JPH05221602A - 合成ガスの製造方法 - Google Patents

合成ガスの製造方法

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JPH05221602A
JPH05221602A JP28272292A JP28272292A JPH05221602A JP H05221602 A JPH05221602 A JP H05221602A JP 28272292 A JP28272292 A JP 28272292A JP 28272292 A JP28272292 A JP 28272292A JP H05221602 A JPH05221602 A JP H05221602A
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JP
Japan
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catalyst
synthesis gas
gas
ruthenium
methane
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Withdrawn
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JP28272292A
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English (en)
Inventor
Hiroto Matsumoto
寛人 松本
Toshiaki Hayasaka
俊明 早坂
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Idemitsu Kosan Co Ltd
Original Assignee
Idemitsu Kosan Co Ltd
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Publication date
Application filed by Idemitsu Kosan Co Ltd filed Critical Idemitsu Kosan Co Ltd
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Publication of JPH05221602A publication Critical patent/JPH05221602A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一酸化炭素および水素の選択率が高く、副生
物の少ない合成ガスを、安価で、高効率で、かつ低公害
に製造することのできる合成ガスの製造方法を提供する
ことである。 【構成】 ジルコニアおよび/または安定化ジルコニア
に、活性成分としてのルテニウムおよび/またはロジウ
ムと必要に応じて含有される助触媒成分としてのコバル
トおよび/またはマンガンとを有する触媒を用いて、メ
タンおよび酸素から合成ガスを製造することを特徴とす
る合成ガスの製造方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、合成ガスの製造方法に
関し、メタノール合成等の原料に好適に使用することが
できる合成ガスの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】一般
に、水素と一酸化炭素とを有する合成ガスは、メタノー
ル合成、オキソ合成、フィッシャー・トロプシュ合成等
の合成反応における原料ガスとして好適に使用すること
ができる。
【0003】近年、合成ガスの製造方法として、安価で
高効率でしかも二酸化炭素の発生率が少なくて低公害な
方法が見出された。この方法においては、メタンと酸素
とを原料にし、触媒存在下に、下記反応式に示されるよ
うな反応を行なって合成ガスを製造する。
【0004】CH4 +1/2O2 →CO+2H2 しかしながら、上記反応においては、得られた合成ガス
中に二酸化炭素または水等の副生物が混入しやすいとい
う欠点がある。
【0005】それゆえ、従来より、原料であるメタンと
酸素とが選択的に反応し、一酸化炭素を選択的に生成さ
せ、副生物の少ない合成ガスを得る方法が望まれてお
り、各種の改良が試みられている。
【0006】たとえば、US DOE REPPORT (No. DOE-MC-6
024 P.348 (1985)) においては、上記反応を流動床を用
いることにより一酸化炭素を選択的に生成させる方法が
開示されている。
【0007】しかしながら、この方法においては、90
0℃以上の高温で反応を行なうので、触媒がシンタリン
グしやすく触媒寿命が短くなる可能性が高いという欠点
がある。また、リアクターの材質として高温に耐えうる
ものを使用するので高コストになり、しかも炉を加熱す
る必要性も増加するので、経済的ではない。さらに、流
動床を必須とするので反応方法が限定されるという欠点
がある。
【0008】また、オックスフォード大学のAshcroftら
は、Nature vol.344,22 March(1990) において、アルミ
ナ等の担体に、ニッケル、白金、ルテニウム、ロジウム
等を担持させた触媒が、合成ガスの製造用触媒として好
適に用いることができることを開示している。
【0009】しかしながら、これらの触媒を用いても、
二酸化炭素が副生されてしまうので、一酸化炭素の選択
率が100%ではないという欠点がある。
【0010】さらに、筑波大学の内島らは、触媒vol.3
3,98(1991) において、VIII族金属をシリカに担持させ
た触媒を用いる方法を報告している。この報告による
と、ルビジウム、ルテニウム、ニッケルをシリカ担体に
担持させた触媒を用いて合成ガスを製造すると、700
℃で一酸化炭素の選択率がほぼ100%になる。
【0011】しかしながら、この方法によると、反応温
度が高温の場合においては一酸化炭素の選択率を高くす
ることができたが、反応温度が650℃以下においては
一酸化炭素の選択率は低いという問題点がある。また、
メタンの転化率が低いという欠点もある。
【0012】本発明は前記の事情に基づいてなされたも
のである。
【0013】すなわち、本発明の目的は、一酸化炭素お
よび水素の選択率が高く、副生物の少ない合成ガスを、
安価で高効率に製造し、しかも、二酸化炭素の生成が少
ないことから低公害である合成ガスの製造方法を提供す
ることである。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の請求項1に記載の本発明は、ジルコニアおよび/また
は安定化ジルコニアを有する担体に、ルテニウムおよび
/またはロジウムを担持してなる触媒の存在下に、メタ
ンおよび酸素から合成ガスを製造することを特徴とする
合成ガスの製造方法であり、請求項2に記載の本発明
は、ジルコニアおよび/または安定化ジルコニアを有す
る担体に、ルテニウムおよび/またはロジウムと、コバ
ルトおよび/またはマンガンとを担持してなる触媒を用
いて、メタンおよび酸素から合成ガスを製造することを
特徴とする合成ガスの製造方法である。
【0015】以下、さらに詳細に説明する。
【0016】−触媒− 本発明の製造方法において使用される触媒の一形態は、
ジルコニアおよび/または安定化ジルコニアを有する担
体と、ルテニウムおよび/またはロジウムを有する活性
成分とを有する。
【0017】また、本発明の製造方法において使用され
る触媒のもう1つの形態は、ジルコニアおよび/または
安定化ジルコニアを有する担体と、ルテニウムおよび/
またはロジウムを有する活性成分と、コバルトおよび/
またはマンガンを有する助触媒成分とを有する。
【0018】本発明の方法で使用される担体としては、
ジルコニア、安定化ジルコニア等を挙げることができ
る。
【0019】前記担体は、ジルコニアおよび安定化ジル
コニアのいずれか一種を有していてもよく、また、その
二種の混合物を有していてもよい。
【0020】本発明における前記安定化ジルコニアは、
安定化剤で前記ジルコニアの一部または全部を変性・安
定化することにより得ることができる。
【0021】前記担体にジルコニアが含有されている
と、ジルコニア自体が有する本来の優れた特性が発揮さ
れ、一般に、水との反応性が特に高く、合成ガスの製造
における反応を促進させ、反応中に生成するカーボンが
触媒上に析出するのを抑制することができる。
【0022】また、前記担体に安定化ジルコニアが含有
されていると、水との反応性が特に高く、合成ガスの製
造における反応を促進させ、反応中に生成するカーボン
が触媒上に析出するのを抑制する等のジルコニア自体が
有する本来の優れた特性を発揮するとともに、添加され
た安定化剤により、さらに耐熱性、安定性および機械的
強度に優れる。
【0023】例えば、安定化ジルコニアを500℃以上
の高温で用いても、安定化ジルコニアにおける表面積の
低下が少ないので、触媒として安定に使用することがで
きる。
【0024】なお、本発明においては、本発明の目的を
阻害しない範囲で、担体として、前記ジルコニア及び/
又は安定化ジルコニアの外に金属酸化物が含有されてい
ても良い。
【0025】前記担体の形状については、特に制限がな
く、たとえば、微粉末状、ビーズ状、ペレット状、板
状、膜状、モノリス状等の任意の形状を挙げることがで
きる。
【0026】活性成分であるロジウム及びルテニウム
は、いずれか一種だけを単独で使用することもできる
し、又それら二種を併用することもできる。
【0027】前記活性成分の担持量は、前記担体に対し
て、通常、0.05〜3.0重量%が好ましく、特に、
0.1〜2.0重量%が好ましい。
【0028】活性成分の担持量が前記範囲内にあると、
一酸化炭素及び水素を高い選択率で製造することができ
ると共に、触媒寿命を長く維持することができ、担持量
が前記範囲よりも少ないと、高い選択率を維持すること
ができなくなることがあり、又、担持量が前記範囲より
も多いと、活性向上に引き合う以上に触媒価格が高価と
なり、経済的ではないという不都合を生じることがあ
る。
【0029】助触媒成分であるコバルトおよび/または
マンガンは、いずれか一種だけを単独で使用することも
できるし、又それら二種を併用することもできる。
【0030】前記助触媒成分の担持量については、前記
担体に対して、通常、0.1〜10.0重量%が好まし
く、特に0.5〜5.0重量%であるのが好ましい。
【0031】助触媒成分の担持量が前記範囲内にあると
きには、更に触媒の高活性を維持しつつ、触媒の寿命を
更に長くすることができるが、助触媒成分の担持量が上
記範囲外にある場合には、助触媒成分が活性成分である
ルテニウム、ロジウムを被覆してしまうので、触媒とし
て有効に作用しなくなる。
【0032】本願発明の方法における合成ガス製造用触
媒の形状については、特に限定はない。
【0033】−触媒の調製法− 本発明の方法においては、前記担体もしくは担体原料と
活性成分もしくは活性成分原料とから、前記担体もしく
は担体原料と活性成分もしくは活性成分原料と助触媒成
分もしくは助触媒成分原料とから公知の触媒調製法例え
ば含浸法、浸漬法、湿式吸着法、乾式吸着法、CVD
法、溶媒蒸発法、乾式混合法、湿式混合法、スプレー湿
布法、およびこれらの組合わせ等に従って、あるいは公
知の担持操作法例えば静置法、撹拌法、溶液流通法、溶
媒リフラックス法等を適宜に選択して触媒を調製するこ
とができる。
【0034】前記担体原料としては、酸化ジルコニウム
そのもの、触媒調製時もしくは合成ガスの製造時に酸化
ジルコニウムに転化可能なジルコニウム化合物、安定化
酸化ジルコニウムそのもの、および、酸化ジルコニウム
と触媒調製時もしくは合成ガスの製造時にこれを安定化
ジルコニアに転化可能な安定剤との混合物を挙げること
ができる。
【0035】上記酸化ジルコニウムに転化可能なジルコ
ニウム化合物としては、水酸化ジルコニウム、ハロゲン
化ジルコニウム、硝酸ジルコニウム、硝酸ジルコニル、
酢酸ジルコニウム、シュウ酸ジルコニウム、ジルコニウ
ムアルコキシド、オキシ塩化ジルコニウム、有機ジルコ
ニウム化合物等を挙げることができる。
【0036】なお、難溶性の塩の場合には、酸などを適
宜に加えて可溶化してから使用してもよい。
【0037】上記安定化剤としては、例えば、酸化イッ
トリウム、酸化ランタン、酸化マグネシウム、酸化セリ
ウム、あるいは、各種の材料分野においてジルコニアの
安定化に使用されている公知の各種の酸化物等を挙げる
ことができる。
【0038】これらの中でも、特に、酸化イットリウ
ム、酸化マグネシウムおよび酸化セリウム等を好適に使
用することができる。
【0039】上記酸化イットリウムの代わりに、触媒調
製時もしくは、合成ガスの製造時に、酸化イットリウム
に転化可能な物質を使用することもできる。
【0040】上記酸化イットリウムに転化可能な物質と
して、例えば、水酸化イットリウム、ハロゲン化イット
リウム、オキシハロゲン化イットリウム、硝酸イットリ
ウム、炭酸イットリウム、酢酸イットリウム、シュウ酸
イットリウム、イットリウムトリメトキシド、イットリ
ウムトリエトキシド、イットリウムトリプロポキシド、
イットリウムトリイソプロポキシド、イットリウムトリ
ブトキシド等のイットリウムアルコキシド等を挙げるこ
とができる。
【0041】これらの中でも、特に、イットリウムアル
コキシドを好適に使用することができる。
【0042】上記酸化マグネシウムの代わりに、触媒調
製時もしくは合成ガスの製造時に酸化マグネシウムに転
化可能な物質を使用することもできる。
【0043】上記酸化マグネシウムに転化可能な物質と
して、例えば、水酸化マグネシウム、ハロゲン化マグネ
シウム、オキシハロゲン化マグネシウム、硝酸マグネシ
ウム、炭酸マグネシウム、酢酸マグネシウム、シュウ酸
マグネシウム、マグネシウムメトキシド、マグネシウム
エトキシド、マグネシウムプロポキシド、マグネシウム
イソプロポキシド、マグネシウムブトキシド等のマグネ
シウムアルコキシド等を挙げることができる。
【0044】これらの中でも、特に、マグネシウムアル
コキシドを好適に使用することができる。
【0045】上記酸化セリウムの代わりに、触媒調製時
もしくは、合成ガス製造時に酸化セリウムに転化可能な
物質を使用することもできる。
【0046】上記酸化セリウムに転化可能な物質とし
て、例えば、水酸化セリウム、ハロゲン化セリウム、オ
キシハロゲン化セリウム、硝酸セリウム、炭酸セリウ
ム、酢酸セリウム、シュウ酸セリウム、セリウムメトキ
シド、セリウムエトキシド、セリウムプロポキシド、セ
リウムイソプロポキシド、セリウムブトキシド等のセリ
ウムアルコキシド等を挙げることができる。
【0047】これらの中でも、特に、セリウムアルコシ
ドを好適に使用することができる。
【0048】なお、上記各種の化合物のうち難溶性の化
合物については、適宜にアルコールや酸などを加えて可
溶化した物を使用してもよい。
【0049】前記安定化剤としては、上記化合物を一種
単独で使用してもよく、あるいは、二種以上を併用して
もよい。
【0050】前記活性成分としては、ロジウム金属、ル
テニウム金属等が挙げられる。
【0051】前記活性成分原料としては、ロジウムに関
し、例えば、塩化ロジウム等のハロゲン化ロジウム、塩
化ロジウム酸ナトリウム、塩化ロジウム酸アンモニウム
等のハロゲン化ロジウム酸塩、塩化ロジウム酸等のハロ
ゲン化ロジウム酸、水酸化ロジウム(III) 、水酸化ロジ
ウム(IV)、硝酸ロジウム、酸化ロジウム、ロジウムカル
ボニル等の有機ロジウム化合物等を挙げることができ、
ルテニウムに関し、例えば、ヨウ化ルテニウム、塩化ル
テニウム等のハロゲン化ルテニウム、塩化ルテニウム酸
アンモニウム等のハロゲン化ルテニウム酸塩、塩化ルテ
ニウム酸等のハロゲン化ルテニウム酸、水酸化ルテニウ
ム、二酸化ルテニウム、四酸化ルテニウム等の酸化ルテ
ニウム、ルテニウム酸カリウム等のルテニウム酸塩、ル
テニウムカルボニル等の有機ルテニウム化合物等を挙げ
ることができる。
【0052】この中でも、特に、三塩化ルテニウムを好
適に使用することができる。
【0053】上記活性成分原料としては、一種単独を使
用することができるし、またその二種以上を同時に使用
することもできる。
【0054】前記助触媒成分としては、コバルト、マン
ガン等を挙げることができ、助触媒成分原料としては、
これらの金属の硫酸塩、硝酸塩、炭酸塩、酢酸塩、水酸
化物、酸化物、塩基性塩、アルコシド、有機化合物等を
挙げることができる。
【0055】更に具体的には、コバルトに関し、塩化コ
バルト、硝酸コバルト、硫酸コバルト、酢酸コバルト、
ギ酸コバルト、シュウ酸コバルト、水酸化コバルト、酸
化コバルト、炭酸コバルト(塩基性炭酸コバルト)、コ
バルト(II)アセチルアセトナート、コバルト(III) アセ
チルアセトナート等を挙げることができ、また、これら
の無水物および水和物等を挙げることができる。
【0056】これらの中で、特に、硝酸コバルトを好適
に使用することができる。
【0057】上記マンガンに関し、例えば、塩化マンガ
ン、塩化マンガン、硝酸マンガン、硫酸マンガン、酢酸
マンガン、ギ酸マンガン、シュウ酸マンガン、水酸化マ
ンガン、酸化マンガン、炭酸マンガン(塩基性炭酸マン
ガン)、マンガン(II)アセチルアセトナート、マンガン
(III) アセチルアセトナート等を挙げることができ、ま
た、これらの無水物および水和物等を挙げることができ
る。
【0058】これらの中で、特に、硝酸マンガンを好適
に使用することができる。
【0059】前記助触媒成分としては、上記化合物を一
種単独で使用してもよく、また二種以上を併用してもよ
い。
【0060】−合成ガスの製造− 本発明の方法においては、前記特定の触媒の存在下に、
原料ガスを反応させて合成ガスを得る。
【0061】本発明の方法において使用される原料ガス
は、メタンと酸素とを含有する。もっとも、本発明にお
いては、原料ガスはメタンと酸素との混合ガスであるこ
とに限定されず、メタンを含有するメタン含有ガスと酸
素を含有する酸素含有ガスとの混合ガスも使用すること
ができる。又、生成する合成ガス中の水素、一酸化炭素
の組成調節用として水蒸気あるいは二酸化炭素が共存す
る原料ガスも使用することができる。
【0062】前記メタンとしては、高純度メタン等を挙
げることができ、前記メタン含有ガスとしては、特に制
限はなく、例えば都市ガス、天然ガス等を挙げることが
できる。
【0063】前記酸素ガスとしては窒素と酸素とを分離
するPSA(Pressure Swing Absorbent)方法等を用い
て得られた酸素ガスを挙げることができる、前記酸素含
有ガスとしては、特に限定はなく、空気、乾燥空気等を
挙げることができる。
【0064】本発明においては、原料ガス中の酸素に対
するメタンのモル比は、通常、1.3〜2.2が好まし
く、特に1.5〜2.0が好ましい。
【0065】酸素に対するメタンのモル比が2.2を越
える場合においては、メタンが過剰になり、炭素が析出
しやすくなる。酸素に対するメタンのモル比が1.3未
満の場合には、酸素が過剰になり、二酸化炭素よりも一
酸化炭素が酸化されるので、得られる合成ガスにおける
一酸化炭素の選択率が低下する。
【0066】反応圧力については、通常、300kg/
cm2 G以下が好ましく、特に、50kg/cm2 G以
下が好ましい。反応圧力が300kg/cm2 Gより大
きい場合には、反応に高温を必要とするため実用的では
ない。
【0067】反応温度については、通常、350〜1,
200℃が好ましく、特に、450〜900℃が好まし
い。反応温度が350℃より低い場合においては、触媒
活性が大きく低下する。また、反応温度が1,200℃
より高い場合においては、高温に耐えうるリアクター材
質が少ないので実用的ではない。
【0068】反応方式としては、連続流通式、回分式等
のいずれであっても良いが、連続流通式が好適である。
反応方式として連続流通式を採用する場合、メタン及び
酸素を含有する原料ガスのガス空間速度(GHSV)
は、通常1,000〜40,000h-1であり、好まし
くは2,000〜20,000h-1である。
【0069】反応方法としては、本発明の目的に支障が
ないかぎり特に限定はなく、例えば、固定床、流動床等
を挙げることができる。
【0070】
【実施例】
(実施例1) −その1− 水酸化ジルコニウム200gを500℃で1時間かけて
焼成し、得られた酸化ジルコニウムを担体として使用し
た。この担体100gと塩化ルテニウム1.1gを水に
溶解して全容量を300mlとした溶液を混合し、水が
完全に蒸発するまで80℃において湿式混練した。得ら
れた混練物を120℃で6時間かけて乾燥した後、50
0℃で1時間かけて焼成して触媒を調製した。
【0071】得られた触媒におけるルテニウムの濃度
は、酸化ジルコニウムに対して0.5重量%であった。
【0072】上記のようにして調製された触媒1.3g
を16〜32号のメッシュを用いて粒状に成型し、石英
反応管に充填した。その後、反応管内において500℃
で1時間かけて、水素により触媒を還元処理をした。
【0073】処理後、下記の条件下で、図1および図2
に示す各温度において、それぞれ合成ガスを製造した。
【0074】 反応圧力 常圧 反応温度 300〜730℃の各温度 原料ガスの種類 メタンガス、空気、窒素ガス 原料ガスの組成 メタン:酸素:窒素=2:1:5
0(モル比) 原料ガスのGHSV 16000h-1 得られた合成ガスについて、ガスクロマトグラフを用い
てガス分析を行ない、各反応温度におけるメタン転化率
および一酸化炭素の選択率を評価した。
【0075】また、一酸化炭素の選択率は下記の式によ
り算出した。
【0076】CO選択率(%) = [CO生成量 (体積%)\/ [CO
生成量 (体積%) +CO2 生成量(体積%)\ ×100 その結果を、図1および図2に示す。
【0077】使用された触媒については、反応温度を7
30℃にして50時間反応を行なった場合においても触
媒活性には変化が認められず、反応後に抜き出した触媒
には炭素の析出は認められなかった。
【0078】−その2− 下記の条件下で合成ガスを製造した外は前記「その1」
と同様にして実施した。「その1」におけるのと同様に
してメタン転化率及び一酸化炭素の選択率を評価した。
その結果を表1に示した。
【0079】 反応圧力 常圧 反応温度 680℃及び750℃の各温度 原料ガスの種類 メタンガス、酸素、窒素ガス 原料ガスの組成 メタン:酸素:窒素=2:1:4
(モル比) 原料ガスのGHSV 43,000h-1 (実施例2) −その1− 担体100gと塩化ルテニウム1.1g及び硝酸コバル
ト(6水塩)4.7gを水に溶解して全容積を300m
lにした溶液とを混合した外は実施例1と同様にして、
触媒を調製した。
【0080】得られた触媒におけるルテニウムの濃度
は、酸化ジルコニウムに対して0.5重量%、コバルト
の濃度は、酸化ジルコニウムに対して1.0重量%であ
った。上記のようにして調製された触媒を用いて、実施
例1と同様にして、図1および図2に示す各温度におい
て合成ガスを製造し、得られた合成ガスについて実施例
1と同様にして評価した。
【0081】その結果を図1および図2に示す。
【0082】−その2− 前記実施例1における「その2」に示す条件にて、この
実施例2における「その1」と同様にして合成ガスを製
造し、前記実施例1と同様にして評価した。結果を表1
に示した。
【0083】(比較例1) −その1− ジルコニウム担体の代りにγ−アルミナ担体を用い、ア
ルミナ担体100gと塩化ルテニウム1.1gをエタノ
ールに溶解して全容積を30mlにした溶液とを混合し
た外は実施例1と同様にして触媒を調製をした。
【0084】得られた触媒におけるルテニウムの濃度
は、γ−アルミナに対して0.5重量%であった。
【0085】上記のようにして調製された触媒を用い
て、実施例1と同様にして、図1および図2に示す各温
度において合成ガスを製造し、得られた合成ガスについ
て実施例1と同様にして評価した。
【0086】その結果を、図1および図2に示す。
【0087】−その2− 前記実施例1における「その2」に示す条件にて、この
比較例1における「その1」と同様にして合成ガスを製
造し、前記実施例1と同様にして評価した。結果を表1
に示した。
【0088】(図1及び2に示される結果についての評
価)図1によると、実施例2で使用された触媒は、比較
例1で使用された触媒に比べて、100℃以上低い温度
において活性があることがわかる。また、実施例1で使
用された触媒は、比較例1で使用された触媒に比べて、
約70℃低い温度において活性があることがわかる。
【0089】図2によると、実施例1および2で使用さ
れた触媒は、同等の一酸化炭素選択率を示し、比較例1
で使用された触媒よりも高い一酸化炭素選択率を示して
いることがわかる。また、実施例1、実施例2および比
較例1において、一酸化炭素の選択率が100%になる
反応温度は、それぞれ680℃、630℃、700℃で
あることから、実施例1および2で使用された触媒は、
比較例1で使用された触媒よりも低い温度で高い一酸化
炭素選択率を示すことがわかる。
【0090】(実施例3)硝酸コバルト(6水塩)4.
7gの代わりに硝酸マンガン(6水塩)5.2gを用い
た外は前記実施例2と同様にして触媒を調製した。
【0091】得られた触媒におけるルテニウムの濃度
は、酸化ジルコニウムに対して0.5重量%、マンガン
の濃度は酸化ジルコニウムに対して1.0重量%であっ
た。
【0092】上記のようにして調製され、かつ16〜3
2号のメッシュを用いてその粒径が揃えられた触媒1.
0gを、石英反応管に充填した。その後、反応管内にお
いて500℃で1時間かけて、水素により触媒を還元処
理をした。
【0093】処理後、下記の条件下で、それぞれ合成ガ
スを製造した。
【0094】 反応圧力 常圧 反応温度 680℃及び750℃の各温度 原料ガスの種類 メタンガス、酸素、窒素ガス 原料ガスの組成 メタン:酸素:窒素=2:1:4
(モル比) 原料ガスのGHSV 43,000h-1 得られたガスにつき前記実施例1におけるのと同様にし
て、各温度におけるメタン転化率及び一酸化炭素の選択
率を前記実施例1におけるのと同様にして評価した。そ
の結果を表1に示した。
【0095】(実施例4)塩化ルテニウム(6水塩)
1.1gの代わりに塩化ロジウム1.3gを用いた外は
前記実施例1と同様にして触媒を調製した。得られた触
媒におけるロジウムの濃度は、酸化ジルコニウムに対し
て0.5重量%であった。
【0096】得られた触媒を用いて実施例3におけるの
と同様にして合成ガスを製造し、実施例3におけるのと
同様にして評価した。その結果を表1に示した。
【0097】(実施例5)担体100gと、塩化ロジウ
ム1.3gを水に溶解した水溶液と、硝酸コバルト(6
水塩)4.7gを水に溶解した水溶液とを混合して全容
量を30mlにした外は前記実施例4と同様にして触媒
を調製した。得られた触媒におけるロジウムの濃度は、
酸化ジルコニウムに対して0.5重量%、コバルトの濃
度は酸化ジルコニウムに対して1.0重量%であった。
【0098】得られた触媒を用いて実施例3におけるの
と同様にして合成ガスを製造し、実施例3におけるのと
同様にして評価した。その結果を表1に示した。
【0099】(実施例6)硝酸コバルト(6水塩)4.
7gの代わりに硝酸マンガン(6水塩)5.2gを用い
た外は前記実施例5と同様にして触媒を調製した。得ら
れた触媒におけるロジウムの濃度は、酸化ジルコニウム
に対して0.5重量%、マンガンの濃度は酸化ジルコニ
ウムに対して1.0重量%であった。
【0100】得られた触媒を用いて実施例3におけるの
と同様にして合成ガスを製造し、実施例3におけるのと
同様にして評価した。その結果を表1に示した。
【0101】(比較例2)塩化ルテニウムの代わりに塩
化ロジウム1.3gを用いた外は前記比較例1と同様に
触媒を調製した。
【0102】得られた触媒を用いて実施例3におけるの
と同様にして合成ガスを製造し、実施例3におけるのと
同様にして評価した。その結果を表1に示した。
【0103】(実施例7)酸化イットリウム(Y2
3 )8モル含有する安定化ジルコニア粉末(結晶形は立
方晶である。)を担体に用い、この担体100gと塩化
ルテニウム1.1gを水に溶解して全容積を300ml
にした溶液とを混合し、水が完全に蒸発するまで80℃
にて湿式混練を行った。得られた混練物を120℃で6
時間かけて乾燥した後に、500℃で1時間かけて焼成
することにより触媒を調製した。
【0104】得られた触媒を用いて実施例3におけるの
と同様にして合成ガスを製造し、実施例3におけるのと
同様にして評価した。その結果を表1に示した。
【0105】(表1に示される結果についての考察)表
1に示される結果から、次のことが容易に理解すること
ができる。すなわち、メタン転化率につき実施例1〜7
における触媒は、同じ反応温度で比較すると比較例1、
2における触媒よりも10%以上メタン転化率が高い。
一酸化炭素選択率につき、実施例1〜7における触媒
は、同じ反応温度で比較すると比較例1、2における触
媒よりも8%以上も一酸化炭素選択率が高い。
【0106】
【表1】
【0107】
【発明の効果】本発明の方法によると、一酸化炭素およ
び水素を高い選択率で製造し、副生物の少ない合成ガス
を得ることができ、しかも、触媒の活性が高くて寿命が
長いので、固定床を用いた場合には長期間交換しなくて
も反応を行なうことができ、安価で、高効率で、低公害
に合成ガスを製造することができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明における実施例及び比較例におけ
るメタンの転化率を示すグラフである。
【図2】図2は本発明における実施例及び比較例におけ
る一酸化炭素の選択率を示すグラフである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C01B 3/02 Z 9041−4G

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジルコニアおよび/または安定化ジルコ
    ニアを有する担体に、ルテニウムおよび/またはロジウ
    ムを担持してなる触媒の存在下に、メタンおよび酸素か
    ら合成ガスを製造することを特徴とする合成ガスの製造
    方法。
  2. 【請求項2】 ジルコニアおよび/または安定化ジルコ
    ニアを有する担体に、ルテニウムおよび/またはロジウ
    ムと、コバルトおよび/またはマンガンとを担持してな
    る触媒の存在下に、メタンおよび酸素から合成ガスを製
    造することを特徴とする合成ガスの製造方法。
JP28272292A 1991-12-20 1992-10-21 合成ガスの製造方法 Withdrawn JPH05221602A (ja)

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