
US3615810A (en) * 1968-06-26 1971-10-26 Bayer Ag Production of temperature-stable ironmanganese oxide black pigment
GB1277420A (en) * 1968-08-20 1972-06-14 Atomic Energy Authority Uk Improvements in or relating to the production of pigments
DE2159364A1 (de) * 1971-11-30 1973-06-14 Bayer Ag Mangan-eisen-mischoxid
US4145229A (en) * 1975-05-13 1979-03-20 Montedison S.P.A. Process for the preparation of thermostable black and brown pigments and the pigments so produced
DE3435698A1 (de) * 1984-09-28 1986-04-03 Basf Ag, 6700 Ludwigshafen Verfahren zur herstellung von feinteiligem isotropen ferritpulver mit spinellstruktur
SU1337392A1 (ru) * 1985-03-06 1987-09-15 Предприятие П/Я Г-4855 Способ получени черного термостойкого пигмента
DE3841313A1 (de) * 1988-12-08 1990-06-13 Bayer Ag Schwarzes pigment, verfahren zu seiner herstellung sowie dessen verwendung
DE4003255A1 (de) * 1990-02-03 1991-08-08 Bayer Ag Schwarzes mangan-eisenoxid-pigment, verfahren zu seiner herstellung sowie dessen verwendung
JP2802543B2 (ja) * 1990-10-02 1998-09-24 戸田工業株式会社 非磁性黒色顔料粉末の製造法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0825235A3 (en) * 1996-08-19 1999-10-27 Toda Kogyo Corporation Non-magnetic black particles and their use as pigments or fillers
JP2011073919A (ja) * 2009-09-30 2011-04-14 Taiyo Holdings Co Ltd ペースト組成物及び焼成物パターン
WO2011058966A1 (ja) 2009-11-11 2011-05-19 戸田工業株式会社 赤外線反射性黒色顔料、該赤外線反射性黒色顔料を用いた塗料及び樹脂組成物
WO2012133646A1 (ja) * 2011-03-31 2012-10-04 戸田工業株式会社 耐熱性黒色粉体及びその製造方法、該耐熱性黒色粉体を用いた塗料及び樹脂組成物
JP2012211059A (ja) * 2011-03-31 2012-11-01 Toda Kogyo Corp 耐熱性黒色粉体及びその製造方法、該耐熱性黒色粉体を用いた塗料及び樹脂組成物
JP2013209264A (ja) * 2012-03-30 2013-10-10 Toda Kogyo Corp 耐熱性黒色粉体及びその製造方法、該耐熱性黒色粉体を用いた塗料及び樹脂組成物
JP2014181345A (ja) * 2013-03-17 2014-09-29 Japan Heat Radiation Co Ltd 熱放射材

Also Published As

Publication number Publication date
ES2084876T3 (es) 1996-05-16
US5269841A (en) 1993-12-14
ZA924879B (en) 1993-03-31
AU645695B2 (en) 1994-01-20
DE4121789A1 (de) 1993-01-07
EP0523399B1 (de) 1996-02-07
DE59205279D1 (de) 1996-03-21
CA2072667A1 (en) 1993-01-03
ATE133923T1 (de) 1996-02-15
EP0523399A1 (de) 1993-01-20
AU1845192A (en) 1993-01-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH05221653A (ja) 耐熱性黒色顔料、その製造法及びその利用
JP5372463B2 (ja) アルカリ土類酸化マンガン顔料
JPS61163121A (ja) 酸化鉄赤色顔料の製造方法
JPH11228144A (ja) 赤色酸化鉄顔料、赤色酸化鉄顔料の製造方法および上記顔料の使用
US4681637A (en) Process for the production of yellow-brown zinc ferrite pigments
JPH04214037A (ja) 黒色マンガン/鉄酸化物顔料
US5250112A (en) Spinel black pigments based on copper-chromium-manganese mixed oxides, a process for their preparation and their use
US4272296A (en) New inorganic pigments and process for their preparation
US7014701B2 (en) Inorganic pigments
US5167708A (en) Process for the preparation of pigments containing Cr2 O3
JPH0348138B2 (ja)
US2817595A (en) Preparation of chalk resistant anatase pigment
AU611811B2 (en) Heat stable iron oxide pigments of y-fe203 structure, a process for their production and their use
US5958126A (en) Bismuth vanadate pigments
JP3615569B2 (ja) 熱安定性酸化鉄顔料、それらの製造方法および使用
US4529448A (en) Mixed phases having the composition Bi2-x Crx O3 and a process for their production
JPH02138370A (ja) 改良された着色性を有するルタイル混合相顔料
JPH0615410B2 (ja) 酸化鉄および酵化クロムをベースとする混合相顔料の製造方法
CA1150004A (en) Iron oxide pigments with improved color strength
AU2021244968B2 (en) Colour-strong manganese ferrite colour pigments
CA1209321A (en) Preparation of pigment grade chromium oxide
JP3006924B2 (ja) 微粒子複合酸化物ブラウン顔料及びその製造方法
JPH06115943A (ja) ホウ素含有酸化鉄顔料及びその製造方法
Kohler et al. Mixed phases having the composition Bi 2-x Cr x O 3
JPH04224115A (ja) 微粒子状亜鉛フェライト顔料およびその製造方法