JPS628055Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS628055Y2 JPS628055Y2 JP9460582U JP9460582U JPS628055Y2 JP S628055 Y2 JPS628055 Y2 JP S628055Y2 JP 9460582 U JP9460582 U JP 9460582U JP 9460582 U JP9460582 U JP 9460582U JP S628055 Y2 JPS628055 Y2 JP S628055Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pedal
- seat
- brake pedal
- driver
- instructor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 2
- 210000000056 organ Anatomy 0.000 description 1
- 230000000284 resting effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Braking Elements And Transmission Devices (AREA)
- Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は教習用自動車の助手席ペダルに関す
るものである。
るものである。
教習用自動車は運転の素人（被教習者）に運転
を教えるための自動車である。被教習者は教習
場、一般公道において運転のみに気をとられ、
往々にして適確なブレーキ操作が行なえず、危険
である。
を教えるための自動車である。被教習者は教習
場、一般公道において運転のみに気をとられ、
往々にして適確なブレーキ操作が行なえず、危険
である。
そのため教習用自動車には、助手席の前方に教
官用の補助ブレーキペダルが運転者用とは別に設
けらており、教官は必要に応じてそのペダルを踏
み、ブレーキ装置を作動させることができるよう
にしている。そして教官は通常、右足を車体フロ
アの上に置いているが、この右足は補助ブレーキ
ペダルの前方に置いているに過ぎず、教官の右足
は休んでいる状態である。この状態から危険を察
知して右足をブレーキペダルに移すには、教官自
身が自分で運転している場合に比べタイミングが
ずれたり、足の運びがスムーズとならず、往々に
して急制動となる問題があつた。何故タイミング
がずれるかというと、通常の運転では右足はアク
セルペダルを常時踏み込んだり、ゆるめたりして
動いており、特にゆるめるときには、右足は無意
識のうちに次にブレーキペダルを踏み込む動作の
準備がなされているが、単にフロアに右足を置い
ているときには、このような準備がないからであ
る。ところで、実開昭51−42930号公報において
グローブボツクスをフツトレストに兼用させるよ
うにした構造も提案されているが、このばあいも
足は単にフツトレスト上に置いているにすぎず補
助ブレーキペダルを踏むタイミングを考慮した問
題解決とはなつていない。
官用の補助ブレーキペダルが運転者用とは別に設
けらており、教官は必要に応じてそのペダルを踏
み、ブレーキ装置を作動させることができるよう
にしている。そして教官は通常、右足を車体フロ
アの上に置いているが、この右足は補助ブレーキ
ペダルの前方に置いているに過ぎず、教官の右足
は休んでいる状態である。この状態から危険を察
知して右足をブレーキペダルに移すには、教官自
身が自分で運転している場合に比べタイミングが
ずれたり、足の運びがスムーズとならず、往々に
して急制動となる問題があつた。何故タイミング
がずれるかというと、通常の運転では右足はアク
セルペダルを常時踏み込んだり、ゆるめたりして
動いており、特にゆるめるときには、右足は無意
識のうちに次にブレーキペダルを踏み込む動作の
準備がなされているが、単にフロアに右足を置い
ているときには、このような準備がないからであ
る。ところで、実開昭51−42930号公報において
グローブボツクスをフツトレストに兼用させるよ
うにした構造も提案されているが、このばあいも
足は単にフツトレスト上に置いているにすぎず補
助ブレーキペダルを踏むタイミングを考慮した問
題解決とはなつていない。
この考案はこのような従来の欠点の解決のため
になされたものであり、助手席に着座している教
官に対するペダル配置を通常の運転席におけるペ
ダル配置と同じものとしてタイミングよくブレー
キペダルの操作ができるようにしたものである。
すなわち、この考案は教習用自動車において、補
助ブレーキペダルに対して運転席におけるアクセ
ルペダルに相当するペダルを配置し、教官がこの
助手席ペダルを、自分が運転しているときと同様
に操作できるようにしておき、通常運転するよう
なアクセルペダルからブレーキペダルへの踏み変
えタイミングをつくり教官のブレーキを踏むタイ
ミングを通常運転時に模擬させるようにしたもの
である。
になされたものであり、助手席に着座している教
官に対するペダル配置を通常の運転席におけるペ
ダル配置と同じものとしてタイミングよくブレー
キペダルの操作ができるようにしたものである。
すなわち、この考案は教習用自動車において、補
助ブレーキペダルに対して運転席におけるアクセ
ルペダルに相当するペダルを配置し、教官がこの
助手席ペダルを、自分が運転しているときと同様
に操作できるようにしておき、通常運転するよう
なアクセルペダルからブレーキペダルへの踏み変
えタイミングをつくり教官のブレーキを踏むタイ
ミングを通常運転時に模擬させるようにしたもの
である。
以下、この考案の実施例を図面によつて説明す
る。第１図において教習用自動車の助手席の前方
部分１には補助ブレーキペダル２が配置され、補
助ブレーキペダル２はレバー３によつてカウンタ
シヤフト４の一端に連結されている。カウンタシ
ヤフト４は車体に取付けられたブラケツト５によ
つて回転可能に支持され、カウンタシヤフト４の
他端はリンク６，７に順次連結され、カウンタシ
ヤフト４の回転力がリンク６，７を通して運転席
８の図示しないブレーキ用トルクシヤフトに回転
力を伝達するようにしている。またブレーキペダ
ル２の側部には疑似アクセルとしてのダミーペダ
ル１０が配置されている。このダミーペダル１０
は、運転席におけるブレーキペダルとアクセルペ
ダルとの相対位置とほゞ同じ位置をもつて補助ブ
レーキペダル２に対して配置されている。
る。第１図において教習用自動車の助手席の前方
部分１には補助ブレーキペダル２が配置され、補
助ブレーキペダル２はレバー３によつてカウンタ
シヤフト４の一端に連結されている。カウンタシ
ヤフト４は車体に取付けられたブラケツト５によ
つて回転可能に支持され、カウンタシヤフト４の
他端はリンク６，７に順次連結され、カウンタシ
ヤフト４の回転力がリンク６，７を通して運転席
８の図示しないブレーキ用トルクシヤフトに回転
力を伝達するようにしている。またブレーキペダ
ル２の側部には疑似アクセルとしてのダミーペダ
ル１０が配置されている。このダミーペダル１０
は、運転席におけるブレーキペダルとアクセルペ
ダルとの相対位置とほゞ同じ位置をもつて補助ブ
レーキペダル２に対して配置されている。
ダミーペダル１０は、第２図に示すように、車
体フロア１３に対してボルトナツト１４により結
合されたベース１５にピン１６によつて揺動可能
に結合され、かつスプリングで支持されたピン１
７によつて時計方向の回転力が付勢されかつスト
ツパ１８によつて一定傾斜角に保持されている。
体フロア１３に対してボルトナツト１４により結
合されたベース１５にピン１６によつて揺動可能
に結合され、かつスプリングで支持されたピン１
７によつて時計方向の回転力が付勢されかつスト
ツパ１８によつて一定傾斜角に保持されている。
第３図は、いわゆるオルガンタイプのペダル機
構を示し、ダミーペダル１０はコントロールロツ
ド２１によつてその下面が支持され、コントロー
ルロツド２１は固定ブラケツト２２の軸２３に係
止されかつ軸２３に取付けたスプリング２４によ
つて矢印方向の回転力が付勢され、ストツパ２５
によつて図示の位置に停止させられている。
構を示し、ダミーペダル１０はコントロールロツ
ド２１によつてその下面が支持され、コントロー
ルロツド２１は固定ブラケツト２２の軸２３に係
止されかつ軸２３に取付けたスプリング２４によ
つて矢印方向の回転力が付勢され、ストツパ２５
によつて図示の位置に停止させられている。
ダミーペダル１０はこの他種々の機構によて保
持させることが可能であるが、いずれにしてもダ
ミーペダル１０を足で踏んだ際の反撥力、抵抗は
運転席におけるアクセルペダルの抵抗とほゞ等し
くなるようにスプリング部材によつて付勢する。
持させることが可能であるが、いずれにしてもダ
ミーペダル１０を足で踏んだ際の反撥力、抵抗は
運転席におけるアクセルペダルの抵抗とほゞ等し
くなるようにスプリング部材によつて付勢する。
上記構成においては、助手席の教官は通常は足
でダミーペダル１０を踏んでおき、制動が必要な
ときには足をダミーペダル１０から補助ブレーキ
ペダル２に移す。ダミーペダル１０はその反撥力
およびブレーキペダル２との相対位置が運転席の
アクセルペダルと同じであるために、教官は通常
運転時のペダル操作に模擬した操作ができ、右足
をタイミングよく補助ブレーキペダル２に移すこ
とができる。
でダミーペダル１０を踏んでおき、制動が必要な
ときには足をダミーペダル１０から補助ブレーキ
ペダル２に移す。ダミーペダル１０はその反撥力
およびブレーキペダル２との相対位置が運転席の
アクセルペダルと同じであるために、教官は通常
運転時のペダル操作に模擬した操作ができ、右足
をタイミングよく補助ブレーキペダル２に移すこ
とができる。
以上説明したように、この考案は教習用自動車
における助手席の前方にアクセルペダルに対応す
るダミーペダルを設け、教官の右足を運転席のア
クセルペダルを操作している状態と同じ状態にお
いて動かしておくことができ、教官の補助ブレー
キペダルを踏むタイミングを通常運転時に模擬さ
せることができるようにしたものである。
における助手席の前方にアクセルペダルに対応す
るダミーペダルを設け、教官の右足を運転席のア
クセルペダルを操作している状態と同じ状態にお
いて動かしておくことができ、教官の補助ブレー
キペダルを踏むタイミングを通常運転時に模擬さ
せることができるようにしたものである。
第１図はこの考案の実施例を示す助手席前方の
斜視図、第２図はそのダミーペダルの側面図、第
３図はダミーペダルの他の例を示す斜視図である １……助手席、２……補助ブレーキペダル、１
０……ダミーペダル。
斜視図、第２図はそのダミーペダルの側面図、第
３図はダミーペダルの他の例を示す斜視図である １……助手席、２……補助ブレーキペダル、１
０……ダミーペダル。
Claims (1)
- 助手席の前方にブレーキ装置を作動させる補助
ブレーキペダルを設けている教習用自動車におい
て、運転席に配置されているブレーキペダルとア
クセルペダルとの相対位置とほゞ同じ位置をもつ
て補助ブレーキペダルに対して配置されており、
車体に対して揺動可能に取付けられ、かつ運転席
のアクセルペダルとほゞ同じ付勢力を有するスプ
リング部材により付勢され、教官のブレーキを踏
むタイミングを正常運転時に模擬させるようにし
てなる疑似アクセルとしての教習用自動車の助手
席ペダル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9460582U JPS58195263U (ja) | 1982-06-23 | 1982-06-23 | 教習用自動車の助手席ペダル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9460582U JPS58195263U (ja) | 1982-06-23 | 1982-06-23 | 教習用自動車の助手席ペダル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58195263U JPS58195263U (ja) | 1983-12-26 |
| JPS628055Y2 true JPS628055Y2 (ja) | 1987-02-25 |
Family
ID=30226376
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9460582U Granted JPS58195263U (ja) | 1982-06-23 | 1982-06-23 | 教習用自動車の助手席ペダル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58195263U (ja) |
-
1982
- 1982-06-23 JP JP9460582U patent/JPS58195263U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58195263U (ja) | 1983-12-26 |
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