JPH05208759A - 印刷物ロールの入替・移送・一時保管方法及びその装置 - Google Patents

印刷物ロールの入替・移送・一時保管方法及びその装置

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JPH05208759A
JPH05208759A JP4237831A JP23783192A JPH05208759A JP H05208759 A JPH05208759 A JP H05208759A JP 4237831 A JP4237831 A JP 4237831A JP 23783192 A JP23783192 A JP 23783192A JP H05208759 A JPH05208759 A JP H05208759A
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roll
carried
core
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JP4237831A
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Hans-Ulrich Stauber
ユルリッヒ スタウバー ハンス
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Ferag AG
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Publication date
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    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H19/00Changing the web roll
    • B65H19/10Changing the web roll in unwinding mechanisms or in connection with unwinding operations
    • B65H19/12Lifting, transporting, or inserting the web roll; Removing empty core
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H29/00Delivering or advancing articles from machines; Advancing articles to or into piles
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
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    • B65H2405/42Supports for rolls fully removable from the handling machine
    • B65H2405/422Trolley, cart, i.e. support movable on floor
    • B65H2405/4221Trolley, cart, i.e. support movable on floor for both full and empty (or partial) roll
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  • Fats And Perfumes (AREA)
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  • Reduction Or Emphasis Of Bandwidth Of Signals (AREA)
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  • Packaging Of Special Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】巻回ステーションからの搬出物品(巻取ステー
ションにおける巻取済ロールW、巻戻ステーションにお
ける空のロールコアWK)は、操作・搬送車両30により
入替機構20.1に搬出され、そこから操作・搬送車両30に
より保管場所へ搬送される。巻回ステーションにおける
搬入物品(巻取ステーションへの空のロールコアWK、
巻戻ステーションへの巻取済ロールW)は、同一の操作
・搬送車両30により保管場所から入替機構20.1へ搬送さ
れ、そこで載置されて操作・搬送車両30により巻回ステ
ーションへ搬入される。入替機構20.1は、操作・搬送車
両30により搬入物品を載置し、搬出物品を挾持すること
が出来るように設計されている。 【効果】操作・搬送車両30を用いて簡単に印刷物ロール
の搬入・搬出が可能であり、任意の保管場所を利用でき
る。構造が簡単で製造に有利である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印刷物の後続処理作業
の分野に属し、巻取ステーションにおいて該巻取ステー
ションから保管場所へ巻取済ロール(搬出物品)が移送
され、該保管場所から巻取ステーションへロールコア
(搬入物品)が搬入され、巻戻ステーションにおいて該
巻戻ステーションから保管場所へロールコア(搬出物
品)が移送され、該保管場所から巻戻ステーションへ巻
取済ロール(搬入物品)が搬入される方法と装置とに関
するものである。この方法と装置は印刷物ロール又はリ
ールの入替・移送・一時保管用に使用される。
【0002】
【従来の技術、発明が解決しようとする課題】従来技術
において、印刷物、特に折畳まれた印刷物は例えばロー
タリプレス等の任意の工程段階から鱗状に重なり合った
状態で巻回ステーション(巻取機能を有する)に搬入さ
れ、そこで巻取バンドによりロールコアに巻取られ、一
時的に保管された後次工程へ搬送される。巻取後のロー
ルは、例えばパレット等の保管補助手段を伴って、また
は伴わずに垂直または水平状態で一時的に保管され、必
要に応じて巻回ステーション(巻戻機能を有する)へ供
給され、そこで巻戻され、再び鱗状に重なり合った状態
で後工程へと搬送される。
【0003】鱗状に重なり合った状態での印刷物の巻取
・巻戻用の巻回装置は、同一出願人の例えば欧州特許第
161569号、同第230677号及び同第2817
90号(米国特許第4601436号、同第47699
73号及び同第4898336号)、または、同一出願
人のスイス特許出願第791/90号及び同第3128
/90号に記載されている。これらのステーションは、
第1ロールが稼動、即ち巻取りまたは巻戻しが行われて
いる間に、第2ロールの交換が行われる様に設計されて
いる。巻回ステーションと保管場所間の操作および移送
は、各種の補助具および方法により行われ、複雑な装置
や煩雑な手作業による入替作業を必要とする。搬出物品
は巻回ステーションから保管場所へ移送されるが、巻取
ステーションからは巻取状態のロールが、そして巻戻ス
テーションからはロールコアがそれぞれ保管場所へ移送
され、また、保管場所から巻回ステーションへの移送
は、巻取ステーションへはロールコアが、そして巻戻ス
テーションへは巻取済ロールがそれぞれ移送される。
【0004】例えば、ロールコアと巻取バンドを含み、
巻回ステーションと保管場所との間を保管用車両により
移送される移動可能なマガジンが使用される。このよう
なマガジンは、同一出願人の例えばスイス特許第652
699号、または欧州特許第243837号に記載され
ている。このマガシンは巻回ステーションの一部、移送
手段及び保管手段としての機能を有する移動可能な装置
の役割を果す。入替に際しては、マガジンは巻回ステー
ションにおいて正確に位置決めされなければ、巻回ステ
ーションの役割を果すことができない。搬出物品または
搬入物品を積載したマガジンは、搬送車両によりそれぞ
れ保管場所へ移送され、また、保管場所から搬入され
る。この様な方法で保管すべき各ロールまたはロールコ
ア用の別個のマガジンを必要とし、また、それぞれのマ
ガジンに比較的大きな保管場所が必要である。しかし、
設備と形状に関しては、保管場所に何らの特別な条件も
要さず、また、マガジン収納に充分な広さであれば、保
管場所を任意の場所に形成可能である。また、マガジン
交換時に少くとも2つのマガジンを巻回ステーション周
辺に配置し(後程、図2に基いて説明)、マガジンを積
載する車両を巻回ステーション周辺で操作することか
ら、巻回ステーション周辺においても広いスペースが必
要である。このマガジンを用いた作業工程は複雑になる
ばかりでなく、自動化はほぼ不可能である。しかし、特
別に装備した保管場所を必要とせず、巻回ステーション
と保管場所との間の移送はただ1つの搬送手段により行
われる。即ち、搬入・搬出物品は1つの搬送手段から他
の搬送手段へ「移し替える」ことを要しないと言う利点
がある。
【0005】この様に複雑な操作を単純化し自動化を可
能ならしめるために、ロールの入替と保管の方法が開発
され、この方法においては搬出物品は操作・搬出手段に
より巻回ステーションから固定式の入替機構に搬送され
た後、ここで例えばレール上を移動する往復運搬車両に
より搬送される。搬入物品は、該往復運搬車両により固
定式の入替機構に搬入された後、操作・搬送手段により
巻回ステーションまで搬送される。この操作・搬送手段
は一般に自動化された移動クレーンから成る。このよう
な入替機構と往復運搬車両とを備えた設計においては、
運搬車両が2つの位置において搬入物品の搬入に引き続
き搬出物品の搬出を行うことが可能である。この様な方
法と装置は、例えば本出願人のスイス特許出願第888
/91及びドイツ特許第3602320号(Grapha-Hold
ing AG) に記載されている。
【0006】固定式入替機構、巻回ステーションと該入
替機構間の操作・搬出手段、及び該入替機構と保管場所
間のレール上を移動する往復運搬車両を用いる方法は、
前述のマガジンを使用する方法に比べ、相当数の移送
路、多くの動き、及び各種の操作を省き、従って、より
容易に自動化が可能である。しかしながら、この方法で
は、特に保管場所においてより複雑な設備が必要とな
る。保管場所は入替機構と同様の保管手段を装備する必
要があり、即ち、任意の場所に保管場所を設置すること
は最早不可能であり、ドイツ特許第3602320号に
記載のようにレール上において比較的近距離を移動する
運搬車両を用いなければならない。また、スイス特許出
願第888/91に記載のように搬出・搬入物品はさら
なる保管車両により別の移送場所へ移送される必要があ
る。
【0007】本発明の目的は上記の印刷物ロールの入替
と一時保管方法の利点を採り入れ、しかも、その欠点を
最大限除去する方法を提供することにある。巻取ステー
ション及び巻戻ステーション双方に適用し得る本発明の
方法によれば、ロールの入替と一時保管の操作は、最小
の移送路、操作及び操作運動で行うことが出来る。本発
明の方法によれば、巻取済ロール及び空のロールコア
は、同一方法で機械的な補助を要することなく操作出
来、保管場所における単一の移送により巻取済ロールと
ロールコアとの搬入・搬出を行うことが出来、この保管
場所の寸法に関し最小の要件しか必要ではなく、設備と
位置に関しては全く要件を必要としない。本発明の方法
は保管場所の位置に関し最大の自由度を提供することを
意図しているため、完全な自動化はされていないが、そ
れでも最低の人員と運搬車両で行うことが出来る。
【0008】さらに、本発明の目的は、巻回ステーショ
ンと保管場所との間において印刷物の巻取済ロール及び
ロールコアを正確に操作する入替機構と、巻回ステーシ
ョン側及び保管場所側に操作・搬送手段を提供すること
にある。この交換機構は簡単で製造に有利であり、ま
た、スペースが節約出来るものでなければならない。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的は、特許請求の
範囲に記載した方法とその装置とによって、達成するこ
とが出来る。すなわち、本発明の方法は、巻取ステーシ
ョンにおいては巻取済ロール(搬出物品)が該巻取ステ
ーションから搬出されて保管場所へと移送され、空のロ
ールコア(搬入物品)が保管場所から巻取ステーション
へ搬入及び載置され、かつ、巻戻ステーションにおいて
は空のロールコア(搬出物品)が巻戻ステーションから
搬出されて保管場所へと移送され、巻取済ロール(搬入
物品)が保管場所から巻戻ステーションへ搬入及び載置
される印刷物ロールの入替・移送・一時保管方法であっ
て、操作・搬送手段が巻回ステーションから搬出物品を
1つづつ搬出して固定式の入替機構へ移送載置し、該固
定式の入替機構から搬入物品を1つづつ搬入して巻回ス
テーションへ移送載置し、1つの操作・搬送手段と1つ
の入替機構とは少くとも1つの巻回ステーションと連繋
し、かつ、搬入物品が操作部材を有する操作・搬送車両
により入替機構へ搬入載置され、搬出物品が操作・搬送
車両の操作部材により挾持されて入替機構から搬出さ
れ、操作部材は搬入物品の載置後一方向へ移送して搬出
物品を挾持することを特徴とするものである。また本発
明の装置は、巻取済ロールW及びロールコアを正確に操
作するためにロール位置21及びコア位置22がそれぞれ入
替機構に設けられ、操作部材は搬入物品を2つの位置2
1, 22の一方へ搬入及び載置後、搬出物品が載置されて
いるもう一方の位置へ一方向に移動して該搬出物品を挾
持することを特徴とするものである。
【0010】本発明をさらに詳しく説明する。本発明の
中心思想は、少くとも1つの巻回ステーションと連繋す
る固定式の入替機構を提供することであり、巻取ステー
ションの場合には巻取ステーションから巻取済ロール
(搬出物品)が搬出され、巻取ステーションへ空のロー
ルコア(搬入物品)が保管場所から搬入され、また、巻
戻ステーションの場合には巻戻ステーションから空のロ
ールコア(移送物品)が搬出され、巻取ステーションへ
巻取済ロール(搬入物品)が保管場所から搬入される。
搬入物品と搬出物品とを交換する入替機構への搬入及び
搬入に引き続く搬出は、市販で求めることが出来る操作
・搬送車両により行われ、該操作・搬送車両は入替機構
に臨んで正確な位置決めが可能で、好ましくは、操作・
搬送車両の操作部材の直線的な作動により物品を入替え
ることが出来る。この操作・搬送車両は、例えば市販で
求めることが出来るフォークリフトであってもよく、そ
のフォークは、操作目的のため少くとも垂直方向に移動
可能で、挾持及びその解除に際し互いに接近または離反
する。
【0011】入替機構に巻回ステーションからの搬出物
品を積載すること、及び、巻回ステーションに入替機構
からの搬入物品を積載することは、例えば、移動クレー
ンにより行い、完全に自動化することが出来る。しか
し、搬入物品を入替機構に搬入し、入替機構から搬出物
品を搬出する操作・搬送車両は、手動で操作される。こ
の方法で操作・搬送車両は、物品の搬出・搬入に任意に
利用可能な保管場所へ移動することが出来る。
【0012】したがって、本発明の方法は往復搬送車両
を用いて簡単に物品の搬入・搬出が可能であるという利
点を有するのみならず、マガジンを多用した場合の保管
場所と同様の特別な装備を必要とせず、任意の保管場所
を利用出来るという利点も有する。本発明の方法によ
り、搬入物品の搬入に引き続き搬出物品の搬出が可能と
なるが、より複雑な操作・搬送手段を用いると、例えば
保管工程を完全に自動化することが可能である。巻回ス
テーションの近傍において要求されるスペースは最小で
ある。
【0013】本発明の入替機構は、基本的には少くとも
1つの巻取済ロールと少くとも1つの空ロールコア用の
保管場所を有するフレームから成る。これら2つの保管
場所は、一方の側(巻回ステーション側)からは移動ク
レーンにより、他方の側(保管場所側)からは操作部材
を有する操作・搬送車両により、操作可能な位置に設け
られている。また、これら2つの保管場所は、操作保搬
送車両の操作部材が搬入物品を搬入後、引き続いて搬出
物品を挾持するに際して単一方向の動きにより行うこと
が出来る位置に設けられている。
【0014】以下、本発明の方法と装置を図面に基いて
詳細に説明する。図1は、巻取ステーション及び巻戻ス
テーションに連繋する印刷物ロールの入替及び一時保管
の一般工程を図式的に示す。図1には、印刷物巻取済ロ
ールW及びロールコアWKの入替・移送・一時保管の一
般工程が図示され、巻取ステーションAUFへは鱗状に
重なり合った印刷物STが搬入され、また、巻戻ステー
ションABからは鱗状に重なり合った印刷物STが搬出
せしめられる。双方の巻回ステーション(巻取ステーシ
ョン、巻戻ステーション)には、それぞれ2つのロール
に対する巻回位置A及びBが設けられ、図においてAの
位置のロールに巻取りまたは巻戻しを行っている間、他
方のBの位置のロールは交換される。巻取ステーション
AUFのBの位置においては、巻取済ロールW(搬出物
品)は空のロールコアWK(搬入物品)と入替えられ、
巻戻ステーションABにおいては、空のロールコアWK
(搬出物品)は巻取済ロールW(搬入物品)と入替えら
れる。搬出物品は、巻取ステーションAUFまたは巻戻
ステーションABから保管場所Lに移送され、そこで保
管される一方、保管場所Lから巻取ステーションAUF
または巻戻ステーションABに搬送される。巻回ステー
ションと保管場所との間に、好ましくは巻回ステーショ
ン側に、1以上の巻回ステーションと連繋する少くとも
1つの入替場所UMが設けられ、搬入・移送物品が一時
的に載置される。巻回ステーションと入替場所との間の
巻取済ロール及びロールコアの操作・搬送は、好ましく
は例えば移動クレーンの様な完全に自動化可能の操作・
搬送手段により行われる。入替場所と保管場所との間の
巻取済ロール及びロールコアの操作・搬送は、任意の第
2の操作・搬送手段、好ましくは操作・搬送車両により
行われ、また、さらなる入替場所及び第3の操作・搬送
手段を導入することも可能である。
【0015】図2は、マガジンを使用する従来技術の方
法の巻回ステーションと保管場所との間の作用工程を図
示的に示す。ボックス1は任意の保管場所を表わす。ボ
ックス2は搬入・搬出場所で巻回ステーションとしての
役割も果し、マガジンが載置されて該マガジンに直接巻
取りまたは巻戻しが行われる。ボックス3は巻回ステー
ション近辺に設けられた第1の入替場所であり、ボック
ス4は第2の入替場所である。
【0016】保管場所への空工程を避けるためのマガジ
ン搬送用の搬送車両の作用順序は、例えば以下の通りで
ある。 a:(巻戻ステーションに対しては巻取済ロールであ
り、巻取ステーションに対しては空のロールコアを装填
した)第1マガジンは、保管場所から入替場所3に運ば
れ、載置される。 b:引き続き、積載・荷降ろし場所へ移動し、車両の位
置決めが行われ、第2マガジンが挾持される。 c:第2マガジンは入替場所4へ運ばれ、載置される。 d:車両は入替場所3へ移動し、車両の位置決めが行わ
れて第1マガジンが挾持される。 e:第1マガジンは搬入・搬出場所2へ運ばれ、車両の
位置決めが行われて第1マガジンは載置される。 f:車両は入替場所4へ移動し、車両の位置決めが行わ
れて第2マガジンが挾持される。 g:第2マガジンが保管場所へ運ばれる。 場合によっては、補助具を使用して第2マガジンを手作
業により搬入・搬出場所より移動させ、第1マガジンと
入替え、車両の作用順序を簡略化することも可能である
が、より多くの人員を必要とする。
【0017】作用順序に関してはより簡単であるが、装
置に関してはさらに複雑で高価になるマガジンを使用す
る方法が、同一出願人の欧州特許第242607号に記
載されている。そこに示される搬入・搬出部は、2つの
マガジンを収納するよう設計されており、搬送車両は第
1の場所で位置決めを行ってマガジンを挾持し、自動的
に第2の場所へ移動してマガジンを載置する。
【0018】図3は、図2に対応する本発明の方法によ
る作用順序を示す。ボックス5は任意の保管場所であ
り、ボックス6は本発明による固定式入替機構を設置し
た入替場所であり、そして、ボックス7は巻回ステーシ
ョンである。その作用順序は以下の通りである。 h:搬送物品は操作・搬送車両により保管場所5から入
替場所へ移送され、車両が正確に位置決めされた後、入
替機構に搬入される。 i:操作・搬送車両の操作手段は一方向に移動して搬出
物品を挾持した後、保管場所へ搬送される。 巻回ステーション7と入替場所6との間の操作・搬送
は、例えば移動クレーンによって完全自動的に行われ
る。
【0019】図2及び図3の対比により、マガジンを使
用する従来技術と比較して固定式入替機構を設けた本発
明の利点が明らかに示される。図示しないが、本発明の
方法のもう1つの利点は、ロール及びロールコアの搬送
に比較的小型の操作・搬送車両、例えばフォークリフト
を使用出来る点である。これに対し、重量の大きいマガ
ジンを用いる方法では、より大型の車両が必要となる。
【0020】図4及び図5に、それぞれ巻回ステーショ
ンAUF及びAB、ロールまたはロールコアを搬送する
移動クレーン10.1及び10.2ならびに本発明の入替機構2
0.1及び20.2の一実施例が図示され、該入替機構はそれ
ぞれロールW及びロールコアWKを保持するロール位置
21及びコア位置22を備えている。入替機構により保持さ
れるロール及びロールコアの軸方向が巻回ステーション
のロール及びロールコアの軸方向とほぼ平行となるよう
ロール及びロールコアが保持されるのが好ましい。実施
例においては、2つのロールW及び2つのロールコアW
Kがそれぞれのロール位置21及びコア位置22に保持され
る。また、本実施例はロール位置、コア位置において保
持されるロールの数、コアの数が1または2以上の場合
をも含む。
【0021】保持されるロールは基本的に巻回ステーシ
ョン上のロールに等しい空間位置を占める。即ち、これ
らのロールの軸方向は実質的に水平である。複数個のロ
ールはロール位置において、これらの回転軸が同一の垂
直平面上に位置するように隣接して保持される。また、
保持されるコアも巻回ステーション上のコアにほぼ等し
い空間位置(水平軸方向)を占め、移送順序が重力によ
り自動的に調整されて操作・搬送車両の操作部材により
確実に挾持またはその解除がなされるよう、複数個のコ
アは傾斜面上を移送方向に連続して配置される。
【0022】図4は、巻取ステーションAUFの場合を
示す。移動クレーン10.1はロールコアの内側を挾持して
巻取済ロールWを巻取ステーションから入替機構20.1の
ロール位置21へと移送する。このロール位置には、少く
とも1つの二重楔23及び側部支持体24が備えられてお
り、したがって2つのロールWは側部支持体24にわずか
に支持された状態で正確に位置決めされる(図10及び
図11参照)。コア位置22には、保管場所側及び巻回ス
テーション側にそれぞれストッパーを有していてそれぞ
れの側に傾いてしかもそれぞれの側に突出している該ス
トッパーにより支持されるロールコアを載置するコアガ
イド25を備えており、巻回ステーション側のストッパー
により支持されたロールコアが1個づつ移動クレーン1
0.1に挾持されて巻回ステーションへと移送される。図
においては、コア位置22の2つのロールコアと、巻回ス
テーション側への傾斜により転ってコアガイド25の巻回
ステーション側ストッパーと接する二点鎖線により表示
される1つのコアとが図示されており、この二点鎖線の
位置において移動クレーン10.1により挾持される。
【0023】図5は、図4の移動クレーン10.1に対応す
る移動クレーン10.2及び本発明による入替機構20.2を有
する巻戻ステーションABを示す。移動クレーンは個々
のロールコアWKを巻取ステーションから取り出して、
コア22側に傾斜するコアガイド25の巻回ステーション側
に突出するストッパーに接し、二点鎖線により表示され
る位置へ移動せしめられる。コアガイド25上に置かれた
コアは傾斜によりコア位置22の方向へと転がり、保管場
所側のストッパーにより係止されてコア位置22に載置さ
れる。隣接して2つのロールコアは、操作・搬送車両の
操作部材により確実に挾持される位置を占める。移動ク
レーンは入替機構20.2から巻戻ステーションへ巻取済ロ
ールを移送する。
【0024】図6及び図7は、本発明の入替機構の保管
場所側の操作手順を図3に関連して詳細に示す。すなわ
ち、それぞれ巻取ステーション側(図6)及び巻戻ステ
ーション側(図7)における入替機構20.1及び20.2と操
作・搬送車両30とが協働する状態を図示する。双方共6
図面により時間的に連続する操作・搬送車両30と入替機
構20.1及び20.2との相関位置が示されている。実施例に
おいて、本発明の入替機構は図4及び図5に図示される
と同様に、それぞれ2つのロールW及び2つのロールコ
アWKの操作に関連する。
【0025】操作・搬送車両30は市販で求めることが出
来るフォークリフトであり、その操作部材は例えば相互
に接近離反可能の一対のフォーク31により構成され、実
施例では隣接して水平方向に設けられている。さらに、
操作部材全体(一対のフォークを2つ含む)は、少くと
も垂直方向に移動可能である。入替機構20.1または20.2
は図4及び図5のそれに対応する。ロール位置21及びコ
ア位置22は、全方向より自由に接近可能であり、両位置
は垂直方向に併設されている。
【0026】上から1番目の図において、巻回ステーシ
ョンの反対側より接近し搬入物品を入替機構20.1及び2
0.2に搬入する操作・搬送車両30が示されている。搬入
物品(ロールコアWKまたはロールW)を搬入する際、
フォークは入替機構のロール位置21またはコア位置22と
同じ高さに移動する。入替機構において、2つのロール
とロールコアはフォークにより挾持可能なように互いに
関連して配置される。すなわち、水平に置かれた2つの
ロールの回転軸は、同じ垂直平面上に位置し、搬送方向
に隣接して水平に配置された2つのロールコアの回転軸
は、互いに平行となる。
【0027】2番目の図は、搬入物品の入替機構の対応
位置への搬入を示し、操作・搬送車両及び入替機構は、
ほぼ移送方向に隣接した状態である。操作部材(一対の
フォークを2つ含む)が水平方向に移動可能な場合に
は、移送方向に対する位置決めは操作部材の水平方向へ
の調整により行うことが出来る。高さは、操作部材の垂
直方向の移動により調節され、また、ロールを搬入する
際には、最初にロールを二重楔23を越える高さに若干持
ち上げてから搬入し、その後ロールを所定のロール位置
に降ろす。
【0028】3番目の図は、搬入物品の据置きを示す。
2つの一対のフォークは互いに離れる方向へ移動してロ
ールまたはロールコアを開放する。ロールコアは直ちに
巻回ステーションの方向へコアガイド25上を転がる。ロ
ールは側部支持体24に若干支持される状態で二重楔23上
に載置される。
【0029】4番目の図は、操作部材の垂直方向への動
きを示しており、図6では上方へ、図7では下方へと移
動する。この様にして、搬入物品の搬入に引き続き、搬
出物品の挾持が行われる。
【0030】5番目の図は、搬出物品の挾持を示す。対
応する図7において、搬出物品である2つのロールコア
がコアガイド25上のコア位置22に載置されており、2つ
のロールコアはフォークにより確実に挾持搬出される。
【0031】最後の6番目の図は、操作・搬送車両が搬
出物品を搬出する状況を示す。フォークリフトのフォー
ク31は市販の規格品であり、その形状は規格のパレット
の形状に対応している。図6及び図7に表示される工程
において、本発明の方法の特に好ましい一実施例として
2つの一対のフォークの片方にパレットを載置すること
も可能である。図においては、ヨーロッパ規格のパレッ
ト40がフォークの部位に破線で示されている。側部支持
体24とパレット40とはロールの搬入の際互いに妨げにな
らない様に設計されている(図7の2番目の図)。
【0032】図8及び図9は、巻取済ロール(図8)及
びロールコア(図9)用のパレットを使用する本発明の
方法における保管場所の実施例を示す。例えば、パレッ
ト40に対しては、常に2つのロールW、または2つのロ
ールコアWKがある。この様な保管ユニットは互いに積
み重ねることが出来る。この様な保管場所を用いる場合
には、操作・搬送車両の操作部材は進行方向の軸を中心
として両方向に90°回転可能でなければならない。し
たがって、この実施例で用いる操作・搬送車両は、水平
垂直方向に移動可能な、そして、進行方向の軸を中心と
して(ロック機構で対象物を挾持する)ことにより少く
とも90°両方向へ回転可能な操作部材を備えているこ
とが必要であり、以上の条件は市販のフォークリフト及
びその付属装置により達成し得る。
【0033】図6から図9までは、本発明の方法、特に
パレットを使用する実施例の主な利点を図解している。
保管場所において、搬入物品はパレット40を含む保管ユ
ニットの形式で搬入された後、入替機構へ搬出されて対
応する位置に載置されるが、保管場所と入替機構間にお
いてロックされた状態で90°回転される。搬入物品の
載置に続き、パレットを伴った操作部材は搬出物品の位
置へと一方向に移動し、搬出物品を挾持する。次に、搬
出物品は保管場所へ搬送載置されるが、入替機構と保管
場所間においてパレットが下になるよう操作部材は90
°回転する。搬入物品を降した後の各パレットは直ちに
搬出物品の搬出に使用されるので、パレットが入替機構
の近傍に置かれる必要はない。保管ユニット(パレット
とロールまたはコア)は、安定して置かれるので、保管
場所においては特別な設備を要しない。したがって、任
意の位置に保管場所を設けることが可能である。明らか
に、他の保管方法も可能である。例えば、ロールを互い
に当接させ立てた状態で置くことも出来、この場合には
何らのパレットも、操作部材による回転運動も一切必要
としない。
【0034】本出願人によるスイス特許出願第888/
91に巻回ステーションと保管場所との間に入替機構及
び往復車両が記載されているが、これらに代えて本発明
の方法の入替機構とフォークリフトとを保管工程用に使
用することが出来る。しかし、この方法ではパレットを
使用する必要はないが、フォークリフトはさらなる保管
場所まで移動してロール及びロールコアの搬入・搬出を
行う必要があり、しかも、その搬入・搬出には特別な設
備が必要である。
【0035】図10及び図11は、本発明による入替機
構の一実施例の詳細図で、向って右側の図は、図4から
図7と同様な側面図であり、左側の図は、保管場所側か
ら見た正面図で、この方向から操作・搬送車両は搬入・
搬出を行う。図10は巻取ステーションと連繋する実施
例、また、図11は巻戻ステーションと連繋する実施例
を示す。双方の側面図において、図10は操作・搬送車
両がロールコアを搬入したところであり、図11はロー
ルコアを挾持して搬出するところである。
【0036】双方の正面図は、ロールWとロールコアW
Kとが入替機構20.1及び20.2のロール位置21とコア位置
22にそれぞれ載置されていることを明瞭に示している。
これらの図から、同一の方法で1つまたは2つ以上のロ
ール及びロールコアを載置出来ることが分る。一例とし
て、パレット40の中心直下コアガイド25上に1つのコア
を載置し、移送方向に対して該コアの前後に隣接して2
つづつコアを載置する設計も可能である。図10及び図
11において、コアは側部支持体側のロールの直下に載
置されており、2つのロールの中央直下ではない。コア
が2つのロールの中央直下に載置されておれば、互いに
対称的に作動するフォークを備えたフォークリフトの使
用が可能となる。図10及び図11の正面図がら理解出
来るようにロールまたはロールコアの側部支持体側に挿
入されるフォークは固定式で、もう一方のフォークが該
固定式フォークに対して往復動する必要があり、このよ
うなフォークリフトは市販で求められるフォークリフト
から容易に作ることが出来る。本発明の方法において
は、非対称的に作動するこのフォークにより挾持の際に
コアを中央へと押しやることなく、非対称的に載置され
たコアを挾持することが出来る。保管場所側から見た場
合、コアは図示されているように右側に置かれている
が、左側に置くことも出来る。フォークリフトが右側ま
たは左側に載置されたコアを保管場所へと移送する場
合、固定式フォークに載っているパレットが保管場所に
おいて下になるように操作部材を回転する必要がある。
【0037】図10及び図11の側面図には、軸支レバ
ー26、上部軸支アングルガイド27(図10)及び下部軸
支アングルガイド28(図11)の詳細が示されている。
軸支レバー26は側部支持体24上の軸Mにおいて軸支され
ており、パレットとともにロールを搬入する際に軸Mを
中心に矢印の方向(二点鎖線の位置)へと回動し、パレ
ットを載せた操作部材の下方への移動に伴い軸Mを中心
として矢印の下方向(破線の位置)へと回動する。した
がって、挿入されるフォーク及びパレットを妨げること
なく側部支持体24の一部としての機能を果す。
【0038】上部軸支アングルガイド27は入替機構20.1
のコア位置上方の軸Nにおいてアングルガイド27の屈曲
部で軸支されており、コアの搬入後フォークによる挾持
が解除される際コアがコアガイド25上を転がるのを防ぐ
(破線位置)。この上部軸支アングルガイド27は、巻取
ステーションと連繋する入替機構20.1においてのみ備え
られている(図10)。したがって、コアの搬入前に
は、上部軸支アングルガイド27の巻回ステーション側脚
部27.1は重力により軸Nを中心として下方へと回動した
状態となり、保管場所側脚部27.2は入替機構においてほ
ぼ水平状態となる(二点鎖線位置)。コアガイド25は巻
回ステーションに向って傾いている。コアが搬入される
と、上部軸支アングルガイド27の巻回ステーション側脚
部27.1はほぼ水平位置へと回動し、保管場所側脚部27.2
は下方(破線)へと回動する。上部軸支アングルガイド
27の2つの脚部は、この位置において2つのコアが転が
り去るのを防ぐ様な形状をしている。上部軸支アングル
ガイド27はこの位置でロックされる。コアが巻回ステー
ションへ搬入される場合ロックは解除され、コアはコア
ガイド25上を巻回ステーション側へと転がり(二点鎖線
の位置)、上部軸支アングルガイド27は再び重力により
軸Nを中心として下方(二点鎖線の位置)へと回動す
る。
【0039】巻戻ステーションと連繋する入替機構20.2
に設けられた下部軸支アングルガイド28は、コアガイド
25が保管場所へ傾斜している場合、コアガイド25の保管
場所側ストッパーとしての役割を果す。下部軸支アング
ルガイドは、コアがコア位置より操作・搬送車両に向っ
て転がり去るのを防ぐか、搬出の際にはストッパーは解
除される。下部軸支アングルガイド28は、巻戻ステーシ
ョンと連繋する入替機構20.2にのみ備えられている(図
11)。下部軸支アングルガイド28は巻回ステーション
側脚部28.1及び保管場所側脚部28.2を有し、コア位置の
下部において、軸Qにより軸支されており、保管場所側
脚部28.2が上方向へ回動した状態にある時(破線位
置)、巻回ステーション側に持上ったコアガイド25上を
コアがコア位置から転がり去るのを防ぎ、下方向へ回動
した状態にある時(二点鎖線位置)、コアは搬出可能と
なる。コアが移動クレーンによりコアガイド上に載置さ
れる際には、下部軸支アングルガイド28は停止状態にロ
ックされるが、コア位置に載置されたコアが操作部材に
より挾持、搬出される際には、ロックは解除される。コ
アはコアガイド25の中央溝29及びコアの中央部に巻回さ
れた巻回バンドWBにより、コアガイド25上を誘導され
る。
【0040】図においては、本発明の入替機構のロール
位置をコア位置の上方に設けた場合を示しているが、こ
れらの位置を逆にしてもよい。
【0041】
【発明の効果】本発明の方法によれば、往復搬送車両を
用いて簡単に印刷物ロールの搬入・搬出が可能であると
いう利点を有するのみならず、マガジンを利用した場合
の保管場所と同様の特別の装備を必要とせず、任意の保
管場所を利用出来るという利点も有する。
【0042】本発明の装置によれば、構造が簡単で製造
に有利であり、巻回ステーションの近傍において要求さ
れるスペースは最小でよいとう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】巻取ステーション及び巻戻ステーションに連繋
する印刷物ロールの入替及び一部保管の一般工程を図式
的に示す。
【図2】マガジンを使用する従来技術によるロールの入
替及び一時保管工程を図式的に示す。
【図3】図2に対応する本発明の方法を図式的に示す。
【図4】巻取ステーションと連繋する本発明による入替
機構の一実施例を示す側面図である。
【図5】巻戻ステーションと連繋する本発明による入替
機構の一実施例を示す側面図である。
【図6】巻取ステーション側における本発明の方法によ
る入替機構と操作・搬送車両との協働を示す詳細な作用
図である。
【図7】巻戻ステーション側における本発明の方法によ
る入替機構と操作・搬送車両との協働を示す詳細な作用
図である。
【図8】本発明の方法の別の実施例による印刷物ロール
の保管方法を示す作用図である。
【図9】本発明の方法の別の実施例による空のロールコ
アの保管方法を示す作用図である。
【図10】巻取ステーション側の本発明の入替機構の一
実施例の詳細正面図及び側面図である。
【図11】巻戻ステーション側の本発明の入替機構の一
実施例の詳細正面図及び側面図である。
【符号の説明】 AUF…巻取ステーション、 AB…巻戻ステーショ
ン、 UM…入替場所、L…保管場所、 W…ロール、
WK…ロールコア、 30…操作・搬送手段(操作・搬
送車両)、 20.1,20.2…入替機構、 31…操作部材
(フォーク)、40…パレット、 21…ロール位置、 22
…コア位置、 23…二重楔、24…側部支持体、 26…軸
支レバー、 25…コアガイド、 27…上部軸支アングル
ガイド、 28…下部軸支アングルガイド。

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】巻取ステーションにおいては巻取済ロール
    (搬出物品)が該巻取ステーションから搬出されて保管
    場所へと移送され、空のロールコア(搬入物品)が保管
    場所から巻取ステーションへ搬入及び載置され、かつ、
    巻戻ステーションにおいては空のロールコア(搬出物
    品)が巻戻ステーションから搬出されて保管場所へと移
    送され、巻取済ロール(搬入物品)が保管場所から巻戻
    ステーションへ搬入及び載置される印刷物ロールの入替
    ・移送・一時保管方法であって、 操作・搬送手段が巻回ステーションから搬出物品を1つ
    づつ搬出して固定式の入替機構へ移送載置し、該固定式
    の入替機構から搬入物品を1つづつ搬入して巻回ステー
    ションへ移送載置し、1つの操作・搬送手段と1つの入
    替機構とは少くとも1つの巻回ステーションと連繋し、
    かつ、搬入物品が操作部材を有する操作・搬送車両によ
    り入替機構へ搬入載置され、搬出物品が操作・移送車両
    の操作部材により挾持されて入替機構から搬出され、操
    作部材は搬入物品の載置後一方向へ移動して搬出物品を
    挾持することを特徴とする印刷物ロールの入替・移送・
    一時保管方法。
  2. 【請求項2】操作・搬送車両は少くとも1つの巻取済ロ
    ールまたは同数の空のロールコアを操作及び移送するこ
    とを特徴とする請求項1記載の印刷物ロールの入替・移
    送・一時保管方法。
  3. 【請求項3】巻取済ロール及び空のロールコアは、該ロ
    ール及びロールコアの軸方向が水平となるごとく入替機
    構において載置され、かつ、操作部材は隣接して設けら
    れ互いの方向へ往復動する一対の部材により巻取済ロー
    ルまたは空のロールコアを挾持することを特徴とする請
    求項1または2記載の印刷物ロールの入替・移送・一時
    保管方法。
  4. 【請求項4】操作・搬送車両は隣接する一対のフォーク
    を備えたフォークリフトであり、かつ、該フォークリフ
    トは該一対のフォークにより入替機構に載置し、搬入物
    品の載置後該一対のフォークを垂直方向へ移動させ、該
    一対のフォークを互いに接近させることにより搬出物品
    を挾持して該搬出物品を搬出することを特徴とする請求
    項2または3記載の印刷物ロールの入替・移送・一時保
    管方法。
  5. 【請求項5】一対のフォークは互いの方向へ対称的に往
    復動することを特徴とする請求項4記載の印刷物ロール
    の入替・移送・一時保管方法。
  6. 【請求項6】一対のフォークの一方は固定式であり、も
    う一方のフォークが該固定式フォークに対して往復動す
    ることを特徴とする請求項4記載の印刷物ロールの入替
    ・移送・一時保管方法。
  7. 【請求項7】入替機構において該フォークリフトは一対
    のフォークの一方にパレットを載せて搬入搬出を行うこ
    とを特徴とする請求項4から6のいずれかに記載の印刷
    物ロールの入替・移送・一時保管方法。
  8. 【請求項8】パレットに載置される複数個の巻取済ロー
    ル及びパレットに載置される同数の空のロールコアは、
    パレットを含む保管ユニットとして任意の保管場所に保
    管され、該保管ユニットはフォークリフトにより入替機
    構へ移送される途中で移送方向の軸を中心として90°
    回転された後入替機構へ搬入され、該保管ユニットの搬
    入物品のみが入替機構の所定位置へ載置され、該パレッ
    トはフォークと共に搬出物品が載置される入替機構の所
    定位置へと移動し、該搬出物品は挾持及び搬出されて保
    管場所へ移送される途中で進行方向への軸を中心として
    90°回転された後、パレットと搬出物品とが保管場所
    に載置されることを特徴とする請求項7記載の印刷物ロ
    ールの入替・移送・一時保管方法。
  9. 【請求項9】第2の入替場所から操作・搬送車両により
    搬入物品が搬入され、搬出物品は該操作・搬送車両によ
    り第2の入替場所へと移送及び載置され、かつ、保管場
    所におけるロール及びロールコアの搬入・搬出は別の操
    作・搬送車両により行われることを特徴とする請求項1
    から6のいずれかに記載の印刷物ロールの入替・移送・
    一時保管方法。
  10. 【請求項10】巻取済ロールW及びロールコアWKを正
    確に操作するためにロール位置21及びコア位置22がそれ
    ぞれ入替機構に設けられ、操作部材は搬入物品を2つの
    位置21,22の一方へ搬入及び載置後、搬出物品が載置さ
    れているもう一方の位置へ一方向に移動して該搬出物品
    を挾持することを特徴とする印刷物ロールの入替・移送
    ・一時保管装置。
  11. 【請求項11】搬入物品が載置される所定位置から搬出
    物品が載置される所定位置への操作部材の移動は直線的
    であることを特徴とする請求項10記載の印刷物ロール
    の入替・移送・一時保管装置。
  12. 【請求項12】2つの位置21, 22は垂直方向に併設され
    ることを特徴とする請求項11記載の印刷物ロールの入
    替・移送・一時保管装置。
  13. 【請求項13】複数個のロールはロール位置21に設けら
    れた保持手段によりその回転軸が水平方向にほぼ一致す
    るごとく該ロール位置21に保持及び載置され、同数のロ
    ールコアはコア位置22に設けられた誘導及び保持手段に
    より移送方向に対して連続して該コア位置22に載置され
    ることを特徴とする請求項12記載の印刷物ロールの入
    替・移送・一時保管装置。
  14. 【請求項14】複数個のロールの外側の一側面とこれら
    と同数のロールコアの一側面とがほぼ同一平面上に並ぶ
    ごとくロール位置の保持手段とコア位置の誘導及び保持
    手段とが設けられていることを特徴とする請求項13記
    載の印刷物ロールの入替・移送・一時保管装置。
  15. 【請求項15】複数個のロールの移送方向への中央垂直
    平面とこれらと同数のロールコアの中央垂直平面とがほ
    ぼ同一平面上に並ぶごとくロール位置の保持手段とコア
    位置の誘導及び保持手段とが設けられていることを特徴
    とする請求項13記載の印刷物ロールの入替・移送・一
    時保管装置。
  16. 【請求項16】ロール位置の保持手段は、少くとも1つ
    の二重楔23と、側部支持体24と、軸支レバー26とを有す
    ることを特徴とする請求項13から15のいずれかに記
    載の印刷物ロールの入替・移送・一時保管装置。
  17. 【請求項17】コア位置の誘導及び保持手段は、入替機
    構から巻回ステーション側へ突出するコアガイド25を有
    することを特徴とする請求項13から15のいずれかに
    記載の印刷物ロールの入替・移送・一時保管装置。
  18. 【請求項18】コア位置の誘導及び保持手段は、さらに
    所定位置にロック可能の上部軸支アングルガイド27と下
    部軸支アングルガイド28とを有することを特徴とする請
    求項17記載の印刷物ロールの入替・移送・一時保管装
    置。
  19. 【請求項19】ロール位置21はコア位置22の上方に設け
    られていることを特徴とする請求項12から18のいず
    れかに記載の印刷物ロールの入替・移送・一時保管装
    置。
  20. 【請求項20】ロール位置21はコア位置22の下方に設け
    られていることを特徴とする請求項12から18のいず
    れかに記載の印刷物ロールの入替・移送・一時保管装
    置。
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