JPS6217315B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6217315B2 JPS6217315B2 JP2211680A JP2211680A JPS6217315B2 JP S6217315 B2 JPS6217315 B2 JP S6217315B2 JP 2211680 A JP2211680 A JP 2211680A JP 2211680 A JP2211680 A JP 2211680A JP S6217315 B2 JPS6217315 B2 JP S6217315B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tape
- crossfade
- editing
- slave
- master
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000004807 localization Effects 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 2
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 1
- 230000009931 harmful effect Effects 0.000 description 1
- 230000005236 sound signal Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B27/00—Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
- G11B27/02—Editing, e.g. varying the order of information signals recorded on, or reproduced from, record carriers
- G11B27/031—Electronic editing of digitised analogue information signals, e.g. audio or video signals
- G11B27/038—Cross-faders therefor
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はデイジタル録音再生装置により録音さ
れた音声信号を編集するためのデイジタル音声編
集装置に関する。
れた音声信号を編集するためのデイジタル音声編
集装置に関する。
従来、アナログ録音されたテープの編集におい
ては録音済みテープの有用な部分を手切りしてつ
なぎあわせ1本のテープとする手切り編集が行な
われていた。この様子を第1図に示す。第1図に
おいて1,2はそれぞれ録音済みテープの1部で
あり、1のA部は必要な部分、B部は不要な部
分、2のC部は不要な部分、D部は必要な部分で
ある。これらのテープをそれぞれ切断し、機械的
につなぎあわせることによりテープ3を得ること
ができる。この際に、テープ1,2の切断位置す
なわちAとBおよびCとDの境目(以下編集点と
呼ぶ)を見つけることが必要であるが、そのため
には以下のような作業が必要であつた。すなわち
テープレコーダを再生状態にし再生音を聞きなが
ら編集点とおぼしき位置で停止させる。ここでよ
り正確な編集点を探すためにはテープレコーダの
巻取りリールおよび供給リールを手動で互いに同
方向に正逆転させ、このときの再生音を聞いて判
断することにより決定する。すなわち、このよう
な微調整を行なつて望ましい編集点であると判断
した時に再生ヘツドのヘツドギヤツプ部に当接し
ているテープ位置を正確な編集点として、上記の
ような切断を行なつていた。また第1図のように
テープを斜めに切断するのは、編集後のテープを
再生したときに編集点で再生音が不連続とならな
いように考慮された結果である。このようにすれ
ば、A部の音は徐々に小さくなり(フエードアウ
ト)、D部の音が徐々に大きくなる(フエードイ
ン)効果があるためである。この接続部の処理を
クロスフエードと呼ぶ。
ては録音済みテープの有用な部分を手切りしてつ
なぎあわせ1本のテープとする手切り編集が行な
われていた。この様子を第1図に示す。第1図に
おいて1,2はそれぞれ録音済みテープの1部で
あり、1のA部は必要な部分、B部は不要な部
分、2のC部は不要な部分、D部は必要な部分で
ある。これらのテープをそれぞれ切断し、機械的
につなぎあわせることによりテープ3を得ること
ができる。この際に、テープ1,2の切断位置す
なわちAとBおよびCとDの境目(以下編集点と
呼ぶ)を見つけることが必要であるが、そのため
には以下のような作業が必要であつた。すなわち
テープレコーダを再生状態にし再生音を聞きなが
ら編集点とおぼしき位置で停止させる。ここでよ
り正確な編集点を探すためにはテープレコーダの
巻取りリールおよび供給リールを手動で互いに同
方向に正逆転させ、このときの再生音を聞いて判
断することにより決定する。すなわち、このよう
な微調整を行なつて望ましい編集点であると判断
した時に再生ヘツドのヘツドギヤツプ部に当接し
ているテープ位置を正確な編集点として、上記の
ような切断を行なつていた。また第1図のように
テープを斜めに切断するのは、編集後のテープを
再生したときに編集点で再生音が不連続とならな
いように考慮された結果である。このようにすれ
ば、A部の音は徐々に小さくなり(フエードアウ
ト)、D部の音が徐々に大きくなる(フエードイ
ン)効果があるためである。この接続部の処理を
クロスフエードと呼ぶ。
このような編集作業は音楽テープなどを作成す
る際には必要不可欠なものであるが、近年実用化
されつつあるデイジタル録音再生装置に適用する
際には困難な問題が生ずる。すなわち、デイジタ
ル録音再生装置においては記録信号はデイジタル
信号であるためアナログ信号のように斜め切りす
ることはその期間だけ意味のない情報が続くこと
であり、再生音に有害な影響を与えることは自明
である。一方、できるだけ失われる情報を少なく
するためにテープ進行方向に垂直に切断した場合
にも通常デイジタル録音再生装置においては数十
サンプルの情報ビツトに対して誤り訂正コードな
どを付して1PCMフレームとして記録するため、
1PCMフレームの情報の誤りは避けられない。従
つて、(イ)その部分にミユーテイングをかける、(ロ)
その部分を飛ばして前後の情報をつなぐ、などの
信号処理が必要であり、いずれにしても、編集点
での原情報の欠落は本質的な問題である。
る際には必要不可欠なものであるが、近年実用化
されつつあるデイジタル録音再生装置に適用する
際には困難な問題が生ずる。すなわち、デイジタ
ル録音再生装置においては記録信号はデイジタル
信号であるためアナログ信号のように斜め切りす
ることはその期間だけ意味のない情報が続くこと
であり、再生音に有害な影響を与えることは自明
である。一方、できるだけ失われる情報を少なく
するためにテープ進行方向に垂直に切断した場合
にも通常デイジタル録音再生装置においては数十
サンプルの情報ビツトに対して誤り訂正コードな
どを付して1PCMフレームとして記録するため、
1PCMフレームの情報の誤りは避けられない。従
つて、(イ)その部分にミユーテイングをかける、(ロ)
その部分を飛ばして前後の情報をつなぐ、などの
信号処理が必要であり、いずれにしても、編集点
での原情報の欠落は本質的な問題である。
従つて、デイジタル録音されたテープの編集に
ついては、録音済みテープを機械的に切断するこ
となく、電気的に編集を行なう電子編集を行なわ
ねばならない。電子編集は2台のデイジタル録音
再生装置と、それらを遠隔操作しうる電子編集機
によつて行なう。又、編集を行なうテープ上には
テープ上の絶対位置を検知できるようなアドレス
コード(例えばSMPTEタイムコード)を予め記
録しておく。その手順は、第1のデイジタル録音
再生装置(以下マスターデツキと呼ぶ)にデイジ
タル録音済みのテープ(以下マスターテープと呼
ぶ)を、第2のデイジタル録音再生装置(以下ス
レーブデツキと呼ぶ)に未記録テープ(以下スレ
ーブテープと呼ぶ)を、それぞれ装着し、電子編
集機の遠隔操作により、前記2台のデツキを走行
制御し、マスターデツキに装着されたマスターテ
ープの必要な部分のみを、スレーブデツキに装着
されたスレーブテープに順次録音し、1本の編集
されたテープを作成するというものである。
ついては、録音済みテープを機械的に切断するこ
となく、電気的に編集を行なう電子編集を行なわ
ねばならない。電子編集は2台のデイジタル録音
再生装置と、それらを遠隔操作しうる電子編集機
によつて行なう。又、編集を行なうテープ上には
テープ上の絶対位置を検知できるようなアドレス
コード(例えばSMPTEタイムコード)を予め記
録しておく。その手順は、第1のデイジタル録音
再生装置(以下マスターデツキと呼ぶ)にデイジ
タル録音済みのテープ(以下マスターテープと呼
ぶ)を、第2のデイジタル録音再生装置(以下ス
レーブデツキと呼ぶ)に未記録テープ(以下スレ
ーブテープと呼ぶ)を、それぞれ装着し、電子編
集機の遠隔操作により、前記2台のデツキを走行
制御し、マスターデツキに装着されたマスターテ
ープの必要な部分のみを、スレーブデツキに装着
されたスレーブテープに順次録音し、1本の編集
されたテープを作成するというものである。
第2図で説明すると、第2図aの1及び2はマ
スターデツキに装着されたマスターテープの異な
る部分(あるいは異なるテープ)であり、A部、
D部は必要な部分を、B部、C部は不要な部分を
示す。第2図bの3はスレーブデツキに装着され
たスレーブテープを示す。電子編集機の遠隔操作
により、まずマスターデツキに装着されたマスタ
ーテープの1の部分を再生し、A部とB部の境目
を過ぎB部に少し入つたところまで、スレーブデ
ツキに装着されたスレーブテープに録音する。こ
の様子を第2図cに示す。次に2の部分のマスタ
ーテープをマスターデツキにより、C部とD部の
境目よりL1だけ上手側から再生する。同時にス
レーブテープもスレーブデツキにより、A部とB
部の境目よりL2だけ上手側から再生する。ここ
でL1L2とするが、この値はマスターテープの
2の部分のC部とD部の境目にマスターデツキの
再生ヘツドが当接する時と同期して、スレーブテ
ープ3のA部とB部の境目がスレーブデツキの録
音ヘツドに当接するように、2台のデツキを同期
走行させるのに十分な長さでなくてはならない。
このようにして2台のデツキを同期走行させれ
ば、スレーブテープ3のA部とB部の境目から、
マスターテープの2の部分のD部を録音すること
ができる。この様子を第2図dに示す。この時、
A部とD部の境目において、デイジタル演算によ
りA部のフエードアウト、D部のフエードイン、
即ちクロスフエード処理を行なう。上記一連のデ
ツキ操作は全て電子編集機の遠隔操作によつて行
ない、A部とB部の境目、C部とD部の境目等の
テープ上の絶対位置については、マスターテー
プ、スレーブテープに記録されたアドレスコード
を電子編集機が読み取り記憶することにより制御
され、又A部とD部の境目での信号の欠落が起ら
ないように、信号のつながり、録音開始のタイミ
ングが制御されている。
スターデツキに装着されたマスターテープの異な
る部分(あるいは異なるテープ)であり、A部、
D部は必要な部分を、B部、C部は不要な部分を
示す。第2図bの3はスレーブデツキに装着され
たスレーブテープを示す。電子編集機の遠隔操作
により、まずマスターデツキに装着されたマスタ
ーテープの1の部分を再生し、A部とB部の境目
を過ぎB部に少し入つたところまで、スレーブデ
ツキに装着されたスレーブテープに録音する。こ
の様子を第2図cに示す。次に2の部分のマスタ
ーテープをマスターデツキにより、C部とD部の
境目よりL1だけ上手側から再生する。同時にス
レーブテープもスレーブデツキにより、A部とB
部の境目よりL2だけ上手側から再生する。ここ
でL1L2とするが、この値はマスターテープの
2の部分のC部とD部の境目にマスターデツキの
再生ヘツドが当接する時と同期して、スレーブテ
ープ3のA部とB部の境目がスレーブデツキの録
音ヘツドに当接するように、2台のデツキを同期
走行させるのに十分な長さでなくてはならない。
このようにして2台のデツキを同期走行させれ
ば、スレーブテープ3のA部とB部の境目から、
マスターテープの2の部分のD部を録音すること
ができる。この様子を第2図dに示す。この時、
A部とD部の境目において、デイジタル演算によ
りA部のフエードアウト、D部のフエードイン、
即ちクロスフエード処理を行なう。上記一連のデ
ツキ操作は全て電子編集機の遠隔操作によつて行
ない、A部とB部の境目、C部とD部の境目等の
テープ上の絶対位置については、マスターテー
プ、スレーブテープに記録されたアドレスコード
を電子編集機が読み取り記憶することにより制御
され、又A部とD部の境目での信号の欠落が起ら
ないように、信号のつながり、録音開始のタイミ
ングが制御されている。
本発明は、以上のような電子編集機のクロスフ
エード処理回路において、編集点での音像の定位
について有効な効果をもたらすようになされたも
のである。
エード処理回路において、編集点での音像の定位
について有効な効果をもたらすようになされたも
のである。
以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。第3図の11,22はそれぞれCH1,CH2
のクロスフエード処理回路、12,13はそれぞ
れマスター信号処理系、スレーブ信号処理系のデ
イジタル乗算器、14,15はそれぞれマスター
信号処理系、スレーブ信号処理系のROMであ
り、そのデイジタル出力が乗算器12,13の一
方の入力としてフエードレベルを決定する。16
はアドレスカウンタであり、ROM14,15の
アドレスを指定する。17はデイジタル加算器で
あり、2系統の乗算器12,13のデイジタル出
力からクロスフエード信号を作成する。18は切
換スイツチであり、端子19からのマスター信号
を出力するか、加算器17からのクロスフエード
信号を出力するかを選択する。26はCPUとそ
の周辺インターフエースであり、クロスフエード
処理回路11,22とその周辺回路を制御する制
御回路部である。27は制御入力28をCPU2
6に与える為の制御入力操作部である。31は制
御入力28に応じて分周比を可変しうる分周器で
あり、CPU26からの制御出力32に応じて分
周比が変わり、33を通してクロスフエード処理
回路11,22に分周後のクロツクを供給し、ク
ロスフエード時間を可変しうるように構成されて
いる。29,30はそれぞれクロスフエード処理
回路11,22のクロスフエード開始制御入力で
あり、アドレスカウンタ16をカウント可能にす
ると同時に、切換スイツチ18をクロスフエード
信号側に切換える。19,23はそれぞれCH
1,CH2のマスター信号入力、20,24はそ
れぞれCH1,CH2のスレーブ信号入力、34は
基準クロツク入力、21はCH1の出力、25は
CH2の出力である。
る。第3図の11,22はそれぞれCH1,CH2
のクロスフエード処理回路、12,13はそれぞ
れマスター信号処理系、スレーブ信号処理系のデ
イジタル乗算器、14,15はそれぞれマスター
信号処理系、スレーブ信号処理系のROMであ
り、そのデイジタル出力が乗算器12,13の一
方の入力としてフエードレベルを決定する。16
はアドレスカウンタであり、ROM14,15の
アドレスを指定する。17はデイジタル加算器で
あり、2系統の乗算器12,13のデイジタル出
力からクロスフエード信号を作成する。18は切
換スイツチであり、端子19からのマスター信号
を出力するか、加算器17からのクロスフエード
信号を出力するかを選択する。26はCPUとそ
の周辺インターフエースであり、クロスフエード
処理回路11,22とその周辺回路を制御する制
御回路部である。27は制御入力28をCPU2
6に与える為の制御入力操作部である。31は制
御入力28に応じて分周比を可変しうる分周器で
あり、CPU26からの制御出力32に応じて分
周比が変わり、33を通してクロスフエード処理
回路11,22に分周後のクロツクを供給し、ク
ロスフエード時間を可変しうるように構成されて
いる。29,30はそれぞれクロスフエード処理
回路11,22のクロスフエード開始制御入力で
あり、アドレスカウンタ16をカウント可能にす
ると同時に、切換スイツチ18をクロスフエード
信号側に切換える。19,23はそれぞれCH
1,CH2のマスター信号入力、20,24はそ
れぞれCH1,CH2のスレーブ信号入力、34は
基準クロツク入力、21はCH1の出力、25は
CH2の出力である。
次にその動作について説明する。まず第2図の
cに示すように、マスターテープの1のA部とB
部の一部の信号はスレーブテープ3に録音されて
おり、3のA部とB部の境目と2のC部とD部の
境目はアドレスコードとしてCPU26に記憶さ
れているとする。ここで、制御入力操作部27に
より、所望のクロスフエード時間Tと、CH1と
CH2間のクロスフエード開始時間差ΔT(CH1
に対するCH2のクロスフエード遅れ)がそれぞ
れCPU26へ入力される。電子編集機の遠隔操
作により、マスターデツキ、スレーブデツキが
PLAY走行し、第2図のL1とL2の期間で同期走行
状態に入り、マスターデツキの記録ヘツドのギヤ
ツプ部に3のA部とB部の境目が、マスターデツ
キの再生ヘツドのギヤツプ部に2のC部とD部の
境目が当接したことを、テープ上のアドレスコー
ドにより検知すると、CPU26よりクロスフエ
ード開始制御入力29を介してCH1のクロスフ
エード処理回路11にクロスフエード開始制御指
令が入力され、アドレスカウンタ16がカウント
を開始し、切換スイツチ18がクロスフエード信
号側に切換わると共に、スレーブデツキは録音状
態になる。ここでアドレスカウンタ16の入力ク
ロツクは、制御入力操作部27によつて指定され
たクロスフエード時間Tに応じたCPU26より
の制御出力32を介して制御された分周器31に
よる分周後のクロツクであり、クロスフエード時
間Tの値に応じてクロツク周波数が変化するよう
に構成されている。アドレスカウンタ16のカウ
ンタ出力はROM14,15のアドレスを随時指
定し、アドレス指定されたROM14,15の内
容はデイジタルで出力され、デイジタル乗算器1
2,13の一方の入力となる。ここでROM14
の出力はアナログ量としてアドレスに応じて0%
から100%へ変化するようなデイジタル出力であ
り、ROM15の出力はアナログ量としてアドレ
スに応じて100%から0%へ変化するようなデイ
ジタル出力であり、フエード効果をもたせてい
る。乗算器12,13によりマスター入力19と
スレーブ入力20はそれぞれROM14,15の
出力でフエードされ、2つの出力が加算器17に
より加算され、クロスフエード信号として出力2
1を介してスレーブデツキに供給され、録音され
る。一方、CH2についてはCH1のクロスフエー
ド開始からΔTだけ時間が経過したことをアドレ
スコードにより検知すると、CPU26よりクロ
スフエード開始制御入力30を介してCH2のク
ロスフエード処理回路22にクロスフエード開始
制御指令が入力され、CH1と同様の動作をして
クロスフエード信号を作成し、出力25を介して
スレーブデツキに供給され、録音される。
cに示すように、マスターテープの1のA部とB
部の一部の信号はスレーブテープ3に録音されて
おり、3のA部とB部の境目と2のC部とD部の
境目はアドレスコードとしてCPU26に記憶さ
れているとする。ここで、制御入力操作部27に
より、所望のクロスフエード時間Tと、CH1と
CH2間のクロスフエード開始時間差ΔT(CH1
に対するCH2のクロスフエード遅れ)がそれぞ
れCPU26へ入力される。電子編集機の遠隔操
作により、マスターデツキ、スレーブデツキが
PLAY走行し、第2図のL1とL2の期間で同期走行
状態に入り、マスターデツキの記録ヘツドのギヤ
ツプ部に3のA部とB部の境目が、マスターデツ
キの再生ヘツドのギヤツプ部に2のC部とD部の
境目が当接したことを、テープ上のアドレスコー
ドにより検知すると、CPU26よりクロスフエ
ード開始制御入力29を介してCH1のクロスフ
エード処理回路11にクロスフエード開始制御指
令が入力され、アドレスカウンタ16がカウント
を開始し、切換スイツチ18がクロスフエード信
号側に切換わると共に、スレーブデツキは録音状
態になる。ここでアドレスカウンタ16の入力ク
ロツクは、制御入力操作部27によつて指定され
たクロスフエード時間Tに応じたCPU26より
の制御出力32を介して制御された分周器31に
よる分周後のクロツクであり、クロスフエード時
間Tの値に応じてクロツク周波数が変化するよう
に構成されている。アドレスカウンタ16のカウ
ンタ出力はROM14,15のアドレスを随時指
定し、アドレス指定されたROM14,15の内
容はデイジタルで出力され、デイジタル乗算器1
2,13の一方の入力となる。ここでROM14
の出力はアナログ量としてアドレスに応じて0%
から100%へ変化するようなデイジタル出力であ
り、ROM15の出力はアナログ量としてアドレ
スに応じて100%から0%へ変化するようなデイ
ジタル出力であり、フエード効果をもたせてい
る。乗算器12,13によりマスター入力19と
スレーブ入力20はそれぞれROM14,15の
出力でフエードされ、2つの出力が加算器17に
より加算され、クロスフエード信号として出力2
1を介してスレーブデツキに供給され、録音され
る。一方、CH2についてはCH1のクロスフエー
ド開始からΔTだけ時間が経過したことをアドレ
スコードにより検知すると、CPU26よりクロ
スフエード開始制御入力30を介してCH2のク
ロスフエード処理回路22にクロスフエード開始
制御指令が入力され、CH1と同様の動作をして
クロスフエード信号を作成し、出力25を介して
スレーブデツキに供給され、録音される。
第4図aにCH1の、第4図b〜eにCH2のマ
スター信号、スレーブ信号間のクロスフエードの
様子を示す。第4図の4はCH1のスレーブ信
号、5はCH1のマスター信号、6はCH2のスレ
ーブ信号、7はCH2のマスター信号であり、T
はクロスフエード時間、ΔT1,ΔT2,ΔT3はク
ロスフエード開始時間差であり、それぞれ第3図
の制御入力操作部27によつて選択指定される。
ここでΔTがマイナスの場合、即ち、CH1のク
ロスフエード開始が、CH2のクロスフエード開
始よりも遅れる場合も、同じ様に制御される。
スター信号、スレーブ信号間のクロスフエードの
様子を示す。第4図の4はCH1のスレーブ信
号、5はCH1のマスター信号、6はCH2のスレ
ーブ信号、7はCH2のマスター信号であり、T
はクロスフエード時間、ΔT1,ΔT2,ΔT3はク
ロスフエード開始時間差であり、それぞれ第3図
の制御入力操作部27によつて選択指定される。
ここでΔTがマイナスの場合、即ち、CH1のク
ロスフエード開始が、CH2のクロスフエード開
始よりも遅れる場合も、同じ様に制御される。
以上説明したように、本発明によればCH1と
CH2のクロスフエード開始時間に時間差をもた
せることにより、編集点(第4図A部とD部の境
目)でのCH1,CH2の音像の定位について特殊
な効果をもたらすことができ、電子編集の編集効
果を上げることができる。なお2CHのデイジタル
録音テープについて説明したが、例えば4CHの場
合についても同様の方式で編集効果を上げること
ができる。
CH2のクロスフエード開始時間に時間差をもた
せることにより、編集点(第4図A部とD部の境
目)でのCH1,CH2の音像の定位について特殊
な効果をもたらすことができ、電子編集の編集効
果を上げることができる。なお2CHのデイジタル
録音テープについて説明したが、例えば4CHの場
合についても同様の方式で編集効果を上げること
ができる。
第1図はアナログ録音テープの手切り編集の説
明図、第2図はデイジタル録音テープの電子編集
の説明図、第3図は本発明の一実施例を示す構成
図、第4図は本発明の動作説明図である。 11,22……クロスフエード処理回路、1
2,13……乗算器、14,15……ROM、1
6……アドレスカウンタ、17……加算器、18
……切換スイツチ、26……制御回路部
(CPU)、27……制御入力操作部、31……可
変分周器。
明図、第2図はデイジタル録音テープの電子編集
の説明図、第3図は本発明の一実施例を示す構成
図、第4図は本発明の動作説明図である。 11,22……クロスフエード処理回路、1
2,13……乗算器、14,15……ROM、1
6……アドレスカウンタ、17……加算器、18
……切換スイツチ、26……制御回路部
(CPU)、27……制御入力操作部、31……可
変分周器。
Claims (1)
- 1 デイジタル録音された複数チヤンネルを有す
る複数のテープの対応するチヤンネル間で編集を
行なうデイジタル音声編集装置において、編集点
で編集点前後のデイジタル信号を時間的に徐々に
変化させ混合する各チヤンネル毎の信号処理回路
と該信号処理回路を制御する制御回路とを有し、
前記信号処理回路の処理開始制御指令の指令タイ
ミングを前記制御回路により各チヤンネル毎に任
意に設定可能に構成したことを特徴とするデイジ
タル音声編集装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2211680A JPS56119976A (en) | 1980-02-22 | 1980-02-22 | Digital voice editing device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2211680A JPS56119976A (en) | 1980-02-22 | 1980-02-22 | Digital voice editing device |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56119976A JPS56119976A (en) | 1981-09-19 |
JPS6217315B2 true JPS6217315B2 (ja) | 1987-04-16 |
Family
ID=12073908
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2211680A Granted JPS56119976A (en) | 1980-02-22 | 1980-02-22 | Digital voice editing device |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS56119976A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6433002A (en) * | 1987-07-29 | 1989-02-02 | Teijin Ltd | Oxygen enricher |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3233287A1 (de) * | 1982-09-08 | 1984-03-08 | Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart | Verfahren zum speichern digital codierter bildsynchroner tonsignale |
-
1980
- 1980-02-22 JP JP2211680A patent/JPS56119976A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6433002A (en) * | 1987-07-29 | 1989-02-02 | Teijin Ltd | Oxygen enricher |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56119976A (en) | 1981-09-19 |
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