JPH0520753Y2 - - Google Patents

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JPH0520753Y2
JPH0520753Y2 JP7896486U JP7896486U JPH0520753Y2 JP H0520753 Y2 JPH0520753 Y2 JP H0520753Y2 JP 7896486 U JP7896486 U JP 7896486U JP 7896486 U JP7896486 U JP 7896486U JP H0520753 Y2 JPH0520753 Y2 JP H0520753Y2
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car
passengers
elevator
down counter
passenger
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はエレベータのかご内乗客数検出する
乗客数検出装置に関し、特にかご内の乗客数検出
を安価にできるようにしたものである。
〔従来の技術〕
複数台のエレベータを利用して、乗客をできる
だけ早く目的階に輸送する一方式として、かご内
乗客数を検出し、乗客数の少ないエレベータかご
を乗場呼び等に優先的にサービスする制御が行わ
れている。
従来、このようなかご内の乗客数を検出する装
置には、例えば実公昭58−15425号公報で知られ
ている。
この種の乗客数検出装置は、かごの床下面とか
ご枠間に設けた防振ゴムのたわみ量から乗客の重
量を検出する差動変圧器と、かご床面上に敷設し
た乗客検出用のマツトスイツチとを組合せたもの
から構成され、これによりかご内の人数を正確に
検出できるようにしたものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のような従来の乗客数検出装置では、差動
変圧器及びマツトスイツチが必要であるため、装
置が大掛りとなり、コスト高になるほか、差動変
圧器は防振ゴムの撓みで動作されるため、防振ゴ
ムの弾性係数の経時変化が計量誤差につながる問
題があつた。
この考案は上記の問題点を解決するためになさ
れたもので、乗客数検出に経時変化の生じない、
かつ安価なエレベータの乗客数検出装置を提供す
ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案に係るエレベータの乗客数検出装置
は、かご床下にかごへの乗客の乗降に伴う荷重変
化による加速度変位から乗客の乗り降りを検出す
る加速度ピツクアツプを設け、この加速度ピツク
アツプから発生する出力信号を波形整形してアツ
プ/ダウンカウンタで計数すると共に、カウンタ
内容に基いて現在のかご内乗客数を更新するよう
にしたものである。
〔作 用〕
この考案においては、エレベータの戸開停止中
に乗客がかご内に乗り込んだ時及びかご内から降
りた時、かごに作用する加速度を加速度ピツクア
ツプが検出すると同時に、これからは互いに異な
る極性の信号が送出され、この各信号を波形整形
してアツプ/ダウンカウンタに加えることでかご
内の乗降客数差を計数し、これがエレベータ戸開
停止中に変化した乗客数となり、これにより戸が
閉まつた後に現在のかご内の乗客数を更新してか
ご内の乗客数情報とする。従つて、乗客数検出に
経時変化が生じることがなく、安価な装置による
乗客数の検出を可能にする。
〔実施例〕
以下、この考案の実施例を第1図乃至第4図に
ついて説明する。
第1図はこの考案に係る乗客数検出装置を備え
たエレベータかごの概略図を示すもので、1はか
ご、2はかご1を吊下するロープ、3は乗場、4
はかご1の床下に設けた加速度ピツクアツプで、
乗客がかご1内に乗り込んだ時及びかご1内から
降りた時、かご1への荷重変化で生じる加速度変
位を検出して電気信号に変換するものであり、こ
の加速度ピツクアツプ4から送出される信号は、
乗客がかご1内に乗り込んだ時正方向に、また、
かご1内から降りた時逆方向に互いに逆極性のも
のとなる。
第2図は上記加速度ピツクアツプ4の出力信号
を処理する回路及びエレベータ運転制御部のブロ
ツク図を示す、同図において、6,7は加速度ピ
ツクアツプ4からの正、負の出力信号5をそれぞ
れパルスに波形整形するコンパレータでこれらコ
ンパレータ6,7の他方の入力端には正、負のピ
ツクアツプ出力信号5が所定レベル以上になつた
ときのみ出力にパルスを送出するための基準電源
8,9が接続されている。また、10,11は上
記コンパレータ6,7の負側出力をカツトするダ
イオード12はアツプ/ダウンカウンタであり、
このアツプ/ダウンカウンタ12のアツプ入力端
Uには上記コンパレータ6の出力信号が入力さ
れ、そしてダウン入力端Dには上記コンパレータ
7の出力信号が入力されるようになつている。
また、13は上記アツプ/ダウンカウンタ12
の計数内容を取込んでエレベータを乗場呼び等に
サービス制御するためのCPU(中央処理装置)
で、このCPU13をアツプ/ダウンカウンタ1
2とはバス14を介して接続され、さらにCPU
13には、これでの演算結果及びエレベータ運転
制御のためのプログラムを格納するRAM15が
バス14を介して接続されている。16はCPU
13からアツプ/ダウンカウンタ12にリセツト
信号を送出するためのラインである。
次に、上記のように構成された本実施例の動作
を第3図に示す波形図及び第4図のフローチヤー
トに従つて説明する。
まず、第3図において、aは加速度ピツクアツ
プ4の出力信号5の波形を示す。ここで、戸開停
止しているかご1内に乗客が乗り込んだ時の加速
度ピツクアツプ4の出力信号S1を正方向にピー
クがある波形のものとすると、乗客がかご1から
降りた時は負方向にピークがある波形の信号S2
となる。
従つて、加速度ピツクアツプ4から出力される
第3図aに示す如き波形の信号5がコンパレータ
6,7に加えられると、コンパレータ6の出力端
には、第3図aに示すように出力ピーク値が正方
向に基準電源8の基準電圧+Vs以上になつた時
のみ第3図bに示す如きパルスが送出され、この
パルスがアツプ/ダウンカウンタ12のアツプ入
力端Uに入力されることにより、アツプ/ダウン
カウンタ12はアツプカウントする。また、加速
度ピツクアツプ4の出力信号が負方向に変化し、
そのピーク値が基準電源9の基準電圧−Vs以上
になると、コンパレータ7の出力端に第3図cに
示す如きパルスが送出され、このパルスがアツ
プ/ダウンカウンタ12のダウン入力端Dに加え
られることにより、アツプ/ダウンカウンタ12
はダウンカウント動作する。その結果、第3図a
に相当する波形の信号5が加速度ピツクアツプ4
から送出された場合は、アツプ/ダウンカウンタ
12のカウント状態は、第3図dに示す如く0→
1→0→1→2と変化し、最終時にはかご1内に
2名の乗客が乗り込んだことを示す。
次に、第4図について説明する。
CPU13の動作開始により、第4図のプログ
ラムがスタートすると、まずステツプ30におい
て、エレベータが停止中か否かを判定する。ここ
で「NO」のときはステツプ41に移行してエレベ
ータ運行シーケンスを実行する。また、「YES」
と判定された場合は、ステツプ31に進み、戸開を
開始したか否かを判定する。戸開を開始したなら
ば、ステツプ42に移行してアツプ/ダウンカウン
タ12のリセツトを解除する。その後、アツプ/
ダウンカウンタ12は乗客の乗り降りを第3図の
例に示す如き方式でカウントする。
かご1への乗り降りが終了し、戸閉が終了する
と、この状態をステツプ32で判定し、「YES」で
あればステツプ33に移行して、アツプ/ダウンカ
ウンタ12の計数内容ΔNを読み込む。その後ス
テツプ34に進み、N←N+ΔNの演算を行つて、
現在のかご内乗客人数Nの値を更新する(Nは
RAM15に記憶される。)そして次のステツプ
35がアツプ/ダウンカウンタ12をリセツトす
る。
ステツプ36〜40は更新されたかご内乗客人数N
の補正処理を行うもので、ステツプ36では、Nの
値が0以下であるか否かを判定する。即ちN<0
の時はエラーであるから、ステツプ39に進んでN
を0にセツトする。また、N<0でない、即ちN
>0のときはステツプ37に進み、かご呼びがない
走行か否かを判定する。ここで、N>0のときで
もかご呼びがない走行の時は、明らかにかご内に
乗客がいないので、ステツプ39に移行してNを0
にセツトする。
ステツプ37での判定が「NO」の場合はステツ
プ38に進み、更新された人数Nがエレベータの定
員数より大きいか否かを判定する。この時N>定
員の場合はエラーであるから、ステツプ40に移行
してNを定員にセツトする。そしてステツプ41で
示すエレベータ運行シーケンスを実行する。
な、加速度ピツクアツプ4の出力は、乗客の乗
り降り以外に、かご内にいる乗客が大きく移動し
た時にも出るが、この時、必ず正側の出力と負側
の出力が対で発生するため、これらはアツプ/ダ
ウンカウンタ12の係数段階でキヤンセルされる
ことになり、従つて乗降人数のカウント誤差とな
ることがない。
上記実施例では、かご内の荷重変化を検出する
手段として、加速度ピツクアツプを用いた場合に
ついて説明したが、かご床に敷いた導電マツトの
抵抗値の変化を出力するもの等を用いることも可
能である。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案によれば、かご内への
乗客の乗り降りを検出する加速度ピツクアツプ及
びその出力信号を波形整形するコンパレータと、
このコンパレータからの出力信号を計数するアツ
プ/ダウンカウンタとによりかご内の乗客数を検
出するようにしたものであるため、乗客数検出に
経時変化が生じることがなく、常に正確な乗客数
検出が可能になると共に、大幅なコスト低減がで
きると云う効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案にかかる乗客数検出装置を備
えたエレベータかごの概略断面図、第2図はこの
考案における加速度ピツクアツプの信号処理回路
部の一例を示すブロツク図、第3図a〜dは第2
図の回路における各部の波形図、第4図はこの考
案における乗客数検出の処理手順を示すフローチ
ヤートである。 1……かご、4……加速度ピツクアツプ、6,
7……コンパレータ、12……アツプ/ダウンカ
ウンタ、13……CPU、15……RAM。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エレベータかご内の乗客数を用いて制御するエ
    レベータにおいて、上記かごの床下に取付けた加
    速度ピツクアツプ、かごへの乗客の乗り降り時に
    上記加速度ピツクアツプから発生する正、負の出
    力信号をそれぞれパルスに波形整形する一対のコ
    ンパレータ、この各コンパレータの出力パルスを
    計数することにより乗降客数差をカウントするア
    ツプ/ダウンカウンタ、このアツプ/ダウンカウ
    ンタの内容に基いて現在のかご内乗客数を更新す
    る手段を備えてなるエレベータの乗客数検出装
    置。
JP7896486U 1986-05-26 1986-05-26 Expired - Lifetime JPH0520753Y2 (ja)

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JP7896486U JPH0520753Y2 (ja) 1986-05-26 1986-05-26

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JP7896486U JPH0520753Y2 (ja) 1986-05-26 1986-05-26

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JPS62189363U JPS62189363U (ja) 1987-12-02
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JP7104657B2 (ja) * 2019-04-26 2022-07-21 株式会社日立ビルシステム かご状態検出方法、および、かご状態検出装置
JP7275367B1 (ja) * 2022-08-29 2023-05-17 三菱電機ビルソリューションズ株式会社 エレベータ制御システム

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