JPH05221218A - アーム長可変アクチュエータ装置 - Google Patents

アーム長可変アクチュエータ装置

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JPH05221218A
JPH05221218A JP2851592A JP2851592A JPH05221218A JP H05221218 A JPH05221218 A JP H05221218A JP 2851592 A JP2851592 A JP 2851592A JP 2851592 A JP2851592 A JP 2851592A JP H05221218 A JPH05221218 A JP H05221218A
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arm length
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JP2851592A
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Yoshiaki Miichi
善紀 見市
Yasutaka Taniguchi
泰孝 谷口
Takao Morita
隆夫 森田
Tadao Tanaka
忠夫 田中
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Mitsubishi Motors Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、車両用サスペンションの構成要
素を変位させるためのアーム長可変アクチュエータ装置
に関し、フェイルセーフ機能をそなえながら小型でサス
ペンションへの装着性を良好にできるようにすることを
目的とする。 【構成】 アーム長方向へ相対変位しうるように結合さ
れた2つの部材50,58をそなえこれらの部材50,
58の相対変位により伸縮しうるアーム伸縮機構A1
と、該アーム伸縮機構A1を伸縮駆動する駆動機構と、
この駆動機構のフェイル時に上記アーム伸縮機構A1が
所定のアーム長の状態に保持されるように付勢力を与え
るフェイルセーフ用付勢機構A3とを設け、上記付勢機
構A3が上記アーム伸縮機構A1の2つの部材の間に介
装されたゴム体68Aで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばサスペンション
アームの実質的な長さを伸縮させるなど、車両用のサス
ペンションにおける構成要素を変位させるべく設置され
るアーム長可変アクチュエータ装置に関し、特に、装置
のフェイル時にアーム長を所定の長さ状態に保持しうる
フェイルセーフ用付勢機構をそなえた、アーム長可変ア
クチュエータ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車等の車両においては、サスペンシ
ョンのサスペンションアームの長さを積極的に調整でき
るようにした装置が提案されている。かかる装置(即
ち、アーム長可変アクチュエータ装置)としては、油圧
シリンダ装置が考えられ、この油圧シリンダ装置の本体
を例えばサスペンションアームの車体への取付部に介装
して、油圧の給排により油圧シリンダ本体を伸縮させ
て、サスペンションアームの実質的な長さを調整するよ
うな構成が考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、油圧シリン
ダ装置における油圧シリンダ本体や油圧給排系等の駆動
機構が故障(フェイル)すると、サスペンションアーム
のアーム長を適当な状態に保持できなくなる。そこで、
駆動機構のフェイル時にアーム伸縮機構を所定の長さ状
態に保持するようにコイルスプリング等のバネを油圧シ
リンダ内に介装することが考えられる。
【0004】しかしながら、このようなコイルスプリン
グ等のバネによるフェイルセーフ用付勢手段では、アー
ムの調整ストロークを所要量だけ得ようとするにはバネ
を長くすることが必要になり、装置の全体長が大きくな
り、伸縮させたい特定のサスペンションアームに収めら
れないことが多い。そこで、比較的柔らかくて伸縮スト
ロークの大きいバネを並列的に複数設置して、バネの全
長を抑える手段が考えられるが、この手段によるバネ全
長の縮小には限度があり、装置の全体長を十分に抑える
ことができない上、バネを並列的に複数設置すること自
体が、装置のレイアウト上困難である。
【0005】本発明は、このような課題に鑑みて案出さ
れたもので、フェイルセーフ用付勢手段を小型にして装
置全体を小型化することで装置を所望のサスペンション
部分に装着できるようにした、アーム長可変アクチュエ
ータ装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため、本発明のアー
ム長可変アクチュエータ装置は、車両のサスペンション
における構成要素を変位すべく設置されるアーム長可変
アクチュエータ装置において、アーム長方向へ相対変位
しうるように結合された2つの部材をそなえこれらの部
材の相対変位により伸縮しうるアーム伸縮機構と、該ア
ーム伸縮機構を伸縮駆動する駆動機構と、この駆動機構
のフェイル時に上記アーム伸縮機構が所定のアーム長の
状態に保持されるように付勢力を与えるフェイルセーフ
用付勢機構とが設けられ、上記付勢機構が上記アーム伸
縮機構の2つの部材の間に介装されたゴム体で構成され
ていることを特徴としている。
【0007】
【作用】上述の本発明のアーム長可変アクチュエータ装
置では、駆動機構によりアーム伸縮機構が所望のアーム
長になるように伸縮駆動されるが、この駆動機構がフェ
イルすると、フェイルセーフ用付勢機構のゴム体の弾性
力が、上記アーム伸縮機構を中立側へ付勢してこの上記
アーム伸縮機構が所定のアーム長の状態に保持される。
【0008】
【実施例】以下、図面により本発明の一実施例としての
アーム長可変アクチュエータ装置について説明すると、
図1はその装置本体を摸式的に示す縦断面図、図2はそ
のサスペンションへの装着例を示すサスペンションの模
式的な斜視図、図3はその駆動機構の模式的な構成図で
ある。
【0009】このアーム長可変アクチュエータ装置A
は、例えば図2に示すように、車両のサスペンションア
ームのアッパアームの1つとして、図示しない車体側と
車輪側であるハブキャリア(又はナックル)78との間
に介装されたり、符号A′で示すように、ロアアーム7
6の車体側への取付部に介装されたりする。なお、図2
において、符号72はストラット、74はアッパアー
ム、75はロアアーム、78Aはハブキャリアのリンク
(又はナックルの延長部)、80は車輪である。
【0010】このように設置されるアーム長可変アクチ
ュエータ装置Aは、図1に示すように、アーム状(軸
状)のもので、そのアーム長を伸縮させるアーム伸縮機
構A1と、このアーム伸縮機構を伸縮駆動する駆動機構
A2(図3参照)と、フェイルセーフ用付勢機構A3と
をそなえている。アーム伸縮機構A1は、シリンダ本体
50と、このシリンダ本体50の内部で油圧駆動される
ピストン54と、このピストン54に一体に結合された
ピストンロッド58とをそなえ、ピストン54の軸方向
(アーム長方向)への駆動に伴うピストンロッド58の
移動によって、アーム長方向へ伸縮できるようになって
いる。なお、これらのシリンダ本体50,ピストン5
4,ピストンロッド58等からなるアクチュエータの本
体を単にアクチュエータともいう。
【0011】シリンダ本体50は、ピストン54を内装
されるシリンダ部50Aと、このシリンダ部50Aの両
端にそれぞれ螺合又は嵌合により固定された端部部材5
0B,50Cとから構成される。そして、一方の端部部
材50Bには、取付部64が設けられ、この取付部64
でブッシュ等を介して例えば車体側に取り付けられるよ
うになっている。
【0012】このシリンダ本体50の内部には、隔壁部
材52,56が螺合又は嵌合により固定されており、こ
の隔壁部材52,56の間にピストン54が設けられて
いる。そして、ピストン54と隔壁部材52,56との
間の空間が油室60,62になっている。これらの油室
60,62には給排口60A,62Aが設けられてお
り、後述する駆動機構A2の油圧給排系を通じて油室6
0,62内の油圧か制御されるようになっている。
【0013】ピストン54に結合されたピストンロッド
58は、2つのロッド部材58A,58Bからなり、ロ
ッド部材58Aはピストン54の一側から突出して隔壁
部材56を貫通しシリンダ本体50の外部に露出するよ
うに設けられ、ロッド部材58Bはピストン54の他側
から突出して隔壁部材52を貫通するように設けられて
いる。
【0014】そして、ロッド部材58Aの外部に露出し
た端部に、取付部66が装着され、この取付部66に枢
着されたロッド66Aを介して、ハブキャリア(又はナ
ックル)側に取り付けられるようになっている。そし
て、フェイルセーフ用付勢機構A3としては、ゴムブッ
シュ68が用いられており、このゴムブッシュ68は、
シリンダ本体50の端部部材50Cとピストンロッド5
8のロッド部材58Aとの間に介装されている。なお、
このゴムブッシュ68は、内筒68Bと外筒68Cとの
間に適当に肉圧を有する筒状のゴム体68Aを介装した
もので、内筒68Bをロッド部材58Aに嵌着させ、外
筒68Cを端部部材50Cに嵌着させることにより、ロ
ッド部材58Aと端部部材50Cとを弾性的に結合して
いる。
【0015】これにより、駆動機構A2がフェイル(故
障)して、ピストン54及びピストンロッド58を油圧
で固定できなくなったときには、このゴムブッシュ68
によりピストンロッド58の動きが拘束されてロッド長
が適当な範囲内に保持されるようになっている。したが
って、ピストンロッド58の動きを適当に拘束しうるよ
うに、ゴム体68Aの剛性を十分に確保する必要があ
る。
【0016】一方、ピストンロッド58がシリンダ本体
50内で軸方向に移動する際には、このゴムブッシュ6
8のゴム体68Aの復原しようとする弾性力に逆らって
行なうことになる。このため、所定の油圧レベルでピス
トンロッド58が所定ストロールだけ動けるように、ゴ
ム体68Aの剛性は過大にならないように設定する必要
がある。
【0017】なお、ロッド部材58Bと端部部材50B
との間には、アーム長又はアーム長の伸縮状態を検知す
るストロークセンサ70がそなえられている。次に、駆
動機構A2について説明すると、駆動機構A2は、図3
に示すように構成される。この図3では、4輪の各サス
ペンションにそれぞれアクチュエータAを設けた場合を
示しており、図3において、符号2は左前輪のサスペン
ションを調整するアクチュエータ、4は右前輪のサスペ
ンションを調整するアクチュエータ、6は左後輪のサス
ペンションを調整するアクチュエータ、8は右後輪のサ
スペンションを調整するアクチュエータである。これら
のアクチュエータ2〜8は前述のアクチュエータAに相
当する。
【0018】各アクチュエータ2,4,6及び8は夫々
電磁式の制御弁10,12,14及び16により駆動さ
れるようになっている。そして、各制御弁10,12,
14及び16は、供給路18を介してポンプ20に接続
されるとともに、排出路22を介してオイルリザーバ2
4に接続されている。なお、ポンプ20は図示しないエ
ンジン等により駆動されオイルリザーバ24内のオイル
を吸引して供給路18へ吐出するものである。また、供
給路18には、アキュムレータ26が接続されるととも
に、リリーフ弁28を介してリザーバ24が接続されて
おり、これにより供給路18が設定圧に保たれるように
なっている。
【0019】各制御弁10,12,14及び16は、駆
動回路30からの各制御信号により、各アクチュエータ
2〜8へのオイルの給排を禁止してロックする第1位置
と、各アクチュエータ2〜8が伸長する方向にオイルを
給排する第2位置と、各アクチュエータ2〜8が縮小す
る方向にオイルを給排する第3位置とを個々にとること
ができるようになっている。
【0020】したがって、現在のロッド長さを目標長さ
まで駆動するには、第1位置にある制御弁10,12,
14及び16を、第2位置又は第3位置に切り替えてア
クチュエータ2〜8を伸縮させて、目標長さになったら
第1位置に戻すように、駆動回路30からそれぞれ制御
信号が送られる。そして、駆動回路30からロッド長さ
を変化すべき制御信号が送られなければ、制御弁10,
12,14及び16を第1位置に保持するようになって
いる。
【0021】32は駆動回路30へ制御信号を出力する
制御手段としてのコントローラであり、このコントロー
ラ32は、後述する各センサから入力される信号に基づ
いて所定のプログラム処理を行ない、駆動回路30へ制
御信号を出力するものである。なお、コントローラ32
内には、所定のプログラム及びこのプログラム処理に用
いるマップ等を記憶したROM34,更に図示しないが
各センサから出力信号を入力するための入力回路、プロ
グラムに沿った演算及び処理を実行するためのCPU、
RAMおよび出力回路並びにこれら各エレメント間のイ
ンターフェイスをそなえている。
【0022】上述した各センサを具体的に上げると、車
高センサ36や操舵センサ38や車速センサ40の他
に、左前輪のアクチュエータ2のストローク位置を検出
する変位センサ42(=ストロークセンサ70)や、右
前輪のアクチュエータ4のストローク位置を検出する変
位センサ44(=ストロークセンサ70)や、左後輪の
アクチュエータ6のストローク位置を検出する変位セン
サ46(=ストロークセンサ70)や、右後輪のアクチ
ュエータ8のストローク位置を検出する変位センサ48
(=ストロークセンサ70)等があり、車高センサ36
や操舵センサ38や車速センサ40といった車両の走行
状態に関する情報に基づいて、各アクチュエータA(=
2〜8)の目標とするロッド長さを設定して、ロッド長
さがこの目標値になるように変位センサ70(=42〜
48)を通じてフィードバック制御できるようになって
いる。
【0023】なお、このアクチュエータA(=2〜8)
のロッド長さを変更することで、例えばキャスタやキャ
ンバやトーイン等のホイールアライメントを調整するよ
うに設定されている。本発明の一実施例としてのアーム
長可変アクチュエータ装置は、上述のごとく構成される
ので、コントローラ32を通じて、各制御弁10,1
2,14及び16を駆動しながら、各アクチュエータA
(=2〜8)の油室60,62へオイルを給排して、ア
クチュエータA(=2〜8)のロッド長さを調整する。
【0024】例えば、油室60へオイルを供給して油室
62のオイルを排出すると、ピストンロッド58がシリ
ンダ本体50から突出する方向(図1中の右方)へ移動
して、アクチュエータAのロッド長さが大きくなり、油
室62へオイルを供給して油室60のオイルを排出する
と、ピストンロッド58がシリンダ本体50内へ戻る方
向(図1中の左方)へ移動して、アクチュエータAのロ
ッド長さが小さくなる。
【0025】このようにして、駆動機構A2を通じて、
ロッド長さが目標とする長さまで適宜調整されて、常に
目標長さを保持するように制御されるが、駆動機構A2
がフェイル(故障)して、ピストン54及びピストンロ
ッド58を油圧で固定できなくなったときには、フェイ
ルセーフ用付勢機構A3としてのゴムブッシュ68によ
りピストンロッド58の動きが拘束されてロッド長が適
当な範囲内に保持される。
【0026】これにより、フェイル時にも車両の走行性
が確保される。そして、本装置Aのフェイルセーフ用付
勢機構A3にはゴムブッシュ68が用いられているが、
このゴムブッシュ68は、サイズ(専有体積)に比べて
変位許容ストロークや中立復帰の弾性力が大きいので、
コイルスプリング等のバネによるフェイルセーフ用付勢
機構に比べて付勢機構A3を格段に小型化でき、装置A
を小型で全長の短いものにできる。これにより、伸縮さ
せたい特定のサスペンションアームが短かったり狭隘な
部分にあっても十分に本装置を収めることができる。
【0027】さらに、ゴムブッシュ68自体が安価なの
で、コスト面での利点もある。なお、このアーム長可変
アクチュエータ装置の取付は本実施例の位置や形態に限
るものでなく、ホイールアライメントを調整するために
種々の位置に種々の形態で設置できる。勿論、取付部6
4を車輪側に取付部66を車体側に配置してもよい。ま
た、装置の各部の形状等も本実施例のものに限定され
ず、本装置の作動原理を有するように構成すれば種々の
態様が考えられる。
【0028】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のアーム長
可変アクチュエータ装置によれば、車両のサスペンショ
ンにおける構成要素を変位すべく設置されるアーム長可
変アクチュエータ装置において、アーム長方向へ相対変
位しうるように結合された2つの部材をそなえこれらの
部材の相対変位により伸縮しうるアーム伸縮機構と、該
アーム伸縮機構を伸縮駆動する駆動機構と、この駆動機
構のフェイル時に上記アーム伸縮機構が所定のアーム長
の状態に保持されるように付勢力を与えるフェイルセー
フ用付勢機構とが設けられ、上記付勢機構が上記アーム
伸縮機構の2つの部材の間に介装されたゴム体で構成さ
れるという簡素な構成により、付勢機構を格段に小型化
でき、装置全体を小型で全長の短いものにできる。これ
により、伸縮させたい特定のサスペンションアームが短
かったり狭隘な部分にあっても十分に本装置を収めるこ
とができるようになる。さらに、ゴム体自体が安価なの
で、コスト面での利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としてのアーム長可変アクチ
ュエータ装置の要部縦断面図である。
【図2】本発明の一実施例としてのアーム長可変アクチ
ュエータ装置のサスペンションへの装着例を示すサスペ
ンションの模式的な斜視図である。
【図3】本発明の一実施例としてのアーム長可変アクチ
ュエータ装置の駆動機構の模式的な構成図である。
【符号の説明】
2,4,6,8,A,A′ アーム長可変アクチュエー
タ装置(アクチュエータ) 10,12,14,16 電磁式の制御弁 18 供給路 20 ポンプ 22 排出路 24 オイルリザーバ 26 アキュムレータ 28 リリーフ弁 30 駆動回路 32 コントローラ 34 コントローラ32内のROM 36 車高センサ 38 操舵センサ 40 車速センサ 42,44,46,48,70 変位センサ(ストロー
クセンサ) 50 シリンダ本体 50A シリンダ部 50B,50C 端部部材 52,56 隔壁部材 54 ピストン 58 ピストンロッド 58A,58B ロッド部材 60,62 油室 60A,62A 給排口 64,66 取付部 66A ロッド 68 ゴムブッシュ 68B 内筒 68C 外筒 68A ゴム体 72 ストラット 74 アッパアーム 75 ロアアーム 76 ロアアーム 78 ハブキャリア(又はナックル) 78A ハブキャリアのリンク(又はナックルの延長
部) 80 車輪 A1 アーム伸縮機構 A2 駆動機構 A3 フェイルセーフ用付勢機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 忠夫 東京都港区芝五丁目33番8号 三菱自動車 工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のサスペンションにおける構成要素
    を変位すべく設置されるアーム長可変アクチュエータ装
    置において、アーム長方向へ相対変位しうるように結合
    された2つの部材をそなえこれらの部材の相対変位によ
    り伸縮しうるアーム伸縮機構と、該アーム伸縮機構を伸
    縮駆動する駆動機構と、この駆動機構のフェイル時に上
    記アーム伸縮機構が所定のアーム長の状態に保持される
    ように付勢力を与えるフェイルセーフ用付勢機構とが設
    けられ、上記付勢機構が上記アーム伸縮機構の2つの部
    材の間に介装されたゴム体で構成されていることを特徴
    とする、アーム長可変アクチュエータ装置。
JP2851592A 1992-02-14 1992-02-14 アーム長可変アクチュエータ装置 Pending JPH05221218A (ja)

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