JPH0520854A - 磁気テープ記録再生装置 - Google Patents

磁気テープ記録再生装置

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Publication number
JPH0520854A
JPH0520854A JP17397891A JP17397891A JPH0520854A JP H0520854 A JPH0520854 A JP H0520854A JP 17397891 A JP17397891 A JP 17397891A JP 17397891 A JP17397891 A JP 17397891A JP H0520854 A JPH0520854 A JP H0520854A
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JP
Japan
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data
time
magnetic tape
recording
absolute time
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JP17397891A
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English (en)
Inventor
Shinji Yamada
真司 山田
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
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  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気テープ記録再生装置における検索動作
を、無駄なく短時間で行えるようにする。 【構成】 記録、再生、早送り、巻戻し、リナンバなど
の動作中にST−IDが検出されると、そのときの通算
記録時間(Aタイム)と、そのST−IDに対応する曲
番とを磁気テープTから読取り、Aタイムと曲番とを対
応付けてメモリ25に記憶させる。高速度検索動作で
は、目標主データ(音楽データ:曲)に対応する曲番に
基づき、メモリ25からその主データの先頭位置を示す
Aタイムを読出す。そのAタイムと、磁気テープTから
読取られる現在テープ位置のAタイムとから、目標主デ
ータの先頭位置までの時間を割出し、割出した時間デー
タに基づき目標位置の直前で検索動作が終了するように
磁気テープTの送り速度を減速制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、音楽データなどの主データとは
別に、記録された主データを検索するときの指標となる
副データを記録するようにしたデジタルオーディオテー
プレコーダ(Digital Audio Tape recorder;以下、DA
Tと略称する)などの磁気テープ記録再生装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】DATによる記録動作では、上述したよ
うに主データであるたとえばオーディオデジタル信号が
磁気テープの各トラックのメイン領域に記録されると共
に、各トラックのサブコード領域にトラッキング制御用
のATF信号や検索時の指標となるサブコード情報など
の副データが記録される。
【0003】この場合のサブコード情報としては、磁気
テープの始端(Beginning Of Tapemarker;以下、BO
Tと略称する)からの通算記録時間(アブソリュートタ
イム;以下、Aタイムとも呼ぶ)や、主データが音楽デ
ータである場合に各曲の経過時間(プログラムタイム)
や、曲の先頭位置を示すスタート識別情報(スタートI
D;以下、ST−IDとも呼ぶ)や、各曲に割振られた
通し番号である曲番(プログラムナンバ)PNOや、そ
の他、曲番の有効/無効を示すプライオリティID、イ
ンデックス、ランニングタイム、記録時点の年月日時分
秒(カレンダータイム)などがあり、これらのサブコー
ド情報は再生時に適宜、表示装置で表示される。
【0004】ST−IDの記録では、高速検索でも確実
に検出できるように、通常、曲の始めの部分に9秒間
「1」のデータが、その他の部分に「0」のデータが記
録される。
【0005】図11は、上記ST−IDを指標として曲
つまり主データの先頭位置を高速検索するときの動作を
示す図である。そのうち、図11(a)は磁気テープT
上におけるST−IDのフォーマットを、図11(b)
はFF方向つまりBOT側からテープ終端(End Of Tap
e marker;以下、EOTと略称する)側に向けて早送り
で検索するときの動作の軌跡を、図11(c)および図
11(d)はREW方向つまりEOT側からBOT側に
向けて巻戻しで検索するときの動作の軌跡をそれぞれ示
している。
【0006】たとえば、曲番nの曲の先頭位置をFF方
向に向けて高速検索する場合、図11(b)に示すよう
に、まず、ST−IDのデータを読取りながら磁気テー
プTがEOT側に向けて早送りされ、目標の曲番nのS
T−IDのデータ領域に「1」が記録されている位置a
1に来るとテープ走行にブレーキがかけられ、慣性であ
る量まで行過ぎた位置で一旦停止する。行過ぎ量が小さ
い場合にはST−ID=「1」の領域内の位置b1で停
止し、行過ぎ量が大きい場合にはST−ID=「1」の
領域を通過して位置b2で停止する。
【0007】いずれの場合も直ちにテープ送りが逆方向
に切換えられ、ST−IDのデータ読取りが継続され
る。次にST−ID=「1」の領域から「0」の領域に
移行したとき、すなわち位置a1を通過したとき、再び
テープ送り方向が切換えられ、通常の再生動作に移行す
る。規格上では、曲の先頭位置を検出して再生動作に入
る場合、曲の始めの部分位置a1より少し前(5±5フ
レーム:1フレームはDATのドラム1回転分の2トラ
ックの記録幅)からミュートを解除することになってい
るため、これを考慮して位置a1よりも少し前の位置a
2でテープ送り方向が切換えられて、次の再生、記録あ
るいは待機状態に移る。
【0008】REW方向に向けての高速検索においても
図11(c)および図11(d)に示すように、ST−
IDのデータを読取りながら磁気テープTがBOT側に
向けて早送りされ、ST−IDのデータ領域に「1」が
記録されている位置cに来るとテープ走行にブレーキが
かけられ、慣性である量まで行過ぎた位置で一旦停止す
る。行過ぎ量が小さい場合には図11(c)に示すよう
にST−ID=「1」の領域内の位置d1で停止し、次
にテープ送り方向を換えずにST−IDのデータ読取り
が継続される。ついでST−ID=「1」の領域から
「0」の領域に移ったとき、すなわち位置a1を通過し
たとき、FF走行の場合と同様に位置a1より少し前の
位置a2でテープ送り方向が切換えられ、次の動作状態
あるいは待機状態に移る。
【0009】また、行過ぎ量が大きい場合には図11
(d)に示すように、ST−ID=「1」の領域を通過
して位置d2で停止する。この位置d2ではST−ID
=「0」であり、すでにST−ID=「1」の始端(位
置a1)を通過してしまっているので、テープ送り方向
が切換えられ、再度ST−ID=「1」となる位置a1
を検索しながらテープ走行が続けられる。ついで位置a
1が検索されるとテープ送りが一旦停止され、テープ送
り方向が切換えられ、再度位置a1を通過すると位置a
2まで戻ってテープ送り方向が切換えられ、曲の先頭位
置が検索されると、再生動作または待機状態に移行す
る。なお、曲の先端位置検索では、検索完了後、そのま
ま再生動作に移る場合の他に、その点で次の操作入力を
待つ待機状態になる場合などがある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
のDATでは、高速検索動作において何度もテープ走行
方向を切換える必要があり、多くの時間を要するという
問題点がある。
【0011】すなわち、REW方向への高速検索動作で
は、REW方向が通常の記録・再生方向と逆であるの
で、1回のテープ走行方向の切換えが必須であり、やむ
を得ないが、FF方向への高速検索動作では、通常の記
録・再生方向とテープ走行方向が同一であるにもかかわ
らず、図11(b)に示すように位置b1(あるいは位
置b2)と位置a2の2箇所でテープ走行方向を切換え
る必要があり、無駄な動作である。
【0012】したがって、本発明の目的は、検索動作に
無駄がなく、短時間で検索を行うことのできる磁気テー
プ記録再生装置を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、磁気テープ上
の各トラックの主データ記録領域に主データを記録し、
各トラックの副データ記録領域には、記録された主デー
タを検索するときの指標となる識別データとして、主デ
ータの先頭位置を示すスタート識別子と、磁気テープの
始端からの通算記録時間を示す絶対時間データと、各主
データの通し番号であるプログラム識別番号とを記録す
るようにした磁気テープ記録再生装置において、記録、
再生、早送り、巻戻しの動作中に、絶対時間データを読
取る絶対時間読取手段と、前記動作中にスタート識別子
を検出したとき、そのテープ位置の絶対時間データと、
そのスタート識別子の記録領域に対応付けられるプログ
ラム識別番号とを読取り、絶対時間データとプログラム
識別番号とを対応付けて記憶する記憶手段と、高速で目
標の主データの先頭位置を検索する際に、その主データ
に対応するプログラム識別番号に基づき、前記記憶手段
からその主データの先頭位置を示す絶対時間データを読
出すデータ読出し手段と、データ読出し手段によって記
憶手段から読出された絶対時間データと、絶対時間読取
手段によって磁気テープから読取られる現在テープ位置
の絶対時間データとから、目標の主データの先頭位置ま
での時間を割出し、目標位置の直前で検索動作が終了す
るように磁気テープの送り速度を減速制御するテープ速
度制御手段とを備えたことを特徴とする磁気テープ記録
再生装置である。
【0014】また本発明は、磁気テープ上の各トラック
の主データ記録領域に主データを記録し、各トラックの
副データ記録領域には、記録された主データを検索する
ときの指標となる識別データとして、主データの先頭位
置を示すスタート識別子と、磁気テープの始端からの通
算記録時間を示す絶対時間データと、各主データの通し
番号であるプログラム識別番号とを記録するようにした
磁気テープ記録再生装置において、前記プログラム識別
番号の適否を確認して記録し直すリナンバの動作中に、
絶対時間データを読取る絶対時間読取手段と、前記動作
中にスタート識別子を検出したとき、そのテープ位置の
絶対時間データと、そのスタート識別子の記録領域に対
応付けられるプログラム識別番号とを読取り、絶対時間
データとプログラム識別番号とを対応付けて記憶する記
憶手段と、高速で目標の主データの先頭位置を検索する
際に、その主データに対応するプログラム識別番号に基
づき、前記記憶手段からその主データの先頭位置を示す
絶対時間データを読出すデータ読出し手段と、データ読
出し手段によって記憶手段から読出された絶対時間デー
タと、絶対時間読取手段によって磁気テープから読取ら
れる現在テープ位置の絶対時間データとから、目標の主
データの先頭位置までの時間を割出し、目標位置の直前
で検索動作が終了するように磁気テープの送り速度を減
速制御するテープ速度制御手段とを備えたことを特徴と
する磁気テープ記録再生装置である。
【0015】
【作用】本発明に従えば、記録、再生、早送り、巻戻
し、リナンバなどの動作中にスタート識別子が検出され
たとき、そのテープ位置の絶対時間データと、そのスタ
ート識別子の記録領域に対応付けられるプログラム識別
番号とが磁気テープからデータ読出し手段によって読取
られ、絶対時間データとプログラム識別番号とは対応付
けて記憶手段に記憶される。
【0016】高速検索動作においては、目標とする主デ
ータに対応するプログラム識別番号に基づき、記憶手段
からその主データの先頭位置を示す絶対時間データがデ
ータ読出し手段によって読出され、その絶対時間データ
と、絶対時間データ読取手段によって磁気テープから読
取られる現在テープ位置の絶対時間データとから、目標
の主データの先頭位置までの時間が割出され、その割出
される時間データに基づき目標位置の直前で検索動作が
終了するように磁気テープの送り速度が減速制御され、
これによって1方向のテープ走行だけで目標位置の直前
で検索を終了させることができる。
【0017】
【実施例】図1は、本発明の一実施例である回転ヘッド
型DATの概略的な構成を示すブロック図である。
【0018】ローパスフィルタ(以下、LPFと略称す
る)2は、入力端子1R,1Lから入力されてくるたと
えば2チャネルのオーディオ信号から高域成分を除去す
るフィルタであり、その次段にはLPF2を経てきたオ
ーディオ信号を16ビットのデジタル信号に変換し、さ
らに上位および下位各8ビットに分割するA/D(アナ
ログ/デジタル)変換器3が接続されている。
【0019】エンコーダ4は、上記A/D変換器3から
送られてくるデジタル信号にインタリーブ処理、誤り訂
正符号の付加などの処理を施して次段の8−10変調器
5に与えるための回路である。
【0020】上記8−10変調器5は、エンコーダ4か
ら送られる8ビットのデジタル信号を10ビットの信号
に変換する回路であり、その次段には記録アンプ7が接
続されている。記録アンプ7は、8−10変調回路5か
ら与えられるデジタル信号にATF信号生成回路6から
与えられるATF信号と同期信号とを付加して増幅し、
切換スイッチ8を介して機構部9の回転ヘッドに与える
回路である。
【0021】機構部9は、磁気テープTを走行させるキ
ャプスタン10や、磁気テープTの走行方向に対して一
定角度だけ傾斜した方向に磁気テープTを横切って走査
する回転ヘッドなどによって構成されている。回転ヘッ
ドは、磁気テープTに接触した状態で回転駆動される回
転トランスであるドラム11の周面に、それぞれ一対の
書込用磁気ヘッドおよび読取用磁気ヘッドを配置して構
成される。記録アンプ7から送られるデジタル信号は、
その一対の書込用磁気ヘッドによって交互に磁気テープ
Tに記録される。
【0022】再生アンプ12、波形等化器13、信号検
出器14は、上記回転ヘッドの読取用磁気ヘッドによっ
て磁気テープTから読取られたデジタル信号を増幅し、
周波数特性を改善して次段の復調器15に与える回路で
ある。
【0023】復調器15は、再生されたデジタル信号を
記録前の8ビットの信号に復調し、次段のデコーダ16
に送るための回路である。
【0024】上記デコーダ16は、復調器15から送ら
れてくる再生されたデジタル信号に、デインタリーブ処
理や誤り訂正処理を施して次段のデジタル−アナログ変
換器(以下、D/A変換器と略称する)17に与えるた
めの回路である。このデコーダ16では、磁気テープT
のメイン領域から再生されるオーディオデジタル信号と
共に、サブコード領域から再生されるAタイム、ST−
ID、曲番PNOなどのサブコード情報も処理され、後
述する高速検索用のAタイム記憶に利用される。
【0025】上記D/A変換器17は、デコーダ16か
ら送られてくる再生されたたとえばオーディオデジタル
信号をアナログ信号に変換する回路であり、次段にはL
PF18が接続されている。
【0026】上記LPF18は、D/A変換器17の出
力から高域成分を除去して出力端子19R,19Lに送
出するための回路である。RAM(ランダムアクセスメ
モリ)20は、エンコーダ4およびデコーダ16での各
種データ処理においてデータを一時的に格納しておくた
めのメモリである。
【0027】サーボコントロール回路21は、機構部9
のドラム11の回転速度や磁気テープTの走行速度を制
御するための回路である。制御回路22は、DAT全体
の制御を行う回路であり、たとえばマイクロコンピュー
タなどによって構成されている。この制御回路22は、
キー23からの入力信号、サブコード、高速検索の処理
および表示器24への時間データ表示処理などを行う機
能を持つ。
【0028】上記制御回路22には、記録、再生、早送
り、巻戻しあるいはリナンバの動作時にST−IDの始
端を検出したとき、そのときのAタイムを記憶する機能
を持つ。この機能用として、制御回路22には、上記A
タイムを記憶するメモリ25と、メモリ25のアドレス
を指定するポインタ26と、演算器27と、レジスタ2
8とを内蔵している。
【0029】図2は、上記メモリ25へのAタイムの記
録例を模式的に示す図である。各アドレス毎にAタイム
記憶領域が設定されており、たとえばアドレス「17」
には、Aタイムとして「38分42秒11フレーム」が
記憶されている。
【0030】図3は、上述したDATによって磁気テー
プT上のトラックRに記録されるデータの配列を模式的
に示した図である。すなわち、テープ走行方向Pに対し
て矢印Hで示すように一定角度傾斜して磁気テープTを
横切る回転ヘッドに走査されて形成される1トラックR
には、上述したオーディオデジタル信号などの主データ
を記録するメイン領域30とは別に、トラックRに上下
両端部にATF信号を記録するATF記録領域31およ
び検索の指標などを与えるためのサブコードなどを記録
するサブコード領域32が設定される。
【0031】図4〜図7は、上記DATの再生などの動
作時におけるAタイムの記憶手順を示すフローチャート
であり、そのうち図4はそれぞれテープ送り方向が順方
向である再生、キュー、早送り時のAタイム記憶手順
を、図5はテープ送り方向が逆方向であるレビュウ、巻
戻し時のAタイム記憶手順を、図6は記録時のAタイム
記憶手順を、図7はリナンバ時のAタイム記憶手順をそ
れぞれ示している。
【0032】次に、図4〜図7のフローチャートを参照
して、上記DATのAタイム記憶手順について説明す
る。
【0033】再生(またはキュー、早送り)時のAタ
イム記憶 ここでは、初め制御回路22のメモリ25にはAタイム
データが何も記憶されていないものとする。ステップs
1による動作の開始によって、磁気テープTがEOT側
に向けて送られている途中で、ステップs2においてS
T−IDが「0」から「1」に変化したことが確認され
ると、このときのAタイムと曲番PNOとが次のステッ
プs3およびステップs4で読取られる。
【0034】次のステップs5では、読取った曲番PN
Oから磁気テープTに曲番PNOが記録されているか否
かが判断される。ここで、曲番PNOが記録済みと判断
されると、次のステップs6においてその曲番PNO
が、メモリ25の最大アドレス値以上であるか否かが判
断される。ここで最大アドレス値未満であると判断され
ると、適正な曲番PNOと見なし、次のステップs7に
おいてその曲番PNOがポインタ26に格納され、次の
ステップs9ではメモリ25におけるその曲番PNOに
該当するアドレスの記憶領域にステップs3で読取られ
たAタイムが記憶される。たとえば、ST−ID=
「1」の領域を通過するときの曲番PNOが「17」で
ある場合には、図2に示すメモリ25のアドレス17の
Aタイム記憶領域に、この時のAタイムが記憶される。
【0035】また、ステップs5において曲番PNOが
未記録と判断された場合、またはステップs6において
曲番PNOが最大アドレス値以上と判断された場合に
は、ポインタ26に格納すべき曲番PNOとしてメモリ
25の中央付近のアドレスに該当する値が指定され、ス
テップs9においてメモリ25のこのアドレスに該当す
る記憶領域に先程のAタイムが記憶される。ついでステ
ップs10において、ポインタ26の値がレジスタ28
に格納される。たとえば、図2ではメモリ25の最大ア
ドレスは「32」であるので、「16」または「17」
のアドレスのAタイム記憶領域にこのときのAタイムが
記憶される。
【0036】このようにして最初に通過したST−ID
=「1」の領域の情報を記憶した後は、ステップs11
において次にST−IDが「0」から「1」に変化する
テープ位置が確認され、その位置が確認されるとステッ
プs12においてそのときのAタイムと曲番PNOとが
読取られる。このときステップs13においてレジスタ
28の値に1だけ加算した値がポインタ26に格納され
る。
【0037】次のステップs14では、メモリ25の上
記ポインタ26の値に該当するアドレスにおける記憶領
域にこのときのAタイムが記憶され、さらにステップs
15においてポインタ26の値がレジスタ28に保持さ
れる。
【0038】以下、ステップs16において再生動作の
終了が確認されるまで、ステップs11からステップs
16までの処理が繰返され、各曲の先頭位置を通過する
たびにその先頭位置のAタイムがメモリ25に記憶され
る。
【0039】巻戻し(またはレビュー)時のAタイム
記憶 この場合も、初めメモリ25にはAタイムデータが何も
記憶されていないものとすると、ステップm1による巻
戻し動作の開始によって、磁気テープTがBOT側に向
けて送られている途中で、ステップm2においてST−
IDが「1」の領域に入ったと確認されると、このとき
の曲番PNOが次のステップm3で読取られ、さらにス
テップm4においてST−IDが「1」から「0」に変
化したと確認されると、このときのAタイムがステップ
m5で読取られる。
【0040】次のステップm6では、読取った曲番PN
Oから磁気テープTに曲番PNOが記録されている否か
が判断される。ここで、曲番PNOが記録済みと判断さ
れると、次のステップm7においてその曲番PNOが、
メモリ25の最大アドレス値以上であるか否かが判断さ
れる。ここで最大アドレス値未満であると判断される
と、適正な曲番PNOと見なし、次のステップm8にお
いてその曲番PNOがポインタ26に格納され、次のス
テップm10ではメモリ25におけるその曲番PNOに
該当するアドレスの記憶領域にステップm5で読取られ
たAタイムが記憶される。
【0041】また、ステップm6において曲番PNOが
未記録と判断された場合、またはステップm7において
曲番PNOが最大アドレス値以上と判断された場合に
は、ポインタ26に格納すべき曲番PNOとしてメモリ
25の中央付近のアドレスに該当する値がステップm9
で指定され、ステップm10ではメモリ25のこのアド
レスに該当する記憶領域に先程のAタイムが記憶され
る。ついでステップm11において、ポインタ26の値
がレジスタ28に格納される。
【0042】このようにして最初のAタイムがメモリ2
5に記憶された後は、図5に示すステップm12からス
テップm18までの動作によって、順次各曲の先頭のA
タイムがメモリ25に記憶されて行く。すなわち、ステ
ップm12においてST−ID=「1」の領域に入った
ことが確認され、さらに次のステップm13においてS
T−IDが「1」から「0」に変化したことが確認され
ると、このときのAタイムがステップm14で読取ら
れ、さらにステップm15でこのときのレジスタ28の
値がポインタ26に格納される。次のステップm16で
は、メモリ25におけるポインタ26の値に該当するア
ドレスの記憶領域に先に読取られたAタイムが記憶され
る。さらに、次のステップm17において、ポインタ2
6の値から1だけ減算した値がレジスタ28に格納され
る。
【0043】以下、ステップm18において巻取り動作
の終了が確認されるまで、ステップm12からステップ
m18までの処理が繰返され、各曲の先頭位置を通過す
るたびにその先頭位置のAタイムがメモリ25に記憶さ
れる。
【0044】記録時のAタイム記憶 この場合も、初めメモリ25にはAタイムが何も記憶さ
れていないものとすると、図6に示すステップr1から
ステップr14までの動作によって、順次各曲の先頭の
Aタイムがメモリ25に記憶されて行く。
【0045】すなわち、記録時には通常、磁気テープT
が装着されて記録動作に入る前にAタイムの連続性を保
持するためにステップr2において磁気テープTは少し
巻戻され、記録されているAタイムが読取られる。ここ
では、このとき曲番PNOも読取られる。
【0046】次いでステップr3において記録動作が開
始され、次のステップr4においてST−IDとして
「1」が記録され、そのときのAタイムと曲番PNOと
がステップr5において保持される。なお、DATによ
っては、記録開始後、音声入力が所定のレベル以上に達
したときにST−IDを「1」にするものもあるが、そ
の場合も、ST−IDを「1」にしたときのAタイムを
保持するものとする。
【0047】次のステップr6では、曲番PNOが不明
か否かが確認され、不明でなければ次のステップr7に
おいてその曲番PNOがメモリ25の最大レジスタ値以
上であるかどうかが確認される。ここで曲番PNOが最
大レジスタ値未満と確認されれば、その曲番PNOが次
のステップr8においてポインタ26に格納され、次の
ステップr10ではポインタ26の値に該当するメモリ
25のアドレスの記憶領域に上記Aタイムが記憶され
る。
【0048】また、ステップr6において曲番PNOが
不明と判断された場合、またはステップr7において曲
番PNOが最大レジスタ値以上と判断された場合には、
ステップr9においてポインタ26に格納する値とし
て、メモリ25のアドレスのほぼ中央の値が指定され、
このときステップr10では、そのポインタ26の値に
該当するメモリ25のアドレスの記憶領域に先に読取ら
れたAタイムが記憶される。さらに、ステップr11で
は、ポインタ26の値がレジスタ28に保持される。
【0049】このようにして最初のAタイムがメモリ2
5に記憶された後は、ステップr12からステップr1
4までの処理実行後にステップr10に戻る動作を繰返
すことによって、順次各曲の先頭のAタイムがメモリ2
5に記憶されて行く。すなわち、ステップr12におい
てST−IDとして「1」が記録されたとき、ステップ
r13でST−IDが「0」から「1」に変わるときの
Aタイムが保持され、さらにステップr14でレジシタ
28の値に1だけ加算した値がポインタ26に格納され
る。
【0050】以下、ステップr15において記録動作の
終了が確認されるまで、ステップr10からステップr
15までの処理が繰返され、各曲の先頭位置のAタイム
がメモリ25に記憶される。
【0051】リナンバ時のAタイム記憶 リナンバ時には図7に示すステップu1からステップu
14までの動作によって、順次各曲の先頭のAタイムが
メモリ25に記憶されてゆく。
【0052】すなわち、ステップu1による開始に次い
でステップu2において磁気テープTが巻戻され(RE
W動作)、次のステップu3でBOTまで巻戻されたこ
とが確認されると、ステップu4においてポインタ26
の値が「0」に設定される。
【0053】次に、ステップu5で早送り(FF動作)
が開始され、ステップu6においてST−IDが「0」
から「1」に変わるテープ位置が検索される。そのテー
プ位置が検索されると、そのときのAタイムと曲番PN
Oとがステップu7で読取られ、さらにその曲番PNO
が正しいかどうかがステップu8で確認される。
【0054】曲番PNOが正しくないと判断された場合
には、ステップu9においてリナンバ処理が行われる。
すなわち、ST−ID=「1」の領域の始端まで磁気テ
ープTが少し巻戻され、正しい曲番PNOが再記録され
る。
【0055】次いで、ステップu10において、ポイン
タ26の値が1だけ加算される。ステップu8において
曲番PNOが正しいと判断された場合にはリナンバ処理
を省略して直接ステップu10に移行する。
【0056】次いで、ステップu11において先に読取
られたAタイムが、メモリ25におけるポインタ26の
値に該当するアドレスの記憶領域に記憶され、さらにス
テップu12においてポインタ26の値がレジスタ28
に保持される。
【0057】その後は、ステップu13においてEOT
または記録終端を指標するエンド識別子(φEE)が検
索されるまで早送りによるステップu5からステップu
13までの処理が繰返される。ステップu13でEOT
またはφEEが検索されるとステップu14に移行して
リナンバ動作が終了する。
【0058】図8および図9は、上記DATによる曲先
頭位置の検索動作を示すフローチャートであり、そのう
ち図8は早送り時の検索動作を、図9は巻取り時の検索
動作をそれぞれ示している。これらのフローチャートを
参照して、以下に上記DATによる曲先頭位置の検索動
作を説明する。
【0059】早送りによる検索 ステップv1による検索開始の操作入力の後、ステップ
v2でメモリ25にAタイムのデータが記憶されている
かどうかが確認され、ここで記憶されていると確認され
ると、次のステップv3において、目標の曲の先頭位置
までのST−IDの個数αが求められる。すなわち、現
在のテープ位置からEOT側に向けてα個のST−ID
を経た位置に、操作入力によって指定される検索目標の
曲の先頭位置があるとき、そのST−IDの個数αが求
められる。この個数αに基づき、次のステップv4にお
いて、目標の曲の曲番PNOが現在レジスタ28に保持
されている値にαを加算した値として設定され、ポイン
タ26に格納される。次のステップv5では、ポインタ
26の値に該当するアドレスを指定して、メモリ25か
ら目標の曲の先頭位置に相当するAタイムの値AT1が
読出される。
【0060】次のステップv6では、その読出されたA
タイムに基づき、メモリ25にAタイムが記録済みであ
ったか否かが確認される。すなわち、読出されたAタイ
ムの値AT1が実在するAタイムの最大値を越えるある
特定値を示す場合には、目標のST−IDの始端を指標
するAタイムは記憶されていなかったということにな
る。
【0061】ステップv6においてAタイムが記憶済み
と確認された場合には、次のステップv7において早送
りによるAタイムを読取る動作が開始され、以下のステ
ップv8〜ステップv10においてAT1の検索が行わ
れる。すなわち、ステップv8でST−IDの「0」か
ら「1」への変化が確認され、変化があるとつまり新た
なST−IDを検索するとステップv9でレジシタ28
の値をインクリメントし、ステップv10でメモリ25
から読取ったAタイムの値AT1と現在磁気テープTか
ら読取られているAタイムとの差が予め設定した所定値
TT1以下になったかどうかが確認される。その差が上
記所定値TT1以下になるまで、ステップv7〜ステッ
プv10の動作が繰返され、これによって早送りによる
目標テープ位置への接近が図られる。
【0062】ステップv10において、上記Aタイムの
差が所定値TT1以下になったと確認されると、次のス
テップv11でテープ速度が減速され、さらに次のステ
ップv12で上記Aタイムの差が5±5フレームに相当
する所定値TT2以下になったかどうかが確認され、そ
の所定値TT2に達するとステップv13に移行して検
索動作を終える。すなわち、ここで目標の曲の先頭位置
が検索されたことになる。上記テープ速度の減速処理は
この場合のように1段階だけでなく、数段階に亙って減
速してもよい。
【0063】なお、ステップv2においてメモリ25に
何も記憶されていないと判断された場合、およびステッ
プv6においてAタイムが記憶されていないと判断され
た場合には、ステップv14に移行して早送りを開始
し、次のステップv15で図11(b)で示した従来方
式の頭出し動作による検索が行われる。また、この動作
の途中で図4にフローチャートで示す手順によるメモリ
25へのAタイムの記憶が行われる。検索を終えるとス
テップv13に移って検索動作を終了し、動作停止状態
となったり再生動作に移行したりする。
【0064】巻戻しによる検索 ステップw1による検索開始の操作入力の後、ステップ
w1においてメモリ25にAタイムのデータが記憶され
ているかどうかが確認され、ここで記憶されていると確
認されると、次のステップw3において、目標の曲の先
頭位置までのST−IDの個数βが求められる。すなわ
ち、現在のテープ位置からBOT側に向けてβ個のST
−IDを経た位置に、操作入力によって指定される検索
目標の曲の先頭位置があるものとすると、そのST−I
Dの個数βが求められる。この個数βに基づき、次のス
テップw4において、目標の曲の曲番PNOが現在レジ
スタ28に保持されている値にβを加算した値として設
定され、ポインタ26に格納される。次のステップw5
では、ポインタ26の値に該当するアドレスを指定し
て、メモリ25から目標の曲の先頭位置に相当するAタ
イムの値AT1が読出される。
【0065】次のステップw6では、その読出されたA
タイムの値AT1に基づき、メモリ25にAタイムが記
録済みであったか否かが確認される。すなわち、読出さ
れたAタイムの値AT1が実在するAタイムの最大値を
越えるある特定値を示す場合には、目標のST−IDの
始端を指標するAタイムは記憶されていなかったという
ことになる。
【0066】ステップw6においてAタイムが記憶済み
と確認された場合には、次のステップw7において巻戻
しによるAタイムを読取る動作が開始され、以下のステ
ップw8〜ステップw10においてAT1の検索が行わ
れる。すなわち、ステップw8でST−ID=「1」の
領域の通過が確認され、その通過のたびにステップw9
でレジスタ28の値をデクリメントし、ステップw10
でメモリ25から読取ったAタイムの値AT1と現在磁
気テープTから読取られているAタイムとの差が予め設
定した所定値TT1以下になったかどうかが確認され
る。その差が上記所定値TT1以下になるまで、ステッ
プw7〜ステップw10の動作が繰返され、これによっ
て巻戻しによる目標テープ位置への接近が図られる。
【0067】ステップw10において、上記Aタイムの
差が所定値TT1以下になったと確認されると、次のス
テップw11でテープ速度が減速され、さらに次のステ
ップw12で上記Aタイムの差が5±5フレームに相当
する所定値TT2以下になったかどうかが確認される。
すなわち、目標ST−IDでのAタイムの値AT1を少
し過ぎて現在テープ位置のAタイムとAT1との差が特
定値TT2以下に達するとステップw13に移行して検
索動作を終える。すなわち、ここで目標の曲の先頭位置
が検索されたことになる。
【0068】なお、ステップw2においてメモリ25に
何も記憶されていないと判断された場合、およびステッ
プw6においてAタイムが記憶されていないと判断され
た場合には、ステップw14に移行して巻戻しを開始
し、次のステップw15で図11(c)や図11(d)
で示した従来方式の頭出し動作による検索が行われる。
また、この動作の途中で図5にフローチャートで示す手
順によるメモリ25へのAタイムの記憶が行われる。検
索を終えるとステップw13に移って検索動作を終了
し、動作停止状態となったり再生動作に移行したりす
る。
【0069】上述した相対ST−ID検索によらず、現
在のテープ位置とは無関係に目標の曲番PNOを入力し
て曲の先頭位置を検索するいわゆるダイレクト選曲に適
用する場合には、図10に示すようにメモリ25に、A
タイムの記憶領域に対応付けて曲番PNOの記憶領域を
設け、図4の再生動作や、図5〜図7に示す手順におい
て、メモリ25にAタイムを記憶する場合に、同時にそ
のときのST−IDに対応する曲番PNOも記憶するよ
うにしておく。
【0070】このように設定しておいて、検索動作の初
めの操作入力において目標の曲番PNOが指定される
と、ポインタ26を適宜変化させメモリ25の中から目
標の曲番PNOを検索し、この曲番PNOに対応付けら
れるアドレスのAタイムの値AT1を読出すものであ
る。以下、このAタイムの値AT1を目標として、相対
ST−ID検索と同様の動作によって検索を行うもので
ある。
【0071】
【発明の効果】以上のように、本発明の磁気テープ記録
再生装置によれば、記録、再生、早送り、巻戻し、リナ
ンバなどの動作中にスタート識別子が検出されたとき、
そのテープ位置の絶対時間データと、そのスタート識別
子の記録領域に対応付けられるプログラム識別番号とを
磁気テープからデータ読出し手段によって読取り、絶対
時間データとプログラム識別番号とを対応付けて記憶手
段に記憶する一方、高速検索動作においては、目標とす
る主データに対応するプログラム識別番号に基づき、記
憶手段からその主データの先頭位置を示す絶対時間デー
タをデータ読出し手段によって読出し、その絶対時間デ
ータと、絶対時間データ読取手段によって磁気テープか
ら読取られる現在テープ位置の絶対時間データとから、
目標の主データの先頭位置までの時間を割出し、その割
出した時間データに基づき目標位置の直前で検索動作が
終了するように磁気テープの送り速度を減速制御して1
方向のテープ走行だけで目標位置の直前で検索を終了さ
せるようにしているので、検索動作に無駄がなく、短時
間で検索を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるDATの概略的な構成
を示すブロック図である。
【図2】実施例のDATにおけるAタイム用メモリの記
憶領域を模式的に示す図である。
【図3】実施例のDATによって磁気テープに記録され
るデータの配列を模式的に示す図である。
【図4】実施例のDATによる再生動作を示すフローチ
ャートである。
【図5】実施例のDATによる巻戻し動作を示すフロー
チャートである。
【図6】実施例のDATによる記録動作を示すフローチ
ャートである。
【図7】実施例のDATによるリナンバー動作を示すフ
ローチャートである。
【図8】実施例のDATによる早送りST−ID検索動
作を示すフローチャートである。
【図9】実施例のDATによる巻戻しST−ID検索動
作を示すフローチャートである。
【図10】実施例のDATにおけるAタイム用メモリの
記憶領域の他の例を模式的に示す図である。
【図11】従来のDATにおけるST−ID検索動作の
軌跡を模式的に示す図である。
【符号の説明】
4 エンコーダ 5 8−10変調器 7 記録アンプ 11 ドラム 12 再生アンプ 15 復調器 16 デコーダ 22 制御回路 25 メモリ 26 レジスタ 27 演算器 28 ポインタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープ上の各トラックの主データ記
    録領域に主データを記録し、各トラックの副データ記録
    領域には、記録された主データを検索するときの指標と
    なる識別データとして、主データの先頭位置を示すスタ
    ート識別子と、 磁気テープの始端からの通算記録時間を示す絶対時間デ
    ータと、各主データの通し番号であるプログラム識別番
    号とを記録するようにした磁気テープ記録再生装置にお
    いて、 記録、再生、早送り、巻戻しの動作中に、絶対時間デー
    タを読取る絶対時間読取手段と、 前記動作中にスタート識別子を検出したとき、そのテー
    プ位置の絶対時間データと、そのスタート識別子の記録
    領域に対応付けられるプログラム識別番号とを読取り、
    絶対時間データとプログラム識別番号とを対応付けて記
    憶する記憶手段と、 高速で目標の主データの先頭位置を検索する際に、その
    主データに対応するプログラム識別番号に基づき、前記
    記憶手段からその主データの先頭位置を示す絶対時間デ
    ータを読出すデータ読出し手段と、 データ読出し手段によって記憶手段から読出された絶対
    時間データと、絶対時間読取手段によって磁気テープか
    ら読取られる現在テープ位置の絶対時間データとから、
    目標の主データの先頭位置までの時間を割出し、目標位
    置の直前で検索動作が終了するように磁気テープの送り
    速度を減速制御するテープ速度制御手段とを備えたこと
    を特徴とする磁気テープ記録再生装置。
  2. 【請求項2】 磁気テープ上の各トラックの主データ記
    録領域に主データを記録し、各トラックの副データ記録
    領域には、記録された主データを検索するときの指標と
    なる識別データとして、主データの先頭位置を示すスタ
    ート識別子と、 磁気テープの始端からの通算記録時間を示す絶対時間デ
    ータと、各主データの通し番号であるプログラム識別番
    号とを記録するようにした磁気テープ記録再生装置にお
    いて、 前記プログラム識別番号の適否を確認して記録し直すリ
    ナンバの動作中に、絶対時間データを読取る絶対時間読
    取手段と、 前記動作中にスタート識別子を検出したとき、そのテー
    プ位置の絶対時間データと、そのスタート識別子の記録
    領域に対応付けられるプログラム識別番号とを読取り、
    絶対時間データとプログラム識別番号とを対応付けて記
    憶する記憶手段と、 高速で目標の主データの先頭位置を検索する際に、その
    主データに対応するプログラム識別番号に基づき、前記
    記憶手段からその主データの先頭位置を示す絶対時間デ
    ータを読出すデータ読出し手段と、 データ読出し手段によって記憶手段から読出された絶対
    時間データと、絶対時間読取手段によって磁気テープか
    ら読取られる現在テープ位置の絶対時間データとから、
    目標の主データの先頭位置までの時間を割出し、目標位
    置の直前で検索動作が終了するように磁気テープの送り
    速度を減速制御するテープ速度制御手段とを備えたこと
    を特徴とする磁気テープ記録再生装置。
JP17397891A 1991-07-15 1991-07-15 磁気テープ記録再生装置 Pending JPH0520854A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17397891A JPH0520854A (ja) 1991-07-15 1991-07-15 磁気テープ記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

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ID=15970543

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JP17397891A Pending JPH0520854A (ja) 1991-07-15 1991-07-15 磁気テープ記録再生装置

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JP (1) JPH0520854A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010124130A (ja) * 2008-11-18 2010-06-03 Toshiba Corp 蓄積素材再生装置及び蓄積素材再生方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010124130A (ja) * 2008-11-18 2010-06-03 Toshiba Corp 蓄積素材再生装置及び蓄積素材再生方法

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