JPH05216227A - 光重合性組成物 - Google Patents
光重合性組成物Info
- Publication number
- JPH05216227A JPH05216227A JP2132192A JP2132192A JPH05216227A JP H05216227 A JPH05216227 A JP H05216227A JP 2132192 A JP2132192 A JP 2132192A JP 2132192 A JP2132192 A JP 2132192A JP H05216227 A JPH05216227 A JP H05216227A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- initiator
- photopolymerizable composition
- acid
- weight
- parts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 長波長の光、特に赤〜近赤外光に高い感度を
有する光重合性組成物の提供。 【構成】 特定の5-置換フェニルイミノ-8-オキソ-5,8-
ジヒドロキノリンの遷移金属錯体を光重合開始剤として
含有する光重合性組成物。
有する光重合性組成物の提供。 【構成】 特定の5-置換フェニルイミノ-8-オキソ-5,8-
ジヒドロキノリンの遷移金属錯体を光重合開始剤として
含有する光重合性組成物。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光重合性組成物に関し、
更に詳しくは、可視又は赤外光に対して感応する光重合
性印刷版の感光性層に有用な光重合性組成物に関する。
更に詳しくは、可視又は赤外光に対して感応する光重合
性印刷版の感光性層に有用な光重合性組成物に関する。
【0002】
【従来技術】光重合性組成物は公知であり、この組成物
はエチレン性不飽和結合を有する重合性化合物及び必要
に応じて有機高分子バインダーからなる光重合性組成物
として感光性印刷版の感光層等に用いられている。しか
しながら、これらの重合性組成物は紫外光又は500nm以
下の可視光にのみしか感光域を有しておらず、近年発展
が著しいレーザー光、特に半導体レーザー光での書き込
みで光重合することは困難であった。
はエチレン性不飽和結合を有する重合性化合物及び必要
に応じて有機高分子バインダーからなる光重合性組成物
として感光性印刷版の感光層等に用いられている。しか
しながら、これらの重合性組成物は紫外光又は500nm以
下の可視光にのみしか感光域を有しておらず、近年発展
が著しいレーザー光、特に半導体レーザー光での書き込
みで光重合することは困難であった。
【0003】この問題点を克服する為に、長波長の可視
光及び赤外光に対する書き込みが可能な光重合性組成物
が幾つか提案されている。例えば特開昭62-143044号、
同63-208036号、同64-13142号、同64-72150号、特開平1
-138204号、同2-182701号、同2-189548号、同3-111402
号、同3-209477号等に記載の光重合性組成物がある。
光及び赤外光に対する書き込みが可能な光重合性組成物
が幾つか提案されている。例えば特開昭62-143044号、
同63-208036号、同64-13142号、同64-72150号、特開平1
-138204号、同2-182701号、同2-189548号、同3-111402
号、同3-209477号等に記載の光重合性組成物がある。
【0004】しかし、これらの光重合性組成物は、未だ
感度が十分に高いとは言えず、走査露光で直接印刷版を
作成するには長い時間を必要とし、実用上不都合であ
る。又、小型で安価な半導体レーザーを使用する為に
は、長波長、特に近赤外領域に感度が必要であるが、公
知の光重合性組成物は、近赤外領域に対して感度を有し
ていないか又は高い感度を有していない、又、高い感度
を有する場合でも光重合性組成物の保存性が十分でない
と言う欠点を有している。更に光重合性組成物を構成す
る光重合開始剤の合成が煩雑であると言う欠点も有して
いる。特に特開平2-182701号に記載の遷移金属錯体カチ
オンとボレートアニオンとの塩は、高感度で合成的にも
容易であり、安定性にも優れているが、赤〜赤外光の光
に対して感度を有していないと言う問題がある。
感度が十分に高いとは言えず、走査露光で直接印刷版を
作成するには長い時間を必要とし、実用上不都合であ
る。又、小型で安価な半導体レーザーを使用する為に
は、長波長、特に近赤外領域に感度が必要であるが、公
知の光重合性組成物は、近赤外領域に対して感度を有し
ていないか又は高い感度を有していない、又、高い感度
を有する場合でも光重合性組成物の保存性が十分でない
と言う欠点を有している。更に光重合性組成物を構成す
る光重合開始剤の合成が煩雑であると言う欠点も有して
いる。特に特開平2-182701号に記載の遷移金属錯体カチ
オンとボレートアニオンとの塩は、高感度で合成的にも
容易であり、安定性にも優れているが、赤〜赤外光の光
に対して感度を有していないと言う問題がある。
【0005】
【発明の目的】本発明の目的は、長波長の光に対して高
感度の光重合性組成物を提供することにある。即ち、半
導体レーザー等の光、特に赤〜近赤外光の照射で短時間
に重合可能な光重合組成物を提供することにある。更に
別の目的は、合成が容易で保存性も良好な光重合開始剤
を用いた光重合性組成物を提供することにある。
感度の光重合性組成物を提供することにある。即ち、半
導体レーザー等の光、特に赤〜近赤外光の照射で短時間
に重合可能な光重合組成物を提供することにある。更に
別の目的は、合成が容易で保存性も良好な光重合開始剤
を用いた光重合性組成物を提供することにある。
【0006】
【発明の構成】本発明者らは鋭意研究の結果、下記一般
式(1)で表される化合物を光重合開始剤として含有す
る光重合性組成物によって本発明の上記目的が達成され
ることを見い出し、本発明を完成させた。
式(1)で表される化合物を光重合開始剤として含有す
る光重合性組成物によって本発明の上記目的が達成され
ることを見い出し、本発明を完成させた。
【0007】
【化2】
【0008】式中、R1,R2は各々、水素原子、ハロゲ
ン原子又は1価の置換基を表す。Xはヒドロキシル基又
は-N(R3)(R4)基(R3,R4 は各々、水素原子又は置換
されていてもよいアルキル基を表し、R2,R3又はR4
は互いに結合して環を形成してもよい。Y-はアニオン
を表し、Mは遷移金属原子を表す。kは1〜3の整数、
lは2又は3、mは1〜5の整数、nは1〜4の整数を
表す。
ン原子又は1価の置換基を表す。Xはヒドロキシル基又
は-N(R3)(R4)基(R3,R4 は各々、水素原子又は置換
されていてもよいアルキル基を表し、R2,R3又はR4
は互いに結合して環を形成してもよい。Y-はアニオン
を表し、Mは遷移金属原子を表す。kは1〜3の整数、
lは2又は3、mは1〜5の整数、nは1〜4の整数を
表す。
【0009】以下、本発明について更に詳述する。
【0010】まず、本発明に用いられる一般式(1)で
表される光重合開始剤(以下、単に「開始剤」と称す)
について説明する。
表される光重合開始剤(以下、単に「開始剤」と称す)
について説明する。
【0011】一般式式(1)において、R1及びR2で表
されるハロゲン原子としては、塩素原子、臭素原子が好
ましい。
されるハロゲン原子としては、塩素原子、臭素原子が好
ましい。
【0012】R1及びR2で表される1価の置換基として
は特に制限されないが、例えばアルキル、アリール、ア
ラルキル、アルコキシ、アリールオキシ、アルキルチ
オ、アルキルカルボニル、アリールカルボニル、アルコ
キシカルボニル、アリールオキシカルボニル、アルキル
カルボニルオキシ、アリールカルボニルオキシ、アルキ
ルアミド、アリールアミド、アルキルカルバモイル、ア
リールカルバモイル、アルキルアミノ、アリールアミ
ノ、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アルキ
ルスルホンアミド、アリールスルホンアミド、アルキル
スルファモイル、アリールスルファモイル、ウレイド、
シアノ、ニトロ等の各基が挙げられ、これらの基は更に
置換基を有してもよい。R2,R3又はR4が互いに結合
して形成する環としては5〜6員環が好ましく、該環は
−N(R3)(R4)基で置換しているベンゼン環と縮合複素環
を形成してもよい。
は特に制限されないが、例えばアルキル、アリール、ア
ラルキル、アルコキシ、アリールオキシ、アルキルチ
オ、アルキルカルボニル、アリールカルボニル、アルコ
キシカルボニル、アリールオキシカルボニル、アルキル
カルボニルオキシ、アリールカルボニルオキシ、アルキ
ルアミド、アリールアミド、アルキルカルバモイル、ア
リールカルバモイル、アルキルアミノ、アリールアミ
ノ、アルキルスルホニル、アリールスルホニル、アルキ
ルスルホンアミド、アリールスルホンアミド、アルキル
スルファモイル、アリールスルファモイル、ウレイド、
シアノ、ニトロ等の各基が挙げられ、これらの基は更に
置換基を有してもよい。R2,R3又はR4が互いに結合
して形成する環としては5〜6員環が好ましく、該環は
−N(R3)(R4)基で置換しているベンゼン環と縮合複素環
を形成してもよい。
【0013】Mk+は遷移金属イオンを表すが、好ましく
はRu2+, Fe2+,Re+, Co2+, Co3+,Ir3+である。
はRu2+, Fe2+,Re+, Co2+, Co3+,Ir3+である。
【0014】Y-で表されるアニオンとしてはボレート
アニオンが好ましく、特に下記一般式(2)で表される
ボレートアニオンが好ましい。
アニオンが好ましく、特に下記一般式(2)で表される
ボレートアニオンが好ましい。
【0015】
【化3】
【0016】式中、R3〜R6は各々、置換されてもよい
アルキル基、アリール基、アラルキル基、アルキニル
基、アルケニル基、脂環式基又は複素環基を表し、好ま
しくはR3はアルキル基、R4〜R6はアリール基であ
る。開始剤の具体例としては以下の化合物が挙げられ
る。
アルキル基、アリール基、アラルキル基、アルキニル
基、アルケニル基、脂環式基又は複素環基を表し、好ま
しくはR3はアルキル基、R4〜R6はアリール基であ
る。開始剤の具体例としては以下の化合物が挙げられ
る。
【0017】
【化4】
【0018】 Mk+ Y- l k X R1 R2 開始剤−1 Co2+ A−1 2 2 N(C2H5)2 NHCOC3H7(i) CH3 開始剤−2 Ru2+ A−1 2 2 N(C2H5 )2 NHCOC3H7(i) CH3 開始剤−3 Ru2+ A−1 2 2 N(C2H5)(C2H4NHSO2CH3) Cl CH3 開始剤−4 Ru2+ A−1 2 2 N(C2H5)(C2H4NHCOCH3) H CH3 開始剤−5 Fe2+ A−1 2 2 N(C2H5)(C2H4OH) CH3 CH3 開始剤−6 Ir3+ A−1 2 3 N(C2H5)2 NHCOC3H7(i) CH3 開始剤−7 Ru2+ A−2 2 2 N(C2H5)2 CONHC4H9 CH3 開始剤−8 Ru2+ A−1 2 2 N(C2H5)2 CONHC4H9 CH3 開始剤−9 Co2+ A−1 2 2 N(C2H5)2 NHCOC3H7(i) H 開始剤−10 Ru2+ A−1 2 2 N(C2H5)2 NHSO2CH3 CH3 開始剤−11 Ru2+ A−1 3 3 N(C2H5)2 NHCOC3H7(i) CH3 開始剤−12 Ru2+ A−1 2 2 N(C2H5)2 NHCOC3H7(i) CH2NHSO2CH3 開始剤−13 Co2+ A−1 2 2 N(C2H5)2 SO2
N(C2H5)2 CH3 開始剤−14 Ru2+ A−1 2 2 N(C2H5)2 NHCOC3H7(i) NHCOCH3 開始剤−15 Ru2+ A−2 2 2 N(C2H5)(C2H4NHSO2CH3) Cl CH3 開始剤−16 Fe2+ A−1 2 2 N(C2H5)2 NHCONHC3H7(i) CH3 開始剤−17 Ru2+ Cl 2 2 N(C2H5)2 NHCOC3H7(i) CH3 開始剤−18 Ru2+ BF4 2 2 N(C2H5)2 NHCOC3H7(i) CH3
N(C2H5)2 CH3 開始剤−14 Ru2+ A−1 2 2 N(C2H5)2 NHCOC3H7(i) NHCOCH3 開始剤−15 Ru2+ A−2 2 2 N(C2H5)(C2H4NHSO2CH3) Cl CH3 開始剤−16 Fe2+ A−1 2 2 N(C2H5)2 NHCONHC3H7(i) CH3 開始剤−17 Ru2+ Cl 2 2 N(C2H5)2 NHCOC3H7(i) CH3 開始剤−18 Ru2+ BF4 2 2 N(C2H5)2 NHCOC3H7(i) CH3
【0019】
【化5】
【0020】
【0021】
【化6】
【0022】又、開始剤の添加量は、後述するモノマー
100重量部に対して0.01〜20重量部、更に好ましくは
0.05〜10重量部である。
100重量部に対して0.01〜20重量部、更に好ましくは
0.05〜10重量部である。
【0023】本発明の光重合性組成物は、開始剤の他に
ラジカル付加重合又は架橋重合可能なモノマー及び必要
に応じて有機高分子バインダーを含有する。
ラジカル付加重合又は架橋重合可能なモノマー及び必要
に応じて有機高分子バインダーを含有する。
【0024】付加重合又は架橋可能なモノマーとして
は、公知のモノマーが特に制限なく使用することができ
るが、分子内にエチレン性不飽和2重結合を少なくとも
1個有するモノマーが好ましく用いられる。具体的モノ
マーとしては、例えば2-エチルヘキシルアクリレート、
2-ヒドロキシエチルアクルレート、2-ヒドロキシプロピ
ルアクリレート、グリセロールアクリレート、テトラヒ
ドロフルフリルアクリレート、フェノキシエチルアクリ
レート、ノニルフェノキシエチルアクリレート、テトラ
ヒドロフルフリルオキシエチルアクリレート、テトラヒ
ドロフルフリルオキシヘキサノリドアクリート、1,3-ジ
オキサンアルコールのε-カプロラクトン付加物のアク
リレート、1,3-ジオキソランアクリレート等の単官能ア
クリル酸エステル類;あるいはこれらのアクリレートを
メタクリレート、イタコネート、クロトネート、マレエ
ートに代えたメタクリル酸、イタコン酸、クロトン酸、
マレイン酸エステル;例えばエチレングリコールジアク
リレート、トリエチレングルコールジアクリレート、ペ
ンタエリスリトールジアクリレート、ハイドロキノンジ
アクリレート、レゾルシンジアクリレート、ヘキサンジ
オールジアクリレート、ネオペンチルグリコールジアク
リレート、トリプロピレングリコールジアクリレート、
ヒドロキシピバリン酸ネオペンチルグリコールのジアク
リレート、ネオペンチルグリコールアジペートのジアク
リレート、ヒドロキシピバリン酸ネオペンチルグリコー
ルのε-カプロラクトン付加物のジアクリレート、2-(2-
ヒドロキシ1,1-ジメチルエチル)-5-ヒドロキシメチル-5
-エチル-1,3-ジオキサンジアクリレート、トリシクロデ
カンジメチロールアクリレート、トリシクロデカンジメ
チロールアクリレートのε-カプロラクトン付加物、1,6
-ヘキサンジオールのジグリシジルエーテルのジアクリ
レート等の2官能アクリル酸エステル類;あるいはこれ
らのアクリレートをメタクリレート、イタコネート、ク
ロトネート、マレエートに代えたメタクリル酸、イタコ
ン酸、クロトン酸、マレイン酸エステル;例えばトリメ
チロールプロパントリアクリレート、ジトリメチロール
プロパンテトラアクリレート、トリメチロールエタント
リアクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレー
ト、ペンタエリスリトールテトラアクリレート、ジペン
タエリスリトールテトラアクリレート、ジペンタエリス
リトールペンタアクリレート、ジペンタエリスリトール
ヘキサアクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサア
クリレートのε-カプロラクトン付加物、ピロガロール
トリアクリレート、プロピオン酸・ジペンタエリスリト
ールトリアクリレート、プロピオン酸・ジペンタエリス
リトールテトラアクリレート、ヒドロキシピバリルアル
デヒド変性ジメチロールプロパントリアクリレート等の
多官能アクリル酸エステル類;あるいはこれらのアクリ
レートをメタクリレート、イタコネート、クロトネー
ト、マレエートに代えたメタクリル酸、イタコン酸、ク
ロトン酸、マレイン酸エステル等を挙げることができ
る。中でも、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステ
ルモノマーが特に好適に使用できる。
は、公知のモノマーが特に制限なく使用することができ
るが、分子内にエチレン性不飽和2重結合を少なくとも
1個有するモノマーが好ましく用いられる。具体的モノ
マーとしては、例えば2-エチルヘキシルアクリレート、
2-ヒドロキシエチルアクルレート、2-ヒドロキシプロピ
ルアクリレート、グリセロールアクリレート、テトラヒ
ドロフルフリルアクリレート、フェノキシエチルアクリ
レート、ノニルフェノキシエチルアクリレート、テトラ
ヒドロフルフリルオキシエチルアクリレート、テトラヒ
ドロフルフリルオキシヘキサノリドアクリート、1,3-ジ
オキサンアルコールのε-カプロラクトン付加物のアク
リレート、1,3-ジオキソランアクリレート等の単官能ア
クリル酸エステル類;あるいはこれらのアクリレートを
メタクリレート、イタコネート、クロトネート、マレエ
ートに代えたメタクリル酸、イタコン酸、クロトン酸、
マレイン酸エステル;例えばエチレングリコールジアク
リレート、トリエチレングルコールジアクリレート、ペ
ンタエリスリトールジアクリレート、ハイドロキノンジ
アクリレート、レゾルシンジアクリレート、ヘキサンジ
オールジアクリレート、ネオペンチルグリコールジアク
リレート、トリプロピレングリコールジアクリレート、
ヒドロキシピバリン酸ネオペンチルグリコールのジアク
リレート、ネオペンチルグリコールアジペートのジアク
リレート、ヒドロキシピバリン酸ネオペンチルグリコー
ルのε-カプロラクトン付加物のジアクリレート、2-(2-
ヒドロキシ1,1-ジメチルエチル)-5-ヒドロキシメチル-5
-エチル-1,3-ジオキサンジアクリレート、トリシクロデ
カンジメチロールアクリレート、トリシクロデカンジメ
チロールアクリレートのε-カプロラクトン付加物、1,6
-ヘキサンジオールのジグリシジルエーテルのジアクリ
レート等の2官能アクリル酸エステル類;あるいはこれ
らのアクリレートをメタクリレート、イタコネート、ク
ロトネート、マレエートに代えたメタクリル酸、イタコ
ン酸、クロトン酸、マレイン酸エステル;例えばトリメ
チロールプロパントリアクリレート、ジトリメチロール
プロパンテトラアクリレート、トリメチロールエタント
リアクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレー
ト、ペンタエリスリトールテトラアクリレート、ジペン
タエリスリトールテトラアクリレート、ジペンタエリス
リトールペンタアクリレート、ジペンタエリスリトール
ヘキサアクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサア
クリレートのε-カプロラクトン付加物、ピロガロール
トリアクリレート、プロピオン酸・ジペンタエリスリト
ールトリアクリレート、プロピオン酸・ジペンタエリス
リトールテトラアクリレート、ヒドロキシピバリルアル
デヒド変性ジメチロールプロパントリアクリレート等の
多官能アクリル酸エステル類;あるいはこれらのアクリ
レートをメタクリレート、イタコネート、クロトネー
ト、マレエートに代えたメタクリル酸、イタコン酸、ク
ロトン酸、マレイン酸エステル等を挙げることができ
る。中でも、アクリル酸エステル、メタクリル酸エステ
ルモノマーが特に好適に使用できる。
【0025】これらのモノマーのうち、1種又は2種以
上を混合して用いることができる。その他に、付加重合
又は架橋可能なモノマーとして、適当な分子量のオリゴ
マーにアクリル酸又はメタクリル酸を導入し、光重合性
を付与した所謂プレポリマーと呼ばれるものも好適に使
用できる。これらはプレポリマーだけ1種又は2種以上
を混合して用いてもよいし、上述のモノマー類と混合し
て用いてもよい。
上を混合して用いることができる。その他に、付加重合
又は架橋可能なモノマーとして、適当な分子量のオリゴ
マーにアクリル酸又はメタクリル酸を導入し、光重合性
を付与した所謂プレポリマーと呼ばれるものも好適に使
用できる。これらはプレポリマーだけ1種又は2種以上
を混合して用いてもよいし、上述のモノマー類と混合し
て用いてもよい。
【0026】プレポリマーとしては、例えばアジピン
酸、トリメリット酸、マレイン酸、フタル酸、テレフタ
ル酸、ハイミック酸、マロン酸、琥珀酸、グルタール
酸、イタコン酸、ピロメリット酸、フマル酸、グルター
ル酸、ピメリン酸、セバシン酸、ドデカン酸、テトラヒ
ドロフタル酸等の多塩基酸と、エチレングリコール、プ
ロピレングルコール、ジエチレングリコール、プロピレ
ンオキサイド、1,4-ブタンジオール、トリエチレングリ
コール、テトラエチレングリコール、ポリエチレングリ
コール、グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタ
エリスリトール、ソルビトール、1,6-ヘキサンジオー
ル、1,2,6-ヘキサントリオール等の多価アルコールの結
合で得られるポリエステルに(メタ)アクリル酸を導入
したポリエステルアクリレート類;例えばビスフェノー
ルA・エピクロルヒドリン・(メタ)アクリル酸、フェ
ノールノボラック・エピクロルヒドリン・(メタ)アク
リル酸のようにエポキシ樹脂に(メタ)アクリル酸を導
入したエポキシアクリレート類;例えばエチレングリコ
ール・アジピン酸・トリレンジイソシアナート・2-ヒド
ロキシエチルアクリレート、ポリエチレングリコール・
トリレンジイソシアナート・2-ヒドロキシエチルアクリ
レート、ヒドロキシエチルフタリルメタクリレート・キ
シレンジイソシアナート、1,2-ポリブタジエングリコー
ル・トリレンジイソシアナート・2-ヒドロキシエチルア
クリレート、トリメチロールプロパン・プロピレングル
コール・トリレンジイソシアナート・2-ヒドロキシエチ
ルアクリレートのようにウレタン樹脂に(メタ)アクリ
ル酸を導入したウレタンアクリレート;例えばポリシロ
キサンアクリレート、ポリシロキサン・ジイソシアナー
ト・2-ヒドロキシエチルアクリレート等のシリコーン樹
脂アクリレート類;その他、油変性アルキッド樹脂に
(メタ)アクリロイル基を導入したアルキッド変性アク
リレート類、スピラン樹脂アクリレート類等が挙げられ
る。
酸、トリメリット酸、マレイン酸、フタル酸、テレフタ
ル酸、ハイミック酸、マロン酸、琥珀酸、グルタール
酸、イタコン酸、ピロメリット酸、フマル酸、グルター
ル酸、ピメリン酸、セバシン酸、ドデカン酸、テトラヒ
ドロフタル酸等の多塩基酸と、エチレングリコール、プ
ロピレングルコール、ジエチレングリコール、プロピレ
ンオキサイド、1,4-ブタンジオール、トリエチレングリ
コール、テトラエチレングリコール、ポリエチレングリ
コール、グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタ
エリスリトール、ソルビトール、1,6-ヘキサンジオー
ル、1,2,6-ヘキサントリオール等の多価アルコールの結
合で得られるポリエステルに(メタ)アクリル酸を導入
したポリエステルアクリレート類;例えばビスフェノー
ルA・エピクロルヒドリン・(メタ)アクリル酸、フェ
ノールノボラック・エピクロルヒドリン・(メタ)アク
リル酸のようにエポキシ樹脂に(メタ)アクリル酸を導
入したエポキシアクリレート類;例えばエチレングリコ
ール・アジピン酸・トリレンジイソシアナート・2-ヒド
ロキシエチルアクリレート、ポリエチレングリコール・
トリレンジイソシアナート・2-ヒドロキシエチルアクリ
レート、ヒドロキシエチルフタリルメタクリレート・キ
シレンジイソシアナート、1,2-ポリブタジエングリコー
ル・トリレンジイソシアナート・2-ヒドロキシエチルア
クリレート、トリメチロールプロパン・プロピレングル
コール・トリレンジイソシアナート・2-ヒドロキシエチ
ルアクリレートのようにウレタン樹脂に(メタ)アクリ
ル酸を導入したウレタンアクリレート;例えばポリシロ
キサンアクリレート、ポリシロキサン・ジイソシアナー
ト・2-ヒドロキシエチルアクリレート等のシリコーン樹
脂アクリレート類;その他、油変性アルキッド樹脂に
(メタ)アクリロイル基を導入したアルキッド変性アク
リレート類、スピラン樹脂アクリレート類等が挙げられ
る。
【0027】有機高分子バインダーとしては、例えばポ
リメタクリル酸、ポリメチルメタクリレート、ポリアク
リル酸、ポリアクリル酸アルキルエステル(アルキル基
としては、メチル、エチル、ブチル等)、アクリル酸ア
ルキルエステル(アルキル基としては、メチル、エチ
ル、ブチル等)とアクリロニトリル、塩化ビニル、塩化
ビニリデン、スチレン、ブタジエン、アクリル酸、メタ
クリル酸等との共重合物;例えばポリ塩化ビニル、塩化
ビニル、ポリ塩化ビニリデン、塩化ビニリデン、スチレ
ン、スチレン・ブタジエンとアクリロニトリルの共重合
物;例えばポリアクリロニトリル、ポリビニルアルコー
ル、ポリビニルアルキルエーテル(アルキル基として
は、メチル、エチル、プロピル、ブチル等)、ポリビニ
ルアルキルケトン、ポリスチレン、ポリブタジエン、ポ
リイソプレン、ポリアミド、ポリウレタン、ポリエチレ
ンテレフタレート、ポリエチレンイソフタレート;例え
ば塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプロピレン等の塩素
化ポリオレフィン;例えば塩化ゴム、環化ゴム、エチル
セルロース、アセチルセルロース、ポリビニルブチラー
ル、ポリビニルホルマール;その他の化合物としては、
各種イタコン酸共重合体、マレイン酸共重合体、部分エ
ステル化マレイン酸共重合体等が挙げられ、これらの化
合物群の中から、1種又は2種以上のものを組み合わせ
て用いることができる。更に上記化合物を主成分として
30モル%以上含有する、多元系共重合物も好ましく用い
ることができる。
リメタクリル酸、ポリメチルメタクリレート、ポリアク
リル酸、ポリアクリル酸アルキルエステル(アルキル基
としては、メチル、エチル、ブチル等)、アクリル酸ア
ルキルエステル(アルキル基としては、メチル、エチ
ル、ブチル等)とアクリロニトリル、塩化ビニル、塩化
ビニリデン、スチレン、ブタジエン、アクリル酸、メタ
クリル酸等との共重合物;例えばポリ塩化ビニル、塩化
ビニル、ポリ塩化ビニリデン、塩化ビニリデン、スチレ
ン、スチレン・ブタジエンとアクリロニトリルの共重合
物;例えばポリアクリロニトリル、ポリビニルアルコー
ル、ポリビニルアルキルエーテル(アルキル基として
は、メチル、エチル、プロピル、ブチル等)、ポリビニ
ルアルキルケトン、ポリスチレン、ポリブタジエン、ポ
リイソプレン、ポリアミド、ポリウレタン、ポリエチレ
ンテレフタレート、ポリエチレンイソフタレート;例え
ば塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプロピレン等の塩素
化ポリオレフィン;例えば塩化ゴム、環化ゴム、エチル
セルロース、アセチルセルロース、ポリビニルブチラー
ル、ポリビニルホルマール;その他の化合物としては、
各種イタコン酸共重合体、マレイン酸共重合体、部分エ
ステル化マレイン酸共重合体等が挙げられ、これらの化
合物群の中から、1種又は2種以上のものを組み合わせ
て用いることができる。更に上記化合物を主成分として
30モル%以上含有する、多元系共重合物も好ましく用い
ることができる。
【0028】これらのバインダー成分は、前記付加重合
又は架橋可能なモノマー100重量部に対して500重量部以
下、より好ましくは200重量部以下の範囲で添加混合し
て使用することができる。
又は架橋可能なモノマー100重量部に対して500重量部以
下、より好ましくは200重量部以下の範囲で添加混合し
て使用することができる。
【0029】本発明の光重合性組成物には、必要に応じ
て更に増感剤、熱重合防止剤、酸素クエンチャー、着色
剤、可塑剤等の各種添加剤を含有させることができる。
て更に増感剤、熱重合防止剤、酸素クエンチャー、着色
剤、可塑剤等の各種添加剤を含有させることができる。
【0030】増感剤としては特開昭64-13140号に記載の
トリアジン系化合物、特開昭64-13141号に記載の芳香族
オニウム塩、芳香族ハロニウム塩、特開昭64-13143号に
記載の有機過酸化物等を用いることができる。又、特開
昭64-131444号、同64-17048号、特開平1-229003号、同1
-298348号に記載される増感剤も用いることができる。
更に好ましい増感剤として下記一般式(3)で表される
硼素塩が挙げられる。
トリアジン系化合物、特開昭64-13141号に記載の芳香族
オニウム塩、芳香族ハロニウム塩、特開昭64-13143号に
記載の有機過酸化物等を用いることができる。又、特開
昭64-131444号、同64-17048号、特開平1-229003号、同1
-298348号に記載される増感剤も用いることができる。
更に好ましい増感剤として下記一般式(3)で表される
硼素塩が挙げられる。
【0031】
【化7】
【0032】式中、R3〜R6は一般式(2)で定義した
ものと同義であり、Z+はカチオン(例えば4級アンモ
ニウムカチオン、ホスホニウムカチオン、アルカリ金属
カチオン等)を表す。一般式(3)で表される硼素塩の
具体例としては、特開昭64-13142号、特開平2-4804号に
記載されている。
ものと同義であり、Z+はカチオン(例えば4級アンモ
ニウムカチオン、ホスホニウムカチオン、アルカリ金属
カチオン等)を表す。一般式(3)で表される硼素塩の
具体例としては、特開昭64-13142号、特開平2-4804号に
記載されている。
【0033】熱重合防止剤としては、キノン系、フェノ
ール系等の化合物が好ましく用いられる。例えばハイド
ロキノン、ピロガロール、p-メトキシフェノール、カテ
コール、β-ナフトール、2,6-ジ-t-ブチル-p-クレゾー
ル等が挙げられる。熱重合防止剤は、付加重合又は架橋
可能な化合物とバインダーの合計量100重量部に対して1
0重量部以下、好ましくは0.01〜5重量部程度添加され
る。酸素クエンチャーとしては、N,N-ジアルキルアニリ
ン誘導体が好ましく、例えば米国特許4,772,541号の11
欄58行目〜12欄35行目に記載の化合物が挙げられる。
ール系等の化合物が好ましく用いられる。例えばハイド
ロキノン、ピロガロール、p-メトキシフェノール、カテ
コール、β-ナフトール、2,6-ジ-t-ブチル-p-クレゾー
ル等が挙げられる。熱重合防止剤は、付加重合又は架橋
可能な化合物とバインダーの合計量100重量部に対して1
0重量部以下、好ましくは0.01〜5重量部程度添加され
る。酸素クエンチャーとしては、N,N-ジアルキルアニリ
ン誘導体が好ましく、例えば米国特許4,772,541号の11
欄58行目〜12欄35行目に記載の化合物が挙げられる。
【0034】着色剤としては、感光性平版印刷版材料に
用いる場合の可視画剤や露光後未重合部を転写してカラ
ー画像を形成する為の画像形成用色素又はその前駆体が
挙げられ、例えばカーボンブラック、酸化チタン、酸化
鉄、フタロシアニン系色素、アゾ系色素、アントラキノ
ン系色素、アゾメチン系色素等の顔料や染料が挙げられ
る。
用いる場合の可視画剤や露光後未重合部を転写してカラ
ー画像を形成する為の画像形成用色素又はその前駆体が
挙げられ、例えばカーボンブラック、酸化チタン、酸化
鉄、フタロシアニン系色素、アゾ系色素、アントラキノ
ン系色素、アゾメチン系色素等の顔料や染料が挙げられ
る。
【0035】可塑剤としては、例えばジメチルフタレー
ト、ジエチルフタレート、ジブチルフタレート、ジヘプ
チルフタレート、ジオクチルフタレート、ジ-i-ブチル
フタレート、ジシクロヘキシルフタレート、ジトリデシ
ルフタレート、i-ノニルフタレート、ジブチルベンジル
フタレート、ジアリールフタレート等のフタル酸エステ
ル類、例えばジメチルグリコールフタレート、メチルフ
タリルエチルグリコレート、メチルフタリルエチルグル
コレート等のグリコールエステル類、例えばトリクレジ
ルホスフェート、トリフェニルホスフェート、トリブチ
ルホスフェート、トリ-2-エチルヘキシルホスフェート
等の燐酸エステル類;例えばブチルオレエート、グリセ
リンモノオレエート等の脂肪族1塩基酸エステル類;例
えばジブチルアジペート、ジ-i-ブチルアジペート、ジ
オクチルアジペート、ジオクチルアゼレート、ジブチル
セバケート、ジメチルセバケート、ジオクチルセバケー
ト、ジブチルマレエート等の脂肪族2塩基酸エステル
類;例えばジエチレングリコールジベンゾエート、トリ
エチレングルコールジ-2-エチルブチラート等の2価ア
ルコールエステル類;その他、枸櫞酸トリエチル、グリ
セリントリアセチルエステル、ラウリン酸ブチル等を使
用することができる。本発明の光重合組成物は感光性平
版印刷版材料に用いることができる。感光性平版印刷版
材料としては、親水性表面を有する支持体上に、本発明
の光重合性組成物を含有する感光性組成物層及び透明カ
バーフィルムが、この順に積層されて成る。感光性平版
印刷版材料を作成する場合には、本発明の光重合性組成
物を無溶剤にて支持体上又はカバーフィルム上に塗布形
成するか、又は適当な溶剤に溶解して、これを支持上又
はカバーフィルム上に塗布・乾燥して感光性組成物層を
形成することができる。
ト、ジエチルフタレート、ジブチルフタレート、ジヘプ
チルフタレート、ジオクチルフタレート、ジ-i-ブチル
フタレート、ジシクロヘキシルフタレート、ジトリデシ
ルフタレート、i-ノニルフタレート、ジブチルベンジル
フタレート、ジアリールフタレート等のフタル酸エステ
ル類、例えばジメチルグリコールフタレート、メチルフ
タリルエチルグリコレート、メチルフタリルエチルグル
コレート等のグリコールエステル類、例えばトリクレジ
ルホスフェート、トリフェニルホスフェート、トリブチ
ルホスフェート、トリ-2-エチルヘキシルホスフェート
等の燐酸エステル類;例えばブチルオレエート、グリセ
リンモノオレエート等の脂肪族1塩基酸エステル類;例
えばジブチルアジペート、ジ-i-ブチルアジペート、ジ
オクチルアジペート、ジオクチルアゼレート、ジブチル
セバケート、ジメチルセバケート、ジオクチルセバケー
ト、ジブチルマレエート等の脂肪族2塩基酸エステル
類;例えばジエチレングリコールジベンゾエート、トリ
エチレングルコールジ-2-エチルブチラート等の2価ア
ルコールエステル類;その他、枸櫞酸トリエチル、グリ
セリントリアセチルエステル、ラウリン酸ブチル等を使
用することができる。本発明の光重合組成物は感光性平
版印刷版材料に用いることができる。感光性平版印刷版
材料としては、親水性表面を有する支持体上に、本発明
の光重合性組成物を含有する感光性組成物層及び透明カ
バーフィルムが、この順に積層されて成る。感光性平版
印刷版材料を作成する場合には、本発明の光重合性組成
物を無溶剤にて支持体上又はカバーフィルム上に塗布形
成するか、又は適当な溶剤に溶解して、これを支持上又
はカバーフィルム上に塗布・乾燥して感光性組成物層を
形成することができる。
【0036】塗布液の溶剤としては、例えばアセトン、
メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロ
ヘキサノン、ジイソブチルケトン等のケトン類、例えば
酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸アミル、プロピオン酸エ
チル、フタル酸ジメチル、安息香酸エチル等のエステル
類;例えばトルエン、キシレン、ベンゼン、エチルベン
ゼン等の芳香族炭化水素、例えば四塩化炭素、トリクロ
ロエチレン、クロロホルム、1,1,1-トリクロロエタン、
モノクロロベンゼン、クロロナフタレン、ジクロロエタ
ン等のハロゲン化炭化水素;例えばテトラヒドロフラ
ン、ジエチルエーテル、エチレングリコールモノメチル
エーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エ
チレングリコールモノエチルエーテルアセテート等のエ
ーテル類;その他ジメチルホルムアミド、ジメチルスル
ホキシド、ベントキソン等が使用できる。
メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロ
ヘキサノン、ジイソブチルケトン等のケトン類、例えば
酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸アミル、プロピオン酸エ
チル、フタル酸ジメチル、安息香酸エチル等のエステル
類;例えばトルエン、キシレン、ベンゼン、エチルベン
ゼン等の芳香族炭化水素、例えば四塩化炭素、トリクロ
ロエチレン、クロロホルム、1,1,1-トリクロロエタン、
モノクロロベンゼン、クロロナフタレン、ジクロロエタ
ン等のハロゲン化炭化水素;例えばテトラヒドロフラ
ン、ジエチルエーテル、エチレングリコールモノメチル
エーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エ
チレングリコールモノエチルエーテルアセテート等のエ
ーテル類;その他ジメチルホルムアミド、ジメチルスル
ホキシド、ベントキソン等が使用できる。
【0037】感光性平版印刷版材料に使用される親水性
表面を有する支持体としては、アルミニウム、亜鉛、ク
ロム、銅、マグネシウム、ニッケル、鉄等の金属及びそ
れらを主体とする合金板及びシート;紙、ガラス、セラ
ミックス等の無機板及びシート;表面をマット化して親
水化したポリエチレンテレフタレートのようなプラスチ
ック板及びシート;プラスチック板又はシート上にアル
ミニウム、亜鉛、クロムなどの金属層積層した板及びシ
ート;任意の支持体上に親水性高分子化合物層を設けた
もの等が用いられる。親水性高分子化合物の例として
は、セルロース誘導体、ポリビニルアルコール、ポリビ
ニルピロリドン、ポリアクリルアミド、ポリエチレング
リコール、ゼラチン、アラビアゴム等が好ましく用いら
れる。これら支持体の中では、砂目立て処理をしたアル
ミニウム板が特に好ましく用いられる。砂目立て法とし
ては、ガラスビーズ砂目立て、サンドブラスト砂目立
て、電解砂目立て、ブラシ砂目立て、ボール砂目立て等
公知の如何なる方法も好適に使用できる。支持体材質が
アルミニウムである場合には、表面に陽極酸化皮膜を形
成したものも好ましく用いられる。感光性平版印刷版材
料に用いられる剥離用カバーフィルムとしては、剥離に
耐える機械強度があること、可視光、近赤外線の透過性
が良いこと(波長およそ300〜2000nmにおいて透過率が4
0%以上、好ましくは60%以上)、表面平滑性が高いこ
とが必要である。具体的には、ポリエチレンテレフタレ
ート、三酢酸セルロース、二酢酸セルロース、ポリ塩化
ビニル、ポリビニルアルコール、ポリカーボネート、ポ
リスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、セロファ
ン、ポリスルホン、ポリアミド、ポリイミド等のプラス
チックフィルムが単独で、又は2種以上の複合体として
使用できる。カバーフィルムの厚さは3〜200μm、好ま
しくは5〜50μmの範囲のものが好ましい。
表面を有する支持体としては、アルミニウム、亜鉛、ク
ロム、銅、マグネシウム、ニッケル、鉄等の金属及びそ
れらを主体とする合金板及びシート;紙、ガラス、セラ
ミックス等の無機板及びシート;表面をマット化して親
水化したポリエチレンテレフタレートのようなプラスチ
ック板及びシート;プラスチック板又はシート上にアル
ミニウム、亜鉛、クロムなどの金属層積層した板及びシ
ート;任意の支持体上に親水性高分子化合物層を設けた
もの等が用いられる。親水性高分子化合物の例として
は、セルロース誘導体、ポリビニルアルコール、ポリビ
ニルピロリドン、ポリアクリルアミド、ポリエチレング
リコール、ゼラチン、アラビアゴム等が好ましく用いら
れる。これら支持体の中では、砂目立て処理をしたアル
ミニウム板が特に好ましく用いられる。砂目立て法とし
ては、ガラスビーズ砂目立て、サンドブラスト砂目立
て、電解砂目立て、ブラシ砂目立て、ボール砂目立て等
公知の如何なる方法も好適に使用できる。支持体材質が
アルミニウムである場合には、表面に陽極酸化皮膜を形
成したものも好ましく用いられる。感光性平版印刷版材
料に用いられる剥離用カバーフィルムとしては、剥離に
耐える機械強度があること、可視光、近赤外線の透過性
が良いこと(波長およそ300〜2000nmにおいて透過率が4
0%以上、好ましくは60%以上)、表面平滑性が高いこ
とが必要である。具体的には、ポリエチレンテレフタレ
ート、三酢酸セルロース、二酢酸セルロース、ポリ塩化
ビニル、ポリビニルアルコール、ポリカーボネート、ポ
リスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、セロファ
ン、ポリスルホン、ポリアミド、ポリイミド等のプラス
チックフィルムが単独で、又は2種以上の複合体として
使用できる。カバーフィルムの厚さは3〜200μm、好ま
しくは5〜50μmの範囲のものが好ましい。
【0038】本発明の光重合性組成物を露光する為の光
源としては、可視光領域、近赤外線領域の波長(例えば
600〜1000nmの或る波長範囲)を有し、光重合開始剤に
対し活性な電磁波を発生させるものは全て用いることが
できる。例えば、レーザー、発光ダイオード、キセノン
ランプ、ハロゲンランプ、高圧水銀灯、カーボンアーク
灯、メタルハライドランプ、タングステンランプ、蛍光
管等を挙げることができる。
源としては、可視光領域、近赤外線領域の波長(例えば
600〜1000nmの或る波長範囲)を有し、光重合開始剤に
対し活性な電磁波を発生させるものは全て用いることが
できる。例えば、レーザー、発光ダイオード、キセノン
ランプ、ハロゲンランプ、高圧水銀灯、カーボンアーク
灯、メタルハライドランプ、タングステンランプ、蛍光
管等を挙げることができる。
【0039】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する
が、本発明の実施態様はこれらに限定されない。
が、本発明の実施態様はこれらに限定されない。
【0040】実施例1 下記色素−1を特開平1-241385号に記載の方法により合
成した。
成した。
【0041】次に、61.0gの塩化コバルトと3.1モル過剰
の色素−1を150mlのエタノール中で混合し加熱還流し
た。反応液より溶媒のエタノールを除去した後、ヘキサ
ンで洗浄し色素−1のコバルト錯体クロライドを得た。
この塩をトリフェニルブチルボレートのテトラメチルア
ンモニウム塩と酢酸エチル中で混合し、30分撹拌後、水
を加え抽出することにより無機塩を除去した。酢酸エチ
ル溶液を濃縮乾固させ、固体をヘキサンで洗浄して一般
式(1)の開剤剤−1を得た。
の色素−1を150mlのエタノール中で混合し加熱還流し
た。反応液より溶媒のエタノールを除去した後、ヘキサ
ンで洗浄し色素−1のコバルト錯体クロライドを得た。
この塩をトリフェニルブチルボレートのテトラメチルア
ンモニウム塩と酢酸エチル中で混合し、30分撹拌後、水
を加え抽出することにより無機塩を除去した。酢酸エチ
ル溶液を濃縮乾固させ、固体をヘキサンで洗浄して一般
式(1)の開剤剤−1を得た。
【0042】
【化8】
【0043】実施例2 下記組性の光重合性組成物のメチルセロソルブ溶液を調
製した。
製した。
【0044】光重合性組成物のメチルセロソルブ溶液 ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート 60重量部 ペンタエリスリトール・テレフタル酸・アクリレート 60重量部 (ペンタエリスリトール:テレフタル酸:アクリル酸=2:1:7) アクリル樹脂 80重量部 (ブチルアクリレート・エチルアクリレート・無水マレイン酸共重合体) 塩素化ポリエチレン 20重量部 (山陽国策パルプ製:スーパークロン907LTA) 開始剤−1 1重量部 メチルセロソルブ 1800重量部 砂目立てされたアルミニウム板を、メタ珪酸ナトリウム
の3%水溶液中に、25℃・5分間浸漬して表面の脱脂処
理を行い、乾燥したものを支持体として使用し、その上
に上記の溶液をワイヤーバーコート法により乾燥膜厚3
μmになるように塗布して光重合性組成物を塗設した。
更に光重合性組成物の上に、厚さ25μmの透明なポリエ
チレンテレフタレートフィルムを加圧ラミネートし、感
光性平版印刷版材料−1を得た。この感光性平版印刷版
材料−1の透明カバーフィルム上に所望画像のネガパタ
ーンを遮光性材料で形成したネガマスクを重ね、キセノ
ンフラッシュランプ(理想科学社製:ゼノファクスFX18
0、露光時間約3ミリ秒)で一括露光した後、カバーフ
ィルムを引き剥がしたところ、支持体上に硬化した樹脂
によるポジパターンが形成された。これを通常のオフセ
ット印刷機で印刷テストをしたところ、十分な耐刷性を
以て鮮明な印刷物が得られた。
の3%水溶液中に、25℃・5分間浸漬して表面の脱脂処
理を行い、乾燥したものを支持体として使用し、その上
に上記の溶液をワイヤーバーコート法により乾燥膜厚3
μmになるように塗布して光重合性組成物を塗設した。
更に光重合性組成物の上に、厚さ25μmの透明なポリエ
チレンテレフタレートフィルムを加圧ラミネートし、感
光性平版印刷版材料−1を得た。この感光性平版印刷版
材料−1の透明カバーフィルム上に所望画像のネガパタ
ーンを遮光性材料で形成したネガマスクを重ね、キセノ
ンフラッシュランプ(理想科学社製:ゼノファクスFX18
0、露光時間約3ミリ秒)で一括露光した後、カバーフ
ィルムを引き剥がしたところ、支持体上に硬化した樹脂
によるポジパターンが形成された。これを通常のオフセ
ット印刷機で印刷テストをしたところ、十分な耐刷性を
以て鮮明な印刷物が得られた。
【0045】実施例3 光重合性組成物のメチルセロソルブ溶液を下記のものに
代えた他は、実施例1と同様にして光重合性組成物の溶
液を調製し、感光性平版印刷版材料を形成した。これを
用いて実施例1と同様に評価したところ、露光時間1ミ
リ秒で十分実用的な平版印刷版を形成することができ
た。
代えた他は、実施例1と同様にして光重合性組成物の溶
液を調製し、感光性平版印刷版材料を形成した。これを
用いて実施例1と同様に評価したところ、露光時間1ミ
リ秒で十分実用的な平版印刷版を形成することができ
た。
【0046】光重合性組成物のメチルセロソルブ溶液 ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート 60重量部 ペンタエリスリトール・テレフタル酸・アクリレート 60重量部 (ペンタエリスリトール:テレフタル酸:アクリル酸=2:1:7) アクリル樹脂 80重量部 (ブチルアクリレート・エチルアクリレート・無水マレイン酸共重合体) 塩素化ポリエチレン 20重量部 (山陽国策パルプ製:スーパークロン907LTA) 開始剤−2 1重量部 硼素塩−1 3重量部 メチルセロソルブ 1800重量部 実施例4 実施例3で作成した感光性平版印刷版−2を使用して、
下記の条件で半導体レーザーによる走査露光を行った他
は、実施例3と同様に評価したところ十分実用的で、か
つ高解像度の平版印刷版を形成することができた。 (露光条件) 光源:半導体レーザー(シャープ株式会社製LT090MD,
出力100mW) 主波長:830nm 光学系効率:68% 感光層面に照射された光の平均エネルギー密度:0.05mJ
/mm2 ビーム径:15μm 走査ピッチ:10μm 実施例5〜12 実施例2の光重合性組成物の開始剤と硼素塩を下記のも
のに代えた他は、実施例2に記載の感光性平板印刷板−
2と同じ印刷板を作成し、実施例3と同様に評価した。
その結果は以下の通りである。
開始剤 硼素塩 感光平均エネルギー 印刷性能 密度(mJ/cm2) 実施例5 開始剤−2 硼素塩−1 1.2 良好 実施例6 開始剤−3 硼素塩−1 1.6 良好 実施例7 開始剤−5 硼素塩−1 2.9 良好 実施例8 開始剤−7 硼素塩−2 1.3 良好 実施例9 開始剤−9 硼素塩−1 3.1 良好 実施例10 開始剤−12 硼素塩−3 1.1 良好 実施例11 開始剤−17 硼素塩−1 1.3 良好 実施例12 開始剤−20 硼素塩−1 1.7 良好
下記の条件で半導体レーザーによる走査露光を行った他
は、実施例3と同様に評価したところ十分実用的で、か
つ高解像度の平版印刷版を形成することができた。 (露光条件) 光源:半導体レーザー(シャープ株式会社製LT090MD,
出力100mW) 主波長:830nm 光学系効率:68% 感光層面に照射された光の平均エネルギー密度:0.05mJ
/mm2 ビーム径:15μm 走査ピッチ:10μm 実施例5〜12 実施例2の光重合性組成物の開始剤と硼素塩を下記のも
のに代えた他は、実施例2に記載の感光性平板印刷板−
2と同じ印刷板を作成し、実施例3と同様に評価した。
その結果は以下の通りである。
開始剤 硼素塩 感光平均エネルギー 印刷性能 密度(mJ/cm2) 実施例5 開始剤−2 硼素塩−1 1.2 良好 実施例6 開始剤−3 硼素塩−1 1.6 良好 実施例7 開始剤−5 硼素塩−1 2.9 良好 実施例8 開始剤−7 硼素塩−2 1.3 良好 実施例9 開始剤−9 硼素塩−1 3.1 良好 実施例10 開始剤−12 硼素塩−3 1.1 良好 実施例11 開始剤−17 硼素塩−1 1.3 良好 実施例12 開始剤−20 硼素塩−1 1.7 良好
【0047】
【化9】
【0048】比較例1〜3 光重合性組成物の開始剤を下記に示す化合物に代えた他
は、実施例2と同様にして感光性平版印刷版材料を形成
した。評価は実施例3と同様に、半導体レーザーの走査
記録で平版印刷版作成に必要なエネルギー(感光層面で
の照射光の平均エネルギー密度で表示)を調べた。
は、実施例2と同様にして感光性平版印刷版材料を形成
した。評価は実施例3と同様に、半導体レーザーの走査
記録で平版印刷版作成に必要なエネルギー(感光層面で
の照射光の平均エネルギー密度で表示)を調べた。
【0049】(組成) 比較例1:開始剤なし 比較例2:Ru(Me2bipy)3(t-C4H9Ph)3C4H9B(特開平2-182
701号に記載の化合物) 比較例3:開始剤−A (結果) 比較例1 重合せず 比較例2 重合せず 比較例3 12mJ/cm2
701号に記載の化合物) 比較例3:開始剤−A (結果) 比較例1 重合せず 比較例2 重合せず 比較例3 12mJ/cm2
【0050】
【化10】
【0051】実施例13 100μmのポリエチレンテレフタレートフィルム上に、下
記組成の接着層(乾燥膜厚1μm)及び光重合成組成物
(乾燥膜厚3μm)を、この順にワイヤーバーにより塗
布・乾燥した。
記組成の接着層(乾燥膜厚1μm)及び光重合成組成物
(乾燥膜厚3μm)を、この順にワイヤーバーにより塗
布・乾燥した。
【0052】接着層 酢酸ブチル 75重量部 ポリ酢酸ビニル 23重量部 ジオクチルフタレート 2重量部光重合性組成物 ジアリルイソフタレートポリマー 90重量部 (大阪曹達製:ダイソーイソダップ,Mn=45000) ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(日本化薬製)30重量部 開始剤−2 1重量部 硼素塩−1 3重量部 カーボンブラック 60重量部 トルエン 190重量部 メチルエチルケトン 200重量部 更に、光重合性組成物の上に厚さ25μmの透明ポリエチ
レンテレフタレートフィルムを加圧ラミネートしカバー
シートを設け、画像形成材料−1を得た。この画像形成
材料−1のカーボンブラックを下記に変えた以外は画像
形成材料−1と同じ画像形成材料−2〜4を作成した。 画像形成材料−2 シアニンブルー4920(大日精化
製) 画像形成材料−3 セイカファーストカーミン1483
(大日精化製) 画像形成材料−3 セイカファーストイエローH-705
5(大日精化製) 上記の画像形成材料1〜4に対し、画像パターンに対応
して実施例4で用いた半導体レーザーにより走査露光し
た後、カバーシートを剥離して4色の画像を得た。次
に、各画像を順次アート紙と密着し、1対のニップロー
ル間を通過させ各画像をアート紙に転写することにより
フルカラー画像を作成することが出来た。
レンテレフタレートフィルムを加圧ラミネートしカバー
シートを設け、画像形成材料−1を得た。この画像形成
材料−1のカーボンブラックを下記に変えた以外は画像
形成材料−1と同じ画像形成材料−2〜4を作成した。 画像形成材料−2 シアニンブルー4920(大日精化
製) 画像形成材料−3 セイカファーストカーミン1483
(大日精化製) 画像形成材料−3 セイカファーストイエローH-705
5(大日精化製) 上記の画像形成材料1〜4に対し、画像パターンに対応
して実施例4で用いた半導体レーザーにより走査露光し
た後、カバーシートを剥離して4色の画像を得た。次
に、各画像を順次アート紙と密着し、1対のニップロー
ル間を通過させ各画像をアート紙に転写することにより
フルカラー画像を作成することが出来た。
【0053】
【発明の効果】実施例からも明らかな様に、本発明に従
えば、特に赤外光に対して高感度な光重合組成物を提供
出来る。この光重合組成物は印刷板やカラー画像形成材
料に適用して有効であった。
えば、特に赤外光に対して高感度な光重合組成物を提供
出来る。この光重合組成物は印刷板やカラー画像形成材
料に適用して有効であった。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中谷 康一 東京都日野市さくら町1番地コニカ株式会 社内 (72)発明者 加藤 勝徳 東京都日野市さくら町1番地コニカ株式会 社内
Claims (1)
- 【請求項1】 下記一般式(1)で表される化合物を含
有することを特徴とする光重合性組成物。 【化1】 〔式中、R1,R2は各々、水素原子、ハロゲン原子叉は
1価の置換基を表す。Xはヒドロキシル基又は-N(R3)(R
4)基(R3,R4 は各々、水素原子又は置換されていて
もよいアルキル基を表し、R2,R3又はR4は互いに結
合して環を形成してもよい。Y-はアニオンを表し、M
は遷移金属原子を表す。kは1〜3の整数、lは2又は
3、mは1〜5の整数、nは1〜4の整数を表す。〕
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2132192A JPH05216227A (ja) | 1992-02-06 | 1992-02-06 | 光重合性組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2132192A JPH05216227A (ja) | 1992-02-06 | 1992-02-06 | 光重合性組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05216227A true JPH05216227A (ja) | 1993-08-27 |
Family
ID=12051892
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2132192A Pending JPH05216227A (ja) | 1992-02-06 | 1992-02-06 | 光重合性組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05216227A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000038487A1 (de) * | 1998-12-22 | 2000-06-29 | Vantico Ag | Herstellung von photoresistbeschichtungen |
-
1992
- 1992-02-06 JP JP2132192A patent/JPH05216227A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000038487A1 (de) * | 1998-12-22 | 2000-06-29 | Vantico Ag | Herstellung von photoresistbeschichtungen |
US6686122B1 (en) | 1998-12-22 | 2004-02-03 | Vantico Inc. | Production of photoresist coatings |
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