JPH0520966U - パーキングケーブルの支持構造 - Google Patents
パーキングケーブルの支持構造Info
- Publication number
- JPH0520966U JPH0520966U JP7715491U JP7715491U JPH0520966U JP H0520966 U JPH0520966 U JP H0520966U JP 7715491 U JP7715491 U JP 7715491U JP 7715491 U JP7715491 U JP 7715491U JP H0520966 U JPH0520966 U JP H0520966U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bracket
- cable
- parking
- bolt
- parking cable
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Transmission Of Braking Force In Braking Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 パーキングケーブルの途中箇所の支持を容易
にする。 【構成】 燃料タンク8の周縁に設置するケーブルブラ
ケット20に、ボルト24の先端部を燃料タンク8の外側に
向けて固着し、パーキングケーブル5を保持するクラン
プ16の孔30にボルト24を通してナット31で締付ける。こ
れにより、燃料タンク8周縁の隙間が確保されると共に
クランプ16、ボルト28の取付けが容易になる。
にする。 【構成】 燃料タンク8の周縁に設置するケーブルブラ
ケット20に、ボルト24の先端部を燃料タンク8の外側に
向けて固着し、パーキングケーブル5を保持するクラン
プ16の孔30にボルト24を通してナット31で締付ける。こ
れにより、燃料タンク8周縁の隙間が確保されると共に
クランプ16、ボルト28の取付けが容易になる。
Description
【0001】
本考案は、車両のパーキングブレーキ装置に使用されるパーキングケーブルの の支持構造に関するものである。
【0002】
自動車の車体下部に設ける各種部品は、ほとんどが車体フレームに溶着した取 付ブラケットによって固定される。図11、図12に示すように、車体1の両側には 一対の前輪2、後輪3が位置し、後輪3には、パーキングブレーキ装置4のパー キングケーブル5が接続されている。パーキングケーブル5はパーキングレバー 6から分岐ブラケット7に延び、分岐ブラケット7からは燃料タンク8等を迂回 して各後輪3に延びている。また、パーキングケーブル5の支持は、車体フレー ム9に溶着したブラケット10にパーキングケーブル5を保持したクランプ11をボ ルト12で締付け固定させている。なお、パーキングブレーキの片効きを防ぐため のパーキングケーブル5の途中箇所を支持する構造は実公昭62-40846号公報に開 示されている。
【0003】
ところで、分岐ブラケット7から後輪3に延びたパーキングケーブル5の途中 には燃料タンク8が配置されており、パーキングケーブル5を迂回させるので、 この箇所に、クランプ11によってパーキングケーブル5を支持している。しかし ながら、クランプ11をボルト締めするには、ブラケット10にねじ切りの孔がある か、または孔の後ろにナットが溶着されていることが必要であり、このブラケッ ト10をいちいち溶接しなければならない。また、締付け後、燃料タンク8側にボ ルト先端部が向くのでボルト12の長さに注意しなければならないという煩わしさ がある。
【0004】 本考案は、簡易に固定できるパーキングケーブルの支持構造を提供することを 目的とする。
【0005】
本考案は上記目的を達成するために、車体に設けた燃料タンク側面にタンクブ ラケットを配し、該タンクブラケットと、先端を外向きにして固着したボルトを 有するケーブルブラケットとを共締めめし、該ボルトを介して、パーキングブレ ーキ装置のパーキングケーブルを支持したことを特徴とする。
【0006】
本考案は上記の構成とすることによって、ケーブルブラケットを固定したとき にはボルト先端が外向きに配置されているので、パーキングケーブルを保持した 孔の開いたクランプ等で、その孔をボルトに挿通することで容易にナットで締付 けることができる。
【0007】
以下、本考案の実施例を添付図面に基づいて説明する。図7、図8に示すよう に、パーキングブレーキ装置4のパーキングケーブル5は分岐ブラケット7から 各後輪3のシューに接続されており、図6に示すように、分岐ブラケット7内で はパーキングケーブル5の先端に有する係合端子13によって連結板14に固定され 、分岐ブラケット7のケースにはパーキングケーブル5に挿通されたナット15に よって固定される。また、パーキングケーブル5の途中に設けたクランプ16によ って途中箇所が支持され、燃料タンク8の側方を通る位置ではタンクブラケット 17を利用して固定される(図2、図9および図10参照)。タンクブラケット17は 燃料タンク8の周縁を支持する折曲部18と取付け用の孔19が形成され、折曲部18 を燃料タンク8の周縁に合わせることで燃料タンク8を補強している。
【0008】 また、図1および、図3ないし図5に示すように、タンクブラケット17と共締 めされるケーブルブラケット20は、取付け孔21およびタンクブラケット17の折曲 部18に沿う曲げ部22が形成され、タンクブラケット17から離れるように曲げられ た垂直面23には先端が外側に向くように溶着されたボルト24が設けられている。 また、垂直面23から側方に曲げられた横面25にも同様にボルト26が設けられ横面 25の端部は曲げられて係止部27を形成している。タンクブラケット17とケーブル ブラケット20とは整合してボルト28で車体フレームに固定することができる。
【0009】 次に、パーキングケーブル5の取付けについて説明する。パーキングケーブル 5を保持しているクランプ16は片側に曲げ部29を有し、孔30が形成されている。 したがって、ケーブルブラケット20に設けたボルト24を孔30に通すようにクラン プ16を動かすと、曲げ部29がケーブルブラケット20の折り曲げた角に係合しナッ ト31で締付けることによって確実に固定される。また、この近傍を通るATホー ス32もクランプ33で保持し、横面25に設けたボルト26によって固定すると係止部 27がクランプ33をガイドするので確実に取付けられる。また、ケーブルブラケッ ト20に設けたボルト24,26 は先端が外側に向けられているので燃料タンク8と接 触することはなく、またその分隙間が確保され共締めの作業も容易にできる。ま た、従来のように車体にブラケットを溶接することもなく、ボルト28で固定する ので位置決めの補正も簡単である。
【0010】
本考案は、以上のように構成したものであるから、取付け時には、従来のよう にクランプにボルトを差し込んで孔の位置に合わせるという面倒な作業はなく、 クランプをボルトに掛けるという簡単な作業によってパーキングケーブルを固定 することができ、作業能率が向上する。
【図1】本考案による実施例のパーキングケーブルの支
持構造を示す斜視図である。
持構造を示す斜視図である。
【図2】実施例のタンクブラケットの斜視図である。
【図3】実施例のケーブルブラケットの上面図である。
【図4】実施例のケーブルブラケットの側面図である。
【図5】実施例のケーブルブラケットの裏面図である。
【図6】実施例のパーキングケーブルの側面図である。
【図7】実施例のパーキングケーブルの配置を示す平面
図である。
図である。
【図8】実施例のパーキングケーブルの配置を示す側面
図である。
図である。
【図9】実施例の燃料タンクの平面図である。
【図10】実施例の燃料タンクの側面図である。
【図11】従来の車体に装着したパーキングブレーキ装
置の模式図である。
置の模式図である。
【図12】従来のパーキングケーブルの取付け状態を示
す斜視図である。
す斜視図である。
4 パーキングブレーキ装置 5 パーキングケーブル 8 燃料タンク 17 タンクブラケット 24 ボルト 26 ボルト 20 ケーブルブラケット
Claims (1)
- 【請求項1】 車体に設けた燃料タンク側面にタンクブ
ラケットを配し、該タンクブラケットと、先端を外向き
にして固着したボルトを有するケーブルブラケットとを
共締めにし、該ボルトを介して、パーキングブレーキ装
置のパーキングケーブルを支持したことを特徴とするパ
ーキングケーブルの支持構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7715491U JP2558843Y2 (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | パーキングケーブルの支持構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7715491U JP2558843Y2 (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | パーキングケーブルの支持構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0520966U true JPH0520966U (ja) | 1993-03-19 |
JP2558843Y2 JP2558843Y2 (ja) | 1998-01-14 |
Family
ID=13625876
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7715491U Expired - Lifetime JP2558843Y2 (ja) | 1991-08-30 | 1991-08-30 | パーキングケーブルの支持構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2558843Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-08-30 JP JP7715491U patent/JP2558843Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2558843Y2 (ja) | 1998-01-14 |
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