JPH052206A - 露光量制御装置 - Google Patents

露光量制御装置

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JPH052206A
JPH052206A JP3020160A JP2016091A JPH052206A JP H052206 A JPH052206 A JP H052206A JP 3020160 A JP3020160 A JP 3020160A JP 2016091 A JP2016091 A JP 2016091A JP H052206 A JPH052206 A JP H052206A
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JP
Japan
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aperture value
brightness
strobe
exposure
value
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JP3020160A
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English (en)
Inventor
Takayuki Karasawa
孝行 唐沢
Hiroshi Ikeda
博志 池田
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Kodak Digital Product Center Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 露光量の補正が必要か必要でないかを自動的
に判断し、この判断の結果に応じて露出量を自動的に制
御し、常に適正な露光量を設定する。 【構成】 被写体の輝度から基準絞り値を求め、ガイド
ナンバーと撮影距離とからストロボ発光絞り値を求め
る。被写体の輝度が所定輝度以上で、かつ、ストロボの
オンモードがセットされていることを条件に、逆光撮影
であると判断する。逆光撮影と判断したとき、ストロボ
発光絞り値が基準絞り値より小絞り側にあれば、露出補
正を行わない。基準絞り値がストロボ発光絞り値より小
絞り側にあれば、基準絞り値を一定輝度分オーバー側に
露出補正する。補正絞り値がストロボ発光絞り値より小
絞り側にあれば、ストロボ発光絞り値を補正絞り値とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】〔発明の目的〕
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、銀塩フィルムスチルカ
メラや電子スチルカメラなどの露光量制御装置に関し、
特に、逆光撮影時における主要被写体の露光量を適正に
制御する露光量制御装置に関する。
【0003】
【従来の技術】人物などの主要被写体の輝度が低く、背
景などの周辺輝度が高い逆光撮影時において、主要被写
体についての露光量を適正にするためには、ストロボス
イッチをオンしてストロボを発光させるストロボ強制発
光方法や、特公昭57−54777号公報に記載されて
いるように、露出補正スイッチを操作して露光量を強制
的に増加させる露出補正方法などが知られている。
【0004】前記ストロボ強制発光方法では、画角内の
明るさに対応した露出プログラムより求められる基準絞
り値と、ストロボのガイドナンバーおよび撮影距離より
求められるストロボ発光絞り値とを比較し、値の小さい
小絞り側で優先してストロボを発光させることにより、
ストロボ光によって主要被写体の露光量を増加させるよ
うにしている。
【0005】しかし、このストロボ強制発光方法だと、
被写体距離がストロボ光の到達距離を越えると、主要被
写体の露光量不足を補うことはできない。
【0006】このような場合には、前記公報に記載され
ているように、露出補正スイッチを操作し、前記露出プ
ログラムの露光量を増加させることにより、周辺の露光
量がややオーバーとなるが、主要被写体については露光
量を適正に増加させることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記のように、逆光撮
影時において、被写体距離がストロボ光の到達距離を越
える場合には、露出補正スイッチを操作すれば、主要被
写体の露光量を増加させることができる。しかし、一般
の利用者にはストロボ光の到達距離などはわかり難いも
のであり、特に、最近のコンパクトカメラはズーム付き
のカメラが主流であり、ズーム焦点距離の変更により同
一の絞り開口が相対的に絞りナンバーとして変化するよ
うなカメラにおいてはほとんど知り得ないものであり、
しかも、小絞り側優先であるので、ストロボ発光絞り値
はわからず、ストロボ光到達距離はほとんどわからない
のが実情である。そのため、露出補正スイッチの操作の
判断について利用者は困惑してしまうものである。
【0008】また、被写体距離が遠いにもかかわらず、
露出補正スイッチを操作しなければ、露光量不足とな
り、逆に、被写体距離が近いのにもかかわらず、露出補
正スイッチをオンして露光量を増加させてしまうと、露
光量オーバーとなってしまうなど、露出補正スイッチを
適切に操作しなければ、適正な露光量を得られない。
【0009】本発明は、このような点に鑑みてなされた
もので、露光量補正スイッチなどを設けず、露光量の補
正が必要か必要でないかを自動的に判断し、常に適正な
露光量を設定することができる露光量制御装置を提供す
ることを目的とするものである。
【0010】〔発明の構成〕
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、絞り
とシャッタースピードとが一体となって変化するプログ
ラムシャッターユニット3を用いた露光量制御装置にお
いて、被写体の輝度を検出する輝度検出手段13と、被写
体の撮影距離を検出する撮影距離検出手段12と、前記輝
度検出手段13で検出された輝度から基準絞り値を求める
基準絞り値演算手段31と、ストロボ19のガイドナンバー
と前記撮影距離検出手段12で検出された撮影距離とから
ストロボ発光絞り値を求めるストロボ発光絞り値演算手
段32と、前記輝度検出手段13で検出された輝度値を予め
設定された輝度値と比較する比較手段33と、前記ストロ
ボ19の発光を指定するストロボ強制発光モードスイッチ
21と、このストロボ強制発光モードスイッチ21がオンさ
れるとともに前記比較手段33で所定輝度以上と判断され
れば、逆光撮影と判断する逆光撮影判断手段34と、この
逆光撮影判断手段34で逆光撮影と判断されたとき、前記
ストロボ発光絞り値が基準絞り値より小絞り側にあれば
露出補正を行わず、基準絞り値がストロボ発光絞り値よ
り小絞り側にあれば基準絞り値を一定輝度分オーバー側
に露出補正する制御手段11とを具備したものである。
【0012】請求項2の発明は、絞りとシャッタースピ
ードとが一体となって変化するプログラムシャッターユ
ニット3を用いた露光量制御装置において、被写体の輝
度を検出する輝度検出手段13と、被写体の撮影距離を検
出する撮影距離検出手段12と、前記輝度検出手段13で検
出された輝度から基準絞り値を求める基準絞り値演算手
段31と、ストロボ19のガイドナンバーと前記撮影距離検
出手段12で検出された撮影距離とからストロボ発光絞り
値を求めるストロボ発光絞り値演算手段32と、逆光撮影
を検出する逆光撮影検出手段Aと、この逆光撮影検出手
段Aで逆光撮影が検出されたとき、前記ストロボ発光絞
り値が基準絞り値より小絞り側にあれば露出補正を行わ
ず、基準絞り値がストロボ発光絞り値より小絞り側にあ
れば基準絞り値を一定輝度分オーバー側に露出補正する
制御手段11とを具備したものである。
【0013】
【作用】請求項1の発明では、基準絞り値演算手段31が
輝度検出手段13で検出した輝度から基準絞り値を求める
とともに、ストロボ発光絞り値演算手段32がストロボ19
のガイドナンバーと撮影距離検出手段12で検出した撮影
距離とからストロボ発光絞り値を求める。
【0014】また、検出した輝度値と予め設定された輝
度値とを比較手段33で比較し、所定輝度以上と判断され
たとき、ストロボ強制発光モードスイッチ21がオンされ
ていれば、逆光撮影判断手段34で逆光撮影と判断する。
【0015】そして、制御手段11は、逆光撮影と判断さ
れたとき、ストロボ発光絞り値が基準絞り値より小絞り
側にあれば露出補正を行わず、また、基準絞り値がスト
ロボ発光絞り値より小絞り側にあれば基準絞り値を一定
輝度分オーバー側に露出補正するように自動的に判断し
て制御する。
【0016】請求項2の発明では、基準絞り値演算手段
31が輝度検出手段13で検出した輝度から基準絞り値を求
めるとともに、ストロボ発光絞り値演算手段32がストロ
ボ19のガイドナンバーと撮影距離検出手段12で検出した
撮影距離とからストロボ発光絞り値を求める。
【0017】また、逆光撮影検出手段Aで逆光撮影を検
出する。
【0018】そして、制御手段11は、逆光撮影と検出さ
れたとき、ストロボ発光絞り値が基準絞り値より小絞り
側にあれば露出補正を行わず、また、基準絞り値がスト
ロボ発光絞り値より小絞り側にあれば基準絞り値を一定
輝度分オーバー側に露出補正するように自動的に判断し
て制御する。
【0019】
【実施例】以下、本発明の一実施例の構成を図面を参照
して説明する。
【0020】図1において、ズームモータの駆動により
ズーム焦点距離を可変できるレンズユニット2に対向し
て、絞りとシャッタースピードとが一体となって変化す
るプログラムシャッターユニット3を配設している。
【0021】また、11は制御手段としてのマイクロコン
ピュータで、このマイクロコンピュータ11には、被写体
の撮影距離を検出する撮影距離検出手段としての距離検
出回路12からの距離データ、被写体の輝度を検出する輝
度検出手段としての測光回路13からの輝度データ、レン
ズユニット2のズーム焦点距離を検出するズームコード
検出回路14からのズームコードデータが入力される。
【0022】そして、マイクロコンピュータ11は、シャ
ッタードライブ回路15を介してシャッターユニット3を
制御し、ズーム駆動回路16を介してズームモータ1を制
御し、トリガー回路17およびストロボ回路18を介してス
トロボ19の発光を制御する。
【0023】また、マイクロコンピュータ11には、レリ
ーズボタンの押動操作量に対応して順次オンする接点S
1 ,S2 を有するレリーズスイッチ20、ストロボ発光の
オートモード接点とオンモード接点とオフモード接点の
いずれかに選択接続されるストロボ強制発光モードスイ
ッチとしてのストロボモードスイッチ21、ズーム焦点距
離を望遠側に操作する接点Tおよび広角側に操作する接
点Wを有するズームスイッチ22がそれぞれ接続されてい
る。
【0024】また、マイクロコンピュータ11は、輝度デ
ータから基準絞り値を求める基準絞り値演算手段31の機
能と、ストロボ19のガイドナンバーと距離データとから
ストロボ発光絞り値(ガイドナンバー/距離)を求める
ストロボ発光絞り値演算手段32の機能と、輝度データが
予め設定された値以上かどうか比較する比較手段33の機
能と、ストロボモードスイッチ21がオンモードにセット
されるとともに比較手段33で所定輝度以上と判断されれ
ば、逆光撮影と判断する逆光撮影判断手段34の機能とを
備えている。
【0025】そして、これらの機能を備えたマイクロコ
ンピュータ11は、逆光撮影判断手段34で逆光撮影と判断
されたとき、ストロボ発光絞り値が基準絞り値より小絞
り側にあれば露出補正を行わず、基準絞り値がストロボ
発光絞り値より小絞り側にあれば基準絞り値を一定輝度
分オーバー側に露出補正するとともに、補正絞り値がス
トロボ発光絞り値より小絞り側にあればストロボ発光絞
り値を補正絞り値とするように制御する。
【0026】また、前記基準絞り値演算手段31の機能で
は、図2に示すAEプログラム線図を基準として基準絞
り値が求められる。このAEプログラム線図は、縦軸に
絞り値、横軸にシャッタースピード、斜軸に輝度(光
量)を示し、プログラム曲線を太線で示す。なお、この
AEプログラム線図はマイクロコンピュータ11の内部の
記憶部に記憶されている。
【0027】次に、本実施例の作用を図3のフローチャ
ートおよび図4のタイミングチャートを参照して説明す
る。
【0028】レリーズボタンが押動操作され、まず、レ
リーズスイッチ20の接点S1 がオンすると、マイクロコ
ンピュータ11は、測光回路13からの被写体の輝度データ
を入力し、基準絞り値演算手段31の機能により、図2の
AEプログラム線図をもとに、輝度データに対応する基
準絞り値a(FNo)を求める(ステップ1,2)。
【0029】同様に、マイクロコンピュータ11は、距離
検出回路12からの被写体の距離データを入力し、マイク
ロコンピュータ11のストロボ発光絞り値演算手段32の機
能により、(b=ガイドナンバー/距離)の演算を行っ
て、ストロボ発光絞り値b(FNo)を求める(ステップ
3,4)。
【0030】ついで、マイクロコンピュータ11の比較手
段33の機能により、輝度データが予め設定された輝度、
この実施例ではEV14以上かどうか判断する(ステッ
プ5)。
【0031】この判断の結果、EV14以上であれば、
マイクロコンピュータ11にストロボモードスイッチ21の
切換状態を入力し、ストロボモードスイッチ21がオンモ
ードにセットされていれば、マイクロコンピュータ11の
逆光撮影判断手段34の機能により、逆光撮影と判断する
(ステップ6,7)。
【0032】以下に、逆光撮影と判断されたときのスト
ロボ発光モードの設定を、1m、1.5m、3mの各被
写体距離について具体的に説明する。なお、測光回路13
で測光された輝度をEV15、ストロボ19のガイドナン
バーを14とする。
【0033】まず、被写体距離が1mのときには、図5
(a) に示す山腹発光モードにセットされる。すなわち、
図2のAEプログラム線図よりEV15のときの基準絞
り値aはF11.9と求まり、ストロボ発光絞り値bは
(F=14/1)からF14と求まる。そして、マイク
ロコンピュータ11の比較手段33の機能により、基準絞り
値aとストロボ発光絞り値bとを比較し(ステップ
8)、その結果a<bであるため、ステップ9で露出補
正は行わず、ステップ10に進む。ステップ10,11におい
てストロボモードスイッチ21がオンモードにセットされ
ているとともにa<bであるため、山腹発光モードがセ
ットされる(ステップ12)。したがって、図5(a) の基
準絞り値a(F11.9)に対応した基準露出AE曲線
でシャッター開閉が制御されるとともに、基準露出AE
曲線の山腹のストロボ発光絞り値b(F14)でストロ
ボ発光が制御されることになる。
【0034】次に、被写体距離が1.5mのときには、
図5(b) に示す山腹発光モードにセットされる。すなわ
ち、図2のAEプログラム線図よりEV15のときの基
準絞り値aはF11.9と求まり、ストロボ発光絞り値
bは(F=14/1.5)からF9.3と求まる。その
ため、基準絞り値aがストロボ発光絞り値bより小絞り
側でa>bとなるので、露光量を一定EV分オーバー側
に補正、本実施例では1.5EVの露出補正を行う(ス
テップ9)。露出補正を行うと、EV13.5が求ま
り、図2のAEプログラム線図よりEV13.5のとき
の補正絞り値cがF7.6と求まる。そして、ステップ
10を経て、ステップ11でc<bであるため、山腹発光モ
ードがセットされる。したがって、図5(b) の補正絞り
値c(F7.6)に対応した補正露出AE曲線でシャッ
ター開閉が制御されるとともに、補正露出AE曲線の山
腹のストロボ発光絞り値b(F9.3)でストロボ発光
が制御されることになる。
【0035】次に、被写体距離が3mのときには、図5
(c) に示す山頂発光モードにセットされる。すなわち、
図2のAEプログラム線図よりEV15のときの基準絞
り値aはF11.9と求まり、ストロボ発光絞り値bは
(F=14/3)からF4.7と求まる。そのため、基
準絞り値aがストロボ発光絞り値bより小絞り側でa>
bとなるので、露光量を1.5EV分オーバー補正し
て、補正絞り値cがF7.6と求まる。さらに、補正絞
り値cがストロボ発光絞り値bより小絞り側でc>bと
なるので、ステップ10,11を経て山頂発光モードがセッ
トされる(ステップ13)。したがって、図5(c) の補正
絞り値c(F7.6)に対応した補正露出AE曲線でシ
ャッター開閉が制御されるとともに、補正露出AE曲線
の山頂つまり補正絞り値c(F7.6)でストロボ発光
が制御されることになる。
【0036】そして、レリーズスイッチ20の接点S2 が
オンすると、カメラ本体のホームスイッチがオンし、シ
ャッターユニット3が動作されるとともに、ストロボト
リガー信号が出力されてストロボ19が発光され、露出が
行われる(ステップ14)。このとき、シャッターユニッ
ト3は前記基準露出AE曲線または補正露出AE曲線に
基づいて開閉制御され、また、前記発光モードに基づい
て露出AE曲線の山腹または山頂でストロボトリガー信
号が出力される。
【0037】したがって、図5(a) に示す逆光撮影時に
は、露出補正を行わずともストロボ光により、適正な露
光量を設定することができる。図5(b) に示す逆光撮影
時には、やや撮影距離が遠くなるが、一定の露出補正を
行い、シャッター開時にストロボ発光を行わせることに
より、適正な露光量を設定することができる。図5(c)
に示す逆光撮影時には、撮影距離がより遠くなるが、露
出補正を一定以上行わず、シャッター開時に合わせてス
トロボ発光を行わせることにより、露光量オーバーにな
るのを防止することができる。このように、露出量の補
正が必要か必要でないかを自動的に判断して制御できる
ため、露光量不足や露光量オーバーになるのを自動的に
防止し、常に適正な露光量を設定することができる。
【0038】なお、ステップ5においてEV14以下で
あれば、逆光撮影ではなく、暗い場所での撮影と判断し
てステップ10に進み、ストロボモードスイッチ21がオー
トモードまたはオンモードにセットされているならば、
前述のように山腹発光モードまたは山頂発光モードがセ
ットされ、また、オフモードにセットされているなら
ば、ストロボ未発光モードがセットされ(ステップ1
5)、ストロボ発光が行われずに露出が行われる。
【0039】なお、本実施例では、ストロボ19はズーム
焦点距離が変化してもガイドナンバーを一定としたが、
ズーム焦点距離の変更に応じてガイドナンバーも変化す
るストロボ19にも適用することができる。
【0040】次に、本発明の他の実施例を説明する。
【0041】前記実施例ではストロボモードスイッチ21
がオンモードにセットされているときに逆光撮影と判断
しているが、この実施例では逆光撮影を自動的に検出し
て対応できるようにしている。
【0042】この実施例では、前記実施例の図1に示す
測光回路13が逆光撮影検出手段Aを内蔵する。この逆光
撮影検出手段Aは、撮影画角内を複数のブロックに分割
し、それらのブロックごとの輝度のパターンから判断す
るものであり、中央が暗く、周囲が明るいパターンであ
れば逆光撮影と判断するようになっている。なお、その
他の構成は図1に示す構成と同様であるが、逆光撮影検
出手段Aを備えることにより、マイクロコンピュータ11
の比較手段33は必要ない。
【0043】そして、この実施例の作用を説明する。な
お、前記実施例の図3のフローチャートのステップ5〜
10に代えて図6のフローチャートのステップ21〜26が入
れかえたフローチャートが本実施例に対応する。
【0044】レリーズスイッチS1 がオンされ、基準絞
り値aおよびストロボ発光絞り値bが演算された後、マ
イクロコンピュータ11は、逆光撮影検出手段Aからパタ
ーンデータを入力し、逆光撮影かどうか判断する(ステ
ップ21,22)。
【0045】この結果、逆光撮影と判断されれば、スト
ロボ発光モードをセットし、基準絞り値aとストロボ発
光絞り値bとを比較する(ステップ23)。
【0046】この結果、前記実施例の図5(a) と同様に
a≦bであれば、ステップ25で露出補正は行わず、ステ
ップ26を通じてステップ11へ進む。一方、図5(b) また
は図5(c) と同様にa≧bであれば、露光量を一定EV
分オーバー側に露出補正を行って補正絞り値cを求め、
ステップ26を通じてステップ11へ進む。
【0047】この実施例では、逆光撮影判断手段34が自
動的に逆光撮影状態を検出するため、逆光撮影を行わせ
るための特別な操作を必要とせず、撮影の自動化を図る
ことができる。
【0048】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、逆光撮影時に
ストロボ強制発光モードをセットすれば、逆光撮影かど
うかを判断し、逆光撮影と判断したとき、ストロボ発光
絞り値が基準絞り値より小絞り側にあれば露出補正を行
わず、また、基準絞り値がストロボ発光絞り値より小絞
り側にあれば基準絞り値を一定輝度分オーバー側に露出
補正するように自動的に判断して制御することができる
ため、露光量不足や露光量オーバーになるのを自動的に
防止し、常に適正な露光量を設定することができる。
【0049】請求項2の発明によれば、逆光撮影検出手
段で逆光撮影かどうか検出し、逆光撮影と検出されたと
き、ストロボ発光絞り値が基準絞り値より小絞り側にあ
れば露出補正を行わず、また、基準絞り値がストロボ発
光絞り値より小絞り側にあれば基準絞り値を一定輝度分
オーバー側に露出補正するように自動的に判断して制御
することができるため、逆光撮影を行わせるための特別
な操作を必要とせず、露光量不足や露光量オーバーにな
るのを自動的に防止し、常に適正な露光量を設定するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の露光量制御装置の一実施例を示すブロ
ック図である。
【図2】AEプログラム線図である。
【図3】フローチャートである。
【図4】タイミングチャートである。
【図5】露出AE曲線とストロボ発光絞り値との関係を
示す露出AE曲線図である。
【図6】本発明の他の実施例を示す一部のフローチャー
トである。
【符号の説明】
3 シャッターユニット 11 制御手段 12 撮影距離検出手段 13 輝度検出手段 19 ストロボ 21 ストロボ強制発光モードスイッチ 31 基準絞り値演算手段 32 ストロボ発光絞り値演算手段 33 比較手段 34 逆光撮影判断手段 A 逆光撮影検出手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絞りとシャッタースピードとが一体とな
    って変化するプログラムシャッターユニットを用いた露
    光量制御装置において、被写体の輝度を検出する輝度検
    出手段と、被写体の撮影距離を検出する撮影距離検出手
    段と、前記輝度検出手段で検出された輝度から基準絞り
    値を求める基準絞り値演算手段と、ストロボのガイドナ
    ンバーと前記撮影距離検出手段で検出された撮影距離と
    からストロボ発光絞り値を求めるストロボ発光絞り値演
    算手段と、前記輝度検出手段で検出された輝度値を予め
    設定された輝度値と比較する比較手段と、前記ストロボ
    の発光を指定するストロボ強制発光モードスイッチと、
    このストロボ強制発光モードスイッチがオンされるとと
    もに前記比較手段で所定輝度以上と判断されれば、逆光
    撮影と判断する逆光撮影判断手段と、この逆光撮影判断
    手段で逆光撮影と判断されたとき、前記ストロボ発光絞
    り値が基準絞り値より小絞り側にあれば露出補正を行わ
    ず、基準絞り値がストロボ発光絞り値より小絞り側にあ
    れば基準絞り値を一定輝度分オーバー側に露出補正する
    制御手段とを具備したことを特徴とする露光量制御装
    置。
  2. 【請求項2】 絞りとシャッタースピードとが一体とな
    って変化するプログラムシャッターユニットを用いた露
    光量制御装置において、被写体の輝度を検出する輝度検
    出手段と、被写体の撮影距離を検出する撮影距離検出手
    段と、前記輝度検出手段で検出された輝度から基準絞り
    値を求める基準絞り値演算手段と、ストロボのガイドナ
    ンバーと前記撮影距離検出手段で検出された撮影距離と
    からストロボ発光絞り値を求めるストロボ発光絞り値演
    算手段と、逆光撮影を検出する逆光撮影検出手段と、こ
    の逆光撮影検出手段で逆光撮影が検出されたとき、前記
    ストロボ発光絞り値が基準絞り値より小絞り側にあれば
    露出補正を行わず、基準絞り値がストロボ発光絞り値よ
    り小絞り側にあれば基準絞り値を一定輝度分オーバー側
    に露出補正する制御手段とを具備したことを特徴とする
    露光量制御装置。
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