JPH0520849A - 編集装置 - Google Patents

編集装置

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JPH0520849A
JPH0520849A JP16815591A JP16815591A JPH0520849A JP H0520849 A JPH0520849 A JP H0520849A JP 16815591 A JP16815591 A JP 16815591A JP 16815591 A JP16815591 A JP 16815591A JP H0520849 A JPH0520849 A JP H0520849A
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JP
Japan
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time code
recording
tape
time
input
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Pending
Application number
JP16815591A
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English (en)
Inventor
Ikuo Terauchi
伊久郎 寺内
Takashi Nakagawa
隆 中川
Meguri Kajiwara
巡 梶原
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 編集時の煩雑な操作をなくし、作業者が意図
するタイムコード値を編集点として自動的に登録するこ
とができる編集装置を提供する。 【構成】 音声入力にミューティングをかけるミューテ
ィング手段112と、記録するタイムコードをテープ上
のタイムコードのつなぎ録りをするかしないかを切り換
える切換手段を含むマイコン11と、入力スイッチ群1
2により設定されたタイムコード値を格納するメモリ手
段14と、記録開始と同時に設定タイムコードから内部
タイムコードジェネレータ13が起動するようにタイミ
ングを制御するタイミング制御手段115と、記録を一
定時間だけ行うためのタイマ手段16と、2つのタイム
コード値を加算する加算器15と、加算器15の出力タ
イムコードを編集点として登録する登録手段とで構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数台のデジタルオー
ディオテープレコーダ(以下、DATと略す)を使用し
て編集を行う編集装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】DATは、トラック上にエリア分割して
デジタル信号とタイムコード等の付加情報を同時に記録
することができる。近年、DATの高音質やハンドリン
グ性の良さが放送局やプロダクション等でも注目され、
DATを用いた収録や編集が行われはじめている。
【0003】複数台のDATを使用して編集を行う場合
には、1台を記録用(以下、レコーダと呼ぶ)残りを再
生用(以下、プレーヤと呼ぶ)として使用し、プレーヤ
側の素材テープの必要な部分の音声(以下、テイクと呼
ぶ)を順次レコーダに記録して一本の完成テープを作る
という操作を行う。
【0004】図5に編集作業を行う際のプレーヤ/レコ
ーダの結線図例を示す。図5において、51はレコー
ダ、52はプレーヤ、53は編集コントローラである。
図5の(A),(B)共に、レコーダとプレーヤの間
は、音声入出力とタイムコード入出力が相互に接続され
ている。そのほかに、図5の(A)では、レコーダとプ
レーヤ間にコマンドラインが接続されている。このコマ
ンドラインは、相手機器を制御するための制御線で、通
常はレコーダがマスタとなり、プレーヤの走行制御等を
行う。また、図5の(B)では、編集するための制御機
器である編集コントローラとの間に接続され、コントロ
ーラがマスタとなって種々の制御を行う。
【0005】編集作業を行うには編集点としてテープ上
の絶対位置情報が必要となるが、それにはテープ上のタ
イムコードを用いる。プレーヤの各テイク毎のタイムコ
ードは不連続であるが、それらをレコーダに記録する場
合にはタイムコードをそのままコピーするのではなく、
テープ始端から連続するようにタイムコードを新たに記
録し、1本の完成テープを作る。
【0006】図6は、レコーダ及びプレーヤのテープの
編集の様子を示す模式図である。プレーヤの素材テープ
上にあるテイク1から3をレコーダに順次記録してい
く。その際、レコーダのタイムコードはテイク毎につな
ぎ録りを行うことにより、テープ始端から連続して記録
する。しかし、最初にテイク1を記録するときには以前
に連続すべきタイムコードが存在しないので、それらを
まず記録しておかなければならない(図6のレコーダテ
ープの斜線部分)。また、DATは再生する場合に再生
音が出る前にトラッキングを行わなければならないの
で、その記録にはトラッキング用領域を作ると言う意味
合いもある。その時、通常完成テープの開始タイムコー
ドはテープの識別や管理をするために、たとえば収録テ
ープは開始タイムコードが0時からで、完成品テープは
開始タイムコードが10時からというように分けておく
ことが一般的であるので、予め記録開始タイムコードを
設定しておく必要がある。この前準備作業の事を、以
下、プリフォーマットと呼ぶことにする。
【0007】以上のことを行ってから編集作業にはい
る。テイク1をレコーダに記録する際には、まず、プレ
ーヤのテイク1の開始点のタイムコードPIN点(以
下、プレーヤのイン点と呼ぶ)と終了点のタイムコード
POUT点(以下、プレーヤのアウト点と呼ぶ)を編集
点として登録する。次に、レコーダの記録開始点を示す
タイムコードRIN点(以下、レコーダのイン点と呼
ぶ)を3つ目の編集点として登録する。この時、プレー
ヤのイン・アウト点はテイク1が頭切れや尻切れを起こ
さないように音声のモニタリングをしながら正確に位置
決めなければならないが、レコーダのイン点はプリフォ
ーマット後でテープ上に無音しか記録されていないので
モニタをする必要もなく、単純に既に記録したタイムコ
ードからテイク1の開始タイムコード値を選択して登録
する。しかし、テイク2以降からの編集はレコーダの編
集点も既に記録したテイクとの関係に注意しながら正確
に決定しなければならない。
【0008】編集点を決定した後は、マスタ機(図5の
(A)ではレコーダ、図5の(B)では編集コントロー
ラ)がコマンドラインを用いて相手機を制御し、同期運
転等をしながら、編集点で音声を切り換え、プレーヤの
音声をレコーダに記録していく。その際のタイムコード
記録は、始端部に記録したタイムコードの最後の部分を
再生しその値に連続するようにつなぎ録り記録により行
う。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の構成では、レコーダに最初のテイクを記録する前
に、テープを始端まで巻き戻しタイムコードの記録モー
ドをつなぎ録りをしないモードに切り換え、内部タイム
コードジェネレータ(以下、内部TCGと略す)に値を
設定してから数秒間記録してテープを停止させ、再びタ
イムコードの記録モードをつなぎ録りに切り換え、その
後にレコーダのイン点を登録する必要があり、編集を開
始する前に作業者が繁雑な動作をしなければならないと
いう問題点を有していた。
【0010】また、タイムコードを記録する時間が作業
者により一定ではなく、内部タイムコードジェネレータ
を設定してから記録開始するまで時間がかかると、タイ
ムコードが進んでしまい記録開始タイムコードがずれて
しまうという問題点も有していた。
【0011】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、編集動作をする前準備作業である上記プリフォーマ
ット作業を行うためのテープ巻き戻し作業,記録モード
の設定作業,編集点の登録作業等の作業者の労力や操作
ミスを大幅に軽減し、また、記録開始タイムコードから
正確に記録開始後一定時間記録ができ、作業者の意図す
るタイムコード値を編集点として自動的に登録すること
ができる編集装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この目的を解決するため
に本発明の編集装置は、音声入力にミューティングをか
けるミューティング手段と、記録するタイムコードをテ
ープ上のタイムコードのつなぎ録りをするかしないかを
切り換える切換手段と、入力スイッチ群により設定され
たタイムコード値を格納するメモリ手段と、記録開始と
同時に設定タイムコードから内部タイムコードジェネレ
ータが起動するようにタイミングを制御するタイミング
制御手段と、記録を一定時間だけ行うためのタイマ手段
と、2つのタイムコード値を加算する加算器と、前記加
算器の出力タイムコードを編集点として登録する登録手
段とにより構成されている。
【0013】また、この目的を解決するために本発明の
編集装置は、音声入力にミューティングをかけるミュー
ティング手段と、記録するタイムコードをテープ上のタ
イムコードのつなぎ録りをするかしないかを切り換える
切換手段と、入力スイッチ群により設定されたタイムコ
ード値を編集点として登録する登録手段と、1つのタイ
ムコード値から別のタイムコード値を減算する減算器
と、減算器の出力タイムコード値を格納するメモリ手段
と、記録開始と同時に設定タイムコードから内部タイム
コードジェネレータが起動するようにタイミングを制御
するタイミング制御手段と、記録を一定時間だけ行うた
めのタイマ手段とにより構成されている。
【0014】また、上記タイマ手段は、時間設定が可能
に構成になっている。
【0015】
【作用】本発明は上記した構成により、タイムコード記
録モードをつなぎ録りをしないモードにし入力音声にミ
ューティングをかけた後、入力された記録開始タイムコ
ードから正確に記録を開始し、タイマ手段により一定時
間が経過したら記録を終了し、記録開始タイムコードと
タイマ設定時間を加算器により加算したタイムコードを
編集点として自動登録する。
【0016】また、本発明は上記した構成により、入力
された編集点タイムコードを自動登録した後、編集点タ
イムコードからタイマ設定時間を減算器によって減算し
て記録開始タイムコードを計算し、タイムコード記録モ
ードをつなぎ録りをしないモードにし入力音声にミュー
ティングをかけた後、記録開始タイムコードから正確に
記録を開始し、タイマ手段により一定時間が経過したら
記録を終了する。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0018】図1は本発明の第1の実施例における編集
装置のレコーダのブロック図である。
【0019】11はタイムコード記録モード切換手段を
含むマイコン、12は入力スイッチ群、13は内部TC
G、14はメモリ、15は加算器、16はタイマ、17
は信号処理回路、18はサーボ回路、19は記録アン
プ、110は再生アンプ、111はデジタル音声入力端
子、112はミューティング手段、113はコマンド入
出力ライン、114はシリンダ、115は内部TCGの
起動タイミングを制御するタイミング制御手段である。
【0020】以上のように構成された本実施例の編集装
置について、まず、タイムコード記録モードがつなぎ録
りモードでない時と、つなぎ録りモードの時の信号の流
れについて説明する。
【0021】記録時には、デジタル音声入力端子111
から入力されたデジタル音声信号は信号処理回路17へ
入力される。同時に、タイムコード等の付加情報はマイ
コン11から信号処理回路17へ設定される。それらの
データは信号処理回路17でエンコードされ、記録アン
プ19,シリンダ114を通してテープ上に書き込まれ
る。タイムコード記録モードがつなぎ録りモードでない
時は、マイコン11は内部TCG13の出力タイムコー
ドを受取り、サブコードデータとして信号処理回路17
へ送信する。また、必要であれば記録前にマイコン11
から内部TCG13への初期データの設定を行う。タイ
ムコード記録モードがつなぎ録りモードの時には、記録
開始前にマイコン11はテープを再生モードで走行させ
る。シリンダ114,再生アンプ110から読み出され
たデータは信号処理回路17へ入力され、そこでデコー
ドされてデジタル音声信号と付加情報に分けられ、付加
情報はマイコン11へ転送される。マイコン11は付加
情報からタイムコードデータを取り出し、内部計算でそ
の値に連続するようなタイムコード値を生成し、内部T
CG13へ設定し起動する。その後、再生モードから記
録モードに入る。これによりタイムコードのつなぎ録り
が行われる。
【0022】次に、本実施例の編集装置についてその動
作を説明する。まず、入力スイッチ群12によりタイム
コードを設定すると、マイコン11はその値を記録開始
タイムコードとしてメモリ14に格納する。また、タイ
マ設定時間が入力されれば、その値をメモリ14へ格納
すると共にタイマ16に時間を設定する。このタイマ設
定時間はテープ始端部にどれだけプリフォーマット記録
で無音部を作るかを決定することになる。
【0023】その後、入力スイッチ群12によりプリフ
ォーマット動作開始を指示すると、マイコン11はサー
ボ回路18にテープを巻き戻すように指令を出す。テー
プを始端まで巻き戻すとテープを停止させ、マイコン1
1はタイムコード記録モードをつなぎ録りをしない記録
モードに切り換え、ミューティング手段112により音
声入力にミューティングをかける。その後に、マイコン
11はメモリ14からタイムコード値を呼び出し、内部
TCG13に値を設定する。そして、記録を開始すると
同時に、タイミング制御手段115を用いて内部TCG
13を起動する。この時、設定したタイムコード値から
正確にテープ上に書き込まれる。内部TCG13から入
力されたタイムコードは信号処理回路17へ転送され、
サブコード情報として記録アンプ19を経て、テープへ
書き込まれる。また、記録開始と同時にタイマ16を起
動し、設定時間が過ぎたらマイコン11は記録を中止し
テープを停止させる。その後、マイコン11は以降の編
集作業のために、タイムコード記録モードをつなぎ録り
記録モードに切り換える。
【0024】以上の動作が終了したら、マイコン11は
メモリ14から記録開始タイムコードとタイマ設定時間
を呼び出し加算器15で加え、その値をレコーダのイン
点の編集点タイムコードとして登録する。この時、記録
開始タイムコードと加算するタイムコード値は、タイマ
16に設定された時間以下でなければならない。なぜな
らば、登録される編集点は、既に記録されテープ上に存
在するタイムコードである必要があるからである。作業
者がこのタイマ設定値を知ることにより、作業者の意図
するタイムコード値を正確にプリフォーマット終了時に
レコーダのイン点として登録しておくことができるよう
になる。例えば、タイマ設定値が30秒であるときレコ
ーダのイン点を10時丁度にしたいと作業者が意図した
ときに、記録開始タイムコードを9時59分30秒0フ
レームと設定してプリフォーマットを開始すれば、プリ
フォーマット終了後に10時丁度が編集点として登録さ
れることになる。
【0025】図2は、マイコン11における処理のフロ
ーチャートである。マイコン11は入力スイッチ群12
でタイムコード値が入力されているかを調べ(ステップ
1)、入力されていればその値をメモリ14へ格納し
(ステップ2)、入力されていなければ初期値を格納す
る(ステップ3)。また、入力スイッチ群12でタイマ
設定時間が入力されているかを調べ(ステップ4)、入
力されていればその値をメモリ14へ格納し(ステップ
5)、入力されていなければ初期値を格納し(ステップ
6)、タイマ16に時間を設定する(ステップ7)。
【0026】その後、プリフォーマット動作がスイッチ
群12により指示されるのを待ち(ステップ8)、指示
されるとサーボ回路18にテープ巻き戻しを指示する
(ステップ9)。始端が来たら(ステップ10)テープ
を停止し(ステップ11)、タイムコード記録モードを
つなぎ録りをしない記録モードに切り換える(ステップ
12)。
【0027】メモリ14から記録開始タイムコードを読
み出し、その値を内部TCG13に設定し(ステップ1
3)、音声入力信号にミューティング回路112により
ミューティングをかけた後(ステップ14)記録を開始
する(ステップ15)。この時、同時にタイミング制御
手段115は内部TCG13を起動する。また、タイマ
16を起動する(ステップ16)。タイマ16の終了を
待ち(ステップ17)、終了すると記録を終了し(ステ
ップ18)、タイムコード記録モードをつなぎ録りモー
ドに切り換え(ステップ19)、メモリ14から記録開
始タイムコードとタイマ設定時間を読み出し加算器15
で加算をする(ステップ20)。結果をレコーダのイン
点として登録する(ステップ21)。
【0028】以上のように本実施例によれば、タイムコ
ードモードの切り換えやテープ巻き戻し等のプリフォー
マット作業を非常に簡単に実行できる。また、記録開始
タイムコードから正確に記録開始するためのタイミング
制御手段や記録時間を管理するタイマ手段により、プリ
フォーマット開始前に作業者が登録したいタイムコード
を考慮して記録開始タイムコードを設定すれば、プリフ
ォーマット終了後にはその値を登録することができる。
【0029】なお、本実施例ではスイッチ群12はマイ
コン11に直接接続されていたが、編集コントローラが
存在する場合には、入力スイッチ群は編集コントローラ
内にあり、コマンドラインを通じてその情報が転送され
てくる構成でもよい。
【0030】次に、本発明の第2の実施例について、図
面を参照しながら説明する。図3は本発明の第2の実施
例における編集装置のレコーダのブロック図である。
【0031】図3において、31はタイムコード記録モ
ード切換手段を含むマイコン、32は入力スイッチ群、
33は内部TCG、34はメモリ、35は減算器、36
はタイマ、37は信号処理回路、38はサーボ回路、3
9は記録アンプ、310は再生アンプ、311はデジタ
ル音声入力端子、312はミューティング手段、313
はコマンド入出力ライン、314はシリンダ、315は
内部TCGの起動タイミングを制御するタイミング制御
手段である。
【0032】記録時の信号の流れは、図1と同様であ
る。以上のように構成された本実施例の編集装置につい
て、以下その動作を説明する。
【0033】まず、作業者が入力スイッチ群32により
編集点として登録したいタイムコードを設定すると、マ
イコン31はその値をレコーダのイン点の編集点タイム
コードとして登録する。また、タイマ設定時間が入力さ
れればそれをタイマ36に設定する。このタイマ設定時
間はテープ始端部にどれだけプリフォーマット記録で無
音部を作るかを決定することになる。次に、編集点タイ
ムコードからタイマ設定時間を減算器35で減算し、メ
モリ34に格納する。編集点タイムコードから減算され
る値は、タイマ36に設定される時間以下でなければな
らない。なぜならば、登録される編集点は、これから記
録されテープ上に存在するタイムコードである必要があ
るからである。
【0034】その後、入力スイッチ群32によりプリフ
ォーマット動作開始を指示すると、マイコン31はサー
ボ38にテープを巻き戻すように指令を出す。テープを
始端まで巻き戻すとテープを停止させ、マイコン31は
タイムコード記録モードをつなぎ録りをしない記録モー
ドに切り換え、ミューティング手段312により音声入
力にミューティングをかける。その後に、マイコン31
はメモリ34からタイムコード値を呼び出し、内部TC
G33に値を設定する。そして、記録を開始すると同時
に、タイミング制御手段315を用いて内部TCG33
を起動する。この時、設定したタイムコード値から正確
にテープ上に書き込まれる。内部TCG33から入力さ
れたタイムコードは信号処理回路37へ転送され、サブ
コード情報として記録アンプ39を経て、テープへ書き
込まれる。また、記録開始と同時にタイマ36を起動
し、設定時間が過ぎたらマイコン31は記録を中止し、
テープを停止させる。その後、マイコン31は以降の編
集作業のために、タイムコード記録モードをつなぎ録り
記録モードに切り換える。
【0035】この実施例では、第1の実施例と違い作業
者はレコーダのイン点として登録したいタイムコード値
をプリフォーマット前に入力するだけでよい。
【0036】図4は、マイコン31における処理のフロ
ーチャートである。マイコン31は入力スイッチ群32
でタイムコード値が入力されているかを調べ(ステップ
1)、入力されたタイムコード値をレコーダのイン点と
して編集点登録する(ステップ2)。また、入力スイッ
チ群32でタイマ設定時間が入力されているかを調べ
(ステップ3)、入力されていればその値をタイマ36
へ設定し(ステップ4)、入力されていなければ初期値
を設定する(ステップ5)。減算器35で編集点タイム
コードからタイマ設定時間を減算し(ステップ6)、そ
の結果をメモリ34へ格納する(ステップ7)。
【0037】その後、プリフォーマット動作がスイッチ
群32により指示されるのを待ち(ステップ8)、指示
されるとサーボ回路38にテープ巻き戻しを指示する
(ステップ9)。始端が来たら(ステップ10)テープ
を停止し(ステップ11)、タイムコード記録モードを
つなぎ録りをしない記録モードに切り換える(ステップ
12)。
【0038】メモリ34から記録開始タイムコードを読
み出し、その値を内部TCGに設定し(ステップ1
3)、音声入力信号にミューティング回路312により
ミューティングをかけた後(ステップ14)、記録を開
始する(ステップ15)。この時、同時にタイミング制
御手段315は内部TCG33を起動する。また、タイ
マ36を起動する(ステップ16)。タイマ36の終了
を待ち(ステップ17)、終了すると記録を終了し(ス
テップ18)、タイムコード記録モードをつなぎ録りモ
ードに切り換える(ステップ19)。
【0039】以上のように本実施例によれば、タイムコ
ードモードの切り換えやテープ巻き戻し等のプリフォー
マット作業を非常に簡単に実行できる。また、記録開始
タイムコードから正確に記録開始するためのタイミング
制御手段や記録時間を管理するタイマ手段により、プリ
フォーマット開始前に作業者が登録したいタイムコード
を設入力しておけば、プリフォーマット終了後にはその
値を正確に登録することができる。
【0040】なお、本実施例ではスイッチ群32はマイ
コン31に直接接続されていたが、編集コントローラが
存在する場合には、入力スイッチ群32は編集コントロ
ーラ内にあり、コマンドラインを通じてその情報が転送
されてくる構成でもよい。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、編集の前作業であ
るテープの巻戻し,タイムコード記録モードの切り換
え,ミューティング作業,レコーダのインの編集点登録
等、従来作業者にとって煩雑な作業であったプリフォー
マット作業による作業者の労力や操作ミスを大幅に軽減
することができる。また、記録開始タイムコードから正
確に記録開始でき、終了後には作業者の意図するタイム
コード値を正確に編集点として登録することができ、そ
の効果は非常に大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における編集装置の構成
を示すブロック図
【図2】図1のマイコン11における処理を示すフロー
チャート
【図3】本発明の第2の実施例における編集装置の構成
を示すブロック図
【図4】図3のマイコン31における処理を示すフロー
チャート
【図5】従来の編集装置の構成を示すブロック図
【図6】同従来例における編集時のプレーヤとレコーダ
のテープの記録状態を示す模式図
【符号の説明】
11,31 マイコン 12,32 入力スイッチ群 13,33 内部タイムコードジェネレータ 14,34 メモリ 15 加算器 16,36 タイマ 17,37 信号処理回路 18,38 サーボ回路 19,39 記録アンプ 35 減算器 110,310 再生アンプ 111,311 デジタル音声入力端子 112,312 ミューティング手段 113,313 コマンド入出力ライン 114,314 シリンダ 115,315 タイミング制御手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】デジタル信号と、前記デジタル信号に関連
    する付加情報を記録・再生できるデジタルオーディオテ
    ープレコーダを使用した編集装置において、 音声入力にミューティングをかけるミューティング手段
    と、 記録するタイムコードをテープ上のタイムコードのつな
    ぎ録りをするかしないかを切り換える切換手段と、 入力スイッチ群により設定されたタイムコード値を格納
    するメモリ手段と、 記録開始と同時に設定タイムコードから内部タイムコー
    ドジェネレータが起動するようにタイミングを制御する
    タイミング制御手段と、 記録を一定時間だけ行うためのタイマ手段と、 2つのタイムコード値を加算する加算器と、 前記加算器の出力タイムコードを編集点として前記メモ
    リ手段に登録することを特徴とする編集装置。
  2. 【請求項2】デジタル信号と、前記デジタル信号に関連
    する付加情報を記録・再生できるデジタルオーディオテ
    ープレコーダを使用した編集装置において、 音声入力にミューティングをかけるミューティング手段
    と、 記録するタイムコードをテープ上のタイムコードのつな
    ぎ録りをするかしないかを切り換える切換手段と、 1つのタイムコード値から別のタイムコード値を減算す
    る減算器と、 入力スイッチ群により設定されたタイムコード値を編集
    点として登録すると共に、前記減算器の出力タイムコー
    ド値を格納するメモリ手段と、 記録開始と同時に設定タイムコードから内部タイムコー
    ドジェネレータが起動するようにタイミングを制御する
    タイミング制御手段と、 記録を一定時間だけ行うためのタイマ手段と、を備えた
    編集装置。
  3. 【請求項3】タイマ手段の設定時間を入力スイッチ群に
    より変更できる請求項1または2記載の編集装置。
JP16815591A 1991-07-09 1991-07-09 編集装置 Pending JPH0520849A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001216726A (ja) * 1999-11-05 2001-08-10 Sony United Kingdom Ltd オーディオ信号及び/又はビデオ信号生成装置、及びオーディオ信号及び/又はビデオ信号生成方法

Cited By (2)

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JP2001216726A (ja) * 1999-11-05 2001-08-10 Sony United Kingdom Ltd オーディオ信号及び/又はビデオ信号生成装置、及びオーディオ信号及び/又はビデオ信号生成方法
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