JPH05218871A - 並列型a/d変換装置 - Google Patents

並列型a/d変換装置

Info

Publication number
JPH05218871A
JPH05218871A JP1644992A JP1644992A JPH05218871A JP H05218871 A JPH05218871 A JP H05218871A JP 1644992 A JP1644992 A JP 1644992A JP 1644992 A JP1644992 A JP 1644992A JP H05218871 A JPH05218871 A JP H05218871A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
circuit
reference voltages
supplied
voltages
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1644992A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3113031B2 (ja
Inventor
Kazuhiro Tsuji
和宏 辻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP04016449A priority Critical patent/JP3113031B2/ja
Publication of JPH05218871A publication Critical patent/JPH05218871A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3113031B2 publication Critical patent/JP3113031B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Analogue/Digital Conversion (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】増幅器の数が削減できこれにより消費電力の削
減と入力容量の削減による変換速度の高速化を図ること
を目的とする。 【構成】値が異なる複数の基準電圧を発生する基準電圧
発生回路10と、上記複数の各基準電圧及び入力アナログ
電圧VINの電位差を増幅する複数の増幅器12と、上記複
数の基準電圧のうち値が隣接する2つの基準電圧が供給
される2つの増幅器の出力間の電圧を分圧する電圧分圧
回路13と、上記各分圧電圧をそれぞれしきい値電圧と比
較する複数のコンパレータラッチ14と、上記各コンパレ
ータラッチ14の比較結果を符号化してディジタル信号を
出力するエンコーダ15とを具備したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はアナログ電圧をディジ
タル信号に変換するA/D変換装置に係り、特に被変換
アナログ電圧を複数の基準電圧と並列に比較することに
よって変換を行う並列型A/D変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】高速のA/D変換装置の一例として、従
来、「IEEE JOURNAL OF SOLID-STATECIRCUITS, VOL.SC-
14, NO.6, DECEMBER 1979」の第 926頁ないし第 932頁
に記載されているANDREW G.F.DINGWALL による「Monoli
thic Expandable 6 Bit 20MHzCMOS/SOS A/D Converte
r」が知られており、その構成を図14に示す。このA
/D変換装置では、一定電圧VREF から出力データ(デ
ィジタル信号)に対応する数だけ基準電圧が形成され
る。また、出力データに対応する数だけ増幅器12及びコ
ンパレータラッチ14が設けられる。そして、上記各基準
電圧とアナログ入力電圧VINとの電位差が各増幅器12で
それぞれ増幅され、各増幅器12の出力がコンパレータラ
ッチ14で“1”、“0”レベルのディジタル信号に変換
され、その後、エンコーダ15に供給されてアナログ入力
電圧VINに比例した出力データが得られる。
【0003】上記従来のA/D変換装置では、1回の比
較で出力データが決定されるために高速動作が実現でき
る。しかし、個々の増幅器12は、コンパレータラッチ14
で誤差が生じない程度まで基準電圧とアナログ入力電圧
との差を増幅する必要があるため、一般に消費電力が大
きい。また、増幅器12は分解能分だけ必要となるために
数が多くなり、合計の消費電力がさらに大きくなる。ま
た、一般に増幅器12の入力容量はある程度大きな値を持
ち、特に図15で示されるように容量を含むチョッパ型
増幅器を用いた場合には非常に大きくなる。
【0004】図15において、21は一端に基準電圧Vre
f が供給されクロック信号φで導通制御されるスイッ
チ、22は一端にアナログ入力電圧VINが供給され、クロ
ック信号/φで導通制御されるスイッチ、23は上記2個
のスイッチ21,22の他端が一端に接続された容量、24は
入力端がこの容量23の他端に接続されたインバータ、25
はこのインバータ24の入出力間に挿入されクロック信号
φで導通制御されるスイッチ、26は入力端が上記インバ
ータ24の出力端に接続されたインバータ、27はこのイン
バータ26の入出力間に挿入されクロック信号φで導通制
御されるスイッチである。
【0005】上記構成でなる増幅器において、入力容量
が大きくなると、アナログ入力電圧VINを各増幅器12に
供給する図示しないバッファ増幅器の負荷が重くなり、
最悪の場合には各増幅器12の入力がアナログ入力電圧V
INに追従できなくなり、変換速度が低下するという問題
が生じる。
【0006】また、基準電圧を図14に示すように抵抗
分割で形成する場合には、各増幅器12の入力容量と分圧
用抵抗との時定数により、高速動作が不可能になる。こ
のような問題を解決するためには、個々の増幅器12の入
力容量を小さくする方法が考えられるが、一般に精度を
損なうことになるために困難である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来のA
/D変換装置では、増幅器が多く必要なために消費電力
が多く、また増幅器による入力容量が大きくなるために
変換速度が低下するという問題がある。
【0008】この発明は上記のような事情を考慮してな
されたものであり、その目的は、増幅器の数が削減でき
これにより消費電力の削減と入力容量の削減による変換
速度の高速化を図ることができる並列型A/D変換装置
を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明の並列型A/
D変換装置は、値が異なる複数の基準電圧を発生する基
準電圧発生回路と、上記複数の各基準電圧及び被変換ア
ナログ電圧が供給され、両電圧の電位差を増幅する複数
の増幅回路と、上記複数の基準電圧のうち値が隣接する
2つの基準電圧が供給される2つの増幅回路の出力間の
電圧を分圧する電圧分圧回路と、上記電圧分圧回路の各
分圧電圧をそれぞれしきい値電圧と比較する複数の比較
回路と、上記各比較回路の比較結果を符号化してディジ
タル信号を出力する符号化回路とを具備したことを特徴
とする。
【0010】第2の発明の並列型A/D変換装置は、値
が異なる複数の基準電圧を発生する基準電圧発生回路
と、それぞれ正転及び反転出力を有し、上記複数の各基
準電圧及び被変換アナログ電圧が供給され、両電圧の電
位差を増幅する複数の増幅回路と、上記複数の基準電圧
のうち値が隣接する2つの基準電圧が供給される2つの
増幅回路の正転出力間の電圧を分圧する第1の電圧分圧
回路と、上記複数の基準電圧のうち値が隣接する2つの
基準電圧が供給される2つの増幅回路の反転出力間の電
圧を分圧する第2の電圧分圧回路と、上記第1及び第2
の電圧分圧回路の対応する分圧電圧をそれぞれ比較する
複数の差動入力型の比較回路と、上記各比較回路の比較
結果を符号化してディジタル信号を出力する符号化回路
とを具備したことを特徴とする。
【0011】さらに第3の発明の並列型A/D変換装置
は、値が異なる複数の基準電圧を発生する基準電圧発生
回路と、上記複数の各基準電圧及び被変換アナログ電圧
が供給され、両電圧の電位差を増幅する複数の増幅回路
と、上記複数の基準電圧のうち値が隣接する2つの基準
電圧が供給される2つの増幅回路の出力電圧を電流に変
換し、両電流を複数に分流する電流分流回路と、上記電
流分流回路の各分流電流をそれぞれしきい値電流と比較
する複数の比較回路と、上記各比較回路の比較結果を符
号化してディジタル信号を出力する符号化回路とを具備
したことを特徴とする。
【0012】
【作用】第1及び第2の発明の並列型A/D変換装置で
は、基準電圧と被変換アナログ電圧との差を増幅する増
幅器が分解能分だけ設けられるのではなく、それ以下の
数だけ設けられ、2つの増幅器の出力間の電圧が分圧さ
れ、各分圧電圧が複数の比較回路でそれぞれしきい値電
圧と比較され、さらに各比較回路の出力が符号化回路で
符号化され、これにより希望する分解能のディジタル信
号が得られる。
【0013】第3の発明の並列型A/D変換装置では、
2つの増幅器の出力間の電圧が電流に変換され、両電流
が電流分流回路で分流される。そして、各分流電流が複
数の比較回路でそれぞれしきい値電流と比較され、各比
較回路の比較結果が符号化回路で符号化され、ディジタ
ル信号に変換される。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明を実施例によ
り説明する。
【0015】図1はこの発明の並列型A/D変換装置の
第1の実施例の構成を示す回路図である。図において、
10は一定電圧VREF の供給ノードと接地ノードとの間に
複数個の抵抗11を直列接続して構成され、電圧VREF を
抵抗分割することにより値が順次増加していく複数の基
準電圧(0Vの接地電圧及び一定電圧VREF を含む)を
発生する基準電圧発生回路である。上記基準電圧発生回
路10で発生された複数の基準電圧は複数の増幅器12それ
ぞれの一方入力端に供給される。上記複数の増幅器12そ
れぞれの他方入力端にはアナログ入力電圧VINが並列に
供給される。これら各増幅器12はそれぞれ各基準電圧と
アナログ入力電圧VINとの電位差を増幅するものであ
り、上記複数の基準電圧のうち値が隣接する2つの基準
電圧が供給される各2つの増幅器の出力間の電圧は複数
の電圧分圧回路13のそれぞれに供給される。
【0016】上記各電圧分圧回路13は、上記各2つの増
幅器12の出力間の電圧を分圧して2つの増幅器12の出力
電圧を補間するものであり、補間された各分圧電圧は複
数のコンパレータラッチ14にそれぞれ供給される。これ
ら各コンパレータラッチ14はそれぞれ、入力された分圧
電圧を一定のしきい値電圧と比較して“1”もしくは
“0”レベルのディジタル信号を出力する。これらコン
パレータラッチ14の比較結果はエンコーダ15に供給され
る。エンコーダ15は上記各コンパレータラッチ14の出力
を符号化して所定ビット数のディジタルデータを出力す
る。
【0017】ここで、アナログ入力電圧VINの値に応じ
て、上記複数のコンパレータラッチ14の出力はある位置
で出力レベルが反転したものとなる。例えば、図に示す
ように、コンパレータラッチ14がn個設けられており、
図中、上から順にn,(n−1),…(n−m+1),
…,(n−m),(n−m−1),…,(n−2m+
1),…,1の如く番号を付したときに、アナログ入力
電圧VINの値に応じて、例えばn番目から(n−m+
1)番目までのコンパレータラッチ14の出力が全て
“0”レベルとなり、それ以降から1番目までのコンパ
レータラッチ14の出力が全て“1”レベルとなる。例え
ば、nの数が256、すなわち、コンパレータラッチ14
が256個設けられている場合、エンコーダ15はこれら
256個のコンパレータラッチ14の出力レベルの反転位
置を検出して入力の符号化を行い、8ビットのディジタ
ルデータを出力する。
【0018】ところで、コンパレータラッチ14の数がn
個の場合、上記実施例装置では増幅器12がn個に(m−
1)個の割合で間引かれていることになる。そして、上
記各電圧分圧回路13は、隣接する値を持つ2つの基準電
圧が供給される2つの増幅器12の出力電圧を分圧して、
間引かれた増幅器の出力を補間している。すなわち、図
中のn番目と(n−m)番目の増幅器を例にし、n番目
の増幅器の出力電圧をV(n)、(n−m)番目の増幅
器の出力電圧をV(n−m)とすると、V(n)とV
(n−m)とが供給される電圧分圧回路13は、
【0019】V(n),{(n−1)V(n)+V(n
−m)}/n,{(n−2)V(n)+2V(n−
m)}/n,…,…,{V(n)+(n−1)V(n−
m)}/nのようにV(n)とV(n−m)を用いた補
間により上記のような分圧電圧を発生する。
【0020】上記電圧分圧回路13の分圧電圧が供給され
る複数のコンパレータラッチ14は、これら各分圧電圧を
それぞれしきい値電圧と比較することによって“1”、
“0”レベルのディジタル信号を出力する。そして、全
てのコンパレータラッチ14の出力がエンコーダ15に供給
されることにより、アナログ入力電圧VINに応じたディ
ジタルデータが出力される。ここで、前記図14に示す
従来回路における各増幅器12のゲインをAと仮定し、i
番目のコンパレータラッチ14の入力電圧をV(i)とす
ると、 V(i)=A{VIN−(i/n)VREF }…1 で表される。ただし、(i/n)VREF はその増幅器12
に供給される基準電圧である。一方、図1の実施例回路
において、増幅器12のゲインをA′と仮定すると、上記
V(n)、V(n−m)はそれぞれ次式で表される。 V(n)=A′(VIN−VREF )…2 V(n−m)=A′[VIN−{(n−m)/n}VREF ]…3 従って、V(i)は次式で表される。 V(i)=A′{VIN−(i/n)VREF }…4
【0021】ここで、A=A′ならば、図14の従来回
路における各コンパレータラッチ14の入力電圧と、上記
実施例における対応するコンパレータラッチ14の入力電
圧とは等価となり、上記実施例回路ではエンコーダ15か
ら従来回路と等しいビット数の出力データを得ることが
できる。
【0022】しかも、この実施例回路では、従来に比べ
て増幅器をn個に(m−1)個の割合で間引くことがで
き、増幅器の数を削減することができる。このため、消
費電力の大幅な削減を図ることができる。また、増幅器
の数が削減できるため、アナログ入力電圧を各増幅器に
供給する図示しないバッファ増幅器の負荷が従来よりも
軽くなり、各増幅器の入力をアナログ入力電圧に容易に
追従させることができ、変換速度の低下を防止すること
ができる。図2及び図3はそれぞれ上記実施例における
電圧分圧回路13の詳細な構成を示す回路図である。
【0023】図2に示す電圧分圧回路は、両端に例えば
前記電圧V(n)、V(n−m)が供給される直列接続
された複数の抵抗30によって構成されており、各直列接
続点のそれぞれから各分圧電圧が出力される。
【0024】図3に示す電圧分圧回路は、前記電圧V
(n)、V(n−m)を容量を用いた容量分割によって
分圧電圧を得るようにしたものである。例えばn番目の
コンパレータラッチに供給される分圧電圧は、3個のス
イッチ31,32,33とmCの値を持つ容量34とからなる回
路によって発生される。すなわち、クロック信号φによ
ってスイッチ31,33が同時にオン状態にされていると
き、容量34の両端間にはVr2−Vr1なる電位差が生じ
る。次にクロック信号/φによってスイッチ32がオン状
態にされ、容量34の一端側に電圧V(n)が供給される
と、容量34の他端の電位がVr2−Vr1+V(n)に上昇
する。ここで、Vr1とVr2はそれぞれ一定のバイアス電
圧であり、上記容量34の他端の電圧が分圧電圧として供
給されるコンパレータラッチでは(Vr2−Vr1)の値を
考慮してしきい値電圧の設定が行われる。
【0025】n番目以外の(n−1)番目から(n−
m)番目の各コンパレータラッチに供給される分圧電圧
は、それぞれ5個のスイッチ35,36,37,38,39と2個
の容量40,41とからなる回路によって発生される。すな
わち、クロック信号φによってスイッチ35,37及び39が
オン状態にされているとき、容量40,41それぞれの両端
間にはVr2−Vr1なる電位差がそれぞれ生じる。次にク
ロック信号/φによってスイッチ36,38がそれぞれオン
状態にされ、容量40の一端側に電圧V(n)が、容量41
の一端側に電圧V(n−m)がそれぞれ供給されると、
容量40,41の各他端の電位がVr2−Vr1+V(n)、V
r2−Vr1+V(n−m)にそれぞれに上昇する。ここ
で、(n−1)番目から(n−m)番目の各コンパレー
タラッチに供給される分圧電圧を発生する回路では、容
量40の値が(m−1)Cから順にCまで減少するように
設定されており、他方、容量41の値はCから順に(m−
1)Cまで増加するように設定されている。
【0026】従って、(n−1)番目のコンパレータラ
ッチに供給される分圧電圧を発生する回路では、スイッ
チ36,38がオン状態にされた後、2個の容量40,41に蓄
積された電荷が再分配され、容量40,41の他端の共通接
続点における電圧が{Vr2−Vr1}+{(m−1)V
(n)+V(n−m)}/mに上昇する。この場合も、
容量40,41の他端の共通接続点における電圧が分圧電圧
として供給されるコンパレータラッチでは、(Vr2−V
r1)の値を考慮して、しきい値電圧の設定が行われる。
【0027】同様にして、(n−1)番目以降のコンパ
レータラッチに供給される分圧電圧を発生する各回路で
も分圧電圧が発生される。例えば、(n−m)番目のコ
ンパレータラッチに供給される分圧電圧を発生する回路
では、容量40の値がCに、容量41の値が(m−1)Cに
それぞれ設定されており、スイッチ36,38がオン状態に
された後、2個の容量40,41に蓄積された電荷が再分配
され、容量40,41の他端の共通接続点における電圧が
{Vr2−Vr1}+{(V(n)+V(m−1)}/mに
上昇する。また、この電圧が分圧電圧として供給される
コンパレータラッチでは、(Vr2−Vr1)の値を考慮し
て、しきい値電圧の設定が行われる。
【0028】図4は、上記図3のような構成の電圧分圧
回路を用いた場合の、前記図1に示す実施例回路の詳細
な構成を示している。なお、この実施例において、各増
幅器12は前記図15の場合と同様に4個のスイッチ21,
22,25,27と、容量23及び2個のインバータ24,26とで
それぞれ構成されているとする。
【0029】図5はこの発明の並列型A/D変換装置の
第2の実施例の構成を示す回路図である。上記図1に示
した第1の実施例回路では、増幅器12が1つの電圧しか
出力しない場合を説明したが、この実施例では基準電圧
発生回路10で発生される基準電圧とアナログ入力電圧V
INとの電位差を増幅する増幅器として、正転出力及び反
転出力を有する相補出力型のものを使用するようにした
ものである。
【0030】すなわち、基準電圧発生回路10で発生され
る複数の基準電圧は相補出力型の複数の増幅器16それぞ
れの正転入力端(+)に供給される。上記複数の増幅器
16それぞれの反転入力端(−)にはアナログ入力電圧V
INが並列に供給される。
【0031】この実施例の場合、上記複数の基準電圧の
うち値が隣接する2つの基準電圧が供給される各2つの
増幅器16の反転出力(−)間の電圧は複数の電圧分圧回
路13Aのそれぞれに供給される。同様に、複数の基準電
圧のうち値が隣接する2つの基準電圧が供給される各2
つの増幅器16の正転出力(+)間の電圧は複数の電圧分
圧回路13Bのそれぞれに供給される。
【0032】上記2種類の各電圧分圧回路13A,13Bの
それぞれは、例えば複数個の抵抗を直列接続して構成さ
れており、各2つの増幅器16の出力間の電圧を分圧して
それぞれ2つの増幅器16の反転出力もしくは正転出力電
圧を補間するものであり、補間された対応する反転及び
正転の各分圧電圧は複数の差動入力型のコンパレータラ
ッチ17にそれぞれ供給される。これら各コンパレータラ
ッチ17はそれぞれ、入力された反転及び正転の分圧電圧
どおしを比較することによって“1”もしくは“0”レ
ベルのディジタル信号を出力する。これらコンパレータ
ラッチ17の比較結果はエンコーダ15に供給される。この
実施例回路の場合にも、従来に比べて増幅器16をn個に
(m−1)個の割合で間引くことができ、増幅器の数を
削減することができる。
【0033】図6は上記図5の実施例回路で使用される
相補出力型の増幅器16の具体的な構成を示す回路図であ
る。この増幅器16は、正転及び反転の入出力端を有する
差動増幅器51と、2個の容量52,53及び4個のスイッチ
54,55,56,57とから構成されている良く知られたもの
である。
【0034】この増幅器において、スイッチ54,55,56
がクロック信号φにより同時にオン状態にされている際
に、差動増幅器51の動作点が設定される。次にスイッチ
57がクロック信号/φによりオン状態にされ、容量52の
一端にアナログ入力電圧VINが供給されると、基準電圧
Vref とこのアナログ入力電圧VINの電位差に応じた相
補な電圧が差動増幅器51の正転及び反転出力端から出力
される。
【0035】また、上記図6で使用される差動増幅器51
の詳細な構成を図7に示す。この回路も良く知られたも
のであり、入力用の2個のNチャネルのMOSトランジ
スタ61,62と、電流源用のNチャネルのMOSトランジ
スタ63と、出力ラッチ用の2個のPチャネルのMOSト
ランジスタ64,65と、負荷用の2個のPチャネルのMO
Sトランジスタ66,67とから構成されている。
【0036】図8は上記図5の実施例回路で使用される
差動入力型のコンパレータラッチ17の詳細な構成を示す
回路図である。この回路も良く知られたものであり、入
力用の2個のPチャネルのMOSトランジスタ71,72
と、クロック信号/φで制御され入力信号を取り込む入
力同期用の2個のNチャネルのMOSトランジスタ73,
74と、入力信号の増幅及びラッチを行うCMOSインバ
ータを構成するそれぞれ2個のPチャネルのMOSトラ
ンジスタ75,76及びNチャネルのMOSトランジスタ7
7,78と、クロック信号/φで制御され上記CMOSイ
ンバータの動作を制御する同期用のPチャネルのMOS
トランジスタ79とから構成されている。
【0037】次にこの発明の第3の実施例を説明する。
上記第1及び第2の実施例では、各2つの増幅器12もし
くは16の出力間の電圧を電圧分圧回路に供給して、各電
圧分圧回路で上記2つの増幅器の出力間の電圧を分圧し
て2つの増幅器の出力電圧を補間する場合について説明
したが、この実施例では各基準電圧とアナログ入力電圧
VINとの電位差を増幅する2つの増幅器の出力電圧を電
流の形態で分流し、各コンパレータラッチでは電流値の
比較によりディジタル信号を得るようにしたものであ
る。
【0038】図9はこの発明の第3の実施例回路で前記
電圧分圧回路の代わりに使用される電流分流回路の構成
を示す回路図である。ここでは前記図3と同様に、増幅
器の出力電圧V(n)、V(n−m)が供給される電流
分流回路の場合を示している。一方の電圧V(n)は、
出力電流値がm,(m−1),(m−2),…,1の順
で重み付けがなされたm個の電流源81にそれぞれ供給さ
れる。同様に、他方の電圧V(n−m)は、出力電流値
がm,(m−1),(m−2),…,1の順で重み付け
がなされたm個の電流源82にそれぞれ供給される。そし
て、n番目のコンパレータラッチには、電圧V(n)が
供給されmの重み付けがなされた電流源81の出力電流の
みが出力される。(n−1)番目のコンパレータラッチ
には、電圧V(n)が供給され(m−1)の重み付けが
なされた電流源81の出力電流と電圧V(n−m)が供給
され1の重み付けがなされた電流源82の出力電流の和が
出力される。また、(n−2)番目のコンパレータラッ
チには、電圧V(n)が供給され(m−2)の重み付け
がなされた電流源81の出力電流と電圧V(n−m)が供
給され2の重み付けがなされた電流源82の出力電流の和
が出力される。以下、同様にして各2個の電流源81,82
の出力電流の和が各コンパレータラッチに出力される。
【0039】上記図9の電流分流回路で使用される電流
源81,82としては、例えば、図10に示すようにゲート
に入力電圧V(n)もしくはV(n−m)が供給され、
ソースが電源電圧Vccのノードに接続されたPチャネル
のMOSトランジスタ83がそれぞれ使用可能である。そ
して、電流の重み付けはチャネル長とチャネル幅の比の
設定等により行われる。
【0040】図11はこの第3の実施例回路で使用さ
れ、電流値の比較によりディジタル信号を発生するコン
パレータラッチの詳細な構成を示す回路図である。この
コンパレータラッチは、前記図8に示すコンパレータラ
ッチから2個のPチャネルのMOSトランジスタ71,72
を取り除いたものと等価であるため、その説明は省略す
る。
【0041】図12は、上記図9に示した電流分流回路
及び図11に示したコンパレータラッチを用いた、この
発明の第3の実施例回路の全体の構成を示す回路図であ
る。図において、10は前記と同様に一定電圧VREF を複
数個の抵抗11を用いて抵抗分割することにより複数の基
準電圧を発生する基準電圧発生回路である。また、16は
それぞれ上記各基準電圧とアナログ入力電圧VINとの電
位差が供給される前記図5の実施例回路で使用されてい
るものと同様の相補出力型の増幅器である。これら各増
幅器16の反転出力(−)及び正転出力(+)は、前記図
9に示すような構成の電流分流回路が複数個設けられた
電流分流部18に供給され、ここで電流の分流が行われ
る。そして、この電流分流部18で分流された相補な各一
対の電流が、前記図11に示すように構成された複数の
電流比較型のコンパレータラッチ19に供給され、ここで
両者の電流値が比較されてディジタル信号が出力され
る。
【0042】図13はこの発明の応用例の構成を示す回
路図である。この応用例回路は、基準電圧発生回路10、
複数の増幅器12、これら複数の増幅器12の出力電圧がそ
れぞれ供給される複数のコンパレータラッチ14及びこれ
ら複数のコンパレータラッチ14の出力を符号化する第1
のエンコーダ15Aからなる第1のA/D変換部91によっ
て上位ビットのデータを生成すると共に、第1のエンコ
ーダ15Aの出力に応じて2個のセレクタ92で複数の基準
電圧のうち値が隣接する2つの基準電圧が供給される上
記2つの増幅器12の出力を選択し、第2のA/D変換部
93に供給するようにしたものである。また、第2のA/
D変換部93は、上記両セレクタ92で選択された2つの増
幅器12の出力が供給される電圧分割回路13、この電圧分
割回路13の複数の分圧電圧が供給される複数のコンパレ
ータラッチ14及びこれら複数のコンパレータラッチ14の
出力を符号化する第2のエンコーダ15Bとから構成され
ている。第2のA/D変換部93では、上記第1のA/D
変換部91で変換されたデータの下位ビットが生成され
る。
【0043】ここで、図14に示す従来回路と図1に示
すこの発明の実施例回路における増幅器及びコンパレー
タの数、アナログ入力電圧VINに対する入力容量及び消
費電力を比較してみる。いま、8ビットの分解能を得よ
うとすると、図14に示す従来回路の場合に増幅器は2
56個必要であり、コンパレータも256個必要であ
る。これに対して、図1の実施例回路において、m=1
6とした場合、増幅器は16個ですむ。しかし、コンパ
レータは256個必要である。従って、この場合、図1
の実施例回路の入力容量は図14の従来回路の1/16に
減少する。また、増幅器とコンパレータにおける消費電
力の比を4:1とし、その他の部分における消費電力が
ない仮定すると、図1の実施例回路の消費電力は図14
の従来回路の1/4に減少する。さらに、図13の応用
例回路の場合にはコンパレータの数も16個にすること
ができるので、消費電力は図14の従来回路の1/16に
減少する。
【0044】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
増幅器の数が削減できこれにより消費電力の削減と入力
容量の削減による変換速度の高速化を図ることができる
並列型A/D変換装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の並列型A/D変換装置の第1の実施
例の構成を示す回路図。
【図2】図1の実施例における電圧分圧回路の詳細な構
成を示す回路図。
【図3】図1の実施例における電圧分圧回路の詳細な構
成を示す回路図。
【図4】図1の実施例回路全体の詳細な構成を示す回路
図。
【図5】この発明の並列型A/D変換装置の第2の実施
例の構成を示す回路図。
【図6】図5の実施例回路で使用される相補出力型の増
幅器の具体的な構成を示す回路図。
【図7】図6の増幅器で使用される差動増幅器の詳細な
構成を示す回路図。
【図8】図5の実施例回路で使用されるコンパレータラ
ッチの詳細な構成を示す回路図。
【図9】この発明の第3の実施例回路で使用される電流
分流回路の構成を示す回路図。
【図10】図9の電流分流回路で使用される電流源の回
路図。
【図11】この第3の実施例回路で使用されるコンパレ
ータラッチの詳細な構成を示す回路図。
【図12】この発明の第3の実施例回路の全体の構成を
示す回路図。
【図13】この発明の応用例の構成を示す回路図。
【図14】従来のA/D変換装置の回路図。
【図15】図14の従来のA/D変換装置で使用される
チョッパ型増幅器の回路図。
【符号の説明】
10…基準電圧発生回路、11…抵抗、12…増幅器、13…電
圧分圧回路、14…コンパレータラッチ、15…エンコー
ダ、16…相補出力型の増幅器、17…差動入力型のコンパ
レータラッチ、18…電流分流部、19…電流比較型のコン
パレータラッチ、91…第1のA/D変換部、92…セレク
タ、93…第2のA/D変換部。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 値が異なる複数の基準電圧を発生する基
    準電圧発生回路と、 上記複数の各基準電圧及び被変換アナログ電圧が供給さ
    れ、両電圧の電位差を増幅する複数の増幅回路と、 上記複数の基準電圧のうち値が隣接する2つの基準電圧
    が供給される2つの増幅回路の出力間の電圧を分圧する
    電圧分圧回路と、 上記電圧分圧回路の各分圧電圧をそれぞれしきい値電圧
    と比較する複数の比較回路と、 上記各比較回路の比較結果を符号化してディジタル信号
    を出力する符号化回路とを具備したことを特徴とする並
    列型A/D変換装置。
  2. 【請求項2】 前記電圧分圧回路が、直列接続された複
    数個の抵抗によって構成されている請求項1に記載の並
    列型A/D変換装置。
  3. 【請求項3】 前記電圧分圧回路が、容量比に応じて前
    記2つの増幅回路の出力間の電圧を分圧するように構成
    されている請求項1に記載の並列型A/D変換装置。
  4. 【請求項4】 値が異なる複数の基準電圧を発生する基
    準電圧発生回路と、 それぞれ正転及び反転出力を有し、上記複数の各基準電
    圧及び被変換アナログ電圧が供給され、両電圧の電位差
    を増幅する複数の増幅回路と、 上記複数の基準電圧のうち値が隣接する2つの基準電圧
    が供給される2つの増幅回路の正転出力間の電圧を分圧
    する第1の電圧分圧回路と、 上記複数の基準電圧のうち値が隣接する2つの基準電圧
    が供給される2つの増幅回路の反転出力間の電圧を分圧
    する第2の電圧分圧回路と、 上記第1及び第2の電圧分圧回路の対応する分圧電圧を
    それぞれ比較する複数の差動入力型の比較回路と、 上記各比較回路の比較結果を符号化してディジタル信号
    を出力する符号化回路とを具備したことを特徴とする並
    列型A/D変換装置。
  5. 【請求項5】 値が異なる複数の基準電圧を発生する基
    準電圧発生回路と、 上記複数の各基準電圧及び被変換アナログ電圧が供給さ
    れ、両電圧の電位差を増幅する複数の増幅回路と、 上記複数の基準電圧のうち値が隣接する2つの基準電圧
    が供給される2つの増幅回路の出力電圧を電流に変換
    し、両電流を複数に分流する電流分流回路と、 上記電流分流回路の各分流電流をそれぞれしきい値電流
    と比較する複数の比較回路と、 上記各比較回路の比較結果を符号化してディジタル信号
    を出力する符号化回路とを具備したことを特徴とする並
    列型A/D変換装置。
JP04016449A 1992-01-31 1992-01-31 並列型a/d変換装置 Expired - Fee Related JP3113031B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04016449A JP3113031B2 (ja) 1992-01-31 1992-01-31 並列型a/d変換装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04016449A JP3113031B2 (ja) 1992-01-31 1992-01-31 並列型a/d変換装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05218871A true JPH05218871A (ja) 1993-08-27
JP3113031B2 JP3113031B2 (ja) 2000-11-27

Family

ID=11916557

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04016449A Expired - Fee Related JP3113031B2 (ja) 1992-01-31 1992-01-31 並列型a/d変換装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3113031B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07202705A (ja) * 1993-12-03 1995-08-04 Korea Electron Telecommun キャパシタ型電圧分配回路
KR100504109B1 (ko) * 1998-01-08 2005-10-14 삼성전자주식회사 아날로그-디지털변환기
JP2008146028A (ja) * 2006-11-02 2008-06-26 Nec Electronics Corp マルチレベル電圧発生器、データドライバ、及び液晶表示装置
JP2009089347A (ja) * 2007-09-13 2009-04-23 Sony Corp 並列型アナログ/デジタル変換回路、サンプリング回路及び比較増幅回路
JP2010028308A (ja) * 2008-07-16 2010-02-04 Fujitsu Ltd Adコンバータ、データ受信装置、及びデータ受信方法
JP2011228799A (ja) * 2010-04-15 2011-11-10 Fujitsu Ltd 受信回路

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5681652B2 (ja) 2012-02-07 2015-03-11 株式会社東芝 信号補間装置および並列型a/d変換装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07202705A (ja) * 1993-12-03 1995-08-04 Korea Electron Telecommun キャパシタ型電圧分配回路
KR100504109B1 (ko) * 1998-01-08 2005-10-14 삼성전자주식회사 아날로그-디지털변환기
JP2008146028A (ja) * 2006-11-02 2008-06-26 Nec Electronics Corp マルチレベル電圧発生器、データドライバ、及び液晶表示装置
JP2009089347A (ja) * 2007-09-13 2009-04-23 Sony Corp 並列型アナログ/デジタル変換回路、サンプリング回路及び比較増幅回路
JP2010028308A (ja) * 2008-07-16 2010-02-04 Fujitsu Ltd Adコンバータ、データ受信装置、及びデータ受信方法
US7936296B2 (en) 2008-07-16 2011-05-03 Fujitsu Limited AD converter, data receiver and data reception method
JP2011228799A (ja) * 2010-04-15 2011-11-10 Fujitsu Ltd 受信回路

Also Published As

Publication number Publication date
JP3113031B2 (ja) 2000-11-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5489904A (en) Analog current mode analog/digital converter
US5465093A (en) Analog-to-digital converter
EP0104439B1 (en) Autozeroed comparator
US4635036A (en) Analog-to-digital converter
US5184130A (en) Multi-stage A/D converter
JPH05218868A (ja) 多段型ad変換器
WO1992011698A1 (en) Digital-to-analog and analog-to-digital converters
US5210537A (en) Multi-stage A/D converter
US6707413B2 (en) A/D converter
JPH10256884A (ja) 電圧比較器及びa/dコンバータ
JPH0595285A (ja) 電圧比較器
US6229472B1 (en) A/D converter
US20040046605A1 (en) Transconductance amplifiers
JP3182444B2 (ja) Ad変換器
JP3456099B2 (ja) チョッパーコンパレータおよびa/dコンバータ
US4667180A (en) Continuous time domain analog-digital converter
JP3904495B2 (ja) A/d変換器
JP3113031B2 (ja) 並列型a/d変換装置
JPH0233219A (ja) A/d変換用回路配置
US5966088A (en) Analog/digital converter and voltage comparator capable of fast producing of output offset voltage
JP3454689B2 (ja) 電圧比較器、演算増幅器、アナログ−デジタル変換器およびアナログ−デジタル変換回路
JPH0983316A (ja) コンパレータおよびアナログ−デジタル変換回路
US7372389B2 (en) Analogue to digital converter, and method of analogue to digital conversion
US6542107B1 (en) Flash analog-to-digital converter using folded differential logic encoder having capacitors which distribute charge
JPH0730423A (ja) アナログ−デジタル変換器

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070922

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080922

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080922

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090922

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees