JPH05216716A - マイクロコンピュータ - Google Patents
マイクロコンピュータInfo
- Publication number
- JPH05216716A JPH05216716A JP4019115A JP1911592A JPH05216716A JP H05216716 A JPH05216716 A JP H05216716A JP 4019115 A JP4019115 A JP 4019115A JP 1911592 A JP1911592 A JP 1911592A JP H05216716 A JPH05216716 A JP H05216716A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bit
- task
- switching
- microcomputer
- instruction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Debugging And Monitoring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 リアルタイムオペレーティングシステムを用
いたプログラムにおいて、タスクの状態を正確に知るこ
とが可能なマイクロコンピュータを得る。 【構成】 タスクスイッチングのために用いられる命令
に対応した命令語にスイッチング通知用のビット2を設
け、これをマイクロコードデコーダ3でデコードした結
果、前記ビットがオン状態であれば、通知信号用の信号
線4を介して外部にコンテキストスイッチングが発生し
たことを通知する構成とした。 【効果】 スイッチング発生をマイコン外部で検出でき
るため、この信号に同期してモニタプログラムを動作さ
せれば、リアルタイムでタスク状態を知ることができ
る。
いたプログラムにおいて、タスクの状態を正確に知るこ
とが可能なマイクロコンピュータを得る。 【構成】 タスクスイッチングのために用いられる命令
に対応した命令語にスイッチング通知用のビット2を設
け、これをマイクロコードデコーダ3でデコードした結
果、前記ビットがオン状態であれば、通知信号用の信号
線4を介して外部にコンテキストスイッチングが発生し
たことを通知する構成とした。 【効果】 スイッチング発生をマイコン外部で検出でき
るため、この信号に同期してモニタプログラムを動作さ
せれば、リアルタイムでタスク状態を知ることができ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リアルタイムオペレー
ティングシステムを用いるプログラムのデバッグ能率の
向上が可能なマイクロコンピュータに関するものであ
る。
ティングシステムを用いるプログラムのデバッグ能率の
向上が可能なマイクロコンピュータに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】図4は従来のリアルタイムオペレーティ
ングシステムを用いたプログラムのデバッグ環境の模式
図であり、9はエミュレータまたはユーザーシステム中
のメモリであり、タスクの状態を示す情報等が格納され
ている。10はエミュレータ端末であり、ここからコマ
ンドを入力する。
ングシステムを用いたプログラムのデバッグ環境の模式
図であり、9はエミュレータまたはユーザーシステム中
のメモリであり、タスクの状態を示す情報等が格納され
ている。10はエミュレータ端末であり、ここからコマ
ンドを入力する。
【0003】次に、動作について説明する。メモリ9に
格納されているタスク情報は、タスクの状態が変わるご
とにオペレーティングシステムのサービスルーチンによ
って書き換えられる。このメモリ9の内容をプログラム
作成者が参照する場合には、エミュレータ端末10から
コマンドを入力する。
格納されているタスク情報は、タスクの状態が変わるご
とにオペレーティングシステムのサービスルーチンによ
って書き換えられる。このメモリ9の内容をプログラム
作成者が参照する場合には、エミュレータ端末10から
コマンドを入力する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のデバッグ装置は
以上のように構成されているので、タスクの状態をリア
ルタイムで参照することができなかった。したがって、
参照したタスク状態がどの時点のものかが不明であり、
タスクの状態遷移を正確に認識できていない可能性があ
るという問題点があった。
以上のように構成されているので、タスクの状態をリア
ルタイムで参照することができなかった。したがって、
参照したタスク状態がどの時点のものかが不明であり、
タスクの状態遷移を正確に認識できていない可能性があ
るという問題点があった。
【0005】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、インサーキットエミュレータに
おいて実用上リアルタイムでタスクの状態を参照するこ
とが可能なマイクロコンピュータを提供することを目的
とする。
ためになされたもので、インサーキットエミュレータに
おいて実用上リアルタイムでタスクの状態を参照するこ
とが可能なマイクロコンピュータを提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るマイクロコ
ンピュータは、タスクスケジューリングに係わる命令語
中にスイッチングが起る旨を示すビットを設け、そのビ
ットがオン状態であればマイコン外部端子にスイッチン
グが行われた旨を通知する信号を出力する構成としたも
のである。
ンピュータは、タスクスケジューリングに係わる命令語
中にスイッチングが起る旨を示すビットを設け、そのビ
ットがオン状態であればマイコン外部端子にスイッチン
グが行われた旨を通知する信号を出力する構成としたも
のである。
【0007】
【作用】本発明においては、状態遷移を伴う命令に対応
する命令語が実行されると、外部に通知信号が出力され
る。
する命令語が実行されると、外部に通知信号が出力され
る。
【0008】
【実施例】本発明の一実施例を図について説明する。図
1において、1は状態遷移を伴う命令としてのコンテキ
ストスイッチ命令に対応するマイクロコード、2はこの
マイクロコード1中でコンテキストスイッチングを行う
旨を示すためのコンテキストスイッチング通知用のビッ
ト、3はマイクロコードデコーダ、4はデコードした結
果(通知信号)を外部に出力する信号線である。また、
図2はマイコン外観図を示したもので、信号線4の出力
が外部端子5より入力される。また、11Aは前記スイ
ッチング通知用のビット2を設定する設定手段、11B
は外部に通知信号を出力する出力手段であるが、これら
はソフトウエアにより構成されている。
1において、1は状態遷移を伴う命令としてのコンテキ
ストスイッチ命令に対応するマイクロコード、2はこの
マイクロコード1中でコンテキストスイッチングを行う
旨を示すためのコンテキストスイッチング通知用のビッ
ト、3はマイクロコードデコーダ、4はデコードした結
果(通知信号)を外部に出力する信号線である。また、
図2はマイコン外観図を示したもので、信号線4の出力
が外部端子5より入力される。また、11Aは前記スイ
ッチング通知用のビット2を設定する設定手段、11B
は外部に通知信号を出力する出力手段であるが、これら
はソフトウエアにより構成されている。
【0009】すなわち、本発明によれば、設定手段11
Aにより設定されるマイクロコード1中のコンテキスト
スイッチング通知用のビット2をマイクロコードデコー
ダ3でデコードすることにより、出力手段11Bによっ
て、コンテキストスイッチングの通知信号が信号線4を
経由して、外部端子5に出力される。従って、インサー
キットエミュレータにおいて、この信号出力に応じてタ
スク状態を参照するモニタプログラムを動作させるよう
にすれば、実用上リアルタイムでタスク状態を参照する
ことが可能となる。
Aにより設定されるマイクロコード1中のコンテキスト
スイッチング通知用のビット2をマイクロコードデコー
ダ3でデコードすることにより、出力手段11Bによっ
て、コンテキストスイッチングの通知信号が信号線4を
経由して、外部端子5に出力される。従って、インサー
キットエミュレータにおいて、この信号出力に応じてタ
スク状態を参照するモニタプログラムを動作させるよう
にすれば、実用上リアルタイムでタスク状態を参照する
ことが可能となる。
【0010】なお、上記実施例では、コンテキストスイ
ッチ命令に対応するマイクロコード1中にコンテキスト
スイッチング通知用のビット2を設ける場合を示した
が、マイクロコード1を介さずに機械語を直接デコード
することによってコンテキストスイッチングの通知信号
を出力するようなデコード回路を設けてもよい。図3は
このような実施例を示す図である。図3において、6が
機械語命令デコーダであり、この部分で機械語を直接デ
コードし、コンテキストスイッチ命令であればコンテキ
ストスイッチング通知信号用の信号線4から外部に通知
信号を出力する。7はコンテキストスイッチ命令を格納
しているプログラムメモリ、8はコンテキスイトスイッ
チ命令である。
ッチ命令に対応するマイクロコード1中にコンテキスト
スイッチング通知用のビット2を設ける場合を示した
が、マイクロコード1を介さずに機械語を直接デコード
することによってコンテキストスイッチングの通知信号
を出力するようなデコード回路を設けてもよい。図3は
このような実施例を示す図である。図3において、6が
機械語命令デコーダであり、この部分で機械語を直接デ
コードし、コンテキストスイッチ命令であればコンテキ
ストスイッチング通知信号用の信号線4から外部に通知
信号を出力する。7はコンテキストスイッチ命令を格納
しているプログラムメモリ、8はコンテキスイトスイッ
チ命令である。
【0011】また、上記実施例では、コンテキストスイ
ッチ命令の場合について説明したが、例えば高級言語の
関数スタックフレーム形成命令であってもよい。この場
合には、インサーキットエミュレータでこれの通知信号
を検知し、その際のプログラムカウンタを、例えばトレ
ースメモリに格納することにより、正確に関数実行履歴
を知ることが可能となるという効果が得られる。
ッチ命令の場合について説明したが、例えば高級言語の
関数スタックフレーム形成命令であってもよい。この場
合には、インサーキットエミュレータでこれの通知信号
を検知し、その際のプログラムカウンタを、例えばトレ
ースメモリに格納することにより、正確に関数実行履歴
を知ることが可能となるという効果が得られる。
【0012】
【発明の効果】以上のように、本発明は、タスクの状態
遷移を伴う命令に対応する命令語中にスイッチングをマ
イコン外部に通知するためのビットを設定する設定手段
と、命令語を実行する際に、ビットがオン状態であれ
ば、外部に通知信号を出力する出力手段とを備えたの
で、インサーキットエミュレータにおいてタスクスイッ
チングをリアルタイムで検出でき、タスクスイッチング
を検出し次第直ちにタスク状態を参照するモニタプログ
ラムを動作させることで、実用上リアルタイムでタスク
状態を参照することが可能となる効果がある。
遷移を伴う命令に対応する命令語中にスイッチングをマ
イコン外部に通知するためのビットを設定する設定手段
と、命令語を実行する際に、ビットがオン状態であれ
ば、外部に通知信号を出力する出力手段とを備えたの
で、インサーキットエミュレータにおいてタスクスイッ
チングをリアルタイムで検出でき、タスクスイッチング
を検出し次第直ちにタスク状態を参照するモニタプログ
ラムを動作させることで、実用上リアルタイムでタスク
状態を参照することが可能となる効果がある。
【図1】本発明の一実施例を説明するための模式図であ
る。
る。
【図2】本発明のマイクロコンピュータの外観図であ
る。
る。
【図3】本発明の他の実施例を説明するための模式図で
ある。
ある。
【図4】従来のマイクロコンピュータにおけるデバッグ
環境を示す模式図である。
環境を示す模式図である。
1 マイクロコード 2 コンテキストスイッチング通知用のビット 3 マイクロコードデコーダ 4 通知信号用の信号線 5 外部端子 6 機械語命令デコーダ 7 プログラムメモリ 8 コンテキストスイッチ命令 11A 設定手段 11B 出力手段
Claims (1)
- 【請求項1】 タスクの状態遷移を伴う命令に対応する
命令語中にスイッチングをマイコン外部に通知するため
のビットを設定する設定手段と、前記命令語を実行する
際に、前記ビットがオン状態であれば、外部に通知信号
を出力する出力手段とを備えたことを特徴とするマイク
ロコンピュータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4019115A JPH05216716A (ja) | 1992-02-04 | 1992-02-04 | マイクロコンピュータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4019115A JPH05216716A (ja) | 1992-02-04 | 1992-02-04 | マイクロコンピュータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05216716A true JPH05216716A (ja) | 1993-08-27 |
Family
ID=11990482
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4019115A Pending JPH05216716A (ja) | 1992-02-04 | 1992-02-04 | マイクロコンピュータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05216716A (ja) |
-
1992
- 1992-02-04 JP JP4019115A patent/JPH05216716A/ja active Pending
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