JPH05214828A - リフト式駐車設備 - Google Patents
リフト式駐車設備Info
- Publication number
- JPH05214828A JPH05214828A JP1918392A JP1918392A JPH05214828A JP H05214828 A JPH05214828 A JP H05214828A JP 1918392 A JP1918392 A JP 1918392A JP 1918392 A JP1918392 A JP 1918392A JP H05214828 A JPH05214828 A JP H05214828A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- parking space
- car
- ground
- housing device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 地上に駐車スペースがなくても、車両を駐車
させる駐車スペースを確保する。 【構成】 建屋Hの上に車両駐車スペースPを確保し、
車両収容装置9を昇降自在に支持すると共に、これを旋
回させる旋回梁4を旋回体3を介して支持する支柱2を
立設することにより、車両収容装置8に乗り入れた車両
Cを上昇させ、これを所定の角度旋回させて車両収容装
置8を下降させることにより、車両Cを地上Gから建屋
Hの上に車両駐車スペースPへ、逆の操作によりこの車
両駐車スペースPから地上Gへと移動させることができ
る。
させる駐車スペースを確保する。 【構成】 建屋Hの上に車両駐車スペースPを確保し、
車両収容装置9を昇降自在に支持すると共に、これを旋
回させる旋回梁4を旋回体3を介して支持する支柱2を
立設することにより、車両収容装置8に乗り入れた車両
Cを上昇させ、これを所定の角度旋回させて車両収容装
置8を下降させることにより、車両Cを地上Gから建屋
Hの上に車両駐車スペースPへ、逆の操作によりこの車
両駐車スペースPから地上Gへと移動させることができ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は駐車設備に係り、特に乗
用車や二輪車等の車両を昇降させて、これらを建屋の上
に設けた駐車スペースに駐車させるリフト式駐車設備に
関する。
用車や二輪車等の車両を昇降させて、これらを建屋の上
に設けた駐車スペースに駐車させるリフト式駐車設備に
関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、自走式駐車場、2階式立
体駐車場あるいはタワー式立体駐車場等種々の形式の駐
車場がある。また、一般家庭等では庭に駐車スペースを
設けたり、また建屋の一階部分に駐車スペース、つまり
車庫を設けている。
体駐車場あるいはタワー式立体駐車場等種々の形式の駐
車場がある。また、一般家庭等では庭に駐車スペースを
設けたり、また建屋の一階部分に駐車スペース、つまり
車庫を設けている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、特に大都
市、例えば住宅地、商店街、町工場等においては敷地が
狭隘であることが多く、道路幅が広くても敷地内に車
両、つまり自動車を駐車させる駐車スペースを確保し得
ない場合が多い。敷地内に駐車スペースが確保できなく
ても、何らかの手段の採用によって駐車スペースを確保
することが望ましい。また、例えば町工場等において駐
車スペースがあったとしても、その駐車スペースに自動
車を駐車させておくことは、限られたスペースを有効活
用するという観点からすれば好ましくない。
市、例えば住宅地、商店街、町工場等においては敷地が
狭隘であることが多く、道路幅が広くても敷地内に車
両、つまり自動車を駐車させる駐車スペースを確保し得
ない場合が多い。敷地内に駐車スペースが確保できなく
ても、何らかの手段の採用によって駐車スペースを確保
することが望ましい。また、例えば町工場等において駐
車スペースがあったとしても、その駐車スペースに自動
車を駐車させておくことは、限られたスペースを有効活
用するという観点からすれば好ましくない。
【0004】従って、本発明の目的とするところは、地
上に駐車ペースを確保しえない場合であっても車両を自
在に駐車させ得て、しかも限られたスペースの有効活用
を可能ならしめるリフト式駐車設備を提供するにある。
上に駐車ペースを確保しえない場合であっても車両を自
在に駐車させ得て、しかも限られたスペースの有効活用
を可能ならしめるリフト式駐車設備を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記実情に鑑
み、地上の上方に駐車スペースを設け、そして昇降路を
設けなくとも車両をその駐車スペースに移動させ得る手
段を付設すれば、限られた地上の有効活用が可能になる
と考えてなしたものである。
み、地上の上方に駐車スペースを設け、そして昇降路を
設けなくとも車両をその駐車スペースに移動させ得る手
段を付設すれば、限られた地上の有効活用が可能になる
と考えてなしたものである。
【0006】即ち、本発明に係るリフト式駐車設備の特
徴とするところは、少なくとも車両Cの前後輪が載り得
る車両台板9を有する車両収容装置8を昇降自在に支持
すると共に、上昇させた該車両収容装置8を高所Hに設
けた駐車スペースPに移動させる車両リフト装置1を設
けた構成にしたところにある。
徴とするところは、少なくとも車両Cの前後輪が載り得
る車両台板9を有する車両収容装置8を昇降自在に支持
すると共に、上昇させた該車両収容装置8を高所Hに設
けた駐車スペースPに移動させる車両リフト装置1を設
けた構成にしたところにある。
【0007】
【作用】本発明に係る上記構成のリフト式駐車設備によ
れば、車両Cが車両収容装置8の車両台板9に自走によ
り載上げると、車両Cを収容した車両収容装置8が車両
リフト装置1によって上昇されると共に、上昇された前
記車両収容装置8が高所Hに設けた駐車スペースPに移
動される。一方、上記車両リフト装置1の逆作動によっ
て車両収容装置8が駐車スペースPから地上に下ろされ
る。
れば、車両Cが車両収容装置8の車両台板9に自走によ
り載上げると、車両Cを収容した車両収容装置8が車両
リフト装置1によって上昇されると共に、上昇された前
記車両収容装置8が高所Hに設けた駐車スペースPに移
動される。一方、上記車両リフト装置1の逆作動によっ
て車両収容装置8が駐車スペースPから地上に下ろされ
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例に係るリフト式駐車設
備を、その模式的構成説明図の図1と、図1のA矢視図
の図2とを参照しながら説明すると、図に示す符号Hは
高所としての建屋で、この建屋Hの上の一部に駐車スペ
ースPが設けられている。この駐車スペースPの端縁付
近の上には、地上Gから上昇させた車両Cを駐車スペー
スPへ、また逆に駐車スペースPから地上Gに下ろす後
述する構成になる車両リフト装置1が設けられている。
備を、その模式的構成説明図の図1と、図1のA矢視図
の図2とを参照しながら説明すると、図に示す符号Hは
高所としての建屋で、この建屋Hの上の一部に駐車スペ
ースPが設けられている。この駐車スペースPの端縁付
近の上には、地上Gから上昇させた車両Cを駐車スペー
スPへ、また逆に駐車スペースPから地上Gに下ろす後
述する構成になる車両リフト装置1が設けられている。
【0009】上記車両リフト装置1は、駐車スペースP
の端縁付近の上に立設される支柱2と、この支柱の上部
に設けた旋回体3に付設されて旋回される水平な旋回梁
4と、この旋回梁4の遊端側の下部に付設され、主巻き
ロープ6aを巻上げ・巻下げる主巻きウインチ6と、上
記旋回梁4の遊端側の一側面からこの旋回梁4と直行す
る方向に延設される横梁5と、この横梁5の遊端側の下
部に付設され、補巻きロープ7aを巻上げ・巻下げる補
巻きウインチ7とを備える他、上記主巻きロープ6aと
補巻きロープ7aとの下端が連結される、後述する構成
になる車両収容装置8とを備えている。なお、上記支柱
2は、例えば建屋Hに近接した地上Gに立設しても良
い。また、上記旋回体3の旋回手段としては、例えばモ
ータの出力軸に嵌合されたピニオン(図示省略)がリン
グギヤ(図示省略)に噛合する構成が採用される。
の端縁付近の上に立設される支柱2と、この支柱の上部
に設けた旋回体3に付設されて旋回される水平な旋回梁
4と、この旋回梁4の遊端側の下部に付設され、主巻き
ロープ6aを巻上げ・巻下げる主巻きウインチ6と、上
記旋回梁4の遊端側の一側面からこの旋回梁4と直行す
る方向に延設される横梁5と、この横梁5の遊端側の下
部に付設され、補巻きロープ7aを巻上げ・巻下げる補
巻きウインチ7とを備える他、上記主巻きロープ6aと
補巻きロープ7aとの下端が連結される、後述する構成
になる車両収容装置8とを備えている。なお、上記支柱
2は、例えば建屋Hに近接した地上Gに立設しても良
い。また、上記旋回体3の旋回手段としては、例えばモ
ータの出力軸に嵌合されたピニオン(図示省略)がリン
グギヤ(図示省略)に噛合する構成が採用される。
【0010】上記車両収容装置8は、車両Cの前後輪が
載り得る水平な車両台板9と、この車両台板9の幅方向
の端部、かつ前後において立設される4本の支持柱10
と、これら支持柱10の上において車両台板9を覆って
設けられる屋根状の天井部材11とを備えている。そし
て、天井部材11の中央付近には主巻きロープ6aの下
端が、また車両の前後方向と一致するこの天井部材11
の前後方向の一端側には補巻きロープ7aの下端がそれ
ぞれ連結されている。なお、上記天井部材11は防雨機
能を備えているが、防雨機能を付与する必要がなけれ
ば、ただ単なる梁構造であっても良い。
載り得る水平な車両台板9と、この車両台板9の幅方向
の端部、かつ前後において立設される4本の支持柱10
と、これら支持柱10の上において車両台板9を覆って
設けられる屋根状の天井部材11とを備えている。そし
て、天井部材11の中央付近には主巻きロープ6aの下
端が、また車両の前後方向と一致するこの天井部材11
の前後方向の一端側には補巻きロープ7aの下端がそれ
ぞれ連結されている。なお、上記天井部材11は防雨機
能を備えているが、防雨機能を付与する必要がなけれ
ば、ただ単なる梁構造であっても良い。
【0011】ところで、車両収容装置8は主巻きロープ
6aの巻上げ・巻下げによって昇降されるが、当然昇降
際してこの車両収容装置8は揺れたり、あるいは主巻き
ロープ6aを中心として傾斜したり旋回したりする。さ
すれば、車両収容装置8を駐車スペースPに移動させた
ときその向きが特定されないので好ましくない。
6aの巻上げ・巻下げによって昇降されるが、当然昇降
際してこの車両収容装置8は揺れたり、あるいは主巻き
ロープ6aを中心として傾斜したり旋回したりする。さ
すれば、車両収容装置8を駐車スペースPに移動させた
ときその向きが特定されないので好ましくない。
【0012】そのため、前記補巻きウインチ7で補巻き
ロープ7aを巻上げ、補巻きロープ7aに車両収容装置
8が傾斜しない程度の張力を作用させることにより、主
巻きロープ6aを中心とする車両収容装置8の傾斜や旋
回を防止し得るように構成されている。なお、車両収容
装置8の傾斜や旋回防止のために、主巻きウインチ6を
ツイン構造として、2本の主巻きロープ6aの下端のそ
れぞれを天井部材11の中心を挟む車両Cの出入り方向
に所定の間隔を隔てて連結し、これら2本の主巻きロー
プ6aを同期させて巻上げ・巻下げるようにしても良
い。
ロープ7aを巻上げ、補巻きロープ7aに車両収容装置
8が傾斜しない程度の張力を作用させることにより、主
巻きロープ6aを中心とする車両収容装置8の傾斜や旋
回を防止し得るように構成されている。なお、車両収容
装置8の傾斜や旋回防止のために、主巻きウインチ6を
ツイン構造として、2本の主巻きロープ6aの下端のそ
れぞれを天井部材11の中心を挟む車両Cの出入り方向
に所定の間隔を隔てて連結し、これら2本の主巻きロー
プ6aを同期させて巻上げ・巻下げるようにしても良
い。
【0013】上記車両台板9の前後方向の中央部の車両
載置面9cはその両端部より低く設定されていて、車両
載置面9cと端部との間には傾斜面9aが形成されてい
る。つまり、車両台板9の両端部より低い車両載置面9
cに車両Cの前後輪が載り、傾斜面9aは車止めの働き
をする。この場合傾斜面9aは、自走によって車両Cが
乗り越え得るが、車両Cが車両載置面9c上に位置する
ときは、通常駐車ブレーキで制動されているため車止め
の機能を十分に発揮することができる。
載置面9cはその両端部より低く設定されていて、車両
載置面9cと端部との間には傾斜面9aが形成されてい
る。つまり、車両台板9の両端部より低い車両載置面9
cに車両Cの前後輪が載り、傾斜面9aは車止めの働き
をする。この場合傾斜面9aは、自走によって車両Cが
乗り越え得るが、車両Cが車両載置面9c上に位置する
ときは、通常駐車ブレーキで制動されているため車止め
の機能を十分に発揮することができる。
【0014】勿論、図2から良く理解されるように、車
両台板9への車両Cの載り降りを容易にするために、こ
の車両台板9の前後方向の両端には上記傾斜面9aと逆
傾斜面を有する車両載り降り用傾斜面9bが形成されて
いる。なお、建屋Hの側壁に付設されてなるものは上記
構成になる車両リフト装置1を操作するスイッチボック
ス12である。
両台板9への車両Cの載り降りを容易にするために、こ
の車両台板9の前後方向の両端には上記傾斜面9aと逆
傾斜面を有する車両載り降り用傾斜面9bが形成されて
いる。なお、建屋Hの側壁に付設されてなるものは上記
構成になる車両リフト装置1を操作するスイッチボック
ス12である。
【0015】以下、上記構成になるリフト式駐車設備の
使用態様を説明すると、先ず車両Cを建屋Hの上に設け
た駐車スペースPに移動させるに際しては、スイッチボ
ックス12のボタン操作により車両リフト装置1が作動
されて地上Gに車両収容装置8が下ろされる。そして、
車両Cを自走させて車両収容装置8の車両台板9の上に
載置した後、運転者等はドアを開けて支持柱10の間か
ら外方に下車する。
使用態様を説明すると、先ず車両Cを建屋Hの上に設け
た駐車スペースPに移動させるに際しては、スイッチボ
ックス12のボタン操作により車両リフト装置1が作動
されて地上Gに車両収容装置8が下ろされる。そして、
車両Cを自走させて車両収容装置8の車両台板9の上に
載置した後、運転者等はドアを開けて支持柱10の間か
ら外方に下車する。
【0016】次いで、スイッチボックス12のボタン操
作で主巻きウインチ6と補巻きウインチ7とを作動させ
て主巻きロープ6aと補巻きロープ7bとを同期させて
巻上げると、車両収容装置8は主巻きロープ6aを中心
として傾斜したり旋回したりすることなく上昇され、所
定の高さまで上昇すると主巻き・補巻きウインチ6,7
との作動がリミットスイッチまたは近接スイッチの作動
によって停止される。
作で主巻きウインチ6と補巻きウインチ7とを作動させ
て主巻きロープ6aと補巻きロープ7bとを同期させて
巻上げると、車両収容装置8は主巻きロープ6aを中心
として傾斜したり旋回したりすることなく上昇され、所
定の高さまで上昇すると主巻き・補巻きウインチ6,7
との作動がリミットスイッチまたは近接スイッチの作動
によって停止される。
【0017】そして、リミットスイッチまたは近接スイ
ッチの作動による車両収容装置8の上昇停止信号によっ
て旋回体3が所定角度、例えば180度旋回されて停止
されると、主巻きウインチ6と補巻きウインチ7とによ
って主巻きロープ6aと補巻きロープ7bとが同期して
巻下げられ、車両収容装置8は建屋Hの上に設けられた
駐車スペースP上に下ろされ、ここにおいて車両収容装
置8がそのまま保持され、車両Cは駐車される。以上の
説明からよく理解されるように、駐車スペースPから車
両Cを地上Gに下ろすには、以上の逆操作によれば良
い。
ッチの作動による車両収容装置8の上昇停止信号によっ
て旋回体3が所定角度、例えば180度旋回されて停止
されると、主巻きウインチ6と補巻きウインチ7とによ
って主巻きロープ6aと補巻きロープ7bとが同期して
巻下げられ、車両収容装置8は建屋Hの上に設けられた
駐車スペースP上に下ろされ、ここにおいて車両収容装
置8がそのまま保持され、車両Cは駐車される。以上の
説明からよく理解されるように、駐車スペースPから車
両Cを地上Gに下ろすには、以上の逆操作によれば良
い。
【0018】このように、スイッチボックス12のボタ
ン操作だけで車両Cを地上Gから建屋上の駐車スペース
Pへ移動させ得るので、例え住宅地、商店街、町工場等
におけるように狭隘な道路でも全く支障にならず、また
地上Gに駐車スペースを確保する必要がないので、限ら
れたスペースの有効活用が可能になる。
ン操作だけで車両Cを地上Gから建屋上の駐車スペース
Pへ移動させ得るので、例え住宅地、商店街、町工場等
におけるように狭隘な道路でも全く支障にならず、また
地上Gに駐車スペースを確保する必要がないので、限ら
れたスペースの有効活用が可能になる。
【0019】次に、本発明の他の実施例に係るリフト式
駐車設備を、その平面構成説明図の図3を参照しなが
ら、上記実施例と同一のものならびに同一機能を有する
ものを同一符号を以て説明すると、これは2本の支柱2
を所定の間隔を隔てて立設し、これら支柱2のそれぞれ
の上部に旋回作動自在な旋回梁4を設け、その遊端側の
下部に主巻きウインチをそれぞれ付設して、これら主巻
きウインチで巻上げ・巻下げられるロープの下端を車両
収容装置8に連結したものである。
駐車設備を、その平面構成説明図の図3を参照しなが
ら、上記実施例と同一のものならびに同一機能を有する
ものを同一符号を以て説明すると、これは2本の支柱2
を所定の間隔を隔てて立設し、これら支柱2のそれぞれ
の上部に旋回作動自在な旋回梁4を設け、その遊端側の
下部に主巻きウインチをそれぞれ付設して、これら主巻
きウインチで巻上げ・巻下げられるロープの下端を車両
収容装置8に連結したものである。
【0020】従って、主巻きウインチでロープを巻上げ
て車両収容装置8を上昇させると共に、旋回梁4の遊端
側がそれぞれ2本の支柱2の間を通過するように旋回さ
せることによって、上昇させた車両収容装置8を駐車ス
ペースの上方に移動させると共に下降させることができ
るので、本実施例は上記実施例と同効である。
て車両収容装置8を上昇させると共に、旋回梁4の遊端
側がそれぞれ2本の支柱2の間を通過するように旋回さ
せることによって、上昇させた車両収容装置8を駐車ス
ペースの上方に移動させると共に下降させることができ
るので、本実施例は上記実施例と同効である。
【0021】また、図示省略しているが、本発明に係る
もう一つの他の実施例を説明すると、これは建屋の上に
設けた駐車スペースに門型フレームを設け、この門型フ
レームの梁部材によって、これと直交する方向の両側に
水平に延びるウインチ支持梁を支持すると共に、これに
より車両収容装置を昇降させるウインチ装置をこのウイ
ンチ支持梁の長手方向に往復作動自在に支持する構成と
したものである。
もう一つの他の実施例を説明すると、これは建屋の上に
設けた駐車スペースに門型フレームを設け、この門型フ
レームの梁部材によって、これと直交する方向の両側に
水平に延びるウインチ支持梁を支持すると共に、これに
より車両収容装置を昇降させるウインチ装置をこのウイ
ンチ支持梁の長手方向に往復作動自在に支持する構成と
したものである。
【0022】従って、ウインチ装置によって車両収容装
置を昇降させ、このウインチ装置をウインチ支持梁に沿
って往復動させることにより、車両を地上から建屋の上
に設けた駐車スペースへ、また逆に駐車スペースから地
上へと移動させることができるので、本実施例もまた上
記実施例と同効である。
置を昇降させ、このウインチ装置をウインチ支持梁に沿
って往復動させることにより、車両を地上から建屋の上
に設けた駐車スペースへ、また逆に駐車スペースから地
上へと移動させることができるので、本実施例もまた上
記実施例と同効である。
【0023】なお、以上では車両Cを建屋Hの上に設け
た駐車スペースPに移動させる場合を例として説明した
が、例えば道路と駐車スペースを確保し得る敷地との間
に段差があって、車両が自走によりその駐車スペースに
移動し得ない場合に対しても本発明の技術的思想を適用
することができる。
た駐車スペースPに移動させる場合を例として説明した
が、例えば道路と駐車スペースを確保し得る敷地との間
に段差があって、車両が自走によりその駐車スペースに
移動し得ない場合に対しても本発明の技術的思想を適用
することができる。
【0024】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明に係るリフ
ト式駐車設備によれば、高所に設けた駐車スペースに車
両リフト装置により車両を移動させて駐車させる構成の
ため、地上に駐車スペースがなくても駐車スペースを確
保することが可能になり、また限られたスペースの有効
活用も可能になるという効果がある。
ト式駐車設備によれば、高所に設けた駐車スペースに車
両リフト装置により車両を移動させて駐車させる構成の
ため、地上に駐車スペースがなくても駐車スペースを確
保することが可能になり、また限られたスペースの有効
活用も可能になるという効果がある。
【図1】本発明の実施例に係るリフト式駐車設備の模式
的構成説明図である。
的構成説明図である。
【図2】図1のA矢視図である。
【図3】本発明の他の実施例に係るリフト式駐車設備の
平面構成説明図である。
平面構成説明図である。
1…車両リフト装置、2…支柱、3…旋回体、4…旋回
梁、5…横梁、6…主巻きウインチ、6a…主巻きロー
プ、7…補巻きウインチ、7a…補巻きロープ、8…車
両収容装置、9…車両台板、9a…傾斜面、9b…車両
載り降り用傾斜面、9c…車両載置面、10…支持柱、
11…天井部材、12…スイッチボックス、C…車両、
G…地上、H…建屋(高所)、P…駐車スペース。
梁、5…横梁、6…主巻きウインチ、6a…主巻きロー
プ、7…補巻きウインチ、7a…補巻きロープ、8…車
両収容装置、9…車両台板、9a…傾斜面、9b…車両
載り降り用傾斜面、9c…車両載置面、10…支持柱、
11…天井部材、12…スイッチボックス、C…車両、
G…地上、H…建屋(高所)、P…駐車スペース。
Claims (1)
- 【請求項1】 少なくとも車両Cの前後輪が載り得る車
両台板9を有する車両収容装置8を昇降自在に支持する
と共に、上昇させた該車両収容装置8を高所Hに設けた
駐車スペースPに移動させる車両リフト装置1を設けた
ことを特徴とするリフト式駐車設備。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1918392A JPH05214828A (ja) | 1992-02-04 | 1992-02-04 | リフト式駐車設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1918392A JPH05214828A (ja) | 1992-02-04 | 1992-02-04 | リフト式駐車設備 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05214828A true JPH05214828A (ja) | 1993-08-24 |
Family
ID=11992227
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1918392A Pending JPH05214828A (ja) | 1992-02-04 | 1992-02-04 | リフト式駐車設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05214828A (ja) |
-
1992
- 1992-02-04 JP JP1918392A patent/JPH05214828A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH05214828A (ja) | リフト式駐車設備 | |
JPH05179824A (ja) | 立体駐車場 | |
JP2990460B2 (ja) | 可搬型駐車装置 | |
JPH0681504A (ja) | 多段式駐車装置 | |
JPH0312921Y2 (ja) | ||
JPH04203173A (ja) | 立体式駐車装置 | |
JP2998068B2 (ja) | 昇降装置 | |
JPH0420926Y2 (ja) | ||
JPH10273978A (ja) | 二段駐車装置 | |
JPH0412211Y2 (ja) | ||
JPH0579216A (ja) | ターン・テーブル式立体駐車装置 | |
JPH0754489Y2 (ja) | 多層階式車庫 | |
JPH04161676A (ja) | 立体式駐車装置 | |
JP2004332491A (ja) | 2段式駐車装置 | |
JPH0227102Y2 (ja) | ||
JP2505384B2 (ja) | 立体駐車場 | |
JP2593256Y2 (ja) | 二段昇降式駐車装置 | |
JPH05106354A (ja) | 駐車装置 | |
JPH07305526A (ja) | 2パレットを備えた駐車装置 | |
JPH0598834A (ja) | 立体駐車システム | |
JPH0312922Y2 (ja) | ||
KR910008149Y1 (ko) | 공간상태의 슬라브를 주차장으로 이용할 수 있도록 설치하는 차량이송용 승강기장치 | |
JP2784112B2 (ja) | 複合型立体駐車場 | |
JPH09221930A (ja) | 駐車装置 | |
JPH03194070A (ja) | 2段式車両収納装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20000328 |