JPH0521506Y2 - - Google Patents

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JPH0521506Y2
JPH0521506Y2 JP12814387U JP12814387U JPH0521506Y2 JP H0521506 Y2 JPH0521506 Y2 JP H0521506Y2 JP 12814387 U JP12814387 U JP 12814387U JP 12814387 U JP12814387 U JP 12814387U JP H0521506 Y2 JPH0521506 Y2 JP H0521506Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車に取付けられた電子装置が自
動的に作動されて、ドラム内面の周りに設けられ
たラツク歯面に制動片を接触させることにより走
行していく自動車が傾斜道路上で逆進するのを防
ぐことができる自動車の逆進防止自動制動装置に
関するものである。
〔従来技術とその問題点〕
従来は、自動車を運行している際に、坂道の交
差点において、交通信号の待機のために昇り坂で
停車する場合には、自動車の足踏ブレーキを足で
踏むか若しくはサイドブレーキを掛けて、自動車
が逆進するのを防ぐようにしている。
しかしながら、このような制動装置において
は、交通信号が変つて坂道発進するようになる
と、先ず制動装置による制動を解き、続いてアク
セルを踏むようになるため、車体が後方に20〜30
cm程度逆進した後、前方に進行するようになる
が、この程度の運行をすることができるのは熟練
の運転者である。初心者の場合は、坂道発進を円
滑かつ迅速に行なうことができず、却つて後部車
輌に接触されるのをおそれて、車体が少しでも後
方へ動くと直ちに足踏ブレーキを踏んでしまい、
始動が止まるようになることが多く、そのために
後部車輌の進行を妨げてしまうものであつた。
また、坂道の一側に駐車をするようになつた場
合には、サイドブレーキを掛けて下車後に車体が
逆進するのを防ぐために大きな石を車輪の坂道の
下側にかうという厄介な作業が必要であつたし、
特に冬季のような寒冷期においては、サイドブレ
ーキを掛けておけば作動部が凍り付いてしまい自
動車の運行時に、ブレーキが滑らかに解除作動さ
れず、ブレーキが掛つたまま走行することとな
り、その時には熱が発生し、その熱のため車体に
無理が生ずるおそれがあつた。
〔考案の目的〕
本考案は、このような従来の欠点を解決するた
るめに案出されたものであり、自動車の走行、停
止、後進時の作動を繰り返しながら安全運転をす
ることができるため、初歩運転者も出発のときク
ラツチとアクセルおよびハンドブレーキなどを調
節することが熟練されていなくとも安全運転をす
ることができるようになり、ブレーキを踏んでい
ながら放心して、後進の事故を起す危険性がな
く、車輌に多くの荷物を積載したときにも、ブレ
ーキが滑らかに作動されないために後進による事
故が生ずることがない自動車の逆進防止自動制動
装置を提供することを目的とする。
〔考案の概要〕
本考案の自動車の逆進防止自動制動装置は、光
センサPC1,PC2によつて前後進方向の感知を行
い、自動制御回路が設けられた制御箱にソレノイ
ド弁39およびソレノイド39Aが連結されて圧
縮タンク40の圧縮空気をシリンダ3に流通せし
めてピストン4を作動し、ワイヤ6は小孔5,5
Aに挿通されて作動具本体9の支持台18のピン
孔19,19Aをピン22で挿入した制御片20
に取付け、作動具本体9の軸孔10Aは制動ケー
ス1の内面に軸孔10を合せて軸11で組立てる
とき制動ケース1の下面開口部12と作動具本体
9の開口部12Aとが一致され、作動具本体9の
円形孔13にばね14にて弾設した円錐形針棒1
5に制動ケース1の開放部8を密閉させた蓋7の
内面の突起部材16に遊着された遊動板17に密
着されており、制御片20の底面は作動具本体9
の溝23からばね24を弾設し、制御片20の凹
溝21内に連結金具26が挿入されて長孔25と
孔25Aとに遊動ピン27を、連結金具26のピ
ン孔19Bと作動具本体9のピン孔19Cとにピ
ン22Aを挿入して連結し、連結金具26の先端
の開放溝28に設けられたベアリング29は作動
具本体9のピン孔19Eとスリツプ片30のピン
孔19Dとにピン22Bを挿入したスリツプ片3
0の曲面31に密着されるか離脱せしめ、スリツ
プ片30の底面カム32は、作動具本体9のピン
孔19Gと制御片33のピン孔19Fとにピン2
2Cを挿入して組立てた制動片33のカム32A
に密着されるか遊動せしめ、制動片33の内面と
作動具本体9内にばね24Aが弾設されて制動片
33が遊動することができるようになつており、
制動片33の折曲部34が自動車の車輪のドラム
37に設けられたラツクホイール35の歯面36
に密着されるか離脱されるように形成されている
ことを特徴とする。
〔考案の実施例〕
以下、添付の図面に基づいてその構成と作用効
果とを詳細に説明する。
第2図は本考案の装置の一実施例の全体を示
し、制動ケース1の上面孔2には、ピストン4が
可動自在に内装されているシリンダ3を設け、そ
の一側に形成された小孔5内にワイヤ6が挿通さ
れている。この制動ケース1の一側からは、蓋7
を開いて開放部8を通して制動ケース1内に作動
具本体9を入れ、更に制動ケース1の軸孔10と
作動具本体9の軸孔10Aとを一致させてこれに
軸11を嵌入して組立てれば、制動ケース1の下
部面の開口部12と作動具本体9の開口部12A
とが一致された状態で軸11を中心に回動される
とき、作動具本体9の側部に形成された円形孔1
3内にばね14によつて円錐形針棒15が弾設さ
れていながら制動ケース1りの会報部8を密閉さ
せ、蓋7の内面下側に突出された突起部材16に
遊着されている遊動板17に乗つて円錐形針棒1
5が作動具本体9を滑かに回動させることができ
る。このような作動具本体9の支持台18にはピ
ン孔19を形成してこれに制御片20の凹溝21
を支持台18内に嵌合しながら支持台18のピン
孔19と制御片20のピン孔19Aとを一致させ
てピン孔19,19A内にピン22を挿入する
が、作動具本体9の上面溝23から制御片20の
底面にばね24を設置し、制御片20の凹溝21
の先端の長孔25には制御片20の凹溝21に挿
入される連結金具26の孔25Aを合せて遊動ピ
ン27を嵌挿し、連結金具26のピン孔19Bは
連結金具26を作動具本体9の空間内に押し入れ
ながら作動具本体9のピン孔19Cと一致させて
ピン22Aによつて組立てられ、連結金具26の
先端はベアリング29を嵌挿する開放溝28を形
成し、連結金具26のベアリング29は作動具本
体9のピン孔19Eにスリツプ片30のピン孔1
9Dを嵌合してピン22Bを中心に遊動されるこ
とができるように設けられたスリツプ片30の曲
面31に接触されてスリツプ片30の底面カム3
2を遊動させるようになる。これと同時にスリツ
プ片30の底面カム32は作動具本体9のピン孔
19Gと制動片33のピン孔19Fとに挿入して
ピン22Cを中心に制動片33のカム32Aを密
着固定させるか離脱され、制動片33の内面と作
動具本体9の内面に設けられたばね24Aの弾力
で制動片33の下端の折曲部34が作動具本体9
の開口部12Aと制動ケース1の開口部12とを
貫通して前進または後進方向に回転されるラツク
ホイール35の歯面36に接触されるか離脱され
るのである。また、ラツクホイール35は車輪の
駆動されるドラム37の周縁部に設けられ、ラツ
クホイール35の外部面はカバー38で覆い被せ
るが、制動ケース1の開口部12が接する部位だ
けを開放し、ラツクホイール35の歯面36には
制動片33が接触されて制動を掛けるようなる。
以上の駆動のための回路は、第1図に示すよう
に、速度計器ケーブルの間に光センサPC1,PC2
が方向を検出してやり、進行方向の回転速度に比
例したパルス(1回転当りに11パルス発生する)
は時定数T=1/CRによる時間調整用時定数回
路により出力遅延をさせるようになるが、前進の
ときにはフリツプフロツプ回路FF1が作動され、
その出力パルスはマルチバイブレータMV1に入
りマルチバイブレータMV1に設定された時定数
T=1/C1R1だけ遅延された出力が出され、そ
の出力は更にマルチバイブレータMV2を駆動さ
せて時定数T=1/C2R2だけ遅延された出力が
出されるようになる。
また、後進のときにはフリツプフロツプ回路
FF2が作動してその出力パルスはマルチバイブレ
ータMV3に入り、マルチバイブレータMV3に設
定されたC3R3の時定数T=1/C3R3だけ遅延さ
れた出力が出され、更にマルチバイブレータ
MV4を駆動して時定数T=1/C4R4だけ遅延さ
れた出力が出るようになる。
このようなマルチバイブレータMV2とマルチ
バイブレータMV4の出力は、ORゲートG1にその
出力と後進ギヤスイツチBG/SWの補数入力と
をANDゲートG2に通過させ、その出力は選択回
路S1を駆動させて出力信号O1によつてソレノイ
ド39Aのワイヤ6が吸引されて、制御片20の
小孔5A部分に設けられているワイヤ6によつて
制御片20も引かれる。
一方、自動車が後進ギヤの作動による遅延され
た出力があれば、出力信号O2はソレノイド弁3
9を作動させてソレノイド弁39内のシリンダ側
に穿設された排気口を塞ぐとともに圧縮タンク4
0の圧縮空気がシリンダ3内に供給され、ソレノ
イド弁39が遮断時にソレノイド弁39内の排気
口が開放されてシリンダ3内の圧縮空気を自然的
に排出させてシリンダ3内のピストン4の駆動を
円滑にするようになる。
このように構成された本装置の作用は、大別す
ると自動車が上り坂道において停止していて後進
を制動させながら、前進出発するときに制動状態
が解かれる作用と、逆進制動させた状態において
後進する必要のあるときに後進ギヤを入れるとと
もに、逆進制動が解かれて後進することができる
作用とであり、それぞれを具体的に説明すると次
のとおりである。
先ず、逆進を自動的に制動させ前進出発のとき
自動的に解かれる作用を説明すれば、走行してい
た自動車が、上り坂道で速力が減つて停止直前に
至れば、出力信号O1によつてソレノイド弁39
Aを作動させてワイヤ6を介して制御片20を引
くと、ばね24の弾力により制御片20、連結金
具26、スリツプ片30、制動片33とが動かな
くなり、固定された状態で作動具本体9は軸孔1
0,10Aの軸11を中心に第3図時計方向に回
転し、円形孔13内のばね14の弾力で円錐形針
棒15は開放口8の蓋7からの突起部材16に係
合している遊動板17を乗り上がつて上部に昇
り、制動片33はラツクホイール35の歯面36
に密着されて車が完全に停止した後に、車体の重
さによる後退しようとする力によつて歯面36は
折曲部34に係止されて第3図に示すように、完
全に制動される。このとき歯面36が折曲部34
に係止されて、完全制動された状態におけるソレ
ノイド39Aの作動は必要がないので、出力信号
O1によりソレノイド39Aの電源は遮断され、
再び出発時には外部力の助けを受けることなく前
進回転の力で歯面36が第3図時計方向に回転す
る時に制動片33を押し上げ、作動具本体9は軸
11を中心に同図反時計方向に回転し、円錐形針
棒15は遊動板17を乗り下つて下部に下つてば
ね14の力によつて作動具本体9を固定させて歯
面36と制動片33とを完全分離させる。このよ
うにドラム37は少しも逆進をしないで回転し、
下り坂道では逆進防止が必要でないため選択回路
S1により遮断され、上り坂道においてだけ電源が
連結される。
次は、本装置により後進が制動された状態にお
いて後進をしようとするとき、後進を自動的に解
いてやることを説明すると、ラツクホイール35
の歯面36が折曲部34に係止されて制動された
状態における力は路面の傾斜度と車体の重さに比
例して大きな力が作用しているので、なるべく最
小限の力で制動を解くことができる装置が必要で
あり、その原理が第7図と第8図に示されてい
る。
即ち、第7図に示すように、歯面36の高さが
作動具本体9の軸11の中心と制動片33のピン
22Cとを中心に連結した中心線42より高いと
きには、作動具本体9を軸11を中心に後側の矢
印方向に押せば歯面36の中心線42以上の部分
と制動片33の中心線42以上の部分とが接触し
て制動片33は回転空間41に回転できず、ドラ
ム37の逆進しようとする力により折曲部34と
歯面36とが摩擦を起して昇り、歯面36と制動
片33とが分離されるため、大きな力が必要とさ
れ、折曲部34と歯面36とに無理を生じさせる
ようになる。そのため第8図に示すように、歯面
36の高さを中心線42より低くすれば制動片3
3は第7図のように回転の妨げを受けず歯面36
の逆進する力により自然的に回転空間41に回転
し同時に作動具本体9を軸11に中心にした後側
を矢印方向に押せば大きな力を用いずに歯面36
と制動片33とは分離するようになるので、作動
具本体9の中心線42は常に歯面36の上部に位
置しなければならない。後進ギヤを入れると第4
図に示すように、出力信号O2によりソレノイド
弁39が作動してソレノイド弁39内のシリンダ
3側の排気口を塞ぐとともに、圧縮タンク40の
圧縮空気がシリンダ3内に供給され、ピストン4
が制御片20の後部分を下方に押圧し、制御片2
0はピン22を中心に第4図反時計方向に回転し
て制御片20と連結金具26の連結部の遊動ピン
27を上げ、連結金具26はピン22Aを中心に
同図時計方向に回転してスリツプ片30の曲面3
1を支えていたベアリング29を離脱させてスリ
ツプ片30が遊動され、制動片33を回転空間4
1に回転できるようにさせ、同時に制御片20の
後部分は作動具本体9の後部分を押えて第8図に
図示した場合と同じ原理で制動が解かれる。作動
具本体9は円錐形針棒15により固定され、作動
されたピストン3の力は必要がないので、出力信
号O2によりソレノイド弁39の作動を中止させ
て圧縮タンク40の空気を遮断するとともに、ソ
レノイド弁39内の排気孔が開かれてシリンダ3
内に残つている圧縮空気が抜かれ、作動された制
御弁20、連結金具26、スリツプ片30、制動
片33はばね24Aとばね24とにより元の状態
に完全に復位されて固定される。
このような作動は瞬間的に起り、このように後
進制動が解かれて後進し、後進ギヤを抜いて車が
完全に停止すれば出力信号O1によりソレノイド
弁39Aを作動させて逆進作動される。
本考案は前記実施例に限定されるものではな
く、必要に応じて変更することができる。
〔考案の効果〕
以上のように自動車の走行、停止、後進時の作
動を繰り返しながら安全運転をすることができる
ため、初歩運転者も出発のときクラツチとアクセ
ルおよびハンドブレーキなどを調節することが熟
練されていなくとも安全運転をすることができる
ようになり、ブレーキを踏んでいながら放心し
て、後進の事故を起す危険性がなく、車輌に多く
の荷物を積載したときにも、ブレーキが滑らかに
作動されないために後進による事故が生ずること
がない等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の自動車の逆進防止自動制動装置
の一実施例を示し、第1図は本考案装置を作動さ
せる回路図、第2図は装置全体を示す分解斜視
図、第3図は本考案の制動装置によつて制動され
た状態の断面図、第4図は本考案装置の制動が解
かれる状態の作用断面図、第5図は本考案を装着
させた状態図、第6図A,Bはそれぞれラツクホ
イールの正面および側面図、第7図および第8図
はそれぞれ本考案のラツクホイール歯面より制動
片が分離される状態図である。 1……制動ケース、2,25A……孔、3……
シリンダ、4……ピストン、5,5A……小孔、
6……ワイヤ、7……蓋、8……開放部、9……
作動具本体、10,10A……軸孔、11……
軸、12,12A……開口部、13……円形孔、
14……ばね、15……円錐形針棒、16……突
起部材、17……遊動板、18……支持台、1
9,19A,19B,19C,19D,19E,
19F,19G……ピン孔、20……制御片、2
1……凹溝、22,22A,22B,22C……
ピン、23……溝、24,24A……ばね、25
……長孔、26……連結金具、27……遊動ピ
ン、28……開放溝、29……ベアリング、30
……スリツプ片、31……曲面、32,32A…
…カム、33……制御片、34……折曲部、35
……ラツクホイール、36……歯面、37……ド
ラム、38……カバー、39……ソレノイド弁、
39A……ソレノイド、40……圧縮タンク、4
1……回転空間、42……中心線。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1) 光センサPC1,PC2によつて前後進方向の
    感知を行い、自動制御回路が設けられた制御箱
    にソレノイド弁39およびソレノイド39Aが
    連結されて圧縮タンク40の圧縮空気をシリン
    ダ3に流通せしめてピストン4を作動し、ワイ
    ヤ6は小孔5,5Aに挿通されて作動具本体9
    の支持台18のピン孔19,19Aをピン22
    で挿入した制御片20に取付け、作動具本体9
    の軸孔10Aは制動ケース1の内面に軸孔10
    を合せて軸11で組立てるとき制動ケース1の
    下面開口部12と作動具本体9の開口部12A
    とが一致され、作動具本体9の円形孔13にば
    ね14にて弾設した円錐形針棒15に制動ケー
    ス1、開放部8を密閉させた蓋7の内面の突起
    部材16に遊着された遊動板17に密着されて
    おり、制御片20の底面は作動具本体9の溝2
    3からばね24を弾設し、制御片20の凹溝2
    1内に連結金具26が挿入されて長孔25と孔
    25Aとに遊動ピン27を、連結金具26のピ
    ン孔19Bと作動具本体9のピン孔19Cとに
    ピン22Aを挿入して連結し、連結金具26の
    先端の開放溝28に設けられたベアリング29
    は作動具本体9のピン孔19Eとスリツプ片3
    0のピン孔19Dとにピン22Bを挿入したス
    リツプ片30の曲面31に密着されるか離脱せ
    しめ、スリツプ片30の底面カム32は、作動
    具本体9のピン孔19Gと制御片33のピン孔
    19Fとにピン22Cを挿入して組立てた制動
    片33のカム32Aに密着されるか遊動せし
    め、制動片33の内面と作動具本体9内にばね
    24Aが弾設されて制御片33が遊動すること
    ができるようになつており、制動片33の折曲
    部34が自動車の車輪のドラム37に設けられ
    たラツクホイール35の歯面36に密着される
    か離脱されるように形成されていることを特徴
    とする自動車の逆進防止自動制動装置。 2) 自動車車輪のドラム37とラツクホイール
    35とを一体に形成し、制動ケース1の制動片
    33の折曲部34がラツクホイール35の歯面
    36に接触する際に制動を行ない、離脱する際
    に走行を円滑にするよう周り面をカバー38で
    被せてなることを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の自動車の逆進防止自動制動
    装置。 3) 制動ケース1と作動具本体9の軸孔10,
    10Aとに軸11を中心に開口部12,12A
    が一致すれば、制動ケース1の内面に作動具本
    体9が接触され、同時に作動具本体9の円形孔
    13にばね14にて弾設された円錐形針棒15
    は制動ケース1の開放部8を密閉した蓋7の突
    起部材16に遊着されている遊動板17を蓋7
    の上面に接触させて制動を掛けることができ、
    軸11を中心に遊動板17を円錐形針棒15の
    先端が下部に遊動させると開口部12,12A
    が離脱されて制動を解くようになることを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の自
    動車の逆進防止自動制動装置。 4) 速度計器ケーブルに設けられた光センサ
    PC1,PC2が方向を検出し、前進のときフリツ
    プフロツプ回路FF1が作動されると、その出力
    パルスはマルチバイブレータMV1に入りマル
    チバイブレータMV1に設定されたC1R1の時定
    数(T=1/C1R1)により遅延出力が出力さ
    れ、その出力はマルチバイブレータMV2を駆
    動させてC2R2の時定数(T=1/C2R2)だけ
    出力が遅延して出され、後進のときフリツプフ
    ロツプ回路FF2が作動してその出力パルスはマ
    ルチバイブレータMV3に入りマルチバイブレ
    ータMV3に設定されたC3R3の時定数(T=
    1/C3R3)により遅延出力が出され、更にマ
    ルチバイブレータMV4を駆動してC4R4の時定
    数(T=1/C4R4)だけ出力が遅延して出さ
    れ、このようなマルチバイブレータMV2とマ
    ルチバイブレータMV4の出力はORゲートG1
    入り、その出力と後進ギヤスイツチの補数入力
    とをANDゲートに通過し、その出力は選択回
    路S1を駆動させ、出力信号O1によりソレノイ
    ド39Aを作動するようになり、自動車が後進
    ギヤの作動による遅延された出力があれば出力
    信号O2はソレノイド弁39を作動させるよう
    になることを特徴とする実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の自動車の逆進防止自動制動装
    置。
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