JPH05219796A - 3相マイクロステップモータ駆動装置 - Google Patents
3相マイクロステップモータ駆動装置Info
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- JPH05219796A JPH05219796A JP4019898A JP1989892A JPH05219796A JP H05219796 A JPH05219796 A JP H05219796A JP 4019898 A JP4019898 A JP 4019898A JP 1989892 A JP1989892 A JP 1989892A JP H05219796 A JPH05219796 A JP H05219796A
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Abstract
(57)【要約】
【構成】3相マイクロステップモータの駆動装置であっ
て、トーテムポール接続された2個の出力トランジスタ
を3組(31〜36)と、固定子コイルの3個の外部接
続端子21〜23に対してそれぞれ電流を流入/流出す
る3個の出力端子9〜11と、該3個の出力端子の各々
と出力トランジスタの各組の2個の出力トランジスタの
相互接続点との間にそれぞれ接続される3個の電流検出
用抵抗24〜26と、該3個の電流検出用抵抗の各々に
流れる双方向の電流値を検出する電流値検出手段92,
93と、入力パルスの計数値ごとに少なくとも2相の前
記固定子コイルの各々に流すべき目標電流値を決定する
電流値決定手段70と、該電流値決定手段により決定さ
れた少なくとも2個の目標電流値をそれぞれ電流検出手
段が検出した対応する電流値と比較して、該比較結果に
基づき、検出された電流値が目標電流値に一致するよう
少なくとも2組の出力トランジスタを定電流制御する制
御手段8とを備えた。 【効果】スター結線3相マイクロステップモータ用の新
規な駆動装置を提供することができる。
て、トーテムポール接続された2個の出力トランジスタ
を3組(31〜36)と、固定子コイルの3個の外部接
続端子21〜23に対してそれぞれ電流を流入/流出す
る3個の出力端子9〜11と、該3個の出力端子の各々
と出力トランジスタの各組の2個の出力トランジスタの
相互接続点との間にそれぞれ接続される3個の電流検出
用抵抗24〜26と、該3個の電流検出用抵抗の各々に
流れる双方向の電流値を検出する電流値検出手段92,
93と、入力パルスの計数値ごとに少なくとも2相の前
記固定子コイルの各々に流すべき目標電流値を決定する
電流値決定手段70と、該電流値決定手段により決定さ
れた少なくとも2個の目標電流値をそれぞれ電流検出手
段が検出した対応する電流値と比較して、該比較結果に
基づき、検出された電流値が目標電流値に一致するよう
少なくとも2組の出力トランジスタを定電流制御する制
御手段8とを備えた。 【効果】スター結線3相マイクロステップモータ用の新
規な駆動装置を提供することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力パルスの計数値に
応じた回転角度をとるステップモータに関し、特に、ス
ター結線された3相の固定子コイルを有する3相マイク
ロステップモータの駆動装置に関する。
応じた回転角度をとるステップモータに関し、特に、ス
ター結線された3相の固定子コイルを有する3相マイク
ロステップモータの駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、入力パルスの計数値に応じて回転
子の回転角度を制御できるモータとして、ステップモー
タが広く利用されている。
子の回転角度を制御できるモータとして、ステップモー
タが広く利用されている。
【0003】一般に、相数が多いほど、1パルスに対す
る回転角度(ステップ角)を小さくすることが容易にな
る反面、ステップモータおよびその駆動装置の構造が複
雑になることが知られている。なお、ステップ角が小さ
いということは、1回転あたりのステップ数が多くなる
ことを意味する。
る回転角度(ステップ角)を小さくすることが容易にな
る反面、ステップモータおよびその駆動装置の構造が複
雑になることが知られている。なお、ステップ角が小さ
いということは、1回転あたりのステップ数が多くなる
ことを意味する。
【0004】したがって、相数はできるだけ少なく、か
つステップ数は多いこと(マルチステップ)が望まれ
る。
つステップ数は多いこと(マルチステップ)が望まれ
る。
【0005】通常、マルチステップが可能な最少の相数
は3相である。従来の3相ステップモータの駆動装置に
おいては、各固定子コイルを駆動する出力回路80は、
トーテムポール接続された出力トランジスタ(パワート
ランジスタ)81,82と、同じくトーテムポール接続
されたトランジスタ83,84と、両者に共通のエミッ
タ抵抗85とからなる。トランジスタ81,82の相互
接続点86と、トランジスタ83,84の相互接続点8
7との間に1相の固定子コイルUが接続される。図示省
略してあるが、他の固定子コイルV,Wにもそれぞれ出
力回路80と同一の回路が接続されている。駆動装置に
入力パルスを連続して与えたとき、固定子コイルU,
V,Wには位相が順次120゜ずれた正弦波状の大きさ
の電流が流される。各固定子コイルに流れる電流は、ト
ランジスタ81からトランジスタ87へ流れるときと、
トランジスタ83からトランジスタ82へ流れるときと
では、その流れる方向が異なる。しかし、いずれの方向
にせよ、その電流値の検出は、共通エミッタ抵抗の一端
88の電位を検出することにより行える。この検出され
た電流値と、入力パルス計数値に応じて定まる目標電流
値とを比較し、検出電流値が目標電流値に一致するよ
う、各トランジスタ81〜84のベース電圧が制御され
る。従来、この制御方式の一つとして、チョッパ定電流
駆動方式が知られている。チョッパ定電流駆動方式の詳
細については、大木創著「ステップモータの理論と応
用」1984年実教出版社発行、第155〜158頁に
記載されている。
は3相である。従来の3相ステップモータの駆動装置に
おいては、各固定子コイルを駆動する出力回路80は、
トーテムポール接続された出力トランジスタ(パワート
ランジスタ)81,82と、同じくトーテムポール接続
されたトランジスタ83,84と、両者に共通のエミッ
タ抵抗85とからなる。トランジスタ81,82の相互
接続点86と、トランジスタ83,84の相互接続点8
7との間に1相の固定子コイルUが接続される。図示省
略してあるが、他の固定子コイルV,Wにもそれぞれ出
力回路80と同一の回路が接続されている。駆動装置に
入力パルスを連続して与えたとき、固定子コイルU,
V,Wには位相が順次120゜ずれた正弦波状の大きさ
の電流が流される。各固定子コイルに流れる電流は、ト
ランジスタ81からトランジスタ87へ流れるときと、
トランジスタ83からトランジスタ82へ流れるときと
では、その流れる方向が異なる。しかし、いずれの方向
にせよ、その電流値の検出は、共通エミッタ抵抗の一端
88の電位を検出することにより行える。この検出され
た電流値と、入力パルス計数値に応じて定まる目標電流
値とを比較し、検出電流値が目標電流値に一致するよ
う、各トランジスタ81〜84のベース電圧が制御され
る。従来、この制御方式の一つとして、チョッパ定電流
駆動方式が知られている。チョッパ定電流駆動方式の詳
細については、大木創著「ステップモータの理論と応
用」1984年実教出版社発行、第155〜158頁に
記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図10に示した3相ス
テップモータでは、3相の固定子コイルが相互に独立し
ており、固定子コイル用の外部接続端子は3個の固定子
コイルの各々の両端の端子からなり、計6個必要にな
る。
テップモータでは、3相の固定子コイルが相互に独立し
ており、固定子コイル用の外部接続端子は3個の固定子
コイルの各々の両端の端子からなり、計6個必要にな
る。
【0007】ところで、3個の2端子素子をスター結線
したときの外部接続端子の個数は3個になることは自明
である。したがって、3相の固定子コイルをスター結線
またはデルタ結線することにより、3相ステップモータ
の外部接続端子数を減少させることができる。外部接続
端子数が減少することはモータの取扱上も好ましい。
したときの外部接続端子の個数は3個になることは自明
である。したがって、3相の固定子コイルをスター結線
またはデルタ結線することにより、3相ステップモータ
の外部接続端子数を減少させることができる。外部接続
端子数が減少することはモータの取扱上も好ましい。
【0008】しかし、スター結線された固定子コイルを
駆動するために、従来の駆動装置(図10)のような個
別に各固定子コイルを駆動する手法はそのまま適用する
ことができない、という問題があった。すなわち、出力
トランジスタと固定子コイルの外部接続端子との接続関
係をそのまま適用することができず、また、各相の固定
子コイルの電流値の検出法もそのまま適用することがで
きなかった。
駆動するために、従来の駆動装置(図10)のような個
別に各固定子コイルを駆動する手法はそのまま適用する
ことができない、という問題があった。すなわち、出力
トランジスタと固定子コイルの外部接続端子との接続関
係をそのまま適用することができず、また、各相の固定
子コイルの電流値の検出法もそのまま適用することがで
きなかった。
【0009】そこで、本発明の目的は、スター結線され
た3相の固定子コイルを有する3相ステップモータに適
した新たな駆動回路を提供することにある。
た3相の固定子コイルを有する3相ステップモータに適
した新たな駆動回路を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明による3相マイク
ロステップモータのの駆動装置は、3個の外部接続端子
を有するスター結線された3相の固定子コイルを有し、
入力パルスの計数値に応じた多数の回転角度をとる3相
マイクロステップモータの駆動装置であって、トーテム
ポール接続された2個の出力トランジスタを3組と、前
記固定子コイルの3個の外部接続端子に対してそれぞれ
電流を流入/流出する3個の出力端子と、該3個の出力
端子の各々と前記出力トランジスタの各組の2個の出力
トランジスタの相互接続点との間にそれぞれ接続される
3個の電流検出用抵抗と、該3個の電流検出用抵抗の各
々に流れる双方向の電流値を検出する電流値検出手段
と、入力パルスの計数値ごとに少なくとも2相の前記固
定子コイルの各々に流すべき目標電流値を決定する電流
値決定手段と、該電流値決定手段により決定された少な
くとも2個の目標電流値をそれぞれ前記電流検出手段が
検出した対応する電流値と比較して、該比較結果に基づ
き、前記検出された電流値が前記目標電流値に一致する
よう少なくとも2組の出力トランジスタを定電流制御す
る制御手段とを備えたものである。
ロステップモータのの駆動装置は、3個の外部接続端子
を有するスター結線された3相の固定子コイルを有し、
入力パルスの計数値に応じた多数の回転角度をとる3相
マイクロステップモータの駆動装置であって、トーテム
ポール接続された2個の出力トランジスタを3組と、前
記固定子コイルの3個の外部接続端子に対してそれぞれ
電流を流入/流出する3個の出力端子と、該3個の出力
端子の各々と前記出力トランジスタの各組の2個の出力
トランジスタの相互接続点との間にそれぞれ接続される
3個の電流検出用抵抗と、該3個の電流検出用抵抗の各
々に流れる双方向の電流値を検出する電流値検出手段
と、入力パルスの計数値ごとに少なくとも2相の前記固
定子コイルの各々に流すべき目標電流値を決定する電流
値決定手段と、該電流値決定手段により決定された少な
くとも2個の目標電流値をそれぞれ前記電流検出手段が
検出した対応する電流値と比較して、該比較結果に基づ
き、前記検出された電流値が前記目標電流値に一致する
よう少なくとも2組の出力トランジスタを定電流制御す
る制御手段とを備えたものである。
【0011】前記電流値決定手段は前記3相の固定子コ
イルに流すべき目標電流値を決定し、前記制御手段は前
記3組の出力トランジスタを定電流制御する。あるい
は、前記電流値決定手段は2相の固定子コイルに流すべ
き目標電流値を決定し、前記制御手段は2組の出力トラ
ンジスタを定電流制御すると同時に他の1組の出力トラ
ンジスタをオン制御する。
イルに流すべき目標電流値を決定し、前記制御手段は前
記3組の出力トランジスタを定電流制御する。あるい
は、前記電流値決定手段は2相の固定子コイルに流すべ
き目標電流値を決定し、前記制御手段は2組の出力トラ
ンジスタを定電流制御すると同時に他の1組の出力トラ
ンジスタをオン制御する。
【0012】
【作用】電流値決定手段は、入力パルスの計数値に応じ
た各ステップ位置における少なくとも2相の固定子コイ
ルの各々に流すべき目標電流値を予め決定しておく。モ
ータの制御時には、入力パルスの計数値に応じて電流値
決定手段により決定された目標電流値を目的の固定子コ
イルに流すよう、少なくとも2組のトーテムポール接続
トランジスタを制御手段が制御する。この際、3個の出
力端子の各々と出力トランジスタの各組の2個の出力ト
ランジスタの相互接続点との間にそれぞれ接続した3個
の電流検出用抵抗の各々に流れる双方向の電流値を電流
値検出手段により検出し、この検出電流値を目標電流値
に一致するよう、出力トランジスタを制御する。これに
より、スター結線された各固定子コイルの電流を所望の
値に制御することができる。
た各ステップ位置における少なくとも2相の固定子コイ
ルの各々に流すべき目標電流値を予め決定しておく。モ
ータの制御時には、入力パルスの計数値に応じて電流値
決定手段により決定された目標電流値を目的の固定子コ
イルに流すよう、少なくとも2組のトーテムポール接続
トランジスタを制御手段が制御する。この際、3個の出
力端子の各々と出力トランジスタの各組の2個の出力ト
ランジスタの相互接続点との間にそれぞれ接続した3個
の電流検出用抵抗の各々に流れる双方向の電流値を電流
値検出手段により検出し、この検出電流値を目標電流値
に一致するよう、出力トランジスタを制御する。これに
より、スター結線された各固定子コイルの電流を所望の
値に制御することができる。
【0013】このように、本発明によれば、スター結線
した3相ステップモータの駆動装置が得られるので、従
来6個必要であった駆動装置の出力端子を3個に半減
し、駆動装置のステップモータへの接続を簡便にするこ
とができる。また、従来の駆動装置に比較して出力トラ
ンジスタの個数も半減することができる。
した3相ステップモータの駆動装置が得られるので、従
来6個必要であった駆動装置の出力端子を3個に半減
し、駆動装置のステップモータへの接続を簡便にするこ
とができる。また、従来の駆動装置に比較して出力トラ
ンジスタの個数も半減することができる。
【0014】
【実施例】図1に、本発明による3相ステップモータの
駆動装置の全体構成を示す。
駆動装置の全体構成を示す。
【0015】この駆動装置は、スター結線した3相の固
定子コイルを有するステップモータ12を駆動する装置
であって、主として、入力パルス等の信号を受けて後続
の回路へ適した信号形式に変換する入力インタフェース
(I/F)部5と、この入力インタフェース部5の出力
を受けて各相の固定子コイルの目標電流値を決定するパ
ルス分配部6と、このパルス分配部6から出力されるデ
ジタル形式の目標電流値データをアナログ信号に変換す
るデジタルアナログ(D/A)変換部7と、このデジタ
ルアナログ変換部7から出力されるアナログ形式の各相
目標電流値に応じて各相の固定子コイル電流を制御する
モータ駆動部8とからなる。その他、モータ駆動部8内
のチョッパ定電流駆動に必要とされる三角波信号を発振
する発振回路18と、この発振回路18の発振周波数を
調整する周波数設定用可変抵抗18とも設けられる。
定子コイルを有するステップモータ12を駆動する装置
であって、主として、入力パルス等の信号を受けて後続
の回路へ適した信号形式に変換する入力インタフェース
(I/F)部5と、この入力インタフェース部5の出力
を受けて各相の固定子コイルの目標電流値を決定するパ
ルス分配部6と、このパルス分配部6から出力されるデ
ジタル形式の目標電流値データをアナログ信号に変換す
るデジタルアナログ(D/A)変換部7と、このデジタ
ルアナログ変換部7から出力されるアナログ形式の各相
目標電流値に応じて各相の固定子コイル電流を制御する
モータ駆動部8とからなる。その他、モータ駆動部8内
のチョッパ定電流駆動に必要とされる三角波信号を発振
する発振回路18と、この発振回路18の発振周波数を
調整する周波数設定用可変抵抗18とも設けられる。
【0016】図2に、図1のステップモータ12の各相
の固定子コイルを駆動するための3相(φ1,φ2,φ
3)の電流波形を示す。同図は、ステップモータ12の
回転子を同一方向に連続して回転させた場合の正弦波の
電流波形を示している。正弦波の1周期は固定子の1回
転とは対応せず、通常、正弦波の複数周期で回転子が1
回転する。本実施例では、正弦波の1周期(図のIまた
はIIの期間)を最大72分割する。この場合、各ステ
ップ位置の電流値は72(±36)段階のいずれかに制
御される。後述するように、分割数は、本実施例では、
“72”、“36”、“12”、“6”のうちのいずれ
かを選択することができる。図のように1周期を6分割
した或る区間(例えば区間)では、2つの相のコイル
に電流を流し込み、他の1つの相のコイルから電流を流
し出す。また、他の区間(例えば区間)では2相のコ
イルに電流を流し込み、他の1相から電流を流し出す。
或る時点で、全コイルに流し込む電流の和と流し出す電
流の差とは同一になるよう、図2の電流値が予め定めら
れる。
の固定子コイルを駆動するための3相(φ1,φ2,φ
3)の電流波形を示す。同図は、ステップモータ12の
回転子を同一方向に連続して回転させた場合の正弦波の
電流波形を示している。正弦波の1周期は固定子の1回
転とは対応せず、通常、正弦波の複数周期で回転子が1
回転する。本実施例では、正弦波の1周期(図のIまた
はIIの期間)を最大72分割する。この場合、各ステ
ップ位置の電流値は72(±36)段階のいずれかに制
御される。後述するように、分割数は、本実施例では、
“72”、“36”、“12”、“6”のうちのいずれ
かを選択することができる。図のように1周期を6分割
した或る区間(例えば区間)では、2つの相のコイル
に電流を流し込み、他の1つの相のコイルから電流を流
し出す。また、他の区間(例えば区間)では2相のコ
イルに電流を流し込み、他の1相から電流を流し出す。
或る時点で、全コイルに流し込む電流の和と流し出す電
流の差とは同一になるよう、図2の電流値が予め定めら
れる。
【0017】任意のステップ位置に回転子を停止させる
には、そのステップ位置に対応する各相の電流値を一定
に維持する。
には、そのステップ位置に対応する各相の電流値を一定
に維持する。
【0018】図2の各相電流値に従って各固定子コイル
の電流値を制御する場合、すべての相の固定子コイルを
駆動する出力トランジスタを定電流制御する方法と、電
流を流し込む(または流し出す)2相のコイルに対応し
た出力トランジスタのみを定電流駆動し、他の1相のコ
イルに対応した出力トランジスタは単にオンさせる方法
とが考えられる。本実施例では、前者の方法を採用する
が、後者の方法を用いることも可能である。
の電流値を制御する場合、すべての相の固定子コイルを
駆動する出力トランジスタを定電流制御する方法と、電
流を流し込む(または流し出す)2相のコイルに対応し
た出力トランジスタのみを定電流駆動し、他の1相のコ
イルに対応した出力トランジスタは単にオンさせる方法
とが考えられる。本実施例では、前者の方法を採用する
が、後者の方法を用いることも可能である。
【0019】図3に、本実施例における出力トランジス
タと各固定子コイルとの接続関係を示す。本実施例で
は、3組のトーテムポール接続された出力トランジスタ
31,32と、33,34と、35,36とを有する。
2個の出力トランジスタの31,32の相互接続点37
に電流検出用抵抗24を介して接続された出力端子9に
モータの接続端子21が接続され、他の相互接続点38
に電流検出用抵抗25を介して接続された出力端子10
にモータの接続端子22に接続される。同様に、相互接
続点39に電流検出用抵抗26を介して接続された出力
端子11にはモータの接続端子23が接続される。この
構成により、出力トランジスタの個数は6個で済む。ま
た、3個の電流検出用抵抗24,25,26をそれぞれ
トランジスタの相互接続点37,38,39と出力端子
9、10、11との間に設けることにより、スター結線
された固定子コイルの各々に流れる双方向電流を別個に
検出することができる。なお、電流の流れる向きによ
り、またコイルの起電力により、相互接続点37,3
8,39の電位が変動するが、これに対する具体的な対
処については後に詳述する。
タと各固定子コイルとの接続関係を示す。本実施例で
は、3組のトーテムポール接続された出力トランジスタ
31,32と、33,34と、35,36とを有する。
2個の出力トランジスタの31,32の相互接続点37
に電流検出用抵抗24を介して接続された出力端子9に
モータの接続端子21が接続され、他の相互接続点38
に電流検出用抵抗25を介して接続された出力端子10
にモータの接続端子22に接続される。同様に、相互接
続点39に電流検出用抵抗26を介して接続された出力
端子11にはモータの接続端子23が接続される。この
構成により、出力トランジスタの個数は6個で済む。ま
た、3個の電流検出用抵抗24,25,26をそれぞれ
トランジスタの相互接続点37,38,39と出力端子
9、10、11との間に設けることにより、スター結線
された固定子コイルの各々に流れる双方向電流を別個に
検出することができる。なお、電流の流れる向きによ
り、またコイルの起電力により、相互接続点37,3
8,39の電位が変動するが、これに対する具体的な対
処については後に詳述する。
【0020】以下、図1に示した主要ブロックの詳細構
成およびその動作を順次説明していく。
成およびその動作を順次説明していく。
【0021】まず、図4に、入力インタフェース部5の
構成例を示す。この入力インタフェース部5は、主とし
て、入力パルスをTTL出力レベルに変換するフォトカ
プラ41〜44からなる。時計方向入力パルスCWの入
力端子1a,1b間に入力抵抗45を介してフォトカプ
ラ41のフォトダイオード42にパルス電流を流すと、
対向するフォトトランジスタ43が導通し、プルアップ
抵抗49で高レベルにつられていたコレクタ電位が低レ
ベルに落ちる。このようにして負のパルス信号/CWが
出力される。ここで、“/”は信号名の上のバーを示す
が、以下、便宜上以下では省略する。他の反時計方向入
力パルスCCW、および制御入力信号HOLD、POF
Fについても同様である。
構成例を示す。この入力インタフェース部5は、主とし
て、入力パルスをTTL出力レベルに変換するフォトカ
プラ41〜44からなる。時計方向入力パルスCWの入
力端子1a,1b間に入力抵抗45を介してフォトカプ
ラ41のフォトダイオード42にパルス電流を流すと、
対向するフォトトランジスタ43が導通し、プルアップ
抵抗49で高レベルにつられていたコレクタ電位が低レ
ベルに落ちる。このようにして負のパルス信号/CWが
出力される。ここで、“/”は信号名の上のバーを示す
が、以下、便宜上以下では省略する。他の反時計方向入
力パルスCCW、および制御入力信号HOLD、POF
Fについても同様である。
【0022】なお、制御入力信号HOLDは、回転子を
停止させ、かつ強いトルクが必要ないような場合に消費
電力を低減させるための信号である。また、制御入力信
号POFFは固定子コイルへの通電を遮断して固定子を
フリーの状態にするための信号である。
停止させ、かつ強いトルクが必要ないような場合に消費
電力を低減させるための信号である。また、制御入力信
号POFFは固定子コイルへの通電を遮断して固定子を
フリーの状態にするための信号である。
【0023】次に図5に、パルス分配部6の前段の構成
例を示す。このパルス分配部6の前段は入力パルスC
W,CCWを受けて、これを計数し、図2の波形の一周
期内のステップ位置を表わす信号を出力するためのもの
である。入力パルスの計数はアップダウンカウンタ55
で行う。最大“72”のステップを計数するため、この
アップダウンカウンタ55はA0〜A7の8ビットのデ
ータ出力59を有する。
例を示す。このパルス分配部6の前段は入力パルスC
W,CCWを受けて、これを計数し、図2の波形の一周
期内のステップ位置を表わす信号を出力するためのもの
である。入力パルスの計数はアップダウンカウンタ55
で行う。最大“72”のステップを計数するため、この
アップダウンカウンタ55はA0〜A7の8ビットのデ
ータ出力59を有する。
【0024】なお、最大ステップ数が“72”である本
実施例ではカウンタ56の出力データ59のビット数は
6ビットあれば充分であるが、ステップ数の拡張の余地
を残して8ビット使用している。
実施例ではカウンタ56の出力データ59のビット数は
6ビットあれば充分であるが、ステップ数の拡張の余地
を残して8ビット使用している。
【0025】入力パルスCWおよびCCWに応じてフリ
ップフロップ60がセットまたはリセットされる。この
出力は、アップダウンカウンタ55のアップダウンカウ
ント切り替え入力端(U/D)57に入力される。入力
パルスCWに対してはアップカウントとなり、ANDゲ
ート61を介して入力パルスCWがクロック入力端(C
K)58に入力されると、カウンタ55は計数値をイン
クリメントしていく。逆に、入力パルスCCWに対して
はダウンカウントとなり、ANDゲート61を介して入
力パルスCCWがクロック入力端(CK)58に入力さ
れると、カウンタ55は計数値をデクリメントしてい
く。
ップフロップ60がセットまたはリセットされる。この
出力は、アップダウンカウンタ55のアップダウンカウ
ント切り替え入力端(U/D)57に入力される。入力
パルスCWに対してはアップカウントとなり、ANDゲ
ート61を介して入力パルスCWがクロック入力端(C
K)58に入力されると、カウンタ55は計数値をイン
クリメントしていく。逆に、入力パルスCCWに対して
はダウンカウントとなり、ANDゲート61を介して入
力パルスCCWがクロック入力端(CK)58に入力さ
れると、カウンタ55は計数値をデクリメントしてい
く。
【0026】カウンタ55の初期値は、セレクタ50に
より、アップカウント時とダウンカウント時で異なる値
が設定される。すなわち、アップカウント時にはセレク
タ50のB側入力のオール0が選択され、ダウンカウン
ト時にはA側のスイッチ群51の設定値が選択され、そ
れぞれ出力端(Y1〜Y8)53に出力される。この設
定値データは、プログラマブルアレイロジック(PA
L)62の出力端O1からのロード信号がカウンタ56
のロード入力端56に入力された時点で、カウンタ56
にロードされる。PAL62は、ANDゲートとORゲ
ートの組み合わせにより、どのような入力状態に対して
どのような出力状態を得るかをユーザがプログラムでき
る素子であり、例えばPAL CE16V8等を用いる
ことができる。本実施例では、次のような動作を実現す
るようプログラムされる。すなわち、フリップフロップ
60の出力がアップカウントを指定しているとき、PA
L62は、カウンタ55の出力データがスイッチ群64
で指定された値に達したとき、その出力端O1にロード
信号を発生する。スイッチ群64は、この例では、“7
2”、“36”、“12”、“6”の4種類に対応した
カウント値を設定可能である。フリップフロップ60の
出力がダウンカウントを指定しているとき、PAL62
は、カウンタ55の出力データがオール0になったと
き、その出力端O1にロード信号を発生する。
より、アップカウント時とダウンカウント時で異なる値
が設定される。すなわち、アップカウント時にはセレク
タ50のB側入力のオール0が選択され、ダウンカウン
ト時にはA側のスイッチ群51の設定値が選択され、そ
れぞれ出力端(Y1〜Y8)53に出力される。この設
定値データは、プログラマブルアレイロジック(PA
L)62の出力端O1からのロード信号がカウンタ56
のロード入力端56に入力された時点で、カウンタ56
にロードされる。PAL62は、ANDゲートとORゲ
ートの組み合わせにより、どのような入力状態に対して
どのような出力状態を得るかをユーザがプログラムでき
る素子であり、例えばPAL CE16V8等を用いる
ことができる。本実施例では、次のような動作を実現す
るようプログラムされる。すなわち、フリップフロップ
60の出力がアップカウントを指定しているとき、PA
L62は、カウンタ55の出力データがスイッチ群64
で指定された値に達したとき、その出力端O1にロード
信号を発生する。スイッチ群64は、この例では、“7
2”、“36”、“12”、“6”の4種類に対応した
カウント値を設定可能である。フリップフロップ60の
出力がダウンカウントを指定しているとき、PAL62
は、カウンタ55の出力データがオール0になったと
き、その出力端O1にロード信号を発生する。
【0027】なお、スイッチ群64の設定を切り替えれ
ば、スイッチ群51の設定も切り替える必要がある。従
って、スイッチ群51および64の一方の切り替えに連
動して他方の切り替えが自動的に設定されるようにする
ことも可能である。すなわち、スイッチ群51を操作す
る場合にはその設定値をデコードすることによりスイッ
チ群64の出力を自動的に生成することができ、逆にス
イッチ群64を操作する場合にはその設定値をエンコー
ドすることによりスイッチ群51の出力を自動的に生成
することができる。操作するスイッチの個数が少ないと
いう点では後者の方が好ましい。
ば、スイッチ群51の設定も切り替える必要がある。従
って、スイッチ群51および64の一方の切り替えに連
動して他方の切り替えが自動的に設定されるようにする
ことも可能である。すなわち、スイッチ群51を操作す
る場合にはその設定値をデコードすることによりスイッ
チ群64の出力を自動的に生成することができ、逆にス
イッチ群64を操作する場合にはその設定値をエンコー
ドすることによりスイッチ群51の出力を自動的に生成
することができる。操作するスイッチの個数が少ないと
いう点では後者の方が好ましい。
【0028】続いて図6により、パルス分配部6の後段
およびD/A変換部7の構成および動作を説明する。
およびD/A変換部7の構成および動作を説明する。
【0029】パルス分配部6の後段は、前段のアップダ
ウンカウンタ55の出力を受けて、実際に各固定子コイ
ルに流す電流値(目標電流値)を決定するための部分で
ある。ここでは、その手段としてPROM70を使用す
る。図6では、3相のうちの1相(U相)に係る構成の
みを示している。他の2相についても同一のハードウエ
ア構成を用いるが、ここでは図示省略してある。なお、
各相のPROM70に格納するデータの値は、図2で説
明したように、120゜ずれた関係にあることに留意さ
れたい。
ウンカウンタ55の出力を受けて、実際に各固定子コイ
ルに流す電流値(目標電流値)を決定するための部分で
ある。ここでは、その手段としてPROM70を使用す
る。図6では、3相のうちの1相(U相)に係る構成の
みを示している。他の2相についても同一のハードウエ
ア構成を用いるが、ここでは図示省略してある。なお、
各相のPROM70に格納するデータの値は、図2で説
明したように、120゜ずれた関係にあることに留意さ
れたい。
【0030】PROM70は、ここでは14ビットのア
ドレス入力A0〜A13を用い、A0〜A7にカウンタ
55の出力を入力し、A8〜A11にスイッチ群64の
出力を入力する。さらに、A12およびA13に、それ
ぞれ、制御入力信号HOLDおよびPOFFを入力す
る。PROM70の出力は、D0〜D7の8ビットあ
り、D2〜D7に目標電流値を表わすデータを出力し、
D0およびD1に、D/A変換器71,72のイネーブ
ル信号および後述する出力トランジスタに対するイネー
ブル信号RCUL,RCUHをそれぞれ出力する。
ドレス入力A0〜A13を用い、A0〜A7にカウンタ
55の出力を入力し、A8〜A11にスイッチ群64の
出力を入力する。さらに、A12およびA13に、それ
ぞれ、制御入力信号HOLDおよびPOFFを入力す
る。PROM70の出力は、D0〜D7の8ビットあ
り、D2〜D7に目標電流値を表わすデータを出力し、
D0およびD1に、D/A変換器71,72のイネーブ
ル信号および後述する出力トランジスタに対するイネー
ブル信号RCUL,RCUHをそれぞれ出力する。
【0031】図7に、本実施例におけるU相用のPRO
M70の格納データの例を示す。この例では、制御入力
信号HOLDが入力されるアドレスビットA12の
“1”に対して通常時のデータ、“0”に対してホール
ド時のデータがそれぞれ格納される。また、制御入力信
号POFFが“0”のとき出力データがオール0とな
る。
M70の格納データの例を示す。この例では、制御入力
信号HOLDが入力されるアドレスビットA12の
“1”に対して通常時のデータ、“0”に対してホール
ド時のデータがそれぞれ格納される。また、制御入力信
号POFFが“0”のとき出力データがオール0とな
る。
【0032】通常時のデータは、1周期ステップ数“7
2”、“36”、“12”、“6”の各々についてデー
タが格納されるが、図7では“72”、“36”のみを
示している。同図では、目標電流値を定めるデータD2
〜D7として実際の数値を示したのでは即座に理解し難
いので、波形として示してある。この波形は、各ステッ
プ位置での縦軸からの振幅がそのステップ位置での目標
電流値の大きさを示している。1周期の前半と後半とで
は、目標電流値を定めるデータD2〜D7は同一であ
る。但し、データD1,D2の値が反転しており、後述
するように両半周期で固定子コイルUに流す電流の向き
が逆になる。例えば、72ステップの場合、“0”から
“35”までの半周期と“36”から“71”までの半
周期とで、データD2〜D7は同一であるが、前半周期
ではD1=1、D0=0であるのに対し、後半周期では
D1=0、D0=1となっている。他のステップ数の領
域においても同様である。ホールド時については、デー
タの大きさ(振幅)が小さいこと以外、通常時のデータ
と同様である。
2”、“36”、“12”、“6”の各々についてデー
タが格納されるが、図7では“72”、“36”のみを
示している。同図では、目標電流値を定めるデータD2
〜D7として実際の数値を示したのでは即座に理解し難
いので、波形として示してある。この波形は、各ステッ
プ位置での縦軸からの振幅がそのステップ位置での目標
電流値の大きさを示している。1周期の前半と後半とで
は、目標電流値を定めるデータD2〜D7は同一であ
る。但し、データD1,D2の値が反転しており、後述
するように両半周期で固定子コイルUに流す電流の向き
が逆になる。例えば、72ステップの場合、“0”から
“35”までの半周期と“36”から“71”までの半
周期とで、データD2〜D7は同一であるが、前半周期
ではD1=1、D0=0であるのに対し、後半周期では
D1=0、D0=1となっている。他のステップ数の領
域においても同様である。ホールド時については、デー
タの大きさ(振幅)が小さいこと以外、通常時のデータ
と同様である。
【0033】図6に戻り、このPROM70の出力デー
タD2〜D7は、固定子コイルUに電流を流し込む前半
周期用のD/A変換器71と後半周期用のD/A変換器
72の両デジタルデータ入力端に入力される。PROM
70の出力データD0はD/A変換器71のイネーブル
入力端子に入力され、出力データD1はD/A変換器7
2のイネーブル入力端子に入力される。図7で説明した
ように、前半周期ではD1=1、D0=0となるので、
D/A変換器71がイネーブルされ、D/A変換器72
がディスエーブルされる。逆に、後半周期ではD1=
0、D0=1となるので、D/A変換器71がディスエ
ーブルされ、D/A変換器72がイネーブルされる。出
力データD1,D0はモータ駆動部8へもイネーブル信
号RCUH,RCULとして供給される。両D/A変換器
71,72は、イネーブルされたとき、その入力デジタ
ルデータを対応する大きさのアナログ信号に変換し、そ
れぞれオペアンプからなるバッファ回路73,74を介
して、アナログ信号ADUH,ADULとして、モータ駆
動部8へ出力される。
タD2〜D7は、固定子コイルUに電流を流し込む前半
周期用のD/A変換器71と後半周期用のD/A変換器
72の両デジタルデータ入力端に入力される。PROM
70の出力データD0はD/A変換器71のイネーブル
入力端子に入力され、出力データD1はD/A変換器7
2のイネーブル入力端子に入力される。図7で説明した
ように、前半周期ではD1=1、D0=0となるので、
D/A変換器71がイネーブルされ、D/A変換器72
がディスエーブルされる。逆に、後半周期ではD1=
0、D0=1となるので、D/A変換器71がディスエ
ーブルされ、D/A変換器72がイネーブルされる。出
力データD1,D0はモータ駆動部8へもイネーブル信
号RCUH,RCULとして供給される。両D/A変換器
71,72は、イネーブルされたとき、その入力デジタ
ルデータを対応する大きさのアナログ信号に変換し、そ
れぞれオペアンプからなるバッファ回路73,74を介
して、アナログ信号ADUH,ADULとして、モータ駆
動部8へ出力される。
【0034】図8にモータ駆動部8の構成を示し、図9
にその主要部の動作波形図を示す。ここでも、便宜上、
U相のみのハードウエア構成を示し、同一構成の他の2
相のハードウエア構成は図示省略する。
にその主要部の動作波形図を示す。ここでも、便宜上、
U相のみのハードウエア構成を示し、同一構成の他の2
相のハードウエア構成は図示省略する。
【0035】図8のモータ駆動部8は、図3で前述した
ように、トーテムポール接続された出力トランジスタ3
1,32により、電流検出用抵抗24を介して、固定子
コイルUが接続された出力端子9へ電流を流し込み、ま
たは出力端子9から電流を流し出す。出力トランジスタ
31,32は、それぞれ、チョッパ定電流駆動方式によ
り、目標電流値ADUH,ADULに応じた電流を流し込
み、または流し出す。そのための構成として、差動回路
92,93、比較器81,82、および三角波発振信号
TRNGの重畳用バッファ94,95を有する。
ように、トーテムポール接続された出力トランジスタ3
1,32により、電流検出用抵抗24を介して、固定子
コイルUが接続された出力端子9へ電流を流し込み、ま
たは出力端子9から電流を流し出す。出力トランジスタ
31,32は、それぞれ、チョッパ定電流駆動方式によ
り、目標電流値ADUH,ADULに応じた電流を流し込
み、または流し出す。そのための構成として、差動回路
92,93、比較器81,82、および三角波発振信号
TRNGの重畳用バッファ94,95を有する。
【0036】電流検出用抵抗24の両端電位は、分圧抵
抗88,89および90,91により、低電位に変換さ
れた後、両者の差が差動回路92,93でそれぞれ検出
される。すなわち、分圧抵抗の両中点間の電位差は、電
流検出抵抗24の両端の電位差に比例し、よって出力端
子9に流れる電流に比例する。その結果、差動回路9
2,93の出力端子には、それぞれ検出電流値96,9
7が得られる。この検出電流値96,97は、それぞれ
比較器81、82の反転入力端子に帰還入力される。他
方、両比較器81,82の非反転入力端子には目標電流
値ADUH,ADULが入力される(図9にADUHの差
を示す)。同時に、目標電流値ADUH,ADULには、
出力トランジスタの導通をチョッピングするためにそれ
ぞれバッファ94,95を介して三角波発振信号が加算
重畳される(図9に合成波形を示す)。三角波発振信号
の周期は、目標電流値ADUH,ADULの最大周波数
(例えば9KHz)に比べて充分高い周波数(例えば2
0KHz)を有する。比較器81の出力は、ANDゲー
ト83,85およびインバータ87を介して出力トラン
ジスタ31のベースに印加される(図9に比較器81の
出力例を示す)。同様に、比較器82の出力は、AND
ゲート84,86を介して出力トランジスタ32のベー
スに印加される。ANDゲート83の開閉はイネーブル
信号RCULにより制御され、ANDゲート84の開閉
はイネーブル信号RCUHにより制御される。ANDゲ
ート85および86の開閉は制御入力信号POFFによ
り制御される。
抗88,89および90,91により、低電位に変換さ
れた後、両者の差が差動回路92,93でそれぞれ検出
される。すなわち、分圧抵抗の両中点間の電位差は、電
流検出抵抗24の両端の電位差に比例し、よって出力端
子9に流れる電流に比例する。その結果、差動回路9
2,93の出力端子には、それぞれ検出電流値96,9
7が得られる。この検出電流値96,97は、それぞれ
比較器81、82の反転入力端子に帰還入力される。他
方、両比較器81,82の非反転入力端子には目標電流
値ADUH,ADULが入力される(図9にADUHの差
を示す)。同時に、目標電流値ADUH,ADULには、
出力トランジスタの導通をチョッピングするためにそれ
ぞれバッファ94,95を介して三角波発振信号が加算
重畳される(図9に合成波形を示す)。三角波発振信号
の周期は、目標電流値ADUH,ADULの最大周波数
(例えば9KHz)に比べて充分高い周波数(例えば2
0KHz)を有する。比較器81の出力は、ANDゲー
ト83,85およびインバータ87を介して出力トラン
ジスタ31のベースに印加される(図9に比較器81の
出力例を示す)。同様に、比較器82の出力は、AND
ゲート84,86を介して出力トランジスタ32のベー
スに印加される。ANDゲート83の開閉はイネーブル
信号RCULにより制御され、ANDゲート84の開閉
はイネーブル信号RCUHにより制御される。ANDゲ
ート85および86の開閉は制御入力信号POFFによ
り制御される。
【0037】以上のように構成されたモータ駆動部8
は、次のように動作する。
は、次のように動作する。
【0038】今、ステップ数“72”の場合で、図2の
周期Iの前半周期の或るステップ位置の目標電流値が出
力された時点を考える。このステップ位置は、図7の
「72ステップ」の区間内のステップ位置“1”から
“35”の間のいずれかに相当する。制御入力信号PO
FFおよびHOLDはいずれも出力されていないものと
する。このとき、D1=1,D0=0なので、D/A変
換器71からの目標電流値ADUHが有効となり、AD
ULは0となる。また、ANDゲート83が開放され、
比較器81の出力を導通させる。一方、ANDゲート8
4は閉成され、比較器82の出力は遮断される。
周期Iの前半周期の或るステップ位置の目標電流値が出
力された時点を考える。このステップ位置は、図7の
「72ステップ」の区間内のステップ位置“1”から
“35”の間のいずれかに相当する。制御入力信号PO
FFおよびHOLDはいずれも出力されていないものと
する。このとき、D1=1,D0=0なので、D/A変
換器71からの目標電流値ADUHが有効となり、AD
ULは0となる。また、ANDゲート83が開放され、
比較器81の出力を導通させる。一方、ANDゲート8
4は閉成され、比較器82の出力は遮断される。
【0039】差動回路92の出力端には、電流検出用抵
抗24の両端電圧に比例した電圧が検出電流値96とし
て得られ、これが比較器81の反転入力端子に入力され
る。出力トランジスタ31のオン時には、電源の正端
子、出力トランジスタ31、抵抗24、固定子コイルU
の経路に電流が流れる。オフ時には、固定子コイルUに
逆起電力が発生し、その抵抗24側が瞬時に負電位にな
るため、出力トランジスタ32に接続されたフライホイ
ールダイオード98を通して、接地電位、フライホイー
ルダイオード98、抵抗24、固定子コイルUの経路に
電流が流れる。抵抗24の両端の大きな電位変動は差動
回路92にとって大きなコモンモードノイズとなるが、
差動回路92は2入力信号の差分信号のみを取り出すこ
とができるので、このコモンモードノイズは除去され
る。なお、抵抗24の両端電圧が負になる場合の電流値
をも検出できるように、差動回路92,93の電源の負
側は接地ではなく、マイナス電源を接続している。な
お、この代わりに、分圧抵抗88,89および90,9
1の接地電位側をプラス電源に接続するようにしてもよ
い。
抗24の両端電圧に比例した電圧が検出電流値96とし
て得られ、これが比較器81の反転入力端子に入力され
る。出力トランジスタ31のオン時には、電源の正端
子、出力トランジスタ31、抵抗24、固定子コイルU
の経路に電流が流れる。オフ時には、固定子コイルUに
逆起電力が発生し、その抵抗24側が瞬時に負電位にな
るため、出力トランジスタ32に接続されたフライホイ
ールダイオード98を通して、接地電位、フライホイー
ルダイオード98、抵抗24、固定子コイルUの経路に
電流が流れる。抵抗24の両端の大きな電位変動は差動
回路92にとって大きなコモンモードノイズとなるが、
差動回路92は2入力信号の差分信号のみを取り出すこ
とができるので、このコモンモードノイズは除去され
る。なお、抵抗24の両端電圧が負になる場合の電流値
をも検出できるように、差動回路92,93の電源の負
側は接地ではなく、マイナス電源を接続している。な
お、この代わりに、分圧抵抗88,89および90,9
1の接地電位側をプラス電源に接続するようにしてもよ
い。
【0040】例えば、図9に示すように目標電流値AD
UHが変化したとき、この目標電流値ADUHと常時発振
している三角波TRNGとの合成波形が、差動回路92
から出力される検出電流値と比較される。その結果、与
えられた目標電流値ADUHに応じて比較器81の出力
がパルス幅変調されたパルス出力となる。その結果、出
力トランジスタ31が断続的にオンオフ制御され、電流
検出用抵抗24を介して出力端子9へ電流を流し込む働
きをする。この間、出力トランジスタ32はオフとなっ
ている。
UHが変化したとき、この目標電流値ADUHと常時発振
している三角波TRNGとの合成波形が、差動回路92
から出力される検出電流値と比較される。その結果、与
えられた目標電流値ADUHに応じて比較器81の出力
がパルス幅変調されたパルス出力となる。その結果、出
力トランジスタ31が断続的にオンオフ制御され、電流
検出用抵抗24を介して出力端子9へ電流を流し込む働
きをする。この間、出力トランジスタ32はオフとなっ
ている。
【0041】ステップ位置が図2の区間であれば、上
記のようなU相の制御と同時に、図示しないV相では下
側の出力トランジスタが目標電流値ADVLに従って断
続導通制御され、W相では上側の出力トランジスタが目
標電流値ADWHに従って断続的に導通制御される。
記のようなU相の制御と同時に、図示しないV相では下
側の出力トランジスタが目標電流値ADVLに従って断
続導通制御され、W相では上側の出力トランジスタが目
標電流値ADWHに従って断続的に導通制御される。
【0042】このようにして、指示されたステップ位置
に回転子を位置させることができる。入力パルスを与え
つづければ、順次、同様にしてステップ位置が更新さ
れ、回転子が回転することになる。
に回転子を位置させることができる。入力パルスを与え
つづければ、順次、同様にしてステップ位置が更新さ
れ、回転子が回転することになる。
【0043】本実施例によれば、トーテムポール接続し
た2個の出力トランジスタの相互接続点と出力端子との
間に電流検出用抵抗を配置したので、出力端子9に流し
込むまたは出力端子9から流し出す双方向の電流を独立
して検出することができる。この際、出力端子の電位が
大幅に変動するが、差動回路92,93を用いることに
より、電位の変動に関わりなく電流値を検出することが
可能となった。
た2個の出力トランジスタの相互接続点と出力端子との
間に電流検出用抵抗を配置したので、出力端子9に流し
込むまたは出力端子9から流し出す双方向の電流を独立
して検出することができる。この際、出力端子の電位が
大幅に変動するが、差動回路92,93を用いることに
より、電位の変動に関わりなく電流値を検出することが
可能となった。
【0044】以上の実施例説明では、3相すべての固定
子コイルを定電流制御するようにしたが、2相の固定子
コイルのみを定電流制御するようにしてもよい。その場
合には残りの固定子コイル用のトランジスタを単にオン
とする。例えば、図2の波形図において、1周期を6分
割した各区間では、特定の1相のみ電流の向きが他の2
相と反対になる。この特定の1相について、その目標電
流値が正(流し込み)であれば、トーテムポールの上側
の出力トランジスタをオンさせ、負(流し出し)であれ
ば、下側の出力トランジスタをオンさせる。トーテムポ
ールの他方の出力トランジスタについては上記実施例の
場合と同様でよい。各出力トランジスタをオンさせる信
号は、アップダウンカウンタ55の出力を例えばデコー
ドする、あるいはPROM70に制御値を格納してお
く、等により生成することができる。例えば、図2の区
間ではV相の下側の出力トランジスタ34(図3)を
オンさせ、区間ではU相の上側の出力トランジスタ3
3をオンさせ、区間ではW相の下側の出力トランジス
タ36をオンさせる。
子コイルを定電流制御するようにしたが、2相の固定子
コイルのみを定電流制御するようにしてもよい。その場
合には残りの固定子コイル用のトランジスタを単にオン
とする。例えば、図2の波形図において、1周期を6分
割した各区間では、特定の1相のみ電流の向きが他の2
相と反対になる。この特定の1相について、その目標電
流値が正(流し込み)であれば、トーテムポールの上側
の出力トランジスタをオンさせ、負(流し出し)であれ
ば、下側の出力トランジスタをオンさせる。トーテムポ
ールの他方の出力トランジスタについては上記実施例の
場合と同様でよい。各出力トランジスタをオンさせる信
号は、アップダウンカウンタ55の出力を例えばデコー
ドする、あるいはPROM70に制御値を格納してお
く、等により生成することができる。例えば、図2の区
間ではV相の下側の出力トランジスタ34(図3)を
オンさせ、区間ではU相の上側の出力トランジスタ3
3をオンさせ、区間ではW相の下側の出力トランジス
タ36をオンさせる。
【0045】また、トーテムポール接続された1組の出
力トランジスタの一方につき、常時オフとする半周期の
期間、D/A変換器をディスエーブルする処置(図6)
と、RCU信号で出力トランジスタの制御信号を遮断す
る処置(図8)とを同時に実行するようにしたが、一方
の処置だけでもよい。
力トランジスタの一方につき、常時オフとする半周期の
期間、D/A変換器をディスエーブルする処置(図6)
と、RCU信号で出力トランジスタの制御信号を遮断す
る処置(図8)とを同時に実行するようにしたが、一方
の処置だけでもよい。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、スター結線3相マイク
ロステップモータ用の新規な駆動装置を提供することが
できる。
ロステップモータ用の新規な駆動装置を提供することが
できる。
【図1】本発明による3相マイクロステップモータの駆
動装置の一実施例の全体構成を示すブロック図である。
動装置の一実施例の全体構成を示すブロック図である。
【図2】実施例における固定子コイル駆動電流波形の説
明図である。
明図である。
【図3】実施例における出力トランジスタと固定子コイ
ルの接続関係の説明図である。
ルの接続関係の説明図である。
【図4】図1内の入力インタフェース部の内部構成を示
す回路図である。
す回路図である。
【図5】図1内のパルス分配部の前段の内部構成を示す
回路図である。
回路図である。
【図6】図1内のパルス分配部の後段およびD/A変換
部の内部構成を示す回路図である。
部の内部構成を示す回路図である。
【図7】図6内のPROMの格納データの説明図であ
る。
る。
【図8】図1内のモータ駆動部の内部構成を示す回路図
である。
である。
【図9】図8に示したモータ駆動部の動作波形図であ
る。
る。
【図10】従来のモータ駆動装置の説明図である。
5…入力イン手フェース部、6…パルス分配部、7…D
/A変換部、8…モータ駆動部、9〜11…出力端子、
12…3相マイクロステップモータ、21〜23…接続
端子、17…三角波発振回路、55…アップダウンカウ
ンタ、70…PROM。
/A変換部、8…モータ駆動部、9〜11…出力端子、
12…3相マイクロステップモータ、21〜23…接続
端子、17…三角波発振回路、55…アップダウンカウ
ンタ、70…PROM。
Claims (5)
- 【請求項1】3個の外部接続端子を有するスター結線さ
れた3相の固定子コイルを有し、入力パルスの計数値に
応じた多数の回転角度をとる3相マイクロステップモー
タの駆動装置であって、 トーテムポール接続された2個の出力トランジスタを3
組と、 前記固定子コイルの3個の外部接続端子に対してそれぞ
れ電流を流入/流出する3個の出力端子と、 該3個の出力端子の各々と前記出力トランジスタの各組
の2個の出力トランジスタの相互接続点との間にそれぞ
れ接続される3個の電流検出用抵抗と、 該3個の電流検出用抵抗の各々に流れる双方向の電流値
を検出する電流値検出手段と、 入力パルスの計数値ごとに少なくとも2相の前記固定子
コイルの各々に流すべき目標電流値を決定する電流値決
定手段と、 該電流値決定手段により決定された少なくとも2個の目
標電流値をそれぞれ前記電流検出手段が検出した対応す
る電流値と比較して、該比較結果に基づき、前記検出さ
れた電流値が前記目標電流値に一致するよう少なくとも
2組の出力トランジスタを定電流制御する制御手段と、 を備えたことを特徴とする3相マイクロステップモータ
の駆動装置。 - 【請求項2】前記電流値決定手段は前記3相の固定子コ
イルに流すべき目標電流値を決定し、前記制御手段は前
記3組の出力トランジスタを定電流制御することを特徴
とする請求項1記載の3相マイクロステップモータの駆
動装置。 - 【請求項3】前記電流値決定手段は2相の固定子コイル
に流すべき目標電流値を決定し、前記制御手段は2組の
出力トランジスタを定電流制御すると同時に他の1組の
出力トランジスタをオン制御することを特徴とする請求
項1記載の3相マイクロステップモータの駆動装置。 - 【請求項4】前記電流値検出手段は、前記各電流検出用
抵抗の両端の電位差を検出する差動回路を含み、該差動
回路の出力を前記検出された電流値として用いることを
特徴とする請求項1記載の3相マイクロステップモータ
の駆動装置。 - 【請求項5】前記電流値決定手段は、前記入力パルスの
計数値をアドレスとする記憶位置に前記出力トランジス
タに対して予め定められた目標電流値を格納した記憶デ
バイスを含むことを特徴とする請求項1記載の3相マイ
クロステップモータの駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4019898A JPH05219796A (ja) | 1992-02-05 | 1992-02-05 | 3相マイクロステップモータ駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4019898A JPH05219796A (ja) | 1992-02-05 | 1992-02-05 | 3相マイクロステップモータ駆動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05219796A true JPH05219796A (ja) | 1993-08-27 |
Family
ID=12012022
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4019898A Pending JPH05219796A (ja) | 1992-02-05 | 1992-02-05 | 3相マイクロステップモータ駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05219796A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008167579A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-17 | Japan Servo Co Ltd | 3相ステッピングモータの駆動装置 |
JP2011109752A (ja) * | 2009-11-13 | 2011-06-02 | Melec:Cc | ステッピングモータ用のドライバ設定操作方法 |
-
1992
- 1992-02-05 JP JP4019898A patent/JPH05219796A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008167579A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-07-17 | Japan Servo Co Ltd | 3相ステッピングモータの駆動装置 |
JP2011109752A (ja) * | 2009-11-13 | 2011-06-02 | Melec:Cc | ステッピングモータ用のドライバ設定操作方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20001128 |