JPH05208812A - 部分結晶性遷移酸化アルミニウム、該化合物の製造法、ならびに成形体、セラミック材料、研磨剤および研磨粒子の製造法 - Google Patents
部分結晶性遷移酸化アルミニウム、該化合物の製造法、ならびに成形体、セラミック材料、研磨剤および研磨粒子の製造法Info
- Publication number
- JPH05208812A JPH05208812A JP4170042A JP17004292A JPH05208812A JP H05208812 A JPH05208812 A JP H05208812A JP 4170042 A JP4170042 A JP 4170042A JP 17004292 A JP17004292 A JP 17004292A JP H05208812 A JPH05208812 A JP H05208812A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- partially crystalline
- aluminum oxide
- particles
- calcination
- crystalline transition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J20/00—Solid sorbent compositions or filter aid compositions; Sorbents for chromatography; Processes for preparing, regenerating or reactivating thereof
- B01J20/02—Solid sorbent compositions or filter aid compositions; Sorbents for chromatography; Processes for preparing, regenerating or reactivating thereof comprising inorganic material
- B01J20/06—Solid sorbent compositions or filter aid compositions; Sorbents for chromatography; Processes for preparing, regenerating or reactivating thereof comprising inorganic material comprising oxides or hydroxides of metals not provided for in group B01J20/04
- B01J20/08—Solid sorbent compositions or filter aid compositions; Sorbents for chromatography; Processes for preparing, regenerating or reactivating thereof comprising inorganic material comprising oxides or hydroxides of metals not provided for in group B01J20/04 comprising aluminium oxide or hydroxide; comprising bauxite
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J21/00—Catalysts comprising the elements, oxides, or hydroxides of magnesium, boron, aluminium, carbon, silicon, titanium, zirconium, or hafnium
- B01J21/02—Boron or aluminium; Oxides or hydroxides thereof
- B01J21/04—Alumina
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01F—COMPOUNDS OF THE METALS BERYLLIUM, MAGNESIUM, ALUMINIUM, CALCIUM, STRONTIUM, BARIUM, RADIUM, THORIUM, OR OF THE RARE-EARTH METALS
- C01F7/00—Compounds of aluminium
- C01F7/02—Aluminium oxide; Aluminium hydroxide; Aluminates
- C01F7/44—Dehydration of aluminium oxide or hydroxide, i.e. all conversions of one form into another involving a loss of water
- C01F7/441—Dehydration of aluminium oxide or hydroxide, i.e. all conversions of one form into another involving a loss of water by calcination
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B35/00—Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products
- C04B35/01—Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on oxide ceramics
- C04B35/10—Shaped ceramic products characterised by their composition; Ceramics compositions; Processing powders of inorganic compounds preparatory to the manufacturing of ceramic products based on oxide ceramics based on aluminium oxide
- C04B35/111—Fine ceramics
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01P—INDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
- C01P2002/00—Crystal-structural characteristics
- C01P2002/70—Crystal-structural characteristics defined by measured X-ray, neutron or electron diffraction data
- C01P2002/72—Crystal-structural characteristics defined by measured X-ray, neutron or electron diffraction data by d-values or two theta-values, e.g. as X-ray diagram
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01P—INDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
- C01P2004/00—Particle morphology
- C01P2004/01—Particle morphology depicted by an image
- C01P2004/04—Particle morphology depicted by an image obtained by TEM, STEM, STM or AFM
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C01—INORGANIC CHEMISTRY
- C01P—INDEXING SCHEME RELATING TO STRUCTURAL AND PHYSICAL ASPECTS OF SOLID INORGANIC COMPOUNDS
- C01P2004/00—Particle morphology
- C01P2004/20—Particle morphology extending in two dimensions, e.g. plate-like
- C01P2004/22—Particle morphology extending in two dimensions, e.g. plate-like with a polygonal circumferential shape
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本質的にγ−Al2O3を含有し、高い機械強
度を有する成形体へ、有効に後加工される、高い反応性
を有する部分結晶性遷移酸化アルミニウムの製造。 【構成】 アルミニウムトリヒドロキシド粒子を部分結
晶性遷移酸化アルミニウムに衝撃か焼し、引続き再水和
しおよびか焼することによって、本質的にγ−Al2O3
からなる高反応性成形体を製造する。
度を有する成形体へ、有効に後加工される、高い反応性
を有する部分結晶性遷移酸化アルミニウムの製造。 【構成】 アルミニウムトリヒドロキシド粒子を部分結
晶性遷移酸化アルミニウムに衝撃か焼し、引続き再水和
しおよびか焼することによって、本質的にγ−Al2O3
からなる高反応性成形体を製造する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高い固体反応性の部分
結晶性遷移酸化アルミニウム、ギブス石の衝撃か焼によ
る該化合物の製造、ならびに該化合物を使用した、本質
的にγ−Al2O3からなる成形体を獲得に関する。
結晶性遷移酸化アルミニウム、ギブス石の衝撃か焼によ
る該化合物の製造、ならびに該化合物を使用した、本質
的にγ−Al2O3からなる成形体を獲得に関する。
【0002】
【従来の技術】様々な分野で使用される部分結晶性Al
2O3−固体粒子の数多くの製造方法が公知である。
2O3−固体粒子の数多くの製造方法が公知である。
【0003】例えばWEINLANDおよびULBRI
CHT:アルミナおよびアルミナ材料(Tonerde
und Tonerdewerkstoffe),D
eutscher Verlag fuer Grun
dstoffindustrie、Leipzig 1
983、24頁から、有機アルミニウム化合物または異
なった組成のアルミニウム塩を、常圧および350℃を
上回る温度で長時間か焼することによって、大きな比表
面積および高い反応性によって特徴づけられる部分結晶
性酸化アルミニウムおよび/またはX線非晶質酸化アル
ミニウムに達することが、公知である。
CHT:アルミナおよびアルミナ材料(Tonerde
und Tonerdewerkstoffe),D
eutscher Verlag fuer Grun
dstoffindustrie、Leipzig 1
983、24頁から、有機アルミニウム化合物または異
なった組成のアルミニウム塩を、常圧および350℃を
上回る温度で長時間か焼することによって、大きな比表
面積および高い反応性によって特徴づけられる部分結晶
性酸化アルミニウムおよび/またはX線非晶質酸化アル
ミニウムに達することが、公知である。
【0004】この種の製造法は、出発物質の僅かな使用
可能性に基づき、および異なった工業的消費の結果、γ
−Al2O3を取得する大規模工業の使用にはほとんど重
要ではない。更に、アルミニウム塩からなる長時間か焼
生成物は、種々の使用の場合、例えば触媒成分の取得の
ためのこの種の材料の使用の場合に、その活性、選択
性、ひいては全体的に寿命に影響を与える、酸化物の固
体中の異種イオンをも含有する。
可能性に基づき、および異なった工業的消費の結果、γ
−Al2O3を取得する大規模工業の使用にはほとんど重
要ではない。更に、アルミニウム塩からなる長時間か焼
生成物は、種々の使用の場合、例えば触媒成分の取得の
ためのこの種の材料の使用の場合に、その活性、選択
性、ひいては全体的に寿命に影響を与える、酸化物の固
体中の異種イオンをも含有する。
【0005】更に、僅かな結晶性、高い固体反応性およ
び比表面積のAl2O3−遷移型をもたらす水酸化物の出
発物質、特にα−Al(OH)3−粒子の衝撃か焼脱水
の種種の方法も記載された(例えば西ドイツ国特許第2
059 946、同第2 826 095号明細書、東ド
イツ国特許第250 521号明細書参照)。
び比表面積のAl2O3−遷移型をもたらす水酸化物の出
発物質、特にα−Al(OH)3−粒子の衝撃か焼脱水
の種種の方法も記載された(例えば西ドイツ国特許第2
059 946、同第2 826 095号明細書、東ド
イツ国特許第250 521号明細書参照)。
【0006】しかし公知方法を用いて得られた分解生産
物は、未分解アルミニウムトリヒドロキシド、特にギブ
ス石の結晶含分、および/または熱水作用により生成し
たベーマイトの含分も含有し、その結果、必要な固体反
応性が必ずしも達成されるとは限らない。
物は、未分解アルミニウムトリヒドロキシド、特にギブ
ス石の結晶含分、および/または熱水作用により生成し
たベーマイトの含分も含有し、その結果、必要な固体反
応性が必ずしも達成されるとは限らない。
【0007】従って、再水和工程では、Al2O3−粒子
の、微細な繊維の形態学のベーマイトへの専ら僅かな変
換が結果として生じるが、これは後加工、特にベーマイ
トの水酸化アルミニウムを解凝固し、かつ形成する段階
で決定的に重要である。従って、公知方法で製造された
Al2O3−成形体(アルミニウムトリヒドロキシド粒
子、特にギブス石の衝撃か焼に基づく)は、製造工程の
個々の工業的段階での条件に依存して、大抵Al2O3−
混合物からなり、従って特定の使用の場合、特に触媒成
分としてのこれらの使用の場合に不十分に開発された細
孔組織ならびに不十分な機械的強度を有する。
の、微細な繊維の形態学のベーマイトへの専ら僅かな変
換が結果として生じるが、これは後加工、特にベーマイ
トの水酸化アルミニウムを解凝固し、かつ形成する段階
で決定的に重要である。従って、公知方法で製造された
Al2O3−成形体(アルミニウムトリヒドロキシド粒
子、特にギブス石の衝撃か焼に基づく)は、製造工程の
個々の工業的段階での条件に依存して、大抵Al2O3−
混合物からなり、従って特定の使用の場合、特に触媒成
分としてのこれらの使用の場合に不十分に開発された細
孔組織ならびに不十分な機械的強度を有する。
【0008】更に、Al(OH)3−粒子の衝撃か焼の
前および/または後で固体粒子を強力に機械的に処理す
ることによって、部分結晶性遷移酸化アルミニウムもし
くはそれらの混合物(例えば、西ドイツ国特許出願公開
第1 028 106号、同第3 128 833号明細
書、東ドイツ特許第274 980号明細書、特開昭第
55−121 914号および同第57−147 437
号明細書)が、未分解ギブス石および/または熱水作用
により形成されたベーマイトの結晶性水酸化物含分を有
しない、高いX線非晶質固体含分を用いて得られること
が公知である。これに引続き公知方法により常圧で(例
えば西ドイツ国特許出願公開第2 826095号、同
第2 726 126号、明細書および特開昭第53−1
44 900号明細書)ならびに熱水作用条件下で(例
えば欧州特許出願公開第0 055164号、同第0 0
73 703号公報および特開昭第53−144 900
号公報)実施される再水和は、特に懸濁液の滞留時間お
よび温度に依存して、部分的にバイエライトの僅かでな
い含分を有する、ベーマイトに富む水酸化アルミニウム
をもたらす。
前および/または後で固体粒子を強力に機械的に処理す
ることによって、部分結晶性遷移酸化アルミニウムもし
くはそれらの混合物(例えば、西ドイツ国特許出願公開
第1 028 106号、同第3 128 833号明細
書、東ドイツ特許第274 980号明細書、特開昭第
55−121 914号および同第57−147 437
号明細書)が、未分解ギブス石および/または熱水作用
により形成されたベーマイトの結晶性水酸化物含分を有
しない、高いX線非晶質固体含分を用いて得られること
が公知である。これに引続き公知方法により常圧で(例
えば西ドイツ国特許出願公開第2 826095号、同
第2 726 126号、明細書および特開昭第53−1
44 900号明細書)ならびに熱水作用条件下で(例
えば欧州特許出願公開第0 055164号、同第0 0
73 703号公報および特開昭第53−144 900
号公報)実施される再水和は、特に懸濁液の滞留時間お
よび温度に依存して、部分的にバイエライトの僅かでな
い含分を有する、ベーマイトに富む水酸化アルミニウム
をもたらす。
【0009】この種の処理方法は工業技術的観点から、
装置的に費用がかかり(例えばこの場合に必要な、ギブ
ス石粒子の衝撃か焼と固体粒子の機械的前処理および/
または後処理との組み合わせのため)、および熱水再水
和の条件下で、良好に結晶性のベーマイトの性質の固体
粒子の含分をまねき、これは特に無機酸もしくは有機酸
を用いた解凝固の段階で相応する後加工、ひいては高細
孔性で、固体のAl2O3−成形体の取得にとって不利で
ある。
装置的に費用がかかり(例えばこの場合に必要な、ギブ
ス石粒子の衝撃か焼と固体粒子の機械的前処理および/
または後処理との組み合わせのため)、および熱水再水
和の条件下で、良好に結晶性のベーマイトの性質の固体
粒子の含分をまねき、これは特に無機酸もしくは有機酸
を用いた解凝固の段階で相応する後加工、ひいては高細
孔性で、固体のAl2O3−成形体の取得にとって不利で
ある。
【0010】更に、特許刊行物西ドイツ国特許出願公告
第1 200 271号明細書、西ドイツ国特許出願公開
第2 633 599号、同第3 128 833号明細
書、特開昭第55−25 131号および同第55−8
5 458号明細書の記載から、磨砕されていないか、
もしくは機械的に予備活性化され、衝撃か焼されたアル
ミニウムトリヒドロキシドを基礎とするAl2O3−成形
体、特にギブス石を製造する工業技術が公知であり、こ
れは特に部分的に機械的に後処理された(特開昭第53
−144 900号公報)、部分結晶性もしくはX線非
晶質の固体粒子の成形が、既に再水和の前に行なわれる
ことによって特徴づけられる。
第1 200 271号明細書、西ドイツ国特許出願公開
第2 633 599号、同第3 128 833号明細
書、特開昭第55−25 131号および同第55−8
5 458号明細書の記載から、磨砕されていないか、
もしくは機械的に予備活性化され、衝撃か焼されたアル
ミニウムトリヒドロキシドを基礎とするAl2O3−成形
体、特にギブス石を製造する工業技術が公知であり、こ
れは特に部分的に機械的に後処理された(特開昭第53
−144 900号公報)、部分結晶性もしくはX線非
晶質の固体粒子の成形が、既に再水和の前に行なわれる
ことによって特徴づけられる。
【0011】この種の処理方法は、無水作用の作業法に
より再水和工程の間、微孔範囲内の細孔の意図された展
開に、即ち特にrp<10nmの半径を有する若干の細
孔に不利に作用する。
より再水和工程の間、微孔範囲内の細孔の意図された展
開に、即ち特にrp<10nmの半径を有する若干の細
孔に不利に作用する。
【0012】
【発明が解決しょうとする課題】従って、再水和工程中
に既に常圧で、微細繊維質のベーマイトへの固体粒子の
高い転移性を可能にし、その結果、本質的にγ−Al2
O3を含有し、良好に展開した内部表面および高い機械
的安定性を有する成形体への有効な後加工を保証する、
単一の相組成および高い固体反応性を有する部分結晶性
遷移酸化アルミニウムを製造するという課題が課され
た。
に既に常圧で、微細繊維質のベーマイトへの固体粒子の
高い転移性を可能にし、その結果、本質的にγ−Al2
O3を含有し、良好に展開した内部表面および高い機械
的安定性を有する成形体への有効な後加工を保証する、
単一の相組成および高い固体反応性を有する部分結晶性
遷移酸化アルミニウムを製造するという課題が課され
た。
【0013】この方法で製造されたAl2O3−成形体
は、特に吸着剤、ガス洗浄材料、触媒成分もしくは触媒
担体としての使用に相応するはずである。
は、特に吸着剤、ガス洗浄材料、触媒成分もしくは触媒
担体としての使用に相応するはずである。
【0014】
【課題を解決するための手段】この課題は、本発明によ
れば、特許請求の範囲の請求項中に記載された特徴によ
って解決される。この効果的で工業的な変法の場合に
は、磨砕活性化なしで、特別の固体の性質、特にこの粒
状および粒度を有するギブス石粒子の使用により、なら
びに適当な衝撃か焼条件の選択によって、部分結晶性遷
移酸化アルミニウムが製造される。
れば、特許請求の範囲の請求項中に記載された特徴によ
って解決される。この効果的で工業的な変法の場合に
は、磨砕活性化なしで、特別の固体の性質、特にこの粒
状および粒度を有するギブス石粒子の使用により、なら
びに適当な衝撃か焼条件の選択によって、部分結晶性遷
移酸化アルミニウムが製造される。
【0015】これらの4回配位されたアルミニウムの含
量少なくとも50%の5回配位されたアルミニウム含量
を有する遷移酸化アルミニウムは、これまでに記載され
た遷移酸化アルミニウム(第6図参照)と比較して、第
1次構造および第2次構造に関連してならびに固体反応
性に関連して特別な性質を有することが、明らかになっ
た。本発明による遷移酸化アルミニウムは、不足してい
る回折反射によって記載された網面間隔の範囲内(第5
図参照)で同一化されることができる。
量少なくとも50%の5回配位されたアルミニウム含量
を有する遷移酸化アルミニウムは、これまでに記載され
た遷移酸化アルミニウム(第6図参照)と比較して、第
1次構造および第2次構造に関連してならびに固体反応
性に関連して特別な性質を有することが、明らかになっ
た。本発明による遷移酸化アルミニウムは、不足してい
る回折反射によって記載された網面間隔の範囲内(第5
図参照)で同一化されることができる。
【0016】驚くべきことに、本発明による遷移酸化ア
ルミニウムの高い溶解性(L)は、使用されたギブス石
粒子が著しく異なった形態学的構造を有することができ
るとしても、請求項3に記載の条件下で生じることが確
認された。
ルミニウムの高い溶解性(L)は、使用されたギブス石
粒子が著しく異なった形態学的構造を有することができ
るとしても、請求項3に記載の条件下で生じることが確
認された。
【0017】請求項4記載の条件下で得られる再水和反
応性は、特に高い、少なくとも70Ma.−%のベーマ
イト含分を生じる。これは中間体として得られる遷移酸
化アルミニウムの後加工にとって重要な必要条件であ
る。
応性は、特に高い、少なくとも70Ma.−%のベーマ
イト含分を生じる。これは中間体として得られる遷移酸
化アルミニウムの後加工にとって重要な必要条件であ
る。
【0018】更に驚くべきことに、中間体の溶解度
(L)が専ら著しく若干量でその比表面積に依存してい
ることが確認された。これは、請求項5、6、7および
8において記載された条件下で、異なった比表面積を有
し、更に均一な再水和挙動を示す中間体が得られること
を意味する。
(L)が専ら著しく若干量でその比表面積に依存してい
ることが確認された。これは、請求項5、6、7および
8において記載された条件下で、異なった比表面積を有
し、更に均一な再水和挙動を示す中間体が得られること
を意味する。
【0019】本質的にγ−Al2O3からなる成形体を製
造する、本発明による方法は、単一の形態学的構造(擬
似六角小板の形、針状形または多角形の外形を有する)
を有する微細結晶性ギブス石粒子を、350〜750
℃、0.01〜10sの反応帯内の粒子の平均滞留時間
で衝撃か焼することを包含する。
造する、本発明による方法は、単一の形態学的構造(擬
似六角小板の形、針状形または多角形の外形を有する)
を有する微細結晶性ギブス石粒子を、350〜750
℃、0.01〜10sの反応帯内の粒子の平均滞留時間
で衝撃か焼することを包含する。
【0020】単一の形態学的構造は、その衝撃か焼の間
の有効な熱の伝導および固体粒子の物質変換の重要な必
要条件を表わす。
の有効な熱の伝導および固体粒子の物質変換の重要な必
要条件を表わす。
【0021】ギブス石粒子の衝撃的熱分解は、350〜
750℃の温度範囲、0.01〜10sの平均滞留時間
で行なわれる。
750℃の温度範囲、0.01〜10sの平均滞留時間
で行なわれる。
【0022】特に: a)350〜550℃の温度、0.05〜1.0sの平
均滞留時間で処理される、形状ファクタ>5、直径0.
1〜50μmおよび厚さ0.1〜5μmを有する擬似六
角小板; b)370〜600℃の温度および0.1〜1.5sの
平均滞留時間で処理される、形状ファクタ>5、長さ
0.1〜50μmを有し、直径0.1〜5μmを有する
擬似六角針; c)400〜630℃の温度および0.5〜1sの平均
滞留時間で処理される、形状ファクタ<5ならびにD50
−値として0.5〜5μmの間で粒子直径を有する多角
形型粒子の形のギブス石粒子が適当である。
均滞留時間で処理される、形状ファクタ>5、直径0.
1〜50μmおよび厚さ0.1〜5μmを有する擬似六
角小板; b)370〜600℃の温度および0.1〜1.5sの
平均滞留時間で処理される、形状ファクタ>5、長さ
0.1〜50μmを有し、直径0.1〜5μmを有する
擬似六角針; c)400〜630℃の温度および0.5〜1sの平均
滞留時間で処理される、形状ファクタ<5ならびにD50
−値として0.5〜5μmの間で粒子直径を有する多角
形型粒子の形のギブス石粒子が適当である。
【0023】この方法で得られた部分結晶性遷移酸化ア
ルミニウムは、例えば5回配位されたアルミニウムの特
に高い含量で示される、高い構造上の欠落秩序により、
微細繊維のベーマイト中のこの種の固体の十分な再水和
に、次の条件下で必要な著しく高い固体反応性を表わ
す。
ルミニウムは、例えば5回配位されたアルミニウムの特
に高い含量で示される、高い構造上の欠落秩序により、
微細繊維のベーマイト中のこの種の固体の十分な再水和
に、次の条件下で必要な著しく高い固体反応性を表わ
す。
【0024】部分結晶性遷移酸化アルミニウムからなる
衝撃か焼生成物は、水性懸濁液中(固体対液体の量比
1:3〜1:10)で、非連続的だけでなく連続的方法
においても、50〜95℃の温度、およびpH値5.5
〜10.5で45〜120分間で再水和される。ベーマ
イトに富む再水和生成物は、一方では解凝固の間、この
材料と、相応する無機酸/有機酸との混合物の粘度の調
節により、もう一方ではこの方法で得られた、本質的に
γ−Al2O3からなる成形体の組織的性質(細孔組織)
および機械的性質(強度)による、顕著に微細な繊維の
形態学を表わす。
衝撃か焼生成物は、水性懸濁液中(固体対液体の量比
1:3〜1:10)で、非連続的だけでなく連続的方法
においても、50〜95℃の温度、およびpH値5.5
〜10.5で45〜120分間で再水和される。ベーマ
イトに富む再水和生成物は、一方では解凝固の間、この
材料と、相応する無機酸/有機酸との混合物の粘度の調
節により、もう一方ではこの方法で得られた、本質的に
γ−Al2O3からなる成形体の組織的性質(細孔組織)
および機械的性質(強度)による、顕著に微細な繊維の
形態学を表わす。
【0025】前記ギブス石の原料および製造工程を基礎
として、行なわれた再水和および洗浄の後、<0.03
Ma.%のNa2O−含量(Al2O3に対して)を有す
るベーマイトに富む生成物を達成することができる。
として、行なわれた再水和および洗浄の後、<0.03
Ma.%のNa2O−含量(Al2O3に対して)を有す
るベーマイトに富む生成物を達成することができる。
【0026】このアルカリに乏しく、ベーマイトに富む
再水和生成物は、引続き濾過ケーキ(湿潤)としてか、
または乾燥し、および脱凝集した(例えばピンミル中
で)固体粒子の形で、解凝固剤または結合剤もしくは滑
剤と一緒に混合し、かつ成形体に後加工される。
再水和生成物は、引続き濾過ケーキ(湿潤)としてか、
または乾燥し、および脱凝集した(例えばピンミル中
で)固体粒子の形で、解凝固剤または結合剤もしくは滑
剤と一緒に混合し、かつ成形体に後加工される。
【0027】成形法としては次のものが当てはまる:押
出し、造粒、滴下球状化およびペレット化。
出し、造粒、滴下球状化およびペレット化。
【0028】そのつどの成形法に依存して、ベーマイト
に富む再水和生成物の混合は種々の方法で行なわなけれ
ばならない。
に富む再水和生成物の混合は種々の方法で行なわなけれ
ばならない。
【0029】このようにして押出しの場合には、再水和
生成物は、酸/Al2O3のモル比0.005〜0.5、
25℃、15〜90分間で混合し、かつ解凝固される。
生成物は、酸/Al2O3のモル比0.005〜0.5、
25℃、15〜90分間で混合し、かつ解凝固される。
【0030】顆粒化または滴下球状化による成形の場合
には、強力な解凝固が、酸/Al2O3のモル比0.02
〜0.2、25℃、30〜120分間で行なわれる。
には、強力な解凝固が、酸/Al2O3のモル比0.02
〜0.2、25℃、30〜120分間で行なわれる。
【0031】乾燥していないベーマイトに富む再水和生
成物(湿った濾過ケーキ)の使用の場合は、酸/Al2
O3のモル比が0.025〜0.15の範囲で、持続す
る解凝固時間の際に調節される。
成物(湿った濾過ケーキ)の使用の場合は、酸/Al2
O3のモル比が0.025〜0.15の範囲で、持続す
る解凝固時間の際に調節される。
【0032】相応する成形および熱的加工の後、本質的
にγ−Al2O3からなる成形体が得られ、この場合に細
孔半径分布の最大が、より大きい細孔半径の方向に移動
される。これも、この種のAl2O3−成形品が、触媒成
分および触媒担体の取得の点から広く使用される理由で
ある。
にγ−Al2O3からなる成形体が得られ、この場合に細
孔半径分布の最大が、より大きい細孔半径の方向に移動
される。これも、この種のAl2O3−成形品が、触媒成
分および触媒担体の取得の点から広く使用される理由で
ある。
【0033】乾燥され、および脱凝集された再水和生成
物のペレット化の場合には、これらは滑剤もしくは結合
剤(例えば、グラファイト)と一緒に混合される。
物のペレット化の場合には、これらは滑剤もしくは結合
剤(例えば、グラファイト)と一緒に混合される。
【0034】異なった方法で製造された成形品の熱的後
処理は、450〜650℃の温度範囲内で、4〜8時間
に亙って行なわれ、この場合に記載された方法で製造さ
れた押出し成形品および滴下球状体は、予め100〜1
50℃の温度で12〜24時間で乾燥されなければなら
ない。
処理は、450〜650℃の温度範囲内で、4〜8時間
に亙って行なわれ、この場合に記載された方法で製造さ
れた押出し成形品および滴下球状体は、予め100〜1
50℃の温度で12〜24時間で乾燥されなければなら
ない。
【0035】本発明による、本質的にγ−Al2O3から
なる成形体、高い内部表面積ならびに大きい機械的強度
を有する。これらは特に吸着剤、ガス洗浄材料、触媒成
分および触媒担体の製造、ならびにセラミック材料、研
磨剤および研磨粒子の製造に適当である。
なる成形体、高い内部表面積ならびに大きい機械的強度
を有する。これらは特に吸着剤、ガス洗浄材料、触媒成
分および触媒担体の製造、ならびにセラミック材料、研
磨剤および研磨粒子の製造に適当である。
【0036】次に、本発明を実施例に基づき詳説する。
【0037】
例1(比較例、本発明によらない) 管状振動ミルを用いて機械的に前処理された、20〜6
0μm(“Hy−F”)および2.5〜18.5μm
(“Hy−G”)の範囲内で粒度含分約50%、110
0℃の場合の燃焼残滓65.1Ma.−%、比表面積2
m2/g未満およびNaOH中の粒子の溶解度(60℃
で30分に亙って5NのNaOHを用いて測定)Al2
O3に対して25.4Ma.−%固体を有し、ならびに
形態学的に不均一な性質(第1表および第2図中の試験
体“Hy−F”および“Hy−G”による)のギブス石
(Hy)を反応室中で、500℃の温度で、ΔT40
K、および0.5sの反応帯内の粒子の平均滞留時間を
用いて短時間加熱して分解し、この場合に不均一な相組
成、比表面積>250m2/g、および相応する反応性
を有する部分結晶性か焼生成物が存在する(第2表およ
び第5図、試験体“Hy−F/KC”および“Hy−G
/KC”による)。
0μm(“Hy−F”)および2.5〜18.5μm
(“Hy−G”)の範囲内で粒度含分約50%、110
0℃の場合の燃焼残滓65.1Ma.−%、比表面積2
m2/g未満およびNaOH中の粒子の溶解度(60℃
で30分に亙って5NのNaOHを用いて測定)Al2
O3に対して25.4Ma.−%固体を有し、ならびに
形態学的に不均一な性質(第1表および第2図中の試験
体“Hy−F”および“Hy−G”による)のギブス石
(Hy)を反応室中で、500℃の温度で、ΔT40
K、および0.5sの反応帯内の粒子の平均滞留時間を
用いて短時間加熱して分解し、この場合に不均一な相組
成、比表面積>250m2/g、および相応する反応性
を有する部分結晶性か焼生成物が存在する(第2表およ
び第5図、試験体“Hy−F/KC”および“Hy−G
/KC”による)。
【0038】主に部分結晶質χ−/γ−Al2O3混合物
からなる衝撃か焼生成物を、固体/液体の量比1:4.
5で、90℃の温度、80分間、pH値8で再水和す
る。引続き再水和生成物を濾過し、洗浄し、120℃で
12時間で乾燥し、かつピルミルを用いて脱凝集する。
からなる衝撃か焼生成物を、固体/液体の量比1:4.
5で、90℃の温度、80分間、pH値8で再水和す
る。引続き再水和生成物を濾過し、洗浄し、120℃で
12時間で乾燥し、かつピルミルを用いて脱凝集する。
【0039】微細繊維質のベーマイト30Ma.−%ま
でを含有する固体がNa2O−残留含分0.04Ma.
−%(Al2O3に対して)を有し、これを公知方法で異
なった成形体に後加工する:丸薬状物(5×5mm)、
球状物(直径1.5〜6mm)および押出し物(直径
1.2〜6.0のストランド)。
でを含有する固体がNa2O−残留含分0.04Ma.
−%(Al2O3に対して)を有し、これを公知方法で異
なった成形体に後加工する:丸薬状物(5×5mm)、
球状物(直径1.5〜6mm)および押出し物(直径
1.2〜6.0のストランド)。
【0040】500℃で12時間のか焼後に得られた、
選択されたAl2O3−成形体のいくつかの特徴的性質
を、第3表に対比させた。
選択されたAl2O3−成形体のいくつかの特徴的性質
を、第3表に対比させた。
【0041】例2 本発明に相応して、単一の多角形の外形もしくは形状フ
ァクタ<5を有し、しかし異なった平均粒径範囲を有す
るギブス石粒子(この場合に粒子含分の50%が、試験
体“Hy−C”中に1μm、試験体“Hy−D”中に
0.5μm、および試験体“Hy−E”中に0.6μm
の平均粒度に関して最大偏差を有する)を、次の条件下
で衝撃的に加熱する:480℃の温度、40KのΔTを
用いて、反応帯域内の固体粒子の平均滞留時間0.5s
で。
ァクタ<5を有し、しかし異なった平均粒径範囲を有す
るギブス石粒子(この場合に粒子含分の50%が、試験
体“Hy−C”中に1μm、試験体“Hy−D”中に
0.5μm、および試験体“Hy−E”中に0.6μm
の平均粒度に関して最大偏差を有する)を、次の条件下
で衝撃的に加熱する:480℃の温度、40KのΔTを
用いて、反応帯域内の固体粒子の平均滞留時間0.5s
で。
【0042】結果として生じる高反応性固体の重要な物
理化学的性質を、第2表(“Hy−C/KC”“Hy−
D/KC”および“Hy−E/KC”)ならびに第5お
よび6図中にまとめた。
理化学的性質を、第2表(“Hy−C/KC”“Hy−
D/KC”および“Hy−E/KC”)ならびに第5お
よび6図中にまとめた。
【0043】再水和後(例1に相応して)濾過しかつ洗
浄したベーマイトに富む中間体を、120℃で12時間
に亙って乾燥し、引続きピンミル中で脱凝集する。成形
法の変法に依存して、微細繊維質のベーマイトに、異な
った量の結合剤もしくは滑剤または解凝固剤を添加す
る。球状成形体を製造する場合は、微細繊維質のベーマ
イトを水中で、硝酸の添加下に(HNO3:Al2O3の
モル比0.07)1時間懸濁し、引続き混合物を公知方
法で流動層造粒装置を用いてかまたは滴下球状体化装置
を用いて所望の成形品に変換する。この成形品をそれの
側で500℃で5時間か焼し、この場合に滴下球状化装
置を離れるゲル状の成形品を予め120℃で12時間に
亙って乾燥する。結果として生じる、本質的にγ−Al
2O3を含有する成形体の固体の性質を、選択され、相応
して後加工された衝撃か焼生成物(“Hy−D/KC/
RH/PE/FO”)を基礎として第3表にまとめた。
浄したベーマイトに富む中間体を、120℃で12時間
に亙って乾燥し、引続きピンミル中で脱凝集する。成形
法の変法に依存して、微細繊維質のベーマイトに、異な
った量の結合剤もしくは滑剤または解凝固剤を添加す
る。球状成形体を製造する場合は、微細繊維質のベーマ
イトを水中で、硝酸の添加下に(HNO3:Al2O3の
モル比0.07)1時間懸濁し、引続き混合物を公知方
法で流動層造粒装置を用いてかまたは滴下球状体化装置
を用いて所望の成形品に変換する。この成形品をそれの
側で500℃で5時間か焼し、この場合に滴下球状化装
置を離れるゲル状の成形品を予め120℃で12時間に
亙って乾燥する。結果として生じる、本質的にγ−Al
2O3を含有する成形体の固体の性質を、選択され、相応
して後加工された衝撃か焼生成物(“Hy−D/KC/
RH/PE/FO”)を基礎として第3表にまとめた。
【0044】“Hy−D”を基礎として得られた、衝撃
か焼され、引続き再水和され(例1参照)、相応して乾
燥し、および脱凝集された微細繊維質のベーマイトを押
出す場合には、これをニーダー中で水および硝酸の添加
下に30分間で解凝固する。このようにして得られた高
粘度材料を押出機を用いて流動ストランド(直径:1.
2〜6.0mm)に形成し、乾燥しおよびか焼する。
か焼され、引続き再水和され(例1参照)、相応して乾
燥し、および脱凝集された微細繊維質のベーマイトを押
出す場合には、これをニーダー中で水および硝酸の添加
下に30分間で解凝固する。このようにして得られた高
粘度材料を押出機を用いて流動ストランド(直径:1.
2〜6.0mm)に形成し、乾燥しおよびか焼する。
【0045】結果として生じた、流動ストランドの固体
の性質を同様に第3表にまとめた。
の性質を同様に第3表にまとめた。
【0046】例3 本発明によれば、形状が擬似六角小板を表わす(第1表
および第3図a,bの試験体“Hy−A”による)、単
一の形態学的性質を有する、磨砕されていないギブス石
粒子を、固体粒子の平均滞留時間0.5sに亙って42
0℃の温度で、40KのΔTを用いて連続的に熱処理
し、その結果反応生成物として、特別の構造の特徴を有
する、部分結晶性χ−Al2O3−型の固体(第2表、試
験体“Hy−A/KC”による)を生じ、これは高い再
水和反応性を導く。
および第3図a,bの試験体“Hy−A”による)、単
一の形態学的性質を有する、磨砕されていないギブス石
粒子を、固体粒子の平均滞留時間0.5sに亙って42
0℃の温度で、40KのΔTを用いて連続的に熱処理
し、その結果反応生成物として、特別の構造の特徴を有
する、部分結晶性χ−Al2O3−型の固体(第2表、試
験体“Hy−A/KC”による)を生じ、これは高い再
水和反応性を導く。
【0047】例1中と同様の条件下で処理された、この
種の部分結晶性遷移酸化アルミニウムの再水和は、相応
する後加工後、ベーマイト74Ma.−%(第2表参
照)およびNa2O−含分0.018Ma.−%(Al2
O3に対して)を有する固体をもたらす。
種の部分結晶性遷移酸化アルミニウムの再水和は、相応
する後加工後、ベーマイト74Ma.−%(第2表参
照)およびNa2O−含分0.018Ma.−%(Al2
O3に対して)を有する固体をもたらす。
【0048】本質的にγ−Al2O3を含有する、相応す
る固体を、例2と同様に製造する。
る固体を、例2と同様に製造する。
【0049】例4 本発明によれば、単一で六角形の針状物/柱状物の形の
外形を有するギブス石の出発物質(“Hy−B”、第1
表および第4図a,b参照)を連続的方法で450℃の
温度(ΔT=40K)で0.5sに亙って衝撃的にか焼
する。
外形を有するギブス石の出発物質(“Hy−B”、第1
表および第4図a,b参照)を連続的方法で450℃の
温度(ΔT=40K)で0.5sに亙って衝撃的にか焼
する。
【0050】この方法で得られた分解生成物は、第2表
中(“Hy−B/KC”)に明示された固体の性質を示
す。
中(“Hy−B/KC”)に明示された固体の性質を示
す。
【0051】例1で記載された条件下での引続く再水和
によって、Na2O−残留含分0.016Ma.−%
(Al2O3に対して)を有する微細繊維質の形態のベー
マイトに富む固体(ベーマイト81Ma.−%)が生じ
る。
によって、Na2O−残留含分0.016Ma.−%
(Al2O3に対して)を有する微細繊維質の形態のベー
マイトに富む固体(ベーマイト81Ma.−%)が生じ
る。
【0052】本質的にγ−Al2O3からなる相応する成
形体を例2と同様に製造する。
形体を例2と同様に製造する。
【0053】
【表1】
【0054】
【表2】
【0055】
【表3】
【図1】第1表による出発ギブス石(“Hy−D”およ
び“Hy−E”は同様の多角形の形態を有する)の結晶
の構造を表わす走査電子顕微鏡(REM)写真。
び“Hy−E”は同様の多角形の形態を有する)の結晶
の構造を表わす走査電子顕微鏡(REM)写真。
【図2】第1表による出発ギブス石“Hy−F”(“H
y−G”は同様の形態を有する)の結晶の構造を表わす
REM−写真。
y−G”は同様の形態を有する)の結晶の構造を表わす
REM−写真。
【図3】第3図aは、小板型出発ギブス石“Hy−A”
の結晶の構造を表わすREM−写真であり、第3図b
は、同じ1つの結晶の構造図である。
の結晶の構造を表わすREM−写真であり、第3図b
は、同じ1つの結晶の構造図である。
【図4】第4図aは、針型/柱型出発ギブス石“Hy−
B”の結晶の構造を表わすREM−写真であり、第4図
bは、同じ1つの結晶の構造図である。
B”の結晶の構造を表わすREM−写真であり、第4図
bは、同じ1つの結晶の構造図である。
【図5】衝撃か焼生成物(本発明による例:“Hy−D
/KC”および“Hy−E/KC”、その際“Hy−A
/KC”、“Hy−B/KC”および“Hy−C/K
C”は類似したX線回折写真を有する。比較例:“Hy
−F/KC”もしくは“Hy−G/KC”)のX線回折
図表。
/KC”および“Hy−E/KC”、その際“Hy−A
/KC”、“Hy−B/KC”および“Hy−C/K
C”は類似したX線回折写真を有する。比較例:“Hy
−F/KC”もしくは“Hy−G/KC”)のX線回折
図表。
【図6】衝撃か焼生成物(本発明による例:“Hy−D
/KC”もしくは“Hy−E/KC”、この場合に“H
y−A/KC”、“Hy−B/KC”および“Hy−C
/KC”は類似したスペクトルを有する。比較例:“H
y−F/KC”もしくは“Hy−G/KC”)の27Al
−MAS−NMR−スペクトル図。
/KC”もしくは“Hy−E/KC”、この場合に“H
y−A/KC”、“Hy−B/KC”および“Hy−C
/KC”は類似したスペクトルを有する。比較例:“H
y−F/KC”もしくは“Hy−G/KC”)の27Al
−MAS−NMR−スペクトル図。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年9月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】 特に: a)350〜550℃の温度、0.05〜1.0sの平
均滞留時間で処理される、形状ファクタ>5、直径0.
1〜50μmおよび厚さ0.1〜5μmを有する擬似六
角小板; b)370〜600℃の温度および0.1〜1.5sの
平均滞留時間で処理される、形状ファクタ>5、長さ
0.1〜50μmを有し、直径0.1〜5μmを有する
擬似六角針; c)400〜630℃の温度および0.5〜5sの平均
滞留時間で処理される、形状ファクタ<5ならびにD
50−値として0.5〜5μmの間で粒子直径を有する
多角形型粒子の形のギブス石粒子が適当である。
均滞留時間で処理される、形状ファクタ>5、直径0.
1〜50μmおよび厚さ0.1〜5μmを有する擬似六
角小板; b)370〜600℃の温度および0.1〜1.5sの
平均滞留時間で処理される、形状ファクタ>5、長さ
0.1〜50μmを有し、直径0.1〜5μmを有する
擬似六角針; c)400〜630℃の温度および0.5〜5sの平均
滞留時間で処理される、形状ファクタ<5ならびにD
50−値として0.5〜5μmの間で粒子直径を有する
多角形型粒子の形のギブス石粒子が適当である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ローラント トーメ ドイツ連邦共和国 ボン 1 ブリュッセ ラー シュトラーセ 58 (72)発明者 フベルトゥス シュミット ドイツ連邦共和国 アイトルフ ハウプト シュトラーセ 75 (72)発明者 ラインハルト ファイゲ ドイツ連邦共和国 ボン 3 マリエンシ ュトラーセ 25 (72)発明者 ウルリッヒ ボルマン ドイツ連邦共和国 ハレ フライブルガー シュトラーセ 9 (72)発明者 リューディガー ランゲ ドイツ連邦共和国 ライハ ハウプトシュ トラーセ 28 (72)発明者 ジークフリート エンゲルス ドイツ連邦共和国 ハレ−ノイシュタット ブロック 461−8
Claims (25)
- 【請求項1】 部分結晶性遷移酸化アルミニウムにおい
て、部分結晶性固体が酸素に対して4回および6回配位
されたアルミニウムの他に、5回配位されたアルミニウ
ムをも含有し、この場合に5回配位されたアルミニウム
含量が、少なくとも4回配位されたアルミニウム含量の
50%であることを特徴とする、部分結晶性遷移酸化ア
ルミニウム。 - 【請求項2】 部分結晶性固体のX線回折図表(Mo−
Kα−照射を用いて、照角範囲3〜20度で撮影した)
が0.195<dhkl<0.227nmの網面間隔の範
囲内に回折反射を示さない、請求項1記載の部分結晶性
遷移酸化アルミニウム。 - 【請求項3】 5NのNaOH溶液中、60℃の温度
で、30分間で溶解された部分結晶性遷移酸化アルミニ
ウムの含分が、化学的固体の反応性の尺度として、少な
くとも90Ma.−%である、請求項1または2記載の
部分結晶性遷移酸化アルミニウム。 - 【請求項4】 水の存在下に50〜95℃およびpH値
5.5〜10.5で80分間に亙って再水和され、その
含分が再水和反応性の尺度を表わしかつ少なくとも70
Ma.−%である微細な繊維質のベーマイトに変ってい
る、請求項1から3までのいずれか1項記載の部分結晶
性遷移酸化アルミニウム。 - 【請求項5】 単一の形態学的構造を有するギブス石粒
子を350〜750℃の温度範囲および0.01〜10
sの反応帯域内の粒子の平均滞留時間で衝撃か焼するこ
とによって得られたものである、請求項1から4までの
いずれか1項記載の部分結晶性遷移酸化アルミニウム。 - 【請求項6】 形状ファクタ>5、直径0.1〜50μ
mおよび厚さ0.1〜5μmを有する、擬似六角小板の
形のギブス石粒子を、350〜550℃の温度および
0.05〜1.0sの反応帯域内の小板の平均滞留時間
で衝撃か焼することによって得られたものである、請求
項1から5までのいずれか1項記載の部分結晶性遷移酸
化アルミニウム。 - 【請求項7】 形状ファクタ>5、直径0.1〜50μ
mおよび直径0.1〜5μmを有する、擬似六角針状物
の形のギブス石粒子を、370〜600℃の温度および
0.1〜1.5sの反応帯域内の針状物の平均滞留時間
で衝撃か焼することによって得られたものである、請求
項1から5までのいずれか1項記載の部分結晶性遷移酸
化アルミニウム。 - 【請求項8】 単一の多面体型外形および形状ファクタ
<5ならびに粒子直径D50値として0.5〜5μmを有
する超微細結晶ギブス石粒子を、400〜630℃の温
度および0.5〜5sの反応帯域内の粒子の平均滞留時
間で衝撃か焼することによって得られたものである、請
求項1から5までのいずれか1項記載の部分結晶性遷移
酸化アルミニウム。 - 【請求項9】 本質的にγ−Al2O3からなる高反応性
成形体を製造し、この場合まずアルミニウムトリヒドロ
キシド粒子を部分結晶性遷移酸化アルミニウムに衝撃か
焼し、引続きこの部分結晶性遷移酸化アルミニウムを再
水和およびか焼によって、本質的にγ−Al2O3に変換
する方法において、この方法が少なくとも次の処理工
程: a)単一の形態学的構造を有する超微細結晶質ギブス石
粒子を、350〜750℃の温度、0.01〜10sの
反応帯域内の粒子の平均滞留時間でか焼し、この場合に
高い化学的固体反応性を有する前記請求項1から8まで
のいずれか1項記載の部分結晶性遷移酸化アルミニウム
を製造し、 b)部分結晶性遷移酸化アルミニウム再水和して、本質
的に微細繊維質のベーマイトからなる水酸化アルミニウ
ムに変え、 c)再水和生成物を濾過し、かつ濾過ケーキ中に存在す
るアルカリ金属イオンを水を用いて洗浄除去し、 d)再水和生成物を、解凝周剤、例えば無機酸および/
または有機酸、または結合剤もしくは滑剤と混合し、 e)混合物を、例えばペレット化、押出し、造粒または
滴下球状化によって成形体に変形し、 f)成形体を熱的に後処理し、この場合にこの成形体を
本質的に活性γ−Al2O3に変換することを包含するこ
とを特徴とする、成形体の製造法。 - 【請求項10】 形状ファクタ>5、および直径0.5
〜50μmを有する擬似六角小板の形のギブス石粒子を
0.1〜5μmの厚さで使用する、請求項9記載の方
法。 - 【請求項11】 擬似六角ギブス石小板を350〜55
0℃の温度および0.05〜1.0の反応帯域内の小板
の平均滞留時間で衝撃か焼する、請求項10記載の方
法。 - 【請求項12】 形状ファクタ>5、および0.5〜5
0μmの長さを有する擬似六角針状物の形のギブス石粒
子を直径0.1〜5μmで使用する、請求項9記載の方
法。 - 【請求項13】 擬似六角ギブス石針状物を370〜6
00℃および0.1〜1.5sの反応帯域内の針状物の
平均滞留時間でか焼する、請求項12記載の方法。 - 【請求項14】 単一の多角形型の外形および形状ファ
クタ<5を有し、かつD50−値として0.5〜5μmの
間の粒子直径を有する超微細結晶性ギブス石粒子を使用
する、請求項9記載の方法。 - 【請求項15】 超微細結晶性で、多角形型のギブス石
粒子を、400〜630℃の温度および0.5〜5sの
反応帯域内の粒子の平均滞留時間でか焼する、請求項1
4記載の方法。 - 【請求項16】 部分結晶性繊維酸化アルミニウムの再
水和を固体/液体の量比1:3〜1:10を有する水性
懸濁液中で、非連続的または連続的に50〜95℃の温
度およびpH値5.5〜10.5で45〜120分間で
実施し、この場合に少なくとも微細繊維質のベーマイト
70Ma.−%が存在する、請求項1から15までのい
ずれか1項記載の方法。 - 【請求項17】 処理工程c)においてNa2O含量を
0.03Ma.−%未満まで減少させる、請求項1から
16までのいずれか1項記載の方法。 - 【請求項18】 処理工程c)により得られた洗浄した
再水和生成物を、解凝固剤または結合剤もしくは滑剤と
一緒に混合する前に、まず乾燥しかつ脱凝集する、請求
項1から17までのいずれか1項記載の方法。 - 【請求項19】 再水和生成物を処理工程d)におい
て、酸/Al2O3のモル比0.005〜0.05の間で
酸の添加下に25℃で15〜90分間で緊密に混合し、
かつ解凝固し、この場合に引続く成形を押出しによって
行なう、請求項1から18までのいずれか1項記載の方
法。 - 【請求項20】 再水和生成物を処理工程d)におい
て、酸/Al2O3のモル比0.02〜0.2の間で酸添
加下に25℃で30〜120分間で緊密に混合し、かつ
解凝固し、この場合に引続く成形を造粒または液滴化に
よって行なう、請求項1から19までのいずれか1項記
載の方法。 - 【請求項21】 再水和生成物を滑剤もしくは結合剤、
例えばグラファイトと混合し、引続きペレット化によっ
て変形する、請求項18記載の方法。 - 【請求項22】 成形体を熱的後処理の場合に、450
〜650℃の範囲の温度、4〜8hの時間でか焼し、こ
の際、本質的に活性γ−Al2O3からなる成形体を製造
する、請求項1から21までのいずれか1項記載の方
法。 - 【請求項23】 成形体をか焼する前に、まず100〜
150℃の温度で12〜24時間で乾燥する、請求項2
2記載の方法。 - 【請求項24】 吸着剤、ガス洗浄材料、触媒成分また
は触媒の担体として使用可能である、本質的にγ−Al
2O3からなる成形体を製造する方法において、請求項1
から8までのいずれか1項に記載の高い化学的固体反応
性を有する部分結晶性遷移酸化アルミニウムを使用する
ことを特徴とする、成形体の製造法。 - 【請求項25】 セラミック材料、研磨剤および研磨粒
子を製造する方法において、請求項1から8までのいず
れか1項に記載の高い化学的固体反応性を有する部分結
晶性遷移酸化アルミニウムを使用することを特徴とす
る、セラミック材料、研磨剤および研磨粒子の製造法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4118564.1 | 1991-06-06 | ||
DE4118564A DE4118564A1 (de) | 1991-06-06 | 1991-06-06 | Teilkristalline uebergangsaluminiumoxide, verfahren zu deren herstellung und verwendung zur gewinnung von formkoerpern, die im wesentlichen aus gamma-al(pfeil abwaerts)2(pfeil abwaerts)o(pfeil abwaerts)3(pfeil abwaerts) bestehen |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05208812A true JPH05208812A (ja) | 1993-08-20 |
Family
ID=6433302
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4170042A Pending JPH05208812A (ja) | 1991-06-06 | 1992-06-05 | 部分結晶性遷移酸化アルミニウム、該化合物の製造法、ならびに成形体、セラミック材料、研磨剤および研磨粒子の製造法 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5413985A (ja) |
EP (1) | EP0518106B1 (ja) |
JP (1) | JPH05208812A (ja) |
AT (1) | ATE125782T1 (ja) |
CA (1) | CA2070607C (ja) |
CS (1) | CS168992A3 (ja) |
DE (2) | DE4118564A1 (ja) |
HU (1) | HU215456B (ja) |
RU (1) | RU2078043C1 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013503103A (ja) * | 2009-08-25 | 2013-01-31 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 焼成凝集体の製造方法、焼成凝集体、研磨材組成物、及び研磨材物品 |
JP2018505833A (ja) * | 2014-12-18 | 2018-03-01 | イエフペ エネルジ ヌヴェルIfp Energies Nouvelles | 高度分散性ゲルを脱水することによって形成されるアルミナビーズの調製方法 |
Families Citing this family (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4311650C2 (de) * | 1993-04-08 | 1996-06-05 | Sued Chemie Ag | Hochporöse Formlinge auf der Basis von Aluminiumoxid und deren Verwendung |
US5725162A (en) * | 1995-04-05 | 1998-03-10 | Saint Gobain/Norton Industrial Ceramics Corporation | Firing sol-gel alumina particles |
CN1084314C (zh) * | 1995-04-05 | 2002-05-08 | 圣戈本陶瓷及塑料股份有限公司 | 煅烧溶胶凝胶氧化铝颗粒的方法、由其制得的磨粒及其应用 |
US6083622A (en) * | 1996-03-27 | 2000-07-04 | Saint-Gobain Industrial Ceramics, Inc. | Firing sol-gel alumina particles |
FR2764213B1 (fr) | 1997-06-10 | 1999-07-16 | Inst Francais Du Petrole | Catalyseur d'hydrotraitement de charges hydrocarbonees dans un reacteur a lit fixe |
US20050124745A1 (en) * | 2002-04-19 | 2005-06-09 | Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. | Flame retardant composites |
US20040265219A1 (en) * | 2002-04-19 | 2004-12-30 | Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. | Seeded boehmite particulate material and methods for forming same |
US20050227000A1 (en) * | 2004-04-13 | 2005-10-13 | Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. | Surface coating solution |
PL372586A1 (en) * | 2002-04-19 | 2005-07-25 | Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. | Boehmite particles and polymer materials incorporating same |
US7582277B2 (en) | 2002-04-19 | 2009-09-01 | Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. | Seeded boehmite particulate material and methods for forming same |
US20060104895A1 (en) * | 2004-11-18 | 2006-05-18 | Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. | Transitional alumina particulate materials having controlled morphology and processing for forming same |
KR20070086876A (ko) * | 2004-12-01 | 2007-08-27 | 생-고뱅 세라믹스 앤드 플라스틱스, 인코포레이티드 | 고무 조성물 및 이의 제조방법 |
US8685123B2 (en) | 2005-10-14 | 2014-04-01 | Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. | Abrasive particulate material, and method of planarizing a workpiece using the abrasive particulate material |
US7479324B2 (en) * | 2005-11-08 | 2009-01-20 | Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. | Pigments comprising alumina hydrate and a dye, and polymer composites formed thereof |
WO2009052395A1 (en) * | 2007-10-19 | 2009-04-23 | Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. | Applications of shaped nano alumina hydrate as barrier property enhancer in polymers |
US8173099B2 (en) | 2007-12-19 | 2012-05-08 | Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. | Method of forming a porous aluminous material |
US8460768B2 (en) * | 2008-12-17 | 2013-06-11 | Saint-Gobain Ceramics & Plastics, Inc. | Applications of shaped nano alumina hydrate in inkjet paper |
CA2987423A1 (en) * | 2015-06-02 | 2016-12-08 | Scientific Design Company, Inc. | Method for producing porous bodies with enhanced properties |
RU2666448C1 (ru) * | 2017-12-26 | 2018-09-07 | Федеральное государственное автономное образовательное учреждение высшего образования "Национальный исследовательский Томский государственный университет" (ТГУ, НИ ТГУ) | Способ приготовления адсорбента-осушителя |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2746842A (en) * | 1954-01-21 | 1956-05-22 | Universal Oil Prod Co | Production of alumina |
DE2059946C3 (de) * | 1970-12-05 | 1975-07-10 | Bayer Ag, 5090 Leverkusen | Verfahren zur Herstellung von hochaktivem Aluminiumoxyd |
US3945945A (en) * | 1971-05-10 | 1976-03-23 | Norton Company | High surface area alumina bodies |
GB1548005A (en) * | 1975-07-09 | 1979-07-04 | Chiyoda Chem Eng Construct Co | Hydrodemetallization catalysts |
US4166100A (en) * | 1978-05-26 | 1979-08-28 | Andrushkevich Mikhail M | Method of preparing granulated activated alumina |
FR2449650A1 (fr) * | 1979-02-26 | 1980-09-19 | Rhone Poulenc Ind | Procede de preparation d'alumine au moins partiellement sous forme de boehmite ultra-fine |
US4579839A (en) * | 1983-11-18 | 1986-04-01 | Aluminum Company Of America | Rehydration bondable alumina |
DD248108B5 (de) * | 1986-04-14 | 1993-12-09 | Leuna Werke Ag | Verfahren zur herstellung von praktisch reinem rho-aluminiumoxid |
US5063033A (en) * | 1987-02-10 | 1991-11-05 | Vereinigte Aluminum-Werke Aktiengesellschaft | Process for the production of boehmite |
-
1991
- 1991-06-06 DE DE4118564A patent/DE4118564A1/de not_active Ceased
-
1992
- 1992-05-23 AT AT92108740T patent/ATE125782T1/de active
- 1992-05-23 EP EP92108740A patent/EP0518106B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1992-05-23 DE DE59203086T patent/DE59203086D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1992-06-04 CS CS921689A patent/CS168992A3/cs unknown
- 1992-06-05 CA CA002070607A patent/CA2070607C/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-06-05 JP JP4170042A patent/JPH05208812A/ja active Pending
- 1992-06-05 RU SU925011813A patent/RU2078043C1/ru active
- 1992-06-05 HU HU9201890A patent/HU215456B/hu not_active IP Right Cessation
- 1992-12-30 US US07/997,736 patent/US5413985A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013503103A (ja) * | 2009-08-25 | 2013-01-31 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 焼成凝集体の製造方法、焼成凝集体、研磨材組成物、及び研磨材物品 |
JP2018505833A (ja) * | 2014-12-18 | 2018-03-01 | イエフペ エネルジ ヌヴェルIfp Energies Nouvelles | 高度分散性ゲルを脱水することによって形成されるアルミナビーズの調製方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
HUT68156A (en) | 1995-05-29 |
EP0518106A1 (de) | 1992-12-16 |
US5413985A (en) | 1995-05-09 |
HU215456B (hu) | 1999-01-28 |
ATE125782T1 (de) | 1995-08-15 |
RU2078043C1 (ru) | 1997-04-27 |
DE4118564A1 (de) | 1992-12-17 |
CA2070607A1 (en) | 1992-12-07 |
CA2070607C (en) | 1999-05-11 |
CS168992A3 (en) | 1992-12-16 |
DE59203086D1 (de) | 1995-09-07 |
HU9201890D0 (en) | 1992-09-28 |
EP0518106B1 (de) | 1995-08-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH05208812A (ja) | 部分結晶性遷移酸化アルミニウム、該化合物の製造法、ならびに成形体、セラミック材料、研磨剤および研磨粒子の製造法 | |
CA1237870A (en) | Spray-dried inorganic oxides from non-aqueous gels or solutions | |
CA1238766A (en) | Process for the preparation of porous mullite | |
US7666296B2 (en) | Process for the hydroconversion in a slurry of heavy hydrocarbonaceous feedstocks in the presence of a dispersed phase and an alumina-based oxide | |
JPH0581301B2 (ja) | ||
JPH09511211A (ja) | 塩基性の無機バインダー | |
US3186957A (en) | Method of preparing a nickel oxidealumina catalyst composition and the product thereof | |
JPS63240945A (ja) | イオウ化合物を含有する工業ガスの処理方法 | |
US5100858A (en) | Moldable/extrudable titanium dioxide particulates | |
EP0277137B1 (en) | Method of making an attrition-resistant catalyst composition and use of the same | |
JP2003507298A (ja) | 安価な前駆体から擬結晶性ベーマイトを製造する方法 | |
JP2003507296A (ja) | 添加物を含む擬結晶性ベーマイト | |
WO2001056951A1 (fr) | Composition d'alumine, procede de preparation et utilisation associes | |
JP2008137884A (ja) | アルミナ微粒子及びアルミナゾルの製造方法 | |
CN102134085A (zh) | 一种纳米α-氧化铝的制备方法 | |
US5106812A (en) | Catalyst carrier for use in high-temperature combustion | |
EP0216312B1 (en) | Process for preparation of synthetic mordenite molded body | |
JPS6011280A (ja) | 多孔性ムライト | |
WO2020135714A1 (zh) | 一种拟薄水铝石、其制造方法及其应用 | |
CN1602282A (zh) | 制备基于锆和钛的氧化物的方法、由此所得的氧化物及所述氧化物作为催化剂的用途 | |
RU2729612C1 (ru) | Гранулированный активный оксид алюминия | |
Schimanski | Production of dispersible aluminas and their use in different applications | |
JP2002274974A (ja) | セラミックス球状多孔体およびその製造方法 | |
JPH02293371A (ja) | α―Al↓2O↓3焼結物体の製造 | |
US4774068A (en) | Method for production of mullite of high purity |