JPH05215033A - 内燃機関に用いられる燃料噴射ポンプ - Google Patents

内燃機関に用いられる燃料噴射ポンプ

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JPH05215033A
JPH05215033A JP4300767A JP30076792A JPH05215033A JP H05215033 A JPH05215033 A JP H05215033A JP 4300767 A JP4300767 A JP 4300767A JP 30076792 A JP30076792 A JP 30076792A JP H05215033 A JPH05215033 A JP H05215033A
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JP
Japan
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pump
roller ring
fuel injection
roller
pump head
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JP4300767A
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English (en)
Inventor
Rolf-Gerhard Fiedler
フィードラー ロルフ−ゲルハルト
Reiner Kuenzel
キューンツェル ライナー
Helmut Tschoeke
チェーケ ヘルムート
Mohammad-Ali Khosrawi
コスラヴィ モハマド−アリ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Robert Bosch GmbH
Original Assignee
Robert Bosch GmbH
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M59/00Pumps specially adapted for fuel-injection and not provided for in groups F02M39/00 -F02M57/00, e.g. rotary cylinder-block type of pumps
    • F02M59/44Details, components parts, or accessories not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of groups F02M59/02 - F02M59/42; Pumps having transducers, e.g. to measure displacement of pump rack or piston
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
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    • F02M41/08Fuel-injection apparatus with two or more injectors fed from a common pressure-source sequentially by means of a distributor the distributor and pumping elements being combined
    • F02M41/10Fuel-injection apparatus with two or more injectors fed from a common pressure-source sequentially by means of a distributor the distributor and pumping elements being combined pump pistons acting as the distributor
    • F02M41/12Fuel-injection apparatus with two or more injectors fed from a common pressure-source sequentially by means of a distributor the distributor and pumping elements being combined pump pistons acting as the distributor the pistons rotating to act as the distributor
    • F02M41/121Fuel-injection apparatus with two or more injectors fed from a common pressure-source sequentially by means of a distributor the distributor and pumping elements being combined pump pistons acting as the distributor the pistons rotating to act as the distributor with piston arranged axially to driving shaft
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ポンプケーシングに対する力導入を回避し、
振動発生やノイズ発生が生じないようにする。 【構成】 ローラリング14が、ローラ24を収容しか
つ、ポンプヘッド2に結合されたポット状の部分として
形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関に用いられる
燃料噴射ポンプであって、カップ形のポンプケーシング
が設けられていて、該ポンプケーシングが、該ポンプケ
ーシングを備えたポンプヘッドによって閉鎖されてお
り、該ポンプヘッドがポンプシリンダを有していて、該
ポンプシリンダ内でポンププランジャがポンプ作業室を
取り囲んでおり、前記ポンププランジャが、カム駆動装
置によって回転往復運動にもたらされて、分配器として
も働くようになっており、前記ポンプ作業室が、ポンプ
プランジャの吸込行程時では、燃料噴射ポンプの内部に
形成された、燃料を充填された吸込室に接続されてい
て、ポンププランジャの圧送行程時では、複数の燃料噴
射導管のうちの1つに接続されており、前記カム駆動装
置として、前記吸込室に突入した駆動軸によって運動さ
せられるカムディスクが働くようになっており、該カム
ディスクにポンププランジャが、ポンプヘッドに支持さ
れた戻しばねを介して保持されており、さらに該戻しば
ねが、前記カムディスクをローラリングに圧着させてお
り、該ローラリングに沿って前記カムディスクのカムが
回転するようになっている形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】このような形式の燃料噴射ポンプは、ボ
ッシュ技術教本(Bosch-TechnisheUnterrichtung)の「V
Eタイプ−分配形噴射ポンプ(Verteilereinspritzpump
eTyp VE)」、第1版、1983年7月(VDT-U-2/2D
e)、第5頁に基づき、既に公知である。この燃料噴射ポ
ンプは、アルミニウムから製造されているポット形のケ
ーシングと、高圧用の分配ヘッドとを有している。この
分配ヘッドは前記ケーシングのためのカバーをも形成し
ており、このカバーは燃料噴射ポンプを閉鎖する目的で
前記ケーシングとねじ締結されている。高圧形成時や駆
動トルクの支持において生じる反動力や、さらに分配プ
ランジャとカムディスクとの加速過程および制動過程に
おいて生じる反動力は、分配ヘッドに設けられた固定ね
じを介してケーシングに導入される。ケーシングがポッ
ト形構造体として構成されていることに基づき、これら
の反動力はポット体の底部でしか支持することができな
い。カムディスクを案内するローラリングは支持リング
と、組み込まれた燃料フィードポンプの偏心リングとを
介して、ケーシング底部に支持されている。このこと
は、ケーシング側壁に対して長手方向力負荷を生ぜしめ
る。これによって生ぜしめられる前記ケーシングの「ポ
ンプ動作」は、ケーシング壁が振動させられることに基
づき、ノイズ問題を招いてしまう。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
で述べた形式の燃料噴射ポンプを改良して、上記欠点が
回避され、ポンプケーシングに対する力導入が回避され
て、振動発生やノイズ発生が生じないような燃料噴射ポ
ンプを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の構成では、前記ローラリングが、ローラを収
容しかつ、ポンプヘッドに結合されたポット状の部分と
して形成されているようにした。
【0005】
【発明の効果】本発明による燃料噴射ポンプは従来のも
のに比べて次のような利点を持っている。すなわち、全
ての反動力は直接に分配器ヘッドに支持されるようにな
る。本発明によればローラリングがケーシング底部また
はケーシング壁に支持されるのではなく、ポンプヘッド
に支持されるように配置されていることに基づき、力伝
達経路は直接にローラリングとポンプヘッドとの間で閉
じられ、ケーシングは力伝達経路から排除される。これ
によって、高圧形成から生ぜしめられる反動力をケーシ
ングから遠ざけておくことができる。さらに、作動中に
生じる加速力および制動力から生ぜしめられる自由質量
力や駆動トルクを支持するための支持力をも、ケーシン
グから遠ざけておくことができる。この場合、高圧部分
全体は、燃料噴射ポンプのケーシングによって取り囲ま
れて、外部のホルダと直接に結合された別個の部分とし
て構成されており、これによって、ケーシングはできる
限り高圧部分から分離されている。このような極めて密
な、閉じられた力伝達回路の形成に基づき、ケーシング
に対する望ましくない力導入や、ひいてはこれによって
生じる振動を回避することができ、このことはノイズ減
少をもたらす結果となる。
【0006】
【実施例】以下に、本発明の5つの実施例を図面につき
詳しく説明する。
【0007】図1に示した燃料噴射ポンプ(本発明の対
象を説明するために必要となる構成部分しか図示しな
い)では、カップ形のポンプケーシング1が、このポン
プケーシングに隣接したポンプヘッド2によって閉鎖さ
れており、このポンプヘッドはポンプシリンダ4(図1
には図示しない)を有している。ポンプケーシング1内
では、ポンププランジャ3がカム駆動装置5によって軸
方向往復回転運動をさせられるようになっている。ポン
ププランジャ3はポンプシリンダ4内に案内されてい
て、このポンプシリンダ内でポンプ作業室(図示しな
い)を取り囲んでいる。カム駆動装置5の方向でポンプ
プランジャ3が吸込行程を実施する際に、ポンプケーシ
ング1内部の吸込室6からポンププランジャ3に設けら
れた長手方向孔(図示しない)と横方向孔(図示しな
い)とを介してポンプ作業室に燃料が圧送され、次いで
この燃料は圧送行程において、ポンププランジャ3に延
びる前記孔と、分配溝と、送出通路(図示しない)とを
介して内燃機関に圧送される。この燃料圧送を制御する
目的で、リングスライダ7が、調節レバー8によって軸
方向摺動可能にポンププランジャ3に配置されている。
このリングスライダは位置に応じて、ポンプ作業室と吸
込室6との間の接続通路(図示しない)を開閉制御し、
ひいては噴射量を制御する。燃料噴射ポンプの駆動は内
燃機関によって駆動される駆動軸11を介して行なわれ
る。この駆動軸は、ポンプヘッド2とは反対の側でポン
プケーシング1に突入していて、この場所で支承されて
いる。前記駆動軸11はクロスカップリング12を介し
てカム駆動装置5のカムディスク13と結合されてい
る。このカムディスクはローラリング14に支承された
ローラ24に接しながら回転する。前記カムディスクの
カム数は、燃料を供給したい内燃機関のシリンダの数と
一致している。本発明の第1実施例によるローラリング
14(以下、ローラリングケージ16と呼ぶ)は、円筒
状の延長部17を有している。この延長部の端部はポン
プヘッド2に接触していて、この場所で前記延長部は軸
方向の孔18を介してポンプヘッド2とねじ締結されて
いる。ポンププランジャ3はカムディスク13と一緒に
回転するように前記カムディスクに結合されていて、ポ
ンプヘッド2に支持された戻しばね19によって、ばね
受け20とスラスト軸受け22とを介してカムディスク
13に摩擦接続的に圧着される。これによって、カムデ
ィスク13に設けられた転動軌道23はローラリングケ
ージ16のローラに摩擦接続的に保持される。
【0008】回転数制御は調速機(図示しない)を介し
て行なわれる。この調速機は駆動軸11に結合されてい
るか、または別個の制御ユニット(例えば電磁調整装
置)と、調節レバー8とを介してリングスライダ7に作
用するようになっている。この実施例では、つまりポン
プヘッド2とポンプリングケージ16との間に固い結合
が形成されるような実施例では、噴射開始時機調節が、
ポンプ作業室の放圧通路に設けられた電気制御式の電磁
弁(図示しない)を介して実現される。それに対して、
機械的な噴射調節を行なう燃料噴射ポンプでは、ローラ
リングケージ16の回動が必要となる。このためには、
図2に第1の構成が示されている。この第2実施例にお
いて、ローラリングケージ16は円筒状の延長部17に
設けられた雌ねじ山26を介して、ポンプヘッド2の減
径部27に袋ナットのように螺合されている。しかし、
両部分は互いに固く締め付けられたり、ロックされては
いない。なぜならば、噴射調節の目的でポンプヘッド2
に対してローラリングケージ16を相対的に回動させる
ための可能性、ひいてはポンプヘッド2に対してローラ
24の位置を相対的に回動させるための可能性が維持さ
れなければならないからである。このような回動は雌ね
じ山26を介して行なわれる。図2の構成において噴射
調節時に生じる、ローラリングケージ16の相対的な軸
方向位置変化は、図3に示した第3実施例の場合のよう
にローラリングケージ16とポンプヘッド2との間の結
合が一種のバヨネット結合で実施されると回避され得
る。このバヨネット結合の構造および機能を説明するた
めに、図4および図5には、第3実施例が横断面図で示
されている。図4には両部分が導入時で示されており、
図5には両部分の相対的な回動による形状接続的な結合
の形成が示されている。ローラリングケージ16の円筒
状の延長部17の端部に設けられたウェブ31と、この
ウェブに合わせてポンプヘッド2に設けられた溝32と
は、バヨネット結合の形式のガイドを成している。この
場合、ローラリングケージ16のウェブ31と、ポンプ
ヘッド2の溝32とに設けられたセグメント状の切欠き
33を介して、軸方向における組付け可能性が保証され
る。ローラリングケージ16に設けられた半径方向内側
に突出した保持部分34と、ポンプヘッド2に設けられ
た半径方向外側に突出した保持部分35との形状接続的
な結合は、差し合わ後に両保持部分34,35を角度α
(図4)だけ互いに相対的に回動させることによって行
なわれる。この回動角度αは、バヨネット結合の不本意
な結合解離を回避するために、噴射調節時に行なわれる
ローラリングケージの最大回動量よりも大きく設定され
なければならない。しかし、図6に示した第4実施例の
ようにタイマ40がローラリングケージ16に一体に組
み込まれていると、ポンプヘッド2に対するローラリン
グケージ16の相対的な回動に関するこのような調和は
不要となる。この場合、図2で説明した構造に対して付
加的に、ポンプヘッド2に結合されたローラリングケー
ジ16にはローラリング14が回転可能に支承されてい
る。ローラリングケージ16は軸方向ストッパを備えた
ガイドスリーブとしてしか働かない。このためには、前
記ローラリングケージが、図2に示した構成のように袋
ナットの形式でポンプヘッド2に螺合されていて、さら
にポンプヘッド2とは反対の側の端部に、内方に突出し
たウェブ36を有している。このウェブはローラリング
ケージ16の内部に回転可能に支承されたローラリング
14に対して、ポンプヘッド2とは反対の方向における
軸方向ストッパとして働く。この軸方向ストッパには、
前記ローラリングが戻しばね(図示しない)によって圧
着される。したがって、ポンプヘッド2に固く結合され
たローラリングケージ16に不動に配置されたタイマ4
0を、ローラリングケージ16に設けられた長手方向溝
(図示しない)を介して、ローラリングケージ16の内
部に位置する回転可能なローラリング14に噴射開始時
機調節の目的で作用させることが可能になる。この場
合、前記タイマはサーボモータとして構成されていても
よい。図7に示した第5実施例では、単純にされたロー
ラリングケージ16とポンプヘッド2とが1つの部分か
ら製造されている。ローラリングケージ16とポンプヘ
ッド2とから形成されたこのような支持体50は、円筒
状のカップ形状を有している。このカップ形状の閉じた
ヘッド部分には、やはりポンププランジャ3の収容とガ
イドとに役立つポンプシリンダ4が配置されている。前
記支持体の周面には、タイマ40が組み込まれている。
このタイマは図6に示した構成と同様に、支持体50に
設けられた長手方向溝を介して、支持体50の内部に回
転可能に支承されたローラリング14に作用する。この
ローラリング14は戻しばね19によってストッパ52
に圧着され、このストッパはカップ形の支持体50の開
いた端部にねじで取り付けられたカバー53によって形
成される。このカバーには、駆動軸11(図7には図示
しない)が突入している。この駆動軸は軸受け54を介
してカバー53に案内されている。さらに、燃料噴射ポ
ンプの駆動軸11の軸受け54全体を、ローラリングケ
ージ16とポンプヘッド2とから形成された支持体50
のための閉鎖カバー53として構成することが可能にな
る。これによって、力伝達経路に位置する部分全体がま
とめられている。このユニットが、安定したホルダと直
接に外部で結合されると、周囲のポンプケーシング1は
力伝達経路とは完全に分離され得る。このことは、最終
的にポンプユニット全体のカプセル化に近づく。
【0009】本発明による燃料噴射ポンプは次のように
して作動する。
【0010】駆動軸11が機関同期的な回転数で駆動さ
れると、クロスカップリング12を介してカムディスク
13が一緒に駆動される。この場合、カムディスクの転
動軌道23はローラリング14のローラ24に接しなが
ら回転して、軸方向で往復運動を実施する。カムディス
ク13に摩擦接続的に結合されたポンププランジャ3
は、同じく回転往復運動にもたらされ、この場合、駆動
軸11の方向で戻しばね19によって生ぜしめられる軸
方向運動時に、燃料は吸込室6からポンププランジャ3
に設けられた接続通路を介してポンプ作業室に流入し、
この燃料はポンプヘッド2の方向に向けられた前記ポン
ププランジャ3の圧送行程時に、つまり吸込室6とポン
プ作業室との間の接続通路がリングスライダ7によって
閉鎖されると、圧縮されて、ポンププランジャの周面に
設けられた分配溝を介して各噴射導管に供給される。こ
の噴射導管を介して、燃料は噴射ノズルを経て、燃料を
供給したい内燃機関の各シリンダ内に噴射される。この
ような高圧圧送は、引き続きプランジャ行程が実施され
ると、リングスライダ7によってポンプ作業室と吸込室
6との間の接続通路が開放されることによって終了され
る。この場合、高圧下にある燃料は吸込室6に戻る。こ
の過程で生じる反動力および反動モーメントは、公知の
燃料噴射ポンプではローラリング14を介してポンプケ
ーシング1に支持される。このことは、振動や、ひいて
は高いノイズ発生を招く結果となる。図1〜図7に示し
た本発明による手段を用いると、ポンプケーシング1に
対する力作用によって生ぜしめられる振動が回避される
ことに基づき、ノイズ減少を得ることが可能となる。し
かも、一層密な力伝達回路が形成され、タイマによる完
全な調節機能性も維持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す断面図である。
【図2】本発明の第2実施例を示すローラリングケージ
とポンプヘッドとの断面図である。
【図3】本発明の第3実施例を示すローラリングケージ
とポンプヘッドとの断面図である。
【図4】図3に示した第3実施例をローラリングケージ
とポンプヘッドとの導入時で示す横断面図である。
【図5】図3に示した第3実施例をローラリングケージ
とポンプヘッドとのバヨネット結合の形成時で示す横断
面図である。
【図6】本発明の第4実施例を示すローラリングケージ
とポンプヘッドとの断面図である。
【図7】本発明の第5実施例を示すローラリングケージ
とポンプヘッドとの断面図である。
【符号の説明】
1 ポンプケーシング、 2 ポンプヘッド、 3 ポ
ンププランジャ、 4ポンプシリンダ、 5 カム駆動
装置、 6 吸込室、 7 リングスライダ、 8 調
節レバー、 11 駆動軸、 12 クロスカップリン
グ、 13カムディスク、 14 ローラリング、 1
6 ローラリングケージ、 17延長部、 18 孔、
19 戻しばね、 20 ばね受け、 22 スラス
ト軸受け、 23 転動軌道、 24 ローラ、 26
雌ねじ山、 27 減径部、 31 ウェブ、 32
溝、 33 切欠き、 34,35 保持部分、36
ウェブ、 40 タイマ、 50 支持体、 52
ストッパ、 53カバー、 54 軸受け
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ライナー キューンツェル ドイツ連邦共和国 ヘレンベルク エッシ ェンヴェーク 43 (72)発明者 ヘルムート チェーケ ドイツ連邦共和国 オストフィルデルン 1 シュヴァルツヴァルトシュトラーセ 3 (72)発明者 モハマド−アリ コスラヴィ ドイツ連邦共和国 ルートヴィヒスブルク ファボリーテゲルテン 50

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内燃機関に用いられる燃料噴射ポンプで
    あって、カップ形のポンプケーシング(1)が設けられ
    ていて、該ポンプケーシングが、該ポンプケーシングを
    備えたポンプヘッド(2)によって閉鎖されており、該
    ポンプヘッドがポンプシリンダ(4)を有していて、該
    ポンプシリンダ内でポンププランジャ(3)がポンプ作
    業室を取り囲んでおり、前記ポンププランジャ(3)
    が、カム駆動装置(5)によって回転往復運動にもたら
    されて、分配器としても働くようになっており、前記ポ
    ンプ作業室が、ポンププランジャ(3)の吸込行程時で
    は、燃料噴射ポンプの内部に形成された、燃料を充填さ
    れた吸込室(6)に接続されていて、ポンププランジャ
    (3)の圧送行程時では、複数の燃料噴射導管のうちの
    1つに接続されており、前記カム駆動装置(5)とし
    て、前記吸込室(6)に突入した駆動軸(11)によっ
    て運動させられるカムディスク(13)が働くようにな
    っており、該カムディスクにポンププランジャ(3)
    が、ポンプヘッド(2)に支持された戻しばね(19)
    を介して保持されており、さらに該戻しばねが、前記カ
    ムディスク(13)をローラリング(14)に圧着させ
    ており、該ローラリングに沿って前記カムディスク(1
    3)のカムが回転するようになっている形式のものにお
    いて、前記ローラリング(14)が、ローラ(24)を
    収容しかつ、ポンプヘッド(2)に結合されたポット状
    の部分として形成されていることを特徴とする、内燃機
    関に用いられる燃料噴射ポンプ。
  2. 【請求項2】 ローラリングケージ(16)として構成
    された前記ローラリング(14)が、前記カムディスク
    (13)と前記戻しばね(19)と前記ポンププランジ
    ャ(3)とを取り囲んでいて、燃料を通流させかつ、制
    御部材を貫通させるための開口を有しており、さらに前
    記ローラリング(14)がポンプヘッド(2)とねじ締
    結されている、請求項1記載の燃料噴射ポンプ。
  3. 【請求項3】 前記ローラリングケージ(16)が雌ね
    じ山(26)を介してポンプヘッド(2)と螺合されて
    いて、噴射開始時機を調整するための調整部材によって
    回転可能である、請求項1または2記載の燃料噴射ポン
    プ。
  4. 【請求項4】 前記ローラリングケージ(16)がバヨ
    ネット結合の形式でポンプヘッド(2)と結合されてい
    て、噴射開始時機を調整するための調整部材によって回
    転可能である、請求項1または2記載の燃料噴射ポン
    プ。
  5. 【請求項5】 前記ローラリングケージ(16)が、ポ
    ンプヘッド(2)と結合される側に、前記ローラリング
    ケージ(16)の周壁から半径方向内側に突出した複数
    の保持部分(34)を有しており、該保持部分の間に、
    ポンプヘッド(2)に設けられた、対応して半径方向外
    側に向けられた保持部分(35)が軸方向で貫通案内可
    能であり、前記ローラリングケージ(16)に設けられ
    た前記保持部分が、前記ローラリングケージ(16)の
    回動時に、軸方向で見て、ポンプヘッド(2)に設けら
    れた半径方向の前記保持部分の背後で前記ポンプヘッド
    に軸方向で接触するようになっている、請求項4記載の
    燃料噴射ポンプ。
  6. 【請求項6】 前記ローラリング(14)が、ポンプヘ
    ッド(2)に結合されたローラリングケージ(16)に
    回転可能に支承されており、該ローラリングケージに噴
    射時機調整装置(40)が組み込まれている、請求項1
    または2記載の燃料噴射ポンプ。
  7. 【請求項7】 前記噴射時機調整装置(40)がサーボ
    モータとして構成されており、該サーボモータがローラ
    リングケージ(16)に固定されていて、該ローラリン
    グケージ(16)に設けられた開口を半径方向で貫通し
    た調整部材を介して前記ローラリング(14)と連結さ
    れている、請求項6記載の燃料噴射ポンプ。
  8. 【請求項8】 ポンプヘッド(2)が支持体(50)として
    構成されており、該支持体が、前記戻しばね(19)と、
    ポンププランジャ(3)と、前記カムディスク(13)
    と、前記ローラリング(14)とを収容するための軸方向
    の円筒状の切欠きを備えており、該切欠きの円筒状の壁
    に前記ローラリングが案内されており、さらに前記支持
    体が、前記円筒状の壁の端面に続いて設けられたカバー
    部分(53)を備えており、該カバー部分に前記ローラ
    リング(14)が軸方向で支持されている、請求項1から
    7までのいずれか1項記載の燃料噴射ポンプ。
  9. 【請求項9】 燃料を通流させ、かつ少なくとも1つの
    調整部材を貫通させる目的で、前記円筒状の壁に少なく
    とも1つの貫通孔が設けられている、請求項8記載の燃
    料噴射ポンプ。
  10. 【請求項10】 前記カバー部分(53)が、駆動軸
    (11)の軸受け(54)を有している、請求項8また
    は9記載の燃料噴射ポンプ。
  11. 【請求項11】 支持体(50)として構成されたポン
    プヘッド(2)に設けられた切欠きに、前記ローラリン
    グ(14)を回動させるためのサーボモータ(40)が
    配置されている、請求項10記載の燃料噴射ポンプ。
  12. 【請求項12】 前記ローラリングケージ(16)の軸
    方向における位置変化によって、噴射調整位置に関連し
    て噴射経過に所望の影響が与えられるようになってい
    る、請求項3記載の燃料噴射ポンプ。
JP4300767A 1991-11-12 1992-11-11 内燃機関に用いられる燃料噴射ポンプ Pending JPH05215033A (ja)

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